12月31日(月)

大晦日の為プログレはお休み。

大きな用事は昨日の内に済ませていたので本日は比較的のんびりと過ごす。実は終日1週間分も溜めていたこの日記を書いていた。
途中適当な理由をつけて近所本屋に行って衝撃的な本を見つけてしまった。これはかつて新日本プロレス黄金期にレフェリーを務めていたミスター高橋氏の書いた言わば暴露本である。前著「プロレスラー至近距離の真実」はレフェリーだからこそ話せるプロレスラー・プロレス興行の意外な真実、とも言える好著であったが、今回はその百億倍の毒本であった。氏は新日本プロレスを冷遇されて退職したと聞いているので殆ど私怨とか業界への復讐心から書いたんじゃあないかとしか思えんのだが、これだけはっきりと内幕を暴いてしまったら「プロレス界に警鐘を鳴らす」為に書いているとはどう見たって考えられない(そう書いてるけど)。こんな事を書いてしまって一体なんの役に立つのだろう。世の中、知らない方がみんな幸せって事もあるんだよっ。プロレスのファンタジーを愛する者の心の中から間違い無く何かを消し去ってしまう愚かな力を持った本だ。エンブリオさんもはじめちゃんもプロレス本だからってこんな本読んじゃあいけないよ・・・って言うと読みたくなるだろうけど。だから私は賛否両論あろうとも今日の猪木祭りは必ず観るつもりである。

と言う事で今年もいろんなことがあったのだが、期せずしてロオク魂を燃やすことも出来たし、充実した一年であった。関係諸氏には心から御礼申し上げる次第。
また、この日記を愛読下さった皆様、どうもありがとうございました。・・・と言っても別に今年で終わる訳ではないっす。また来年もどうぞご贔屓のほどを。

12月30日(日)

休日の為プログレはお休み。

年賀状の印刷に手間取り、結局配偶者の実家へプリンタを持ち込んでの作業となるが、一緒に運び込んだ会社のノートPCでは解像度の高い写真を出力出来ないことが解り、関係者用にロオク魂込みの年賀状を急遽作成する。
一日早く年取りを行い、実家で購入して貰った〆張鶴を呑む。東京で行われていた今年最後のオフに電話で乱入するも喧騒で受話不能の為殆ど会話成立せず(参加者のみなさんどうもすみません)。全く予想だにしない参加者が登場しておおいに驚くもまた嬉しからずや。

12月29日(土)

King Crimsonの70年代のコンピを聴く。

本日、出社は午前中のみ、掃除で終了。昼過ぎに帰宅して配偶者と「八千代軒」へ行く。昨日空振りしたあっさりしたラーメンを食べたかったのであるが、この界隈でその手の味はここ一軒だけなのである。既に1時半頃であったが相変わらず混んでおり、待ち時間はそれなりだがやはり美味さには代えられぬのである。ここは大将軍もお勧めのワンタンメン630円が絶品で、ワンタンの癖に異様なボリュームと澄んだスープの妙味が素晴らしい。あっさり味なので客の年齢層は高い。
配偶者の実家に子供達のパジャマを届けに行くと、次女が帰りたいと言うので自宅へ連れてくる。

12月28日(金)

ZERO LANDMINEを聴く。アレンジが多彩で楽しめる構成になっているがやはりKENちゃんの推する2曲目が沁み具合では白眉か。

どうもこうも仕事的には振るわない一年だった様な気もしてならないが、仕事納めはやって来る。例によって何かにしがみつくが如く売上を計上するために駆けずり回る一日であった。久しぶりに「富士屋」のワンタンメンが食べたくなり覗いて見たが異常な行列に怯んで階下の鳥料理屋で親子丼を食べる。
某得意先担当者の実家の酒屋へ寄り、新潟の久保田・千寿を購入する。年末(出来れば年始も)に呑む予定である。
帰宅すると子供達が配偶者の実家に疎開していた。妙に静かな家内でようやく年賀状つくりに取り掛かる。

12月27日(木)

焼き物各種の確認をする。更にV.d.G.G.のVitalなどを聴く。

本日は配偶者の第何回目かの誕生日の為、赤ワインを2本買った後、続いて仙台駅前の朝市にて鮪中トロと帆立貝を購入。配偶者の好物の雲丹は何故か姿が見えず。給料日前の為、これまた大好物である毛蟹などを購入する経済力が無いので、ここは妥協して貰う。
昼時だったので朝市内の「朝市ラーメン」なる食堂で「朝市ラーメン」を食す。稼働日があと二日間と言う焦りと裏腹に脳が思考を拒否しているので食べ物の選択も行き当たりばったりである。

12月26日(水)

Pink Floyd 「Echoes The Best Of Pink Floyd」を最初から聴く。終曲のBikeに涙。

朝から「合見積もりに負け!」やら「発注キャンセル」などの重いニュースにさすがに気も塞ぎ気味である。思えばこの一年は特にこの展開が多かった様な気がしてならぬ。低価格化の進行が異常に早いのか取り残されて居るのか、いずれにしてもこのままでは競争率が低下するばかりである。帰社後、年末が締切りとなっている中間管理職向けの通信教育の答案を書きつつ、机上の空論をコネコネしながら現状を考えてどうにも虚しくもなるのである。

12月25日(火)

Pink Floyd 「Echoes The Best Of Pink Floyd」Disc2を聴く。

起床すると長男が泣いていた。サンタクロースにお願いしたものと全く別のプレゼントが届いていたと言うのである。サンタさんだってあんまり高いプレゼントは無理だよーと言い含めてはいたものの、やはり密かに期待していたのであろう。しかしゲームキューブはちょっとなあ・・・。
さて、いつもながら祭りの後の社会復帰は億劫であるが、この時期そうも呑気な事は言っていられない・・・と虚勢を張っても難しいものは難しいのだ。クリスマスの喧騒に埋もれた市中をフラフラ彷徨う内に一日が終わってしまった感じである。道路の混雑も考える頭が無い分丁度良い。

12月24日(月)

人間プログレ状態につきプログレはお休み。

7時に目覚めてしまった。ほぼ同時刻に起床した魚屋さんと今日の予定を相談すると、午後のバスで帰るのでそれまでご一緒しようと言って下さったので、折角だから観光しようかと言う事になる。床に倒れていたはじめちゃんが意識を回復し、「俺、そろそろ帰る。」と呟いてしみじみとお別れ、ドアの外まで見送る。
そうこうする内に大将軍がやっと目覚め、今日の予定を改めて打ち合わせしていると何と皇帝から電話があり、わざわざ観光案内を引き受けてくださると言うのでこりゃあもうみんな大喜びである。出掛けようと部屋を片付けていると床からはじめちゃんの携帯が発見された。昨日Bassのピック替わりに使用していたものであるが、どうやら激しく寂しがり屋の彼のことだからワザと忘れたのであろう。案の定再び現れたはじめちゃんと全員改めてお別れした後、迎えに来てくれた皇帝共々京都の街へ出た。
まさか観光出来るとは思いも寄らなかったが、こうなるとビデオを抱えた人間の習性と言うもので師走の街並みを必死に撮る。橋に群がるウミネコを撮る。居酒屋「さかな」に佇む魚屋さんの姿を撮る。スナック「けん」の看板を撮る。しかして我々が向うのはあの有名な八坂神社であった。境内を散策して大将軍とお御籤を引くと大将軍は「吉」、私は「凶」。私は今日京都で凶を引いた。それ以外に特別なコメントは無いが、皇帝が「いやー珍しいですね~。」と喜んでくれただけでもう十分なのだ。この模様は「ふろヰ道、魚屋&皇帝in京都」として近々発表予定である。
(ちなみにこの頃さやさんが「お昼をご一緒に!」と大将軍の携帯に連絡を下さっていたと言うのだが大将軍以下全員全く気づかず。申し訳ありません。今度は東京で是非っっす。)

混雑する市中、皇帝が苦労して探し出してくれたお店で釜揚げうどんの昼食を楽しみつついろいろと話す。何気ない会話の中に皇帝の音楽に対する真摯な姿勢を感じることが出来、感ずるところ多し。
一旦ホテルに戻って遂に魚屋さんとお別れである。お疲れさまっす!また来年、何処かでロオク魂をスパークさせる事を約してしばし修行の旅っす!そして皇帝は空港へのバスが発着する京都駅までタクシーで送って下さった。ふろヰ道の面倒を最後まで看て下さった訳である。感謝っす!また皇帝と激しくギター対決(おこがましいですが)出来る様、修行しまっす!ではではっ。
我々を乗せたバスはほぼ定刻に空港へ到着、大将軍の指導下に完璧な家族向けの土産を購入して一路仙台へ向った。流石に疲労の色を隠せない面々ではあったが、京都での何物へも代え難い想い出を胸に、来年の更なる飛躍を誓いつつ(一応)家族の待つ自宅へと散って行ったのである。
自宅へ戻ると既にクリスマス・パーティーの用意は整っていた。サンタクロースの来訪に備えて家族が早々に就寝した後、私は日高見の純米酒を呑りながら、撮影して来たビデオを何度も観返し感慨に浸る。そして昨晩のはじめちゃんの如く、ふろヰ道の演奏を眺めながら意識を失った。

12月23日(日)

プログレ三昧生聴き濃厚な一日。

こればっかりは性格と言おうか小心故だから仕方無いがよりによって5時に目が覚めてしまうとは因果である。昨日はやっぱり禁酒するべきであった。しかもとっとと寝れば良かったが、はじめちゃんの命令でギターの弦を交換してみたりなんだかんだと夜更かししてしまったので頭がぼーっとしているっす。イカンイカン。大体7時に自宅を出れば空港までは十分間に合う筈なのであるが、頭の後ろの方から紫の煙が途絶えなく流れて来る為眠るのが困難になってしまっているのである。

諦めて7時前に自宅を出ると、日曜日の朝でもあり通常の半分の所要時間で空港に到着してしまった。2F国内線のロビーには既に大王が到着してうろうろしているのを認めたが、腹黒い私はメンバーを探しているその姿を物陰からビデオに撮影する。ひとしきり画面を確認した後合流したが、予定時刻近くになっても大将軍が現れず電話も通じないので焦っているとエスカレーターに佇んだまま浮かび上がる金髪の大男を確認し我々は(一応予告は受けていたものの)予定通り仰天する。この日の為だけに脱色&染色して来たと言う男気とロオク魂は天晴れであるが私にはただもの珍しいものにも見え各方向からこれもビデオに撮りまくり顰蹙を買う。大将軍はやや風邪気味と言うことで喉をしきりに気にしている。
飛行機の中で寝ようと画策していたが、仙台→伊丹空港間はほぼ100分、新聞を読んで居る内に到着してしまった。空港からライヴの会場までは車で約30分程と言う事で、何とよたろう帝国のはじめちゃんがわざわざ車を運転して迎えに来てくれた(一部では機材搬入の労苦を逃れる為との噂もあったが、断じてそんな事は無い。男気のなせる業と少なくともふろヰ道のメンバーは信じている)。途中よたろう皇帝から搬入の進行状況を知らせる電話がはじめちゃんの携帯に入る。非常に報連相のしっかりしたバンドであり、この辺り我々も見習わねばならぬと強く感じる。
会場はキリンビール工場敷地内にあるイベントホールにしてレストランであった。既に今回の仕切り人Jun Greenさんがステージ周辺をチェックしつつ、準備に余念がない。魚屋さんはもう早々と到着されていた。おおそうだ。実は魚屋さんとは初対面であったのだ。電話で2回お話したことはあったのだが、その感触通り実に真面目な雰囲気を持つ方であり、しかも私と同級生で有る筈なのだが実にお若い!!某掲示板での「某会長よりも12歳若いぞ」なる書き込み、あれは真実であったのだとお会いして目の当たりにしたのである。特に手伝わなくても良いから休んでてね~と言うJunさんの言葉に甘えてしまい、控え室でヘラヘラするふろヰ道とその窓の外・バルコニーでドラムのイメージ・トレーニングに一生懸命な魚屋さん、実に好対照である。
そうこうしている内に出演バンドが三々五々集まり出し、ビールサーバーと共に控え室に登場したJunさんの音頭で、出演バンドの顔合わせ&ビールで乾杯。もう待ちきれない元気な若者達がサウンドチェックを始め、やはり気になる我々はただただその迫力溢れる音の塊を感じる為、会場に佇むのみ。リハを展開していたドリポンさんたちのきびきびとした演奏ぶりに目を奪われていた。
開演まで相当時間がある為ついついビールに手が出るしこれが呑み放題なもんで最早リハ開始時間には大体オヤジどもはべろべろである。はじめちゃんも目つきが豹変しているし大将軍はその辺を走り回っているし大王は呑む程に肝っ玉が据わって来る模様だし魚屋さんも相当呑んでいる筈だが全く変わらずまたバルコニーでイメージ・トレーニングに励んでいるのであるが私は私はと言えば。
Junちゃんが通りすがりに「会長ぉー。ガチガチに緊張しとるな!顔が怖いでぇ~。」と突っ込むが「アホ抜かせ怖いのと髭が濃いのは生まれつきや!」などと返す余裕は勿論微塵も無い。
リハは所逆リハであったがそれはもうハイテクな方ばかりで正直言って気後れの塊である。しかし強気な大将軍監督は少なくとも一曲目のリフを音出しするなど手の内を曝け出す真似は絶対する筈も無いので我々のリハは「Oh No,Sun」の後半部を15秒と一曲目のボーカルが入るところのバックを10秒演奏しただけで「良いで~す」と終了。要するにロオク魂があれば音が出る事さえ確認出来ればOKなのである。前後して「鋼鉄魚屋大将軍」のリハにもジミヘン役でお邪魔したが、最初のリフの弾き方をよたろう皇帝に教えて貰うわBassで最初にリードしてあげようとしたはじめちゃんに「あれ?ベースから入るんでしたっけ?」と間抜けな質問をするわ私の言動は相当周囲を暗い気持ちにさせたに違いない。続いてよたろう帝国のリハ(はじめちゃんabba歌う)が終了し、後は開演を待つばかりと言う頃には初めてお会いしたらマジで美しかったっす・さやさん、一年振りに会ったら背が伸びていたそねっちさん、ふろヰ道を聴いてますます頭痛が悪化するのではないかと心配しつつ現れた熱38℃のHawkeye氏(大丈夫だった?)らが登場。しばしご歓談させて戴いた。神経が和んだひとときである。多謝。

さて仙台ではもう真っ暗、しかしここではまだ夕方と言う時間、お馴染みJunちゃんのかあるいMCで狂乱の一夜に突入である。

1.よたろう皇帝

はじめちゃんの稀なる真剣な表情と皇帝の比較的緊張したご尊顔を唯一拝める瞬間である。安定した演奏は流石である。このバンドに伝わる波瀾の歴史を知るものは多いと思うが、皇帝はどっしりしているし、はじめちゃんも相変わらず男気だし、ここ最近の状況を聞けばメンバーにも恵まれている。(ノーシンさん、お疲れ様でした!)イッシーさんやジョージさんら若い世代の活躍は目覚しいが、やはり牽引者たるお二人にもまだまだ隠居せず頑張って欲しいものである。ちなみに私のところの配偶者はビデオ見て皇帝の熱烈なファンになってしまいました。是非ご来仙の上目前でギターとフルートをお願いします。安全な牛タン、あっさりラーメン&マッサージの3点セットでいかがですか?

2.ふろヰ道

あれ?大将軍どうしてマイク下向きなの?モーターヘッド?おおそうでしたかぁって初めて知りましたすみませんっす。しかしどう見てもギターの音大き過ぎっすね。はいここでボリューム下げます。あれっ。変わんないや何でだべ。マーシャルに似てるなあと安心してたんすけど何かロゴが違ってますね。うははは。あんまり下がらんけどまあいいか。でも今回はどうすか走ってないでしょ私?これでも考えたっちゅーかねぇ。成長するもんですねぇ自我自賛ですかねぇ。大王も思いっきり叩いてるしノープロブレムですな~ドラム壊さなけりゃええが。えーMC?いやなんともはや。あっ曲名言うの忘れました。もう良い!ってまあそんなに怒らんと。おお、ブリュー式アーミング、皆さんに喜んで戴いてもうこれだけで私は来た甲斐があったと言うものですよ。いっひっひ。ところでsin/sunパートⅡですけれどこうやって蹲踞しつつボトルネックって結構疲れるんだよね。大王も「長いと疲れる」とか言ってるけどさっきチャーハン食べたからやっぱり餃子食いてーなとか思ってるんだろな。えーアンコール?やるやる。Oh No,Sunを人前で演るのは久しぶりだなー。ヤバイよディレイのセッティングがsin/sunのまんまだわ。これ自分でも何弾いてるのか解らんのよね。まあちょっと音外したりしたけど後でビデオ見ると大丈夫だったりするんだよなぁ。不思議だよなぁ。相当今本人落ち込んでるんだけどね。へ?もう終わるって顔してますね大将軍。「演り過ぎ?」ああ巻き入ってたのね。全然解らんかったっす。ああ、どうもどうも。あれ?なんで皇帝がビデオ回してくれてるんすか?はじめちゃんに頼んだんだけど・・・何「疲れた」ってリタイア?ああどうもすみません。皇帝に撮って戴くなんで畏れ多くて・・あ、ジミヘン宜しくっす。

3.ドリポン(ドリーム・ポンチ)

さて次はドリーム・シアター・バンド、「ドリポン」である。先程から嬉々としてサウンド・チェックに励んでいたバンドの方々であるが、このメンバーがまた働くこと働くこと、見てて気持ちがいいくらいである。さすがJunさんが見込んだだけのことはあると感心する。
何しろ演奏は完璧で、歯切れの良いリズム隊は気持ちえーのである。演奏するみなさんの姿には余裕すら感じられるし、楽しさが伝わってくるのである。やはりロックはこうで無くてはならぬ。大体私ドリーム・シアターの曲は殆ど知らぬに等しい有様ではあったのだが、ちょっとファンになってしまったっす。20分を超える曲の構造はさっぱり把握出来なかったが終始引き込まれていたのである。これ全部覚えるだけではっきり言って凄い事である。コード覚えるのにスタジオ3回分の時間を要するふろヰ道のメンバーには100年掛かっても無理であろう。それにしても、おおドリポン!今後が恐るべしこの演奏力!
ちなみにはじめちゃんが演奏を観ていて「うーん、良いなぁドリポン!俺入れてくれねぇかなぁドリポン!そんでさぁ、入ったら「ハジポン」って名前変えてイニシャチヴ握って”ダメだ曲覚えられねえから10分以上の長い曲はご法度!”にしちゃううんだもんね。」と発言。この言葉に全てをはじめ色に染めようとする彼の類稀なるミュージシャン気質を垣間見た思いである。

4.鋼鉄魚屋大将軍

魚屋さんがロオク魂を燃やす舞台を!と言う事で、皇帝・大将軍&はじめちゃんが名乗りを挙げたサバス中心のプロジェクト・バンドと言う噂であったが、このステージを切っ掛けにパーマネントな活動をスタートする模様である。
しかし考えてみればこれ程強烈なメンバー構成は無いのであって、他3人の痛快なキャラクターに負けず魚屋さんのロオク魂が炸裂、最高な盛り上がりを見せたステージは今日の出演バンドの中ではベストだったのではないだろうか。終始激しく(「小指の想い出」と「失恋レストラン」を)シャウトする大将軍、一曲目のリフでボケかましてオイシくも後半ノリノリのはじめちゃん、そしてえびぞりつつ皇帝はソロを弾き狂う。(ちなみに私の配偶者は後日ビデオを観て一発で皇帝のファンになった。特に左手の)そして魚屋さん。私は観客席でビデオを回していたのだが、気持ち良さそうにドラムを叩き続ける魚屋さんのスティックさばきと充実した表情が魅力的でアップばかり収めていた様な気がするのである。それにしても初めてバンドを組んで(しかもスタジオ練習は1回だけ)人前で演奏したとは思えなかったぞ魚屋さん!良かったね魚屋さん!是非これからもロオク魂を燃やしつづけてくれっ。
あっそれから魚屋さんに声掛けて戴き、私も中盤ジミヘンの「紫の煙」でギター参加させて貰ったっす。いきなりリフ間違ったり自身の出来はまさか誉められたものでは決して無かったが、これは貴重な経験であった。何しろセッションがこんなに楽しい物だったとは思わなんだ。それから皇帝がフルート吹きながらこの曲歌うとは思わなんだ。加えて大将軍が「Foxy Lady!!」とこの曲を紹介していたとは思わなんだ。でもまたやりたいぞこんなセッション!終了後に皇帝、「会長、次はLittle Wingね。」とさりげなくプレッシャーを掛けるところがニクイっす。

5.そねっちバンド

横浜からやって来た腰抜けそねっち氏のプロジェクト・バンドである。今回の主催者であるJunさんに敬意を表してQueen「愛と言う名の欲望」が始まったのであるがボーカルを取ったのは突如登場した若者であった。この時点では私なんぞは打ち合わせ済みの演出と信じて疑わなかったのだが、後から聞いたら全くの乱入ハプニングだったそうな。しかしながらロオク魂携えての登場だっただけに、マイクを奪われた形のはじめちゃんも気持ち良くサポート、演奏は勿論大好評・・・しかしながら大将軍だけは納得いかない様子である。「そねっちは何故俺よりBassが上手いんだ。」そりゃあなたはBass持って半年だし。でもいや確かに上手いっすそねっちさん。さて続いて希望者全員参加のセッション・タイムでさやさんもKey.で参加、曲はパープルのSmoke On The Waterである。当初の予定から曲目変更されたと言うことだが、これやっぱりみんな知ってるんだよなぁ。いきなり歌も歌えちゃうし、さやさんもガンガン弾いてるし、凄いっす。これ観てるだけでも十分楽しめたのである。

6.シンフィールド

車2台にどっしりと機材を積んでやって来た3人組が大トリである。見た目は釣りに行くんかいなーと言った風情は仮の姿で(後やはり釣り人であることも判明)楽器持ったらこれがもう驚異のスーパー・バンドであって私はただ呆然としてビデオを回すだけであった。「機材は凄いぜ~」とはじめちゃんから事前情報を仕入れていたが確かに機材は半端じゃないし、我々には全く理解不能なのであるが、問題は演奏っす。リハは勿論観ていたけれど、本番冒頭のアクシデントに対応してのCozyさんのドラム・ソロでもう観客は騒然。まず音デカイ。ふろヰ道の大王も相当のものだが音のデカさはもうそれだけでロオクだす。テクにも圧倒っす。2次会でご本人に聞いた所では「音デカ過ぎてJazzバンドからははみ出ちゃう
」のだそうだが、気にすることないっす。要所要所にオイシイプログレ・ネタも盛り込んでパフォーマンスも心得たもので、もう最後まで圧倒されまくり、且つ楽しいステージであった。
演奏された曲はプログレオヤジなら大体みんな旧知の曲目なのだが、Key.パートをgenponさんがギターで弾きまくると言う発想が凄過ぎるし、普通考えはするけどホントにやるかいな!!これでHowedoenやNothing to loseを目の前で演られたんじゃ堪らんっす。しかもBassばかりかKey.&Saxまで操るJacoさんが絡んで完コピ+αのアレンジが素晴らしい。思わず全演奏、ビデオに撮っちゃったもんなぁ。演奏終了後、打ちのめされた大将軍が私のところにやって来て「・・・会長、ふろヰ道・・・解散しても良いっすよ・・・。」と呟いたくらいだからその衝撃度が解ろうと言うものである(2次会にはすっかり自信を回復していたが)。スゲー演奏、ありがとうございました。

7.セッション
ここで8時の終演まで時間が余ったと言う事で、再び参加者によるセッションタイムが行われた。即興のブルース、これもみんな弾けるんだよなあ。大将軍やCozyさんのヴォーカルも最高で、パートを分け合ってビシっとした演奏は文句無しっす。ああこう言った場に躊躇無く飛びこんで行けるにはまだ修行と度胸が足りない自分が恨めしい。次の機会には必ずや!!

滞り無く全演奏が終了した後は、よたろう帝国・ドラマーの引継ぎ式である。頑張ってきたノーシンさん(お嬢さん可愛い)、ご苦労さまっす!でもまた会いましょう!!内山さん、是非ライブで会いたいっす!!

