12月31日

V.D.G.G「Vital」、PFM「幻の映像」

やはりプログレ禁断症状が始まり手が震えてきたので、年末年始用品の買い残しなど、率先してお遣いを買って出て車中にて必死に貪り聴く。
その昔、紅白歌合戦は反吐が出るほど嫌いだったのだが、歳をとったためか、ここ何年かは喜んで観ている。美川憲一と小林幸子の戦いは年々スパークする一方のようであるが、双方、曲なんて誰も聴いちゃおらんのではないか。

12月30日

何て事だ。まだ仕事が残っていたのを忘れていた。DTPの通信教育の今年最後の課題提出があったのである。うーん。何がなんだかサッパリワカラナインですけど。しかしなぁ、おそらくどの業界でもそうなのだろうが、営業が勉強する事柄はどんどん増えていく一方である。因果な商売ではあるが、秋が来なくて・・・基・飽きが来なくて私には良いかも知れない。悪戦苦闘の末どうにか処理したが、来年が思いやられる事であることであるなぁ。

12月29日

V.D.G.G「Vital」

大掃除の日。依然として虚脱状態にあり、風呂掃除の際のカビキラーがことのほか空虚な心に染みる。仕事が終わった途端にすぐこんな有様というのも困ったものだが、まあ結局生活のサイクルが悲しいかな会社中心に回っているという事なのだろう。
ところで、今日改めて気づいたが、台所の三角コーナーのゴミ袋にはやはり生協の再生原料を使用したものが最適である。ここ3年ほど使用しているが、殊に水切りの具合は最高なのだ。

12月28日

David Bowie「Stage」、Yes「Yessongs」、リック・ウェイクマン「地底探検」、King Crimson
「Fracture」聞き納め及び「エピタフ」、V.D.G.G.「Still Life」「Godbluff」

仕事を終了したぞ。狂ったようにプログレ聴きながら。最後までジタバタしたが完了だっ。普通は適当に挨拶廻りしながら午前中を消化し、午後より大掃除、3時には目出度く解散というのが通年のパターンなのだが、結局8時近くまでフルタイム営業の一日であった。この一年を象徴する最終日と云って良いだろー。帰宅する頃には完全な虚脱状態にあり、まともな受け答えができず、風邪引いて体調も機嫌も最悪な配偶者は怒って寝てしまった。従って私はしみじみと本日USAより到着したV.D.G.G.を聴きつつ、この日記を書いている次第である。あと数日、掃除だ買い物だと家の用事に走り回りながら今年も終わるのだろうが、とりあえずは平穏な数日間が過ごせることは本当に嬉しい。この何日かは私は心優しいオトナである。今だったら何でも言うこと聞くぞ。ほれ、試しに言ってみろ。・・・唯一難を云えば、配偶者の実家に居候するため、4日間プログレ聴けないということであろうな。

12月27日

本日は配偶者の誕生日のため当然プログレはお休み。

やり残した事がいっぱいある・・・。ABEさん、今年中には返事出します!本当に御免ね。
午前中は年賀状の宛名書き、午後より大掃除用品などを仕入れに出かける。ようやく年末に相応しい行動をしたぞ。しかし、何だか妙に気候がなま暖かく、師走のムードは皆無である。子供のCDとビデオを返却しにレンタル屋に行ったら、リック・ウェイクマンの「地底探検」があったので思わず借りてしまった。この店、CDの販売もやっており、何故かPFMのコーナーまであったりする。そう言えばその昔、UKの「デンジャー・マネー」と「ナイト・アフター・ナイト」を借りたのもこの店であった。プログレ・レンタルの穴場かもしれない。

12月26日

David Bowie 「 The Rise and Fall of Ziggy Stardust and Spidars from Mars 」及び
アラン・パーソンズ・プロジェクト 「Anmonia Avenue」

「Prime Time」なんて10年振りに聴く(この曲の丁寧なギターは良い)。「Don’t Answer Me」はなんだかやっぱり泣けた。泣いたのはマイクさんの「アマロック」以来だ。その昔このレコードを私に勧めてくれたのは、同郷の友人で最初に就職した会社で私とコンビを組んでいたイラストレーターである。彼は大滝さんモノが好きで、その頃「ナイアガラ・ボックス」なんかも嬉々として買っていた。ある日私の寝ている所にやってきて「ナイヤガラ音頭」とか聴かせてくれたのだが、当時は何が良いのか全く理解できなかった(今は凄いと思うけど)。思えばおそらくその辺でこの曲に惹かれたのだろう、と十年目にして思うのが目出度くも私の呑気なところ。確かにウォール・オブ・サウンドなんだよな。ヴィデオ・クリップも最高だったしね。

本日の仕事が終わって残すところあと一日。でも今日も年賀状の注文が来た。断れないんだな、これが。

12月25日

David Bowie 「Sound +Vision +α」

分譲住宅の予告チラシ折込から6日。この不景気の年末な中にあって反応は非常に良いようである。第一期即日完売も夢ではないかも知れない。混迷の来年に向けて明るい材料がひとつ。世紀末に向けて「Confusion Will Be My Epitaph」なんてのは音楽の世界だけで有って欲しいものである。
道路は昨日よりも更に混んでいる。年賀状を一件納品して帰って来たら、なんと2時間も経っていた。やれやれ。

12月24日

「PFMのライブ・テープ」、「Starless And Bible Black」

やはり道路がやたらと混む。この日だけ日本人の90%がカトリックになるからであろう。
毎年私はこの日、20個ばかりのクリスマス・ケーキを配達する仕事があるので、午後よりそろりそろりと車を走らせていた。ケーキを運ぶのはとっても怖い。20世帯が一年に一度のイベントの為に待っているのである。簡単に形が変わっちゃうから、とっても緊張するのである。例によって「フラクチャー」を聴いて盛り上げながら慎重に運んだ。こんなに苦労して持ってきたケーキであるが、当家の子供達はなぜか嫌いだったりする。よってほとんど父と母が食べるはめになる。苦労した挙げ句更に太る恐怖を味わう。私たち夫婦にとって12月24日は試練の日なのだ。

12月23日

本日は天皇誕生日のためプログレはお休み。

布団の丸洗いクリーニングに出かけたり、子供とかくれんぼをしてみたりする内になんとなく一日が終わってしまった。夕方珍しくボクシングの試合(飯田vsロハス世界戦)をテレビで観た。ベネズエラから来た挑戦者は3人の子持ちで、「教育費を稼がなくっちゃ」なんて試合前のインタビューに応えていて、思わず応援したくなったりしたが、やはり私は日本人であり、飯田初のKO防衛を期待していたのである。5ラウンドの異変を感じてからは、まさに手に汗握って観た。子供とやっているオセロなど上の空である。まさか脱臼するとはなぁ。8ラウンドでクリンチしながら咆哮と共に気合いを入れるチャンピオンの姿には冗談ではなく涙が出たものだ。「元気が出るテレビ」以来何年経ったのであろう。やはり引退してしまうのだろうか・・・。

12月22日

ジェントル・ジャイアント「エッジ・オブ・トワイライト(CD1)」、PFM「幻の映像」

世の中で何が不幸だと言って、漸く昼食を摂ろうと車の中でお湯を入れたばかりの日清チリトマト・ヌードルがあっさり倒れるほど悲しいことは無い。あっ蓋が開いているっと手を伸ばした瞬間に、携帯が鳴って何故か弾みで触ってしまったのである。仕様がないので完成までの待ち時間をいつもより長めに取って食べようと気を取り直し、、まずはコンビニのレンジで温めて貰ったおにぎりに取りかかると、これが異様に熱すぎて口内を火傷した。上顎の皮が損傷してしまったぞ。セブンイレブンのレジのオバさん、どう見たって電子レンジのタイマーを一分以上回して下さった模様だが、それは要らぬお節介というものである。百歩譲って、不可侵領域と判断してぼーっとしていた私が悪いとしてもだ(腹も減ってたし)、一体どうしてくれる。でもどーもしてくれないよね。 更に追い打ちをかける様に、あたかも背後からの裏切りのラリアットの如くこの貧しい食事中に6回も電話が来たりするのだ・・・って午後3時過ぎだからね。仕方のないことであろうが。

12月21日

クリムゾン「SOLVEET COAGULA」、キャメル「ブレスレス」

73年ローマのクリムゾンはアムステルダムと日が近いせいか、エキサイティングで宜しい。ただ、このブートは半音ピッチが高いのが難点ではあるが、1,000円で買った割には良い、としよう。
二日間ゆっくり過ごせたので、まあまあ体力は回復した。反面、二日も休まなければまともな状態にならんとは、やはり年食ったのか。或いは土日休むのが当然の身体に成り果ててしまったのか。出社すれば具合が悪くなりそうな電話が連続し、あっと言う間に先週の金曜日の続きに引き戻されてしまう。過去への連続はあまりに情けない。これが俺の一日なのだと諦観した頃には一日が終わりかけている、そんな毎日がまだ続くのだ。あとちょっとだけどね。
長男の幼稚園でクリスマス会があったそうな。父兄がサンタに扮してプレゼントと配るという標準的なイベントで、本人はやはり「俺、本物のサンタに会った!」と興奮して帰って来たのだが、貰った包みを開けるやいなや「・・・あいつらニセモノだった・・・。」とつぶやいていたらしい。私の家ではサンタクロースへ宛てて欲しいものを手紙に書くことになっており、長男は既にその儀式を済ませていたのにも関わらず、其処には彼が「お願いしたはずのない」見知らぬおもちゃが入っていたのである。

12月20日

「アブセント・ラヴァーズ」を車中にて長男と聴く。

そんな馬鹿な。何てこった。今月は一枚もCD買ってないぞ。これは自分自身に対する冒涜行為だ。sibaさんに教えて頂いたインターネット通販にてV.D.G.G.の未聴の2枚であった「GODBLUFF」&「STILL LIFE」を怒り狂ってオーダーする。なんだか忙しくてCD屋に行けない今日この頃、これは便利で宜しい。sibaさん、本当にありがとうございます。
ところで本日、例の分譲住宅関連、当社制作初の案内チラシが折込となり、反応を確かめるのと陣中見舞い方々、現場に行く。が、首尾を聞くには早く行きすぎてしまったので、申し訳ないが今日の結果は明日確かめよう。天気も良かったし、そこそこのリアクションがあったのではないかと期待しているのだが・・・。

