6月30日

P.F.M.「甦る世界」、Pink Floyd 「炎」&「狂気」(これはテープで表裏一体)を聴く。

起床すると大雨になっていた。月末には厭な天候である。案の定道路は月末的に混雑しており、今日一日で6月の1/4の売上げを計上せねばならない私としては久々にハードな一日となり、いやもうくたくたである。珍しく個人目標は先週の内にクリアーしていてまあまあの結果ではあったが、営業担当者全体で見るとちょっと芳しくない数字なので手放しには喜べないのである。なーんだ元気ないなーみんなどーしたの。・・・一年に一回位はこんな事をほざいてみたかっただけであります。

6月29日

Quatermass 及びCamel 「Nude」の一日。”Captured”のみ2回聴く。

PINKさんのブツを確認しに、「レコード・ギャラリー」に行く。問題のフロイド・アナログBOXは無事にあったので一安心。店長らしき人と久しぶりにお話をすると、「いやー、プログレ方面って深い人はとことん詳しいんデスヨネー。どうも辺境地に詳しいヒトもいて・・・。」なんて何の事はない二人してオレンジパワーさんの話を同時にしていたのであった。わははは世間は狭い。しかしながら此処は何時来ても雑然としていて、まさに異次元の空間である。店外に出たときには現実に戻るのにいつも数分間を必要とするのだ。

6月28日

一日 Quatermassを聴く。ええでええでええで。

ヒンズー・スクワットは相変わらず連続60回位が限界である。目標までは遙か遠いが地道に頑張るのみ。私が何故このような上下運動に勤しんでいるかというと、それは勿論中古屋巡りの為である。短い昼休み時間に出来る限りの成果を挙げるためには、やはり足腰がモノを云うのだが、最近は仕事柄車の移動が多いためか、ちょっと立ちっぱなしでいただけで腰が痛むようになってしまった。それでもこの運動多少は効果が有るようなので、まあやってみるものではある。てな訳で私、土曜日の仙台レコード祭りへ向けて更に運動能力向上に努力致す所存である。

6月27日

本日は一日雨振りのためずっと家で過ごす。よってプログレはお休み。

昨晩、The Whoの曲を聴いていて思い出した。文化とは一体何であろうか?例えばプロレスはスポーツとは認められてはいないし、たかだかスポーツ新聞でも依然として芸能扱いである。でもまあそれは良かろう。一方今やロックは市民権を得て久しいが、私にはちょっとした苦い想い出があるのだ。
中学三年生の頃、楽器に目覚めた悪友達でバンドらしきものを結成して、文化祭に体育館ででコンサートをやろう、ということになった。当時その中学校では、こういった催しでのエレキギターの使用は禁止されていた。その理由は明らかにされてはいなかったが。私はこの折文化祭執行委員会の委員と云ういわば体制側の人間だったのに、突如翻って反抗する生徒役を勤めることになり、全校集会で委員長へ楯突いて開催を迫るという訳解らん展開を演じてしまったのだが、その翌日職員室に呼ばれ、粘着質の音楽教師に延々と説教された。この教師にしてみれば私は学校側の裏切り者だったが為当然の成り行きだったのであるが、私はこの時その教師のカウンターカルチャーに対する怨念めいたものを強く感じたのである。私は泣いた。そりゃー教師の理屈が振るっていたからである。曰く「エレキ・ギターはプレスリーが出てきてその高い声域に合わせて無理矢理造られたショウモナイ楽器なのだ」。俺はこんな事実無根のいい加減な話をするオヤジに音楽を習っているのか、と思うと余りにも情けなかったのだ。
結局文化祭でのコンサートは圧力に負けた形で諦めたざるを得なかった。数日後、我々は定期試験前にフラフラ遊んでいた所を学年主任にこっぴどく注意された事を腹いせに、遅くまで掛かって下駄箱に並んでいた全校生徒の上履きの紐をぜーんぶしっかり結んで繋げたのであった。翌朝、当然の如く開校以来最大のパニックと遅刻者を産み、結果我々は総てのクラスを回ってお詫びすることとなった。不思議なことに被害者はみんなみんな喜んでいた(ように見えた)。
ところで、文化祭で発表し損なったバンドの曲は、クラスのお別れ会で披露させて貰うことが出来た・・・そして出来は散々だった。何を演ったかは勿論恥ずかしくて言えぬ。

午後、次女とうたた寝をして目覚めたら喉が痛くなっていた。今日は早々に寝よう。

6月26日

昨晩はP.F.M. 「Live in USA」を聴きながら就寝。久しぶりにワインなど飲んだのでなー。今日は「Quatermass」をテープに録りながら2回堪能。「EL&Pより凄い!」とまで言い切ってしまう人もいるというこのグループ、ブルース色がやや強いハード・ロックである。「EL&Pより~」は兎も角、なかなかのスケール感で聴かせます。

配偶者が接骨院に治療に行っている間、子供3人を連れて近くの公園へ行く。この炎天下、ドングリを探すと言い張る長男長女の季節感の無さは私からの遺伝であろうからこれは止むを得まい。次女もやはり外にいる時の方が機嫌が良いようだ。ただ、どうもかなりの暑がりの様なので、これから暑くなってくると大変そうだなぁ。なにしろ、当家にはクーラーが無いのである。

6月25日

Mcdonald and Giles、Trapeze 「Trapeze」などを聴く。

”レコードまつり”には明日明後日の休日に行ける筈は無いので、チャンスは本日のみ。昼食にはパンを買い11時55分に午前中最後の得意先を訪問するとそのパン2個を貪り喰いながら車で会場へと向かった。ところが、本日は初日のため4時スタートだったのである。再び行ける訳無いではないか。しかし盛り上がるに任せたこの気持ちを宙ぶらりんにさせてはどう考えても身体に悪いので、最近ご無沙汰している近所のCD屋へと標的を変更。ここは不要CDを買って貰ったりしてお世話になったところで、プログレものは結構充実しているのだが、如何せんやや高い。でも今日は久々にレコードをしばし探索すると、あったあった「Quatermass」1,800円。CD化されているのは知ってはいたものの、これだけ探して発見できないのでは仕方無い。レコードなんて買ったのは16年振りである。これが引き金にならねば良いが・・・。加えてTrapeze 「Trapeze」とCamel の「Nude」各1,300円のCDも購入。「Nude」は昨年(!)南出さんいお勧め頂いたブツである。すみません今頃買いました。早速前田のテーマ曲から聴く。ええどええど。トラピーズはグレン・ヒューズのヴォーカルが既に完成されているのにびっくりだよーん。このあと「紫の炎」に行っちゃうとは人生解らんものである。

6月24日

Spring 「Spring」及びStrawbs 「Halcyon Days」Disc2を聴く。

100円の怒り収まらず、夜半ヒンズースクワットを始めたが此処に書けないくらいの回数にて挫折。よってこの夏の目標は腕立て伏せ連続60回・スクワット200回と決定する。本日は筋肉痛のためまともに歩けず一抹の不安も残るが・・・。そう言えばかつて会社にスクワットの大好きな私の部下がいた。彼は脳味噌も筋肉で出来ていたので一日のノルマを1,000回にするまで真面目に鍛錬を重ね、腰の軟骨を痛めてヘルニアになってしまった。しばらく会っていないが、もう回復したであろうか。
P.F.M.について、その道のプロフェッショナル・オレンジパワーさんよりご教示、「それはやや高!」との事で、冷静になる。やっぱりレコードは難しいものだ。勉強が必要である。しかし明日は”レコードまつり”なる市内某所でのお祭りに繰り出す予定である。出来る限りレコードには近づかないよーにしよう。とは云っても24時間後に私がどのような状態にあるかは保証のかぎりでは無い。

6月23日

P.F.M. 「幻の映像」「甦る世界」、YES 「The Revealing Sciensce of God…Dance of The Dawn (髪の毛維持;スタジオ版)」を聴く。

昨日はあっさりと身を引いたもののやはりこの辺は北国の慣わし、実はP.F.M.に葛藤していた。Abeさんを始め、イタリア盤の方が出来が良いという意見が多いようだがなぁ。しかも私のレコード・プレーヤーは今年で遂に成人したトリオ製(ケンウッド以前)。今更レコード買っても、果たして何時まで聴けたものか保証の限りではないのであるが・・・うーむむむ。
まるで関係のない話だが、私は割合自分に正直でありたいと考える人間である。しかしながら人通りの多い道端で、自販機の下に潜り込んでしまったお釣りの100円玉を即座に這いつくばって拾う・・・までの勇気は残念ながら持ち合わせていなかった。傘でもあれば非常に無理なく紳士的に取り戻せたものを。果たして一抹の悔しさを置いて本日は逃げ去るのみであった。あああ本当に悔しい。

6月22日

The Who 「Who’s Next」、 PFM 「甦る世界」及びJeff Beck 「Truth & Beck-Ola」を聴く。

中古CD屋の割引券が郵送されて来たので覗きに行ったが、めぼしいものは発見出来ず。GreensladeやQuatermassはやはりCDは無理かと思い、珍しくレコード棚を漁るとPFMの「甦る世界」マンティコア盤1,800円がありちょっと迷う。実は私は伊盤しか聴いたことが無いのであった。以前BBSで話題になった変形切り抜きジャケがそそるそそる。でも今日はゆっくり考えることにしておとなしく帰って来た。私も大人になったものだ。
店から外へ出ると昼時なので、若者達がうじゃうじゃ通りをうろついている。最近頓に思うのだが、なんであの連中は歩きながら食事出来るのだろう。上目遣いにパンをむしゃむしゃやっているなんて云うのはザラで、甚だしい奴では片手におにぎり、もう一方の手に缶コーヒーを交互に口に入れているのがいる。そしてちゃんと歩いている。日本人は益々器用になったらしく素晴らしいことだ。あれ見ると、ゆっくり食事も出来ん程そんなに忙しいのかお前らと罵倒したくなり、自分を抑えるのに苦労する。勿論言わんけど。少なくとも我々は食事は座って戴くモノだと教えられて来たし、今でもそう思っているのだから違和感有りまくりである。あれが新しい価値観やら行動様式だとは信じたくは無いのだ。やっぱり俺の頭はどんどん堅くなってきているのであろうか。

6月21日

King Crimson 「詐欺師箱」のDisc1&「USA」を聴く。

昨晩はTVの「知ってるつもり?」の大藪春彦特集を観てしまったのでついつい「野獣死すべし」などをしみじみ読み返したりしている内に夜は更けぬ。番組から改めてあの作品が自伝的要素が如何に強力に注入されていたのかを思い知った。加えて「野獣は死なず」での伊達邦彦の心情の劇的な変わり様には私も驚いたものだったが、大藪氏の人生観の転換が影響していたと思えば確かに合点が行く。TVは解りやすくて良い事もあるね。そう言えば先月読んでいた佐藤まさあき氏の「劇画の星をめざして」中にも大藪氏との交遊が描かれていたが、お互いにしか分かち合えないと思われる共感の度合いが印象的であった。
ENDOさんにお願いしていた「ブリティッシュ・ロック集成」の再製本が届いた。有り難いことである。この本読んでると、プログレを極めるにはここまで聴かなきゃならんのか!としばし気が遠くなったりもするが、やっぱり何度も開いてしまうのである。

6月20日

本日は父の日につきプログレはお休み。

どうにか長男は回復し、以前から楽しみにしていたの父の日参観へと向かう。二人で工作やお歌、お遊戯をさせて頂く。父親たちはみんなにこにこしていて、子供と瓜二の顔がたくさん並んでいる様は壮観だ。年齢も様々だが、3年後に次女の参観に来る頃には自分の頭髪もあの人位の状態になってしまっているのかなぁ、などと寂しいことを考える。午後からは配偶者の父親に胡蝶蘭を届けに行き、帰りに長女がお小遣いで靴下を4足買ってくれた。子供とは有り難いモノである。

6月19日

昨夜の子守歌はMike Oldfieldの「Ommadawn」。本日は休日のためプログレは無し。

昨晩のNHK-BSの番組は配偶者とのチャンネル争いに敗れ部分的チェックで我慢。ついでに「KISSの全盛期は何時か」、という論争にも敗れる。WHOを録画出来たのは嬉しい。
夜中から夜明けにかけて長男が嘔吐し続けるが、これは幼稚園で流行っていた「嘔吐下痢症」に因るものであった。本日は休園しAM中点滴治療、明日は父の日参観というのに果たして大丈夫であろうか。長女もこの騒ぎに煽りを受けて寝不足となり頭痛を訴え、配偶者は兼ねてよりの腰痛が酷くなったので午後より接骨院へ行く。どうも椎間板ヘルニアらしい・・・うーむ。まずは自然治癒を目標にしばらくは通院が必要との事である。

珍しくこの中にあって元気な私は、事もあろうに留守番しながら次女と二人でEL&Pのビデオを呑気に眺めて過ごしたのであった。

6月18日

Sly&The Family Stone 「There’s a Riot Going On」、Rick Wakeman 「The Myths Legends of King Arthur and The Knights of The Round Table」を聴く。

スライはひたすら内省的で重くて沈鬱だ。初めてこのアルバムでファンクを聴いた人は、確実にこのイメージを抱き続けるだろうが、どうも惹かれる一枚にはなりそうである。ただ、難を言えば音質が全体にひしゃげた感じであまり良くは無い。そもそもこんな音だったのだろうか?このCDを重く聴きながら車を運転していると、偶然にも中古屋に通りかかったので入ってみると700円均一セール中である。探索の結果ウェイクマンの「アーサー王」を発見したので購入(今週はこれで本当におしまい)。ヴォーカル入ってるなんて記憶は全く無かったが、やはり「地底探検」よりは出来が良いのではないか。

仙台文学館に初めて行く。昨年に続き、某金融機関のカレンダー・コンペ出品作の資料確認の為である。残念ながら著作権などの問題はかなりややこしい様だ。何か別の手を講じなければならないかもしれぬ。ともあれ、館内は非常に良い雰囲気で感心した。今日は一応仕事中の為ゆっくり観れなかったので、また来よう。
文学と言えば、得意先から貰って来た雑誌を何気なく眺めていたら、見覚えのある名前の男がコラム記事を書いている。何と高校時代のクラスメートであった。数年前に同窓会で会った時には放送作家になったと聞いていたが、プロフィールを見ると「日本詩壇の若手旗手」とある。その筋では有名な賞も受賞している模様である。コージ吉川にどことなく似ていてハンサムな奴であった。ふざけて首を絞められたことなどを懐かしく思い出す。勿論今はほとんど会うことも無いし、当時もそれほど仲のいい友人とは言えなかったが、こうやって活躍しているのを見てしまうと、何となく嬉しいような羨ましいような不思議な気分が湧いてくるオヤジ心であった。

6月17日

Peter Gabriel 「Peter Gabriel」、Genesis 「Trespass」を聴く。

①特有の湿気によりジャケットに繁殖したカビの匂いがさながらフェロモンの如く街頭に漂い始める→②判断能力を狂わすこの香りによって古本屋或いは中古CD屋へと吸い寄せられる→③悪いことに兼ねてより探し倦ねていたブツを発見→④この好機を逃すはずもなく当然入手(この期では自我の一時的消失も見られる)→⑤悪天候をコレ幸いにウハウハと猿のように聴きまくる→⑥屋外のレジャーが不可能なのをコレまた良いことにファミリー・ツリーなどの研究に勤しむ内に新たな人脈を発見し更に興味を募らせ→⑦気づいた時には再び中古屋へと向かう→①特有の湿気により・・・ご存じの様にこれがあの有名な【プログレオヤジ梅雨季永久運動の法則】である。この時期陥りやすいサイクルを持った現象で、特に⑥期に入ってしまうと脱出が非常に困難と言われるので諸氏には改めて注意を喚起したいところ。昨年の私は配偶者の悪阻による主婦代行とこのHP準備に多忙だった為、幸運にもこの蟻地獄を回避出来た。しかし今年は各種のHPに影響されてか中古屋への出没頻度も多いので、気をつけるに越したことは無い・・・と書いては居るが、実は本日早くも片足を踏み込んじまった。古本屋と出て手にしていたブツは何故かJohn Coltrane/Frank Wess「Wheelin’&Dealin’」とSly&The Family Stone 「There’s a Riot Going On」いずれも480円の特価シールが貼ってある。何だこれ?

6月16日

Yes 「Keys to Ascension」Disc1、King Crimson 「Epitaph Volume 3」及び「Giltrapさんのテープ(カンタベリー編)」、GONG、National Health等。

複数物件の校正やら入稿やらが同時進行し処理後手後手になりがちな今日この頃、加えて終わった筈の仕事のミスが発覚して収拾に大わらわとなり、女王様にそこに這いつくばってヒールの底をお舐めって言われりゃちゃんと言うこと訊くぞっもうどーにでもしてと申しますか自暴自棄な気分の一日ではあった。CD購入は自粛中だし、このところ平日は子供を風呂に入れることも無いし、どうにも寂しいものである。

6月15日

昨晩の子守歌ははPink Floyd 「The Embryo」(BBCコンピ)。本日は「Yessongs」と「海洋地形学の物語・儀式」、King Crimson 「Epitaph Volume 3」の途中までを聴く。

この一週間でいよいよ仙台も暑くなってきた。暑いと言えばビールだが、しばらくは平日は我慢して(各種行事があらばこの限りでは無い)飲むのは土曜日のみと決めたので、今年の夏はただ忍耐なのである。こうやっている今も、横で配偶者が私の大好きなエビスビールをへらへらしながら飲んでいるのだが、私と致しましてはただただ耐えるのみ。
暑さだけでもまだ耐性が間に合わずひいひい言ってるのに、本日は電話がやたらと多くて往生した。社内ではおちおち手洗いにも行けないし何より営業車中でも携帯が鳴りっぱなしで「Siberian Khatru」の最中だけでも5回中断した。プログレ位ちゃんと聴かせろ。これも溜まったストレスを昇華させるという意味では私の仕事の一部なのだ。そっとして置いてくれないと暴れるぞ其の内。
得意先で鈴木その子のスクリーンセーバーのデータを貰ってきた。その場で見た時は面白かったのだが実際帰宅して対峙するとやはり不気味過ぎた。子供がトイレに行けなくなると困るので封印せざるを得ないようである。

6月14日

Peter Gabriel 「Peter Gabriel」、Genesis 「Trespass」を聴く。

右足を骨折したのでこれで会社を休む大義名分が出来たと喜んでいたら直ぐ内勤に回されて余計仕事がきつくなったというトホホな悪夢から月曜日の朝が始まった。
今日は営業車が車検に入っており、代車のためCDは不可。よって昨日の朝久しぶりに聴こうとレコードから録音したテープを聴く。このレコードは2枚とも何と高校時代に友人から借りたままになっているという代物。私は借りたものも返さぬ酷い奴なのである。最もこの友人には交換に「怪奇骨董音楽箱」ともう一枚のレコード(タイトルは失念)を貸したままなのでおあいこである。今日の代車にはピッチが狂っている上にPlayボタンを押すと音がフェイド・インするという摩訶不思議なデッキが装着されていた。まるでメロトロンみたいで、我々プログレオヤジにはお誂え向きであった。

6月13日

King Crimson 「Epitaph Volume 3」。長男の学習雑誌の付録と悪戦苦闘しながら聴く21馬鹿はまた格別である。それにしても、これら付録の型抜は相変わらず難易度大である。

CDの置き場所にいよいよ窮してきたので、どうでも良い本を処分して書架に取り敢えず収納することにする。お陰でPink Floyd の「Shine On」などのCD達も箱の中から救い出すことが出来た。CDは聴くことが出来てナンボだ。BOXもののCDは仕舞ったままかつ飾ったままという今までの状況はやはり異常だったのだ。清々しい気分である。漸く心おきなく「狂気」が聴けるのだ。

6月12日

昨晩はカポーティーの”ミリアム”を読みつつPink Floyd 「Brain Damage」(’74/11/16;LondonのLive)を聴きながら過ごす。

昨日は10時に帰宅、子供達が3人とも発熱や腹痛などで調子が悪く皆が眠れたのは1時を回っていた。次女の動く姿を見るのも久しぶりである。従って今日の外出は病院・ミスター・ドーナッツとレンタルビデオ屋程度に留める。とは言うもののオヤジはビデオ屋で長男ががポケモンの何巻借りるかを検討中にフラフラと中古CDコーナーへと吸い寄せられ、King Crimson 「Epitaph Volume 3&4」1,280円(実はまだ買ってなかった。すまん)とGenesis 「Invisible Touch」480円の2点をまんまとせしめる。このビデオ屋はPFMもまだあるし、今日は確認しなかったがフラワー・トラベリング・バンドのレンタルCDもあったりと、プログレ的にはやはり侮れぬ。チェックを怠らない様に気をつけよう。

6月11日

Strawbs 「Halcyon Days」Disc2、Yes 「海洋地形学の物語」など。

忙しくてCD屋に行けんかった・・・良いのか悪いのか。また来週チャンスを狙おう。
得意先から紹介頂いた某◎☆総合研究所の総帥の講演会に当社社長が赴き、帰社後ウダウダ仕事をやっていた私にその様子を教えてくれたが、なかなか面白かったようである。この日本でも有名なエライ人は兎も角私自身はこの研究所の仕事にはあまり良い印象を持っていない。それは何故かと云うと、以前私が仲良くしていたある物販系の顧客が弾みでこの研究所とコンサルティング契約したお陰で随分と振り回された経験があるからだ。営業マンは大阪からやってきた私と同年代の男だったが、ろくに当地のマーケティング・リサーチもせずにこの顧客を説得して、関西コンセプトをそのまま応用した結構どぎつい折込チラシを作らせたのである。それまでは私がビジュアル面ではイニシャチヴを取っていた訳であるが、突然蚊帳の外に置かれてしかも価格まで値切られた挙げ句、どう見ても東北の風土では反感を買いそうなチラシを渋々印刷する羽目になった。結果は案の定大失敗である。しかも2回も。ここから軌道修正するのは結構大変だった筈だ。あの男、今もあんな商売やってるのだろうか。