さて2次会である。Junさんの計らいによりバスで移動、市内の居酒屋の座敷にて行われた。私の前に席にはシンフィールドのgenponさんが居られたのでエフェクターのお話などを伺ったりする。Redのイントロにメロトロンの音色でギター・パートを加えておられたのでその辺りをちょっと。「しかしギターバンドと思って身構えていたので演奏始まって相当驚きましたよー。」と言うと「いやウチはドラムバンドですから(笑)。」と仰るのに納得。おとなりにはめいさんがいらしゃったのだが、この方はプログレ殆ど聴かないのだそうである。シンフィールドさんのお知り合いの方みたいなのだが、今日の演奏曲目でご存知だったのは「Smoke On The Water」だけ、と仰っていた。不思議な人だが同年代だけあって音楽全般の話は合うのはやはり面白い。
Cozyさんが大王、魚屋さんとドラムの嗜好や練習のお話をされているのを聞いていたが、3人の心底ロック好きなんだ!と言う気持ちがぐんぐん伝わって来て目の覚める思いがしたものである。魚屋さんとは真面目な顔(二人とも顔は真面目である)で話し込んでいると時折大将軍がやって来て「会長!また何か腹黒い事を考えてるんでしょう!?」と邪魔をする。困ったものである。そうこうしている内に2時間(か?)あっと言う間に過ぎ解散となった。
再びバスに乗せてもらって某駅前にてふろヰ道のメンバーはホテルに行って皆さんとはお別れ、の予定であったが「このまま終わるのはつまんねーぞ。」と言う大将軍の勢いに呑まれてか、さやさん・そねっちさん・はじめちゃん・魚屋さんとふろヰ道の3人は再び合流したのである。しかも一旦帰路に着いていた筈の皇帝を非情にも案内役に呼び戻し、ふろヰ道の宿泊先まで来て下さった皇帝の自家用車とタクシーに分乗して大将軍が京都入り前から騒いでいたラーメン屋「天天有」を目指すのであった。

はじめちゃん「しかし京都は遊ぶところがないねー。」(東京から出張して来た営業マンの役)
タクシーの人「ああ、そうね。我々が案内して喜んでもらえそうなところはあんまりおまへんな。」
はじめちゃん「でも、この辺りちょっとあるって聞いてたんですが、最近外人来ませんでしたか?」
タクシーの人「外人?」
はじめちゃん「身長も手足もあそこもでっかくて、ギター弾く人。」
タクシーの人「そんなん知らんがな。」
はじめちゃん「アラン・ホールズワースって言う人なんですけど。」
タクシーの人「知らんがなっ!お客さんだけやろ知っとるの!!」

実は「天天有」と言う店は地元でも知る人ぞ知る、と言うタイプの店だったらしく、タクシーの運転手の方も散々迷いつつ到着した。チャーシュー麺がオススメとのことでほぼ全員それを注文、ところが魚屋さん完食ならずおおいに悔しがる。期待度200%までメーター上げてきた為か予想外の普通さに大将軍も拍子抜けした様子である。

そんなこんなでホテルまで皇帝にお送り戴き、遂に皇帝、さやさん、そねっちさんとはお別れである。次にお会い出来るのは来年の初夏であろうか。今度はセッション致しましょう。既にそおねっちさんの新しいプロジェクトが始動しているらしいのでそちらも楽しみである。
ホテルのトリプル・ルームに辿り着いたのはふろヰ道の3人+魚屋さん&はじめちゃんの5名であった。興奮覚めやらぬ内にと、早速今日撮影したばかりのビデオを観始めたが、はじめちゃんと大将軍はよたろう帝国の演奏中に爆睡突入、大王も意識が遠のきつつあったので魚屋さんと私もそろそろ、と就寝。そりゃあそうだ。既に2時を回り、昼前から呑み続けなのだ。しかし横になったは良いが「庶民のファンファーレ」が脳裏から去らずになかなか眠れない。

12月22日(土)

Pink Floyd 「Echoes The Best Of Pink Floyd」Disc2を聴く。

昨晩も長女がなかなか寝ずにジミヘンの練習は不可であった。週末の疲れがどっと出てしまい12時前には就寝してしまった。
従って本日は早目に起床し、はじめちゃんから命じられていたギターの弦を張り替えを行う。
出社すると社長が家庭のPCを一式抱えて待っていた。最近調子が悪いと言うので先日様子を見に行ったがどうしようもなく、やはり再インストールと言う選択になったのである。結局なんだかんだでこれに一日掛かる。今週は上司宅のPCのモニターもいきなり映らなくなってしまい、自宅のモニターを抱えてLAN設定に伺ったりとそんな事ばかりで一週間が終わってしまった様な具合である。
ああ明日は京都だ・・・ジミヘンカツラは準備出来なかったが大丈夫だろうか。

12月21日(金)

Pink Floyd 「Echoes」のDisc1を聴く。こりゃあ良い。内容も良いし音も良い。やはりアナログは何とかしたい。

家庭用年賀状の写真を撮りに定禅寺通りの光のページェントへ行く。金曜日との事もあり周囲の駐車場はほぼ満車状態であったが唯一せんだいメディアテークの地下駐車場のみガラガラであった。ここは10時までは営業しているので意外に穴場である。
しかしデジカメってえのは液晶画面で確認するのと、実際に帰宅してPCに取り込んで見るのとは明度などは雲泥の差で、「こりゃあフラッシュ要らないんではないか」と通常のモードで撮ったモノは殆ど使い物にならず愕然とする。こりゃあ再撮影も必要かもしれぬ。
そう言えば歩道でJ-POP系のアマチュア・バンドがライヴを敢行していた。こう言うのも良い。演る方も観る方も寒くて大変ではあるが。

12月20日

Jimi Hendrix 「Are You Experienced?」と「Radio One」を聴く。

「京都の冬を舐めたらアカン」と言う関西出身の近所の主婦からの情報により相当ビビッてしまい、東北の住民である寒さへの耐性もすっかり忘れて配偶者に防寒衣類を買いに行って頂く。ついでにステージ衣装も頼む。その間大将軍から電話があり、「ジミヘンばかりではなくちゃんとふろヰ道の練習もするように」とのお達しを受ける。

ふろヰ道の今年の主要練習場であったアクセルの館長が撮影して下さっていた写真データを頂きに行く。考えてみれば実兄にあたる方がプロカメラマンであったので撮り方の心得は流石である。今年は本当にお世話にあった。ここが無かったら定禅寺のライヴは勿論、バンドの存続も不可能であったに違いない・・と言うことで来年のライヴも大変お世話になるであろう。次回は6月か?

12月19日(水)

V.d.G.G.「Vital」を聴く。

昼休み、久々に吉野家へ行ってみると隣に座った男が「ネギダク」と注文した。確かにそう言ったのだが、運ばれてきた品を横目で見ると普通の並盛と一見全く変わったところが無い。しかしながら回転する寿司屋で注文すら出来ないシャイな私が見知らぬ隣人あるいは店員にその秘密を聞ける筈も無い。一体あれは何だったのであろうかと首を傾げながら店を出て気がつくとHMVとタワーレコードをハシゴしていた。フロイドの「啓示」のアナログがないかと探してみたのだが、残念ながら発見出来ず。あまっさえタワーに至っては洋盤アナログの取り扱いを終了したと言うではないか。
がっくり来て帰社。腹いせに校正中の会社の年賀状のコピ-にV.d.G.G.「A Plague of Lighthouse-Keepers 」の最終セクション・タイトルを引用してそのまま許可を取って製版入稿する。使用写真とのミスマッチもまあ良かろう。

12月18日(火)

ふろヰ道の音源を聴いてみる。イコライザーを通してみたが妙なノイズが入ってしまう模様。やり方をちょっと考えなければならないかもしれぬ。

とうとうぶっ壊れてしまったHi8のビデオを諦めて10月にminiDVカメラを購入していたのだが、デジカメにも使えると言う触れ込みながら全くカード撮影が不能状態だったので購入店であるヨドバシカメラに持っていくとカメラ自体の不具合であることが判明し、即交換となった。実際持ち帰ってみるとちゃんと撮影出来る様になったばかりか、3回に2回は失敗していた動画取り込みもスムーズに行える様になったので驚いた。基盤か何かがおかしかったのであろうが、こんな事ならもっと早く行っておけば良かったなあと感慨に浸ってマニュアルを改めて読んでいると、カードに撮影された画像はカード・アダプターを介さないとPCに取り込み出来ないことが今更判明したのであった。勘の悪さと間抜けさに落ち込む。

12月17日(日)

某企画のデモ盤を聴く。

些細な用事が重なって「忙しい」のは精神衛生上やはり良くない様である。
長女と長男は未だにサンタクロースの存在を信じている為、クリスマスのプレゼントは平日に用意しておかねばならない。さすがにこの時期になるとトイザらスあたりでの人気商品が完全に品切れで間に合うはずも無く、今年も私は昼休みに郊外の玩具屋を走り回る羽目になったのであるが(って毎日だなこの行動)、日頃の行いが良いのか今年は一軒目のハローマックにて目指す商品を発見することが出来た。デジモンの何とかのアルティメットなんとか言うブツであったが3ヶだけ残って居た。アルティメット大会とかアルティメット・ウォリアーとかアルティメット・エクスペリエンスとかは懐かしく思い出される言葉であるが、これについては何に使用するのか全く判らない。取りあえず土壇場まで焦ると言った状況は避ける事が出来たのは幸いだ。週末は京都遠征なので尚更である。

12月16日(日)

日曜日につきプログレはお休み。

長男の誕生日が今週平日なので、早めて本日配偶者実家で祝うことにする。希望するプレゼントそのものは最早私の理解する範囲を遥かに超えた玩具であったが、既にトイザらスでは品切れ状態であり、穴場と噂のジャスコ中山店で色違いのブツを発見して購入。クリスマスに近い誕生日ってのは本人も苦労が多い。来年はもっと早目に手を打たねばなるまい。
これも長男の希望により回る寿司屋にて蒸海老ばかり狂った様に注文して処理、夕刻帰宅。帰路、幹線道路のグリーンベルトには確認しただけでもスピンの結果と思われる事故車が3台はあった。急にあれだけ雪が降ると気持ちの準備も追いつかないものである。

12月15日(土)

休日につきプログレはお休み。大将軍車内にてカクタス、自家用車内でミスチル。

早朝気がつくと十分な積雪であった。仕事が休みであることに感謝。
長男が破壊した炬燵の電源コードを購入しにヨドバシカメラに行く。兼ねてより調子の悪かった電気髭剃り器も買う。ご存知の方も多いと思うが私は通常一年は保つ替刃を半年毎に求めねばならぬ程髭の濃い人間なので電気髭剃り器の選択は重要な問題なのである。最近は国産物の評判も宜しい様であるがやはりここは安くてもブラウンで行くことにする。折角なので自動洗浄機付の商品とする。税別9,980円也。
午後よりふろヰ道今年最後の練習。迎えに来てくれた大将軍はカレーピラフのお握りとパンをむしゃむしゃ食べながら運転しており元気そうである。京都のライブ時間が思ったより多かったので一旦封印していた「Oh No,Sun」を復活させることにする。大王は生ドラムでのこの曲に慣れず最初はやや苦労気味であったがライブでは大丈夫であろう。「ふろヰ道のテーマ」も突然試したが実際演奏するかは未定。私はと言えば本日は早々に中指と薬指を深爪してしまいチョーキングを思い切って出来ず調子はイマイチであった。他のメンバーには申し訳ないことをした、と一応言っておこう。更に「ライブ前に転んで手の骨を折ったりしない様に。やっちゃったら片手或は歯で弾く事」と大将軍から注意を受ける。
終了後の車中、来年の課題曲について協議。相変わらず意外性と重視するものであるが、後はどう大王を説得するかが問題である。体育会系なので覚悟が要るのである。
帰宅して練習ビデオを眺めていると配偶者にスタジオでのゴム長靴姿を批判される。「あなたはバンドと言うものをナメているのではないか。」

12月14日(金)

Pochakaite malkoを聴く。

正直に言うと得意先と真面目に喧嘩した事は今まで数える程しかなかった。本日久々に電話にてこれを行った為、爆発中に帰社した上司も茫然としていた様子である。こう言った事も稀には必要だと思うのは私だけであろうか。しかしながら今日は半日社内にて原稿書きに追われており、そのストレスの矛先が得意先に向っただけという見方もあるので誉められたものではないのかも知れぬ。

12月13日(木)

営業用プログレコンピを聴く。

もうそろそろ平日の幹線道路も混み始める時期なのだが今年はどうもその具合が妙である。市中については意外な程空いており不気味である。年賀状の受注量も年々減っているが今年は特にがっくりとダウンしており寂しい限りである。もっとも私でさえ会社で印刷していないのだからこれも当然の現象なのであろうが。

12月12日(水)

いろいろあってプログレはお休み。平日には珍しい展開。

遂に本格的な雪が降ってきた。気温も0℃と漸く超えた程度で日中は留まっており、仙台では冬も本番になったと言えそうである。
得意先のミスで刷り直しとなってしまった年賀葉書を交換する為に郵便局に行く。何しろ3,000枚近くあったので大きい局の方が多分枚数を数える機械などあったりして早く済むだろーなーと期待しつつ仙台中央郵便局に行ったのだが、窓口で事情を説明するとどやどやと数人集まって来て人力で数え始めたので意表を突かれた。印刷業界の人間は用紙は大体5枚ずつ数える事になっているのだが、それでもどれなりの時間は掛かる。待っている間、窓口の女の子を眺めていたが、(アイスランドの事情は不明)ここ仙台中心部はなかなか・・・である。しかし2,900枚、一発で正確に数え上げるとは流石だ。これ間違ったら最初からやり直しだからなぁ。

12月11日(火)

ふろヰ道のテープを聴く。

配偶者の母親が沖縄に旅行に行ったとかで泡盛の古酒を土産に買ってきてくれたので呑んでみる。泡盛は遠い昔に味見した記憶があるだけで、相当キツイ酒だと言う印象しかなかったのだが、これならばその辺の焼酎よりも飲みやすいのではないか。以前弊BBSに書き込み下さる方が泡盛のウコン茶割を薦めておられたが、これもゴーヤと共に試してみたいところである。

12月10日(月)

イル・バレット・ディ・ブロンゾのYSを聴く。

定禅寺ジャズ・フェスの翌日もそうであったが、やはりライヴの翌日は脱力するので出来れば休みでもとってボーっとして居たいところであるがまさかそんな馬鹿なことは出来る訳なく営業車で街をさ迷うのである。昨日ビデオを撮って下さったのはイラストレーターのH氏であった。今日ご自宅の近所に行く用事があたので、早速今朝VHSにダビングして御礼のふろヰ道のCD、空のCD-Rと共に手渡す。おそらくビデオ撮影をされたのは殆ど初めてではないかと思われるが、流石に絵心溢れる画面を撮って頂き、誠に有りがたいことであった。大将軍が撮影した固定カメラのDVと合体編集の予定、例によって手間は掛かりそうだが楽しみである。

12月9日(日)

日曜日につきプログレはお休み。

しかし昨夜は配偶者は呑み会からなかなか帰ってこないわ子供がなかなか寝ないわでまいったっす。折角飲酒を控えたのに12時過ぎまで眠れんかったがな。ああそう言えば今日は団地の掃除の日だったっす。ライヴ前に一仕事片付けにゃあ・・・え?そっちの側溝すか?ヘイヘイ。ああ腰に来るっす。今度は穴?落ち葉埋めるのね。ああ腰に来るっす。こんなことなら穴の掘り方くりころびさんにちゃんと聞いとくんだったなぁ。

おお、大将軍、早いっすね。連日お迎えすみません・・はいはいまあ良く眠れた方ですね。定禅寺の時に比べりゃあ慣れたかな。おおっ!大王、初皮パン&初ステージっすね。顔赤い?どーも興奮しちゃって・・いやいやもう既に缶チューハイを。だって大将軍が景気付けにって無理矢理。こりゃリハ前にベロベロひひひひひ。でもリラックスして丁度良いんでないすかぁ?あーちゃんと楽屋もあるんだね。でもこの一緒のバンドの人たちでしたっけプロデビュー前って言ってたの。挨拶が無い?まままままあ大将軍そんな演奏前からエキサイトしちゃいけません。ねえサウンド・チェック押してるから出番もずれ込みそう・・もうリハすか。時間大丈夫かなー「これで終わり」って殺生なまだ音全然・・あ、いいの?んじゃあ行きます。あのおリフ滅茶早いっすね。自分でも判るんだけどアガッてるのか酔いのせいかはああ大将軍本番ではちゃんとやりますからへいへい。リハで相当緊張といたから本番は大丈夫っす。やっぱり呑んだらトイレ近いっす。今の内に行って・・・あれどうしたんすか二人とも血相変えて。何っ。次っ?チューニングもしとらんのに。入れ替えかぁ・・あの楽屋一緒のバンドすか。大将軍頭から湯気が。と言う訳で
大将軍「許さねーっす。燃えます(怒怒怒)。会長ちゃんと動いてね。」
私「そうですね。」
大王「皮パンぴっちりしたのは無理でした。」
おーセッティング思ったよりスムーズ。大将軍MCのヒトからかわないで下さいね困ってますよ。司会用のMC原稿書いてきたから慌てなくって良かったなあ。あーリフまたまたやっぱり早い。定禅寺のOh No,Sun並っす。判っているけどここまで来たら止められないっす。ああ大将軍と大王話してるよ「だから言わんこっちゃない→会長なんだってこんなに」とか言ってるんだろうなぁ。あ間違えた。イカンなぁ余計なこと考えてるとなあ。いやー大王も私も何食わぬ顔で立ち直れる様になったよなあ。ここで自画自賛してどーすんだ。でも音ちゃんと出てるのかなあ。みんなじっとして見てるしなあ。ほら大将軍、ちゃんと僕動いてるでしょう。ね?ね?うろうろしてるだけっちゅう見方もあるけど。ありゃりゃモニターに足載せるんなら靴脱げって自分で言ってたのになんざますお行儀が。ああもう1曲目終わりっす。こりゃあ大分後半余裕あるかもね。クリスマス用の曲は兎も角sin/sunパートⅡは大分詰めてるから却って嬉しいよね。長く出来て。ほれほれちゃんと前に出てギター弾くもんね。どうだどうだ。あっまた間違えたこの曲は誰でも知ってるから間違えると極めて恥ずかしいよね。おお大将軍アドリブ決まってっるっす。はいはいそのままこの御馴染みのフレーズね。心なしか観客固まったかな。暗いから良く判らんけど気のせいね。いや後半ライトな仕上がりにしてるんで大丈夫っす。ははは。そうそうそう来ると思ったっす大将軍どんどんやってまだ時間あるっす(多分)どんどんやってはいはい。ふむふむ来たねぇ来た来たああピッチシフターのコントロールは難しいっすね。判ります判ります。目が語ってますね。良いっす良いっす。観客が呆気に取られてるのは予定通りっす。京都ではこの曲もっと暴力致しましょうね。はいインタビューは大王ね。えっ?ギター片付けろ。おおソーリー安心してぼーっとしてました。「美しい音」おおそりゃあありがとうございます。しかしTシャツでも暑かったなあ。終わったら急に腹減ってきた。ビール呑みてーっすね。

ロビーで全員でビデオを眺めながら大将軍夫人の差し入れのおにぎりを頂く。なんだかんだ言いながらも緊張が解れて心地よい疲労感がやって来た事もあり、今日のメンバーは早々に家族の元へ帰る事にする。何となくこれですっきりと京都に行けそうな気がする。
何故かずーっと同時開催の中古CD市を眺めてたアクセル館長に「いやーカッコ良かったっすよ!」なんてお言葉を頂き立ち話をする。ライヴをやりたいバンドにとってこれだけ好条件の揃ったイベントはめっずらしい筈なのだが、如何せん宣伝が皆無の為集客がイマイチなのだそうである。今後その辺りにが上手く運べば面白くなりそうである。次回は来年の初夏だ。
12月8日(土)

休日の為プログレはお休みであったが、大将軍の車中にてPsigloを聴く。イタリアンっぽいが実はウルグアイだそうな。ああしかし誰が何と言おうと結局この辺の雰囲気は好きなんだと再認識する。

今日はアクセルにて明日のライヴ前の最後の練習、大将軍に途中拾って頂いてスタジオに向う。折しも隣接会場でモーターショーが開催されており、朝も早くから異常な混雑を見せていた。明日も早目に来場しなければ駐車に苦労しそうである。
大王は昨晩秋保にて忘年会、予告通り酒が抜けぬと蒼い顔してやって来たが次第に元気を取り戻して終始リラックスしつつ3時間終了。例によって「まあこれで完璧でしょう。」と自我自賛にて終了。
帰路、大将軍がラーメン食べたいと騒ぎ、先日掲示板に書いた博多ラーメンの店「芳芳亭」(ホテルReanassance裏手)に二人で寄る。味はまあまあ、本場の味に近いのだろうか。大将軍、明日に備えてスタミナ補給のため予定通り替え玉も摂取。明日はオレンジ色のステージ衣装にて臨むと覚悟を語る。
さて、明日はアクセルにて12時20分よりふろヰ道のライヴである。ご近所の方々はお忘れなく。

12月7日(金)

Budgieのベストを聴く。

週末なので予定を緻密に組んでいても朝一番の得意先からの電話で一日の予定が全く予測不能となってしまうのは良くあることである。年末ならばなおさらで、今日も結局南から北へ仙台市内を移動しているだけで終わってしまった感もある。忙しくなればなったで中古屋やらCD屋への誘惑は絶ち難くなるものだが、幸か不幸か今月は23日のバンド遠征を控えているので要倹約月間であり必死に自制する。
結局私は我が侭でなだけなのだろうが、自分の予測した通り事が運ばないと気が済まない性質である。年末のこの時期、そう甘く一日が終わることはあり得ないのでこれは精神的な障害になるのは当たり前で、帰社する頃には神経が相当ピリピリして居りどうでも良い事に怒鳴り散らし、帰宅して一人になった頃に漸く反省する。最悪な事に最近はこの繰り返しなのである。

12月6日(木)

ふろヰ道の練習テープをチェックする。その他「営業の友」などを聴く。

得意先の焼肉屋さんのところに行って社長と話す。例の狂牛病問題は深刻だ。今回の問題は不況に更に追い討ちをかけるが如く、関係業者にとってはコスト削減や各種の販促手段などの経営努力では根本的な解決には結びつかず、弱小企業にとってはまさに死活問題である。売上げ半減などと言うところはザラであろうし、この年末を乗りきれぬ業者も出てくるだろうと言うことである。もっとも人事とは言っていられないのが昨今の状況で、来年以降は給与所得の低下・物価の下降現象も必至だろうとその社長は語っていた。付き合いは長いけれど、過去、この方のお話は大体中っているのだなぁ。暗い気持ちになって帰社。

12月5日(水)

プログレ細切れの日。久々に昨年のNHK-FMで放送された「海猫」などを聴いてひーひー言う。

知り合いのイラストレーターの方に久しぶりに電話し、「9日の日曜日にアクセルでパラダイス・レコードのバーゲンがあるらしいですよ。フリマも同時開催しますし、先日も行ったらアナログ一枚500円くらいで売ってましたからいかがですか?」とお誘いする。「ああ、そうだそうだ偶然ですが、私達のバンドのライヴも12時20分頃ありますから良かったら来て下さいね!」。更には勢いでビデオ撮影もお願いする等腹黒全開である。引き続きレンタル・フォト関係の知り合いにも電話するも断られたがじゃあとポータブルDATを借りる約束をする。只では終わらせない私なのである。しかしDATは定禅寺の折に操作ミスで録り損なった機材なのでその雪辱と言う深い意味もあるのだ。土曜日の練習時にちゃんと使い方を覚えねばならぬ。しかし当日誰に録って貰うかが問題だったりするのだなあ実は。
午後より相変わらず正面でズボンを下げた得意先社長と面談。今日は脛毛も見せてくれたばかりか十年来のお付き合いの中で初めて見積もりを値切らずOK貰ったので3回ほど本当ですか聞き間違いじゃないですよね後でうそぴょ~んとか言わないでねと念を押して帰社。ノートPCが全く立ち上がらなくなったので試しに叩いたらsafeモードで復活したので機嫌良く気の変わらない内とっとと帰宅、会社からの内職もあったが今日は配偶者と次女に任せてぼーっとする。

12月4日(火)

Yes 「Magnification」とふろヰ道の練習テープを聴く(その内一部後悔・・公開予定)

某得意先のPCがどうやら例のウィルスに感染したらしいと言うので夕方訪問する。ウィルススキャンなどしている待ち時間に久々にストーンズオヤジがやって来て話などする。ジョージ・ハリスンの逝去については「うーん。キースが死んじゃったら俺ショックで会社一ヶ月休んじゃうかもしれないけどねぇ。あんまりピンとこないな~。」正直な人である。今週末には奇跡的に仙台にやって来るクラプトンを観に行くそうである。よろしかったら翌日多賀城にふろヰ道を観に来て頂きたいものである。
7時過ぎて帰社すると、部下から「えー無事に納品終わりましたがお客さんの駐車場で電柱に車のバンパーをぶつけてしまいました。」と報告を受ける。彼の場合「えー無事納品終わりましたが3人と犬一匹轢いてしまいました」と言いそうなキャラクターなので私は別に驚かない。しかしそれを無事と言い切る感性はある意味凄い。感心してどーすんだと言われそうだが最近は怒る体力不足。
上司「いやーオレって気がつくといつもうつ伏せに眠ってるんだよね。君はどう?」
部下「はい、布団で寝てます。」
落語じゃないんだからさ。このやり取りが、てーへんな問題を孕んでいる事にいい加減気づいてくれよ。

12月3日(月)

Yes 「Magnification」とふろヰ道・1日の練習テープを聴く。

厄介な仕事は相変わらず終わらない。今朝大坂の研究所から送られてきたフローチャートを出力・提出して得意先の社長共々ほっとして帰社すると県から追加書類を添付したメールが到着しており、私は唖然・得意先社長は怒り狂う。今週末には口頭試問もあるらしいのだが一体どうなる事やら・・・また二人でストレス溜めそうである。

12月2日(日)

日曜日につきプログレはお休み。

一週間ぶりに呑んでみたら何故か二日酔いになってしまった。身体を起すのがやや怖かったが、今日はアクセルで9日のライヴの打ち合わせである。サボって体育会系の大王の怒りを買うのが何より怖いので会場に向かう。
我々ふろヰ道は当初1時20分からの演奏であったが各バンド間の調整の結果1時間早まった12時20分からに決定。応募総数30から厳選(?)されたと言う12バンドのジャンル・年齢層の振幅は大きく、我々はどうやらベンチャーズ・バンドに続くオヤジである。今回のライヴは演奏時間を除けば非常に制約が少なく有り難い。管理者からの注意は「KISSみたいに口から火を噴く場合はちゃんと消防署からの許可を取って下さい。」と言う冗談の様な事項のみ。
ミーティング終了後、大王と私は階下の会場を覗きに行く。着席600弱・スタンディング1800なる会場は思ったよりこじんまりとした印象であり、ステージが広くしかも高く、実際に演奏する折の感覚が気になったが、まあ一週間後である。ちなみに大王は当日午前中町内会の廃品回収の手伝いがあり、リハ参加は不可能となったが、「何、ドラムがありゃあ大丈夫ですよハハハ。」と豪快で頼もしいのである。
帰宅してから長男の64のゲームソフトを買いに行く。スイミングクラブで半年かけて検定に合格したお祝いである。ヨドバシカメラやらラオックスは既に年末商戦に突入してか相当な人手でいよいよ師走を実感する。しかしながら目指すソフトは見つからず、彷徨った挙句結局近所の中古屋で購入。