12月19日

きょうはおやすみのひなのでぷろぐれはおやすみ。

あさおきたらなんだかあたまがいたかったのでへんだなとおもっているとはいぐうしゃのひとに「そらあんたふつかよいにきまっとるがな」といわれました。そういえばきのうのよるはひとりであかいわいんをいっぽんぜんぶのんだようなきがする。ねむくてからだもだるかったですがおせいぼをいろんなひとにおくらなければいけないのでがんばっておでかけしました。それからひにょうきかのびょういんにいっておくすりをもらってからあいこちゃんとともあきくんをむかえにいきじゃすこにともあきくんのたんじょうびのぷれぜんとをかいにいきました。ぼくににてゆうじゅうふだんなともあきくんはおもちゃをえらぶのににじかんもかかったのでがまんづよいぼくもほとんどきれそうになりました。それからやきにくのたべほうだいのみせでおいわいをしてからおうちにかえりました。かってきたおもちゃはびーすとうぉーずのなんとかかんとかでへんしんさせるのがとてもむずかしくてなんだかやっぱりまたきれそうになりました。おわり。

12月18日

UKの1st&2nd、Beatlesの「Get Back」と「Off White」

起床すると珍しく長男がそばにいて、「俺、4才になった。俺も男になったんだ。」と騒いでおる。確かに今日は誕生日であった。でも誰だ?変なことを教えたのは。
しかし、今日は遅いで!と予告していたものの、10時過ぎにやっとこさ仕事終わって帰ってきたら、またしても全員寝ていた。誕生日のお祝いは明日、ということにしてはいたが、本当に割り切りの良い家族で嬉しい。長男発表会の首尾は如何なものか聞きたかったのに。賞与も貰ってきたのに。まあいいけどさ。へっ。

12月17日

「超初心者向けプログレ洗脳TAPE」の試聴。

何が嫌いかと言って、待たされる事ほど厭なものは無い。お客さんにこんな事言っちゃなんだけれど、3日も前に打ち合わせの約束をしていたのなら、原稿くらい纏めておいて欲しいものである。チラシの原稿をその場で書き始め、無駄な時間に業者を付き合わせるなど、最低である。この大変な時期に、20分余りもただボーッとして待っているのは情けないことこの上ない。まあおそらく、仕事の出来ぬ奴に違いないから、諦める他はないだろうが。

12月16日

クリムゾンの「Fracture 6ヴァージョン」、及び「UK」

今年は、あと、もう、わずか、たった、ほんの、8日しか無いんだと(稼働日)。
おいおい。
      
12月15日

PFM「幻の映像」クリムゾンの「Fracture」などなど。
”人生は川のようなもの”なんてまるで美空ひばりの曲のタイトルのようだが、途中から入るリフがこれぞプログレって感じで良い。「太陽と戦慄,パートⅠ」のギター・ソロみたい。ところで昨晩は「超初心者向けプログレ洗脳TAPE」試作版のポセイ丼をニヤニヤして聴いてる内に寝てしまっただよ。久々にごうきさんのフォースか?最近妙なこと書き込んでまた御無沙汰してるからなぁ。

転職を薦められる夢を見た。しかも何故か配偶者も一緒だったりする。どうやら海外資本の会社のようだが、社長がモーホらしいのでやっぱり止めた。私の場合、往々にして定石通りストレートに解釈出来ない内容が多いが、配偶者は全く逆。「ああ、スイカが食べたい」と思えば、死ぬほどスイカを食う夢が観れるというフロイト派(ってまだいるかどーかは知らんが)激怒必至の非常におめでたい人なのであった。

「超初心者向けプログレ洗脳TAPE」はB面途中で行き詰まる。途中経過的には以下の通り。(尚「超初心者向け」のため和文表記。決して面倒臭がっている訳ではないの。)

(A面)
1.ヒート・オブ・ザ・モーメント;エイジア
2.時へのロマン;エイジア
3.オープニング・アウト;ルネッサンス
4.不思議なお話を;イエス
5.時間と言葉;イエス
6.ポセイドンのめざめ;キング・クリムゾン
7.風に語りて;キング・クリムゾン
8.ワンダリング;ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター

(B面)
1.人喰い鬼の戦い;クイーン
2.輝ける七つの海;クイーン
3.ファース・オブ・フィフス;ジェネシス
4.エアー・ボーン(邦題忘れた);キャメル

・・・・・残りはあと約25分。PFMとフラクチャー入れて楽になろうかと思ったが一応思い留まる。うーむ。

12月14日

PFM「幻の映像」「甦る世界」

気ばかり焦って仕事が捗らない。印刷屋の仕事をしてきて、今まで全く経験の無い仕事に手を染めているという毎日はやはり重い。この歳にして未知の分野を受け入れるのはなかなかしんどい。そもそも好奇心が年々薄れているのがやはり問題なのだ。いかんなぁ。

「超初心者向けプログレ洗脳TAPE」の作成をしようと思って録音を開始したが、「おお、この曲が流行っていた頃俺は・・・」などと古いアルバムに感慨ひとしお状態になってしまい、遅々として進まず。おかしいんでないの?いつも聴いている曲のハズなのだが。とりあえずA面のみ終了。

12月13日

本日は日曜日のため、プログレはお休み。

朝方一人で起きて「世にも怪奇な物語」を観る。私は、最後のフェリーニの奴が一番好きなのである。だが、途中で起きてきた配偶者に「妊婦に何故こんなものを見せるのだ」と激怒されてしまった。そう言えば、長男時の妊婦状態の折りには「シャイニング」、長女の時は「羊たちの沈黙」で怒られていたような気がする。別に意識して意地悪しようとしている訳では無い。たまたまタイミングが悪かっただけなのだが、敵は決してそうは思っていないようである。男と女の間には、やはり暗くて深い河があるのね。

12月12日

今日は会社&学校&幼稚園が休みのため、プログレは無し。

得意先におられた方が、スキャナーを2,000円で譲って下さるというので、嬉々として会いに行く。この方、インターネットを利用した画期的な企画を考えておられたので、二人で時の経つのも忘れてデジタル・コンテンツを使用した策謀を色々と巡らす。

プロレスを見とらんなあ、と思って先日ビデオに録ってあった全日の世界最強タッグリーグ戦・優勝戦の様子を拝見。まあ盛り上がることこの上ない。ベイダー氏の秋山へのぶん投げジャーマンはちょっとヤバかったし、試合全体も大したモンダと思った。しかし、ハンセンの衰えは、70年~80年代のプログレ・プロレスを観てきた者にはいささか悲しい。さらに言えば、私は「キラー猪木」が懐かしくって仕方が無いのだ。ボックと命のやり取りをしたシュツットガルトのあの何とも暗いリングや、どう見ても制裁としか思えぬ、木村・ブッチャーを新日本から葬ってしまった血塗られたシングル・マッチ。勢いだけでシンの腕を折り、ペールワンの肘関節を破壊して自殺に追い込んだ男。手錠に繋がれたマサ斉藤の割れた額を嬉々とした眼でヨダレ垂らしながら拳固で殴り続ける神々しい狂人。そして、前田、高田、船木ら”U”の遺伝子を産み落とした何とも罪深い業・・・。
ああ、本当に書けば書くほどワクワクして来るぜ。オーニタ君がなにやら騒いではいるが、もう居ないんだわ、”危ない”レスラーは。

12月11日

Jimi Hendrix 「Stages+α」、イエス「危機」

悪戦苦闘の末メールは受信できるようになったが、最後の手段を実施した結果なので、何通かのメールをサーバーから削除する羽目になった。従って12月10日午前1時~11日午前7時の間にメールを送信して下さった方、申し訳ありませんが見れませんでした。

最近、一週間がとても長く感じられる。仕事に何の疑問を持たずに没頭しているのならば、そんな風に感じるヒマは無い筈である。ファクターは数あれど、結局のところ雑念が多いのだろうな。

12月10日

「PFMのライブ・テープ」

やれやれ。メールが受信出来ない。接続すると「このプログラムは不正な処理を・・・」というメッセージが出るだけである。昨日の夜からこの有様なので、メール下さった方、見れませんので御免なさいです。お急ぎの用件は申し訳ありませんが「プログレオヤジの掲示板」の方へお願いします。

梶原一騎氏の十三回忌が年明け早々にやってくるとのことで、関連書籍が本屋に並んでいる。その中の一冊になんと「あしたのジョー」の梶原版(高森版?)ラストシーンの話が載っていた。宝島社の某書にもちばてつや氏の案、としてちょっと紹介されてはいたが・・・。それは、パンチドランカー症状が一層進んだ二人・・・丈とカーロス・リベラが公園でひなたぼっこしており、「俺は試合には負けたが、ケンカには勝ったぜ」とつぶやく丈に、反応すら出来ないカーロス。ただ、ボーッとしている二人を窓際から白木葉子が見ている・・・・
・・・というあまりにも現実的な結末なのだ。これはいかん。これからどーすんだこの人は、なんて考えてしまうではないか。ちばさんが20パターンに及ぶ最終回の草案から決定したというあの「燃え尽きた」ラストは、やはり正解だったのだ、との意を強くした次第。

12月9日

King Crimson 「B’BOOM」、Camel 「Moonmadness」、四人囃子「一触即発」

タワーレコードに久しぶりに行ったけれど、レコード・コレクターズの94年のバックナンバー一冊を買って帰って来た。ポイントも貯まったし、その内CDを買おう。マリリオン(24BIT)やらジョン・レノンのBOXやら涎モノはたくさんあるのだが、今月は子供と配偶者の誕生日が同時に襲って来るのだけに忍耐の日々となりそうなのね。
それにしても四人囃子は良い。森園勝敏さんのギターは勿論、ヴォーカルがなかなか味があって大好きなのだ。メンバーが発表当時20代そこそこだったというのも凄い話である。そう言えば先日、某FMの山下達郎氏の番組で「日本のロックの歩み」特集のプログラム中、カルメン・マキ&OZ、外道に続き彼らの曲が流れていた。当社の専務もたまたま聴いていたということで、「晴山さん、プログレを初めて聴きましたよ!」と次の日教えてくれた。放送されたのは「一触即発」であり、この曲はまさに当時のプログレの要素をてんこ盛りにしてくれた作品であったのだ。
我が国のプログレ人口が確実に一人増えたという事実を喜びたい・・・というのはあまりに希望的な解釈であろうが、この辺が話題になるだけでなんとなく嬉しいものである。

12月8日

EL&P「マンティコアの逆襲」、John Lennonの「神」など。

今朝営業4人で話をしていた時に、「12月8日は何の日でしょうか?」と30代そこそこの人に質問したが、クビを傾げるだけで一向に解らない様子であった。告白すると、私は選挙にもほとんど臨んだ事のない馬鹿者だが、最低限の日本の歴史は一応意識して生きているつもりだ。別に右寄りでもないし、戦後50年以上も経っちまえばこんなモンだ、と憂国の四士UKオヤジぶるつもりは毛頭なーい。ひょっとしてこいつはおれを上回る大馬鹿者かもしれぬと思っただけである。実際終戦記念日さえ知っているのか怪しいものだ。「12月12日は?」の問いにも反応はなかった。(でも、これは小津安次郎の誕生日&命日。知るわけ無いよな)