6月10日

Strawbs 「Halcyon Days」Disc1、King Crimson 「Fractures」*、Jeff Beck 「Beckology」のYardbirds編をつまみ食い。仕事が忙しくなるとどうも「Fracture」を聴きたくなるのだ。

今週は節約の一週間と決めていたが、週も後半になるとCD屋さんが無性に恋しくなるものである。ただ行けば何かを手にして出て来ることは判りすぎるほど判っているので出来るだけ近づかないように気をつけてていた。勤務上多忙なのも幸いしてはいたが、そろそろイカンかもしれない。「CD高価買取」等という看板を見ると汗がでる。アルコールは我慢出来てもこちらはやはり無理なのか。
*注10)以前作成していた「Fracture」の8version入り偏執テープ。

6月9日

Yes 「Keys to Ascension」Disc1及び「Yessongs」。「神の啓示」は大好きだ。「Keys to・・・」は16:47あたりからのリックのシンセ・ソロの音がちょっとショボイのが気にはなるが、まさかこの曲を正規盤のライヴで聴けるとは感無量である。

久しぶりにイラストレーターH氏の事務所へ行き、バーゲンの話を聞く。。先日某CDショップのワゴンセールで輸入盤100円均一を目にしたH氏は、適当に20枚を買い漁ってからその足で近所の中古CD屋へと赴き処分。2,800円のプラス収支で、再度件のCDショップへおもむろにUターンして本当にお目当てのブツを一枚購入したそうである。素晴らしい。
例によって外廻りから早めに帰社した割には最後まで会社に残っているのは私、という日々。どうして?誰か教えて。
帰宅すると、肝機能再検査の結果通知が届いていた。着替えてトイレに行っておどおどする心を落ち着かせてから封を開く。いきなり「102」という数値が目に飛び込んで来てぎょっとするが、これはALPであった。問題のγ-GTPは”47”まで下降していた。やはり摂生してみるものである。してみるとあの「そんなに簡単には下がりません」との近所の医者の言葉はいわゆる単なる脅しだったのだろうか?それにしても「異常なし」という記述がこれほど眩しいものとは思わなんだ。依然としてボーダーラインには近い数値であり、引き続き真面目な毎日を送る必要はありそうであるが、今はとにかく嬉しいよーっ(まだ高いけど)。脳裏を駆けめぐるは「キエフの大門(オフィシャル盤)」。

6月8日

Greenslade 「Greenslade」、King Crimson 「Larks’ Tongues In Aspic, PartⅡ」の12versionテープ、Yes 「Keys to Ascension」Disc1、及びJeff Beck 「Who Else!」を聴く。

昼飯に即席麺を食す事が有る。
此の数日は本月初旬に於ける散財の為或る程度は節約を余儀なくされて居り、従つて一方この仕業は昼飯代を供給される我が身を倹約に依り音盤との距離を縮めんとの悪魔のやうな魂胆に違ひない。とは云つても寝食を忘れて何事かを遂げると云ふことの出来ぬ身の程は弁へて居り勢ひ七十一屋の即席麺へと向かふ事と成る。本日の嗜好は焼麺であつたが、会計の後直ちに腹の底から後悔した。此の麺、さふ云えば湯を何処かへ捨てねばならぬのであつた。往来の激しい道端の側溝へと身を縮め熱湯を捨つる自らの姿に羞恥とあはれを覚える。矢張り御握りを買へば良かつたと思いひながら半生の未確認飛行物体を啜り、昨晩電子郵便にて届ひた芥川の「蜜柑」を眺める梅雨入りの車中。

6月7日

King Crimson 「Larks’ Tongues In Aspic, PartⅡ」の12versionテープ、Rennaisance 「Live in London」、Strawbs 「Halcyon Days」Disc2を聴く。

「Larks’ Tongues In Aspic, PartⅡ」のテープには意外な落とし穴があった。どうも飽きるのである。嬉々としてテープを作っていた私は狂っていたのか。尊師の云われる「繰り返しの喜び」は8曲目で苦痛となってしまった。未だ修行が足りない様である。箸休めにアニーさんの美声を求め、それきりクリムゾンに戻ることは無かった。アニーさんに「For You~♪」などと知性と優しさ漂う歌声を聴かされるともうそれだけでぼーっと成ってしまうのである。オケ無しの音もなかなか佳い。それにしてもこの音源、オフィシャル未発とはほとんど犯罪ではないか。
先月から悶々としていた売掛金回収問題がようやく解決した。本日正午が期限という事で10分ほど前に到着した私は、責任者の不在に血迷って「こうなったら目の前にいる社員脅して売上げの幾らかでも持って行きます!」と上司に連絡したが、さすがにそればかりはイカンとなだめられて諦めて再度訪問・・・と思った矢先に担当者の遣いの人が戻って来て残額纏めて集金完了。「晴れ晴れとした気分である」と言いたいところだが、オープンから数年、休日出勤も数回、イベントの手伝いしたり得意先の商品を替わりに売ってみたりとそれなりの思い出などもあっただけに、会社からは以後信用取引せぬようにとのお達しにはどうにもやり切れぬものだがこればかりは仕方あるまい。残念ながらもう二度と訪問することは無いだろう。

6月6日

King Crimson 「Larks’ Tongues In Aspic, PartⅡ」を12version 聴く。最近は日曜日だろうがなんだろうがプログレを聴いてるな。

上の子供二人を連れて自宅から約2㎞ほどの「笹かま館」へ散歩に行く。入場無料で藤城清治の影絵作品や3Dの魚などが楽しめるので、5歳以下の子供連れての暇つぶしには最適である。焼きたての笹蒲鉾も食べれるし。
「Beatleg」の今月号が発売になっている筈で、何とか適当な理由をこじつけて市内中心部に行けないか、などとボーっと考えていたのだが、今日は次女のお食い初めをやろうと配偶者と決めていたのを思いだした。慌てて尾頭付きの鯛を買いに行く事になったが真鯛はそう都合良く見つからず止む無くあこう鯛にて我慢しようと買ったは良いが帰って良く見ればやはり鯛と言うよりもむしろ目抜けに近く待っていた配偶者の怒りをも買うことと相成った。流石の私も盆地育ちとは言え己の海産物への無知振りに落ち込み、景気づけに「Larks’ Tongues In Aspic, PartⅡ」の12version入りという狂気の様なテープを作成した次第。*
*注9)ちなみに内容は①’96MexicoCity②’74AsburyPark③’84Tokyo④’95Tokyo⑤’73Arlington⑥’74Rome⑦’73Atlanta
⑧’94Argentina⑨’74Providence⑩’84Montreal⑪’73Amsterdam⑫’73Studio Version 以上ほとんどオフィシャルであり、こんなにあったのね、という感じ。
6月5日

Strawbs 「Halcyon Days」、Yes 「Keys to Ascension」などを聴く。

YES 「Keys to Ascension2」はCDNOWでの通販による入手を決定し、ついでにSoft Machine 「Volume Two」もオーダーする。合わせて$40.50也。今月もこの調子では結婚記念日への向けての貯金が滞ってしまうので、ここしばらくはCD特攻は休止とする(一応ね)。

午前中プログレ三昧の予定であったが、次女がすぐ起きてしまい叶わず。でも16:30より21:00まで配偶者及び子供3人が岩沼市の友人宅に遊びに行くというので、今現在「Keys to Ascension」の”Roundabout”など流しながらこれを書いている幸せ。レコードも聴きたいところだが、如何せん私の所はAVアンプなので音が悪いのが難点である。大きな音で聴けないとは言え、いずれこの辺の問題は解決したいものである。

6月4日

Greenslade 「Greenslade」、Strawbs 「From The Witchwood」及び「Halcyon Days」を聴く。

今日は業務的には非常に忙しくなったのでやむなく走った。路上駐車してHMVへと走りStrawbsのコーナーへダイレクトにダッシュ、「Halcyon Days」(2CD;3,090円税別)掴んでレジへと駆け込みお釣りを受け取って車まで一目散、この間3分。昨日予測していた通り突然このような行動を強いられる事態へと突入したのには参った。だったらCD屋へなど行かなければ良いではないか、と言うのはもっともなご意見とは思えるが、私の場合会社の仕事とCD屋へと突入する行動は同一義であるので、これは的外れな指摘かつ余計なお世話であるがご忠告ありがとう。明日は休みである。午前中配偶者が美容室へ行く予定でもあるのし、ゆっくり聴かせて貰おう。けけけ。

6月3日

EL&P 「Ladies&Gentlemen」Disc1、Spring 「Spring」を聴く。

どうも進むべき仕事が予想通りに進行せず、エアーポケットの如く暇になってしまう今日この頃、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この分では中旬以降の地獄が約束された様なもので気が気ではなく、昼休みには久しぶりにタワー・レコードへ。しかしながらこの店、ちょっと突っ込んだものを探そうとするときには不向きではある。QuatermassもGreensladeもB.J.H.もCaravanもBrufordも、そしてV.D.G.G.すら無い。やはり来るべき所を間違えたか。最近は中古屋専門だったのでそのギャップを甘く見ていたようだ。でもStrawbsは初めて発見してちょっと迷う。徒労に僅かの怒りを感じながら思い出した。・・・FOCUSを忘れていたのである。やはりチェック要項をMEMOしてから行くべきであった。
「ブリティッシュ・ロック集成」の頁が取れボロボロになって来たので、ちょうど来社されたENDOさんに師匠の権力を乱用して修復をお願いしてしまう。プロの目から見るとあれだけの厚さの本で無線とじは無理があるらしい、とのこと。処理方法は全面的におまかせする。
早めに帰宅すると、長男が拗ねていた。食事の途中でふざけすぎて叱られたらしいが、次女誕生以来、情緒不安定さが目立ってきているのが気がかりである。

6月2日

Led Zeppelin 「BBC Sessions」Disc2、Spring 「Spring」を聴く。

「Spring」はトリプル・メロトロンがウリと聴いていたので、かなりシンフォニックな音を予想していたが、なーんと素朴な音であった。こういうのもたまには佳い。
肝機能の再検査に行く。検査そのものはすぐ終わったが、保健婦さんによる生活改善のご指導時間が非常に長かった。ありがたいことである。結果は来週待ちだが、たかだか2週間程度のノン・アルコール生活ではγ-GTPもさほど下がってはおるまい。幸いにして大名行列の幻覚にも遭遇しなかったし、もうしばらくこのペースを続けて行くのが良かろう。

6月1日

Led Zeppelin 「BBC Sessions」 Disc1を聴く。

昼休みにパン屋に行くとオレンジパワーさんも現れるという”BEAT CLUB”なる中古CD屋が偶然にも近所にあったのでこれ幸いと覗いてみると、キーフの三面ジャケットで有名な「Spring」のCDが何と950円で売っていたので思わず購入(最近は一貫性全く無し)。盤起こしのブートかと思いきやオフィシャルだったが、これって何年か前に”炎”とかいう雑誌で見た「オリジナル・マスターからのデジタル・リマスターの筈が実はリミックス」だったという問題作ではなかろうか?まあいいか。今夜はこれ聴いて寝よう。
いや今日は昨日に続いて同じ会社の売掛金回収に4時間も粘ってしまった。わはは。えー結果はというと聞くな聞いてはならぬ嗚呼それは聞かんでくれという有様なので私のことはそっとそーっとしておいてくれ給え心配には及ばぬ解決が先送りになっただけさ。

一昨日のことだが、ご近所からのリクエストがあったと云うので一応書く。松島からの帰路、夕飯はもう済ませてしまおうと利府街道沿いのいわゆる回転寿司屋に行った。子供達は偏食のためどうせ蒸し海老と納豆巻きしか食べないので、この様な店の方が手っ取り早いのである。時間も早く空いていて、こりゃええわと思いテーブルに座ったまでは良かったが、客が少ない故省エネの為か回転直径が通常の半分にセーブされており、我々のいる奥のテーブルの3m手前まで来るとゆっくりと遠ざかってゆくのであった。疲れていた私と子供たちにとっては別にどーでも良かったが、一方20m程離れた職人にその度に大声で注文せねばならない(私はSHYなので注文はしない)配偶者は、この何処が回転寿司だそうだと云うなら回ってみやがれざけんなよと百年振りギレ直前の模様であった。

5月31日

Yes 「Yesyears」Disc3、Led Zeppelin 「The Song Remains The Same」。

22日に約束した売掛金の集金は残念ながら空振り。午前・午後合わせて2時間半粘ったが駄目。明日が最終通告の日なので出来れば穏便に済ませたい。通りすがりに買った(こんな時でもCDは買う。紙ジャケ割引ポイント有りで1,400円)狂熱のライブの「天国への階段」に希望を繋ぐ。

5月30日

Soft Machine 「Fourth」&「Fifth」

本日は日曜日のため、夜就寝する振りをして前に密かに聴く。

起床後内職、天気も良いので松島に行く。先週から長男と約束していた水族館を経由し、湾内を一周する遊覧船に乗る。実は子供達はこういう船に乗るのが初めてで、カモメにも遊んで頂き大喜びである。ちなみに私はこの遊覧船、小学校の修学旅行以来であった。この地は一応全国でも有名な観光地であるだけに160はあるという島々の景観は勿論、外国の方々、どう見ても相応の夫婦には見えぬ怪しいカップル、必要以上にベタベタしている脳天気な若者達など、乗客方面も様々な眺めが楽しめて田舎者にとっては退屈しない50分間であった。

5月29日

Soft Machine 「Third」及び「Virtually」、Pink Floyd 「Atom Heart Mother」を聴く。

住宅現場見学会の地図制作の取材により、亘理町へ行く。久しぶりに海を眺めた。そして帰路は止せばいいのに慣れない道を通ったが為にやはり道に迷ってしまった。仕事中の土曜日の午後に遭うには素晴らしい経験である。疲れがどっと出て「Fat Old Sun」を聴きながらよろよろと帰る。あまりに疲れたので、風呂上がりに養毛剤を眼鏡に、眼鏡クリーナーを頭に、あべこべに噴射するところであった。

5月28日

Yes「Keys to Ascension」、Pink Floyd 「77年MSG&90年のネブワースのライブ」を聴く。「Keys to ・・・」は90年代のイエスソングスか?円熟の演奏である。77年フロイドの「炎」はギルモアが弾きまくっていて気持ち良い。この辺の音源、オフィシャルで出ないだろうか?出ないだろーなやっぱり。

会社に行くと、Macのオペレーター(同年代の女性)が、今朝家を出て気がつくと頭にカラスが乗っていたと言う。目が合ってやばい!と感じた時は既に遅く、やはりちょっと痛かったそうである。ゲゲゲの鬼太郎じゃあるまいしとは思ったが、この人は広瀬川の岸辺近くに住んでおり、リバーサイドのカラスは人を人とも思わぬという噂なので、奴らになめられたに違いない。ふつうは逃げるもんな。しかし困ったことにこの人全然怖くなかった上にどうも嬉しそうなのである。人の怖さの基準はまちまちだろうが、おそらく私だったらショックのあまり会社を休んでいることだろう。実は以前、このカラスに好かれた同僚にフロイドの「炎」のテープを貸したことがあったが、「狂ったダイヤモンド」のイントロで怖くなって聴くのを止めたそうである。フロイドを暗闇で聴くよりも起きがけにカラスのあの足で脳天を鷲掴みにされる方がよっぽど恐ろしいと思うのは私だけであろうか。

5月27日
Gentle Giant 「Edge of Twilight」、Yes 「Keys to Ascension」、Moody Blues 「Legend of A Band」。
Yesをやはり買ってしまった。プロモ盤2,200円。ムーディー・ブルースのベストは800円。実を言うとZEPの紙ジャケ「狂熱のライブ」2,400円との可成りの葛藤があったりしたが、本日のところはおそらく建設業関係のフォースが勝ったのであろう*。まあ中古屋のポイントが1,000円引きラインまで貯まったのでZEPもいずれすぐに買うだろうが。で、YesにはDisc1だけでまさに昇天させて貰ったが、このいかにもデジタルな音質は好みが分かれるところではないか。私自身はもう少しふくよかな音の方が好きである。
ミスター高橋氏の単行本を立ち読み(給料日前なのでそうそう買えぬ・・・CDは買うけど。誰か買って私に貸してくれ)すると、これが非常に面白いではないか。悪夢の第一回IWGP決勝戦の不吉な前兆やら前田vsaアンドレ戦の真相など、レフェリーでなくては絶対書けないことが盛り沢山である。10年前に出たら大変なセンセーションとなったのではなかろうか。
次女のゴッド・ファーザーと久々に会っていろいろためになる話を聞かせて頂く。我々の商売(印刷業)はここ数年岐路に引っかかっていて業態転換の最後のチャンスみたいな状況にあるが、こういう方からヒントを頂くと本当にもういよいよ後が無い、と痛感するのだ。
*注8)賢明な方は既にお気づきと思うがこのプログレオヤジは責任転嫁が非常に得意でもある。

5月26日

四人囃子 「四人囃子」、Jeff Beck 「Guitar Shop」を聴く。

そうそうそうなのよ私は勤勉な営業マン。時間は大事に使うのが信条なのよだから今日もプログレ聴きながら佐藤まさあきの「劇画の星をめざして」を読みながら営業車を運転しながら時間が無いのでコンビニで買ったおにぎりを貪り喰いながら私を笑顔で迎えてくれる得意先の元へと急ぐのである。でも配偶者は時々私に問うのだ。そんなに働いてどうするの?どうするんだろうね?そりゃぁそんなことが判っているのなら俺だって苦労はしないぜ昔のお嬢さん。
たまには早く仕事を終わって床屋へ行く。私がここ一年通っている近所の床屋はいつも暇である。行く度にサ-ファ-のマスタ-が「いや-今月は客足が悲惨です。」とこぼすので次回はもう廃業しているだろうと思いながら行くのだが、ちゃんと商売しているしぶとい店である。別に腕は悪くないし、中学生以下の子供には100円のお小遣いもくれるので、ご近所の方は是非どうぞ。しかしながら今日はもう一人の待ち客が最悪のオヤジで、私のすぐ隣で着メロ本片手に携帯に一生懸命入力していてうるさい事この上ない。家帰ってやれそんなことは。15分間も”津軽海峡冬景色”を聴かされた私の立場は一体どうしてくれるのだ。ぐった-りして帰宅すると久しぶりに8時前に帰ったというのに3ヶ月の次女はもう入浴を済ませていた。かれこれ1週間も一緒に風呂に入っていない。

5月25日

Pink Floyd 「The Dark Side of The Moon」、Jeff Beck 「Beckology」Disc1を聴く。

しつこいようだが昨日の続きを書く。要するに私は約束の納期を守れないのが大嫌いなのである。本来我々印刷業での納品日というのは得意先に感謝される事が最も多い場面であり、我々が仕事の一つの区切りとしての充実感を得ることが出来るまたとない機会であるべきだと思っている。そのためにはかなり無理なことも承知でするし、協力業者にも迷惑を掛ける場合も多々ある。それは「納期を守る」ためであって、従順に100%得意先の為に没頭している行為とも言えない。言ってみれば自分の勝手な満足感の為、と言った方が当たっている。そのささやかな喜びを予想だにしないファクターによってぶち壊しにされるのは我慢ならないのよボク、という事だけなのだ。融通の利かない只の頑固オヤジの世迷い言に聞こえるかも知れないが、実際そうなのだから仕方が無い。
カモガヤのアレルギ-が始まりそうなので医者に行ったついでに10年前の血液検査の結果を見せて貰ったら、γ-GTP=22であった。遙かなる遠い日。

5月24日

King Crimson 「Cirkus」、Pink Floyd 「Wish You Were Here」など。BBSには影響されやすいのである。

昨晩は「具合の悪い時くらいはいつまでもパソコンにしがみついてないでとっとと寝なさい」との配偶者の言葉に従い、この日記も早々に切り上げ床に着いたのだがついつい横になってオレンジパワーさんのテープを聴いてしまう。ザ・ピーナッツの「エピタフ」に涙。「空手バカボン」にも一人ニヤニヤしてしまった。
という訳で、カルト馬鹿本を3冊も買ってしまう。何となくまだぼーっとしてはいるが、いつもの様に昼時になると半径2㎞以内の中古CD屋に引き寄せられてしまうのである。昨日の一件で体重が1.5㎏程減っている為かなおさら引力が強い様に感じられる。残念ながらめぼしいモノが発見できず、江戸木純「地獄のシネバトル」、佐藤まさあき「劇画の星をめざして」、及び藤木TDC「醜聞聖書」を纏めて購入。もっと他に読まねばならぬ本がありそうなものだが・・・。佐藤まさあきは、先日「ダビデの星」の解説をたまたま読んでいたので反応しただけであった。この人の劇画はまだ未見というのにね。
今日は少しセーブして仕事をしたいモノだ、なんて甘-いことを考えていた罰か?逆にプレッシャー掛かりまくりの一日となってしまった。得意先で本日使用する筈の特注封筒が、外注先の納入業者の連絡ミスのために仙台に届かないというのであるっ。先週からどうも悪い予感が漂っていて納期確認を重ねてのこの有様。私と致しましては外注先担当者に「取引停止にでもなったらどう責任とってくれるんじゃこの呆けが!」あたりの文句爆発アドレナリン放出しまくりと言いたいところだが、如何せん身体の弱い小心者が故「あの-頼むから気をつけてね」程度の話しか出来ずに結局ストレスを溜める結果になってしまうのである。早速訪問して平謝りの上事なきを得たものの精神的にはまるでボロ雑巾、「あなたがここにいてほしい」の旋律が疲れ果てた心にまったりと染みる今日の夕暮れであった。

