「曲間」にも思い出があると

2月25日(木)
およそ40年前に収録された、小学生の合唱と器楽演奏の発表会音源をデジタル化する仕事を頂きました。先ごろ南東北で発生した地震の後に、家の中の片付けをしていたらカセットテープを発見した!とのこと。近々クラス会があるので依頼者が同級生に配りたいとお考えになったのですね。
さて演奏は2曲で、市大会への学校代表だけあって合唱も器楽演奏も素晴らしいのです。作業をしながら思わず聴き入ってしまいました…曲間に2分ほどのインターバルがあり、何やらガタガタと椅子を動かしていそうな音が録音されていました。一旦はこの部分をカットしてデータをお渡ししたのですが、お聞きすると実は「○○くんが大太鼓を倒しちゃって大騒ぎになったところ」で、来るクラス会の大事なネタだったのでした。もちろん音源は3曲として再作成致しました!
曲間と言えば、昔からレコードに慣れ親しんできた為にA面最終曲とB面1曲目の間にはインターバルがないと落ち着かないと言う方がおられます。私もレコードを録音する際は両面とも内周ギリギリ、針がループする直前でカットすることにしております。盤をひっくり返す位の時間は残しておきたいのですね、何となく。

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