12月1日(土)

休日の為プログレは無し。

小学校の学芸会の為、午前中はビデオ撮影に没頭する。長女は朗読劇・長男は創作劇であったが配役的にオイシかったのは教室の黒板役を演じた長男の方であろう。しかしながら大人がウケるほど本人は嬉しく無いらしく、昨年幼稚園での時代劇で悪徳商人を演って爆笑を取った折の話も未だに非常に嫌がっているのはどうしたものか。
午後よりアクセルにてふろヰ道の練習。冒頭、突然大将軍がOh No,Sunのイントロを弾き始めたので3ヶ月振りに演奏してみると一応まだ出来る事が判ったので今後についても再考の余地が出てきた。9日のセットを通して演奏してみると時間はまあまあ、出来は要・最終の詰めであった。後は8日の最終の練習で結果を出すことにする。練習終了後、本日撮影したビデオを眺めた我々の感想は「本当に俺たちってヘンなバンドだなあ・・・」。本日は3時間だったが、それなりに体力を持って終了したところを見ると、やはり我々には平日の練習はキツイのだろうかと思わざるを得ない。これって年末疲れか。

11月30日(金)

昨日に引き続きマンドレイクの1枚目を聴く。

寝坊して新聞も読まずに出社すると、会長から私の得意先一社が会社更生法を適用されたと聞く。月末に相応しい幕開けである。
つい一年前はひーひー言いながらも最後の数字を無理矢理盛り付けて目標僅かに超えた、なんて言うのが月末の慣わしであったがここ数ヶ月それも只の慰めに成り下がっているのは我ながら悲しい。兎にも角にもこの状況を脱したいとあがく日々が一刻も早く実を結ぶ事を目指すばかりである。
とは言え一応働いているからか、週末になるとそれなりに疲れがどっと出て最後に会社の戸締りをする頃には朦朧としてくるのが常となってしまった。寒さが当り前になった産業道路沿いを自転車でギコギコと帰宅すると、配偶者は既に寝ていたが珍しくビールを買っていて呉れた。迷ったが明日のバンドの練習のことを考え、早々に就寝する。

11月29日(木)

「営業の友」コンピを聴く。マンドレイク、CircusやQuatermassなどなど。

昨晩慌ててノートン・アンチ・ウィルスの有償アップデートを申し込みほっとしたのも束の間、今朝ぼーっと起床してメールを受信すると例の新種ウィルス・W32.Badtrans付きメールが2通も届いており一瞬で目が醒めた。マジでHawkeyeさんには感謝である。動転していたので一体何処から来たのかも確認しないまま処置してしまったのがこりゃ不味かったかもしれぬ。考えてみれば知り合いだったら教える事も出来たのだ。出社してよく考えてみれば、当社でネット接続しているPCも相当の期間アップデートしていないと言うことに気づいたので、もうこの際だからと上司の許可を取ってソフトを買いに走り即インストールしてほぼ一年ぶりにウィルス・スキャンした(!酷い会社であるが奇跡的にウィルスは無し)後メールを受けてみると待ち構えていたかの如くサーカム入りの重い奴が4通も来やがったので唖然とする。月末だってのに4通も4通も4通も。尿酸値が高いからってなめとんのかまだ測って無いけど。しかも帰宅するとまたW32.Badtransが2通。どう見てもここ数日の状況は尋常では無い様である。自宅でもせいぜい2ヶ月に一回程度しか見たことなかったのだ。全く一体どうなっているのだ。

11月28日(水)

Budgieのベストを聴く。

延々と続いていた県提出の書類が昨晩をもって取りあえず完成したので得意先に提出、荷を下ろした様なやや軽い気分になって帰社すると、県庁から帰って来た得意先の社長から電話がありまたクドクドと修正を指示されたらしく「オレはもう厭になったぞ!」と怒り狂って居た。私もその40%位(・・・まだ続くのかよ。)的な気持ちにはなっていたと思うがそれは隠しつつ必死に励ましていたのであった。イイ奴だな私って。
インターネット関連の調べ物の為書店に行き、ついでに痛風や尿酸値関係の本を眺めてみると、自分の認識が大分違っていた事に驚く。発作が出る前、投薬を受けるタイミングは医者の判断であろうが、症状には個人差もあるらしいのでなかなかこの辺りが難しいのだろうな。
11月27日(火)

Yes 「こわれもの」「危機」を聴く。

起床してみると寒気は無くなっていたので諦めて出社する。しかし実は昨日から続いて居た腹痛と左足の痺れと言うか痒みが治まらないので丁度昨日の様子を心配して電話を下さった大将軍にご意見を求めると「それは尿酸値的にヤバイかもしれませんし、一応医者に言って採血して貰った方が良いでしょう。」とのことであった。珍しく普通に得意先廻りを行う一日だったので時間が取れず内科には行けなかったが、早目になんとかしたいものである。
帰社後、社長にふろヰ道のCDを売りつける。聞いたところでは、先日買ってくれた近所の主婦の中には玄関先にCDを飾っているヒトが居るそうな。嬉しい様な気もするが出来ればちょっとは聴いて欲しいものではある。

11月26日(月)

GG&F 「The Brondesbury Tapes」の続きを聴く。

どうも朝から身体がダルでダルで困っていたが夕刻になると寒気まで出てきた。しかし今日はふろヰ道の練習である。青年文化センターに行くと丁度イベントとぶつかって駐車場が満杯、右往左往する内に遅刻。スタジオに入ると更に身体が重くなり、やはりやや疲れて居た大将軍と私はバンド結成以来初めて揃って殆ど椅子に座って弾く事となる。ここは大将軍家からも近いし便利ではあるが、受け付けの手続きは面倒だし(来場しないと予約不可)係員の応対はロボットみたいだし、大将軍に言わせると「ここは呪われている。」とのことだったので二度と使わない事に決める。ともあれ、9日のライブの形も一応決まったので良しとしよう、と解散。帰宅してカレー食って風邪薬を飲んで寝る。

11月25日(日)

GG&F 「The Brondesbury Tapes」を半分聴く。

昨晩は帰宅後朝方まで練習テープを聴いていたのであったが出社せねばならずしぶしぶ起床する。
午前中社内にて原稿のデータを修正し午後より得意先に提出しに行くが、終わってみれば最早午後2時であり、実家へ行った家族との合流は諦める。しかしいい加減この得意先、インターネットを導入して欲しいもんだわな。以前要請されて社長個人のノートPCに環境設定を行ったことがあったが、結局出会い系サイトに出入りするだけでいまはもうその辺におっぽり出されている様である。まあ体質的に合わんのだろうが会社となれば話は別だしなぁ。今日みたいな場合我々業者も出社せず事が済む筈だから非常に助かるのである。しかしながらこの社長は私と同年齢であるが、根本的に対面と電話以外のコミュニケーションを信用していない節があるのでちょっと時間がかかるかも知れぬ。3時に帰宅、どっと疲れが出て寝る。

11月24日(土)

ほぼ社内業務にてプログレは無し。

結局終わることなく延々と続いて居た例の問題文書が社内を協力を得、何とか3時には先方に届けることが出来、一週間振りにほっとして定時に退社する。
6時50分よりふろヰ道の練習を開始、KENちゃんの助言に従って新曲を若干進歩させ、クリスマスイベント用の余興曲をジャムって勢いでオフ会参加中のくりころびさん携帯で中継するも気がつけば回線は切れていた。やっぱりうるさかったかな~・・すみませんっす。更にsin/sunの新ヴァージョンを試したところで時間切れ、久々の仙台支部オフ会へと雪崩れ込む。
楽器・・大王なんて大将軍のキーボードを運んで居た・・・を担いで彷徨い札幌オフでお馴染みの高田屋を探していたのだが発見出来ず、仙台十字屋裏手のとある居酒屋に入店するとそこは地味ながらオネエチャン度が高く大将軍が気に入りそうな具合であった。誰も信じないだろうが定禅寺ジャズフェス以来のオフ会である。今回は年末を迎えて大王を除くメンバーがやや疲れ気味でありシミジミ地味に呑む事となったが、ここで再確認したのは我々の言うところの「リスナーとしての感性」の重要さである。勿論テクニックが稚拙なのは相変わらずであるが、「こんな感じで演ろう!」というコンセンサスが我々の言語として完全に機能しつつ演奏に反映しているのはやっぱり何となく嬉しいもんである、と・・・・なーんて例によって自画自賛しつつぽっと頬を赤らめて嬉しがっていると11時も近いと言うのに某得意先社長から私の携帯に「今日貰った原稿追加したいところがあるから明日明日明日だって県提出は明後日の朝だから明日来てね。」という有り難い電話があり、同時に閉店(ここは良い店だが終わるの早かったっす)、心温まる幕切れが訪れたのである。

11月23日(金)

休日につきプログレはお休み。

特に早起きした訳ではないのだが久しぶりに閖上の朝市に出掛ける。日曜・祝祭日の早朝から10時頃まで開催されているものだが、祝日はみんな休みだと思っているらしく意外に人出は少ない。ここでは某店舗で振舞われているつみれ汁が絶品で、このファンは多い。今日も子供達が喜んで食べていた。配偶者がムール貝1皿300円を5皿900円に値切って購入した他、私の大好物である青畑の厚揚げを買う。3枚500円也。しかしながら結局朝食は次女がほとんど残したストロベリークレープを食べる羽目になる。屋台のファーストフード関係もお祭りなどに出ていたりするのと比較して6~7割は安いのに初めて気づいた。たこ焼き・お好み焼き・焼き蕎麦・うどんなどは300円から、林檎飴に至っては100円である。以前はしょっちゅう早起きして行っていたものだが数年前に比較するとて店舗数が増え規模も大きくなったと思われる。
一旦帰宅してから次女のコニーちゃんCD-ROMのお相手、引き続き9日課題曲の練習~精米~レンタルビデオ屋~荒浜海岸の散歩。子供達は貝殻を沢山拾って帰宅。

11月22日(木)

Steve Reich 「Different Trains」を聴く。

珍しく朝方次女がうなされてぐずった為一旦目が醒めてしまい、その為か妙な夢ばかり見た。
朝からうしくん親子が遊びに来てギターの弾き方をお父さんに教わりつつ息子のフルートと遊んだりしている内に9時を回ってしまうが、会社の上司では無くいつも来社する用紙業者から携帯に「遅刻っす。」と連絡が入った。夢だからな~と冷静にしつつも一応慌てて自転車に乗って出社。途中いつも空き地だった所に4階建ての前面ガラス張りのビルが出現していたのを見つける。床もガラスなので最上階の様子も鮮やかに見えるのだが、どうも不審な事に入り口も階段・エレベーターも見えぬ。見るからに宝石商の佇まいであるが、とすれば最上階の一見羽振りの良いオヤジはただ単に幽閉されているだけなのだろうか。
仕事をとっとと終えて剃秀だが激秀だかどっちかの弟と呑みに行くが、途中擦れ違った応援団風学生に絡んだ弟はあべこべに一発殴られたので私はこの集団に「どうか許してやって下さい」と大人の対応をしたつもりが弟は「兄ちゃんはひ弱だから嫌いだっ!」と捨て台詞を残して大雨流れ込む下水のマンホールの中に消えてしまった。仕方なくそのまま帰宅するともう死んでいる筈の親戚ばかり集まって酒盛りに興じており、居たたまれない私は会社に舞い戻って原稿をひたすら書く。

そんな訳で今日も原稿収集と整理で一日が終わった。帰宅して戸棚を整理していると以前購入していたらしいユニコーンのベスト盤(HARD OFFのロゴと200円のシールが貼ってある)が出てきたので配偶者と聴く。改めて思うがやはりピークは「服部」ではなかったか。以降の作品は試行錯誤があまり成功に結びついて居ない様に思えてしまう。妙な倦怠感は魅力だが。
話は変わるが、最近倹約に目覚めた配偶者の言動が一ヵ月後の(私の)京都行きに起因していると周囲から思われているらしい。しかしそれは・・・全く関係ないとは言わないが・・・主要因では無いとここに一応明言しておきたいと思う。このままでは只でさえ芳しくない近所での私の評判は悪化する一方なのでございます。

11月21日(水)

内勤・・・というか部屋に篭って原稿書きの一日となり当然プログレは無し。

やはり県に提出する書類と言うことで得意先の社長もそれなりにあちこちに手を打っており、本日再度打ち合わせに行くと私の担当部分は相当先が見えている状態であった。それならそうと早く言ってくれよっ!!!しかしながら原稿を仮纏めするのに午後より夕方一杯まで結局掛かってしまった。今週は取りあえずこれで凌げるであろう。問題は来週の下書き提出後の直しであるなあ。
ふと自衛隊関係の書籍を読む。「自衛隊、自衛隊、結婚するなら防大卒よ~♪(少女Aによる)」なる替え歌の歌詞が秀逸也。

11月20日(火)

Steve Reich 「Music for 18 Musicians」を聴く。

上司出張の為いろいろと用事を代行していたが、以前仕事をお願いしていた事もある製本屋さんに数年振りでお邪魔することになった。この不景気の中「ウチは絶対営業はしない!」と豪語しつつ存続していると言う二人だけで営業している稀有な図書を専門にしている製本所である。社長は元気であったがやはり格段に歳を取ってしまった様に思われた。以前仕事をお願いした折に、相棒の職人を「こいつは早稲田の文学部出てるんだよ」と自慢していたがいきなり背文字の漢字を間違われてしまった、などと言う笑い話もあった。その納品時に営業車のクラッチをぶっ壊して路上で動かなくなったのでもあった。今はただただ懐かしい。
帰社すると部下から、新規に飛び込みをして受注してきた年賀状の代金をどうも踏み倒されそうだと報告があった。正直言ってこんな問題はこの商売に入って初めてである。景気が悪くなるとこの手の話が湧いてくるのか。

11月19日(月)

羅針盤「ソングライン」を聴く。ふわふわした一日となる。70年代フォークっぽい曲の途中に突然プログレ的音が始まるあたり、ダリル・ホールの「セイクリッド・ソングス」以上に確信犯的で自然であるなあ。

プレッシャーの掛かる原稿書きは資料の未着の為2、3日先送りとなり、生殺し状態である。珍しく一番町の中古屋をうろうろしていると先方の社長から電話がありその旨を伝えられた。何も購入せず店を出る。そう言えばこの社長、会社で打ち合わせをする折は何故かズボンのベルトを緩めてファスナーを半分下げる癖がある(1,000人斬りをライフワークにしている方なので勿論モーホでは無い。ちなみに現在900人超)。先日も社長室で顔を合わせるなりここ2ヶ月で7キロ痩せたと言うので嬉しそうに腹を見せていてお茶を持ってきて下さった女子社員が絶句していた。自分は良いだろうが誤解される私の身にもなって欲しいものである。

11月18日(日)

日曜日につきプログレはお休み。

イエローハットにスタッドレス・タイヤを購入に行く。タイヤの事など何も判らんので車種名を書いたタイヤを見て判断し「これを呉れ」とお願いして待っていたが、しばらくして待っていると店員がやって来て「お客様、このタイヤは新型ステップワゴン用なので旧車種には合いませんので商品を替えて頂かないと・・・。」と言うので改めて適当に選んで待つ。またしばらくすると店内放送で呼ばれ、レジカウンターへ向かうとまったりした感じの店員が「あのーお客様・・・実は◎△■で・・・ボルトを・・・新たにご購入頂かないと・・・駄目なのです。」と言われて仕方なく買う。2階の待機所から作業状態を眺めていると車体から妙にタイヤがはみ出しており、不安になって覗きに行くとまったり店員もどうも不安だったらしく駐車場内をぐるぐると何度も試走していたが、降りてきて爽やかに「・・・大丈夫です・・車検も通りますから・・・。」と言うので信じる事にする。何も解らんとタイヤ買うのも大変である。
気がつくともう正午を回っており、隣にある「麺一」にて家族でラーメンを食べる。この店はそれほど美味いとは思えないが、子供達が激しく空腹を訴えるので仕様が無く入店したのである。久々に試したが味に対する印象はやはり変わらず。どうして行列が出来るのかは未だに不明である。
台原森林公園に散歩に行く。かつて配偶者が小学生当時に初めて首吊り死体を目撃した思い出の場所であるが、今日は特に問題は無かった。大体地下鉄ひと駅分の距離を歩くので良い運動になる。紅葉がなかなか美しい中、次女を肩車して歩く。途中野外音楽堂を見かけたがここ数年最近使用された形跡は無い。ロケーションもであるし、野外は音響の制御がなかなか難しいからではないかと推察する。

11月17日(土)

朝、家族が起きるまで羅針盤「ソングライン」を聴く。

どうにも仕事モードに入りきらず、午前中だらだらと「時計仕掛けのオレンジ」の続きを眺めたりして過ごした挙句午後になって漸く重い腰を上げたものの、気が乗らないのと資料不足が祟って薄い薄い薄~い内容のレポート崩れとなってしまった。取りあえず夕方になって出社、途中経過報告を兼ねFAXで送付してみたが、帰宅して直ぐに得意先社長より携帯に電話があり、半分以上書き直しを要請される。もっとも今日明日は書きようが無いので大阪の研究所からの資料待ちと言うこととなった。次週前半はまたあたふたしそうで気が重い。
夜は自宅から徒歩3分の多国籍料理屋にて2時間飲み放題4000円税込み・ご近所付き合いの飲み会。誰も信じないかも知れないが私以外の5人は全員野球部出身の完全な体育会系のメンツである。子育て関係の興味深い話を聞く。やや呑みすぎてしまい、2次会のお誘いは辞して早々に帰宅。

11月16日(金)

内勤状態につき営業車内プログレはお休み。

昨晩ふろヰ道のビデオを眺めながら配偶者に「電柱と間違う位動かないあなたはふろヰ道のお荷物小荷物となるに違いない」と勧告され韓国焼酎を飲み過ぎたので午後1時過ぎまでは生けるシシカバブ状態であった。どう考えてもアシュラ・テンペル関係とかフロイドのEchoesあたりしか耳に入らぬ精神状態で某得意先に呼ばれフガフガ行ってみると、研究所設新設に拘わる県の助成金申請書類を書いてくれっと言う話である。どう考えたってA4で2~30枚は書かにゃあああああああああんたそりゃ経営コンサルタントの仕事じゃあないの?と反論しつつも結局売上げに目が眩んで引きうけて帰って来てしまいました私。しかしながら資料は異常に少なくしかも心温まる程騒然とした社内でこの手の書きものを集中して行うのは至難の技で、案の定9時回っても1枚も書けん。明日も自宅で仕事は確定だが、絞め切りは火曜日じゃああああ。間に合うんかいな。

11月15日(木)

Spirogyra 「Bells, Boots And Shambles」を聴く。

配偶者に付録のステッカーとライナーなどを断裁して貰いつつふろヰ道のCD-Rをパッケージ化する。近所の主婦二人に各1枚買って頂く。有り難いことである。京都へまた10kmは近づいたと確信。
本日は練習日であったので居残り当番を社長に交代して頂いて向う。先日1号車のママチャリがパンク、前後に子供を乗せる籠を取りつけている故スピードを出せぬのに加えダンプカーに轢かれそうになってコケた為待ち合わせ場所のファミリーマート駐車場に遅れる。其処では既に大将軍と大王が車中で談笑していた。本日の練習スタジオは初めてレンタルする場所と言うことも有ったのでセッティングに時間が掛かり、慌てた私は大将軍のキーボードをスタンドから派手に落下させ白鍵を1個破壊して蒼くなったが大将軍の「ああ、そこは弾かなけりゃ良いっす。」なる特有の気配りに恐縮。
練習は体育会系のふろヰ道らしく容赦無い厳しさで、2時間ぶっ続けで休息は勿論無し、もはや柔道や剣道の掛かり稽古の如く心拍数を如何に極限まで上げるかが重点。2時間経過して大将軍以外は瘤と青痣の変わり果てた姿でドアの隙間から這い出して来ると言う按配である。このスタジオはやや狭く音場が掴みづらいのが難点のド飴だがCD委託販売を受け付けてくれるらしいのでもう一回くらいは行く年来る都市。日本語変換が上手く行かないのは明日TUTAYAに返却せねばならないデジリマ版「時計仕掛けのオレンジパワー」を眺めているからであろう。

11月14日(水)

Hatfield and The North 「The Rotter’s Club」とZEPのベスト2を聴く。

某金融期間に校正で訪問すると担当者が不在、女性行員の方から年賀状のご注文を頂き世間話をしていると突然、「晴山さんってバイオリン弾くんですってね!」と訊かれて何だか訳が解らずにいるとどうもこのフロアに9月の定禅寺ジャズ・フェスを目撃された方が居られた模様である。しかしバイオリンとは・・・バイアグラなら兎も角・・・私にそんな上品なイメージが漂っているとは思えないが、いやロックを演ってますと発言するやいなやさーっと周囲が固まったと言う事は!これもまたイメージでは無いのであろうか。やはり茶髪化は真面目に急がねばなるまい。

11月13日(火)

Hatfield and The North 「Hatfield and The North」及びAffinity 「Affinity 」を聴く。

某スポーツクラブ担当者に用事があったので電話するとたまたま不在であったが、電話を取ってくださったのは現在社命で実験減量中の営業担当の方であった。雑談中に突如「HP拝見しています」と振られて恐縮、よーく話を聞けば全く同年代の方で70年代のロックは相当聴かれていてしかもバンド経験もあると聞き二度驚くこととなったのである。こんな時にWishbone Ashの話をする事になろうとは思わなんだ。はっきり言って10年以上のお付き合いになろうと言うのに全く知らなかったってぇのも不思議と言えば不思議だが、もっともプログレやらの話はなかなかこっちからは触れないから尤もか。今度是非ゆっくりその手のお話を聞きたいものである。

11月12日(月)

P.F.M. 「Return From Manticore」を聴く。我ながら唖然とするミスを引き起こしたので復活する為「原始への回帰」を3回聴いたが、やはりスタジオテイクの方が良いな~と再確認する。
いやーだからね。一体どーしたら良いんかいって毎日その繰り返しですよ。実際あれだけ回って受注して来る件数が低過ぎる訳っす。前のヤツは人間的にも???って部分が相当あったけど仕事はやたら取って来たじゃあないすか・・・アイツ、凄く性格良いヤツですよね。でも以前専務が言ってましたけどやっぱり営業って「良い人」だけじゃ仕事取れないんだよな~。ホントそう思います。だからそれだけに何とかしたいんですけどねぇ。・・・私?私すか?私ねぇ・・・。正直言って疲れ気味っす。前見えないっす。営業会議では偉そうな事言ったり意見に追従したりしてますけど、確信持てない。こうやって頑張れば、ここまで行けるだろーってのがあったじゃあないですかちょっと以前はね。今は朦朧としてはっきり見えないからマジで困るっす。印刷業・製造業じゃあないよ、サービス業だよって理念は理解しているつもりだし何の反論も無いです。でもそのサービス業でどうやって数字を達成して行くかってのが問題でしょ?この算段がつかないのはやっぱり困る。よりによって我々年末ってのは気が狂いそうな毎日ってのが当たり前じゃあないの。その一方で数字がなんともならないのは底無しの不毛ですよ不毛。幸い私は髪の毛も髭も脛毛大分深いけどこればっかりは何の解決にもならんっす。会社帰ってくると一体何から手をつけて行けば良いのか解らなくなって何もかも中途半端になってああもういい加減そろそろリセットしてーって思ってるのが現状っす。まあ暮に弱気になるのはねぇ・・いつもの事ですからねぇ・・・はっはっは。

・・・と言った類の話が出来る人は残念ながら居ないのが会社っす。

11月11日(日)

日曜日につきプログレはお休み。

結局昨晩配偶者は道路事情により途中で映画を諦めUターンした為、本日再度MOVIX利府に向かう。残った我々は午前中笹かま館へ行って3Dシアターやら影絵の映画を観て時間を潰し、午後より宮城県美術館の造型遊戯室に行って子供達を積木で遊ばせた。私はその間部屋にある童話を2,3冊読んでいたが、積木に飽きた次女と共に外の「アリスの庭」へ散歩に出掛けオブジェを眺めで過ごす。
帰路、ふろヰ道CD量産の為メディアとインクジェット紙を購入。帰宅した時分には既に日が暮れていた・・・明日からまた仕事だ。

11月10日(土)

休日につきプログレはお休み。

最近のふろヰ道の練習、休日は極力3時間取る事にしているが、やってる曲が意外に体力を使うので終了後は全員相当の虚脱状態になる。
今日も今日とてみんなよろよろと帰って行ったが、まずまずの首尾で満足はしていたと思われる。12月9日のライブの申し込みも完了した。テープで落っことされる事の無いことを祈ろう。そう言えば出場条件に「曲中にクリスマスを意識した演出をすること」なる項目があったのを今日やっと思い出したが、「会長なんか適当にクリスマスソングでも弾いて下さいよ。それ一番オレたち楽だし。」と言ういい加減な方向で決定してしまった。良いのだろーかこれで。
夜になって配偶者が・・・・・・・・の封切り映画を観に出掛け、私は頂きものの〆張鶴を呑む。