5月23日

日曜日につきプログレは休み。どうも最近体調の変化が激しく困ったものである。昨日も買い物の留守番中に次女を抱いたまま何かのスイッチが入ったが如く目眩がし始め、床に倒れてしまった。今日は今日で朝から全く食欲が無く夕方まで白湯しか飲めないという有様。仕方なく高倉健のTV番組など眺めて涙したりする。明日からまた仕事というのにねぇ。一歩の外へ出ず、無意味な一日を過ごしてしまった様な気がしてならぬ。

5月22日

Yardbirds 「Little Games」、Jeff Beck 「Who Else!」を聴く。Yardbirdsはベック時代の方がやっぱり面白いような気がする。

仙台市内の小学校は全域的に運動会で、天候も最高である。だが父は会社だ。しかもどうも最近避けられている節のある入金が滞った得意先との交渉という気の重い仕事である。2ヶ月振りに社長に会うと大変疲れた様子であり、事情を聞くと身内に裏切られ裁判へと突入するらしく確かに身辺は大変そうなのである。確かに入金の延滞は我々にとっても辛いのだが、諸々の事情を聞いてしまうと、何かこっちが悪いことをしている様な気がしてくるのは結局私の大甘な所なのであろうが。

5月21日

King Crimson 「In The Court Of The Crimson King」、Jeff Beck 「Who Else!」を聴く。ライナーに書いてある通りベックはとんでも無い超合金オヤジかも知れぬ。いや、オヤジなんて言ったらロケット・パンチが飛んできそうである。いよいよダンス・ミュージック色が濃い。

昨日に引き続いて風が強く、眺める雲の流れが異様に速い。以前観た「ランブル・フィッシュ」に出てくる空の様である。
数字がうまく伸びない割には、どうでも良い仕事に翻弄されて時間ばかりが経って行く。みんながみんな暇なのに一人だけ会社にいつまでも残っていてまるで阿呆だ。おまけに明日は長女の運動会だというのに仕事である。この界隈ではそんな父兄は当家だけらしく、配偶者は隣でブツブツ何かを訴えている。

5月20日

King Crimson 「In The Court Of The Crimson King」&「Islands」、Beckology Disc3。
「宮殿」は私にとってプログレにおける初心である。最近プログレしていないので基本に還ったのである。「Islands」はたまたまテープの裏面に入っていたので聴いただけ。

Beckology聴いてて思い出したが、80年代中期のナイル・ロジャース関連の音は結構好きだったのだ。A面が「パワーステーション」/B面が「フラッシュ」なんてテープもあって、夜中の12時頃仕事をようやく終えての帰路、時速40㎞*で暴走しつつ「Back On The Street」を大音量にて聴いたものである。ああ懐かしい。
懐かしいああ懐かしいと想い出に浸ってふと気がつけば先だってのCD屋の前。Yardbirdsの「Little Games」1,200円と懸案のJeff Beck 「Who Else!」新古品2,200円をああ今日もついつい買ってしまう。でも興奮して眠れなくなると困るから明日聴くことにする。
ところで言い忘れていたが、このCD屋さんでは、先日から「Yesyears(邦盤)」5,000円とそのまた隣りに「紅伝説(勿論邦盤)」6,000円があった。税込だぞ。何故誰も買わないの?
*注7)プログレオヤジは当時免許取りたてだったので安全運転であった。

5月19日

Jeff Beck 「Beckology」のDisc1、Peter Gabriel 「Ⅲ」とJethro Tull 「Thick As A Brick」も勿論聴く。ピーガブさんは久々に重い音を体験、の感想。ジェスロ・タルは集中出来ない状況で聴いてしまったので、いずれ改めて。実はYardbirdsにハマりそうである。

今朝は腹が減って覚醒した。おお、元気だぞ!と思って喜んでいたが、頭痛はそのままであった。でも私は日頃表情の無い人なので、今日出会った方々で「こいつはどうも頭が割れんばかりに痛そうだな可哀想に」と思ってくれた人は皆無であろう残念ながら。
腹が減って起きたのは昨晩まともに食事せずに寝たからであろうが、以前このような感覚で目覚めたことがあって、それは禁煙して2日目の朝である。前にも書いたが私は9年前まで一日40本は吸っているそれはもう勤勉な喫煙者だったのだ。その後3回試みて3回目の禁煙期間が9年という訳であるが、煙草止めようと決めた夜の36時間後の朝は決まって空腹を覚えて目が覚めるという事が分かった。私は喫煙中にどうも吐き気や腹部膨満感に悩まされる事が多くなってしまい、こりゃイカンと禁煙に踏み切ったので、この感覚を手中にした瞬間は嬉しくてたまらなかったのである。「ああ、俺は健康に成ったのかもしれない」なんてね。程度の差こそあれ、この新鮮な気持ちは一度は味わってみるのも面白いだろう。何しろヘビースモーカーという資格が無ければ体験しようにも出来ない凝縮された一瞬の感動なのである。しかしながら、この嬉しさも2日も立てばその他の23時間位のイライラにかき消されて元の木阿弥、というのが人の世の常だったりする。何しろ2日も我慢した後の一服はそりゃもうクラクラッときて最高なのであった。

5月18日

Jeff Beck 「Beckology」のDisc1&2を聴く。Yardbirdsの音が一番面白かったりして。

山形は暑かったが、Beck日和ではあった。仕事上新たな難問を抱え込んで帰って来る羽目になり、ヘトヘトに疲れてしまった。会社にただ一人最後まで残っているのにも、いい加減飽き飽きしてしまった。仕事している内に吐き気がしてきて、おまけに本日は珍しく結構な頭痛がする(禁酒中なので二日酔いでは無い)。そんな訳で本日この日記は配偶者に口述入力させておる。うはは何だか瀕死の小説家みたいで格好いいだろう。参ったか。でも勿論嘘に決まっているのである。ああ訳分からんこと書いて申し訳ない。ちょっと今日はメール及びBBSは遠慮してとっとと寝ますまだ9時半だけど。オレンジパワーさんごめんなさい。

5月17日

King Crimson 「紅伝説」、Jeff Beck 「Beckology」。

中古CD屋が私を呼んでいる。さめざめと呼んでいる。土日に「次女を散歩に・・・」適当な理由をつけて行こうと企てたが失敗していたので、本日は満を持して昼休みに駆け込むと、まず棚のJeff Beck 「Beckology」邦盤(3CD;ロングボックス=廃盤)3,500円に衝撃。仙台の一般の中古屋では7,000円前後である。こりゃ買い。勢いでPeter Gabriel 「Ⅲ」とJethro Tull 「Thick As A Brick」各700円も購入する。明日は山形へ出張(日帰り)だが、これで道中聴くモノの心配しなくて澄んだ。・・・そう言えばまだBeckの新譜聴いてなかった。最近後から大事な事を思い出す。

5月16日

本日は長女の小学校の運動会の為、プログレはお休み・・・の筈だったが雨のため中止となる。しかしながらザーザー降ってるのに授業と運動会の両方の用意をしてこいという配慮のない指示がくるところなんぞ、流石に”学校”である。諦めが悪いというか頭が硬化していると云おうか・・・。聞けばどういう連絡網の不備かは知らないが、お弁当を持って行かずに途中で帰された子供も居たらしい。なんてこった。
天気も天気なので買い物へ出た他は室内で過ごす。遅れていたメールの返事やHPの原稿などを書く。

5月15日

Strawbs 「From The Witchwood」、Pink Floyd「P.u.l.s.e」。あちゃー。良いんでないの・・・。いままでDisc1は2曲目までしか真面目に聴いとらんかったが、これは失敗であった。

午前中は次女のチャイルド・シートを買いに出かけ、学校&幼稚園よりガキ二人を回収後、午後次女との昼寝を経てFloyd聴きながら内職。本日は名刺用紙の浮きだしプレスを10,000枚消化。こまごました雑事に一日が終わる。んじゃ宿題やっか。
ああ、CDの置き場所が欲しい。最近では置く場所が無いが為にBOXセットものは中味を箱ごと本棚の奥深くに収納しているという有様なので、「Shine On」収録曲などしばらくは聴いていないのである。

5月14日

Strawbs 「From The Witchwood」、Greenslade 「Greenslade」、Pink Floyd 「The Division Bell」を聴く。昨日とは順番が異なるだけで同じ。その他、King Crimson 「USA」など。

さて、昨日の続き。
もちろんこんな状況を作りだした原因については音楽を生み出す側の責任が大ではあろうが、商売が絡んでしまう以上は需要と供給の結果であるから、無内容な音楽をのさばらせた”消費者”にもやっぱり落ち度はあるのだろう。何だか知らないが(これは自戒を込めて書くけど)みーんな兎に角忙しくなってしまって、音と正面から対峙して過ごす時間が無くなってしまった。何か別の事をしながらでも理解出来る簡易なものしか生産されなくなってしまったのではないか。音楽の楽しみ方は人それぞれ自由だ。だが、部屋を暗くして暗喩に満ちた歌詞カードと格闘しながら(有るか無いかは別にして)曲の”本当の真実”を探る愉しみは捨て難いとは思う今日この頃である・・・なんて書きながら配偶者とビールを飲むγ-GTPオヤジの夜であった(二日振り。今後は節酒モードに生きるのである)。

5月13日

Greenslade 「Greenslade」、Strawbs 「From The Witchwood」、Pink Floyd 「The Division Bell」を聴く。前者2枚は初めて聴くものだが、心和む組み合わせであった。Greensladeは正統派のようである。ハモンドとメロトロンにこれでもかと攻められるのも気持ちが良いものだ。「Bell」はどうも避け続けていたのだが、ちょっと構えが変わった。

昨日届いたとあるメールマガジンに、興味深いことが書いてあった。
先日、某TV番組で業界関係者が話していたことらしいのだが、現在の音楽業界は、「売れる曲を作る」というコンセプトが大前提になっているので、シンガーソングライターやミュージシャンは当然売れそうな曲を作ることに全力を挙げている。大量消費されるのはモノばかりでは無く音楽も然りなのだ。でも、例えば60年代後半から70年代にかけてはまず「なにを伝えたいか」があって、このメッセージを如何にして聴く人の心にダイレクトに訴えるかが音楽の根本であったのだ・・・と大体こんな話だったと思う。(間違っていたらごめんなさい)
で、私もこれ読んでまさにその通り!と膝を叩いた訳である。いま日本で「売れている」曲は確かに耳馴染みの良い曲ばかりだし、私も嫌いとばかり云えない曲はもちろんいっぱいあるのだけれど、どうもノ乗れナイのである。感情移入出来んのである。「元気を出そう!」とか「信じよう!」とか言われてもどうもピンとは来ないのである。大分前だけど、「真心なんとか」が「なんとかが大事!」なんて訴えているのもきっと悪い冗談だろうと思っていたのである。バットだか手袋だかいう3人組のある曲を聴いた時に、こんなアホみたいな詞を聴いて現代の若者たちはウルウルしてみたり、そうだそうなのよ!そう前向きに生なきゃ!なんて納得しているのかと思ったらなんか吐き気がしてきた。所詮は感性が麻痺したオヤジの戯言かもしれないが、60~70年代の音楽には、「この曲で世界を変えられるかもしれない」という信念の元でそれこそ命がけで生み出されて来た宝ものがいっぱいあったのではないか。今その辺で消費されているものにはやっぱり魅力を感じる事が出来ないのも私がそう思い込んでいるからなのだろう。だからそっとしておいてねこのオヤジを。

5月12日

Pink Floyd 「Obscured By Clouds」、John Coltrane 「A Love Supureme」

いやーまいった。昨晩は同盟HPの原稿を書こうと早めに帰宅したのだが、そんな日に限って次女がなかなか寝ず、夫婦交代で抱いている内に体力を使い果たしてしまってなーんにも出来なかったど。折しもメールチェックすると「日本文学(e-text)全集『檸檬』梶井基次郎」なんてのが流れて来てついついビールにお手が伸びてじっくり拝見、てな具合になってしまったのであった。これはいかんっと今日は昼休みにコルトレーン聴きながらニコラス・シャッフナー著「神秘」を読んでお勉強する。今日こそは書こう・・・と思いながら(仕事やっとんのか?)帰社すると、4月の健康診断の結果が届いていた。γ-GTP=98が見事に引っかかり肝機能再検査の告知付きである。ひえー。がっくりと帰宅。予想通り日頃の不摂生振りを知り抜いている配偶者には「それ見たことか」と怒られるし、何よりも久しぶりの精神的ダメージである。こりゃ真面目なハナシ、真面目な話だよなぁ。

5月11日

UK 「Night After Night」、Mandalabandの「曼陀羅組曲」を聴く。

おかしいなぁ。昨日は5月11日の日記を書いていたようである。今日も11日だ。何故だ。
ビールを買いに行ったら、馴染みの酒屋のおばさんが「ラッキーエビス」を取って置いていてくれた。恵比寿さんが鯛を二匹持っているというアレである。900本に一本の割合だという。この店で大瓶のエビスビールを買うなんて奴はこのあたりでは私ぐらいなのだろう。わざわざキープしていてくれたらしく、有り難い話なのである。最も中味は同じなんだろうが、ちょっと美味しく飲めるかもしれない。

5月11日

Gentle Giantの「Playing The Fool」とMandalabandの「曼陀羅組曲」を聴く。

曼陀羅バンドはバリバリのブリティッシュ・プログレだったのでビックラこいたぞ。しかし、この組曲、常時ハイなテンションでこれでもかと押しまくるパワーが凄い。聴くには結構体力が要る。GGは相変わらずサーカスを観る(聴く?)様である。
青葉通りの若葉が本当に綺麗な季節である。あまりの美しさに見とれて縁石にバンパーを擦っちまったぜ。危ねー危ねー。言い訳がましいが街全体がまだ連休から醒めていないような感覚が蔓延しているからイケナイのである。お前だけだって?ををその通りだとも。
イラストレーター・H氏の事務所訪問。「四十に近くなると身体のあちこちにガタが来る関係の話」を真剣かつしみじみとする。

5月9日

昨晩は「BBC・ZEP」を聴きながら就寝。朝誰も起きない時間に起床したので、送付用テープを作成しながら「詐欺師箱」を聴く。

本日は母の日につき、花を持って配偶者の実家へ再び参上。天気も良かったので、次女を散歩に連れて行く振りをして片道45分かけてベビーカーを押しながら中古CD屋へと向かう。目指していたUKなど発見出来なかったが、折角来たんだからとGentle Giantの「Playing The Fool」とMandalabandの「曼陀羅組曲」を購入(この辺侮れないこのお店)、計2,800円也。チベット語かぁ。でも何の因果かいずれも高見博史氏の解説付きであった。この方には良かれ悪しかれプログレオヤジの面々はお世話になっている筈。いつも車でしか通過したことが無い坂道にへとへとになったが、最近はまあ結構歩いているので筋肉痛の心配は無いだろう。か?

5月8日

子供達も休みなのでプログレは就寝前に密かに聴く予定。

忍耐強い子供に育てたいと思い、3ヶ月も間近の次女にギターでFractureを弾いて聴かせたが残念ながらすぐ飽きる。「太陽と戦慄パートⅡ」の方がわかりやすいのか受けが良い。
午前中は子供3人連れて近所の公園で散歩、午後は長男を皮膚科へ。水泳教室でうつされた水疣がちょっと増えたので駆逐しに行ったのである。駆逐と言っても医者がピンセットで芯を抜くという作業で勿論麻酔などかけない為痛がって暴れる上血だらけになってそれはそれは可哀想なのである。本日は2回目なので危険を察した彼を時間掛けて説得した上で向かったのだが、やはり処置する数量が多かったため大変な騒ぎとなり、終わって出てきてみると待合室の人々が完全に固まっていた。
その後、立ち直りの早い長男と共に最近出たという噂のUKの新譜を探しに行くが不発。仕方なく丁度リニューアルしたという老舗家具の町のオープニング・イベントを観たが、存亡を賭けたというワリには今後が心配される人出であった。ホントに大丈夫?

5月7日

しばらくプログレにご無沙汰していたのでリハビリを兼ねてKing Crimson 「The Nightwatch」を聴く。Blackmore’s Night 「Shadow Of The Moon」も半分聴く。

要するに風邪であった。昨晩は近年には珍しく38度まで体温が上がり、久々に良い汗かいたぜ。寝る間際にリポD飲んじゃったお陰で8時に床に着いたのに寝たのは1時というのには後悔先に立たず。まあこれも埼玉ブードゥーの副作用かと思えば納得がいくが、私の部屋を大掃除してくれるR.Fripp翁やらソーニャ・クリスティーナの揺れる艶めかしい腹の具合やら、発熱が伴ってこその数々の希有なイメージが堪能出来たので佳しとしよう。朝起きたら36度台に下がっていたので諦めて出社。

5月6日

駄目だ。体調が悪い。プログレ聴く元気も湧かない。得意のFractureも効き目が無い。どうも熱っぽく一日悪寒がするので、営業会議が終了して早々に帰宅。風邪がぶり返したのか。或いは某温泉を罵倒した罰があたったのか。いずれにしても早く寝ることにする。明日会社を休む訳にはイカンのだ。
*注6)このような場合プログレオヤジは弱気になって本当に早く寝るので、BBSのレスやメールの返事が遅れても怒らないで下さい。

5月5日

引き続き国民の休日につきプログレはお休み・・・と思ったが禁断症状が出てきたので、程々にかいつまんで聴く。それにしても昨晩BSの「ジギー」を録り損なったのは一生の不覚。

五日間もあったというのに何処へ消えたのかG.W.。休みの時間が過ぎるのは異様に早い。後半PCの前に全く座っておらず、子供と山道を散歩するなど適度(?)な運動を嗜んだためか、或いはビールともあっさりと付き合っていたからか、体調は比較的良い。
明日からまた仕事&プログレどっぷりの日々が始まるのは、嬉しいような怖いような・・。

5月4日

引き続き国民の休日につきプログレはお休み。

日帰りで温泉にでもということになり(当家は基本的に日帰りのイベントが多い)、秋保温泉の某「Hの湯」温泉専用の別館”T”へ行く。この《温泉専用の別館》というのがくせ者であり、本館のホテルとは微妙に差別化されている。いわゆる一般大衆向けの簡易な温泉となっていて、はっきり云ってサービスは悪い(温泉自体はまあまあ)。我々は一応家族用個室を予約してはいたものの、早く着いたので休息用の大広間で休むことにした訳であるが、だだっ広く人がうじゃうじゃいるコンベンション・ホールに座卓が20前後あるだけ。どう見てもテーブルが足りないのでフロントに掛け合うと、「○階にもう一ヶ所休息室がございます。そちらにはテーブルも沢山ございます。」との説明があり、荷物まとめて行ってみると、其処は確かにテーブルも椅子も沢山有ったが会議室であった。おそらくは家族会議でもしろと言う有り難い配慮・・・ってなめとんのか。更に食事頼もうとすると、フロントで5分待たされた挙げ句「すごく時間が掛かりますが、時間をずらしてご注文頂けませんか?」などと仰るのである。まあ忙しいのはわかるんだけどねえ。最近競合多いんだから、もうちょっと応対を考えて欲しいものである。県外の方はこの手の施設には行かないでしょうから、地元の方々のためにお知らせしておくと、ここは最近潰れた巨大ホテルの隣りにあります。

5月3日

国民の休日につきプログレはお休み。

上司の命令で「哀しみの恋人達」をレスポールで完奏しなければならない。しかし私のギターはピック・アップの切り替えスイッチが数年前から壊れていてしかもコンプレッサーのジャックの調子がどうも良くないので・・とウダウダ言っても却下され何よりこの曲を弾くのは実に18年振りでそりゃもう出来る訳は無いんですけどご勘弁をと動悸が激しくなる内にただただ背中を伝う汗を意識して目が覚めた。まだ起床にはちょっと早かったので、もっと良い夢を観ようと思って再度睡眠に入ったが、今度は何が気に入らないのか私はブチ切れて会社内で日本刀を振り回しており、更に悪夢度が向上していたので諦めて目を覚ました。いずれにしても職場ネタ。私の無意識は会社に対して何か云いたいらしいな。(あくまでも私の無意識であって私では無い。念の為。)

5月の連休は必ず子供達の病気関係にあたふたするので当家にとっては鬼門である。今年も例外ではなく次女が昨晩より発熱。熱のこもる車内に長時間居たための軽い熱射病状態と思われ、幸いにも本日は平常に戻った模様だが、大事をとって配偶者の実家内で過ごし、二人の子供達は近所のSCへ遊びに連れて行くという平常時の展開である。私はと言えば本日夜のBS11「ZEP狂熱のライブ」の録画予約をすっかり忘れ、慌てて再度帰宅したついでにこれを書いているというこれまたいつも通りの行動。

5月2日

「埼玉よりのピンクのテープ」、Camel 「The Snow Goose」、Gentle Giant 「K.B.F.H.」、King Crimson 「Absent Lovers」その他高速道路の車中にて好き放題聴くが勿論微少音量。

やはりG.W.中の盛岡日帰りはキツイ。帰って来るときゃなんだかんだと背負ってきて重いしね。
故郷盛岡市を離れてほぼ20年になる。基本的に街並みは私が住んでいた当時と佇まいは劇的に変わっておらず、久しぶりに帰っても違和感はさほど無い。しかし今日は子供達を連れて実家近所を散策している時、おそらく20年間意識することなどなかった想い出が脳裏をかすめたりして不思議な感覚を味わった。小学生の頃は裏の山々が遊び場で、かくれんぼの範囲が平気で山ひとつだったことや、当時と寸分違わず畑の中を登っていく小径や花畑。赤土の匂い。蜘蛛。崖。熊笹。この風景たちは哀しいかな今日まで思い出されることはなかったのだ。