12月7日

「PFMのライブ・テープ」
飽きもせず良くきいとるなと思うでしょうけど、飽きないんだなこれが。最も一日のトータルが2時間位でしょうから、まだまだ発見があるのだ。

そう言えば書き忘れたが、昨日は100年振りに「明治屋」へ行ったのだった。私と配偶者はこの店が大好きなのだが、家族が増えてからはほとんど初めての買い物である。生協やジャスコのお得意さまである私たちのような田舎者にとっては、日常の買い物をするべき店ではないのだ。まず客層が違う。二人暮らしの都会的老夫婦、などが多くてこれがまた似合うのだ。私はそんな環境&年齢でこの店にふらっと現れる・・なんて人生の目標だったりしていたのではある。しかし、実際にこの手の夫婦者をたまたま目の当たりにすると、なんだか無意味に我が儘で且つ店員は平身低頭という有様で見苦しいことこの上ないのである。こんなジジイには成りたかねぇ・・・と信念を翻してしまう私は結局その程度の人間なのだ。手ぶらで帰る訳にもいかず、「餃子の中味を仕込んだ手羽先@100円×10本」を買って帰宅。これは先程のジジイ同様かなり癖の深い味であった。

12月6日

本日は日曜日なのでプログレは・・・って勿論聴いただよ「タルカス」を。
グレッグ・レイクの脱退には心底がっかりした。南出さん&sibaさんに教えて頂いた12月1日付の声明文も読んだ。一応、70年代から”プロデューサー”としてシビアな眼を注いできた彼にとっては、音楽的な部分では、自分の声も含めて演奏状態やらなにやら、我慢のならぬ部分もあったに違いない・・・と解釈しよう。WOWOWの某プロデューサーに言わせると、「極悪」なレイクだそうだけど。しかしなあ、万が一上京が無理だとしても、最悪再来仙の可能性はかなり高いと踏んでいただけに、残念である。「残念」というのは、EL&Pというのはやはりあの3人揃ってのバンドだからで、その辺は「フリップが居ればクリムゾン!」とは違うのだ。「アンパンマン」だなんだとからかわれた容姿も、もう懐かしい!と言われちゃうんだろう。これはかなり寂しいぞ・・・。

子供と独楽回しをした。ジャスコに買い物へ行ったら、100円のおもちゃがいっぱいあったので買ってきたのだ。かろうじてひもの巻き方などは覚えていて回せたし、父の威厳を保つことは出来たのだが、何か変だと思ったら、ひもの端っこを一回結んでおくのを忘れていたので密かに愕然とした。独楽回しはおそらく30年振りとは言え情けないことである。凧上げのときはうまくいったのになぁ。

12月5日

本日は土曜日につきプログレは無し。

子供を幼稚園に送った後は散髪。その後小学校・幼稚園より各1人回収し、晴山家年賀状用photo撮影のため、知り合いのカメラマンのスタジオへ。36カット撮って頂いたが、やはり毎度の事だがかなり迷ってしまう。プリント+葉書の年賀状に加工する関係で35㎜のフィルムを使用して貰っているのだが、そこはやはりプロの仕事。被写体はさておいて、素人では絶対撮れない写真であるから欲が出ようというもの。子供たちは、家族揃っての写真なんて!などと厭がる歳にすぐなってしまうのであろうから、今だけの楽しみであろう。

12月4日

終日Led ZeppelinのFavourite関係を聴く。

何故だ。毎年の事で言えば、私は12月はこれはもう暇でヒマで、他の人が顔ひきつらせて走り回っている一方で時間を持て余している、という情けない状況が当たり前だったのだが今年は一体どうしたことだ。誰か教えてくれ。これで売り上げがまさか去年以下だったりしたら私は会社辞めるぞマジで。冗談じゃないでー。なんかもう疲れたんだよ!先は見えねーし。猪木がいうが如く「行けば」本当に解るのか?最近プロレス観てないから解らないのかひょっとして。よし!プロレス&格闘技をちゃんと観よう!1,2,3,だーっ。ああなんだか訳わからなくなってしまった。どうしよう。でも明日が休みだなんてことでこんなに感激していることはいまだかつて無いのだ兎に角。

12月3日

GG&F、Led Zeppelin 「アキレス最後の戦い」etc.の編集テープ

とは言うものの一向に仕事が片づく気配がないので、景気づけにZEP聴いたりしたのだがジョン・ボーナムって本当に凄ーいでーす。

住宅関係のコピーは難しい。100%客観的に描かねばならないというのが大前提で、書き手の思い入れだとか遊べる部分が入る余地は全く無いのだ。少なくとも私にはそう思える。業界のカラクリや初めて知ることも多く、勉強になっていることの交換条件といえば納得する他はないか。・・・今に至って、一介の印刷会社の営業がこの手の(広告代理店的な)仕事に手を染めるのはやはり無理があったのではないか、と弱腰になったりする。この時期、年賀状関係だけで20件前後の訪問件数を処理しなければならない訳で、その辺他の人間にフォローして貰ってはいるのだが、やはり限界があるような気がするのだ。
帰宅してこんなことしながらも、頭の何処かで仕事の段取りやら考えてしまうのは、性格のなせる業か?真面目、とかいうのではなく結局小心者なのである。
・・・なんて言っている一方で、定型化したルーティン・ワークは楽だがつまらんという、あったりまえの事に気づいたという真実のデカさ、苦しさの代償としての楽しみ(”Mオヤジ”じゃぁないよオレ。念の為)も否定できないのだ。

12月2日

「PFMのライブ・テープ」、GG&F、「クリムゾン95年のWOWOWテープ」

本日は最悪の精神状態を脱するため、納品業務の80%・16件を放棄して人に任せちゃうという営業マンとは思えぬ暴挙を観光じゃない敢行した。お陰で数々の打ち合わせを全うして前向きモードに戻っただよ。ありがとう、G君、キミのお陰で本日中には帰宅出来た。見てないだろうけど一応お礼は言う。昨日配偶者がレンタルしてきた「ブルース・ブラザース2000」も観れそうである。

12月1日

PFM「幻の映像」、GG&F

GG&Fってジャケットもおかしいが中味も変だった。次のアルバムが「宮殿」だったとは、この連中、なんちゅう人たちなのでしょう。フリップのギターには笑えるぞ。この頃からフリップだもんね(当たり前か)。はっきり言って「プロジェクト2(ジャッキー・チェンじゃないよ)」の13倍は楽しめた、私は。

時間が無い。せめて倍は欲しい。「無風状態」?なんだそれ。このままでは年末まで保たないぞ!身体も髪の毛も・・・。誰か時間をくれ。《時とは自らが生むべきもの也》・・・わかっちゃいるけど時間くれ。無いんだから。

11月30日

「PFMのライブ・テープ」

「GG&F」のCDがUSAより届く。考えてみりゃ別にその辺のCD屋さんでGET出来るものではあれど、インターネット通販初体験の私としては感激なのであった。PFMのUSAは、やはりダメだったのね。

例によってドタバタしたものの、珍しく無風状態の一日。しかしながら、あれほど忙しかったと言うのに売り上げは目標に達していないのだ。年末の悲しさとは云え、これではいかん。話は変わるが、「ホワイト・アルバム」のリミテッド・エディションが発売されたようである。今日知り合いのイラストレーターの方に聞いた話では別にMIX違いとかMONOヴァージョンだとかではないようだ。通しNo.入ってても、音が同じじゃなぁ。

11月29日

今日は日曜日のためプログレはお休み。

幼稚園の学芸会が近づいてきた。配偶者の報告によると、愚息は当初お芝居”大きなかぶ”の「猫」役にキャスティングされていたが、演技力の不足から翌日「かぶ」に降格、さらにその翌日には「お遊戯組」へと移動していたそうな。本人も激しくショックを受けているらしく、その話題には触れようとしない。自暴自棄にならねばいいが。

11月28日

「EL&Pのワイト島」

久しぶりに聴いたら結構良いではないか。たまには距離を置いた方がうまくいくこともあるのね、2人の仲って。

ナメクジの如くよろよろと這って出社。午前中は来訪中江沢民関係の交通規制をかい潜って走り回り、午後1時から9時まで一気にデスクワーク。本当に今日は土曜日なのか。週休二日に慣れた軟弱な身体には少々キツイ。へろへろになって帰宅。思考能力なし。

11月27日

「PFMのライブ・テープ」「いとしのレイラ」「シアー・ハート・アタック」

一年に一回位はクラプトンを聴きたくなることもある(これしか持ってないけど)。「リトル・ウィング」なんてジミヘンの斬新な解釈で、独特の味わいがあるのだ。

9ヶ月前の名刺の校正ミスが、私の得意先にとんでもない迷惑を掛けていたことが明らかになり、朝から頭が真っ白であった。あまりにも恐ろしい話なのでここには書けない。私の責任は多大なので勿論猛省必至であるが、校正の盲点を突いた重要なポイントもあり、社内的にもプロセスの見直しが必要であろう。その処理で右往左往していたため(言い訳)、他の仕事の処理が滞るという悪循環。帰社していきなり工場長から怒りの一撃を頂き、ボロボロである。と言うわけで本日はナメクジの如くよろよろと這って帰宅。

11月26日

「PFMのライブ・テープ」「THEN & NOW」

昨日は「新月(原始への回帰)」を聴きすぎたせいか、あの加速度付のリフが頭から離れず、良く眠れずに困った。最も起床時には「タルカス」のリフに変わっていたが。
EL&Pは真面目に聴いたら「THEN 」部分はやはりあんまり音が良くないかもしれない。
「トッカータ」の編集も減点!ありゃないぜ。でも、キースのインプロは気迫が溢れていて最高なんだなあこれが。

やれやれ。コピーの一部は完了したど。でもなぁ、「午前中」に帰社するはずが、実際の帰社時間は3時過ぎだし、書き始めたのは7時だもんね。いかんいかん。グチが多くなってきたど。いかんいかんいかん。

11月25日

「PFMのライブ・テープ」

クリムゾンの曲が面白いやんけ。「冷たい街の情景」は比較的ムードが似ているし、「21馬鹿」は楽しそうに演っている。こんなにビシバシ弾けたら本当に面白いだろうなぁ。

走っても走っても仕事が追ってくる。年賀状の処理だけでほとんど一日が終わってしまう。いい加減書いてしまわなければならないコピーも溜まってきた。明日は一日社内処理をやって区切りをつけたかったのだが、上司に相談すると、やはり半日は営業をしなさいと云われてしまった。そりゃそうだろう。忙しいのは皆同じだしね。一晩徹夜でもすればおそらく一時的に正常な状態に戻るとは思うが、流石にそんな根性も責任感もない。地道に片づけてゆく他は無いようである。