11月9日(金)

出張の為プログレはお休み。

印刷組合主催の会社見学会の為、上司と共に千葉県松戸市に行く。大成美術印刷という会社で社長・工場長の講話を拝聴し社内をいろいろと見せて頂いた。設備は比較的オーソドックスなものであったが、社長自らが商品開発に意欲的であること(本田宗一郎みたいっす)、人材管理面や社内のコミュニケーションに細心の注意を払っているのが印象に残る。周囲に張られた掲示物の異常な数は凄い。
相当良い刺激を受けて10時過ぎにもう誰も居ない会社に辿り着くと、既に件の工場長から御礼のメールが届いていて感動する一方、机上に「◎×工業の△●さんからあの伝票キャンセルしてね、と電話がありました」と部下からの伝言があり、メモを手にワナワナと震える。もう印刷終わって製本に回っとるがな。それにお前さっき電話入れた時「特に重要な連絡ありませーん」と言ってたのはありゃあなんだ。ここに書くのは会社の恥を晒すのと同じだが・・・今日見て来た事との落差に慄然。
がっかりして帰宅、明日に備えてギターの弦を張り替える。

11月8日(木)

内勤状態が多くプログレ聴く機会無し。

珍しく午前中一杯原稿書きの為社内に潜んでいてへとへとになる。昼、例によって某所で配偶者弁当を食べていると知人から電話があり、「明日呑みに行こう」と誘われた。残念ながら明日も東京へ出張と言うことになり、帰仙は10時過ぎになりそうなのでパスせざるを得なかったのは残念である。この得意先の方、9月の定禅寺のライブを観に来てくれる筈だったのだが仕事で不可能となり、その後乞われて演奏テープを渡したら一番町の某ロック・バーで聴いたらしいのである。マスターにも気に入って頂いたそうで、是非メンバーである私に会わせたい、とのお誘いであったのだ。まあ残念ではあったが、いずれメンバー全員で乗り込まねばなるまい。近所の蕎麦屋でもライブやったりするらしいし。

11月7日(水)

EL&Pの初期ブートを聴く。Quatermassなども聴く。

スタジオの予約に青年文化センターに行ってみるとなかなか混んでおり一日分しか抑える事が出来なかった。ここは安い。スタジオ代は2時間で800円、機材代は別途だが、例えばギターアンプは2時間100円と言った按配である。しかしながら電話予約は不可だったり手続きが妙に込み入っていて昼食を早く食べたかった私は一瞬暴れそうになった。やはりアクセルの方が簡単で良いと痛感する。
帰宅後、ウルトラマン「故郷は地球」を観る。子供達も観た筈だが、どうも釈然としない感想しか聞けなかったので、気になったのである。久々に観て驚いたのは、小学校低学年の子供にはやはり難しいのではないか、と言う事であった。ジャミラが登場するまでの息苦しさは最近のTV番組慣れしている子供には何だかわからないだろう。これも時代なのだろうか。配偶者によれば、何も解決しないまま終わってしまう番組を観たことが無い子供達は相当戸惑ったらしい。私とてリアルタイムで観た当時どれだけ理解したかは疑問だが・・・。

11月6日(火)

Camel 「Breathless」を聴く。

春先のスギ花粉以降鼻詰まり感が消えず、ずーっと点媚薬を手放せないで居た。詳しそうな人々に聞いたところではやはりそれはおかしいし、点媚薬の常用は危険だと言うことなので、今日耳鼻科に行って診察を受けてみると診断は単に「アレルギー性鼻炎」であった。どこかに膿が溜まっているんではないかと脅かされていたのでややほっとしたが、私が近所の内科から処方され長期間使用して居た点媚薬は”T”と言い、一時的に楽にはなるものの、根本的な解決に至ることなくただただ依存性(精神的なものも含む)が強くなると言う最悪のものであった。何の事は無い要するに私は立派なジャンキーだった訳である。帰りがけにその医者から「”T”を切らすと最初の4、5日は辛いよ・・・凄く辛いけど・・・覚悟してね。」と真顔で念入りに宣告された。夜、鼻が詰まって息が出来ず喉がカラカラになって目が覚めてしまうってぇのが最も困るのであるが、今週は寝不足必至となるのは仕方が無いのであろうか。

11月5日(月)

MatrixのサントラとKing Crimson 「The Night Watch」を聴く。

久々にふろヰ道の練習であった。開始6時30分は私が決めた時間であったが、結局皆それに相当首を締められる結果となった。やはり7時以降が妥当か。道も混む時間だし。
とにかく新曲をある程度の形にすると言う大将軍はじめメンバーの執念が実り、約10分弱の曲としてイケそうである。今回は大将軍、ちゃんとヴォーカルを取っているしベースもガンガン弾いており本人が各所で訴えている通り「魂を削る」一曲になりそうである。12月はこの曲とプラスαでライブに臨む予定。今月後半は相当練習せねばならない・・とは言うものの体力無いので平日はやはり2時間が限度である。帰宅して大王に頂いた慰安旅行土産の地ビールを飲む。美味いっす。

11月4日(日)

Matrixのサントラとラヴ・サイケデリコを少々。

ジャミラについて子供達には口を酸っぱくして語って来たと自負して来たがそれが昨晩空回りと判明したので今日は起床後に子供三人連れてツタヤに行きビデオを借りた。ジャミラの哀しみについてはちゃんと教えておかなくてははならない。ジャミラと言うのは「アルジェリアの」とか「ゼットンやウーとか正座して見なくては」とか、「怪獣だっていろいろと背負ってて大変」とか。勇んで開店前に着いて待っている程だったのだが、結局は子供達のペースにまんまとはまっておジャ魔女どれみとポケモンのDVDも借りる羽目になった。家にはDVDプレーヤーは無いので、リッピングの上VCDあるいはSVCDを家庭用に焼こうとしたのではあるが、プロセスを大幅に間違え、音声のズボズボと途切れたMPEG1ファイルを作り出し家族に幻滅されてしまった。失意のまま就寝。

11月3日(土)

休日につきプログレはお休み。

朝から茶髪化の染料を買いに行くが、実際に目の前にすると「得意先を失ったら・・・」と言う上司の言葉が脳裏に蘇り、控えめな色を選んでしまったのはやはり失敗であった。配偶者の助けを借り、通常よりも20%は長い間液を着けていたのだが、終わってみるとさほど劇的な違いは無かった。失敗である。私の頭髪はかなり黒く厚いのでその辺りを計算しなかったのが不味かったのである。小心が災いしたと言って良い。日を追って色が鮮やかになると言うが果たしてどうか。
レンタルビデオ屋へ行く家族に便乗してMatrixのサントラを借りてみる。

11月2日(金)

Anekdoten「From Within」

2ヶ月程の期間で進行していた仕事が一段落してほっとする。正直言ってプロセス上得意先に相当ご迷惑をお掛けしているので、担当者の寛容な心遣いには感謝するばかりである。とは言うものの、やはり久々の達成感があるのは本当に有り難い。だってこれがなければサラリーマンは続けていけないのである。他に何の動機付けがあると言うのか。あったら誰か教えて呉れ。
まあ今日は精神的な小休止で、来週からは年明けまで平穏とはお別れである。年末の狂騒に加えて県外の不動産物件についての一連の制作が始まり、原稿書きやら何やらで意識が何処かへ離脱しているドサクサで訳の判らん内に今年も終わるのは必至。もっとも私はおそらくまだマシな方なのであって、周囲は皆より想像を絶する状況である。年々酷くなっているのではないか。今日電話で話したふろヰ道のメンバーは二人ともかなり疲れていた。
我々はまた平日の夜、よたよたと何処かに集まって来て性懲りも無く轟音に埋没するのである。そりゃもう間違いなく。

11月1日(木)

Anekdoten「From Within」を聴く。

営業会議の後に上司と話す時間があったので、今日受注して来た年末年始に相当時間が掛かりそうな仕事について相談する。「若返った気持ちで頑張れっ。大丈夫だ!」と温かい言葉を戴いたので、「あの~若返るってことですが、例えば茶髪にしたりしても良いでしょうか?(年末はロッカーなんで;これは別に申告しないが)」とついでに訊くと条件付きで許可を得た。
(1)頭の色が原因で得意先を失ったらペナルティー
(2)パープルのワンポイントはオバサンくさいから不可
帰宅して配偶者に意見を求めると散髪前が効果的ではないか、とのことであった。週末にやってみる事にする。四十にして茶髪。ちなみに四十にしてサバスと言えば魚屋さんである。

10月31日(水)

Wishbone AshのベストとAnekdoten「From Within」を聴く。

月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ月末だ。だが大体は月末に騒いでも遅いことばかりなのである。

10月30日(火)

ふろヰ道のオフィシャル決定音源とPink Floyd 「Animals」を聴く。

依然ややふらふらしているせいか、動態視力と言うかあるいは判断力がおぼつかない。ここ2、3日通った道端で全く同じようにスケボーを抱えた若者が居るのだなあよほど好きなんだなあスケボー、と思って良くみればマネキンであった。更には得意先に打ち合わせに行くと後半ラーメンの話に夢中になって肝心の見積もりの打ち合わせをとんと忘れて帰って来てくる始末である。
練習場所を探して電話をあちこちに掛け捲ったが、仙台にもそれなりに貸スタジオはあちこちにあると判る。しかしながら料金・機材共やはりアクセルは群を抜いている模様である。仙台北部にある青年文化センターの様に半年前から予約可能であれば更に申し分無いのであろうが、そこまで望むのは贅沢なのであろう。

10月29日(月)

Budgieのベスト盤及びMellow Candle 「Swaddling Songs」を聴く。

ああそう言えば来週の練習日を予約せねばとアクセルに電話してみると休館日で、これも電話して初めて思い出すと言う有様。最近どんどん物忘れが進んでいるので我ながら情けない日々である。今朝部下に同級生が関わる会社でもあるストロベリーコーンズの社名の由来を話していて、「一期一会」の言葉を残した茶家の名前を間違え(どう間違ったかは恥ずかしくて言えぬ)、「グワシ!ってどうやるんだっけ?」と言う問いに配偶者と二人掛りで結論出すまで5分は掛かっている。だからと言う訳ではないが、夕刻から久々に眩暈がし始めたので帰宅後は大人しく過ごす。

10月28日(日)

日曜日につきプログレはお休み。

長男と次女の七五三参りのため塩釜神社に行く。本番は11月に入ってからなのであろうが、まあまあの人出である。携帯のスイッチを切り忘れてそのまま祈祷所に入ってしまい、最悪な事に得意先から着信。「太陽と戦慄パートⅡ」の不協和音が祈祷所に響きわたり所内が凍る。ところで七五三だけで塩釜神社には何回も来ている筈なのだが、未だに道を間違えてしまうのは何故なのだろう。

10月27日(土)

ほぼ終日社内業務にてプログレはお休み。

午後になってうだうだと通信教育の答案を書いていると、横浜の「イッヒッヒッヒ」と笑う友人からTELが入る。リストラで人員が削減された所に仕事が集中して地獄の忙しさと言う事である。オークションは依然継続中だが、さすがに実際にCD屋に出向く暇もないらしい。
熱が37度まで下がったから練習に行く、と大将軍から連絡が入る。奥さん心配するんじゃあないかと大王と話したものの、取りあえず時間を2時間に短縮して予定通り行う事にした。アクセルに行ってみるとほぼ同時に大将軍が到着、やはりふらふらしていたのだが、しかしながらスタジオに入ってみると「今日は座ってやります」とメールしてきた男とは別人の如く、あっと言う間にTシャツ姿となりちゃんとヴォーカルもこなし、トイレに行った振りをして何時の間にか時間を延長していた。さすがに定禅寺ジャズ・フェスの翌日(二日酔いで)吐きながらBassを弾いていたオヤジである。ロック魂を見た、と感動する。それから寝床で書いた(・・・熱あるんだからちゃんと寝ろ)と言うふろヰ道のFamily Treeにも驚愕。大王のドラムも一層力強くなり誠に喜ばしい事である。一方私のギター、フロイド風を目指しながらどんどんサンタナへ向かい、要練習を勧告された。12月初旬にこのスタジオ主催のライブが開催されるとの事で、参加を申し込む事にする。ええとここでも審査もあるらしいが・・・。

10月26日(金)

UK「Night After Night」、DR. Z「Three Parts To My Soul」を聴く。

いやな予感はしたのである。わざわざ白石市まで観月ありさを迎えに行けと上司からの指示を受けて現地に向かったは良いが肝心の本人は何処にも居らず、路上駐車していた営業車に疾走してきた消防車が激突して大破、私は帰れなくなってしまったのである。
妙にリアルな夢を見た明け方はこれまた妙に鼻の詰まり具合が悪く息苦しさで目が覚め、一日寝不足に悩まされることとなった。
本日は得意先のドッグショップの社長から頼まれて犬用のケーキに使うアルミの台敷きを求めて市内の包装業者を探して歩いていると大将軍から携帯メールが入る。「かっ・・・会長。熱が38度以上あります。今登米っす」。最近激務だった事もあったので疲労が溜まっていたのではないだろうか。これは明日の練習は難しいのではないか、とcara大王と相談する。

10月25日(木)

Pink Floydの’77年関係ブートを聴く。

平常ならばアフター・シェーヴ・ローションを前頭部に振りかけてLIONの「PCクリニカ」で洗顔、「男の泥洗顔」を歯ブラシに付けた辺りではっと我に返るのだが、本日はしっかり歯を磨いた後に気がついた。異常に遅すぎる。しかも調べ物をする為数年前に買って居た「日常洋画劇場」をひっくり返していると、全く初見と思われる文面を垣間見たということは以前読んだ記憶が全く欠落していると言ってもほぼ間違いないのである。まるで一粒で二度美味しい!!!その昔私が大好きだったマーク・アーモンド・グリコではないか。これはオトクだなぁいやいやってお前喜んでどうする。先日とてBCRのパットのラスト・ネームを思いだすのに配偶者と二人掛りで30分、先々心配である。とっても。

10月24日(水)

Pink Floydの’77年関係ブート、Soft MachineのBBC関係などを聴く。

先日、実弟とのメールのやりとりで知ったのだが、かつてのNEC/PC9821用のメモリは品薄の上今や32MBもので10,000円もするそうである。これはユーザーにとっては仕打ち以外のなにものでもないな~と思ったが、市場原理からは致し方の無いことなのだろう。加えてNECの一時帰休などの記事を読むとなんとも言えぬ気持ちになるのである。
出入りの業者が、ネットから拾って来た近隣企業の倒産情報を嬉しそうな顔をして持ってくるのに腹が立つ。みんな必死になって出口を探しているのだ。そんなに面白いか。

10月23日(火)

Renaissance「Novella」と「A Song For All Seasons」及びKansas 「Two For The Show」を聴く。

昨日の虚脱状態を引き摺った一日となってしまった。昼休み、音楽専科の例のプログレ本を立ち読みする。みんな昔はプログレを真面目に語っていたんだなあ。R.Frippとイリア(クリヤキンでは無い)の対談が面白かった。

10月22日(月)

Wishbone Ashを少々。

出社して直ぐに某得意先の社長から「今度の水曜日の朝刊に折込むチラシ100,000枚作ってね」と電話が来た。簡単に言えば今日の正午までに新規のデザインを起して製版・印刷して折込業者に納めてね、と言うことであって要するに気違い沙汰なのである。社内外を巻き込み、何とか締め切りをジリジリと数時間延ばして貰いつつその仕事を終え、そして今週用に取っておいた気力は本日で使い果たした。

10月21日(日)

日曜日の為プログレはお休み。

昨日はほとんど一週間振りに次女と風呂に入ったのであるが、またボキャブラリーが増えていたので驚いた。全くこの年頃の子供の成長は加速度がついていて「実はこの子は天才なーのではないか?」などと親馬鹿な考えを巡らしてみたりする。長女と長男の時もそうであったが、通常ある時点を境にして順調に普通の子供となっていく様である。
きっかり6時40分には遠くで花火が上がり、予定通り小学校の運動会が始まった。子供達・友人達を2回に分けて送り届けてから家族と共に学校へ向かう。我々は早起きしてちゃんと場所取りをする真面目な親ではないので9時過ぎてからのそのそ出掛けるのであるが、今回は珍しくあちこちに適当な場所が開いていた。とは言うものの、ビデオや写真をちゃんと撮る為には相当図々しく来賓席の横などに出没しなければならないのでゆっくり見ている暇などそうそう無い。小学校の運動会をちゃんとビデオに撮ろうと思い立ったのは今回が始めてであるが、幼稚園と比較して子供の数は格段に多いし、みんな同じような姿形に見えて自分の子供を探し出すのは容易では無い。やっと見つけたときには既に競技が終了していると言った具合である。せめて事前に子供達の位置などをちゃんと確認しておかないとまともな画面は残せないのだなあと痛感した。
帰宅してビデオを簡単に編集し、トランジションやタイトルを一箇所加えて子供達に見せ、久々に尊敬される。

10月20日(土)

出張の為プログレはお休み。

上京するので5時半に起床していつもとおり自転車で出社する。BBSには「幕張」と書いてしまったが実際行ってみれば有明の東京ビッグサイトであった。いい加減な私をと上司を許して欲しいものである。
「JGAS」と言う印刷・DTP関連の展示会なのであった。年々オンデマンド化が加速して、出品されているオフセット印刷機も全判型から菊四裁判あたりに完全に推移している。いかに我々の仕事が細かくなってきたかと言う証左であろう。全体的な雰囲気としては既にフィルム製版は過去のものであると漸く結論づけたい感じであった。現状はまだまだであろうが、早いところその地点に持っていかなければ印刷業の印刷屋的部分は壊滅と確信。
2時には会場を脱出し、上野のアメ横でゴルフ用品を観たいという社長と専務の希望で1時間ほど自由時間となったが、迷子になるのを恐れて東京駅から二駅離れるのが関の山であった。今日改めて思い知ったが、私には地理的感覚は皆無である。一月にはみるさんに連れて行ってもらった最初のDUを「神田」と根拠の無い勘違いをしており、東京駅から一駅だからおおっ!こりゃあいいと下車したものの、探し回っている内に時間切れとなってしまい、早々に諦めて予定の10分前には新幹線のホームに立っていた。帰りの新幹線の車中で思い出したがちなみに実際に連れて行ってもらったのは御茶ノ水であった。東京は近いようだが、正真正銘の田舎者の私が一人で歩くにはまだまだ遠い場所である。

10月19日(金)

UK「UK」&「Danger Money」、Kansas 「Two For The Show」を聴く。

しかしまた何故私の家族は鮭の皮を残してしまうのだろうか。水戸光圀公が「厚さ一寸の鮭の皮には百万石やってもええな~」と訴えたと伝えられるが(もっともそんな化け物は居無かろうけれど)大体私が3人分の鮭皮を食べることになるという具合に好きである。ちなみに水戸のご老公が所望されたのは塩鮭だろうが私は皮パンでも切り身のサーモンの皮でもOKである。あのように表情の乏しい我が顔面を破顔し得る美味いものをみすみす敬遠するのはもったいないと思うのは・・多分私だけなのであろうな。いや別に好き好きですから。
”CD-EXTRA”の作り方を検索していると同盟関係者の方のHPが検索に登場して思わずニヤリとしてしまう。

10月18日(木)

Rush「Moving Pictures」、Chicago「Chikago16」及びChase「Chase」とSoft Machineを少々。

今朝になって本来の意味でのサーバー移転が完了して漸くほっとする。へろへろと外回りに出掛け、年賀状のサンプル等を配る。帰社後止せば良いのに夕方業者に預けていた蔵王のたまご舎さんのショッピング・バッグを今日も本当に止せば良いのに他の社員を巻き込んで倉庫(3F。誰だこんなところに倉庫を作ったのは)に運んだので身体はガタガタである。数えたら95梱包あった。置き場所を確保するだけでそれなりに大変である。事務所に戻ってぜーぜー言っていると大将軍から年末のツアー皇帝もとい行程の件で電話。土曜日に社長&専務のお供で出張により上京することになったので一時間だけ空白となる上野近辺(VIP二人がゴルフ用品を物色する予定)に中古屋があるかどうか聞いてみると「中古アナログ屋は全くありませんが皮革製品屋はアメ横に豊富なので是非ステージ衣装を探してきてください。私はこれから飲み会っす。」とのアドヴァイスであった。納得して計画を練る。

10月17日(水)

引き続き内勤状態の為プログレはお休み。
昨日のふろヰ道の練習テープのチェック程度っす。

ぼーっとした頭で出社するとまた事態が一変しており無理矢理アドレナリンを注入して一気に現実に戻る。専門家のサーバーの管理は難しい仕事なのだろうなあと想像するしかない。一端を垣間見たとは思うが、余りにも多くのファクターが関わっていて状況判断が難しすぎる。とは言うものの得意先、ひいてはそのユーザーに迷惑を掛けてしまうのが最も怖いのであちこちに手を打つのだが、この周辺業界はその責任分担が非常に曖昧でハラワタが煮え繰り返る繰り返しの繰り返しのそのまた繰り返しであって久々に神経すり減らしたがこれは関わっていた人間全部に言えることである。引越しっていろいろあるのね。
しかも止せば良いのに他の社員を巻き込んで倉庫(3F。誰だこんなところに倉庫を作ったのは)の廃棄物処理を夕方始めてしまったので身体はガタガタ、夕刻には得意先の通夜があり上司と参列した。喪主は私と同年代の得意先であったが、出席者150人強全員が別フロアの供養席に導かれると言う驚愕の規模であった。特に我々は業者なので恐縮するばかりである。

10月16日(火)

内勤状態の為プログレはお休み。

本日引越し予定の得意先のサーバー、出社してみれば既に引越しており約束が違うのではと仰天しながら新しいサーバーに急遽UPしたが繋がらないし一体どうなってんだと血圧上げつつ夕方までPCの前に居た。営業職の私としては異常事態である。しかも会社の複数のPCが表示するサーバーは引越し前&引越し後と統一性が無く現場は混乱する一方であり。私はサー。バー業。者へ。問い合。わせを延々。と。その小。林。秀。雄。似。の。短刀。間違えました。短刀車。は。やって来て。土足で。だから綿志は連れ帰ってああ思い出したです。木ばやああああし亜。よしのり。似。ですね。数時間。拘束したのですが埒があかず。私はジャーマン・スープレックス・放る堂。放ってみましたらすぐ起き上がりやがったんでタフですねなかなかねぇ。ふろヰ道茂田井りぃ¥力・・・・・・・・・・・・・・・・、、、、、、<<<<<<<<<<<<<sldcくぁヴぇfごw4けろfg04wtfgv0942えtrgv0913¥023^え4rf-qwぺfvc

起き上がりこぼしジャーマンしちまったよおいおいでもまあ幼稚園の受付は11/1だしあいつは隣の子供を殴るかもしれないけどチカラが弱いから今のうちに教えとかないとねまだ。半年。あるから。って。あるんか。

10月15日(月)

Soft Machine 「Noisette」を聴く。激しくて良い。

会社のHP作成用FMVの調子がどんどん悪くなる一方なので遂にフォーマットを独断で決定し、午後早く帰社して作業に掛かる。バックアップは80%の成功だったので相当不十分であったのに加え、LANカードのドライバ・ディスクを見失って必死に探す(しかも他に二人も巻き込む)と言う醜態を演じ、終了したのは結局6時間後であった。いつもながらリセットとは疲れる作業である。
レコード・コレクター誌、今月の特集はEL&Pだったので迷わず購入する。

10月14日(日)

ふろヰ道音源と映像の整理を行う。

実弟から「以前送ったPCをもし使用していなければCPUアクセラレータとメモリ64MB分を送ってくれ」とメールが届く。何でも最近またNEC9821を一台入手したのだがどうも調子が悪いのだそうである。しかし今時再び9821とは・・・そう言えば同盟界隈にも若干一人居たっけか?最近ビデオを強制送付した人だったであろうか・・・9821用のメモリは最近特に入手が困難と言う。件のPCは既に復活を諦め部品単位で残していたので、子供用のPCに組み込んでいたメモリを外して送ることにする。最初外すメモリの位置を間違えて起動したら「ギャー」をエライ音がしたので大変驚いた。相当苦しかったと思われる。

10月13日(土)

買い物に行く車中でChicagoのテープを聴く。「Hard Habit To Break」は大好きな曲であるが、これは私と生年月日が全く同じかつての同僚が教えてくれたアルバムであった。しかしながらこのテープには突然大沢誉志幸とかが入っていて当時から続く私の無節操さを物語る。

内職と買い物で半日、以降だらだらと過ごしてしまう。たまにWOWOWを見てみるとマトリックスが流れていてついつい眺めてしまう内に夕方となる。何故か普段より1,000円も安かった(帰って気づいたが・・・間違いであろうなぁ)日高見の純米酒を呑む。

10月12日(金)

Sigur Ross 「Aaetis byrjun」とT2「It’ll All Work Out In Boomland」を聴く。

蔵王のお菓子屋さんの本社である角田のたまご屋さんに納品に行く。事前調査によればこの地には野菜だけの甘い餃子があるらしい。本日は時間が無く無理だったが次回は試す事にしよう。
夕刻、一昨日亡くなった知人の通夜に行く。十年ちょっと前、現在の職場に入社した当時にお世話になった業者の方で、私的にもスキーにご一緒したりした人であった。正直に言うと、具合が悪くなったとは聞きながらとうとうこの日までお見舞いにも行かないでしまったのである。従って「ああ、晴山君、ちょっと遅いなあ。そりゃあないよなあ・・・」焼香の間そんな声が聞こえてきた気もするのである。私と10歳違いであった。
ふろヰ道の練習の為、久々にアクセルに行く。メンバー全員仕事帰りのスーツ姿で集まって来てぐあーっと一気に轟音する様は難だかやはり楽しいのである。「会長、どうですか私の練習の成果?」「いやみんな完璧っすね。」当然ながらの自画自賛とは言え、明らかに光明の見えた2時間(普段は3時間だが金曜の夜と言う事で体力的に2時間が限度である)。ふろヰ道は個人練習を懸命にする真面目なバンドに変身したのである。誰も信じないだろうが我々はそのまま三々五々解散した。