5月1日

長女&長男が学校と幼稚園、配偶者は美容院、次女は爆睡という最高の留守番状況でBlackmore’s Night 「Shadow Of The Moon」をしみじみ聴く。癒やしの調べ也。
久しぶりに自宅のCDプレーヤーを使用したが、ボタンを3回押さないとCDトレイが出てこなくなっていた。おろおろ。

いまだに喉がゼイゼイいうものの大したこと無く回復しそうである・・・なんて安心していたら次女は鼻づまりで苦しみ長男も発熱の兆しがあり、油断できぬ連休の幕開けなのであった。

4月30日

Giltrapさんのテープ、及び「ASIA LIVE MOCKBA 09-X1-90」を聴く。

本日は残念ながら仕事である。しかも昼休みにヨダレ流しながらHMVに飛び込んだ瞬間に携帯が鳴り得意先に呼び出され、泣きながら駐車場に戻る。しかしながら転んでも只では起きないオヤジは訪問後に国道4号線上のとある中古CD屋でBlackmore’s Nightの「Shadow Of The Moon」と上記ASIAの2枚を購入、税込み3,003円也。休みの間聴こうって聴けるのか?ぬははのは。

4月29日

本日は休日のためプログレは頭の中で鳴るのみ。某ショッピング・センターの食品売場で高嶋(兄)になったつもりで次女を抱いて「Starless」を唄うと、これがまたよく眠るのである。

子供達も風邪気味なので、屋内で遊べそうなダイエー泉店へ行く。祝日だというのに相変わらず空いていてほとんど風前の灯火かと思わせるモノがある。混雑を避けたい客には嬉しい限りだが。長男排便中に「100万回生きたねこ」を本屋で立ち読み。夫婦善哉。続いて配偶者の実家へ雪崩れ込み「コヒャン」で早い夕食後帰宅。まあ新生児がいることもあり、G.W.中はほとんど遠出は出来ないし、2日に盛岡に日帰りで行く他は今日と似たり寄ったりの日々になりそうである(ホッ)。

4月28日

Roger Waters 「RADIO K.A.O.S.」を聴く。

元気になったぞ。それは良いけれど仕事が忙しくて結局CD屋に行けんかったではないか。HMVはダブル・スタンプ・ディだったというのに。非常に悔しい。G.W.中には行けるはずもないし、明後日の30日が最後のチャンスだが、月末だしなぁ。

またまた話は変わるが、私も8年ほど前までは煙草をヘビーに吸っていたので喫煙者の気持ちはある程度は解っているつもりである。しかし、車窓から吸い殻を投げ捨てる輩の(もし有るとすればの話だが)精神は全く理解出来ぬ。一体何の得が有るというのか。灰皿付いとらんのか或いは付いてても汚したくないのか。それとも隣の女の子に見せたくないヤバイものでも入っているのか。最近仕事中前の車の運転者が無造作に火のついた煙草を投げ捨てるのを見て、頭に血が上ることが多々ある。是はいずれかと云えば生理的な嫌悪感に基づくものであって、他の次元で悪事の限りを尽くしている私としては勿論道徳云々を語る資格は無い。落とした吸い殻を拾ってあげて、「おいおい、キミの灰皿はちゃんと此処にあるじゃないか。困った子ちゃんだねぇ。」なんてニコニコ微笑みながら、おそらく摂氏200度はあるそのゴミをそいつのヤニ臭い口をこじ開けて突っ込んでやりたい衝動に駆られてしまうのである。

4月27日

Yes 「Fragile」。「Tales From Yesterday」に触発された形。

いや参ったね。日頃の不摂生が祟ったか、昨日よりも風邪は着実に進行しているらしい。10時にはとっとと寝たのにね。陽気のせいとは云えないじっとりとした厭な汗をかき通し、喉は何やら綿でも詰まっているようである。熱は大したことないのだが私は平熱が5度3分前後の冷血人間。37度超でもう生きる望みを無くすのである。しかも昨日同様こんな日に限ってクレーム処理やら階段上り下りの納品やらが襲いかかってくるのって・・・これは神が与えた試練か?「この苦行を乗り切ったら我慢しないでCD買え」との啓示なのだろうか?うーん今月は頑張って節約していたのだが。そこまで言ってくれるなら明日HMVとタワーと中古屋へ行こう。元気だったら。

4月26日

The Nice 「Five Bridges」、「Tales From Yesterday」。

ああ喉が痛い。昨日激しい雨にあたったためであろうか。いきなり風邪とは湯段した報いいだろう。空駄もだる石無い頭がぼーっとしてますます歯鱈かぬ。破矢く飼えろうなんて重っていても、こんな比に鍵ってなにかと座津宇が入ったりして寄託する字間はいつもと換わらなかったりするのだ。ああもう盲老としてきた。本実はこれにてさような

4月25日

本日は日曜日のためプログレはお休み。

いや実は昨日は私を除いて家族全員配偶者の実家へと疎開の日となりプログレ三昧の予定がプロレス観まくりとなったあたり、最近の私の心境をアンジーしている。話は飛ぶが、ストーンズに「哀しみのアンジー」といいう曲があり、発売当時中学生の私にはリフレインが「いーえんじぇ。いーえんじぇ!」と聴こえていて、これは盛岡あたりでの「いいでしょう?」或いは「いーじゃねーか」みたいな語感に近いものが感じられた。しかし同意を求めた友人にはまたしてもお前馬鹿と違うか?と結論付けられてしまったのは私の不徳の致す所である。ところで世紀末版「甦る勤労」の脚本は一応丸山さんか?うはうは今後のお手並み拝見だ。

そんな訳で家族が車に乗って行ってしまったので、風雨の中バスと電車を乗り継いで配偶者の実家へと向かう。通常車で30分のところ交通事情のため2時間はかかるが、”街を歩く”と云うことがほとんど無いので、これはこれでなかなか面白い。乗り継ぎの待ち時間に「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」を読む。戦争についてのやりとりが興味深い。「日本と日本人」を考えるヒントになりそうな本である。

4月24日

上司と二人で(よって車中プログレは無し)得意先が山形市内に建設中のショウ・ルームを視察に行く。純北米風、なかなかの出来だ。来週のオープンが楽しみである。
帰社後花見の宴会(社内行事;室内・いずれにせよ桜はもう散っている)へ直行。弊HPにリンク張ってもらってるnori君が来週から東京へ行ってしまうので、その送別会的な意味合いもあった。お世話になったぜnori君、元気でね。スキャナー大事に使えよ~!ちなみに私は”スキャナーズ”が大好きなクローネンバーグオヤジだが今後とも宜しくお願いします。

宴会が終わってまた仕事。だが月曜日のスケジュールに吐き気を催して早々に帰宅。

深夜、借り物の”アントニオ猪木名勝負十番Ⅲ”を観る。「猪木vs大木戦」のビデオに一人涙。「猪木vs坂口戦」に驚愕。「猪木vs藤波戦」にまたまた涙。それにしても国際プロレスの扱いは・・・言語道断人権無視鬼畜同然。更には74年当時の猪木のもみあげに時代ながらも悶絶しつつ昏倒。

4月23日

ColosseumⅡ「Triogy」、EL&P「L&G」。

依然として何かと落ち着かない。細かい仕事で一日が終わっていく。自分が印刷屋である事を心から実感する。お世話になった(最近退職された)お客さんから「何としても注文していた挨拶状(はがき)」を今日中に持ってこい」との要請があり、「悪の教典」を聴きながら納品に走る。この戦争に行って来たヒトには逆らえないのだ。
逆らえないとは云っても戦争を見る局面は様々である。さっき次女を抱きながらTVで観ていた731石井部隊の軌跡など、避けては通れない歴史の汚点であることは明白な事件のはずが、あまりにも知られていないことが多すぎるのではないか。それを知らしめるべきマスメディアが故人の個人に焦点を絞ったのは、一方では焦点をぼかす為だったのではないかと勘ぐらざるを得ないぞ。結局官庁やミドリ十字関係への遠慮が見え隠れするんだよな。

4月22日

BB&Aの続きを聴く。今日はこれだけ。トホホのホ。

くそっ。忙しくなって来やがった。連休が近いと云う理由もあるだろうがこれはしんどい。私の仕事は物件の単価がピンからキリまで有るのだが、ここ2,3日、「キリの大急ぎのヤツ」が変態しまった編隊組んで襲って来るのだ。数字は好調だが綱渡りの連続で油断は決して出来ないし。早く来い来い日曜日・・・と呟きつつBBSのレスを会社で書く罰当たりなオヤジなんだよ俺は文句あるか*。
話は変わるが私は「テール・スープ」が死ぬ程好きである。この場合の「テール・スープ」はいわゆる韓国風の白いものでは無く、仙台で云う「牛タン焼き・麦飯・テール・スープ」3点セット中の奴で、あくまでも碗の底が見える澄んだスープである。しかしながら私は別に牛タン焼きが無くとも大好きで、一日三食このメニューでも幸せなオヤジであるからして、最近も二日前から食している。作る方は手間が掛かるとは云え(ほぼ延べ一日火の上、しかも沸騰させては絶対駄目!)好きなのだから仕方が無い。配偶者の制作によるこの味は勿論恥ずかしくは無い味だが(別に気を遣っているのでは無い)、その父(職業料理人)の作る本メニューは絶品で、このあたり私が配偶者と入籍した決め手ともなった「七つの条件」の内のひとつなのであった。

*注5)疲れている時にはやや投げやりではあるが、プログレオヤジも一応人の子なので許してくれ給へ。

4月21日

Focus「Sylvia(Live In Japan 1975)」、Jeff Beck「Live Wire」を聴く。

フォーカスは懐かしかった。中学生の頃結構流行ったもんだ。人気あったわな。2?年振りの「Sylvia」には・・・ちょっと雑ではあったが・・・涙涙(そう言えばオレンジパワーさんのテープ中の「今日のプログレ」には笑ったなぁ)。「悪魔の呪文」のヨーデルも「あ、これこれ!」って感じで嬉しいね。こうやって聴いてみると、相当エキサイトする人々だったという事が判る。オーディエンスも凄い盛り上がり様である。
得意先に訪問したついでに2フロア下のポニー・キャニオンに乱入して再度クリムゾン紙ジャケの予定について迫る。先日に引き続き課長職らしき方が社内データを参照の上、依然として発売未定である、と教えて下さる。うーむ。いつになるのだろう。早いとこ予定を明確にして欲しいものである。向こうにしても、当然モゴモゴと「えーとあの、クリムゾンの紙ジャケは一体・・・」などと呟く目つきの変なオヤジが何度もやって来るのは気持ちの良いものではあるまいしね。

4月20日

UK「Reaching For The Light」、BB&A「Live In Japan」を聴く。
UK、いいっすね。音も良いし、アランも結構元気です。4人UKのブートは内容的に不評なものが多いと聞くが、これは例外であろう。
「イヴの総て」のサードなどを探索すも不発。ルネッサンスのカーネギー・ホールでのライヴのCDをHMVにて発見するが、4,580円ってのは輸入盤にしてはかなり高いんではないか。中古屋でJohn Coltraneの「A Love Supreme(20bit)」を購入、1,400円也。だって神のお告げがあったんだから仕方が無いではないか。まあ聴くのは当分先になりそうであるが。
昨日例の「業界日本初のプロジェクト」の説明会が開催され、その模様が本日某地方紙に記事として掲載されていた。反響もあったらしいし、いよいよ本番である。

4月19日

sibaさんから配給頂いたブツ「Tales From Yesterday」と「EL&Pのホウダウン三昧」を聴く。「Siberian Khatru」は途中までYesそのままで、一体どうなることかと心配したりしたが、ちゃんと裏切ってくれる所はなかなかである。ハウ&アニーさんの「Turn Of The Century」はsibaさん仰るとおり絶品である。アニーさんは年輪を経て、その美声はよりふくよかかつ艶やかになっている様に思われる。それにしてもMorseさんオイシイね。

昨日、長男とのプロレスごっこの際に鉄の爪攻撃により鼻を負傷。行く先々で理由を聞かれ、「いやー婦女暴行しようとして失敗したんですよわはは」とか言ったりしたけどやっぱりウケなかった。全然関係ないけど、知り合いの若者で、朝路上駐車の車中思い切り開脚してガーっと寝ている女の子に見とれたばっかりに電柱に激突して前頭部割って流血しながら出社したという奴がいたなぁ。いま思えば実に集中力のある真面目な青年であった。

4月18日

休日の為プログレは・・・靴磨きをしながらGentle GiantのK.B.F.H.を聴く。

塩釜神社へ次女のお宮参り。生憎の曇り空ではあったが、桜も満開、花見客も大勢出ており、大安と云うことで祈祷に訪れた人も数多し。もうちょっと遅れたら駐車スペースも無かったことであろう。帰りにファミリー・レストランに寄ると、「煙草を吸われますか」と聞いておいて、①NOと答えている私に対して②禁煙席がガラガラなのに喫煙席へと案内する激馬鹿店員に神社帰りにそぐわぬ激怒*。
寝入りばなの次女は、Crimson「Mincer」イントロのリズムがお気に入り。うはうは。

*注4)プログレオヤジは概ね短気である

4月17日

休日の為プログレはお休み。

長女の授業参観日にて私は長男と留守番。こいつは朝ご飯にホットケーキ3枚食べてからマクドナルドでハッピー・セットを喰うというのでご相伴。午後買い物の後長女&長男と3人で散髪へ行く。しかしながら生涯初めての床屋にビビリまくった長男が藤波戦前夜のエル・カネックの如く敵前逃亡*、問題解決は次回に持ち越されることとなった。

*注3)昭和プロレス史中のこの大事件、実は同僚レスラーによる人種差別的イジメが原因と知ったときには大変驚いたものであった。

4月16日

日暮らし”Quadrophenia”成人男子たらんと成すはげにむつかしくむつけき哀しきこと也。
春は曙やうやう白く成り行く生え際少し計りて梳立ちたる毛の細くたなびきたる。さても軟禁玉簾、ただただ入稿の儀式混入るに委せて振る舞えば苛立ち募りて昨日の校正に懺悔するのみ。俄には信じ難く嗚呼愚や愚や汝を如何せん謂わんや納期を於いておやおや。

4月15日

「埼玉の香りつきピンクのTAPE」及びJeff Beck 「Wired」を聴く。仕事中突然「Red Boots」が聴きたくなって、家にレコードが有るのに中古屋さんによって買ってしまった。1,200円也。まるで裕福な人みたいである。

胃部X線撮影時のバリウム処理用下剤のために終日苦しむ。一錠で4回の排泄とはいつもの事ながら効きすぎるぞこの野郎。おしりが痛いではないか。
「巨大金魚」で有名な得意先の社長に呼ばれ、パンフレットの打ち合わせをする。この会社に最初ほとんど飛び込みで訪問した時には、入り口正面の水槽に体長30㎝はあろうかと云う金魚がウヨウヨと泳いでいて度肝を抜かれたものであるが、最近は漸く慣れた。この社長、この不況下に年商昨年比200%UPを本当に実現しそうな凄いヒトで、お話はとても勉強になる。

4月14日

「埼玉の匂いのするピンクのTAPE」を聴く。Crimsonの「Solve Et Coagula」も聴く。

当社の朝の営業ミーティングでは下らん話題が多いが、最近は健康診断が近いためか「世の中ドッグ絡みの検査で何が一番痛いか」みたいな話に現を抜かす。現段階では膀胱に造影剤を注入するのがベストワンではないかと言う結論に落ち着いている。まだ若いヒトがいるのでそんな程度なのは幸いか。こういう話になると検査をいっぱい受けてきたヒトがなんだか威張れるような雰囲気になるからアホなものである。そう言った意味合いでは実は私は2番目に威張れる立場である。
今日は大安だと云うのに、納品中にエレベーターのドアに耳を挟まれるわ、固定したドアを(30秒も)一生懸命開けようと試みるわ、しかもそんな無惨な姿を得意先の方々にしっかり目撃されるなど実に虚しい日であった。しかしながらお客様に喜んで頂いたのは不幸中の幸いであろう。営業はお客様の玩具である。

4月13日

「埼玉の匂いのするピンクのTAPE」を聴く。新世代版ジュディさんの歌声を聴いて思わずニヤリ。全編女性ヴォーカルは予想に違わず嬉しい。でも不勉強が祟り、ジュディさんとアニーさんの他は自信を持って特定できるものはなかった・・・これってソーニャさん?ジェーンさん?などなど悩む曲が並んでおったげな。明日も聴こう。

今日はダブル・スタンプ・デーっと思い出してHMVへ行くとついさっき事務所に行ったイラストレーターのH氏とばったり会ってしまう。「R.C.の今月の特集何だべや?」「XTCでねえべか。」そそくさと応えるとH氏はタワーレコードへそのR.C誌をゲットしに消えてしまった。何故此処HMVで買わないかと云うとその辺はポイント・カードに起因すると私は睨んでいる。私を含めてみんな苦労しているのである*。ふと見ると、分室でABEさんが仰っていた「Player」誌を立ち読み後「Beatleg」誌を発見、Fripp御大も表紙に載っているので思わず購入。 Fripp氏のインタビューを早速読んだが、積年の恨みつらみが噴出していて凄いぞこれ。ABEさん、情報ありがとござんした。直前に読んだ「Player」誌での発言には、最近の例に漏れず紳士的な受け答えから随分物わかりの良い親爺になっちまったんだなぁなんてちょっと気になっていたのだ。ところでこの雑誌、「GOLDWAX」の前編集長が創ってたとは知らなんだ。うーむなるほど。字は細かいが仕事の鞄に入る大きさだし、Crimsonの”Solve Et Coagula”をアムステルダムに次いで絶賛してるのも気に入った。今後も真面目に読もう。

*注2)H氏はあんまりプログレ聴かないが、プログレオヤジは一般にコツコツ型

4月12日

最近には珍しくCaravanの「Nine Feet Underground」などを聴く。

仙台一高のグラウンド周りなど、いよいよ桜が綺麗になって来た。天気もまあまあだったし、これで仕事が休みだったら・・・おっといけねえ。
嗚呼そう言えば今週は定期検診が有るのであった。あーやだやだ。あのバリウムって奴、私は嫌悪している。検査後に飲まされる下剤が異常に効くんだよなこれがまた。下手すると一日10分毎にトイレを探す羽目になるのだ。営業やってる身としてはこの日は毎年地獄であるが、健康維持のためと言えば止むを得ないのであろう。うーむ・・・加えてγーGTPも心配であったりする。だったらもっと節制しろよと言われて当然だが最近は肝臓を酷使してるからなぁ。去年は検査結果隠してたのがバレて配偶者に激怒されたんだっけ。扶養家族4人っていう自覚を持たねばいかんよ。でも今更禁酒しても遅いだろうし、ストレス溜まって却って身体に悪いだろうから無駄な抵抗はやっぱりやめておこうっと*。
 
*注1)プログレオヤジに顕著な特徴は頑固なご都合主義

4月11日

日曜日につきプログレはお休み。

いやだらけた一日であった。子供連れてマクドナルドと買い物行った以外にしたことと云えば、遅すぎるタイヤ交換位及び付随して不本意ながらも手を染めることとなった倉庫の整理である。お陰で旨いビールが飲めたから、まあ良しとしよう。
HPの原稿書いていて改めて思ったが、本当に最近の映画を観る事が無くなった。なんだか観たい!という意欲が湧かないのである。昔の映画ばかり繰り返して観ているせいもあるだろうが、これは良くない傾向だ。老化か?