11月24日

「PFMのライブ・テープ」

ありがたや。「Live in USA」の動向がやや暗雲立ちこめてきたのと前後して、知り合いの方がPFMのテープを作って下さったのだ。大感謝!予想通り、ライヴはスタジオ盤に比べて更にエモーショナルで面白い。そんな訳で、朝から「新月」など聴いてそれはもう極楽なのである。

本日午前中、得意先の創業社長(会長)の葬儀に出席。建設業界では非常に力のあった人でもあり、何百人いたのか、大変な出席者の数である。生前何度かお会いしたことがあったが、なんて言うかとても飾り気の無い方であった。「その他大勢」的な(というと失礼か)人達が嗚咽したりしているのを見ると、人間やっぱり人柄なんだなぁ、と思ったりする。67才とはいかにも早い。喪主は現社長で、同年代。私はと言えば、実母は遙か昔に他界し、父は再婚。両親ともいまのところ元気でいるようだが、いずれ人事じゃなくなるんだろうな。

1月23日

不覚である。昨晩はPFMを聴きながら炬燵で意識を失ってしまった。おかしいなあ。フロイドの「エコーズ」でも聴いていた、というのなら話は分かるのだが。鼻炎の薬を飲んでいると一日中眠くなって困る。午後から長男の水泳教室を見学していたが、まさに睡魔との戦いであった。明日からまた仕事だし、午前中は葬式にも行かなくてはならぬというのに、果たして大丈夫なのであろうか。

11月22日

休日のため、プログレはお休み。

昨日は早く寝よう、なんて云っておきながら、実は家族が寝静まるのを待って、炬燵にあたって熱燗など舐めつつ、ヘッドフォンで「Then&Now」を堪能していたのであった。キース・エマーソンのインプロは手に汗握って聴いた。カリ・ジャムは曲数が不満ではあるが、流石全盛期、良いですなぁ。Now編がなかなか充実しているのにはちょっと驚いた。グレッグ・レイクの声はますますヤバくなったみたいだが、「21馬鹿」は結構様になっていた。

近所の市民センターでお祭りがあった。体育館に長男の絵が飾ってある、と幼稚園の先生から電話があったので見に行った。林檎を持った象の絵である。象の背中に黒い塊が乗っていて、それは人かと思ったら実は耳であった。うーむ。そう言えば、先日は兎の絵を描かせられたらしいが、クラスでただ一人眼鏡を掛けた兎を描いたらしい。クリエイティヴで結構なことであるが。

11月21日

休日のため、プログレはお休み。

子供を幼稚園に送りがてら、(方向は全然違うのだが)CD屋へと向かう。本日発売となるEL&Pの「Then&Now」を購入。発売予定通りの国内盤を買ったのは久しぶりである。帰宅後、出産の準備に部屋の模様替えを決行、半日仕事となる。大したシステムではないのだが、ビデオ3台やらオーディオ関係機器の移動と再結線は地獄である。汗流してやっている内に鼻水が止まらなくなってしまった。風邪が本格化してしまったようである。これはまずい兆候ではないか。今日はとっとと早く寝よう。

11月20日

飽きもせず「The Great Deceiver Live 1973-1974」、T.REXをちょっと。

許してくれ。私はやはり詐欺師だったのだ。結婚当時までの数年間は佐野元春やら浜田省吾やら聴いいて、ギターもBOOWYをコピーしたりしていたのだ。そうなのね!貴方はやっぱりJ-POPが好きなのね・・・と解釈されて当然である。子供が産まれた途端「21世紀の精神異常者」なんて云う曲を狂ったように聴き始めるとは、配偶者としては予想だにしなかったに違いない。4年前のあの日、「詐欺師箱」を隠れて聴いていた私を発見してしまった時の明らかに慄然とした表情は勿論忘れてはいない。でも、騙すつもりは毛頭無かったのだから許してくれ。200%反省はしてないけど。

11月19日

今日もやはり、クリムゾン「The Great Deceiver Live 1973-1974」

なんだかやっぱり忙しい。忙しいけれども売り上げは伸びない。良い傾向ではないねやっぱり。今のところ昨年の同時期に比較すれば全体的に大した忙しさではないと思う。おかげで精神状態は、昨年の日記を見る限り今年はよほどまともであったりするのが皮肉ではある。今のところは。
得意先のところで、「消費税5%還元セール」の話をする。この人、入札で国や県の仕事を受注したりしているせいか、政府批判に帰結しちゃうんだよなぁ。もうみんな、そこで留まっていたって何にも進まない事に気づいているんだと思っていたが・・・。あの出来事のポイントは、「もう御上はアテになんねぇ!だったらこっちでやってやろうじゃねぇか!!」という心意気を装った戦略に、消費者が乗ってあげた、ということであって、一般企業がこの泥沼から抜け出すための重要なヒントを提示したという事実だと思うんだけど。

1月18日

クリムゾン「The Great Deceiver Live 1973-1974」

ああそうとも、私はこの12年間詐欺師であった。結局得意先の気に入るコピーを至るところで再生産していたに過ぎない。ヴィジュアルを見た人にコピーでどう切り込もうなんて、恥ずかしいけれどもここ数年は考えたこと無かった・・と言うかむしろコピーはもはやヴィジュアルの従属物だと云う安易な認識に安住した(逃・げ・た)報いなんだろうな。はっきり言って過去のわずかな資産を食い潰し、小手先で書いていただけなのだ。やれやれ、何て事でっしゃろ。本質的に広告料払ってくれているターゲットの方々には、おそらく何も感じさせてあげてはいなかったんだろう。そりゃ騙しているのと同じだもんなあ。やっぱり営業の片手間でコピー、なんて考えではイカン。・・て別に営業ヤダって言ってる訳ではないけどね。13年前、(糸井重里似の)コピーライター伊藤さんに扱かれた当時の初心に、そろそろ戻らなければならぬ。

11月17日

「One Of These Days」と「Yessongs」のA/D面

なんだか一日中眠くてならぬ。運転中フロイドの「エコーズ」を聴いたらば一層危なくなってきたので、慌ててイエスに切り替えた。肩も凝って不調である。住宅関係のビジュアルのプレゼンの日であったのだが、こちらもやや不調で、再度の練り直しとなる。明日は真面目にコピーを書かねばなるまい。

11月16日

PFM「幻の映像」

DTPの通信教育の答案をそろそろ書かなければいけないのだが、問題を一瞥すると、前回より遙かに難しい。しかし侮れんなぁDTP。
以前からちょっと顔見知りであった写真関係の業者から電話。「ねぇ、晴山さん。あなたの得意先で、オレがこんにちは!ってお邪魔して、すぐに仕事くれるような所、無い?」・・・耳を疑ったので、もう一度訊いた位である。あんた馬鹿か?この超不況時に。確かに会社潰れるのも多いはずだぜこの業界・・・こんな人間飼っているんだからさ。腹が立つより力が抜けた。

11月15日

今日も休日なので、プログレは休み。

朝7時から直径約1㍍の穴を地面に掘り、その後ペンギンを見に行った。
・・・私の住んでいる所は100世帯程入っている公営住宅で、度々当番制で日曜日の朝に掃除をする。本日は年2回全戸一斉に掃除する日とのことで、私は敷地内に穴を掘って側溝から枯葉や泥などを集めてもらってから再び埋める係であった。穴を2人掛かりで一つ掘り、3つ埋めただけであるが、普段の運動不足が祟り身体はがたがた。明日の筋肉痛は必至である。終了後は天気も良いこともあり、懸案の動物園へ向かった。行けば行ったでそれなりの発見があるので面白い(レジャーとしては安上がりだし)。象の糞がやっぱり巨大だったり、ライオンの吼える一声の迫力に改めて驚いたりする。来年はサファリ・パークもどきの広場が出来るとのことで、楽しみなことである。完成まで狭い所に押し込められているサイやカバはちょっと気の毒ではあるが。

11月14日

今日は休日なので、プログレは休み。

長男と動物園に行こうと約束していたのに、配偶者が友人との約束を忘れていたのを思い出したとかで急遽外出、長男も私を置いてついて行ってしまった。裏切り者!近所の子供会の行事に出かけた長女の帰りを待たなければならず、私は一人留守番をする羽目になる。しょうがないので、洗い物や布団干しなどしながら家庭的に過ごす。しかしながら、孤独であったりする。
夕方、「消費税5%還元セール」中のジャスコ多賀城店に一家で赴く。はっきり言って通常の3倍は集客しとるで。以前から毎月20日&カード会員&カード決済限定で行っていたセールの延長とはいえ、やはりみんなこういうきっかけを待っていたのだろう。それにしてもこういう瞬間を見ると政府の無策ぶり(商品券?やれやれ)が厭でも際立つものである。

11月13日

「ナイト・ウォッチ」「フラクチャー8ヴァージョン」

13日の金曜日である。と言えば、あの悪名高い映画「13日の金曜日」であるが、私は初公開時に観た(夏休みで併映は「ワンダラーズ」、しかしいかにもガキ狙いの組み合わせだ。)。高校生が多かったせいか、おそらくは米国の映画館並のフィーヴァー(死語)ぶりで、人が一人殺される度に異常に盛り上がっていた。最後のボートの生き残り少女が襲われる瞬間(実は夢)で場内大騒然となったのは心温まる良い想い出だ。PTAが激怒したと云う恐ろしくも楽しい地獄絵図であったことだなぁ。しかしながら、シリーズ物になり、ジェイソン君がキャラクター化されるに至ってつまらん映画になったのは、返す返すも残念である。

11月12日

Renaissance「K.B.F.H.のライヴ」

8時前になって自宅から仕事場に電話。長男が私が帰るまで起きている、帰ってきたら一緒に遊ぶから寝ない、と言ってぐずっていると云う。こんな事は初めてである。平日はほとんど母子家庭のような有様で、私の存在感など本当に些末なものなのだ。いったい何故急に父親の存在に目覚めてしまったのだろう。二度と無いかもしれないと思い、急いで帰った。果たして妙に甘えて来る。不気味である。真相を探ると、幼稚園に一人保父さんがいるのだが、その先生との接触から父親を意識しはじめたらしいのだ。うーむ・・・。