じゅうがつじゅういちにちもくようび

につまるとこのてににげちゃったりするのはここにきてくださるかたはもうなれてるとおもいますのでかまわずまいりますなんてきょうはめずらしくとってもしんしてきなのですがいささかまいってますというのはさくねんにつづきぼうきんゆうきかんのかれんだあのこんぺにやぶれてしまったのですまあここでかいたってどうせわからんだろうからいいますがすうしゃがさんかしたしんさをへてさいごにはぼうだいにっぽんいんさつといったいいちのたたかいとなりましてけっきょくはりじちょうだかなんだかのつるのひとこえできょうそうあいてにいってしまったそうですとれんらくがありましたじゅうぎょういんじゅうはちにんのちゅうしょうきぎょうがなんにんいるんだかわからないおおてにかてるかというおおしょうぶだったのですがだめでしたさすがにぼくはおちこんでしまってまちをさまよいきづいたらさいきんはとんとおとずれなかったちゅうこあなろぐやさんなんかにいましてじみへんのさいはつばんなんかをながめていたのですがげんきをだしてがんばろうとおもってなにもかわずにすぐにそのみせをでてびえんのくすをかかりつけのおいしゃさんのところにもらいにいってからかいしゃにかえったのですがそこできいたのはできあがってきたねんがじょうのみほんにごしょくがというさいあくのおしらせでしたそれをさいごにこうせいしたのはぼくですそしてつづいてかえってきたじょうしにきのうのばんしりあいのひとがなくなったというはなしをききましたぼくはそのひとにすきいにつれていってもらったりしてすごくおせわになっていたのですがにゅういんしたときいていながらおみまいにもいかないでいたのですほんとうにひどいやつですねそのひとはせいはんやさんがつぶれてたくしーのうんてんしゅをしていたとききましたがすぐぐあいがわるくなってずうっとびょういんにいたそうですせんむにおまえそんなふぎりなやつなんだからせめてせんこうくらいあげてこいといわれてかえってきましたらはいぐうしゃがぐったりしていたのでわけをきくとちょうなんががっこうのかえりにべんいをがまんできなくてげんかんさきでげりべんをほうしゅつしたというのですあとしまつにはいぐうしゃがほんそうしていたさいちゅうにこんどはといれでついついおしっこをもらしたというのでだつりょくしたそうですちょうなんもどうてんしていたからそれはしかたないとおもいましたもうすぐしちごさんだしきがつくとおきているのはおじゃまじょどれみをみているじじょだけだったのでぼくたちはめずらしくはっぽうしゅをなかよくのみましたおわり

10月10日(水)

Sigur Ross 「Aaetis byrjun」を聴く。これだけ雨が降る日には似合う音である・・・なんて気取って書いている場合では無い程、真面目に聴いた。雨がどうのこうのと言うよりは最近の投げやりな私の気分にとって救いである。「Svefn-g-englar」なる中期フロイドの音も佳。

先日の慰安旅行の食事の際に下唇内側を誤って噛み、出血しながら牛しゃぶを貪っていたのであるが、恐れていた通り口内炎が二箇所に出来てしまい不快である。悪いことに三食トマト料理が続き沁みる事甚だしく、ビタミン剤を飲み続けているがそう簡単には良くならないのが悔しい限りである。こう言った些細な事が言動に影響してしまうのが余裕の無さを象徴しており情けない。

10月9日(火)

ふろヰ道のCD収録候補曲を確認。及びAnekdoten「Nucleus」を聴く。

起床直前まで「会社に遅刻しそうになって懸命に自転車を漕ぐ」いつものパターンの夢にうなされた。いつの間にやら現在よりは10キロは離れた市の中心部に会社が移動していて、最近ご無沙汰していた高校の同級生と共に自転車で必死に走るのだが30分の遅刻は避けられそうも無く哀しい気持ちになる、と言う自分の精神構造の簡明さに情けなくなる類の悪夢である。月曜日の朝方はいつも妙に早く覚醒してしまうか或はつまらない夢を見続けるかのどちらかなので、大体寝不足気味になる。
大将軍の会社に赴き、CD-EXTRA収録用のDVテープを32本受け取る。ありゃりゃりゃこんなにあったとは。そりゃあそうだほとんど毎回スタジオでビデオ回してたんだから当然である。まったくアーカイブだけはやたらと保存している厄介なバンドである。その他、一応練習やら年末の件などを話したが、今週末の練習開始時間を勘違いしていた事が判明し、自身の最近のボケ方に恐れを抱く。

10月8日(月)

休日につきプログレはお休み。

天気も良くないし、子供達のところには近所の友達連中が遊びに来ていたので終日だらだらと過ごしてしまう。家族の為にしたことと言えば朝食にホットケーキを焼いたくらいで、あとはもうただ壊れそうな8mmカメラからVHSにダビングしてみたりふろヰ道の課題曲をちょこっと練習してみたりで一日が終了する。
プログレは休みであったが、珍しくゴールデンタイムにプロレスを中継していた。途中「犬夜叉」と「名探偵コナン」でチャンネルを子供達に譲ったので終了後にビデオで観た。観終えて解ったのはやはり私は「プロレス」が好きなのだ、と言う事実である。藤田vs佐々木戦では私が普段ノレない佐々木ですら知らず知らずに応援していたし、例の”オールスター”タッグは存分に楽しんで居たのだ。結局プロセスが好きなのである。例えば藤田に関しては、今後は最早「一体誰に負けるのか」と言った興味しか湧かないだろう。でも一方のマスクを取ったカ・シンの鮮やかさは何なのだろうか。今日観た一連の試合に限っては(プロレス50周年と言う不遜な、恥知らずなまでに不遜なタイトルは別としても)イノキカイチョウの横槍は一石を投じたのかも知れないと思う。

10月7日(日)

社内行事につきプログレはお休み。

この様なイベントでは必ずと言って良いほど寝つきの悪い私が10時前にはいち早く就寝して朝6時までちゃんと寝る事が出来たのは奇跡とも言える。しかしながら夢見は悪く近所の主婦やら以前の部下にあらゆる場面で怒られまくる悪夢を見てはいる。
本日は一路上高地に直行して大正池から河童橋まで散策、それ以外は移動のみと言うスケジュールであった。世の中三連休でもあり流石に人出は尋常では無い。遊歩道も行列の中を移動している感じである。しかしながら景観は素晴らしく歩いていると何やら如何にも健康な事をやっていると言う気分にさせて貰えるのは嬉しい限りである。
1時過ぎに現地を出発して仙台駅前に10時20分着。あまりに暇なのであちこちに携帯メールを送り顰蹙を買う。異常な渋滞に遭いながらもほぼ定刻に帰してくれた運転手の方の根性に心から感謝する。

10月6日(土)

社内行事につきプログレはお休み。

朝4時には目が醒めてしまい、配偶者が牛乳配達に出た後だったので適当に朝食を用意する。慰安旅行には申し分の無い晴天の様であった。
今回は30人定員のバスツアーに便乗し、志賀高原に一泊~上高地の二日間である。この形式のバスツアーの辛いところは、電車・飛行機の条件と異なり、小用頻度が多い人間には不向きなところであろう。自社だけの旅行ならまだしも、自分の都合だけでバスを停車させる事は出来ないからである。二年前村上市に行った折に死ぬ思いを経験した私はその後水分の摂取には慎重に成らざるを得ず、今回も朝からビールを飲んで楽しそうな社員の声を背後に聞きながらじっとしていた。尿意に耐え、前席シートを鷲掴みにして脂汗を滲ませた二年前の記憶はまだ生々しいのである。
善光寺を詣でて家族の土産を購入し、小布施をふらふらしているともう夕暮れである。志賀高原のホテルに着き、宴会場に行くと用意されていたのは牛しゃぶの食べ放題であった。当社社員はあまり細かい事には拘らないので通常モードで喜んで食べる食べる。

10月5日(金)

音源整理の為ふろヰ道を聴く。そういえば一昨日聴いていたアフロディーテ音源はふろヰ道のマークを作ってくれた当社デザイナーに貸し出したが・・果たしてどんな反応が返ってくるのであろうか。

午後より印刷工業組合のセミナーがあり、当社ディレクターと共に出席。誠に申し訳ないが90%以上は以前聞いていた話だし、最も聞きたかったマーケティングの画期的な分析法とやらは次回に先送りにされたし、前半は殆ど首から先の上下運動に終始。唯一、高木敏光著「高木工務店」を出席者全員貰えたのが収穫か。会費一人1,000円だからこりゃおトクだよ~ん。

10月4日(木)

ふろヰ道・アフロディーテのBOOTを聴いて悶絶。バンドの歴史上最悪の暴れ方ではないか。大将軍のMCには思わず大声で爆笑してしまう。運転には相当の注意を要する一日であった。

どうも最近妙に目が早く醒めてしまって日中眠いと言う無意味な体調の日々を送っている為、判断力が加速度的に弛緩している。大きなミスはしていないもののいまからこんな状態では年末が思いやられるのである。
などと言いながら夜になると引き続きCD-EXTRAの実験に余念が無い。AVIで一度保存してからMPEG1に変換するのには7,8分の長さのビデオも1時間を要するのだが、その間ずっとPC上ではのろのろとプレビューされる。演奏中のビデオを試しに処理していると、後ろでそれを眺めていた配偶者にあなたは動きが少なすぎる、と文句を言われる。「一生懸命動いているのは大将軍だけじゃないの!」。この様な場面では、10倍の長さだから仕方が無いと私思うのであるが、一方実際の速度で見ても印象は確かに同様である。

10月3日(水)

Syd Barrettの厄介なコンピの続きとシンシアのDisc2を聴く。年代を経て倦怠感漂う歌唱があったのに実は驚く。夜、散髪に言ってその話をすると理髪師に「あんたの趣味はやっぱり変わってる」と誉められる。

結局動画のPC取り込みについては通常通りIEEE1394経由でDVのデータを使用するのが一番間違い無いらしいことが分かる。某所からDVを調達してきて試しに一旦VHSからDVに録画の上PCに取り込み、MPEG1ファイルを作ってみたが、結局MACでも観れるしこれが一番良い様である。CD-EXTRAはこの手で行こうと決める・・・なんてことばかりやっていて練習を軽んじていると他のメンバーに怒られるので程々にしておこう。

10月2日(火)

Syd Barrettの厄介なコンピを聴く。こうやってレアなトラックを聴いてみると確かにあの「気違い帽子」と言うアルバムは当時の状況を許容しつつコマーシャルなブツを作ろうとしたプロデュース側の努力を厭と言う程感じる(作為的な演出も含めて)作品であると改めて思う。ある意味あれほど手の込んだ音を聴いてしまうと、その骨格を知りたいうと思うのは成り行きでもあるが、オフィシャル作品の価値を省みるきっかけとなるこのような試みはやはり重要ではないか。

もっともその様な理屈を押し付けた訳では勿論無いが、今日は某得意先の担当者に何とSyd Barrettの話をしたのであった。音楽に対して偏見の無い方なので有り難く、この様な場合、大体はついつい口が滑って後悔するのである。

10月1日(月)

Genesis「New Beginning」及び南沙織のコンピDisc1を聴く。

私は偉そうな事を臆面も無く言える程人間が出来て居ないので営業会議の司会は未だに苦手である。夕方から始まって終了する頃にはくたくたである。ビール350mlと司牡丹の純米酒を一杯呑っただけで最早どう仕様も無くなって布団へ向かって這う。這いながら、這うと言えばまだYesの新譜を聴いていないことを思い出す。

9月30日(日)

日曜日につきプログレはお休み。

幼稚園の運動会であった。現在家に園児は居ないのだが、OB(長男)と入園予定児(次女)の参加競技があると言うので出掛ける。ビデオと35ミリカメラを両方持っていったのだが望遠の必要性を真面目に感じる。
昨晩夜更かしした為か昼食後急激に眠くなり2時間程横になる。

9月29日(土)

Budgie「Never Turn Your Back On A Friend」を聴く。

ご存知の通り、ふろヰ道は「楽器経験の乏しい人間が最小限の練習で一体何を出来るのか」と言う実験からスタートしたバンドである。先日の定禅寺ストリート・ジャズ・フェスティバルに至る家庭でその結論を確認した我々は次の段階に進むことにした。それは「やっぱりそれなりに練習しなければ出来ないと思われる曲を何処まで出来るのか」を検証するプロセスである。
第二期ふろヰ道のスタートは本日である。夕刻私の携帯メールに届いたメッセージは「社員の結婚式で飲みすぎてベロベロなので迎えに来てよ~」という大将軍のふざけたお言葉であり、よりによってこの大事な時にと怒り狂った私は「風呂にでも入ってとっとと酔いを醒ますように」と一応冷静に返信する。
まだ酔って妙に陽気な大将軍を乗せてアクセルに向かった我々は週末の渋滞に巻き込まれてスタート予定から一時間も遅刻(その間大王アニキは淡々とドラムを叩いていたと言う。真面目なのである。)、しかし当初3時間を予約していたもののこれは結果として良かったかも知れない。2時間の間、我々はリフ合わせを延々と戦い続け疲労困憊したのである。しかしながらささやかながらも練習と共に光明も見られた。今後は未だ我々が決して経験することの無かった(特にしたくも無かったか?)個人的鍛錬で乗り切る他は無いのだが、そこは究極の自画自賛バンド、「いやー我々が毎日楽器触るなんで夢みたいだな~」と脳天気に語っている位だからまあ気持ちの上では全く大丈夫であろう。

9月28日(金)

Budgie「Never Turn Your Back On A Friend」、King Crimson「Absent Lovers」Discを聴く。

重量級の納品が重なったところへ在庫する店舗用包装紙が製本業者から届いたり、荷物を運ぶだけで午前中終了する。さすがに4/6全判の用紙をそのまま梱包したブツは重さは40キロ程度とは言え持ちにくいので階段上るのは辛いものがある。今日は殆どそれだけで燃え尽き、配偶者から貰った風邪気味の具合も手伝って妙に疲れた感じだけが漂う一日であった。実質的に月末であるが、明日も仕事があると思うとやはりやや緊張感が足りない。

9月27日(木)

King Crimson「Absent Lovers」Disc1を聴く。

4号線バイパス沿いの書店駐車場にて配偶者弁当を食べ終わると大将軍からTEL。「課題曲は難しい」と泣いている。最近潜伏している大王も苦労していることだろう。土曜日に合わせてみて果たして一体どうなる事か・・お楽しみであるが、加えて歌詞が不明と言う事実も発覚した。そういえば収録されているアナログにも課題曲の歌詞は何故か掲載されていない模様である。この件は米国留学経験のある私の部下に聴き取りを強要の上解決する事にした。報酬は味よしの味噌チャーシュー麺、或いは三点鐘の水餃子ラーメン&焼き蕎麦。

9月26日(水)

昔作った「営業の友」個人的コンピVol.1から3を聴いてみる。仕事中なので流石にTangeline Dreamは無い。

件のDVDドライブはいろいろ組み合わせを試した結果、PCの能力にかなりの程度左右されるのではないかとの結論に達した。CPUに限って言えばペンティアムⅢ866MHzなら動くが700MHzでは駄目と言った具合である。あるいはUSB接続ってのが不味いのであろうか。ここまでを報告したが根本的な解決にはなっていないと言う事で、購入した店に持ってって事情を聞いて来なければならなくなってしまった。解決するのか?ところで合見積もり対策は一体どうした?クレーム処理は?外注の管理不備は?私ののーとPCは?上司の機嫌は?今日は会えなかったけど。今日の晩御飯は?年賀状は?留守電は?課題曲の練習は?納豆に卵は?自転車の前輪の空気は?床屋には何時?花粉症の薬は?あの得意先の校正は?次女の爪は?長男の鼻血は私似?長女との入浴は(一体何時まで)、大丈夫なのかなのか七日は休みですけど慰安旅行です。ああそう何とか高原だってじゃあ原因ははっきりしているのか?っていわれると何とも。明日ごみ出す日だっけ?

9月25日(火)

Pink Floyd「Us And Them100連発」とふろヰ道課題曲とKing Crimsonの太陽と戦慄partⅣとAnekdotenのカレリア。日が暮れるにつれて凶暴な曲が聴きたくなるのである。

週明けは大体予想もつかない展開の多い一日となるが、今日も今日とて夜になって会社の机で浜崎あゆみのDVDと格闘することになろうとは思わなかったものである。出社早々某得意先&協力業者の社長から、USB接続のDVD&CD-RWのコンボ・ドライブを買ったは良いが音が妙なので持ってって直してくれ、との電話を頂き、件のドライブとソフトを会社に持ち帰って隣の入社一年を迎えた若者からノートを借りて(私のノートはIBMに出掛けたまま既に一ヶ月を迎えた。IBMは一旦無償修理っす!と叫んでいたらしいがそれは預かり品との勘違いで私の愛機は実はマザーボード交換の憂き目を見たそうである。しかしながら同時テロ事件の影響で部品がなかなか届かないとの事で今年一杯くらいは掛かりそうである)ソフトを最初から入れDVDソフトを起動してみれば、ドライブに入りっぱなしのディスクはあゆちゃんのライヴであった。音がかすれ気味で不明瞭、画像もぎこちないので取り合えずネット供給にてソフトのパッチ修正を試みたが改善せず。明日、別のDVDソフトでも入れて様子を見ることにする。
秋になって物忘れが激しくなったのか帰宅してから書き忘れた原稿などを思い出して愕然とする事が非常に多い。

9月24日(月)

ふろヰ道の課題曲を数回。及び大分前横浜で生まれた70年代のシングル・コンピを聴く。「ソウル・ドラクラー。ハッ。ハッ。ハッ。ハッ。」とかが入っている。

しばらくサボっていた洗車とWAX掛けを処理してから、美味い秋刀魚がタダでいくらでも食べられると言う女川の祭りに行く。出発が遅れたが為に有料道路を使ったにも関わらず渋滞により往復に4時間以上要したのは誤算であった。普段なら一時間で行ける場所なので、次回は出発時間とルートに留意した方が良さそうである。
秋刀魚の炭火焼は生臭いところが全く無くむしろ甘く感じられたのは新鮮さ故であろう。苦労して行った甲斐はあったと言える。家族は皆喜んでいたと思われるが、子供達はカキ氷を買いに行って疲れた果てた店のおばさんがひっくり返したシロップの原液を浴びるなど悲惨な目に遭った模様。人生、須く良いことばかりとは言えぬ。

9月23日(日)

ふろヰ道の課題曲を14回くらい聴く。

依然曲の構造を把握出来ない状態で、やっとリフが弾ける様になった程度である。本日は郡山に家族で遠出となり、配偶者に実家に寄る途中課題曲を聴く。
この曲について、配偶者には「路線としては良いんじゃない?」と感想を頂く。
「課題曲だからねぇ。ちゃんと聴いて練習しないとね。」
「課題曲?また何かイベントに出るってんじゃあないでしょうね!!!」
「い・・・イベントっちゅうか。えー年末に。」
「また毎週練習練習練習???」
「いや・・・今度のはイベントってほどではないからね。」
「内輪のでしょう。」
「う・・・内輪っす(ちょっと遠いけど)。」

郡山にあると言う「高旗観光農園」とやらに葡萄狩りに行ったのであった。入場料大人500円と言うが、ナイヤガラと言うこの品種、かなり甘くて3房も食べれば十分である。早々に退散して国道をふらふらとしていると「アサヒビール福島工場」が見えて来て子供達が何故か見学したい!と騒ぐので仕方なく立ち寄る。普段アサヒビールは飲まないのであるが、見学後に試飲したビールは確かに味が違った。工場で飲む生ビールはやはり非常に美味い。ここは15分間限定だが何杯試飲してもOKと言う気前の良い所である。敷地内のレストランで食事を取ったのだが、中ジョッキをオーダーすると「どう見ても大ジョッキ」が出てきて驚く。帰途、車中で寝る。またもや次女が寝てしまったので真っ直ぐ自宅へ向かう。

9月22日(土)

ほぼ社内で一日過ごす事になり、プログレはお休み。

午後から通信教育の課題を来月分も合わせて片付ける。自分の集中力の無さにがっかりする。2時間でもはやくたくたとなり、丁度退社時間になったので今日は早々に帰宅。他の家族が配偶者の実家に遊びに行っている隙にギターの練習をしようと目論んだのだが、チューニング後10分もすると車中で寝てしまった次女を抱えて配偶者が帰って来たので諦める。

9月21日(金)

Budgie「The Definitive Anthology」及び久々にCircus「Movin’ On」を聴く。

朝一番で得意先の設計事務所に打ち合わせに行くが、仕事の話はほどほどにして映像の取り込みの件についていろいろと質問する。今更アナログに手を出すよりはEEE1394ボードでもとっとと購入してデジタルに備えた方が余程利口であろうとのお話であった。その後某業者の元へ行ってみると、AVIファイルのままHPにアップロードしたら重くてかなわんと言う苦情を聞かされたのでストリーミングにした方が、と薦めるとやり方を教えろおおそうだついでにPowerDVDでDVDの音がちゃんと出ないので調べてくれと頼まれる。ストリーミングについてはまずはReal Producerをダウンロードして貰ってからの話であろうが、DVDの方はメーカーサイトなど調べてみたがソフトの不具合としか言い様が無い模様。
出入りの用紙業者の情報で並びの会社の社員にプログレオヤジが一人居るらしいことが判明する。仲介を頼む。

9月20日(木)

Budgie「The Definitive Anthology」Disc1とは言っても一曲だけ何度も。及びPink Floyd「Us And Them100連発」を聴く。

昨年の9月29日、まだ再発前にYesの紙ジャケ「こわれもの」と「危機」各二枚を偶然発見した件のCD屋に行ってみるとEL&Pの「タルカス」と「恐怖の頭脳改革」の紙ジャケはまだ残っていた。ZEPも確認したが1stとプレゼンスしか無かった。スティ-リー・ダンは確認を忘れてしまった。また今度ね。
毎日同じ事柄に対して怒っている自分に嫌気が差して仕事途中で帰宅する。ふろヰ道の課題曲を練習するが、指のもつれが情けなく涙。途中で挫折して「新宿鮫Ⅵ」に走り結局最後まで読んじゃってまた涙。

9月19日(水)

Syd Barrett「Magnesium Proverbs」、Budgie「The Definitive Anthology」Disc1及びPink Floyd「Us And Them100連発」を聴く。

出社前にSyd君の上記CDを丸焼き(DVD-ROM→CD-RWのオン・ザ・フライ)、営業車内で聴いていると20曲を過ぎた辺りで妙なノイズが混入していた。音飛びならともかくこの類、初めての経験であった。帰宅後CD-RWから一旦取り込んでやってみると大丈夫ではあったが、まだ購入後半年も経っていないのに読み取り具合に異変が起ころうとは・・・不吉な。

9月18日(火)

Budgie「The Definitive Anthology」Disc1、Ride「Going Blank Again」を聴く。

何かあれば犬の如く得意先へ飛んで行かねばならぬのが営業である。それが一日3回であろうとも。
そんな訳で細かい移動時間が多く帰宅するとぐったりの一日であったが、ビールを飲んでいると横浜の知人よりTELがありウダウダ話している内に元気を取り戻す。「晴山さん、この間の日記に書いてあったヤツ、ホントのところはどうなんですかぁ?ええっ。やっぱり?いひ。いひひひひひ。やっぱり?いひひ。いひひひひひ。」こんなことばかり書いているから「腹黒い」とか言われるのであろう。

9月17日(月)

ふろヰ道CD-Rの候補曲、及びBudgie「The Definitive Anthology」Disc1を聴く。

大ちゃんと激安レストランにて昼食。以下の事柄について協議。

1.ふろヰ道CDの選曲とジャケット進行報告
2.同ビデオ量産過程報告及び110本納品
3.課題曲うやうやしく受け取り
4.年末葛藤回避作戦
5.ままりんって誰

数字書いてて思い出したが、昨晩は「しゃべる携帯電話」の夢を見た。ダイヤルをプッシュする毎に発声する。

1.ずべらっ
2.あらっ
3.うっふ~ん
4.またまたっ
5.ほいさっ
6.ありゃっ
7.いや~ん
8.くぁーっ
9.べーっ
*.そうきたか
0.で?