4月10日

King Crimson 「Starless」など。掲示板を見て聴きたくなったりするのである。

本日はお葬式にて駐車場誘導係。4月とは言え松島の風は冷たく、年寄り用の厚手の下着で臨んだのは大正解であった。私は葬式の受付や駐車場係をした後は必ず風邪を引いてしまうので、慎重に臨む事にしているのである。
故人は89歳のご婦人である。13年前より糖尿病を患い、2年前からは殆ど寝たきりの状態であったと聞く。ご家族の献身とご苦労は私の想像域外であるが、いずれ私にとってもおそらくは避けて通れない未来なのであろうと思いながら帰宅。

4月9日

King Crimson 「Absent Lovers」を聴く。

久しぶりに「新華」にてチャーシューメン。店に行くまでは味噌ラーメンのつもりだったのに無意識のうちに注文していた。前回はしょっぱさに参ったが、今度はそんなことは無い。日によって味が違うか新華。でもチャーシューもこの前より旨かったようなので勿論許す。
ようやく春めいてきて嬉しい限りである。懐古的な見地から述べると、私がかつて青春の時代をのほほんのほほんと過ごしていた頃の春の訪れのシグナルは、女性のスカートの着用或いは丈の変化に決まっていたものである。ここ数年は世の女子の方々、常に一定の丈に留まっているようで季節感の欠如は甚だしい。君達、四季が明確に存在するのは日本だけ、と言っても信じないだろうけど、ここまで情緒在る一年を過ごせる国はそんなにないのだよ。変化があってこその楽しみもあるのだ。冬に無理することはないんでねーの?いや別にオヤジの嗜好は関係ありません。結局は世の無常、明日はお葬式。

4月8日

ご近所の奥様方にもお喜び頂いているというこの日記・・・はて麺様な。ほれと開襟そんなつもりはあまっさえ在らずにこうなったら積もった雪にも寄らばその大樹に聞け。菊にたへない噂はあれどもどもった私が悪うござんした、と一応謝罪はしたら最後に送り睫毛のコンコンチキよ、てな具合が口はばったい今日この頃は如何致したかと問えば。ちなみに私は一応真面目なすっとこどっこいの東北人。

GENESIS 「The Lamb Lies Down On Broadway(アーカイヴ版)」、スティーヴ・ハケットのWOWOWライヴ・テープ、Roger Waters 「RADIO K.A.O.S.」。Floydはやはり彼だったようだ。

しかし、今年の気象は一体どうしたのか。今朝も雪がちらついていた。こんなに寒くては花見なんか出来んぞ。

4月7日

GENESIS 「The Lamb Lies Down On Broadway(アーカイヴ版)」

オーバーダヴしていようとも、最後の「It」にまさに入ろうとする瞬間の感動の度合いは、今もやはり変わらない。

長男が次女(生後49日)を抱きたがって危ない。泣くと直ぐに寄って行って気づいた時我々ははにこにこ笑った長男とほぼ二つ折りになった次女を見ることになる。思わず「アーッ」と叫ぶと驚いた弾みに勢いつけてベッドに落としてしまうので、この新生児は脳味噌グチャグチャになってしまいやせぬかと最近気が気では無いのである。

4月6日

GENESIS 「The Lamb Lies Down On Broadway」、The Beatles「Rubber Soul」。

クリムゾンの紙ジャケが発売中止と聞き、一瞬にして気持ちはジェネシスの紙ジャケへと切り替わるのがゲンキンなところである。しかしながらHMVへと辿り着いて「羊」や狐女など眺めるも、結局そのまま帰って来てしまった。紙ジャケの魔力はビンビン感じたのだが、来年の結婚記念日のことが脳裏を掠め、目に見えぬ力が私の財布を開けさせてくれないのであった・・・というのはもちろん嘘で、今回の紙ジャケ企画、前回のリマスターと比較しての音質の向上についてもっと確証を得てからでも遅くはないのでは?などと迷ってしまった挙げ句の仕業なのである。実際のところどーなんだろう。YESの場合の様に、極めてアナログに近い!というのであれば突進するのであるが・・・。誰か教えては頂けませんか?ところで、最近不景気のせいか、手形での支払いを迫る得意先が増えて来た。今日も新規取引先となりそうな会社の登記簿を閲覧しに法務局に行って来た。出来ればこんなことをせずに安心して仕事をしたいものだとつくづく思う私はやはり大甘なのであろうか。
10時に会社を出るとなんと雨混じりの雪が降っているではないか!手袋を忘れた悲惨なオヤジは4月とは思えぬ寒さの中、今夜も自転車こいで家路を急ぐのであった。

4月5日

P.F.M.「ライヴ・テープVol.1」、Tempest「Drive You Mad」など。

ジェネシスの紙ジャケに思い悩む一日。リマスターが新たに成されているとなれば、せめて最低限「羊」は手に入れねばなるまい。前回のリマスターと同等の音質であれば、今回はクリムゾンも控えていることだし、涙をのんで諦めよう・・・という程話は単純には終わらないのだ。「フォックストロット」がダブル・ジャケであるとか「羊」ジャケのゲイブリエルの書いたストーリーの邦訳が読めるぞっなどという話を聞けば、そりゃグラッときてしまうのも無理がないのである。ううっ。どーしよう。てなことばかり書いてるが、一応ちゃんと仕事してるぞ俺。
新生児を除く子供二人が疎開中のため相変わらず家の中は静寂の嵐である。

4月4日

本日は日曜日につきプログレはお休み。

朝から「じゃじゃ麺&ちーたんたん」を食す。目が一瞬にして醒め、爽快である。最近漸くその辺のスーパーで買えるようになって目出度いことであるが、実際に専門店で味わうものとは残念ながらやはり違う。私の故郷である岩手県盛岡市ではいまや名物の主役はわんこそばに冷麺が取って替わった感があるが、”じゃじゃ麺”はまだメジャーな存在とは言い難いようである。味自体、中途半端な興味を拒絶するものがあり、私が生活していた当時、地元でも通(或いは中毒患者)の日常食であった。昨日EPOさんがラジオでも言っていたが「白龍」のじゃじゃ麺が・・・ああ、食べたいっ。
本日は長女&長男が配偶者の実家へ疎開しているので異様に家の中が静かだ。お陰でまるで次女が第一子の如く新鮮ではある。

4月3日

内職しながらオレンジパワーさんのTAPEを聴く。及び移動中Camel、四人囃子、G.G.等。

内職完了後は、楓の内祝いの回収及びお届け、そして友人の新築祝いへ。三児の父親二人でビール沢山。月並みな感想だが、新築一戸建ては確かに羨ましい。帰宅12時。

4月2日

The Beatles 「Revolver」、「Jeff Beck’s Guitar Shop」、ヒープなど。

〇〇業界日本初のプロジェクトが遂に動き出した。本日はマスメディア方面と第一弾企画物の最終校正の打ち合わせ。私がいわゆる印刷業者として参加する事になるのか、はたまた別の役割をもって巻き込まれていくのか、あるいは?現在のところは全く分からないが、夏を挟んでまたまたエライ騒ぎになりそうで・・・今後がますます楽しみである。わは。わははは。
小学館文庫「日記のお手本」を読む。アラーキーの断腸亭日乗ならぬ「包茎亭日乗」はなかなか切なく読み応えがあり、壮絶な正岡子規の一文と共に印象に残った。でも王貞治ってホントに素直なヒトね。

4月1日

King Crimson 「太陽と戦慄」、EL&P 「Black Moon」。

本日は9回目の結婚記念日でかつ99年度の営業会議という目出度い日だなぁなどと考えていたら気が付くと「グレート・ミュージック」に居たので、お祝いにEL&Pの「Black Moon」を買う。1,500円也。北関東方面からのフォースの影響による行動と思われる。なんて事ばかりしてはいるが、来年の今日の日には既に配偶者から内示のあった「スウィート・テン・でーやもんど・の替わりの某家電器具」を買わなければならぬ。いい加減ヘソクリを準備し始めなければいけないので、おちおちCDなど買いに行ってはいられなくなりそうなのである、と一応日記には書いておこう。

(嬉しかったこと)
昨年担当した某信用金庫のカレンダーがその筋の作品コンクールで入選したこと。
(つまらぬこと)
業界誌に当社の某作品及び制作者が掲載されてしまった。デザインは素晴らしかったのだが、残念ながらコピーライターは決してクリエイティヴな仕事をしているとは言えぬ。

3月31日

King Crimson 「太陽と戦慄、パート1」、P.F.M. 「Live In USA」などなど。

眠くて参ったが、覚醒作用が在るというクリムゾンによって緊張感を持続する事で何とか午前中は持ちこたえ、午後はPFMの狂騒的な響きで目を開けていることが出来、期末の一日を乗り切った。プログレはユンケルに勝る時もあるのだ。しかしながらやはり眠い事に変わりは無く、出先から自分の会社に電話して「いつもお世話様です。◯▲★印刷の晴山でございますが・・・」という間抜けな仕業を2回もやってしまった。

3月30日

The Beatles「Rubber Soul」を終日聴く。

フランシーヌが自殺した日だ・・・ってこれ判るヒトはオヤジ&オバさん。最近暗くてすまん。
得意先の社員の方の送別会に呼んで頂き久しぶりにカラオケに行くみんな元気だでも帰宅午前二時だから明日(今日か)はみんなてーへんだ勿論私ももう寝る。んじゃ。
・・・と思ったがもう少し書く。この会社、チームワークの良さと各人の個性の揃い方は並大抵のものでは無い。社長の慧眼とリーダー・シップには今更ながら驚いた次第。まあこういった方々の中にいる為か(と言うと責任逃れみたいだが)ついつい口が滑るようになってしまったようである。大いに反省する。

3月29日

King Crimson 「Cirkus」、The Beatles 「Anthology2」を聴く。この「Across The Universe」はピュアで良い。

「雨の日と月曜日は」という曲があったなぁ。月曜の朝はプログレオヤジではなくとも憂鬱である。年度末の忙しさが待っているとなればなおさらである。果たしてこの3日間はなかなかに充実しそうで怖い予感がしていたが、初日は予想に違わずすべてが二転三転の一日であった。うんざりしながら仕事をしていると大体はろくな事が起こらないので、気の持ちようには注意しよう。

3月28日

日曜日につきプログレもお休み。

赤ん坊の足の指ってどうしてあんなに、まるで手のように開くのであろう。まるで猿である。パッと扇みたいに開いた様はなかなか気持ちよさそうで羨ましい・・・。ところで配偶者は足でじゃんけんを出来るらしいが、私にはまだ「パー」を見せてくれたことは無い。私の臨終の折りに披露してくれることになっており、今から楽しみにしている次第である。

3月27日

EL&P「L&G」、The Beatles「Rubber Soul」、UK「Danger Money」。

冨士屋でラーメンを食べようと行けば、土曜日なのに休みとはやはり妙な店である。仕方がないので向かいの”きむらや”という焼き肉屋さんに始めて入って「スタミナラーメン」とやらを注文するとこれもまた変わっていて、一言で言えばカルビクッパの中に冷麺が鎮座しているのである・・・で、結構旨いのだ。ご近所の方はお試しあれ。
昨日は、実は「ラバー・ソウル」を探していたのである。”ひとりぼっちのあいつ”は中学生の時に聴いて以来泣けて泣けて大好きなのである。本日とある中古屋の前を通りかかるとCD一枚につき300円 off セールをやっており、迷わず突入すればその手に残るは「Rubber Soul」とUK「Danger Money」、しめて2200円也。ビートルズは国内盤なので止むを得まい。早速聴いて泣く泣く。そう言えば昨日は某CD屋さんでGENESISの「アーカイブ」3,000円(輸入だけど)というのを見て憤怒。そりゃ安すぎるぜ。

3月26日

Camel「Moonmadness」、四人囃子など。

久しぶりに”レコード・ギャラリー”にふらりと入ると、なんとこのところ探し求めていたP.F.M.の「Per Un Amico」を発見。中古で1,800円、そりゃ勿論買うで買うでって買って即聴いた。この前通販で買った「Prime Impressioni」とかなり曲が重複してはいるとは言え、「River of Life」の原曲が聴けたのはなーによりも嬉しいことである。

最近、身辺でこの内容を額面通り解釈してしまう方がいるのが判った。やれやれ。冗談として書いている部分が最近非常に多いだけに、これで私の人格やら何やらを判断されても(ちょっとだけど)やはり困る。そのうち、「晴山さん家では毎日ウ●●食べてるらしいわよ、奥様」なんて噂が広まったりしたら子供も可哀想だもんね。確かに私の筆力に原因があると思うと気が重いことではあれど、まあせいぜい自重しよう・・・と一応日記には書いておこう(反省の色無し)。

3月25日

Roxy Music 「The Thrill of It All」、The Beatles 「Past Masters Vol 2」。

イソノさん家のカツオくんが亡くなった。ああやはり、と思った。合掌。

運動不足である。HPを始めてから特に顕著で、先に書いたダイエット云々が過去のモノでは無くなりつつある。次女抱いてスクワットしたりしても焼け石に水のようである。手遅れに成らぬ内に何とか何とか何とかしよう。

3月24日

Roxy Music 「The Thrill of It All」。フェリーのぬめぬめヴォーカルに翻弄される一日。

固定観念、と言えば聞こえは良いが、思いこみだけで判断した事柄が考えられないミスに繋がるという事が重なり、ここ一両日は肝を冷やすことばかりだ。確かにいずれも私の思考の偏狭さを物語るプロセスが顕著で、危機感を募らせる出来事だったりするのである。ただ単にネジの緩みなのか。現在のところは、本を逆さに読むとか大名行列を見たとか着衣を忘れて踊り狂いながら出勤するとか異常性欲に目覚めるとか糞尿を喰うとか云った振る舞いとは無縁だし、まあ本人は大丈夫だと思ってはいるものの、少なくともこんな日記を書いているからあいつはほれ、あの様になってしまったんだ、などと言われないように気をつけよーっと。

3月23日

EL&P「Welcome back my friends, to the show that never ends~Ladies & Gentlemen」を終日嬉々として聴く。

昨日は紙ジャケL&G入手を断念したため、次女・楓の(生後33日)の子守歌はK.B.F.H.版「悪の教典#9」である。抱いてる親父が盛んに頭を振っていたわりには第一印象にて寝たのでホッとした。
というワケでやはり買ってしまったL&G。2CDだったので不謹慎にもホッとしたぞ。だって「Yessongs」は確かにアナログ派が喜ぶ3CDだったけど、やっぱりちょっと高いもんね。しかしながら私L&Gについては発表当時高くてとても手が出ず、いまあるのは買った友人に借りて録ったという既に変色したScotchのカセットテープだけ、という状態だったので、動機づけしてくれたsibaさんには感謝するのみ。「あの」・・・Hoedown、Toccata、Tarkus、Piano Impro.が良い音で聴けるんだもんね。文字通り感涙ものである。しかしながら、決してアナログ派では無い私がこんな事を言うのもどーかとは思うが、この紙ジャケ企画、発売当時の国内盤のクォリティをどこまでデジタルで再現するかというコンセプトからスタートしてる(ひょっとしてマスターも同じではないか?)という宿命からか、この辺の事情が解らないヒトは見向きもしないだろうし、そう言った意味ではリスクが大きいんじゃないか、なんて余計な事を考えたりもする。実際先日子供と行ったレンタルビデオ屋には、前回&今回、両方の「紙ジャケ」タルカスが置いてあった。この商品のターゲットって我々の世代しかいないだろうし、その経済力は着実に落ちつつあるのだと言うのに、ねえ。とはいっても結局買ってしまうオヤジがいると言うことはこの戦略、日々成功に向かっているのか?

3月22日

本日は殆ど家に籠もっていたのでプログレは無し。

三連休もだらだらと過ごしている内に最終日を迎えた。新生児がいるとは言え、お彼岸に墓参りにも行かない不届きな家族であった。本日は、イアンっじゃないマクドナルドに子供連れて行っただけ。分室sibaさんの全曲解説を読んでからEL&PのL&Gがどうも頭に引っかかっていて悶々としている内に一日が終わってしまった。実は夕方家族を振り切って暴風の中をCD屋へと向かったのだが、泣き叫ぶ次女の顔と配偶者の白い目、及び明日はHMVのダブル・スタンプデーという事実が頭に浮かび、途中で引き返して来たのである。ああ、なんて家族思い・・・じゃなくてセコい小心者のプログレオヤジであろうことよ。明日は行こう。

3月21日

King Crimson 「The Great Deceiver 」のDisc1・Providence編を聴く。

ここ2,3日、次女を抱いて寝かせる時には「Starless 」のベース・リフを子守歌に試みているが、安眠には効果的な模様である。よしよし、何しろ最初が肝心だからね、プログレ英才教育って。長女&長男は今の所失敗しているのでこの際次女については(配偶者には内緒で)今の内に変拍子から入って貰おうっ・・・てこれはやはり危険か?
団地の掃除当番(年四回)のため7時からゴミ拾いなどをする。昨日に続き滅多にしない地域社会への参加である。午後は分譲住宅の2,3期販売開始状況を見に行く。天候がちょっとねえ・・。その他の時間はは次女を抱き、あるいは次女と共に眠る怠惰な一日であった。んがー。

3月20日

Renaissance「K.B.F.H.のライブ」を聴く。

午前中はアニーちゃんの美声を聴きながら会社でデスクワーク。午後は子供会の廃品回収の手伝い。約100世帯の古新聞・雑誌・段ボールなどで簡単に4tトラック一杯分位になるようである。
本日、一方通行の道で対向車が来たのでパッシングして待っていたら、相手のオバサンがどうもパニックを起こしたらしく、謝りながら何度も無意味な切り返しをした挙げ句に横に停めてあった原付バイクに接触してドアを派手に凹ませてUターンして行った。何か悪いことをしてしまったような・・俺の顔そんなに怖いか?

3月19日

EL&P「赤箱Disc2」、King Crimson 「Cirkus」を聴く。

ああ眠い。午前中は頑張っていたものの午後より辛かった。EL&PとCrimsonをガンガン聴いて自らを鼓舞しながらの一日であった。でもよりによってこんな日に限ってハードな納品があったりするから皮肉だ。エレベーターの無いビルの6階まで荷物持って8往復、眠気に加えて足腰もガタガタである。おまけに今日は長女の誕生日とあって早く帰らねばならぬと言うプレッシャーも・・・参ったぞこの野郎。やはり残念ながら仕事完遂とはいかず、明日も出社じゃ。

3月18日

King Crimson 「Cirkus」を聴く。

やはりいいぞ、Crimson。既に聴いていた音が大半とは言え、こうやって時系列的にはごちゃまぜになっているのも却って新鮮でなかなか面白いぞ。

昨日はあまりにもスギ花粉症の症状が酷いので耳鼻科へ行き、地域振興券(しかしこの言葉って昔からあったかの如くちゃんと変換されるな)にて処方された薬を購入。
今日は居残り当番で、帰宅が久しぶりに12時回ってしまった。お陰でDTPの通信教育・第六回目を発送できたぜ。最初の頃は結構手こずったがこれで終わりさ。
ざまあみやがれ。でも眠いぞこの野郎。ああ明日辛そう。

3月17日

PFM「Prime Impressioni」、King Crimson 「Cirkus」を聴く。

PFMってただのベスト盤だと思っていたが、聴いてみてびっくり。収録されている曲のMIXが他のアルバムのモノとまるで違っているのである。何だろうこれ。一方、Crimson と聞けばほぼ無条件に手が出てしまう悲しさ、今回もフリップ翁の術中にはハマってしまった形になったが、96年メキシコのライヴなどやっぱり手放しで喜んじゃうんだもんね。「戦慄Ⅱ」なんてアルゼンチンものより一層過激になっていてとてもよろしい。ああ、”アースバウンドⅡ”やら何やらが待ち遠しいものである。

こうやってCDを買って車ですぐ聴けるなんて、70年代に音楽に目覚めたプログレオヤジにとっては本当に夢のような、というのは大袈裟だけれども、つくづく便利な世の中になったもんだと実感する。どんなに頑張っても車の中でレコードは聴けなかったもんなぁ。70年代当時は、レコード買ったらまず一目散に走って家に帰って、大体選び抜いて買うから家に着いた頃は当然夕方になっていて、急いで夕飯かっ込んで自分の部屋に籠もって明かりを消して、でもジャケットは穴の開くほど眺めながら、一心に音だけ聴いたもんさ、ねえそこのお若いの。でも、わかんないだろうなぁ。勿論、レコードの時代が最高だとは思わないけどね。だって俺達だってさ、買おうと思えばまあ家庭とかなにやら犠牲にはするけれどCDはそこそこに買える今の方が便利でいいよねやっぱり。でも、そのころ噛みしめる様に聴いた純粋さやスタンスや時代の空気なんてもう忘れつつあるのかもしれないよなあ。
話は脱線するけど、オーディオの世界もねえ、CDなんていう革新的な発明が登場する前は結構面白いのが一杯出て来たもんさ。フェリクロームのカセットって知ってる?わけないか。オープンリール・・・なんて言ってもコレもわかんないだろうけど、これとカセット・テープを合体させたようなL・カセット何て言うのもあったなぁ、ちょっとデカくてねぇ、すぐコケたけど。カセットのノイズ対策も白熱したあたりのANRSやらdbxなんてのも覚えてるよな。スピーカーはバック・ロード・ホーンや壁板にただスピーカーが付いてるヤツなんてのが自作方面で流行ったもんで、このオヤジも憚りながら作ったもんさね。しかし最近しみじみ思うことにゃ、未だに真空管式のミキサーが最高だなんて言ってるエンジニアが居るって事は、この30年間の機材の進歩って一体なんだったんだろう、と思ったりするわけよ。でもこんな話ばっかりするから嫌われるんだろうな最近・・・ってあれ、やっぱり寝ちゃったの?