11月11日

「ブレイヴ」、久しぶりに「炎」&「狂気」

「炎」は「葉巻はいかが」抜き&「狂気」は「マネー」抜きです。あまり好きじゃないのね。申し訳ないが。この頃のフロイドは良かったなぁ・・・なんて人が多いからこそ今のフロイド大儲けしてまかり通っているんだろうが、「狂気」はやっぱりいいアルバムだ。最近は滅多に聴かないが、こうやって今なお感動出来るのだから。

風邪をひいた模様。このところ、得意先にしろ協力業者にしろ、何処へ行っても担当者がウィルスを持っていてゲホゲホいっているのだから当然の成り行きか。頭がぼーっとしてコピーも何も考えられなーい。どうしよう。ぼーっとぼーっとしているので、明日考えることにしよう。

11月10日

「トーク」&「ブレイヴ」・・・漸く全体の構成を掴みつつある。いつもながら咀嚼に時間がかかるのである。

年賀状がこれでもかとやってくる。まだ序の口なんだと自分に言い聞かせるが心穏やかでは無い。その上、帰社後見積りを20件以上処理するはめになった、やはりこの位あると2時間はかかる。なんかお手伝いしてくれるいいソフトは無いモノか。でも、積算は出来ても見積りは別だからなぁ。そう簡単にはイカンだろうなぁ。この季節、なにを考えてもあまり前向きにならないのが私の弱点ではある。先程、昨年の日記を読み返していたが、「あんた、よう生きとったなあ」と思うほど散々な目に確かに遭っているんだよね。

11月9日

T.REX 「Best Remix & More」うーむ、プログレオヤジじゃないではないかこれじゃ。

最近物忘れが酷いのである。ちょいと前まで得意先の電話番号なんて100件位まで簡単に覚えていたものだが、最近は映画のタイトルや俳優の名前を数日間思い出せない、なんてのはザラなのだ。このくらいはまだ笑って過ごせるが、実は昨晩この日記を書いていて、6時間前「安産祈願」にどこへ行ったのかどうしても思い出せず、結局配偶者に訊かなければ解らなかったのである。マジで冷や汗が出た。こりゃいかんよ冗談じゃなくって。明日は子供の名前も思い出せないかもしれない。前日と同じ内容をこの日記に書いているのを発見した人は、どうぞ速やかにメール下さいね。

11月8日

「アブセント・ラヴァーズ」「海洋地形学の物語」

日曜日はプログレを遠慮する日でありながら、今日は安産祈願に定義山へお参りに向かう道すがら何気ない振りをして聴いてしまったのだが、家族は誰も異を唱えなかった。しめしめ。良い傾向である。今年は野菜が不作だったためか、途中の野菜をうっている露店は例外なく繁盛していた模様。しかし白菜はやはり小ぶりのモノで300円位、やはりやや高いようである。
帰り道に初めて「ニッカウイスキー」仙台工場を見学、白鳥と遊ぶ。芋煮会の団体でいっぱいであった。驚いたのは、20年前にさとう宗幸氏が唱った広瀬川の流れがまだここにあったことと(勿論上流だからとは云え、水は本当に澄んでいた)、そして、工場の赤いレンガの壁からも芳醇なウイスキーの薫りが漂って来ることだ。酒呑みの私でさえも頭が痛くなってくる位である。それだけで酔ってしまいそうだ。ところでさらには帰り道中古CD屋へ寄り、スティーヴィー・ニックスのベスト盤とT.REXの「Best Remix & More」の2枚を購入。しめて1,680円也、相変わらず脈絡のない選択。

11月7日

さすがに今日の芋煮会は私だけでもパスしようかなと思ったけれど、面子も違うしそう云う訳にもいかないので、先に配偶者を派遣して午後より参加、2時間位は一人で過ごそうなどと甘いことを考えた。雑用を片づけてから、「ブレイヴ」の歌詞でもじっくり読もう、とおもむろに歌詞カードを開くやいなや電話が鳴る。現地で配偶者が車のカギを付けたままロックしてしまったというので、即救出に向かう羽目になったのであった。結局芋煮会にそのまま突入である。やれやれ。楽しかったからまあいいか。

11月6日

「ブレイヴ」、終日。Don’t Think , Feeeeel!でもやっぱり明日ちゃんと歌詞を読もう。

来週はまた忙しくなる予定だが、この2日間は嵐の前の静けさと言おうか、小休止と言った風情っで、手の着けられ無かった仕事にかかってみたり、なかなか訪問できなかった得意先に顔を出してみたりしている。某書店の社長の所へもようやくカレンダーの完成品を携えて挨拶に行くことが出来た。ところで、明日はまた芋煮会だそうな。今年3回目である。やれやれ。

11月5日

引き続き「ブレイヴ」、2回。抵抗感は無いですよ、南出さん。メロディーもPOPだし。でも、ちゃんと捕らえるまでは時間が掛かるかもしれない。

11月に入ると只怒りっぽくなってしまう。朝起きて、ああ今日は日曜日じゃなかった。あの気持ちのいい夢はなんだったのか!とイライラする。寝不足に愕然とする。食欲の無さに腹が立つ。出社すれば机の乱雑さに目眩が起きる。電話のアポ変更に唖然としていると、突然のクレームに冷や汗が背中を伝う。物忘れの酷さに慄然とし、、考えたくも無い「老い」に粛然とするのも束の間、注文があるというので訪問すれば、ハガキを今から買いに行くから犬のようにおとなしくして待っててくれと言われ、戻ってきて漸く原稿に悩み始める人もいたりしてやっぱり血管切れそうになる。帰社すりゃしたでメモが枯れ葉のように机に山積していて、その陰に隠れて焼き芋焼いて食ってるヤツが後を絶たないのだ。机の上でされると仕事にならないので遠慮してくれ給へ。焼き芋は確かに旨いけどな。これは悪い夢に違いないが、結局私の課題は、耐性を学ぶことだろう。

11月4日

「ブレイヴ」・・・なにやら今日は電話の呼び出しが多く、半分しか聴けんかった(泣)。

プレゼン終了。先方との意思統一は出来たし、ヴィジュアルも基本的には承認された。やったやったー!と喜んではいられない。これからが本番だもんね。しかしながらこの何日かプレッシャー浸りだったので、ほっとした次第。

子供が買ってきた小学館の学習雑誌の付録「スペシャルごうかふろく・・・Bビーダマン爆外伝ホワイトブロス連射バトルゲーム」とやらを作る。我々が子供の頃、次号予告を見て胸をときめかせ、本を買ってがっかりしたというあの付録。でも、当時に比べてアニメやらのメカ関係が無意味に複雑になったために、完成するのに30分以上を要するのだ。だいたい次の日には原型を留めていないというのに。しかし、印刷屋という視点から見ると、あの型ヌキだけでも地獄であるなあ(でも、今月号はヌキが甘いぞ小学館)。高学年ならともかく、少しは親の力量を考慮してほしいもんである。

11月3日

今日は文化の日なのでプログレはなし・・・って終日仕事だったのでどっちにしろ聴けぬ。

A氏より最後のFAX原稿が届いたのは2時すぎだったのでやや焦ったが、ボリュームは大したことはなかったので、それほど苦労はしなかった。流石に簡略にまとめてあって、プロの仕事だなぁ・・・と感心することしきり。やや疑問となるところもあるが、解決策は明日考えよう。

そう言えば、昨日はCDと本を買ったのだった。マリリオンのCD「ブレイヴ」とイエスのインタビュー編集本「イエス・ストーリー」である。マリリオンは、南出さんと星野編集長のやりとりを見て興味が湧いたため、思わず買っちゃったのだが、フィッシュも知らないマリリオン未体験のヒトがこんなことして良いのだろうか。良いはずはない。ファンの人が聴いたら間違いなく怒るだろう。ともあれ、まだ未聴なので、明日が楽しみである、と開き直っておこう。イエスの本はちょっと読んだけど、かなり面白いです。「ラウンドアバウト」の冒頭の音がピアノの逆回転だったとは初めて知っただよ。それから、「ザ・クラップ=淋病」って言うのも・・・ハウさんマジで可愛想。真面目な話=「海洋地形学」の発端に、ジョン・アンダーソンとジェイミー・ミューアの交流があった、というのはワクワクする話であった。ライヴで「海洋地形学」全曲演奏中に、リック・ウェイクマンがビール12本飲んでさらにインドカレーまで食っていた!にも大笑いしてしまった。この本の帯でのビルブラさんのコメントはトボケていて秀逸也。「この本を読んで楽しかったし、バンドについての勉強にもなった。」そうな。わはははは。相変わらずおちゃめなオヤジである。

11月2日

「90125」「海洋地形学の物語」

朝起きると頭の中で「タルカス」が鳴っていたので、コレは「神の啓示」だと思い「神の啓示」を聴きながらCD屋さんに向かったが、EL&Pの「Then&Now」は見あたらず。

本日は営業会議。一応ノルマはクリアーしたが、自分の目標とした数字には程遠い。今日は進行中の印刷物について大変な校正ミスも発覚した。猛省。
明日の朝、今日徹夜するA氏より企画書の添削が戻ってくる予定。プレゼンは明後日なので、文字の入力を明日中に終了しなければならぬ。よって明日も仕事。プレスもあるでよ。しょうがないですね。

11月1日

今日はようやく日曜日ということで、プログレは当然お休み。

また芋煮会なのである。この寒いのに川底で泳がねばならぬとは気が重い。・・・と思ったら現地は田んぼの中で川はなかった。やれやれ。
6世帯の合同芋煮会で、この面子に参加するのは初めて。30才前後の父親が多く、私はやや浮き気味である。皆さん子供に関わることについて非常に熱心なパパ達で、私とは大違いなのであった。うーむ。

10月31日

PFM「幻の映像」「甦る世界」

聴いてみるもんである。「幻の映像」を”「甦る世界」より地味な印象”なんていったのは誰だ?(私だ)体調悪かったのかなぁ。なかなかどうして堪えられないところが可成りある。ピアノが聴き捨てならないのにもようやく気づいた。「リザード」を聴いて打ちのめされる回数まではいかないが、私の場合一聴では把握できないことが多い・・というのはくどーい言い訳ね。
企画書は一応不完全ながら下書きが出来たので、本日は予定通り打ち合わせ。後はブレーンの1/3人、某広告代理店社長A氏の添削を待つこととなった。結論的には月曜日まで延期であるが。いつものように自転車こいで「フラクチャー」の口笛を吹きながら帰宅すると、9時近いというのに子供(3才と6才)が二人とも起きていた。宿題のことで相談があるという。若いのに悩み事が多く大変なのである。
ちさとさんに「ペットショップ・ボーイズ」のヴィデオを貸して頂いた。これからゆっくり観ようと思う。この辺の80年代半ばの音楽を聴くと、必ず思い出すのは当時の閉鎖された生活である。あの頃はデザイン会社で勤めていて、土曜日すら帰るのは9時過ぎ。ワンルームのアパートによろよろと帰ってくると・・・って暗くなるので続きはそのうち書こうっと。