.まいど

大体こんな按配の関西風、強いて言えばJun Greenさんの声をサンプリングして居たと記憶する。

9月16日(日)

日曜日につきプログレはお休み。

ふろヰ道の主要練習場所であるアクセルにてフリマが開催されると言うので行ってみると、かつて練習では遭遇した事の無い人出に驚いた。いつもは閑散としている駐車場にも直ぐには入れない程である。一周するとやたらにアナログを置いてある店に出会ったので腰を落ち着けて一通り眺めたが特に目ぼしいブツは無かった。しかし売り子の女の子が「ちゃんと売らないと起こられるんですゥ~」とか訴えるのでその哀れさにほだされてFuse「Fuse One」を500円で購入。もう一箇所でアナログを見かけたがここは一枚1,000円でしかもクラシックと演歌しか発見できなかったのでパス。同所にストラト・タイプのギター数点を7,000円で置いてあったがブリッジに修理個所がありしかもアームレスなのでこれもパス。子供の服を2,3入手後、隣の敷地にてセロリと桃を購入して帰宅。

9月15日(土)

朝、ふろヰ道の音源整理の為数曲、夜はふろヰ道「Wish You Watch Here」のダビング。

長女以前から行きたい、と言っていたらしい「アニメイト」なる全国チェーンのアニメ・グッズ店に行く。HPを調べてみると仙台朝市のアメ横ビル内にあるという。何とも地味な場所で、オタクの巣窟を予想していた。実際行ってみると、祝日で朝市が休みという事もあり周囲は閑散としていてなかなか良い雰囲気ではあったが、それなりに広い店内は小学生でごった返しており比較的健全な印象であった。しかしながら片隅にはやはりどう見ても違法なヤバイ同人誌(例えばデジモンのキャラにやおい系のストーリーを絡ませた様な)もあったわな。もっとも子供達はそんなモノには全く興味が無い様子で見ているのは私だけだったりするのであるが。
長女は犬夜叉の下敷きを買う。長男にもついでに犬夜叉の数珠などを買う。次女にはおじゃ魔女ドレミの小物を買う。
帰路、ヨドバシカメラに寄って930円の最も安いLANカードを購入、近所のクレープ屋で子供達にクレープを食べさせながらマニュアルを読む。
午後より以前使用していたNECのCanBeにLANカードを取り付ける。このオールインワンPCにはビデオを取り込む端子が付いているのだが、如何せんHDの容量は微々たるものだしCD-Rやらの大容量メディアも繋いでいないので、メインのPCにLAN経由でデータを移動して使おう、と目論んだのである。そのメインPCにパーツを入れればえーじゃないの、と言われそうだがキャプチャーカードも結構な値段がするし・・・要するに安価な方法を選んだのね。取りあえずいずれ生産するふろヰ道のCDをCDエクストラ化出来んだろうか、との思いつきからやってみたのであるが、残念ながらデータが大きすぎてCanBeの機能が追いつかず実験は失敗に終わった。しかもどうもCanBeで取り込んだデータはフレーム数か何かの違いで、メディア・プレーヤーでは相当ドットが粗くなって使い物にはならない模様である。半日頑張ったがこりゃ徒労であったのだろうか。

9月14日(金)

「Us and Them100連発」、Pink FloydEL&P「The Original Bootleg Series From The Manticore Vaults Vol.Two」の四枚目、King Crimson少々を聴く。

蔵王の「たまご舎」に納品方々社長に会いに行く。平日だと言うのに人の流れが途絶えることが無いのに驚く。やはり蔵王エコーラインが閉鎖される冬季期間は大分客足も遠のくであろうからこのままのペースで集客していって欲しいものではある。社長には今後の印刷物の料金等のご相談でお会いしたのであるが、非常にざっくばらんな人柄で言いたい事をはっきり言ってくださるのはありがたい。我々としては兎に角出来る限りのことをするだけである。帰路、紹介者の所へ寄って報告し、我々のフォローについて心を砕いて下さったことを改めてお聞きし感謝する。

9月13日(木)

EL&P「The Original Bootleg Series From The Manticore Vaults Vol.Two」の三枚目を聴く。

厄介な担当者と言うのは居るもので、同程度の決定権を持った二人が同時に出てきて全く別な指示をする場合が稀にある。この様な場面では例外なく印刷屋が極度に消耗することになっており、その際時間の長短は全く関係無い。3年ぶりくらいにその種類の体力を使い果たしたので茫然として一日過ごした。
帰宅してふろヰ道の音源整理をしていると、次女が「Sin/Sun」を聴きながら寝てしまった。慣れたのだろうが喜んで良いのだろうか。

9月12日(水)

Pink Floyd「Us and Them100連発」、EL&P「The Original Bootleg Series From The Manticore Vaults Vol.Two」の二枚目を聴く。

もはや対岸の火事では無いと実感する。しかしいい加減にして欲しい。こいつらは主義主張がすべてであって人の命など意識の範囲外なのであろう。昨晩はふろヰ道ビデオの量産に入っていたのだが、一段落し出TVに切り替えて目に入った映像を見た時の寒さは並大抵ではなかったし、生まれてこの方これほど「TVに噛り付いていた」体験は皆無であるし、心から「恐ろしい」と感じたのも初めてであった。これほど行為の愚かさに怒りを感じた事も無かった。

9月11日(火)

ふろヰ道の暫定スタジオテイク、及びEL&P「The Original Bootleg Series From The Manticore Vaults Vol.Two」のサワリを聴く。

台風の為相当雨脚が強くなってきたので普段はあまり使わない屋根つき駐車場を渡り歩く。ハイルーフ気味の車はこのような時不便ではある。
大将軍に会社にビデオのマスターを受け取りに行くと、業務の方に「おお、大将軍は丁度居られますよ。どうぞどうぞ。」なんて言われたのでついつい応接室に足が向いてしまった。テープを受け取り、処理方法を協議。更にCD版を打ち合わせする。
昨日に続きHMVに向かい、予定通りEL&PのBOX(2)を購入。ポイントと10%offにより3,000円でお釣りが来たので素直に嬉しい。8枚組だし。V.d.G.G.のBOXが恨めしそうに見ているのを背中に感じつつ店を出、即座に72年の「永遠の謎」を聴く。レイクの声はこんなに美しかったのだと改めて思う。

9月10日(月)

ふろヰ道の定禅寺の記録を音だけで確認する。

精神的抜け殻状態になるのが一番怖かったが、目覚めるとそうでも無かったので一応安心した。9月とは思えぬ異常な湿気の為だろうか。しかし早いところ次の目標を定めねばなるまい。昼休みに早くも音楽監督と電話で密談する。そしてそこは何故かHMVの屋上だったのでついでに店舗に降りてみるとEL&PのライブのBOXが目に入ったので札幌支部長に全国の価格情報を確認。ひとまず今日は退散する。ダブル・スタンプ・デーは明日だったのである。

9月9日(日)

ぐえ~。案の定二日酔いっす。こんなときは朝風呂に限るわい。おお、携帯メールのお題目が「二日酔いっす」そりゃそうだろうな。スタジオの時間一時間遅らせて良かったよなぁ。あれからまだ起きてたのかな大将軍ご一行は・・・「ちょっと遅れます」?まあこりゃ仕方ないっす。おっ大王早いっすね。やっぱり二日酔い?私ゃ二日酔いってよりもまだ酔ってるっちゅう感じです。意外に気持ち悪くはないんですねこれ。不思議です。
おお、KENちゃん爽やかな顔だね。ええっ?まだ酔ってるの?それ俺と同じっす。Cinemaちゃんは元気そうっすね。何だってあれからラーメン食いに行ったのしかも国分町まで???KENちゃん置き去りとは卑劣なふたりやなーああでもあの上海料理の店は美味いんだよね。チャーハンもかいな。なんちゅう腹してるんだろうねぇ全く。
ああ今日のスタジオはちゃんと機材あるんよ結構立派でしょう。んじゃおのさん行きますか・・・あれ、なんか変っすね大将軍。ではもう一回・・・やっぱり妙っす。ひょっとして我々二人は昨日で燃え尽きたんすかね。デジドラもノイズ凄いっす。ジャックの接触悪いんかな。おおっ。大王生ドラ行きますかっ!デモ作って以来っすね。懐かしいなーえっCinemaちゃん駄目出すかい。厳しいっすね結構いやでも「全然駄目!!酷いです!!!ってそんな。んじゃあしんさんは?ああ、やっぱり魂入ってないな。おとなし過ぎですな~俺たちって根っからのライブ・バンドだしなー大将軍トイレ?えっ吐きに行くんすか?じゃあさっきも。凄いっすそれでもスタジオに来る根性、歩くロック魂です。尊敬します。えっストラップ切れた?不吉な。ぬぬっ何故アコギの4弦が無いのだ?ジャズ・フェス終わった途端に機材にどんどん変調が。おおもう1時かい。under the sunだけは辛うじて良いテイクが出来たね。コンガ大き過ぎたけどね。
ではまたラーメンでも姫ラーメンでどうすか。「味よし」よりちょっと濃いですが美味いっす近いし。大将軍チャーハン食べてるけど1時間前吐いてなかったっけ?気のせいか。じゃ大王また宜しくね課題曲今年はあと8回はライブやろうね。で、昨日のビデオもう出来たの?おお早い早い・・・て何早急にダビングしろって?昨日私が?何かの間違いでしょうそんな図々しい。でも折角ですから拝見します。んじゃ助っ人のお二人さん、また来週の青葉通りストリート・ジャズ・フェスティバルも宜しくね。今度は日帰りだから楽っす。
例によってぼーっと帰宅すると「パパ、どうして日曜日になると居ないの?」と長男に聞かれたので「ああ、それも今日で終りだよ。」としみじみと答えた。

でも、「3週間後からまた出かける・・かもしれないけど。」とは言わなかった。
夜、昨日のビデオを3回観る。

9月8日(土)

参ったっす。やはり5時に目が醒めちまったのんで眠いのなんの。まあしかし一日経つのは早いもんだ。練習も何とか目途がついたしあとは本番を待つばかり。それにしても大王が参加不能になった時にはマジで焦ったけれどもKENちゃん&Cinemaちゃんコンビには本当に助かったよなあ。エライ事になるところだったがどうにか無事に出来そうだ。それにしても俺達の前に演ってるこの連中やたら上手いんでないの?場慣れしてるよなー何?原宿やら六本木?道理でねぇ。観客も凄い数だよ。これヤバイんでないの?
ああ出番っす。DATってのは使うの初めてだから勝手がわからんな~。おお、小牛田の少年、来てくれたのね!また頼むよ。「北の国から大将軍」に続く名作を期待してるよっ。え?大将軍。ゴメン俺セッティングまだ。一応もう一回チューニングしてからね。時間?・・・ありゃもう過ぎてるね。そんな怒らないでよ大将軍、MC、MC、MCっす。どうもおかしいなぁ左手の指が何か攣ってるんだよね。振っても直らんなーしかしさっきのバンドと比べるとギャラリーの数が雲泥の差だよなーまあプログレだからね俺達。プログレッシブ・ロックじゃなくてプログレだかんね。あわわわわもうギターソロかいな。仕方ねえっすもう適当に。何だ?一弦狂ってるよどうすんべ。一弦弾かないでソロ考えろっての?酷だわな自分が悪いんだけど。最近チューニング狂いやすいよなぁ。荒っぽく扱ってるからかな。ブリュー式トレモロはヤバイんかな。ええっもう終わり?練習より相当短いっすね。おお一応拍手貰えたのね。んじゃKENちゃんMCよろしくね。もっと歪ませろって大将軍それボリューム上げるしか。ああまた怒っちゃったね。こりゃ暴れるかな?あれKENちゃん朗読って座ってやるんかいな。ああなんか空が暗いなあ大丈夫だろうなーKENちゃんそれホントに麦茶だよね次の曲大丈夫かよでもこの曲は長いなーって思ってたけど今日は妙に短く感じるよなぁ。緊張しているからないな。いやほんとに短かったのね。いつも10分超えるはずなんだけどね。みんな落ち着かないんだよねやっぱり。
おおっ大将軍MCの途中でいきなりsin/sun始めたよ。これ真面目に怒っとるな。オルガンもいつも以上に異常に凶暴っす。制限時間ギリギリまでやるって決めたけど大丈夫っすか。あと25分あるよ。おいおいKENちゃんそのロールすっげえ速いよ息切れするなよーああなんか立ってるの疲れたから座って弾こうどっこいしょっと。あの右側のオヤジ妙に熱心に見とるなあやっぱりプログレオヤジなのかなぁ。大将軍の息子が曲に合わせてスキップしてるよ流石に血だよなぁおお時間?まだ15分ありますがな大将軍。ありゃりゃまたチューニング狂ってるのかなぁ良く聴こえないからわかんねえっす。オルガンだけの8小節の間大将軍に気づかれないようにチューニングしよう。あれれれ合ってるぞ。単に間違えただけかいな。心配して損したよ。あ、やっぱりもう止めるのねあと10分あるけど。大将軍挨拶しちゃったからまあいいか。

(少々記憶欠落)

おお、大王ご苦労さまっす。大丈夫っす。観客は何だか来ましたが轟音で蹴散らしてやりました。ははははっ。教えの通りっす。ええっ!?意味が違うっすか?自分謹慎すか?いやでも仰せの通りに。あ、トイレは右奥っす。ご苦労様っすごゆっくり。おいおいなんだよTさん居ないのかよ・・・大将軍一体どうなってるんだよ。ええっ?「お待ちしております大将軍。」確かにそう聞いたのね確かに。じゃあ何で・い・な・い・ん・だ・よ。KENさんなんでそんなにトイレばっかり行くねん。いや俺東北人。あ、Tさん、また来ちゃったっす。いつも大将軍がお世話に。あんまり甘やかさないでね。嫌な事があったら遠慮なく仰って下さいね。おいKENちゃんいま何かした?言いにくいけどジョッキ手渡す振りして指触れなかったか?おまえ一体誰に断って。見ての通りTさんは藤圭子似でふろヰ道メンバーのアイドルっす。身長155㎝?おおそうかって誰が測って良いと言ったんだよ勝手な真似するでないっす。「っす」が多い?ふろヰ道は体育会系だからこれが標準語っす。おいおいおい何だよさっきのライブ、ビデオ良く見りゃイイじゃないか大体は~あれでも何で俺ら大将軍宅に居るの?なんか解らんけど俺らってカッコイイじゃん実は。なあKEN。何俺の酒が飲めねえってのか。いやもちろんそう言ったのは大王だよ。勘違いするなっす。いやさっきの話だけど自画自賛バンドが酔っ払って見ているっちゅう前提外してもOKっす。だからもう安心して寝なさいKEN、ああもう寝てるか。Cinemaちゃんはビール?2月に酷い目にあったって言ってたもんねぇ。しかしこんなに呑んでて明日の公式録音マジで大丈夫っすか?みんなベロベロっす。

9月7日(金)

「ユージン100連発」を聴く。流石に頭がユージンであるが、これを演奏に生かせるよう念じるのみ。練習は明日ね。

幼少の頃より遠足前の晩はなかなか眠れなかった。数年前会社の創業30周年記念慰安旅行の幹事をした折には一睡も出来ず朝3時に出社したこともある。既に今朝から興奮状態が続いている様で睡眠不足である。果たして今晩は無事眠れるのであろうか。
ともあれ、明日はふろヰ道の公式初ライブである。仙台駅前・アエル2階西側入り口前にて午後4時55分スタート予定である。お暇な方は是非そうぞ。ただし”sin/sun”で怖い夢を見たくないお子様はご遠慮ください。

9月6日(木)

Jimi Hendrix 「Stages」Disc4及び「ユージン100連発」を聴く。

最近は価格の判断だけで取引を切ってしまうお客さんがますます増えたような気がする。それも全く予告も無かったりするからまああっさりしたものである。これは私の判断にも問題があるのだろうし隙もあるのだろうから相手の事ばかりは言えないが、こう言ったシビアな付き合いが増えるのはやはりつまらない様な気がする。我々の業界は市場が今後広がって行くことはまず考えられないので、これからも生き残るための食い合いの日々は延々と続くのである。

9月5日(水)

V.d.G.G.「H To He, Who Am The Only One」と「Vital」の後半を聴く。

ジャズ・フェスのステージ・セッティングの後は仙台新港近辺のスタジオに戻ってリハーサルなのでとりあえず私はバスで会場に向かう。スタジオには大将軍が拾っていって呉れる筈なのだ。土曜日の早朝のせいか乗客はお年寄りばかり十人程度しか居ないのだが、何故か昔の一列シートのバスであったのには意表を突かれ驚いた。途中退屈した私はバス備え付けのラジカセでsin/sunを聴き始めたが途端に車内には重苦しい空気が充満し隣の老婆などは脂汗を流している。突如運転手が蛇行運転を始めたので慌てた私はラジカセを止めると、向かいの主婦に抱き付かんばかりに感謝された。「いや何ロック魂ですから。」と私は目を伏せ少々照れて答える。ふと車窓の外を見やると、長女がワインの空瓶を一本持って太陽の塔に向かう途中であった。高所が嫌いな私ではあったが停留所でバスを降りて後を追いかけると、既に部下のDAI君が一階のガストに連れ戻してくれていた。お礼に「じゃあじゃあうどん」を奢る。ああしまった朝からこんなものを食べたらステージに香るのでは・・・ここで目が醒めて仕方なく出社する。

ツタヤに行ってジミヘンのDVDをレンタルした。前半を眺めたがリトル・リチャードの思い切りの良い壊れ方には感銘を受けた。しかしアラン・ダグラスって只のジャンキーではないか。あんなヤツが90年代半ばまで音源仕切っていたなんて信じられん。まるで「我こそは音楽を愛するホテル・アールイン」とかラリッているどっかの阿呆と同じである。ああいう奴が2、3年経つと目出度く立派な詐欺師になるのであろう。つい先程まで生命保険手続きの為自分の人生の価格を配偶者と共に算段していたことも加わって怒りは倍増である。私は食い貯めは駄目だが怒り貯めはOKであるので週末爆発に備えることにする。

9月4日(火)

King CrimsonのコンピとV.d.G.G.「Pawn Hearts」を聴く。

久々にHMVに出向いてBOX棚の前で悩む。V.d.G.G.のBOXに10%OFFのシールが貼ってあった。ポイントあと一歩で{(8080×0.9)-2500}×1.05=5010が可能となる。いずれにしても今週末のライブが終了してからセコく真面目に考えることにしてその場を去る。未だ「葛藤する気力」が在る事を再確認出来たのは幸いである。
自分の立てた予定通りに事が進まず怒りっぽくなるのが最近の悪い傾向である。言動には気をつけているつもりだがどうも他人の目からはそうは見えない模様。

9月3日(月)

Jimi Hendrix 「First Rays Of The New Rising Sun」を聴く。

昨晩泊まった秋保の鄙びた温泉旅館の女将は内田有紀であった。先月は観月ありさだった筈だが故郷に帰ってしまったらしい。仙台の奥座敷、やはり不況の煽りをまともに受ける模様である。いずれにしても嫌になるほどオヤジテイストの夢で今週も開けたのであった。
営業会議は表面的には淡々と経過したが精神的には久々の修羅修羅の修羅場であった。今朝の夢見のせいであろう。

9月2日(日)

日曜日につきプログレはお休み。

実は雨を願っていたが朝から真に良い天気であった。本日は学区民運動会と言うことで会場の中学校に朝から出掛け、子供達の競技・・・と言ってもリレーと玉入れと踊りの3種目のみであるが・・・を見届けて早々に次女と自転車で帰って来る。小学生は午前中で解散なので直ぐ終了するのである。
午後より8日のジャズ・フェスに備えて秋保大滝にでも打たれに行こうと思ったが次女のベッドで「新宿鮫Ⅳ」を見ている内に眠ってしまい、目覚めれば4時であった。仕方なくギターの弦を張り替える。試しに二十数年前に使っていたグレコのレスポールを引っ張り出してきてみると、何とか音が出ることが解ったので一応スペアに持って行く事にする。最近大将軍も私もブリュー式アーミングを多用するので当日何があるか解らんからである。弦を張り替えチューニングと音出しをしてケースに仕舞う。相変わらず練習はせず。

9月1日(土)

プログレは聴かないが演る日。

昨晩珍しく「チャットで大将軍」で夜更かしをしてしまいついつい深酒に溺れたから当然最悪のコンディションで目覚めた。食欲が全く無し。配偶者と子供達は学校行事(性教育映画の鑑賞会だそうである)に出掛け、次女と留守番をしていたが、ほとんどアニメのビデオを流しっぱなしで自身は横たわるのみであった。昼近くになってどうにか回復したので何食わぬ顔をしてふろヰ道の練習に行く。
本日は直前という配慮もあって4時間と言う無茶な時間を予約してしまったが、例によって途中適当に休みつつ乗り切る。とりあえず本番で演る3曲はこんなもんだろうなぁとまた例によって自画自賛で切り上げて新曲を試したりするうちに終了。30分程打ち合わせを行い、最重要事項(当日の打ち上げ場所など)を協議。また、更にもう一名助っ人を呼ぶ事に決定する。

8月31日(金)

Jimi HendrixのBOX・Disc1を聴く。ふろヰ道音源もちょっと聴く。

月末の悪あがきにて終日走り回る。とにかく数字に出来そうなものはもう無理矢理載せるのである。
定禅寺ジャズ・フェスに急遽東京から鉄砲玉を招聘する事になり交渉。要求してきた報酬はGG&Fアナログのジャケ画であった。全く欲の無い男である。

8月30日(木)

Jimi Hendrix 「:blues」

体育会系の経歴を持っていても根性論は通じないのが若い営業である。技術や知識だけでどうやって動機づけするのだろう。石橋叩いて渡ってばかりで数字に執着しないのは楽だろうが、反面つまらない筈なのだが。どうやったって出来そうも無い事を無理矢理やっつけて思い切り爽快感を感じる事も無く仕事を漫然とやっていて楽しいことなど無かろうに。
ひょんな事から同盟関係者と会い、その後大将軍と来週のジャズ・フェスのステージ予定地を調べに行った。小雨の降る中二人で電源供給場所などを探す。予想よりかなり狭い。我々の前に演奏するブラスバンドは総勢13人で踊ったりすると言うのだが大丈夫なのだろうか・・・って人の心配している場合では無いか。当日は一日会場周辺に居らねばならないので、疲れるからイスでも持っていこうかねぇ、ビールの屋台はどの辺に出るのかなぁ、などと演奏とは全く関係ない打ち合わせをして終了。

8月29日(水)

Jimi Hendrix 「:blues」及び「live at the filmore east」を聴く。

ふろヰ道の楽曲について最近良く質問を受けるのでこの機会にその意図する所をはっきりさせておこうと思う。基本的にすべて大将軍の作品である。

「Oh, No Sun」
数人の方から既にご指摘頂いてるが、その通りエディプス・コンプレックスを題材にしたものである。父性が希薄となってきた現代社会に対して星一徹vs飛雄馬的戦いと成長の重要性を強く訴えかける内容となっている。タイトルの読みと展開から、初期バージョンはフロイドの「ユージン・・・」をネタにしていると良く誤解されていたのだが、最近はむしろ「エンブリオ」に近いと言う評価が多い。ちなみに小津安二郎の映画にエレクトラ・コンプレックスを題材にした美しい作品があるが、私はこれも比較的好きである。

「Sin/Sun」
こちらもフロイドの「神秘」に酷似しているともっぱらの評判であるが、実際にはやはりフロイドの「太陽賛歌」からインスピレーションを得て、しかしながら全く趣の異なる曲として生まれた「やまださん」が出発点である。この作品はデモ曲として定禅寺ジャズ・フェス実行委員会に提出された後、前述「Oh, No Sun」とこの「Sin/Sun」に分裂・進化したのであった。さて「Sin/Sun」であるが当初そのまま「神さん」であったコンセプトは演奏が爛熟するに従い「辛酸」へと変容する。高度ストレス社会におけるサラリーマン、特に中間管理職が抱く不透明な未来への不安と日々の葛藤、そしてそれを突き抜けて悟りに至る過程を苦悩と開放に満ちた旋律で綴る大曲である。悟りの向うに希望があるのか諦観が横たわるのかは演奏者である我々もまだ把握しては居ない。

「under the sun」
そもそもはダラダラ~っとサイケな曲をやったろかと安易に始めた曲であったが、練りこまれて多少複雑な構成に変化を遂げている。最近ではキーボートも味付けに加わり一段と深みを増していると言うのが我が自画自賛バンドの感想である。現在唯一の歌詞つきのこの作品、作詞者であるKEN氏の注文は常に多く、Bassを入れろ、との要請もあるにはあったが、3人の演奏だけにライヴでは不可能と思われる。詞のコンセプトについてはいずれ公開されるであろう歌詞を参照の上各自考察されたい。

8月28日(火)

Jimi Hendrix 「First Rays Of New Rising Sun」を聴く。

先日のふろヰ道掲示板での大将軍@オジキ発言で思い出した小学校懇親会での状況。

先生 ・・・「えー~ではなにかご質問は?」
主婦A・・「あのー子供がスプーンを忘れたら一体どうしたら。」
先生・・・「”忘れ物は自分の責任”と言う習慣を身に付けるためにも絶対届けないで下さい。」
主婦A・・「それは多分私が悪いんです。ランドセルに入れ忘れて。」
先生・・・「(我慢強く)”忘れ物は無いかな~”と登校時に確認するのは児童の責任ですから。」
主婦A・・「えっ。でも先生、スプーン無かったら給食のヨーグルトやプリンが食べられません(涙声)。」
配偶者・「だったら箸で食わせろよこの馬鹿。」(2列後方よりやや大声で発言)
先生・・・「いずれにしても子供達の自立の為には放っておいてください。」
主婦A・・「ああでも心配で。」
先生・・・「言いにくいんですが特にお宅の●◎君には届けないで下さい。甘えますから。」
主婦A・・「・・・。」

8月27日(月)

Jimi Hendrix 「South Saturn Delta」を聴く。

月曜日はどうも気が乗らんな~と例によって甘い事を抜かしていると突如蔵王のたまご舎に居た設計担当者から呼び出しがあり、先日納品した製品のクレーム確認に向かう事となった。プリンの容器を密閉するシールの粘着力がどうも弱いと言う話で原因を調べて報告しなければならぬ。密閉時の状況にも原因はありそうだが、慌てていたので全く確認せず社に戻り案の定上司に怒られる。