3月16日

本日は半日病院に居たため、プログレは無し。

配偶者は産後の肥立ちが悪いし、次女は黄疸がいやに強く、いずれも早めに診て貰った方が良いだろうと朝から病院に行く。次女の件は、長女が新生児の頃に乳児性肝炎を患っているのでおそるおそる行ったのであった。長女の時は胆道閉鎖症の疑いまでもたれて大騒ぎだったのである。結果は二人とも心配無いとのことで、まずは一安心。

帰宅すると、USAよりPFMのCDが届いていた。またしても「Per Un Amico」は無念の涙。ついでに頼んだ「Prime Impressioni」というワケの解らん一枚のみ手に入ったが、何だろうこれ。そう言えば明日はクリムゾン発売の日だ。買うんだもんね買うんだもんね。
では、ダイエットの話の続き。

自分の決めた減量目標に達するまでは他の方々にも迷惑を掛けることとなった。例えば、友人達とファミリー・レストランに行くことは出来ても、吉野屋には決して行けない、ということ等である。幸いにもこれが原因で友人を失うという事態には至らなかったが・・・。ダイエットと若干のトレーニングの結果、66㎏あった体重は、3ヶ月で56㎏まで落ちた。これは異常な生活のもたらした成果であり、同時に身体の変調をももたらしてくれた。腸内異常発酵が日常化して、腹部の膨満感(CMで江川が演ってたヤツ)に悩まされる様になったのであーる。おそらくはメチャクチャな食生活の影響で、腸内の微生物のバランスが劇的に変わってしまった為であろうと推測する。(最近は比較的良い状態に持ち直しているが)脱線するが、その後の健康志向で玄米などを常食化した際非常に驚いたのはその摂取に伴う排便量の増大である。これは尋常ではなかった。宿便なんて瞬く間に無くなるぞ。

3月15日

Giltrapさんのテープを聴く。V.D.G.G.の「精神交遊」ってCDではこんなに音が良かったのね。ああ、あの日あの時あの瞬間、ああ、買っておけばのう。

その昔、ダイエットをしたことがある。大学4年の時に、63㎏だった体重があっと言う間に66㎏に達し、下宿の後輩に「腹出ましたね晴山さん!」と誉めて貰ったのと、岩城宏之氏のダイエット本を読んでしまったのがきっかけであった。それから三ヶ月間、「動物性タンパク質は摂らない」「炭水化物は一切摂らない」を基幹に減量を開始(減量シロウトの悲しさである。根本的に間違っているとは当時は解らんかったのだー!)、朝御飯はモヤシの炒め物に納豆と豆腐(米は無し)、しかも昼も夜も同じメニューという気違いじみた生活を始めたのである。しかも困ったことになんとアルコール関係は解禁したままであったのだ。従って減量の進行は遅かったが確かに「減量」は完遂した。と言うわけで、続きはまた明日。

3月14日

本日も休日につきプログレはお休み。

知り合いの方から出産祝いに珍しい日本酒を頂き、早速味見をする。宮城の地酒で「金龍」という発泡酒である。あまりに旨いのでついつい飲み過ぎて本日は二日酔い。
得意先より、①「カナダと日本の総面積」及び②「日本の大工さんの平均年齢」を調べて欲しいと頼まれて本屋に行く。①は勿論簡単に判ったが②が問題である。騒がしい子供二人を図書館へ行くワケにはいくまいし、インターネットで検索しようと思ったが、やり方がヘタなのかどうにも引っかからないんだなこれが。どうしたら良いのだ。おろおろ。

3月13日

本日は休日につきプログレはお休み。

例によって子供の病院のハシゴ。内科と皮膚科である。帰りにギター屋さんに寄って弦とピックを買う。このギター屋さんはヘビメタ関係の若者が多く、子供を連れた休日モードのオヤジがうろうろするのはやはり場違いのような気がしてちょっと恥ずかしい。最も、珍しい風体の人がいっぱい見れて、当家の田舎の子供は楽しそうではあった。

3月12日

John Lennon 「ジョンの魂」を聴く。

いやなんだか冗談ではないぞ。何故急にこんなに仕事が忙しくなるの?これは騙し討ちの反則ではないか?反則技と言えば猪木の最大の必殺技は「非常識」、よく言えば「常識に左右されない行動力」であったが、今度のUFO騒ぎもこの辺が発端になってるんだろうなぁ。でも、結局裏で親日と繋がっていることを勘ぐらせるあたり、ユニバーサルの教訓は一体何処へ行ってしまったのかと思わざるを得ないのは非常に残念である。

3月11日

Uriah Heep 「Look At Yourself」、Deep Purple 「Purple Chronicle」

Yeah!今日はハードロック・オヤジなのだ。そう俺様はHighway Star でSpeed King!だったのだぁ。でも一般道ではサンデードライバーの如く控えめなドライバーです。

いやー、いよいよ忙しくなって来たぞ。良い傾向だ。3月にヒマだなんて最悪だからね。このまま営業一筋に生きて行くぞ!そうとも仕事が私の命だ!文句あるかっっ。本日私の所属している会社が遂にインターネットに接続したからこんな事を書いているのでは無いよ。

3月10日

King Crimson 「WOWOW’95」

次女の顔を生まれて初めてビデオに撮る。誕生直前に故障してしまっていて、貧乏な当家では新しいモノをそうそう簡単には買えず、最近ようやく修理に出したのだが、いよいよ子供が笑ったりし始めたので、慌てて会社の同僚の人にお願いして期限付きでカメラを借りたのである。しかしこの人、三年程前に当時の結構ハイレベルなカメラを買ったのだが、同居の猫を2年ほど前にちょこっと撮ってから箱に入れていたまま、使用していないのであった(ああ、モッタイナイ)。よってほぼ新古品状態。だから借りれたのである。更に言えば、昨年の9月に「インターネット」はおもろいで!とばかり私が煽った為に、ノートPCを買ったのだが、数回開いて未だ回線を繋がぬまま箱の中にあり本日に至る(ああ、モッタイナイ!)。まさに宝の持ち腐れである。・・・そろそろ責任を感じてきたので、また突っつかねばなるまいて。

3月9日

P.F.M.「www.pfmpfm.it」、Jimi Hendrix 「Axis;Bold As Love」、The Beatles”John Lennonの作品集”など。

ああ、なんてことだ。キューブリックが死んでしまった。残念だが2001年までは頑張れなかったようである。「2001年宇宙の旅」と「シャイニング」しか観ていない不届きオヤジにはこの人を語る資格は無いが・・・いずれも何回も堪能した大好きな作品である。「2001年」は何だかワケ解らなくて好きだ。モノリスと対峙してからのめくるめく画像が好きだ(これってこの映画の主題を全然理解していませんか?)。「シャイニング」はカットの繋ぎやら細かいところが神経に届くようにちゃんと怖く創ってあって好きだ。ジャック・ニコルソンが一人でボールと戯れる悲しいシーンも好きだ。あのバーのカウンター、キュア・デリアのバーテンに作って貰ったマティーニもきっと大好きになれそうな気がする。でもあの双子の姉妹はマジで怖いので一緒には遊べないかもしれない。血の濁流も出来れば勘弁して欲しい。さて、「時計仕掛けのおれん家」を観なかったのは一生の不覚!なんてことの無いように今の内に観ておこう(だって恥ずかしいじゃないか知らないなんて)。それにしても、クロサワといいキューブリックといい、巨匠連中はみんな今世紀中に逃げて行っちゃうのだろうか。

3月8日

King Crimson 「THRaKaTTaK」、「PROJEkCT TWO Live Groove」、Pink Floyd「Wish You Were Here」

案の定腰が痛い。しかも、会社へ行ってみると気温が高いせいか周りの雪もほとんど解けている。こりゃひょっとして雪かきなんてする必要なかったんじゃないか?
分譲住宅関係の野立看板が折からの強風のため傾いて危険な状態にあるというので、先週施工業者にメンテナンスを頼んでおいたのに、どうやら手をつけていなかったらしい。土曜の夜に、私の携帯電話に得意先担当者からの鬼気迫る伝言が入っていたのだ(暴風の効果音付で)。確かに値切ったし、どうもやる気のなさが伝わってきて気にはなっていた看板屋だったが・・・。でも仕事は最後までちゃんと責任持ってやってくれよ。日頃より温厚な私も久々に仕事で切れたね。

3月7日

引き続き専業主婦化のため、プログレはお休み。

子供と一緒に「それ行け!アンパンマン」を観ていたら、「セニョール・タコス」なる脳天気なキャラクターが登場していた。その脳天気さ故にバイキンマンらも意外に手こずったりするのだが、まさしくプエルトリカンのステレオタイプであり、人種に対するイメージづけはこんな所から芽生えるのかもしれんなぁ・・などど下らんことを考えてしまうのはオヤジの性。
本日はこの冬としては珍しく少々のまとまった雪が降り、止んだ合間を狙って雪遊びがしたいという長女と二人で会社へと赴き、雪かきをする。残念ながら終わった瞬間にまた降り始めた。明日は新しい雪と筋肉痛で朝を迎える事になりそうである。

3月6日

本日は専業主婦化したため、プログレはお休み。

昨夜は長男が突然40度近く発熱、同時にクループ(気管収縮)の発作を起こし、呼吸困難に陥って暴れるわ、次女は長男に気を取られている間に母乳を嘔吐しているわで肝を冷やしたぜ。しかも一夜空けたら二人ともケロッとしている。どうなっているのだ。
病院往復の合間に例の地域振興券を取りに行く。なんだかんだ言ってもありがたいことである。当家は長男・長女分合わせての4万円也。近々紙オムツとなる予定である。

3月5日

King Crimson 「Epitaph Vol.1&2」及び「ProjeKct One Live At The Jazz Cafe」を少々。

何て事だ。3月上旬だというのに雨がザーザー降っとるで。そろそろタイヤ履き替えよう。本当に少ーしずつではあるが、仕事方面も活気づいてきてはいる様だ。本日も午後からは調べモノをしようと思って無理矢理予定を開けていたのだが、結局呼び出しの連続で普段と変わらぬ営業の一日となってしまった。でもまあ、これは有り難い傾向であろー。

3月4日

The Beatles 「Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band」、Jimi Hendrix 少々。

その昔Jimi関係に一生懸命だった頃の編集テープを聴く。「Hey Baby」が6テイク入っていたので、我ながら驚く(全然覚えていない)。何故か入っていたサンディエゴの「Red House」の甘い甘い甘いギター、バークレーの「Here My Train A Comin’」の粘着これでもかギター、双方何時聴いても本当にすばらしい。アラン・ダグラスも一応良い仕事してるね。

なにやら、コピー書くのにえらく苦労してるぞ。自分の責任で書く様になってから見極めがむっずかしいのね。ボクってチャス・チャンドラーみたいなプロデューサーが居ないとダメなのかしらん(ジミ・ファンの方、不遜な表現お許しを)。神よ導き給え。関係ないけどCrimson 「Red」の「神の導き」っていま思うと本当、秀逸なタイトルだ。

3月3日

「ProjeKct One Live At The Jazz Cafe」及び「PROJEkCT TWO Live Groove」を漸く聴く。
いずれも良いです。かなりの出来ではないか?編集長のライナー・デビュウもやっと読めたで。期待通りで嬉しいっす。それから「In The Court of Crimson King」も聴く。

本日はプログレオヤジの誕生日であるが家庭的には次女の初節句が勿論最重要事項である。一応一段のみとは言え雛人形は既にあり、初節句の写真を飾る台だけでも手に入れようと人形関係の卸業者の店に行くと、在庫が一個だけ残っていて「展示品だし、お金は良いからどうぞ」と言われて驚く。おお、楓、お前は打ち出の小槌かも知れんぞ!でもまあ、タダと言う訳にもいかないし、それじゃあ、えーと500円・・・ということで有り難く頂いてしまった。その後、私も上記二枚のCDを自分にプレゼントした、と書いてみてこれは親としてはやはりちょっと不味いのではないかと反省し、翌年はもっと形に残ることを成さんと決心する。でもまあ誕生日だしね。帰宅すると、ローソクが8本(30は省略)乗った自家製の甘くない抹茶のケーキ及び長女と長男によるハモらないコーラスが待ち受けていた。と言う訳で、大台まであと731日。

3月2日

引き続きSylvian&Fripp「Damage」及びOasis「Be Here Now」・・・Oasisいいね、ABEさん。

あっららら。明日誕生日だと気づき慌てて運転免許の更新に行く。4年ちょっと前に仕事中駐車違反で御用になっていて、残念ながら3年分の免許しか貰えんかったがな。3年前に手続きした時に比べて格段に処理が速くなっていてとっても感心感心。そしていつもの事ながら安全協会の寄付勧誘は回りくどくてまたまた感心。「寄付して下さい」ってはっきり言ったらダメなのか?やっぱり集金出来んのだろうし、いかんのだろうなぁ。少なくともわざわざ更新に来てなんだかんだとお金取られた挙げ句、何だか釈然としない説明受けたってみんな払うだけ損だと思うに決まっているのだから、何か他の方法を考えた方がいいぞ。事実私は前回イマイチ納得出来なかったので、窓口で「今回は遠慮しておきます。」と申し上げたら「ええっ?」と目を剥いて驚いて頂いた。向こうも何故か貰うのが当然と思っているからあらまあ不思議だ。だって寄付じゃないの、ねえ。
でも今日は3年経て大人に成っていたので、素直に3年分支払って帰ってきたぞ。38だしね、もう。

3月1日

Jimi Hendrix 「Live At The Fillmore East」及びDavid Sylvian&Robert Fripp「Damage」

営業会議。決算まで一月だというのに個人レベルでも芳しくない数字である。先月もミスは多かった。目標完遂は土台無理としても、この一ヶ月間は後々悔いの残らぬ様本当に頑張ろうと人知れず誓う。(プログレはもちろん聴くけど)真面目な仕事熱心なオヤジとして一ヶ月を全うするのだっ。
今日得意先前で、以前の会社で(と言っても10年以上前だが)仕事をしていた広告代理店のスタッフ(当時は女の子)と偶然出会った。日本ではかつては五指の売り上げを誇ったその会社も今は無く、結婚したことも知らない内に既にバツイチ、働く子連れ母と化していて、当然ながら有無を言わせぬ時間の無情を痛感する。最も向こうも私が3児の父と聞いたらおそらく死ぬ程笑ったことだろう。
新生児が眠りながら笑うのである。眼も満足に見えぬ筈なのに、彼女の世界で「けけっ!」なんて声を上げてしまう程楽しいことなんて、一体なんなのだろう。

2月28日

本日は日曜日につきプログレはお休み。

午前中は家事全般、午後は買い出しと内職で終わる予定通りの一日である。最も夕方になって予定を早めて義母が復帰してくれたのは有り難い。今日は新生児を初めて入浴させ、背中の異様な毛深さに絶句。尋常では無い濃さに、北京原人ではないかとの疑いも聞かれる。父は髭は濃いが背中は薄いぞ!やはり先祖帰りか?

2月27日

Wishbone Ash 「Pilgrimage」、King Crimson「B’BOOM」、Oasis「Be Here Now」

土曜日だと言うのに仕事があることあること。身体が重く、どうも快調とは程遠い。このところ家事から離れていたので精神的には負担が少なかったが・・・。配偶者も何だか調子悪いし、心配である。

2月26日

「Captain Beyond」、P.F.M.「Sutoria Di Un Minuto」、David Sylvian&Robert Fripp「Damage」

新生児の顔全面がまるで猿の如く毛深く、先祖帰りみたいで心配である。一応女の子なので、霊長類越えたカレリンみたいになるのも個人的には面白いけどちょっとね。神取、というのも素敵だけれど親としてはやはり困るね。本日ゴッド・ファーザーの所へ行ったら、「キミに似たんじゃないの?でも髭濃くなければ大丈夫。」と言われて安心・・・した訳では無いぞ。遺伝的には心配なのだ。今時髭付ロシア娘じゃないとは言ってもね・・。大体私は髪も髭も昔から剛毛でついつい子供に頬ずりなんてしようもんなら皆顔面血だらけになってそこら中大騒ぎになって大変だったのだ。いやマジで。

2月25日

King Crimson 「The Nightwatch」、Oasis「Be Here Now」の残り半分。

sibaさんのBBS見ていて思わずアムステルダムを聴く。この作品の存在理由は「暗黒の世界」の制作過程の謎を解明してくれた重要さと、Fripp御大が仰る如く、「Crimsonが世界最高の希有のバンド」であった一瞬の記録、という事である。ふっ。ふははははははっ。
Oasis、ちょっといいね。後半の方が変化があって良いような。もう少しは聴き込もう。

今週は仕事で学ぶ事がたくさんある。自らの出発点を再確認したり、一瞬の気の緩みがすべてを無にする恐ろしさを目の当たりにした。残念なことも確かにあったが私にとっては貴重な示唆である。と言うわけで昼は久々に「冨士屋」でワンタン麺。チャーシューがなんとなく多いような気がしたが、喜んでウハウハ食べて勘定を払うと100円高い。どうやら頂いたのは「チャーシューワンタン麺」らしい。勿論、旨かったから文句は言わないけど。そんでもって今日気づいたが、ここの若旦那はこっちが恐縮してしまうほど非常に愛想がいいのに、目だけはいつも笑っていないのである。

2月24日

Jimi Hendrix 「Live At The Fillmore East」、Oasis「Be Here Now」の半分。

”ジプシーズ”のジミはリズムが面白いし69年以前の曲も表情を一変させていて侮れないことを、改めて再認識した。「Power Of Soul」なんて実にカッコイイではないか!Oasisは実は初めてちゃんと聴く。音の塊が迫ってくる感じは圧倒的だ。この時代にこういった混沌としたサウンドを創り出すのはかなりの手間であろうに。
町の風景が荒涼として妙に寒々とした風景に感じられた一日である。仕事は程々に順調で何も不快な事があったわけでは無い・・・仕事はね。

2月23日

Jimi Hendrix 「Live At The Fillmore East」の触り。

新生児の”楓”が我が家にやって来た。帰宅して初めてその娘を抱いた感触には、かつての記憶を呼び覚ます何とも懐かしい匂いがあった・・・なんて書き始めると、ほのぼのオヤジの日記なのだが、実際はポータブルのCDプレーヤーを購入しちゃったりして、初めて車内でCDを聴いて嬉々とする罰当たりオヤジなのであった。でもやっぱり貧乏なオヤジが小遣いにて買えたのは勿論カーオーディオ製品などではなく、前面AUX接続・展示品処分のDiscman特価8,900円也。しかもバッテリーからのDC入力変換機までは予算が無く、アルカリ乾電池で我慢するのであった・・・。いやしかし、CD屋に行ったのは本当に久しぶりで、思わずジミヘンの新譜(2CD;初回プレスのみ安い)に手が伸びる。入手してすぐ聴けるってこんなに幸せだったのね。ああ、スミマセン編集長!ジャケットは見ましたっ。でも、「初回プレスのみ限定価格」についクラクラッと来てのこの有様、解って下さい。今月はもう金ないので来月こそ必ず!何やら噂ではスターガーデン最新号が読めるらしいと云う編集長のライナー付CD、クリムゾンファンならば買わねばなるまい(でも私は来月ねくどいけど)。

2月22日

Gentle Giant 「K.B.F.H.」、頂いた「プログレ・その他のテープ」&「EL&P;1998ライブ」

バークレイ・ジェームス・ハーヴェストはお初、かなりエモーショナルな印象。依然、ロバート・ジョン・・・・氏のファースト・ソロを持っていたはずなのだが、モノも印象も無い。最も聴けばちゃんと思い出すだろうが・・・あの「スノーグース」の如く。EL&Pは音が凄く良いので驚いた。最近のDAT録音ってみんなこうなのか?タルカス全長版、マジで最高である。

さて、かの分譲住宅の第一期は実質的に即完であった。万歳!この不況時、規模を考えると驚異的な来場者数であったし、なによりも第二期に繋がる結果が出たのは本当に嬉しい。今後の弾みもつくというものである。我々が制作したチラシを手にした家族連れが切れ目無くやって来る光景は、何やら感動的であった。
などと手放しには喜べない事に、一方では他の得意先のクレーム対応をどう見ても誤り、非常に落ち込んでいる私が居たりするのである。どうも最近面倒臭がりというか隙があるというか集中力が欠落している。月並みな言い方だが、初心を確かに忘れているのかも知れない。扶養家族も増えたし、もっとしっかりしなくては!と珍しく能動的な動機付けを確認するいい歳したオヤジであった。

2月21日

昨日はプログレ休日などと言いながら早めに寝た家族を再度確認してから、おもむろにP.F.M.の「Sutoria Di Un Minuto」をスピーカー発声にて聴く。だって我慢出来なかったんだもーん。次女誕生の日に届いていたのだが、昨日まで聴く元気なんてなかったの。ところでみんな旧知の曲ばかり。どちらかというと保守的な私は、このHPで知り合った方々から頂いた音源で曲を知っていたのはありがたい、と本当に思ったぜ。それにしても、「Per Un Amico」はやはり届かず残念無念。
さて本日の「前田vsカレリン戦」、動悸激しいままの10分間であった。いくらなんでもカレリンは強すぎる!どう見ても人では無い。”人類最強”というよりは霊長類最強とでも形容したい位の存在感が強烈である。どう見てもプロレスでは無かった新日時代のポール・オンドーフ戦の鮮烈な(TV)デビュー以来に始まる前田の歴史は、やはりプロレスの彼岸的な引退と言う形で終わった。

2月20日

本日は休日のためプログレは休み。主婦業から一時解放されたとは言え、家事援軍の義母に子供の面倒を見させておいてプログレ三昧、というほどは度胸のない私。

新生児をようやく「楓(かえで)」と命名。実はもっと古風な名前が候補であったが、たまたま得意先の方の話がヒントになり、まあ次女だし可愛い名前も良かろう&字画から占う運勢も非常に素晴らしいとの判断で決定した。名前が決まってようやく実感が湧いてきた・・・なんて言ったら怒られるか。すまんこってす遅くなって。
さて、という訳で本日は本人も知らん内に次女のゴッド・ファーザーとなってしまった得意先担当の分譲住宅・第一期販売開始日である。途中雪が結構な勢いで降り出したので焦ったが、すぐ晴れてほっとした。朝から3回程見に行ったが、人出も予想以上で申し込み数も好調の様子。私にとってはいよいよ明日一杯でここまでの広告展開の効果が問われることになる。

2月19日

本日もプログレする余裕全く無し。憂鬱のプログレオヤジでございますな。

配偶者の実家より援軍が登場してようやく普段のペースに戻れそうである。日々のプレッシャーに弱いオヤジなので、二人の子供の面倒みながら仕事せにゃならんというこの二日間、体調はマジで最悪であった。やっぱり会社に気を遣うのが結構重い。「子供生まれた位で大騒ぎするんじゃねえよ」という声無き声を聞いてしまう小心オヤジなのである。

2月18日

本日はプログレする余裕全く無し。

兼業主夫二日目。昨年の夏頃は配偶者の悪阻がことのほか酷く、かなり真面目に主夫やっていたのだ。しかもその合間にこのHPをシコシコ作る根性も有った。しかし一度楽をしてしまうと今日みたいにアイロン探すのに30分も掛かるという有様である。要領が悪いとはいえ、洗濯&台所の洗い物&部屋の掃除に2時間も使ってしまった。主婦ってすごいのね。ところで米研ぐにはP.F.M.の「新月(原始への回帰)」のイントロが効果的であることを発見したぞ。