10月30日

「フラクチャー×8」のみ。飽きないのね何故か。

帰ったら配偶者を始め家族全員が爆睡していた。ちさとさんに頂いた「おどる亀ヤプシ」と及びパープルの「ライブ・イン・ジャパン・完全版」のケースが転がっていたところをみると、配偶者が久々に”ハイウェイ・スター3連発”でも聴いたのだろう。しかしなぁ、ちょっと前まで「人生は上々だ」やら「大迷惑」やらKARAOKEで歌い狂っていたのに(私のことね)、年を取ったものである。という訳で、「初恋」など聴きながらなんとなく「死亡遊戯」を観たり、”モンタレー”及び”ワイト島”の映画を眺める。たまたま、一本のテープに入っていたのだ。「死亡遊戯」はジミヘンで言えば差詰め「クラッシュ・ランディング」みたいなものであろう。結局は「彼」が創りたかった最終形ではあるまい。最後の15分間は至福の時であるが、そっくりさんとの落差と編集が酷すぎるよなぁ。この監督、本当に「燃えよドラゴン」撮った人?って思うよ、いくらなんでも。「ワイト島」の映画は、音楽以外のすったもんだのディーテイルが最高である。ところで、この2作を観て痛感するのは、ジミヘンの活動期間の短さと凝縮された人生だ。大ブレイクした”モンタレー”から結構痛々しい”ワイト島”までわずか3年余りである。その辺が伝説となっている所以だろうが、本人としては死んでも死にきれない気持ちだったのではないか。

10月29日

「90125」

どうなっておるのだ。こんなに良いアルバムだったとは。クリス・スクワイアはトレヴァー・ラビンを一体どうやって見つけたのだろう?

昨日はパソコンの前で気を失ってしまった。おそらくごうきさんのフォースがまた効いたのだろう。気をつけねばならん。ところで、会社での書き物は相変わらず遅々としてはいるがなんとか輪郭が見えては来て、ありがたいことである。うーむ・・・CD屋にいきたいよぉ。

10月28日

「シュールリアリスティック・ピロウ」「幻の映像」・・・当然と言えば当然の展開。

ジェファーソン・エアプレインはするするとサマー・オブ・ラブの季節へと連れていってくれた。なかなかどうして、予想していたより遙かにイイです。音の処理とかは確かに時代を感じさせはするが、ちゃんとしたバンド(失礼)だったのね。PFMはまだ全体像を掴みきれなかったが、「甦る世界」より地味な印象。もう少し聴き込まねば。
久しぶりに愛妻弁当を持たされた。昼食べようとしたら、箸が一本しか入っていなかった。私の箸が5本セットだということをどうやら忘れたらしいな。
雑務ばかりに追われて肝心の企画書がさっぱり進まない。時間ばかり過ぎてストレスが溜まる一方。挫折して帰って来ちゃいけないんだよな本当は。どうも9時過ぎると眠くってしょうがないのだ。いかんいかん・・・もっとしっか

10月27日

「危機」「変革」「B’BOOM」など。

今月はCDを3セット(4枚)しか購入していないことに突然気づいたのでこれではいけないと思っていたら12時頃目の前に新星堂というCD屋さんがあってそう言えば一ヶ月前にここで「European Rock Collection Encre」の「PFM;幻の映像」があったはずだと神の啓示があったので行ってみると果たしてあったので当然購入しついでにジェファーソン・エアプレインのコーナーを覗くと例の(10月14日に書いたCD)が目の前にあったもんだから思わず手に取ると3,600円だったので落としそうになり精神の均衡を保つためか気づくとその「シュールリアリスティック・ピロウ」の国内盤1,800円を持ってレジ前にいた自分を発見したのである。

昼は、気になっていた会社の近所のラーメン屋「新華」に初めて行った。チャーシューが滅法旨いという噂の店である。最初に「ラーメン」450円を注文したのだが、すぐ「チャーシューメン」700円に訂正。で、後悔した。注文直後店のおばはんがチャーシューを切り始めるのを見て驚いた。わるいけどこんなには食べられんぞ! 直径87㎜・厚さ9㎜のチャーシューが5枚ものっている。(最後に食べた一枚の厚さは18㎜はあったで)単純計算すると、直径87㎜×45㎜のチャーシューの塊を食う羽目になるのである。でもまあ、確かに旨かったからいいけど、スープはかなりしょっぱかったぞ。これで、そのほかのメニューも確かめなければならなくなった。やれやれ。

会社には珍しく早く、1時に戻った。企画書を書くために。でも、企画書に取りかかったのは8時であった。何でだ?能力かしら、やっぱり。

10月26日

Renaissance「カーネギー・ホール」のライヴ盤

やはり、「K.B.F.H.」より出来は良いのではないか。「燃ゆる灰」など、無駄がなくて凝縮された感じだし、「K.B.F.H.」は、ハスラムさん本人が言っている通り、どうも力が入りすぎているような気がする。中田さん、本当に感謝しています。
それにしてもやたらと忙しいぞ。いまからこんなにバタバタとしていて大丈夫なのだろうか?何だか訳解らん仕事ばかり受けてきて、例の企画書今週中に書けるのか本当に。自戒の言葉です。・・・と言うわけで今日は昼食を摂れたのが3時であった。まあ、そんな人はいくらでもいるのだろうが、私の場合、寝食を忘れて何かに没頭するということを決して出来ない性分なので、このような一日は拷問に等しいのである。しかも慰安旅行で頭が腑抜けになった次の日としては少々ハードね。プログレオヤジの勝手な憂鬱である。

10月25日

引き続き会社の慰安旅行につきプログレはなし。

初日の午前中はまさに地獄。実は私は、3年ほど前から「前立腺肥大性膀胱炎」という病気を抱えている。これは、血流異常、睡眠不足・ストレスなどの疲労性要因によって前立腺が大きくなっちゃって尿道が狭くなり、且つ膀胱の弱体化が災いして、残尿感・頻尿などがおこるオヤジの病気である。特にヒドイのは少量の尿に耐性が無くなることで、1年に2,3回起こるのだが、これがよりによってこういう日に発症してしまうんだなぁコレが。30分もたないのね、困ったことに。飛行機や電車ならともかくバスだから、停まれる場所は限られてるし(私にとってはまた運が悪いことに、今回の慰安旅行は移動時間が非常に多く、初日の午前中は一般道の走行時間が多かった。)そんなに頻繁にトピレ休憩もリクエストできないしね。お願いしたってやっぱり全体のスケジュールってものがあるだけに、添乗員さんも「あと15分我慢して下さい」ってなもんで、私と致しましては前の座席の背を掴み、脂汗流して歯を食いしばり耐えるだけ。これはもはや生理現象というより理性との戦いであって、人間としての尊厳をもーここで放棄してもいいやっ!という危ない場面がなんどあったことか・・・。ここに至ってディシプリンの大切さを痛感したのであります。
ところで、新潟は海鮮関係は旨いです。私の住んでいる仙台市は、海の物は割合豊富なのだが、あの辺はやっぱり違うなぁ。素晴らしい。団体旅行でこう感じるのだから、吟味すればもっといいネタにありつけるに違いない。それから、鮭の町という村上町で、川をよろよろと昇っていく鮭の姿を偶然見たのが切なく印象的であった。もう本当にぼろぼろで、私が眺めている一点からほとんど全く進めないのだ。

10月24日

今日は会社の慰安旅行につきプログレはなし。

果たして本当に「慰安」になるのかという議論はあれども、大切な社内行事としての慰安旅行は日本の会社社会にどっしりと根付いているようである。確かに海外に行っちゃったりとかいった派手なものではないにせよ、この不況下にあって個人の負担も比較的少ない当社のケースは恵まれてはいる、と言っておこう。・・・なんて朝の七時にその日の日記を書こうなんてやっぱり反則ワザだわな。んじゃまず、行って来ます。

10月23日

久々にGENESIS「アーカイブ」

今日は例の分譲住宅の件で、某広告代理店の社長、デザイナーの板垣君と作戦会議。11月のプレゼンに向けて延々2時間半に渡りあれこれと悪だくみをする。なんとなく方向は見えてきたような気がするのはありがたい。やっぱり来週も忙しくなりそうである。昼は「味よし」のラーメン。やはり美味。母と兄妹でやってる店なのだが、妹さんは大変な美人である。どうでもいいことだけど。

10月22日

今日は内勤の日となり、「イエスソングス」の”Siberian Khatru”しか聴けなかった。

午前中は肉体労働(軽度)、午後はコピーライティング&企画を考えるという一日。やはり外へ出ないとどうも調子がでない。久々に昼はCo▽▲○●屋でコロッケカレー。一時期、CD様のために、昼食を税込み400円以内で済ませることを己のディシプリンとしていたことがある。当然選択肢は限られてくる訳で、カレーと牛丼のローテーションが必然となりストレスも溜まって程なく挫折、規制緩和への道を歩むこととなった。最近はほどほどに経済的なものを食することにしている。この通り忍耐のない私は、ベネットの「国際生涯アカデミー」には半日もいられないだろうな。
ところで、フジTVの「眠れる森」って、まさかブレードランナーみたいな話じゃないよね。だったら怒るで(怒)。あそこのドラマははパクリが露骨だし。でもやっぱり「記憶操作」程度で終わるんだろうな。

10月21日

TOTO「ファーレンハイト(だっけ?)」、YES「イエスソングス」

私は稀にみる悪筆である。なんて書くと「だからってなんか文句あるか?」といかにも開き直っているようで恐縮だが、実にそうなのである。最近では、自分が自らのために書いたメモすら読めぬときもあり、そんなときはやや反省する。昔の話であるが、社内結婚ということもあり、一時期配偶者が会社でも隣にいる、という状況があった。コピーライターをしていた私は当然原稿をいーっぱい書いていたが、外出しているときに、「これは一体何と書いているのか?」と訊く制作スタッフが配偶者の前に列をなしていたと言う。

10月20日

ジェントル・ジャイアント「キング・ビスケット・ライブ」「スリー・フレンズ」

この人たち、ライヴでもこんなにやるかなー。コーラスっていうかヴォイス・ワークも凄いです。でもこのCD時代に40分ちょっとの収録時間はないんじゃないかなー、ねえ。まあ、内容が良いから、ここは勘弁してやろう。
9月29日に書いた「忙しくなりそうな仕事」がいよいよスタートする。・・というのは、某住宅の販売に関する広告計画で、全棟を即日完売するのが最終目標である。なにしろ未経験の分野なので、不安もあるが面白そうな仕事である。年賀状の季節に畏れおののく一介の印刷屋がなぜこんな仕事にクビ突っ込んでいくのかは、大いなる謎なのだが。

