さて、レコードからデジタル音源を作成できたところで「どうやってその音を楽しむのか?」と言う事になりますが、家の中で聴く方法はいくつかあります。

1)データをUSBメモリなどに保存してハイレゾ対応コンポなどで聴く。
2)ネットワーク・オーディオ・システムを構築して聴く。
(NAS+ネットワーク・オーディオ・プレーヤー→オーディオアンプ+スピーカーやヘッドフォーン)
3)PCオーディオ・システムを構築して聴く。
(パソコン→USB-DAC→オーディオアンプ+スピーカーやヘッドフォーン)

…大まかに言えばこの3つの方法となります。私自身はしばらく3)の方法で聴いていました。しかしながら、音楽を聴いている間ずっとノートパソコンを起動しているのもどうかなあと思案していたところ、I-O DATAのHDL-RA2HFと言う「2TBHDD搭載ネットワークオーディオサーバー」があることを知り、導入してみました。自宅内に有線LAN環境が完備していた訳ではなく、設置や設定が大変ではありましたが、現在はこのHDL-RA2HFをUSB-DACに直結してオーディオアンプ+スピーカーにて聴いています(2)においてHDL-RA2HF+USB-DACが「NAS+ネットワーク・オーディオ・プレーヤー」の役割を担っているわけですね)。HDL-RA2HFにDSFファイルの相当量を保存出来ますし、何よりスマホをリモコン代わりにしてコントロールできるのが非常に便利で、気軽にデジタル化したレコード音源を聴けると言うことで大変重宝しております。

I-O DATAのHDL-RA2HF