2月17日

本日は出産のためプログレはお休み。別に私が産んだ訳じゃないが。

今朝、家族(♀)が一人増えた。名前はまだ無い。
長男が生まれてすぐ、配偶者は初めて私に以下の様な恐ろしい話をした。
二十歳位の頃、たまたま占いをして貰い、将来こういう会社に入ってこんな人と知り合って、○歳で結婚して◆歳で女の子、▲歳で男の子、二人の子を産むであろう・・・と言われた。その時点までこれらの内容はすべて中たっていた。しかもその占い師が続けて言ったことには、「◎歳の時、汝は破産するであろう」・・・私が脇の下に汗を流して戦慄した気持ちも解るでしょう?。でも、本日子供が生まれたということは、私たち家族の運命が新たな局面を迎えたという証だと信じたい。メシアになっとくれ!(でもだからと言ってそれ狙って三人目の子供をつくったのではないぞ。念のため)・・・早く名前を。

2月16日

PFMの最新ライブを聴く。「新月」は非常に丁寧で余裕且つ完璧な演奏。「Canterbury Tape.1.」の後半も勿論聴く。でもこの歳で初体験なんですGONG !は。

例に寄って自分の意志とは裏腹に早起きしてしまったので、土曜日に借りてきていたレンタル版「Starship Troopers」を漸く拝見。発表時よりとんでも無い映画との風評を耳にしていたので、念願叶ったり。とんでもねえ映画だ。しかしながら問題作は大好きである。欧米人がどんなにタコ嫌いか、及びしたたかな女がやはり生き残ることを教えてくれる素晴らしい作品であった。最後の方はエイリアン2拡大版という感じではあったが、やはり相変わらずのバーホーベン、馬鹿で間抜けで面白い映画を作っていたものだ。しかしこの映画、まかり間違ってストレートに受け止めて大感動する奴もひょっとしたらいるかもしれないからね。居るんだよ実際ホントに。そう思えば世相的にも侮れないかもしれんぞ。
朝から妙なモノを観た報いか、予想より2週間も早く、夕方配偶者が寄りによって突然破水し、慌てて入院させる。明日には生まれて来てしまうらしいいいい。ひえーっ!まだ名前考えてないのに。おろおろおろ。

2月15日

「Captain Beyond」&「Canterbury Tape.1.(途中まで)」

月曜日と言うこともあってか携帯電話への呼び出しがやたらと多く、楽しみにしていたテープをさっぱり聴けやしないではないか。
長年付き合って来た、私の持病(膀胱炎関係)だが、いよいよとなればやはり外科的な処置に頼らなければならないと本日聞き、ちょっとがっかりする。内視鏡による手術ということであるが、これで完治する保証も100%とは言えないらしく、悩むところである。やれやれ。

2月14日

隠れてプログレ聴こうと思ったが結局果たせず。

今日もいい天気である。でも風がやや強く、どうしようかとは思ったが、子供を連れてライト・プレーンの試験飛行に出かける。やはり飛ばん。凧上げにしておけば良かった。関係ないけど今年は本当に雪が少ないなぁ。渇水がちょっと心配である。
地域振興券の引換券を郵便局に取りに行く。我々貧乏な家庭にはありがたいことである。生活費生活費。しかし、受けとってみると、配給は3月6日のみ、時間指定付で取りに来いと書いてある。役所やのー。

2月13日

Y-ProjectのDEMOを聴く。凄いぞsibaさん!配偶者も激賞。

風が強すぎて、先日作ったライト・プレーン(ゴムで飛ぶプロペラ付きの懐かしいやつ)の試験飛行は断念。
しかしまあ何と言う家族であろう。昨日は産婦人科、接骨院&整形外科、本日は皮膚科&泌尿器科のハシゴ。毎日交代で病院通いである。とりあえず長男が歩けるようになったのは安心である。だが、私は長男の靴を病院に忘れるわ、配偶者は買ったばかりのホタテを店に置いてくるわ、相変わらずマヌケな夫婦ぶりを露呈し時間を無駄に使っている。引き続き、長女の友人へのヴァレンタイン・チョコレート配達のため近所を数件回る。最近はこれが小学一年生の流行りなのか。オレはこんなに気の多い娘に育てた覚えはないぞ。

2月12日

V.D.G.G.「Godbluff」、まどろみ「まどろみ」

ああ、なんてことだ。P.F.M.の2枚目が欠品だと?おいおい、1枚目だけだったら近所のCD屋で邦盤買えたんだよー。送料と合わせたら邦盤より高いでねーの。こういった事態を予測出来なかった私が悪いとは言え・・・。くくっ。今後は慎重に行こう。
あまりにも悔しいので今季初めての「どんこ汁」を食す。暖冬のわりには肝がしっかりしていて美味であった。この人、小骨がいつも多いのが難点ではあるが、ひょっとして鮟鱇よりも旨いかも知れぬ、と思うこともあるのだ。
プログレ関係のブツ、大量に届く。(sibaさん、そしてGiltrapさん、多謝多謝です)明日からの休みが非常に楽しみである。もはやこの時点で臨月の配偶者&怪我人の息子は念頭にないという人でなしオヤジと化している私。

2月11日

本日は建国記念の日につき、早朝よりジミヘンの「The Star Spangled Banner(勿論Woodstock版)」を聴く。

昨晩は焼き鳥&恵比寿ビールでWOWOW「モスラ2」。モスラがヒトデに苦しむとは驚いたんですけど。最近話題のCSの誘惑は耐え難いが、今ですらこうやってWOWOWをたまに観る程度の我が家としてはやはり無駄であろう・・・勿論動くミューアさんの画など、観てみたいとは思うけどね。・・・P.F.M.の根本がいよいよ気になり、通販にて本国版1,2枚目をオーダーしてしまう。
日中は配偶者の実家へ遊びに行ったのだが、板の間へ長男がジャンプして足を負傷、救急病院に駆け込む事となる。幸い骨折という事態には至らなかったものの、2,3日は歩行困難となりそうで、プロレスごっこもしばらくはお預けである。やはり動かすと痛いようだ。大騒ぎの結果、本日も夕食は何故か引き続き焼き鳥&恵比寿ビール。

2月10日

Soft Machine 「Softs」、PFMの「幻の映像」&「甦る世界」

穏やかな一日。配偶者が子供会の打ち合わせがあるとかで、早めに帰宅。
久しぶりに大森一樹監督の「風の歌を聴け」を観たが、原作小説への思い入れが強ければ強いほど奇妙に思える映画ではなかろうか。独特の乾いた世界はオリジナルに通じるモノがあるし、時代背景など比較的しっかりと描いているだけにちょっと残念でである。キャストがすべて成功しているとは言い難いしなぁ(真行寺君枝や巻上先生はは結構良いが、ジェイはちょっと・・・)。ところで「羊をめぐる冒険」も映画化作品がある・・・という噂を聞いたことがあるが、本当だろうか。

2月9日

Soft Machine 「4th&7th」、Uriah Heep 「Look At Yourself」。

「対自核」と言えば数年前に内痔核とさよならした私であるが、この関係の痛みを知る人は仕事上会う方の中で非常に多い。今日お会いした設計業者の方もその例に漏れず、レンタルしていたZeppelinのボックスの回収・・・じゃなくって盛岡のとあるパン屋さんのオープンチラシの打ち合わせに行ったのだが、ついつい長男のアトピーの事から、アレルギー話に花が咲く。この人、アレルギーの百貨店のような人で実は大変な人生を送っていたのである。数年前に突如としてスギ花粉症が発症してからというもの、ブタクサやハウスダストの被害はは言うに及ばず年中行事、原因不明の高熱に冒されること数度、知人に犬やらハムスターを貰えばこいつらに反応するわ、これまた原因を特定出来ないリンパ腺炎症に襲われて大学病院内をタライ回しになるわ、せっかく買ったばかりのマンションにはホルムアルデヒドに足元救われるわ、遂にはアレルギー性の喘息が悪化して自らの咳で肋骨を折って緊急入院する羽目になったと言うのだからアレルギー渦もこれに極まれり、というものである。ああ恐ろしい(でも本人前にしてちょっと笑ってしまった。すまん)。かく言う私も昨年突然スギ花粉症が発症し、最初はなんだか解らず両方の鼻が見事に詰まって息が出来ずに連日死ぬ思いをしたものであるが、このヒトにくらべりゃ幸せである。でもまた、あの季節がやって来ると思うとやはり憂鬱であることに変わりは無いのだ。しかも、人生においてスギ花粉症が始まったら、体質の変化が顕著になった証拠だそうで、そこからアレルギーのバラエティが拡がる可能性がとっても高いそうである。そんなこと言われてもいったいどうすればいいの?

2月8日

V.D.G.G.「Still Life」「Godbluff」

昨日ジャイアント馬場の追悼番組を見ていて興奮してしまい、長男と真面目にプロレスごっこをしたせいか腰痛&筋肉痛である。やはりフロント・スープレックスを連発するのは背筋に負担が掛かり過ぎることが解った。今後は自重しよう。ところで相変わらず朝早く目が覚めてしまって、寝不足気味でどうも調子が出ないのが更につらい。残念ながら仕事面もおそらく今週はさほど緊迫した状況は予測出来そうも無い・・・と言うことは月末の悪夢の如き惨状がいよいよ明らかになってきたのであり、それこそ必死になって仕事を掻き集めねばならぬ、ということなのね。ひょっとしてプログレどころではないのか?ちょっと弱気になったりして。

2月7日

本日は日曜日につきプログレはお休み。

自宅から車で15分位の場所に、「極楽湯」といういわば銭湯が昨年末に出来ていた。いつかは行ってみようと思っていたので、朝から家族で出かけた。入浴料大人600円で、数種類の風呂に入れる。小さいながら露天風呂もあった。残念ながら温泉ではないが、それなりに気分は味わうことが出来るようである。ここ数年、宮城県のあちこちで日帰り出来る温泉施設が誕生していて、ちょっとした温泉ブームとなっているが、ここもそこそこに繁盛しているようだ。実はもっと近くに(車で5分)に「七郷温泉」というのがあり、そちらも便利で捨てがたいのだが、如何せん風呂がちょっと小ぶりで物足りなかったりするのだなぁ。
帰宅後は部屋の模様替えや雛人形の設置などであっさりと日が暮れてしまった。

2月6日

PFMの「Live テープ」、King Crimson 「Absent Lovers」

基本的には休日だが、2件だけ得意先を訪問。一件は社長が明日から渡米するために来週一週間の処理事項の打ち合わせ。他の一件は売掛金回収のため・・・都心部にある眼鏡屋さんなのだが、なんだかんだと10万円ちょっとの集金に半年近くかかってしまった。今日改めて話を聞くと、この店は某デパートの一階に入っており、決して条件は悪くないハズなのだが、やはり中心部の商圏離れは深刻のようだ。今後もこういったケースは増えつつあるらしい。その後泉区の回転系寿司屋(石巻直送のネタが旨い・ただし通常の回転系寿司屋の約1.5倍の料金)に行った関係でダイエーに寄ったのだが、土曜日の夕方だと言うのにガラガラで驚いた。、成功した郊外店の先駆けだっただけに、ちょっと信じられない光景ではある。栄枯盛衰、閉店間近と見方も頷ける。やれやれ。

2月5日

PFMの「Live In USA」、「Anderson,Bruford,Wakeman,Howe」。

分譲住宅関係のチラシの入稿などで、一日あたふたする。無事終了して一応一息ついた。そう言えば昨日は久しぶりに現場を眺めに行ったのだった。最初の段階からこの計画に関わってきた身としては、モデルハウスがカタチになってきている様子など見ると自分の家でもないのに何だか嬉しくなったりするのである。
今日はお世話になっていた方の命日であり、昼休みを利用して墓参りに行く。この墓地は冬は毎年雪で一面真っ白になっているものなのだが、今年は雪が少ないのであらためて驚いた。一昨日降った雪もすっかり解けている。ゴルフの大好きな人で、親しくされていたゴルフ仲間の人も昨年暮れに仲間入りしているし、今頃は仲良くゴルフ三昧かもしれぬ。そう言えば、甘党でしかも酒が好き、という珍しい人だったなぁ。・・・それにしてもこうやって墓前に立つと、人が亡くなってから経っていく時間というのは、本当に早いものだと痛感する。最もこちら側に留まっている我々にしてみれば、そうでも思わなければ生きてはいけないのかもしれないが。

2月4日

Pink Floyd 「炎」&「狂気」、Crimson 「詐欺師箱」

得意先の担当者及びその友人の方と昼食。3人とも根っからのプロレス・ファンであり、前田vsカレリン戦などの話題で大いに盛り上がる。いかに「人類最強の男」であろうとも、前田のドラエモンの引き出しをもってすれば勝利出来るだろう、というのが3人共通の見解。ところでこの友人の方、高校生の時体育の授業中・相撲の試合で、相手をフロント・スープレックスで投げてしまった(残念ながら自分の方が頭を着いてしまって、試合には負けたそうである)というとんでも無い人であった。しかもアマチュアの現役格闘技者(サンボ全国大会57㎏級優勝経験有)で、流石に経験者の言葉であり説得力が全然違う。バックドロップよりボディースラムの方がはるかに効くとか、ジャケットマッチでの驚異的なポイントなど、興味深い話がたくさん聞けたぞ。

2月3日

まどろみ(美狂乱)の「まどろみ」、本家の「Fracture」。
またもや寝不足。まどろみにまどろもうと思ったがまどろむどころか完全に覚醒した。めでたしめでたし。これははっきり言って凄い。世界屈指のバンドの音にここまで近づけるんだから大したものではないか。「Fracture」も、73年ヴァージョンに近いようで、オリジナリティもちゃんと加味されているぞ。
長男のアトピーは、残念ながら本物だったようだ。アブラモノ、チョコレートなど高カロリーのお菓子、プールの塩素、及び各種花粉がヤバイらしい・・・。花粉関係はオヤジの遺伝子情報が流れちゃったんだろうけど、あとはやはり添加物なんかの影響なんだろうなぁ。うーむ。まだ症状が軽いだけ救いがあるが・・・。
珍しく帰宅が遅くなったので、節分の豆まきはパス。

2月2日

PFMの「Live In USA」、Mike Oldfield の「Tubular Bells Ⅲ」。

馬場ショックから立ち直れず、一日ややぼーっとしていた。
昼食時、中心部の某中華料理店で、一応カラーコピーのメニューを確認してから「パワーラーメン」なるものを注文。その時点ではアンカケふうと理解していたのだが、出てきたのは「パーコー麺」であった。パーコー麺ならパーコー麺と書けよ。昨夜のおかずは豚カツだったのだ。別にパーコー麺は欲しくはなかったのだ。でも大変うまかったから許す。
食事の後ちょっと意識が途切れたが、「グレート・ミュージック」の中で「まどろみ」のCDを握りしめていた自分を発見してようやく我に返った。おかしい。なにか不自然な力が私の身に働いているのを感じる。この不可思議な念力めいたものはどうやら宇都宮方面から漂って来るらしい。困った人である。
握りしめた指は一方の手の力をもってしても離すことは出来ず、やむを得ず購入するに至った。「Fracture」も入っているようだし、まあいいか。諦めて聴く他はあるまい。

2月1日

Uriah Heep の「Look At Yourself」&「Demons And Wizards 」を聴く。間違いなくあの時代の音である。「時代を超越している」とは言い難いが、ロックだ。

カツオ君の心配をしていたが、それどころじゃ無くなってしまった。ジャイアント馬場が亡くなったと言う。真面目な話、今日の昼休みには本屋で門馬忠男氏の回想録を立ち読みしていて、馬場さんと門馬氏の心温まる交遊に心打たれていたのである。私は確かに猪木派ではあったが、やはりショックである。腸閉塞で入院したのは知っていたが、こりゃしばらくリングには上がれないだろうな・・・位にしか考えていなかったのだ。

1月31日

やれやれ、昨晩はエピタフのDISC2を聴いている内に寝てしまった。「21馬鹿」のお陰で安眠できたようで、今朝は久々に7時過ぎまで眠れたぜ。爽やかな気分でUriah Heepを聴く。うーん、これはまさに70年代前半の音である。良いですなぁ。特にオルガンが良いね。当時のハード・ロック好きがここに走ったのは無理もない、という感じである。

子供が本を借りたいっと言うので、図書館へ出かけた。ところが2ヶ所ハシゴして解ったのだがどうやら市内の図書館は全休の模様。月末の日曜日はなんとか・・・という理由付けがあるようだが、何も日曜日を休館にすることはあるまいに。結局本屋へ行ってまた訳解らん「たのしい幼稚園」の付録なんぞを組み立てる羽目に陥ってしまったではないか。しかも苦労の後、完成状態を見て親子共々いきなり虚脱してしまう様な代物。一体どうしてくれる。
「サザエさん」のカツオ君の声が変わってからひょっとしてもう半年位経っていないか?前任者は70才近いご高齢とは聴いているもので、なにやら心配である・・・。

1月30日

「Fracture」の8ヴァージョン・テープ、Soft Machine「Alive and Well」&「A.B.W.H.」など。

朝、妙に早く目が覚めてしまったのでせっかくだから内職に精を出す。涙が出るほど家族想いのとても立派なオヤジである。やっぱりついでにギターでFractureを練習。3日間ここまで同じであるが、本当なので仕方が無い。しかも今日も今日とて不本意ながらの五時起きなので、なんだか理解不能に寝不足である。本当に眠いこの数日。

しかしながらプログレオヤジの本能に導かれるままに、昼休みには中古CD屋へと足を向ける事となるのである。たまたま2ヶ月ぶりに訪れたここでは、ちょうど全品20%offセールをやっていて、Uriah Heep の「Look At Yourself」&「Demons And Wizards 」(いずれもリマスター輸入盤・BT付)、そして遂にMike Oldfield の「Tubular Bells Ⅲ」(国内盤)を購入。締めて2,720円也。恥ずかしながら、この歳までUriah Heepはちゃんと聴いたことがなかったのである。わくわく。いずれ何とかしようとは思っていたのだ。・・・ところで、こんな事ばかり書いていると、私は仕事もせずにふらふらと中古CD屋巡りをしているのではないか、と思われるかもしれないので一応言い訳しておくと、例えばこんな日はコンビニのおにぎりを食べながら車を運転し、時間を確保してCD漁りに突入するという、時間と金という局面では実にストイックなひとときを過ごしているのである。しかもかなり朦朧としながら・・・って言い訳にも何にもなっていないか。要するに私は基本的には真面目な小心者の会社員であり、プログレ絡むとちょっと冷静さを失う、といった程度の無個性な輩なのである。是非大目に見て欲しい。それにしても今月はCDを11枚も購入している。月25,000円(アルコール飲料・税込み)の小遣いオヤジとしては散財したほうである。クリムゾンの紙ジャケ発売は4月15日。いい加減貯金しようっと。

1月29日

J.Etheridgeの日。Soft Machine「Softs」&「Alive and Well」、
初心に帰って「Fracture」の8ヴァージョン・テープ。

朝、妙に早く目が覚めてしまったのでせっかくだから内職に精を出す。家族想いのとても立派なオヤジである。そしてついでにギターでFractureを練習。ここまでは昨日と同じ。ただ、12時過ぎに寝たのに目が覚めたのは5時だったので、会社行って眠くてまいった。ほぼ一日中朦朧としていた次第。よりによってこんな時は忙しいことになっていて、終いには頭まで痛くなって来たぞ。明日も仕事だし、今日は早く寝よう(ウソ)。

1月28日

本日は打ち合わせ三昧。チーフ・デザイナーと共に移動したため、プログレは遠慮する。

朝、妙に早く目が覚めてしまったのでせっかくだから内職に精を出す。立派なオヤジである。そしてついでにギターで久々にFractureを練習した。早朝のひんやりとした空気と偏執的な曲調がなんとも爽やかである。高校時代、剣道の早朝稽古を思い出す。竹刀を握る前にはGenesisの「Firth Of Fifth(Seconds Out版)」などを聴いていたものであった。理由は特になし。
インフルエンザ・ウィルスの突然変異が迫っているらしいが、本当であろうか。なんかいよいよ喉が痛くなって来たので心配になって来たりする。県内では老人が命を落としているというし・・・。

1月27日

「Wall」の続き、及びCamel の「The Snow Goose」「Moonmadness」。

昼休みに覗いた古本屋で遂に「Softs」を見つけて迷わず購入。隣に「Alive&Well」もあったのでついでに購入(レコードあったけど)、合わせて2,200円也。そのまたついでに「やさしい姓名判断で決める男の子女の子の名づけ」(500円)という本も購入。レジでふと見ると、昨年私が担当した某金融機関のA2カレンダーが貼ってあり、しかも端っこに「○印は晴山休みの日」と赤字で書いてある。店の人に思わず、「この人、お店の方ですか?ひょっとして岩手出身の方じゃないですか?」なんて聞いてしまった。果たしてそうだった。勿論面識のない人で、親戚でも何でもない人だろうが、珍しい名字なので、偶然出会って妙な親近感が湧いてしまった。でも、こんな事は初めてである。

1月26日

Floydの日。「Early Singles」、Syd Barretのソロ、及び「Wall」。
フロイドのお陰でDullな午前中を過ごすことが出来たのは幸いであった。最悪の一日を鈍った感覚で乗り切れたもんね。「Wall」は結構良いアルバムだな。

選択した道路は例外なく混んでるし、クダラないミスをするし、打ち合わせでは袋小路に入るし、更に自分の無知を思い知らされるし、体調はいよいよ下り坂だし、またも離婚予備軍の話を聞くはめになるし、グリーンベルトで衰弱死した猫の死体を見るし。ところで、何でみんなそんなに離婚したがるのだ?