10月19日

Renaissance「お気に入りの編集テープ(燃ゆる灰etc.)」

重要なアポはキャンセルになるわ、出社&帰社時に各一回車に轢かれそうになるわ(私、
通勤は自転車)予定の仕事はばっちり滞るわ、なかなか楽しい一日であった。
ジェントル・ジャイアントの「キング・ビスケット・ライブ」のプロモ盤、中古屋さんで購入。
1,100円也。トシ@ゲヘホフさんが激賞されていたのが気になっていたのである。PFM関係は、残念ながらなかなか見つからない。ほかの手を考えなくては。

10月18日

日曜日なので、プログレは休み。
午前中、台風の影響による雨というのを良いことに、ウダウダ&ダラダラと情けない日を送ってしまった。プレスを20個した他はなーんにも生産的なことはしないまま、一日が終わってしまった。いかんなあ。老化を促進する様なものである。こんな休日を繰り返していたら、10年もつ私のプログレ生命が3年で終わってしまうかもしれん。基本的に怠け者なので、こりゃ気をつけよう。

10月17日

今日は子供の学芸会のため、プログレはお休み。
しょうがないなーってな気持ちで行った初の学芸会であったが、こんなに面白いものとは思わなかった。全般に低学年の方が受けており、中学年以降の意欲作は、先生の意気込みはひしひしと伝わるものの、その熱意が生徒まで伝染しないらしく、パフォーマンスとしては成功しないようである。「ベロ出しチョンマ」なんてとっても泣ける話なんだが、如何せん演出がイマイチである・・・なんて学芸会をシビアにレビューしちゃぁイカンよキミ。ウチの子?
「ピノッキオ」とやらで、コオロギを演っていました。昆虫である。主役に道徳を教授する畏れ多い役で、実は他にも40人位のコオロギがいて、なかなかの迫力であった。
午後は内職をしていた。二年ほど前から、会社から名刺のプレス(マークの浮き出し加工)の仕事を請け負っていて、数が多いと休日にまとめてやってしまうことにしているのである。本当は配偶者の仕事っていうことになっているのだが、身重でもあり、ここから先2年位は私の仕事なんである。でも、ただ機械の前に座って紙を捌いていのはつまらないので、ギターの練習をしているのだ。機械がガシャコンガシャコンいう前で、ギターをテケテケ弾いている。今日は2時間30分ほど仕事したので、「フラクチャー」と「太陽と戦慄partⅡ」の練習を久々にでけた。しかし、相変わらず巧くはならない。21世紀までには完コピしたいんだけどなー。
夜、「エコーズ45回転男」の佐藤君よりTEL.。ほぼ10年ぶりである。

10月16日

ピンク・フロイド「Libest Spacement Monitor」「ZEPのセレクション」(フレンズetc.)

今日も11時まで会社。居残り当番の日であった。ヒマなのでこのHPの原稿を書いておったげな。他社のデザイナーの作ったデータを修正するのは、とっても効率の悪いことである。出来るだけ避けるべきであろう。
その昔、昨日書いた「ソドムの市」を一緒に観に行った悪友達と、スケベな本を買いに行こうと相談したことがあった。高校3年の夏休みのことである。当時、奈良林大先生の「HOW TO SEX」という本がバカ売れしていて、(おそらく購入者の99%は健全な青少年だったことであろう)本屋に行ってジャンケンで負けたヤツが人数分買ってくることになり・・・負けたのは私だった。頭が真っ白になりながら、3冊の「HOW TO SEX」をわしづかみにして、レジへと向かったあの日の記憶はいまも鮮明である。そして、そのありがたい本の内容は残念ながら最早忘却の彼方にある。

10月15日

キャラバン「カンタベリー・テイルズ」

ソフトマシーンと兄弟バンドというけれど、キャラバンの音は非常に人間臭い。特に鍵盤の音は。「9インチ~」など、どこを切り取ってきてもPOPである。
映画秘宝の「映画懐かし地獄70’S」なる本を買ってしまった。1,400円也。昨日見かけて、これならCD一枚買った方がイイ、と流していたのだが。こういう本は実は大好きなのである。確かに70年代の映画は過激で面白かった。ちょっと読んでみて、高校卒業直前の春休み、悪友達とつるんでかのパゾリーニの「ソドムの市」を観に行ってしまったことを思い出した。とってもゲロゲロの映画だったので、当然衝撃は大きかったが、上映終了後館内が明るくなったら、前の席に隣のクラスの担任がなんと夫婦で座っていたのに遭遇して、腰が抜けてしまったものである。

10月14日

「甦る世界」「海洋地形学の物語」「ウィッシュボーン・アッシュ・ベスト」

PFMのマンティコア関連再発は一体いつのことであろうか。CD屋さんに行くと「アブソルートリー・ライブ(4CD)」をつい手に取って眺めている自分に気づき、ハッとすることの多い今日この頃。危険な兆候だこりゃ。ロキシー・ミュージックのBOXを(レコードもCDも全く所持していないのに)いきなり買ってしまった時の状況に酷似しているではないか。気をつけよーっと。「海洋~」は例によって2曲目をパス。ただでさえ眠いから当然、仕事のためである。ウィッシュボーン・アッシュの曲って、ツイン・ギターにばかり目が(耳が)向いてしまうが、このRE・MIX盤を聴くとベースもどっしりとしていて侮れないという事に気づく。一回だけ見た(ジェファーソン・エアプレインの「シュールな枕?」のステレオ+モノの2in1CD)が見つからん。買っときゃよかった。何故か惹かれるのはごうきさんのフォースが働いている故か?

10月13日

V.D.G.G.「Vital」の「Door」で元気に仕事を始めるも、消耗する一日であった。
その他、「VIRTUALLY」は勿論聴く。ロバート・ワイアットが妙な事をやっていたが、なかなか充実した演奏ぶりである。
久しぶりに11時近くまで会社にいた。製版が遅れたために普段30分かかる道を15分で突っ走るなど緊迫した場面もあったものの、デザイン業者で、色校正後のデータ修正を待つこと4時間という無為な時間もあったりして、非常に疲れた。そもそものデータの作成方法に問題があった模様。DTPがいくら発展途上にあるとはいえ、データの扱いが把握できないとは何事か。

10月12日

V.D.G.G.「Maida Vale」&「Vital」

こうやって聴き比べるとやはり「Vital」は凄い。「Maida Vale」も年代別の演奏の変遷が面白いが、「Vital」は尋常ではない。

高田が負けた。テレビを見ると負けるべくして負けた、という印象を持った。ヒクソンに死角は全く感じられなかった。サダハルンバ谷川氏も述べていたが、ヒクソンが時間を確認した上で腕ひしぎ逆十字に入ったところなど、背筋が寒くなる。これでは一年前と全く同じではないか。誰かいないのか!勝てそうな男は。前田はやはりあきらめたのであろうか。
高田敗戦のショックに加えてCDを約二週間購入していないためか、指先が震えて仕事にならぬ。昼休み、ふと気がつくとタワーレコードの前に立っていた。仕方がない。仕事のためである。買いたくはないがやむを得ずソフトマシーンの「VIRTUALLY」とやらを購入。一応震えは止まった。聴くのも厭だが仕事のためである。しょうがない、我慢して聴いてやろう。

10月11日

今日は芋煮会である。従って当然プログレはお預けである。

芋煮会・・・山形・福島・宮城の南東北に特徴的な行事で、親しい人たちのグループで河原などに集まって火を起こし、「里芋の入った」豚汁を作って食し、呑む。花見の如くいわば宴会の口実的行事である。唄い踊った後に、特に若い人たちは、食べ終わった後に着衣のまま川に飛び込み、0.5㎞ほど競泳しその意気を示すしのが慣わしとされるのだが、このところ9~10月の期間中100人以上に上る水死者が出ており、社会問題化している・・・というのはデタラメである。しかし、学生のゼミなどの芋煮会では、教授以下を川へ放り込んだりする場合も少なくないらしい。
と言うわけで本日は長女の幼稚園時代の仲良し四家族合同、恒例の芋煮会であった。昨日の如く天罰を受けることもなく、平穏な一日。子供達も何ヶ月ぶりかの再会を喜んでいたようである。今度会うのは12月の忘年会、ということになろう。
それにしても高田vsヒクソンはどうなるんだろう。もうすぐ試合が始まる時間である。神取もグンダレンコに勝ったらしいし、あとは高田のリベンジを待つだけなのだ。おろおろするばかりの私。

10月10日

体育の日はプログレは無し、と思ったが、子供二人の七五三処理のため塩釜神社へ向かう車中、ブラフォードの「ワン・オブ・ア・カインド」を聴いてしまう。祈祷が終わって外へ出ると何と雨が降っているではないか。子供は着物着てるし、非常に慌てる。しかも家では止せばいいのに布団を干しっぱなしにしていた!実は私が悪いのである。帰路はまたとない暗鬱な気分を味わうことができた。やはり、日頃の信心が問題なのであろうか。

先日(10月8日)書き忘れたが、久しぶりに中倉系「味よし」の某分店で、味噌ラーメン(600円也)を堪能。ちなみにこの「味よし」は、夜の街で有名な国分町にある同名の店とはなーんの関係も無い。ただ、私の知る限りでは仙台のラーメン屋さんでは間違いなく五指に入る味なのだ。地元以外の方にこの「味噌ラーメン」についてお知らせすると、スープはあくまでも軽く、しかもコクが深い(ダシは煮干しといわれる)、麺はまずまずのコシ。そして最大の特徴は、①チャーシューは豚バラを使用しているがために口に入れた瞬間に優しくとろける。 ②何故かキャベツの水煮がのっている。これは本家親方のプロフィールに関係があるらしいのだが、詳細は調査の上いずれご報告。③蓮華に辛味噌が付属していて、好みに応じて混ぜて食する(ちなみに私は全部混ぜる)。仙台市には、「太助」の牛舌同様、ラーメンの世界においてもこの店の亜流が無数に存在しており、しかもそのどれもがこってり系へと落ち着いている。私としてはその辺も捨てがたいのだが、この「味よし」の全体としてのあっさり味の極北を無視することはどうしても出来んのである。

10月9日

「アブセント・ラヴァーズ」「エッジ・オブ・トワイライト(CD1)」

そう言えば、10月に入ってCDを購入していない。そろそろ禁断症状がくるはずである。でも、平日は忙しくて行けない。どうしたらいいのだ。休みの日に子供連れてCD屋にはとてもじゃないが行けぬ。おろおろ・・。