8月17日(日)

caratoolさんの車中、セバスチァン・ハーディーやドクターZを聞かせて頂く。

10:30
プロデューサーの命により皮パンに着替え配偶者から爆笑と精米依頼を頂く。仕方なく次女を連れて生協に精米のためだけに行って処理。皮パンで精米は非常に暑いと思い知る。帰宅するとお迎えのcaratoolさんが既に到着されていた。
11:30
定禅寺関係最終バンドミーティング(仙台メディアテーク)に止せば良いのに3人揃って行く(受け付けはバンド毎代表一名のみ)。参加者はバンド数から考えれば本当は300人なのだがかなり空席が目立つ。大将軍が代表で参加の予定ながら空いている席にちゃっかりみんな座る。
12:30~
各ステージ毎の打ち合わせ。これが重要である。我々が全員参加したのはステージを共有するバンドの方々と仲良くなって当日出来るだけ楽しく(やりたいように)和気あいあいと(仕切って)後悔の無い様に(轟音で)臨みたいが故である。従って当日のステージ設営・お掃除などのボランティアも嬉々として挙手、請け負ったのであった。ふっふっふ。結局不在バンドも居たが、首尾は上々ふっふっふっふ。しかし一方、我々の演奏会場が東北アフロディーテの際に一行をご案内した場所ではなかった事に愕然。実は何と屋外であった。これは良いのか悪いのか。しかし何でだ。前回のミーティングでは、「アエル2階は初めての屋内の試み」とか聞いたような。
15:00~18:00
ぴったり一時間遅れにてアクセルのスタジオで練習。エフェクターやアンプが3つ立て続けに崩壊する中、相違と工夫で乗り切る。これで稀に良い結果が出ることもあるのだ。
18:30
本当は仙台メディアテークに舞い戻りバンド懇親会に参加の予定であったが、久々の練習に全員実は疲労して帰宅。

8月25日(土)

King Crimsonのコンピなどを聴く。

カレンダーの打ち合わせが頻繁に行われる頃になるともはや秋である。久しぶりにその辺の確認に某得意先を訪れると担当の女の子が異常に痩せていて驚く。「私、膠原病なんです。」と本人から聞いていたりするだけに心配である。
夕方帰宅すると家族は映画「千と千尋の神隠し」を利府まで観に行き、私は2歳の次女と二人で留守番である。明日はふろヰ道の練習と定禅寺ジャズ・フェスのバンド・ミーティングで一日外出するのでこれも仕方が無い。昨日録画したフジ・ロック・フェスの「羅針盤」などを二人で観る。最近はこの手の音を聴くと「あっパパのお唄」と理解するようになったのは嬉しい事である。

8月24日(金)

Jimi HendrixのBOX・DiscC及びDを聴く。

夕刻より会社の会長と業界のビアパーティに行く。会長が20万人ほど居た。カラオケ大会は兎も角、冒頭の利府太鼓に感動。監督(?)除いて全員小中学校の女の子というのが初々しくて良し。だが別に妙な意味は無し。会場は七ヶ浜の国際村と言う所で、随分前に長女をセーラームーン・ショーに連れて行った筈だが記憶が朧気である。ふろヰ道が演奏すれば似合うかもしれぬと真面目に思う。

8月23日(木)

Jimi HendrixのBOX・DiscE~Hを聴く。

起床して歯磨き粉で洗面、洗顔ソープで歯を磨き、昨晩のカレーを温めながら中挽きのコーヒー粉を鍋の中に入れたところで我に返る。どうにもチグハグな気分で始まったのが象徴的で、結局あらゆるところで整合性の無い一日であった。昨日頭は打って居ない筈なのだが。

8月22日(水)

GURUGURU「HINTEN」、Yes「危機」を聴く。

私は転倒したのである。仙台中央郵便局前で車を降り、強くなった雨脚を避けようと小走りに歩道に跳ねたつもりだったが実際には足先が路肩に引っかかり一瞬身体が中に泳いだ。すぐさま体勢を立て直そうとした私の必死な意思は報われたかと思われたが気づいた時既に私は先日米山町の河川で子供達に虐待された蛙の如く無残な姿でゆっくりと倒れつつあったのである。風雨に晒され歩道にうつ伏せになった数秒間脳裏を過ぎったのは「これが40歳のコケ方なのだろうか」と云う感想であった。幸いにも私的用事を済ませる為だった故上着は着ておらず、シャツは泥だらけになったものの上着を着れば別段問題は無い。私は何食わぬ顔をして引き続き得意先を訪問した。唯一右手首の擦り傷の出血がなかなか止まらず隠すのに苦労する。

8月21日(火)

GURUGURU「HINTEN」、Enbryo「Opal」を聴く。

急ぎの納品が宅急便では間に合わず、蔵王まで持っていく。丁度先方の社長も来ておられたので(なんと初めて直に!酷い営業だわな)ご挨拶をする。しかし開口一番、「お宅はちょっと高いな~」とのお言葉を頂き焦る。一応ご紹介下さった方は価格よりも品質や私とのコンビネーションを重視して推薦下さり、ある程度先方も了解の上、と大甘安易に考えて居たのである。しかしながらこのご時世、やはり価格面の判断は重要な訳で、再版時の見積り見直しを確約して帰社。何処をどう削れば良いのかこれから頭を痛めねばならないのであるあるあるあるあるあるあ~マジで頭がガンガンこりゃ寝しなにグルグルが良いかもなっす。
「クレイジーダイアモンド」を読む。読むほどに哀しくなる本である。

8月20日(月)

課題曲関係を聴く。

まあ何と言うか最近は平日の一日が長い長い。これはどう見たって不調の証拠で、この状況が続いて長いこと長いこと長いこと。得意先にふらっと立ち寄って良い情報でも貰えればやや立ち直れるが根本的な解決には至っておらぬここ数ヶ月。
話は変わるがある意味で5月に開始されたバンド活動が私的人生動悸漬けになっていたりするのでこれはやはりふろヰ道、パーマネントは必至やなー練習しなくっちゃるんるん。ああでも先日地元紙の一面に定禅寺ジャズ・フェスの記事が載っているのを眺めていたら洗濯物を抱えて通過した配偶者の動きが止まった気配を感じた。「ジャズ」「フェスティバル」「定禅寺」といった単語には最近過敏である(しかしいずれもふろヰ道の本質には全く関係ないという事実には私も驚きっす)。ちなみに現在の所配偶者は我々が当日何処で演奏するかは知らない・・・・筈である。

8月19日(日)

家族孝行につきプログレはお休み。

昨晩は寝袋に入って直ぐ睡眠に入った筈なのだが、3時には目が醒めてしまい、結局半覚醒状態のまま起床時間を迎えることとなってしまった。原因は寒さと枕を忘れた事にある。昨晩2階の窓を閉めたつもりだったのだが、実は開いていた、あるいは子供達が開けてしまっていたのだろう。無念である。お陰で今日一日ずっと頭が重く運転も配偶者に任せっきりであった。帰途、全員で川でヤマメを追ったりした後、長沼の広い公園に立ち寄って昼食、しばらく遊具などで遊ぶ。オニヤンマを間近に見たのも本当に久しぶりであった。
来週の日曜日は定禅寺ジャズ・フェスの打ち合わせがあるので夏休みの行事はこれでお終いである。

8月18日(土)

休日につきプログレはお休み。

4家族一緒に米山町のコテージを2棟借りて一泊することになっていたので朝早めに出発する。自宅から車で約2時間余り、想像を絶する山中であったが、一応「米山町森林公園」の一部で予想に反して施設は非常に綺麗であり、何より水洗トイレと温水シャワーが完備していると言うのが軟弱な我々にとっては有り難い事この上ない。しかも1棟6,000円と言う嘘のような宿泊料である。かつてはキャンプ施設しかなかったらしいが、4年前に水道を完備してコテージを数棟建築したと言うのだが、残念ながら知名度が余りに低い為予約状況がいささか低調気味だそうな。興味のある方は是非米山町にお問い合わせ下さい。
さて、管理棟の裏手に夜カブトムシが大挙して現れると言う管理人のおじさんの話もあったのだが、余りの寒さに今晩は不発であった。酒盛りと花火大会の後、オヤジ4人&ガキ6人で一階の床にごろ寝。

8月17日(金)

GURUGURU「HINTEN」を聴く。

明日休みだと思うとどうも調子が出ず一日が終わる。そしてその隙を突かれて上司から注意1回。

8月16日(木)

11日のふろヰ道音源、及びGURUGURU「HINTEN」を聴く。

今日の様なタイミングの出社はなかなかに辛いものがある。大体仙台市を含むこの界隈では今日まで休業している得意先の方が多いのである。周辺業者とて同じ事で我々外回りの人間には手持ち無沙汰の一日となるのは目に見えているのである。今日は原稿書きやらの社内業務があったから間が持ったという感もある・・・なんて言う日はほとんど通常はあり得ないので、この程度の軽口は許して欲しいものである(誰にだ?)。

8月15日(水)

休日につきプログレはお休み。

配偶者関係の墓参りに大和町方面に行く。高速道路は意外に空いていたが、国道はそろそろ混雑が始まっていた。例年墓地での暑さが記憶に残るものなのだが、今年はやはり涼しく拍子抜けである。ザリガニ取りの名人の小父さんが居り、田んぼの水門近くで子供達に大量のザリガニと泥鰌、カジカなどを採って呉れる。泥の溜まった水底からどんどん網で引っ掛けて来るのである。上手いものだ。義父は昔良くザリガニを茹でて食べていたと言うが本当なのであろうか。
休みは本日で終了、明日から仕事再開である。

8月14日(火)

休日につきプログレはお休み・・・みちのく杜の湖畔公園駐車場にてふろヰ道の音源を3分聴く。

夜明けには雨が降り、朝9時を回っても依然曇り空ではあったがまずは蔵王方面に向かい、先週に続いて「たまご舎」の様子を見に行く。昨日夕方ビールを呑んでいる立て続けに複数の得意先担当者から電話があり、その中の一本はこの「たまご舎」関連のパッケージなどの在庫確認に電話であった。プレオープンを含む5日間で一日平均○百万円を売り上げたと言う。予想以上の成功と言って良さそうである。最初の3日間はほぼパニックの如き状態だったらしいが今日はやや落ち着いて居た・・とは言っても客足が途絶える様子は全く見られなかった。家族全員でウリのソフトクリームとシュークリームを食す。ここで既に満腹になってしまい、親子丼は泣く泣く諦めて次回に見送り、卵を数種類購入する。
続いて「みちのく杜の湖畔公園」へ寄ると、天気が回復しつつあった為か結構な人出である。次女に水遊びをさせてしばし眺める。長男と長女は人力ゴーカートにて一周して汗だくになり、根性も無いので3時には公園を出る。
自宅近くまで来てロイヤルホストにて遅い食事をとると、長女がスクラッチカードでキリンのビア・サーバーを当てた。この調子で宝くじも当てて欲しいものである。急遽このサーバーを使用しなけらばならなくなったので、止むを得ず一番搾りの樽仕様を買って来て仕方なく呑む。

8月13日(月)

休日につきプログレはお休み。

配偶者が見合いを申し込まれ、現地へ赴いて相手に丁重に断らねばならぬと言うので面倒くさかったが指定地に行ってみると、4つの高層ビルに囲まれた全く出口の無い正方形の森であった。森に向けて車のヘッドライトでパッシングするのが断りの合図である。数回行って一目散に帰って来たが果たして相手にちゃんと通じたのかどうか未だに不安である・・と言うのが今朝方の夢。
どうも親戚に不幸が生じそうだと微妙な状況であったが、朝出発して岩手へ墓参りに行く。仙台よりはやや気温が高い様だが似たり寄ったりの天気で、どうも盆と言う気がしない。墓から本家に立ち寄り線香を上げてから早々に辞して仙台へ向った。途中、先週に引き続き「金婚亭」に寄って休息、配偶者が南部煎餅を購入。午後早目に配偶者の実家に到着、15日までお世話になる予定である。

8月12日(日)

日曜日につきプログレはお休み。

朝から霧雨が降り肌寒い。昨日のふろヰ道音源を編集・整理・焼きをする内に午前中終了。長女の夏休みの宿題指導後は、子供達が行くと言う区市民センターの図書館へ付き合い、ジミ・ヘンドリックスやシド・バレットのバイオ本、「ハリウッド・バビロン」などを借りる。最初目をつけていた「新宿鮫Ⅳ」は10分後には無くなっていた。図書館と言っても油断ならぬと知る。

8月11日(土)

ふろヰ道の音を聴く。

珍しく午前中10分ほどギターの練習をした。何て偉いのだろう。
1時半に待ち合わせのコンビニ駐車場にアンプを担いで到着すると。既に大将軍&はじめちゃんが一家揃って待って居て下さったので恐縮する。お二人とも奥さんが美人なので更に恐縮する。ちなみにご両家のご長男&長女は同級生で意気投合していた。なかなかに良いムードである。結婚式には是非呼んで貰おう。
本日は3時間の練習で、「おのさん」を更に長尺にすべく試みたところ、結構それっぽい(Floydっぽい)具合になったので例によって自画自賛で納得。よたろう帝国使節であるはじめちゃんはビデオを撮って下さったり、的確なアドバイスを頂いたりとお世話になりっぱなしである。演奏にも加わって頂き、何かいやージャムじゃジャムじゃとバンドらしい気持ちにもさせて下さってもうそれは感謝感謝。やはりちゃんとしたミュージシャンの人が一人入るとぜんぜ~ん違うのである。それよりもなによりも「いやーもっと酷いと思ってたよ~ちゃんとしてるじゃん!」との評価、アフロディーテ・ショックをまだちょっと引き摺っている我々には最大級の賛辞なのである。いやマジで。一方翌朝配偶者にその話をすると、「あなたたち、良くはじめちゃんの前で演奏する勇気があったわね」とヌケヌケと言うので1分間口を利かないでやったのである。だが良いのだ彼は男気の人なのだから。
練習終了後はプロント某店にて反省会。ご家族のみなさんにもご一緒頂き、100分飲み放題で呑む。この辺りはやはり酒呑みふろヰ道であるが、我々がここを選んだのには実は重要なポイントがあって、それは兼ねてより大将軍が「イイ!イイイ!」と騒いでいた「Tさん」と言う女性スタッフにお会いしたい、と言う邪念であった。果たしてTさんは運良く仕事中で我々もご尊顔を拝む至福に恵まれたのであるが、確かに大将軍の報告通り最近の若い方には珍しく言葉遣いや接客が気持ち良く感動を呼んだのであった・・大将軍が本日確認したところでは秋田のご出身との事。また、参ります。途中はかせ&スーパー皇帝と電話で話した記憶があるが、感動でベロベロに酔っており良く詳細は覚えていないっす。どうもすみませんです。
はじめちゃんご一家からはわざわざお土産まで頂き恐縮度更に増す。帰省の途中わざわざ寄ってくださった男気には改めて感謝する次第である。
大将軍家の車で仙台駅まで送って頂き、バス停を目指すが迷っているうちに最終が出てしまい、結局仙石線で帰る。これは駅を降りた後40分間歩かねばならなので不便な手段である。帰宅後、本日の練習音源を取り込む内に意識を失う。

8月10日(金)

「太陽と戦慄」メドレー、なんぞを聴く。

出し抜けに「戦争ってどうして起こるの?」と長男に訊かれて言葉に詰まる。完全に不意を突かれた際の私の反応は例によって「う~ん」である。折しもTVでは何時の間にやらBSのジミヘンに取って替わられ映画「火垂るの墓」が放送されているのである。私が考え込んで居る間に子供達は映画に没入して行く。おいおいナイターが延長になったからこれ終わるのは11時過ぎだぞ(要するに私はこの映画を最後まで一緒に観通す自信が無いのだ)。同じ年頃の子供が居るとなあ。その昔原作も読んでは居るのだが・・・戦争との関わりは避けて通れない話とは言え、私にはあまりにも。

8月9日(木)

Rare Bird「As Your Mind Files By」、及びArea「Crac!」を聴く。

角田市の一條鶏卵農場グループと言う卵屋さんがこの週末にオープンする「たまご舎」なるお菓子屋さんがある。某設計会社からの紹介で印刷物関係のお仕事を頂き、先月まで数ヶ月間あーでもないこーでもないと悩む日々が続いていた。パッケージなど未体験の分野の仕事が多かった為である。しかし何とか大体の製品がオープンまで間に合い、まだ店舗を拝見していなかったので、現地である蔵王町まで行って来たのである。何だかんだ言っても自分の拘わった印刷物が店内のあちこちに溢れているのは嬉しいもので、明日の本オープンの成功を願わずには居られない。先週行った近隣の方々を対象とした招待会も相当の人出に恵まれ大成功だったと言うし(その頃私はアフロディーテ)今日もまだ開店前だと言うのに通りかかった人たちが何だ何だと店にやってきて対応が大変である。
しかしながらいつも驚くのは私にこちらを紹介して下さった設計屋さんの担当のみなさんは、この様な新店舗オープンの際はほぼ1週間前から毎日朝から晩まで店舗につきっきりなのである。ある人は体重5キロも減ったそうな(もう一人の方は食欲が減退&下痢の連続で苦しんでいたが不思議に体重に変化は無いと言う納得いかない状況であった)。全くもって体力商売である。私には絶対無理な仕事であろう。
ちなみにこのお店、良質の卵を使用したソフトクリームやバームクーヘンがウリであるが、以前ヴィレッジ・ヴァンガードで修行していたと言う設計担当者がレシピを伝授したと噂の親子丼が最高に美味いらしい。

8月8日(水)

EL&Pのコンピ等を聴く。

会社の現会長がバリバリの営業現役時代からお世話になっていた方が居られる。来年80歳にならんとする方で、当然従軍・帰還されたのであるが、当時の体験が人生に多大な影響と指針を与えたが故に、戦没者の慰霊などに精力的に取り組んでいらしゃるのである。
今日もご注文があり久々にご自宅にお邪魔したが、やはりそういった関係の打ち合わせとなった。未だにほとんど自宅に居られないと言うご多忙な方でこちらが圧倒される程お元気である。成り行き上、シンガポールや南京の件についてもお話を伺うことになった。昨今の教科書問題も含めて、私の世代ですらその真偽については推測しか言えないが、当時状況をそれなりに記憶に留め、数十年来史実を検証しているこのような方のお話はそれなりに説得力があることを思う。2ヶ月前にも中国政府とその見解を調整しに赴いたとのことであるがしかしながらやはり肝心なことについては未だにお互いはっきりと腹を割って話せないのが実情らしい。・・・いろいろと理由があるのだろう。

8月7日(火)

なんだか面倒なので以前作った「営業の友」コンピを聴く。是にはFractureが108回録音されている。

朝起きるのが妙に眠くて辛かったのは逃避願望の為か。牛乳配達から帰ってきた配偶者共々ぐったりとした朝を迎えるのが日課になりそうで傾向としてはとっても不味いがな。こんなに涼しくて過ごしやすいのになあ。
大将軍が叩き折ったギターのトレモロアームを修復すべくラオックスの新星堂に行ってみると、「ブリッジ交換は素人じゃー無理ですね~」と店員に諭される。だが基本的に改造、とかこの手のマニアックな世界に片足突っ込みがちな私は相変わらずウヒウヒ言いながらあの手この手を模索するのであった・・・しかし一方、アフロディーテではかせに指摘されなければ、この大将軍ギターがハムバッカー搭載とは未だ気がつかなかったであろう私は一体。
営業車を運転しながら信号待ちで読書、「新宿鮫Ⅱ」読了。一体何故こんなに面白いのだろうか。感動を保温しつつ帰宅、納戸にこの100円で買った文庫を片付けに行くと以前350円で私が購入した同じ本があった。一体全体何故こんな目に遭わねばならぬのであろうか。

8月6日(月)

「太陽と戦慄」メドレーなんぞを聴く。

例によって大イベント終了後の虚脱状態と戦うのに時間が掛かる。このような日に限ってなかなか精神的にしんどい出来事が起こるものである。実はアフロディーテ出発前に解決して置きたかった問題があったのだが、本日夕方まで持ち越しになって居たのである。仕事上の私の判断ミスに拘わることであり、現在の仕事に対する私の姿勢や人間性が問われる出来事であっただけに、一日気持ちがのったりと重かったのは事実である。結果、仕事上、或いは数字上は残念な結果に終わってしまったが、こうなる事で精神的には随分すっきりした様な気もする。ある意味緊張感が弛緩していたと言うか、危機感が薄まっていた矢先のことであった。従って様々な事が振り出しに戻っただけのことなのだ。

8月5日(日)

Anekdoten 「From Within」やらGG&F 「Metamorphosis」などなど、車中の方々に無理やり聴かせる。朝からAnekdotenなんてねぇ。いつもの私のペースでござんす。昨晩の事、ちっとも反省しとらんなぁ。

目が覚めると完全に二日酔いであった。昨晩、KENちゃんに背中をマッサージして頂いた折に「会長、肝臓弱いですね。」と言われた瞬間を思い出す。一方流石にうしくんは若いだけあって元気である。もっとも未成年だから呑んでは居ない訳でこりゃ当り前である。割れた眼鏡が昨晩の壮絶な経過を物語るが。
さて、一行は記念撮影の後七時雨荘を後にして一路仙台へ向かい、利久の牛タン定食に舌鼓を打ち、早々に一旦解散となった。私は漁盤隊をレコード・ギャラリーに連れて行って店主と話をした後、彼らを置き去りにして早々に帰宅。漁盤したかったのだが、家族を早目に花火見物に連れて行く約束をしていたのである。見捨ててすみません。と言うことで詳細は某所で公開予定のレポートを待て!うはは。
実は七夕前夜祭に家族を連れて行ったのは初めてである。人込みが嫌いだという勝手な理由からであった。酷い親である。なにしろ見物客の数も大変なもので、やはり穴場を探さねばならない。今日は思い立って澱橋辺りの遊歩道に向かい、丁度仕事に出かける途中の知り合いが住んでいる川沿いにあるアパートの駐車場に車をちゃっかり停めさせて貰う。
最初の花火が打ち上げられたのは遊歩道にシートを敷いて待つこと2時間半後であった。子供達も大喜びで、こんな事ならもっと早く連れて来るべきであったと心から後悔する。途中、お腹の具合が悪くなった小学校4年の長女を連れてコンビニを探しに行く。娘と腕を組んで歩く機会も、今後はそうそう無いのであろうなぁ、なんて思いながら。

8月4日(土)

朝からいきなりGenesisの「羊」を聴く。その後11時まで実にいろいろと聴いたのである。

挨拶もそこそこに「同盟のトップページにGenesisを早く加えろよ!ああ~ん?」と迫るはかせ西瓜割りで何故か棒を振り回して狂乱エンブリオ呑むほどに人格デカくなるcaratool一睡もしとらんのになんであんたはそんなに元気でそんなに事情通たかちゃんロケット花火で暴走奥さんに怒られる大将軍はトレモロアーム爆殺プロ並の按摩男KENは宿題の訳詞を配る用意周到さCoolだがBass持つと人変わるCinemaは一方流石に頼れる音響男気がつきゃジョッキで日本酒呑み干す長身男は目を開けたまま寝て周囲を脅えさせ天然エスプリボケ野郎Lakesideは実はこまめに働くイイヤツ凄いヤツ実はやっぱり火薬は大好きなくりころびロケット花火でひひひと頬緩む朝風呂で租●×バレバレの会長は3次会で腹黒さを糾弾されああ哀しみのアルファ・ケンタウリ(以上敬称略。すみません)。
周囲で牧草を食む肉牛を轟音で蹴散らしながら爆奏したふろヰ道、不調の原因については現在調査中である。予想を越えた寒さ故か事前に飲みすぎたビールの為かあるいは眼前にそびえたつ「宮殿の門」のお告げか。

驚愕必至の詳細、某所???にて公開予定の報告書を待て。

8月3日(金)

Robert Fripp「Exposure」を聴く。

一ヶ月間仕事面でそれなりに忙しく過ごしていると必ず何処かで手を抜いてしまっていて、落ち着いた頃に思わぬ一撃を食らうことがある。何の事は無い身から出た錆びなのだが。本日はまさにその典型的な一日で、本当は少々早く帰宅して明日のお出かけの準備を・・・などと目論んで居たのだが夕方になってその収拾に右往左往することになった。しかも解決したとは言い難いまま結論は来週に持ち越しである。岩手県田代平高原の澄んだ空気は私のこの小さな胸の痛みを慰めてくれるだろうか。

8月2日(木)

KENSO「76/77」、Rare Bird「As Your Mind Files By」を聴く。

数日間配偶者の実家に疎開していた長女&長男が帰ってきた。やはり祖父母にかなり甘やかされていた模様で、長男などは夕食後も際限なく菓子類を胃に流し込んで気持ち悪くなるわ、いつまでもTVを見ていて就寝時間が押すわで配偶者の怒りを自ら買って居る。夏休みが終わって5キロ増量していた・・・なんてことにならねば良いのだが。

8月1日(水)

King Crimson・74年7月1日のライヴを聴く。

私は川辺が好きで仙台西部・広瀬川の周辺などにはある種の憧れがある。幼少の頃岩手県盛岡市の中津川近辺に住んでいた事も影響しているのかも知れぬ。しかしながら一方、配偶者は出来れば老後は海辺に住みたいと言う。私の憧れの川辺では昭和期によく溺死体が流れて来たらしく、その話を以前聞かされた為とも思われる。
本日その上流・秋保温泉に、親しくして頂いている皆さん数家族と一緒に配偶者と3人の子供が出かけた。経営破たんで話題になったホテル瑞鳳であるが、最近日帰りコースなどあって低価格化しなかなかの人気である。
朝、「お、いいねえ温泉かぁ。俺も行きたいなー。」などと口を滑らすと虚を突かれるのである。「あら。あなたからそんな言葉を聞こうとは思わなかったわ。今週末二泊でしたっけ?」いや君は誤解して居る。私は何もヘラヘラと旅行に行く訳では無い。あまっさえ夜通し酒飲んだり、ぐはぐはーっと騒いだり、ギターかき鳴らしてみたり、みんなで楽しく唄を喚いたり、なんて甘いものでは無く、これは修行なのだ。辛いロック魂の試験へと旅立つ第一歩・・・なのである。えーと多分。