1月25日

「Anderson,Bruford,Wakeman,Howe」、Gentle Giantの「In a Glass House」&「K.B.F.H.」「Order of The Universe」はかなり良い。「In a Glass House」のイントロはフロイドのお金みたいでおもしろーい。

仕事が無い。一月は毎度そんなに忙しくは無い・・・と言ったってねぇ。営業会議が楽しみ、じゃなくて怖いぜ。わは。わははははは。ああ、そう言えば子供の名前考えてないなあ。製造過程の態度がいい加減だった父としては、名前くらい真剣に考えてやらなくっちゃなあ。やっぱりプログレゆかりの名前にしてやるべきであろう。「譜利夫」や「富楽茶」とか「風櫓射土」とか、「井江素」なんていいぞ。読めねえか誰も。それに思春期になったら名前の由来にショック受けて家出するかもしれないしなぁ。その前に配偶者が怒って出て行っちゃうか。えーと、そう言えば女の子だっけ?

1月24日

「Anderson,Bruford,Wakeman,Howe」及びYesの「Close To The Edge」
年喰ったせいか日曜日だと云うのに平日よりも早い時間に目が覚め、しかたないので一人ヘッドフォンにて聴く。「危機」はいつ聴いてもいいなぁ。ブラッフォードのドラミングってやっぱりきっぱりと細かいなぁ。

内職の後、子供達を連れてプラネタリウムへ行く。私自身は小学校の修学旅行以来である。25年程前に盛岡から鈍行列車に乗ってやって来て動物園や科学館を巡ったものだ。
しかし、回転系が苦手な私たち夫婦には、あの星がじわーっと回転する眺め(始まった瞬間しまったこれを忘れていた!と気づいたが後の祭り)は地獄であった。帰り路、”中古CDフェア”の看板を偶然発見して、家族と交渉の末突入。歩き疲れた長女を背中におぶって一時間血眼で悪戦苦闘の末、Gentle Giantの「In a Glass House」を1,300円(税別)にて購入、肩と腰を痛めて帰宅する。

1月23日

PFMの「Live In USA」、Wishbone Ash 「Phoenix」「Warrior」など。

土曜日の出勤というのはどうも気合いが入らなくて困る。贅沢になったものである。この時期は特に。まあ本日は午後より倉庫の整理などをしていたので有意義な一日ではあった。
風邪の治療に病院に行った長男がアトピーじゃないかという疑いをかけられた様である。ひえーっ。一体何が原因となっているのだろう。

1月22日

Camel 「The Snow Goose」「Moonmadness」、Wishbone Ash 「Phoenix」など。

打ち合わせの一日。仕事上慣れぬ事とは言え、私コンセンサスの不徹底でクリエイティヴの方にご迷惑を掛けてしまった。ごめんなさい。

ピアスの件について、六歳の娘に話をする。

いいかい、ほら今テレビに「ドリームズ・・なんとか」って人たちが出てるけど、オトナになってもあのお兄さんみたいに眉毛にピアスなんてしちゃいけないよ。だって痛そうじゃない。パパのお友達のそのまたお友達で、お医者さんに行ってお耳に穴を開けてもらった時に気を失っちゃった人とかいるんだよ。それから、唇とか鼻とかおヘソとか肛門とかもだめだよ。パパは一目見て痛そうなのって苦手なんだよ。怖い音楽と映画はは好きだけど。だけど、パパは別にピアスしちゃイケナイって言っている訳じゃないよ。愛子が大きくなって自分で働く様になったらしてもいいんだよ(早くて12年後)。でもそのときは、耳、耳にしてね。足の裏とかは止めた方がいいよ。歩く時に不便だから。あ、それから、愛子が大人になって「このひとと結婚しよう」と思う人をパパのところに連れて来る時がやって来ると思う。キミが大好きになったひとはパパも好きになると思うけど、出来れば粘膜にピアスをした人以外の人を好きになってね。

1月21日

Camel 「The Snow Goose」「Moonmadness」など。

おいおい、なんてこった。Camelの「The Snow Goose」ってやはり俺は好きだったんだ。だって断片的に確かに覚えておるのだ。NHKーFMの番組を遠い昔にエア・チェックした記憶は確かにあるのだが、自分がどれだけちゃんと聴いたのかまるで覚えちゃいない。でも、「ダンケルク」のリフなんて最近もたまに頭を掠めていたのだ。たぶんソフト・マシーンの曲だろうな・・なんて思っていた。やれやれ、懐かしい感じがするはずである。V.D.G.G.の「Wandering」でも似たようなことがあったしねぇ。あのときはCD買って聴いた後で古いTAPEが見つかって驚いたモンダ。なんか他にもたくさんありそうで怖いで。

仕事はようやく忙しくなりそうである。良いことである。でも今日は昨年書いたコピーを見たお客さんに「おたくにはプロのコピーライターいないんだんね?」なんて言われちゃって大いに傷つく。

1月20日

King Crimson 「Absent Lovers」を通して聴く。
遂に(というのは大袈裟だ)「スノーグース」の1,200円盤を発見。12月27日に行った例の妙なレンタルCD屋にCamelのコーナーがあったのである。早速聴きましょう。

最近よくお世話になっている得意先の社長(私と同年齢)のところで、お互いの禿具合など馬鹿話をしていたら、突然「オレもさあ、ほら離婚したことだし・・・」なんて急に言うもんだから仰天した。本人はいたってサバサバしているのだが。確かに仕事一筋で、自分が家庭を顧みる人間では無い、と公言してはいたけどね。この人がどれだけ仕事に打ち込んでいたか良く知っているだけに、「もうオレは結婚はしないだろなぁ・・」なんて遠くを眺めたりするのを見るのはどうもやり切れないものがあるのだ。「結婚は人生最大のストレス」だなんて言うけれど・・・。
ところで最近年喰ったせいか、「しあわせ家族計画」みたいな番組を観ると泣けてきて困る。

1月19日

Gentle Giant の「Three Friends」は「Edge Of Twilight」に比較するとやはり音は悪いようであるなぁ。リマスター前後の違いでしょうか。「スノーグース」の1,200円盤と中古をまだ諦めずに探しているが、やはりまだ見つからない。そろそろ諦めてHMV辺りに出かけたほうが得策かもしれぬ。

「らせん」を読了したので、改めて2本の映画版を観てみた。「らせん」については小説を読んでいた方が映画をより深く理解できるのではないか。佐藤浩一はなかなかハマッているが、あの内容を100分程度で俯瞰するのはやはり無理があるのかもしれない。一方、「リング」は某主演女優に難はあるが、映画としての出来は「らせん」に勝っているように思われる。単なる怖いモノとして注目した映画・小説であるが、「らせん」及び今日読み始めた「ループ」に至っては純粋なSFに変化していてちょっと驚いた。
ところで、並行して読み始めた村上春樹の「約束された場所で」は、最近読んでしまった小林よしのりの「知のハルマゲドン」の先入観的解釈が判断に妙に入り込んできてしまう。影響され易い私としては取りかかるのにはもう少し時間を置くべきだったような気もする。

1月18日

当然、PFMの「Live In USA」を聴く。「幻の映像」もついでに聴く。
しかも帰宅すれば、USAより引き続きGentle Giant の「Three Friends」が届いていたので、これまた早速!聴きながらNHK教育TV「きょうの料理(20分で晩ご飯)」を眺めつつ、この日記を書いている。この番組は面白いで。こと地上波に限って云えば、この番組、及び直前の「手話でも説明してくれるニュース」・・・子供二人が鶴太郎似の先生のファンなのね・・・に受信料を支払っているようなものである。
最初は先生方もにこやかに説明なんぞしながら進行しているのだが、15分を過ぎたあたりから余裕が無くなるのが一目瞭然、間違いなく慌てふためいているのが解るのだ。でも最終的にはちゃんと時間通りに三品のおかずを完成させるあたり、やっぱりプロだなぁ・・・とほぼ例外なく感心してしまうのである。でも今日のはあれで本当に完成したのか?
ところで、「Three Friends」は、廉価盤(70年代後半に入手;確か1,500円)のレコードは所有していたのだが、あまりに音が悪かったのに加えて昨年購入した「Edge Of Twilight」になぜか私の大好きな「Prologue」が収録されていなかったので注文していたのであった。
あの頃出た廉価盤シリーズって、一般に音が非常に悪かった様な気がするのだが、これは私見だろうか。GENESISなどはこんなもんかなぁーなんて聴いていたが、V.D.G.G.なんて結構悲惨だぞ。

1月17日

分譲住宅関係のチラシが本日2回目の折込となり、現地事務所に激励に行く。10時30分頃であったが、既に一件来場ありとのこと。出足は良いのではないか。その足で近隣競合物件の資料収集へ。その後家族を適当に誤魔化して近くのショッピング・モールへ誘導し、CD屋で「スノーグース」を探すも不発であった・・・。結局日常の買い物へとなだれ込み一日が終わるという始末。3連休とは云え、短いものである。帰宅すると、PFMの「Live In USA」が届いており狂喜、この時点で家族はもはやどーでもよくなり、部屋の隅でヘッドフォンによりヨダレも厭わず恍惚。これは凄い。一曲目から久々にイカセて頂きました。でも残念ながらGGは未着である。

1月16日

地味に内職しながらPFM「幻の映像」を聴く。

BBSにお告げがあったので、長男を幼稚園に送りがてらCAMELの「スノーグース」を探しに心当たりの店へと行くも、不発。「カミング・オブ・エイジ」も不発。なにしろ土曜日の幼稚園てやつは行ったと思えばすぐにもお迎えの時間がやって来るため、本日はハシゴする時間的余裕もなく次の機会に託す。代わりに隣の本屋で村上春樹「約束された場所で」と鈴木公司「ループ」を(結局)買う。
「約束された場所で」は、「アンダーグラウンド」を経た人間は必ず読まねばならない本だと決めて探していたのだが、今日まで発見する事ができなかったのだ。(てっきり連載時のタイトル「ポスト・アンダーグラウンド」で発刊されてると思いこんでいたのね)奥付をみると昨年の11月の発売となっていた。やれやれ。

1月15日

本日は成人の日につきプログレは休み。でも長女に「空手バカボン」などを聴かせたりして遊ぶ。

「らせん」を読む。子供達も今日は休みなので家では落ち着いて読めず、マクドナルドへと誘惑し遊具で遊ばせておいてその隙に読む。すっかりホラーオヤジになってしまった。明日中には読み終えてしまうだろうが、うーむ・・・「ループ」はどうしよう。

1月14日

「Echoes(BBC版)」など。プログレ的にはちょっと不調。

横浜の某病院で、2人の患者を取り違えて手術してしまったそうな。これじゃまるで筒井康隆の「問題外科」ではないか。あれはフィクションとしては最高だったが、これは現実だ。病院的には一体どうやってこの事態を収拾するのだろう。ちゃんと再手術するんだろうが、「肺と心臓の端っこと大事なところをちょっと取っちゃったけど、僕たち責任もってすぐ再生するから大丈夫だよーん」とでも言うのかね。でも健康な肺や心弁取り戻せるのか?どーすんだ。
「リング」はやはり昨日の内に読んだ。続きも読もうかなっと「らせん」を開いたらやっぱり二枚おろしの「真田」君が飛び出し絵本の様にムクッと起きて「いい加減寝ろ」というので寝た。

1月13日

さらに引き続きオレンジパワーさんのテープを聴く。ついクリムゾン編にやはり手が伸びてしまう。うーん、恐るべし北公次。空手バカボン聴いてたら本家が懐かしくなって「スターレス」も聴いちまっただ。

世の中みんなインフルエンザに染まっている。会社内も病人だらけである。そうかお前馬鹿じゃなかったかよかったねと思わず祝福したくなるような奴まで風邪を引いてしまった。
得意先に行ってもマスク顔の集団が多数派で、どうにも不気味である。一方私はひょっとしたら風邪も引けない大馬鹿かもしれないし、流行にも乗れないオヤジでもあろうが、出来れば無事に切り抜けたい。でもなぁ、喉も痛くなってきたし、今度の三連休辺りが要注意だなぁ。
今日は「リング」でも読みながらおとなしく寝よう。

1月12日

引き続きオレンジパワーさんのテープを聴く。本日は通販サンプル編。

モロ!パープルの「嵐の女」みたいな曲があったりしてなかなか楽しいし、ロック好きな人は世界中どこだって同じなんだなぁ・・・というのが聴いてみての一番の感想である。仕事中分断して聴いたので、アーチストと曲が途中からバラバラになってしまった。明日も聴こうっと。
急に忙しくなりつつあり、みんなピリピリしている。早くも人間関係的には最悪。誰か何とかしてくれ。

1月11日

オレンジパワーさんのテープを聴く。

貴重な録音の塊だが、やはりザ・ピーナッツの「エピタフ」は群を抜いている。歌はうまいし何しろマジでメロトロン使ってるし、テンションも高い演奏だし。それから、フォーリーブスの同曲も別の意味で凄い。いわば森田童子的に圧倒的に暗いのである。確かこの頃は北公次が自殺願望のまっただ中にあったらしいからね。月曜日の朝からラジオかなんかで流したら、自殺者が続出しそうである。高嶋兄の「スターレス」も真面目そうな人柄が伺えて素敵だ。偉いテープだなぁ。あまりに嬉しかったので、風呂に入って二人の子供に「空手バカボン」の歌を教えたら、本人達も喜んでおった。何年か経って「スターレス」を聴いたときに「ああ、これはあの頃元気だった父が毎晩風呂で歌ってくれたあの曲だ」と懐かしんでくれることだろう。

インフルエンザが蔓延している。社員の20%が欠勤、半数がゲホゲホ苦しんでいる。私も時間の問題かもしれないが、気力でなんとかしたいモノである。

1月10日

アイロン掛けをしていた配偶者がスーツ臀部の穴を発見した。原因は解っている。私は、営業車の運転座席に堅い敷物をしている。臀部を2点で支えて血行を良くするためである。これは以前(10月25日)に書いた持病対策と痔の予防を兼ねてやっている事なのだが・・・以前手術も経験してるもんでね・・・。夏に続いてパンツの犠牲は二本目である。なにか早急に他の方法を考えねばならぬ。

1月9日

配偶者の実家に預けてあったベビー・バスなどを取りに行く。また必要になる時が来ようとはね・・・。
3時、オレンジパワーさん宅を訪問。ザ・ピーナッツの「エピタフ」の他、世界各地のプログレを色々と聴かせて頂く。プログレオヤジ同志面と向かって話をするのは久しぶりで、あっと言う間に時間が過ぎてしまった。レコードの数には驚いた。そして、プログレが全世界共通の音楽的志向であることも知った。聴かなければならない音楽は、まだまだたくさん有るようである。これから(例によって家族が寝てから)頂いたサンプル・テープを聴こうと思う。非常に楽しみである。

1月8日

The Alan Parsons Project 「The Definitive Collection」

昨晩松島から帰宅の後、得意先から借りた猪木の10番勝負×二本組のビデオを通して観たが為か異常に興奮して眠れず、結果非常に眠い一日であった。今観ても、ボック戦&ウィリー戦は70年代の名勝負である。
久しぶりに本町の「冨士屋」にてワンタン麺。此の店のワンタンは手造りのジューシーなところがいかにも捨てがたい。700円也。ちょっと今日はしょっぱかったです(非プロレス用語)。

1月7日

King Crimson「Larks’ Tongues In Aspic」&「Starless And Bible Black」

本日は会社の新年会(松島・一泊)なのだが、私は配偶者が臨月(の一ヶ月前)につき、宴会後帰宅。どうだ参ったかこの身勝手。しかし、出発してすぐに凍結した坂道にて車が回転し肝を冷やす。やはり罰があたったのか?どーしても朝の新聞配達をせにゃならんという今時感心な若者と一緒に9時頃会社に帰ってきて、いつものように自転車で帰宅。やはりそろそろ寒くなってきたものだ。
尚、本日は久しぶりにタワー・レコードへと吸い寄せられたが、入り口でいきなり得意先担当者と会う。驚いたがそう言えば相手は休日であった。The Alan Parsons Projectの「The Definitive Collection」を購入。

1月6日

Marillion「Brave」、Caravan「Canterbury Tales」のDisc2

今日から本格的にスタートした得意先の元へホンカクテキに訪問、いよいよ本カクテキに打ち合わせなどに突入、本・カクテキ仕事は始まったのであった。ちなみに私は比較的カクテキは好みである。

「らせん」ようやく最後まで観たけれど、いつの間にか「パラサイト・イヴ」のよーな展開になっていた。おお、そうか!これが縁で真田君の不倫騒動に発展したんだった。違ったっけやっぱり?でも二枚おろし状態でむくっと起きる真田君、これはステキだ。
さて寝よーかなっと寝室に入ると、配偶者は大の字、子供二人はその上を仰向けになって這いずり回りながら熟睡している。そんなんでよく寝れるよなぁあんた達は。ナイーヴなオヤジには真似出来ん。

1月5日

V.D.G.G.「Still Life」「Godbluff」、PFM「幻の映像」

本日は今年初の営業会議。12月は目標120%達成していたので、のほほんとしていたら手薄のポイントを突っ込まれてちょっと狼狽えたりする。たまには誉めてもらいたいものである。会議後は久々に社長と二人でお話。当社の社長は、イソップ話の「北風と太陽」で言えば太陽派で、頭は常にシビアだが行動的にはおっとり型、若い人に対しても頭ごなしにあれこれ言うタイプでは無い。相手に兎に角考えさせて解答を引き出すのが信条である。さて、我々営業はここ数年の不況を肌で感じているのだが、内勤の社員にも何とかその辺を意識して貰うことは勿論必要である。内的なコスト削減ひとつ取っても、この意識の有無は会社にとっても大きいしね、とのお話。しかしながら、20才代の若者達に対して漠然とした話だけで自己啓発を期待できるのか?・・・と思わずこの辺突っ込んだらサスガに苦笑いしていたが。本当はやっぱり講話だけでなく何かやらなくっちゃいけないのではないか。
と言うわけで、私だって真面目な話を書くことだってあるのだ。ところで話は変わるが、昨日の大仁田は如何なものか。新日の土俵であそこまで泥を被るのは結構だが、一体次に何処にどう繋げようというのか?

1月4日

PFM「甦る世界」、V.D.G.G.「Still Life」。プログレは私の場合やはり仕事と共にあるのね。

昨晩は、「らせん」の続きを観たかったが、子供及び配偶者とのTV&ビデオ選択じゃんけんに負けてしまった。仕方がないので私以外全員が意識を失うまでと思い、小林よしのり「ゴーマニズム宣言・差別論スペシャル」と何故か今更唐沢寿明「ふたり」(どちらも文庫版)を眺めて居たが、通して2冊読んでもこいつら一向に眠る気配が無く、挙げ句の果てに私も一緒に爆睡して気が付けば朝になっていたではないか。こんなこと出来るのは、私の性格上この日だけだと言うのになぁ。しかも今日はもう仕事始めでんがな。
 狂乱の一年の嬉しい第一歩である。
6日ぶりに出社すれば、とっても寒い。しかも営業部長は風邪、専務は文字通り飼い犬に手を咬まれて負傷して登場、当社はバッド・コンディションでの幕開けである。だが一旦挨拶回りに出向けばいまだ休み中の得意先の方が多く、やや拍子抜け。恒例の年明け営業会議も諸事情により延期となり、エンジン掛からぬまま本日のところはぼーっと帰宅。

1月3日

朝早起きして暮れに録画していた「リング」を観てしまった。何てこった。まるで不幸の手紙の話ではないか。
続いて「らせん」に取りかかったのだが、途中配偶者が起床してきたので中断。子供用にタイマー録画の設定をしていたら、操作を誤って重要な部分にどうでも良いワイドショーの画像が混入されてしまった。一体どうしてくれる。

子供のリクエストにより、βテープに録ってあった60年代のの「ゴジラ対モスラ」及び「地球最大の決戦」を観る。昨日も子供に付き合って南半球産の「ウルトラマン・パワード」を眺めていたので、やはり特撮は日本人の感性に尽きると確信した次第。何しろ戦車が進む際の揺れ方に始まり、気の使い方が全然違う。円谷プロが絡んでいるわりには大味なのだ、すべてにおいて。地球を防衛するハズの公務員の描き方がまた緊迫感が欠如していて・・・まあこの辺は国民性かも知れないけどね。東宝特撮モノで育った身には物足りない事この上無いのだ。

1月2日

某郊外大型店の初売りに行く。予想よりも人出は少ない。やはり不景気の事象か。市中心部は果たしてどうだったのだろう。

正月はヒマに任せてテレビばかり観てしまう。食べて寝てばかりいる結果、毎年2㎏は太ってしまうので注意しているのだが、今年もこの調子では危なそうである。というわけで、ドラエモンの「人生やり直し機」にはある種の感慨を覚えてしまった。話は変わるが、中外胃腸薬で歌い踊っているタレントが早見優だと配偶者に指摘され、新年早々愕然とした。2ヶ月前から、これは一体誰だ?と考えてはいたが、全く解らなかったのだ。もとより一般人も含めて、対人間の識別能力に劣ってはいたが・・・。今年も思いやられる。

1月1日

配偶者の実家は寒い。私の居住地より車で約30分だが、標高のせいか温度差はおそらく3度くらいはありそうである。
正月はどちらかというと苦手である。なによりヒマであるし、餅はあまり好きでは無い。どちらかと言えばかなり酒飲みではあるけれど、昼間から呑むのはどうも気が進まぬ。呑んだらそのまま寝ちゃいたい人なのね。しかしながら親戚が集まってきて人間関係的には結構シビアな話をしたりするので、日頃ちゃらんぽらんに人生を送っている私のような人間には、将来を真剣に考える良い機会だったりもする。また何かとごちゃごちゃした日常に戻る頃には、大概忘れてしまっているのだが。