それにしても!来る日曜日には例の高田のヒクソンへのリベンジが滞り無く遂行される予定になっておる。でもね、当日になってルール変えるなよ、ヒクソン君。ワガママ言っちゃいけないよいい子だから。。前田のアンチャンもこれにゃーカンカンだったでぇー。気ぃつけてね、キミのこと狙っとったから。”日明”めないでぇあの人は。それから昨年のよーな横暴を許しちゃいかんよ、主催者!(誰だか名前は知らん)そんなことやってたら、猪木vsアリと同じやないの。あれはあれで歴史に残ったけど、アリ及び関係者のワガママも汚点を残したで。そんでヒクソン君、やっぱり男っちゅうもんは、一回相手に注文付けたら次は相手の条件飲んじゃるっていうのが筋でんがな。なあ、ここは一丁プロレス・ルールでスパッといきまへんか?高田vs武藤戦みたいに。別にロープに飛べっていってるわけやないんやから。このくらい・・えっ?ちょっと待ちなはれ!それはいくら何でも気持ちよくて、じゃぁなくって、おいおい・・・・ごぼごぼ・・。

しかし、今日は10月とは思えぬ暑さだった。地球温暖化現象はそこはかとなく進んでいる様である。冬は本当に来るのか?これに加えて岩手山が噴火したら、私たちはどーしたらいいのか?実家は間違いなく消えてしまうだろうし。・・・父の妄想はともかく、幼稚園年少の長男はよりによって遠足の日で、この暑さの中、ぼろぼろになって帰ってきたと云う。

10月8日

「The Songs of Distant Earth」「アブセント・ラヴァーズ」

オールドフィールドさん、やっぱり心が休まります。・・・なんて言って結局すぐクリムゾンに走るのである。

某地元金融機関のカレンダーを制作中なのだが、使用写真を書籍から引用することになっている。土壇場で変更も生じたので、一応転載許可の最終確認をしておこうと思い立ち、失礼かとは思ったが、アポなしで(この件で以前社長とお話しているし・・・)、出版元兼発売元の地元書店を訪問した。偶然社長がおられたので、ラッキーにもお話しすることが出来た。用件は1分で済み、あと30分は雑談。私たちの企画をお褒め頂いたのは本当に嬉しかったものである。話好きな方で、(会議中だというのに)古本屋のカラクリの話など、面白く伺っってしまった。本当にスミマセンでした。でも、帰り際に在庫の本を売りつけようとするところなど、仙台商人の真髄を垣間見た思いがしたものである。

帰社すると、年賀状の見本帳が製本屋さんから届いていた。
(・・・南出さん、こっちはいよいよ始まりましたぜ。やれやれ。)

そんでもって帰宅すると8時30分だというのに家の者がなんと全員爆睡しているではないか。こーんなことは滅多にないので、BSで「ジーザス・クライスト・スーパースター」を放送していたのをしみじみと眺めていた。懐かしいなぁ。中学三年のときに弟と二人で観に行った。併映は「ペーパー・ムーン」で、弟を説得し、一日かけて各2回観たものである。当時ロック・オペラって流行ったんだよね。音楽的には今聴くとさほど斬新なものでは無いのだが、当時の中学生の耳にはショッキングだったのだ。映像もシュールな感覚があったりして面白かった。クライマックスはタイトル曲のシークエンスで、親戚の同級生がなぜかシングル盤をもっていたので、借りてよく聴いたモノである。ユダが死んじゃうところなんぞやはり涙なしには観れん。ところで、キリスト演ってた人は、ファルセットのシャウトがイアン・ギランによく似ていた。(そう言えば、舞台版の本作で、イアン・ギランがキリスト役をやったらしい)イボンヌ・エリマンもそーいや出とったなぁ。

10月7日

「クリムゾンUSA」「ナイトウォッチ(一部)」「「フラクチャー×8」

昨日、HPをご覧頂いた方へのご返事を書いていたりしたのだが、クリムゾンの事が話題の中心だったためか、ほれこの通り一日クリムゾン漬け。しかも74年物のみ。結局影響されやすい単純な男なのである私は。しかし、帰宅してメール開いて驚いたことに、既にこの方からご返事を頂いていた。しかも16KBの長文で、これがまたやはり滅法面白いのである。同時代を生きてきた方で、ちょいと角度の違うひとの話はとっても興味深い。しかしながら、なにより羨ましいのはここ20年くらい東京住まいということで、重要なアーティストのライヴをほとんどご覧になっていること。第二期パープルを生で観たヒトの証言はやはり説得力が違う。田舎暮らしのプログレオヤジには、あたかも天国の話を聞いているかのようである。

10月6日

「アブセント・ラヴァーズ」「イエスソングス」「炎」

久々に御三家を聴いてしまった。「太陽と戦慄パートⅢ」ではつらつと会社を出発して、「狂ったダイアモンド」を聴きながらよぼよぼと帰社する。なんと充実した一日だろう。
昼は、CoCo○●屋で、カレー食す。ここのコロッケカレーは結構好きなのだ。非常に内緒だが、こういった簡便なもので昼食を済ませて、CDやらの購入に充てているのである。プログレオヤジって結構大変なのである。プログレの道は、実は忍耐と戦いの道なのである。でも、私の配偶者を知っているヒトはチクらないよーに。勿論、善良な一市民の家庭の平和のためである。

10月5日

「スリー・フレンズ」「パワー・アンド・グローリー」「ソフトマシーン4」

モラルを知らない奴には腑が煮えくり返る。車窓から煙草の灰、吸い殻、煙草そのもの、缶ジュースの中身、ジュースやビールの缶、ゴミ、生ゴミ、新聞、雑誌、座布団、子供のおもちゃ、お菓子の中身、その袋、空き箱、吐瀉物、汚物、子供などを無造作に投げ棄てる輩がなんと後を絶たないことか。
走っている車から、中身の半分は入っている缶ジュースを危うくぶつけられそうになったこともある。しばしば子供への愛情不足を指摘される私だが、この方面での最低限のモラルは持っているつもりである。それでもだめか?

10月4日

休日はプログレは無し・・の筈だったが、結局「エッジ・オブ・トワイライト(CD1)」を
隠れて聴く。佳し。

長女(小学校一年生・公立)の学芸会の衣装!を買いに行く羽目になる。その他大勢の役なのに、なんだか知らないが上下真っ黒にしなければならんと言うのだ。主役ならともかく(と言っちゃあいけねえか、でもほとんど立ってるだけだそうな)端役にも6,000円もの衣装代がかかるとは・・トホホ。だって黒い服なんて、この半年間に親戚関係の葬式でも無い限りあのムスメは絶対着ないぞ。
どーしろというのだ。まさか私に着ろというのじゃあるまいな。

10月3日

基本的に、休日はプログレは無し。

会社が属する工業団地の組合が主催するお祭りがあり、昼頃家族と行ってみる。まあまあの盛況。良く知らない演歌歌手が知らない歌を唄っていた。しかし、ユニフォーム着ている人たちが揃いも揃って一杯300円也の生ビールをうまそうに(本当にうまそうだった)飲んでいるのは、不思議な光景である。確かに土曜日だが、午後からちゃんと仕事出来るのか?ねえキミタチ?(しかし、あの「マケルナキミタチ!」っていう某すずきさんのCFはとーんでもなくマヌケだなあ)まあ私は休みの身だけれど、余計な心配をしてしまうんだな。

10月2日

「エッジ・オブ・トワイライト(CD2)」「ウィッシュボーン・アッシュ・ベスト」「甦る世界」

どうも風邪をひいたらしく、不快である。ぜえぜえいいながら納品していた。しかし、最近年取ったせいか症状の進行が遅いのが悲しい。
以前、得意先の社長で「なーんか咳がでるなー」と1ヶ月元気に過ごし、医者に言ったら肺炎だ!と強制入院させられた60才のひとがいた。この間、発熱も、倦怠感すら全く無かったそうだ。刻々とこの状態に近づいているのであろう。この涼しいのに厭な汗がでる。
ジェントル・ジャイアントはやはり面白い。超絶テクニックとリリシズムの融合しているところがお気に入りでござんす。PFMは最近「新月(原始への回帰)」に執着しております。あの、目の回りそうなクライマックスがたまらんわ。日本のプログレバンドに「新月」って人たちがいると言う記事は「マーキー」あたりで読んだことがあるが、この曲から取っているのだろうかいな。

10月1日

「ペットサウンズ」「エッジ・オブ・トワイライト(CD1)」

営業会議の日である。本日は懺悔だけど、来月こそは違うよ。
「グリンプス」を読み返していたので、ついビーチボーイズに走ってしまった。
流れからいけば明日は「ファースト・レイズ・オブ・ニュー・ライジング・サン」を
聴くことになるだろう。いやあ、それにしても、「優しい大男」はやっぱり凄い。
ちゃんとロックしてるしなあ。「スリー・フレンズ」の収録曲は、アナログに比較して
とんでもなく音が向上していて感動です。アナログの音の悪さは、特筆ものだったし。
しかしほんとにまあ器用な人々であることよ。

9月30日

「五つの橋」「ソフトマシーン6」「クリムゾン95年のWOWOWテープ」

月末でしかも雨がざあざあ降ってるというのに、道路はガラガラ空いている。
どうなっておるのだ。それだけ不況ってことなのか。・・・ところで今月も成績的には最悪である。来月こそ、起死回生をめざそう。元気を出すために、ジェントル・ジャイアントの「エッジ・オブ・トワイライト」を購入する。2枚組3,090円也。キャラバンのときもそうだったが、リマスターのベスト盤を見つけるとつい手が出てしまう。これは結局損な買い方なのかもしれないが。性分なのね。

9月29日

「五つの橋」「展覧会の絵」「ソフトマシーン3」「同6」

ナイスが面白く、勢いでEL&P。ソフトマシーンは大変久しぶりで、リフの催眠効果に
改めて驚く。仕事中はヤバイかもしれない。エライことに成りつつあるのね。
おそらく尋常極まりないお忙しさになることでしょう。こんな呑気なことを演ってられるのも長くはないかもしれん。

9月25日

「EL&Pワイト島」「フラクチャー×8」

このところ、映画を観ていない。映画館はもとより、ヴィデオすらも。
夕方、春から首都圏のゼネコンに常務として赴任されたYさんから、会社にTEL頂く。
映画「サワダ」の仙台公開をいち早く教えてくださった人。
一年前、小津やら黒沢やらテレシネの問題点まで議論して盛り上がったものである。
「晴山さん、この頃映画観てる?」   「・・・・・」
一番最近観た映画は、子供と観たポケモン2本立てなのである。それは勿論言えぬ。
しかも、不覚にも子供と一緒に涙しているのだ。