7月31日(火)

Soft Machine 「Noisette」を聴く。Area 「Crac!」もちょっと。

月末である。それなりに数字は挙がったのであるが、多分にイレギュラーな内容であったので8月の展望を考えると今から気が重い。損な性格とつくづく思う。そんな精神状態と配偶者のぎっくり腰の状況を考え、営業マン揃って焼肉食べに行こう、遠まわしに誘ってくれた上司の声に答えず帰って来てしまう。ああ協調性が・・・・もとより無いが。しかしながら帰宅してみれば配偶者は既に棒棒鶏で一杯やっているところであった。上の子供二人が実家に疎開して自宅には次女ひとりがうろうろしているばかりなのでそれもまあまた良かろう。

7月30日(月)

ふろヰ道・昨日の練習テープを聴き反省の一日

反省→意味→身勝手→天動説→月並み→民族の夜明け→毛脛の感触→クスクスはまだ→黙って食え→エロ事師→神童→うはははは→はかせ→背中→感動→うし→振動→薄目→面倒→漆→茂み→ミトコンドリア→あさりのドリア→あんかけそば→場慣れした被疑者→上海の餃子→ざる豆腐→不道徳→クンタキンテ→テレオマ→マンドレイク→くりころび→ビニール製癒し系→イルクーツク→くんずほぐれつどうこうする→るんるん気分で轟音ロック→クはもうええ→エメルソンライケウントペルメル→ルビーを殺ったのは誰だ→だってだってだってだってなんだもんね→粘土は嫌い→言ったっけ→剣道関係は全般に臭い→いかんがー→ガーデニングは出来ない庭無いから→ラナケインも未使用→うずまき鳥はまだ見つけていない→印度の山奥で→電話を掛けたが切られただ→台場だったの教え→エイドリアーンと叫べ→弁当は最近暑さのため配偶者からはお預け→毛抜きは大体なかなか見つからぬ→主と呼べば答えるかんぬきに覚悟在り→理屈を超えた次元に誤解の群れ→蓮根の隙間に真実が在り→理屈で割り切れぬのが虫社会→いい加減眠いので寝ます。

7日29日(日)

打ち合わせとスタジオの往復時にKing Crimson「The Nightwatch」を聴く。

11時よりせんだいメディア・テークにて定禅寺ストリート・ジャズ・フェスティバルのバンドミーティングがあり、家族の無言の見送りを感じつつ出かける。
午前中は我々ふろヰ道の出場日である9月8日に該当するバンドだけが対象なのであるが、全590バンドということで、200バンド程の代表者が集まる格好となる。受け付け時に「ふろヰ道?面白いですね~」なんて言われて「いやーそれほどでも」と答えた私ではあったが、後から考えると彼女は単に”ヰ”について感想を述べたのかも知れぬ。
ともあれまず最初に演奏場所と時間を確認すれば、仙台で最も抗争いや高層な「アエル(仙台駅北側徒歩5分)2F」にて4時55分から5時40分の45分間。ちなみにこの二日間での74ステージ中、このステージでは8バンドが演奏予定であり、我々の時間はなんと最後であった。考え様によっては「トリ」であるが、同ステージのバンド顔合わせで発覚したことには、このステージでのバンド構成・我々以外はみ~んな完全アコースティックな方々なのである。これについて不安がよぎるのは、我々不労働もといふろヰ道のコンセプトである「轟音」がかなりヤバイかも知れぬ、という厄介なことになる可能性があるのである。音楽監督に言わせればやったもん勝ちではあるとは言え私は私なりに悩んで居たりしたのである。(が、今はビールを飲んでいるので演奏順も最後だからいいかな~と気持ちは平静)
丁度TBC(地元東北放送のTV)のリポーターが最前列にいたアエル関係バンドにインタビューに来て「初出場の方は?」と聞いてくれたので「えーふろヰ道です。プログレオヤジ同盟の公認バンドであります。結成後初めてのスタジオでデモ・テープをでっち上げたアコギな連中でおこがましいのですが、テクとは無縁ながらもロック魂だけで一体何処まで出来るのか頑張ります・・・これから一生懸命練習しますので許してください。」と強気にアピールする(アガッていたので記憶)。放送採用されるかは非常に不明。ちなみに今日も模様を含めたフェスのドキュメンタリーが地元では9月23日、全国では10月にBSiにて放送の予定だそうな。
ミーティング終了後仙台港近くのスタジオに直行し練習。今日は音楽監督大将軍の発案にて新曲をやってみる(ジャーマンでんがな)。改めて思ったが、我々の場合はそれっぽくできれば良しするのが何よりも強みであろう。終了後は今日も報告・TBCのHPへのストリーミング映像申し込み、今週末の野外セッティングやら細かい打ち合わせ。
帰宅すると「えー???こんなに早く帰ってきたの」との不可思議な反応。子供3人連れて近所の公園に花火をしに行く。打ち上げ花火が発火途中でこけて大いに慌てる。

7月28日(土)

今度は私がやや不調につきプログレはお休み。

目覚めると腹痛と吐き気が同時にやって来て、トイレと寝床を数往復する内にぐったりして来たので、午前中だけ会社を休ませてもらう事にする。大体こういった状態になる直前には妙に身体がだるいとか顔が腫れぼったいとか眠くて仕方が無いとか前兆があって自身もそれには気づいていたが、やはりどうも油断をしていたと思われる。昨晩「新宿鮫」を最後まで読もうと夜更かししてしまったのが不味かったのだろうか。とっとと寝るべきであった。幸い配偶者も大分具合が良くなったので子供の世話を任せて昼まで横になる。
午後になって出社する。どうしても一件訪問しなければならない得意先があり、尚且つ書類等の処理も土曜日の内にやっておかないと来週はエライ事になるのである。社内の方々は「無理しないで早く帰ったら?」なんてみんな心配して下さるのだが、別に私の仕事を代わりに誰かがやってくれる訳ではないし、大体世の中そんなに甘くは無いので意地になって仕事をする。しかしながらやはり悲しいかなボケた頭で半日程度ひーひー言いながら頑張ってもタカが知れているのであり、7時にはあっさりと挫折し自転車でふらふらと帰宅。それにしても今週後半は健康運に見放された一家であったなぁ。

7月27日(金)

「プログレ営業地獄」Vol.1を改めて聴く。

なんだかんだと言って営業を止められないのは、会社以外の人々と会えて、しかもその方々によって精神的に救われることが少なくない、という理由に他ならない。まあ今日は稀有な例ではあったが。
某スポーツクラブにHPの打ち合わせに行ったのである。担当の方はとある切っ掛けで私のHPを見てくださったのであるが、たまたまその話を聞いた某

営業の方がまあ70年代音楽ファンで興味を持って下さったのである。打ち合わせ後、奥に潜んでいたその方が待ち構えていた様に現れ、ストーンズやらクラプトンやらの話に華が咲いたのであった。丁度同年齢で当時の音楽に親しまれた人との話は早い。いずれ舞台を代えてじっくり話さねばならないであろう。ブルースが専門らしいのも、私にとっては興味深々で面白いのである。次回会う時までにキース・エマーソンのアナログを貸してくださるとのいことでこれもまた楽しみである。
・・・なんてヘラヘラしているところに自宅から携帯に連絡が入る。6歳の長男が鉄棒から落っこちて肘を腫らして泣き、腕が曲がらないと言うのであった。私が自宅に着いたのはその一時間後であったが、当初より腫れは惹いていたと言うのでやや安心する。近所のレントゲン設備のある開業医に行き撮影してもらい、取りあえず骨折は免れた事が判りほっとする。

7月26日(木)

King Crimson 「Absent Lovers」、Soft Machine 「Third」を聴く。

配偶者が月曜日のラジオ体操当番にて張り切りすぎて腰を捻って為か、昨日辺りから強い苦痛を訴えるようになった。取りあえず友人に子供を見てもらいつつ馴染みの接骨院に行ったのだが、「奥さん、ひょっとしてじん帯いってるんじゃあないの?」と言われてビビッて帰って来た。接骨院から借りたゴムベルトをしているとやや調子は良い模様だが、回復には数日掛かる事であろう。

7月25日(水)

Pink Floyd「Dark Side Of THe Moon」及びBuggieのファーストを聴く。

朝から二日連続で携帯を自宅に忘れるわ、取りに戻れば今度は点鼻薬を忘れるわ、相当間が抜けた出だしだったが、案の定仕事でも帰ってからもいろいろと消耗する一日となった。夜、「新宿鮫」を読んで泣く。

7月24日(火)

Darryl Way’s Wolfの1stと2ndを聴く。朝の時点ではPink Floydの「狂気」の予定だったが・・・まあ成り行きである。

本当に久々ではあるが、HMV一番町店に詣でてプログレ・コーナーを物色し「Saturation Point」紙ジャケを購入(税込み2,039円也)。この一週間耳の感覚が戻らないのでなかなか気持ちが向かなかったのだが、朝1stを聴きつつこのポイントに向かったので迷わず買ったのである。「狂気」についてはまだ在庫在りとやや甘い判断をしたので次回に移行。
大将軍が以前「変だから行け行け」と言っていた”ラーメン一本勝負”(南中山店)へ遂に辿り着き、基本的に3品しかないメニュー中の「次男ラーメン(味噌味)」を注文。この店内はやたら装飾がうるさく、あちこちにこれでもかと説明書きが溢れている。話はいきなり飛ぶが(最近情緒不安定なのですみません)得意先から会社への帰社時に必ず通りかかる「赤坂かもめ亭」という洋食屋さんがあるのだが、ここのA型看板がかなりの頻度で内容が一新され過激で楽しい。「煙草肺癌の元深夜の騒音暴走族迷惑駐車新興宗教マルチ商法一切お断り」などと書いており、私は最初に暖簾をくぐった折に喫煙の許可を求めた上、主力メニューがハンバーグだったのにも関わらずブイヤベースを注文してオヤジと思われる厨房のコックさんに睨まれて以来十数年再訪していない。と言うことで話をまた戻すとここの室内A型看板(卓上)の裏を探索して発見した「おいしくなければ金要らぬ」なる主旨が表の看板同様したためてはいるものの「次男&三男ラーメンにはこのコショウと当店特製南蛮味噌を入れるとウマイよ(強制)」とか書いてあってそれはもうクドくて落ち着かないのである。味は「この馬鹿金返したるわい」方向へアドレナリンのお世話になる程のものでは無かったがその特異な風景を見たいと言う特異な方々以外には別段お勧めしない。しかしながら一方この二人のオヤジとじっくり話をしてみたいと言う思いが35度超えた気温下で阿呆に近づく頭は考えて居るのであった。ちなみに大将軍のリポート通り、カウンターには過激な内装とコピーにはそぐわぬ人の良さそうなオヤジが二人居た。

7月23日(月)

Genesis 「Archive」のDisc3あたりかなー聴いたのは。暑さで記憶が朧げであったりする。

「晴山さんって、ロックおたくだったんですね~。」
数年前(このHPを始める大分前)、仕事で関わったコピーライターの人を車に乗せた瞬間頂いた言葉であった。彼が車中で見たのは訴訟問題で有名になったKing Crimsonの書籍だったが、私は間に抜けにも誉め言葉だと受け取っていたのである。当時、私の好むプロレスなど”マニアック”なカルチャーが市民権を獲得しつつあったムードもあったのは事実である。他方、宮崎勤事件とマスメディア暴走の相乗効果で「おたく」に対する風当たりが一時期強まった後、やや落ち着いて来たかな~と言う矢先のことであった。思えばその発言に他意は無かったのであろうが、自分を見る周囲の眼を思い、人並みに悩んだ瞬間も或る(・・・瞬間だけね)。当時プログレ関係再突入中だった私は、しばらくたってからこの近辺のHPやBBSのの活動の中に引き擦りこまれ(・・・あれ?)180度回転&ジャーマンで投げられて目が醒めた事には、他者とのかかわりに積極的で、熱く正直に生きる仲間に出会ったことであって、少なくともそこに或るのは「おたく」という言葉とは正反対の姿だったのである。

7月22日(日)

疲労と睡眠不足の為プログレはお休み。

こいつら一晩中起きとったんかいと思われるが如く、夜明けまで小学生百十数人分の騒々しさが止む事は無かった。我々は980円の夏用シュラフを買い込んでテントに入ったのだが残念ながらこれを使用しようという気が起こる気温では決して有り得ず、しかも大人二人(私と子供の友達のパパ)と子供3人には十分な広さとは言い難かった為、夜半に相方は脱落して近所の自宅へと逃れたのであった(申し訳ないっす)。
朝4時半から長男の友達らしきガキどもがテントに押しかけ、私はたっぷりの睡眠不足を抱えて朝を迎える。20数年ぶりのラジオ体操での呼吸の乱れに愕然としつつ掃除を終えて帰宅した頃にはもう気力は残っては居なかった。・・・とは言うもののそのまま中途半端に寝る訳にもいかずぼーっとした頭のまま何をするでもなく一日を無為に過ごす。

7月21日(土)

休日につきプログレはお休み。

午前中、若くカッコいいデザイナーの青年からMOを受け取りに次女と散歩がてら外出すると、途中4号線を爆走する大将軍車を目撃。天気も良いのでお出かけか。帰途丸善によって次女のハム太郎本を購入したが、入り口付近でアミューズのバックナンバー・フェアが行われており、例の2000年2月23日号が一冊あったので思わず買ってしまう。良く見ると現在休刊中とある。なんてこった。
午後から長男長女の小学校で「おやじの会」主催の「学校でキャンプをしよう!」なるイベントに参加する。学校の校庭にテントを張って一泊、バーベキューやキャンプ・ファイヤー、肝試しなどを楽しむという会である。参加者は家族も合わせて200人程であろうか。保護者は会費を徴収されないが代わりに労働力を提供することになっており、鉄板で肉を焼いたりプールの監視をしたりするのである。
私は夜に行われる肝だめしの脅かし役を数人と共に任されたのであった。従って夜7時過ぎに小学校校舎の暗い廊下で寝っころがって来客を待つと言う具合になったがこれも妙な光景である。あまりに暇なので大将軍にメールを出してみると「海水浴に行ったは良いがロック魂で日焼けをし過ぎて」苦しんでいる模様であった。ロック魂には「ほどほど」という概念は無いのでまあ仕方なかろう。
さて私は”あまり怖くないコース”担当だったので出来るだけソフトに脅かす様に、との通達があった割には敵は我々の思い入れとは裏腹に相当醒めてかつタフでありそうそう簡単には驚いてはくれない。子供に付いて来た母親が大げさに騒ぐ以外、集団の男の子達は大体生意気で始末が悪い。
「出てくるタイミングが遅すぎるぞオヤジ」
「つまんね~。邪魔だ邪魔。どけよおじさん」
「チッ。おじさんこんなとこで何やってんの?」
「ねぇ、4年生の子のおとうさん?」
と言った冷静な反応が返ってくるばかりで、通りかかった先生にも「大変ですね~」などと同情される始末である。「一体私の何処が悪いのでしょうか・」と校長先生に尋ねれば、やはり最近の子供たちは滅多なことでは驚いてくれないそうな。もっとも私の一本調子の責め方にも問題があるのだろうが(と言うより子供と遊ぶのが下手なんだわな)、昔に比べると想像力が欠如しているような気がしてならない・・・ってのは考えすぎか。肉焼きながら呑んだビールも効いて来てしまい、就寝時間を待たずに子供たちと一緒にテントに入る。

7月20日(金)

休日につきプログレはお休み。但し昨晩はふろヰ道音源を聴きつつ寝る。

昨日寝る前に長男が「ベイブレード」なる玩具を買ってくれと訴えており、日が明けたらば利府のジャスコに開店早々行ってみようと約束したら案の定6時に起こされた。大体目標の3時間前に起きている子供なので仕方が無いのであろう。品薄と聞いてはいたが運良く入手出来、雑事を終えて帰宅。水道工事が入るので2畳の何度から総てのものを出さねばならぬと搬出、ここで予想だにしなかったβテープ100本出てきて悶絶。続いて内職で一日終了。まだ本調子とは言えぬ配偶者と昼寝に入ってしまった次女を残し、歩いて5分の「伊達の牛タン」に向かう。「パパが土日にあなたたちとご飯一緒なのは定禅寺なんとかが終わるまではこれが最後なんだからね~」などと見送られてははははははははははははははははははははははははははははははっはっはっはっははははっははっはははっは。だが結局最後に勝つのはロック魂・・・の筈。子供たちに夕食を食べさせつつ私はハイネケンを呑む。
明日と明後日は上二人の子供と小学校で擬似キャンプである。まあこのあたりがポイントであろうか。

7月19日(木)

King Crimson 「The Nightwatch」を聴く。

レコード・コレクターズなどを眺めていると、まだまだ自分の知らない世界が果てしない事に気が遠くなることがある。また、リアルタイムで音を聴けなかった悔しさに冷や汗が出る事もある。いろんな事を知っていくと聴きたいものや欲しい音源はどんどん増えて行く一方だし、テレビで録画し逃した音楽番組は数知れない、ということになる。みんなは一体何処で自分の欲望と折り合いをつけているのであろうか。

7月18日(水)

右耳の調子が悪いのでプログレはお休み。やはり週に1回ほど耳鳴りが酷くなる様であるが、翌日は良くなっているだろうと言う確信があるので慌てる事も無い。

定禅寺ジャズ・フェスの前に野外ライヴの練習を増やそうと言うことで計画を立てたが、配偶者との意見の不一致の為挫折。

配偶者;えー?何っ!!お盆休みまで練習するの?
私;あーそうかぁ。盆休みとは気づかなんだ。
配;大体この1ヶ月毎週毎週毎週毎週毎週練習してたんじゃないの?それでも足りないっての?
私;いやー不思議なことに毎週やってると何だか演奏もまとまってくるんだよねーこれがまた。日曜の小牛田はお陰様で最高の出来でしたよわっはっは。
配;わっはっは・・・ってあなた私はその間風邪回復中に子供3人連れて実家帰って面倒看てたっての!
私;ははは・・・いやでもそのお盆の時のライブ会場ってね、海の近くだから子供達も遊べるし一石二鳥でーす。
配;子供3人は誰看るの?2歳の子供を海辺で放っておけないでしょ。それともあなたプログレとやらをギター弾きながら看てくれる?
私;えーギターは両手が塞がるので・・・再検討します。

ふろヰ道の道はロック魂の道也。

7月17日(火)

Soft Machineの「Noisette」を聴く。

日曜日は小牛田の「神麺」、昨日は一番町「鬼権太」と麺続きだったので今日は久々に「三点鐘」で水餃子ラーメン。だって好きなんだから仕方が無いのである。1時過ぎの遅い昼食となったので却って待たずに食べられて良かったかも知れぬ。昼休み時は下手をすると30分待ちは普通なのである。相変わらず生姜の利いた水餃子は絶品で、しかしカウンターの中のオヤジどもは依然愛想無し。
先週の金曜日、ちょっとした行き違いから激怒して帰ってしまった上司と腹を割って話し合う。二人とも自他共に認める短気、一方は地雷、一方は時限爆弾なのでそれなりに日々過ごせているが、やはり定期的にガス抜きが必要なのである。

7月16日(月)

朝から「イレイザーヘッド」のサントラを聴く。いやー涼しい。引き続きSoft Machineの「Noisette」と南沙織のベスト・・おおおっシンシアッッ。はかせっ。この件についてはまた。

午後3時37分、配偶者から携帯に着信。
「”定禅寺ストリート・ジャズ・フェスティバル”の事務局から、あなたが待ち焦がれて居た葉書が届いています。」

7月15日(日)

大将軍の運転する車中いろいろと聴く。Soft Machineの「Noisette」は聴きしに勝る気迫。スタジオの5倍良し。

暑さで4時に目が醒めてしまいやっと6時に再度入眠するも30分後には起床して団地の掃除に出かけなければならない。8時16分まで側溝を中心にトリオで掃除を続け一日分働く。ここで睡眠不足が祟り一瞬立ち眩みに襲われるも周りのおばさんがうるさいので堪える。
大将軍が近所のコンビニに迎えに現れそのまま県北の小牛田へ。車中には今日のスタジオ提供者である(大将軍の親戚筋である)少年。彼はあの名作「北の国から(大将軍ヴァージョン)」を編集したと言う若年ながら熟達したエディターである。本日はふろヰ道初映像を撮影して下さると言うボランティア(ローディー含む)の為わざわざ同乗くださったのであった。昨晩怠惰にすごした私は後部座席で大将軍から借りているストラトの弦を張り替える。
途中cara大王と待ち合わせたコンビニから5分で現地到着。少年は本当に一生懸命働いてくれるのでオヤジは感動である。発電機も無敵ヴァージョンであり今後の活動に光明が差す。
しかし暑い。撮影したのは4つあるという倉庫前にて30分内であったが私はその間途中で買い込んだお茶ペットを計1.5リットル飲んだ。日陰で演奏したのにも関わらずである。終了後冷房の効いた部屋に導いて頂き、撮影画像を拝見しつつ、体力とロック魂の5倍増強を必須と反省。
とは言うものの、音楽監督始め一番確認したかった「自前機材での音量とバランス」は合格点であったし、発電機のノイズも問題無し。「shinsan」終了間際に近所(とは言ってもはるか田んぼの彼方。どうも乳幼児の昼寝に支障があったらしい)からバンド駆除要請があり、途中で演奏を断念すると言うアクシデント(もっとも住民にとっては相当な障害であったことだろう。思うに音の大きさよりもその不気味さが原因と思われる)もあったにせよ、曲については内部でのコンセンサスが出来りゃあOKなのでもうそりゃあOKなのである。アフロディーテは「楽しみ」といえる状況まで辿り着いた。後は定禅寺S.J.F.の結果が・・・なのである。

7月14日(土)

配偶者実家からの帰途にKing Crimson「USA」を聴く。このEasy Moneyは良い。

5:35 ポケモンの映画に集中している長男に叩き起こされる
8:37 長男と二人で仙台駅東口シネアート2到着。隣の駐車場に入庫。
10:32 泣き濡れつつ映画館を後にする。
13:58 配偶者実家へ子供たちを送迎。配偶者の薬を自宅に忘れて取りに行ったのでほぼ二往復。
14:52 アクセル着。大将軍とcara大王は既にリズム練習中であった。
18:11 ふろヰ道ミーティング。8月は何とか某プロント飲み放題で礼儀正しい美女Tさんに会おうと決定。
21:35 帰宅。ふろヰ道音源の取り込みと整理中意識欠如。

7月13日(金)

King Crimsonの70年代音源を聴く。ふろヰ道はますます凶暴になるであろう。ああ音外さん様にせにゃあ。

配偶者の蛸的な赤みはようやく引いて来た様である。さすがに私も不安になって昨日まで点滴を受けていた内科の先生のところに動けぬ配偶者の代わりに話を聞きに行ったのだが、血液等の検査結果も合わせて拝見してやや納得した直後だったのでまあ安心である。

7月12日(木)

2nd Vision 「First Steps」を聴く。ああ久しぶり。

配偶者的には熱は引いたものの吐き気が治まらず復活は難しい状況。家事は何とかなるのだろうが、次女など日中の子供の面倒は会社に行っている私が看る事が出来る訳も無く、結局配偶者の実家に助けを求める事となる。

7月11日(水)

Yesの2ndと3rdをちょっと聴く。

珍しく配偶者が40度近くの熱を出したので仕事の合間に病院へ連れて行くとやはり直ぐ点滴となった。風邪らしいが婚姻届を出して以来このような具合を見たのは初めてであることを考えると相当の威力を持つウィルスであろう。このような状況下にあってもロック魂に責任を転嫁しつつ武器商人大将軍と接触してしまう私を非難する人間が居るとすれば、そろそろ私と言う人間のいい加減さを受け入れて欲しい、と言わざるを得ぬのであるが、ともあれこの充電中と言うオヤジは山形からギターアンプ2台を仕入れて来て「ふろヰ道も機材がどんどん揃って来ましたね、会長!」なんて梅雨を突き抜けるごとく爽やかな発言を残して去っていった。でも定禅寺S.J.F.の審査結果(来週末までに私宅に書面で届く予定)の展望には聞こえない振りをして居た、と一応付け加えておこう。大体「落選しても出る!」と宣言した音楽監督なのである。
退社後配偶者の実家に疎開させていた次女を迎えに行き、帰宅後久々に(!)洗濯などをする。脱水後長女(小学4年)の下着を干す折に成長を認識する。別に妙な意味は無し。

7月10日(火)

King Crimson「Live At The Summit Studios」、Anyone’s Daughter 「In Blau」、及びAnekdoten「Nucleus」を少々。

このところいやー今日はやや余裕があるなー的呑気な朝を迎えるのであるが、夜になるに従って予想して居なかった呼び出しやら打ち合わせが生じ、8時頃には詰まりに詰まったスケジュールに茫然自失である。これも計画性の無さの成せる業なのだろうか。新店舗オープンに拘わる仕事が動いていて、8月前半までは気の抜けない状況が続きそうである。しばらくCD屋も中古アナログ屋にも行けそうも無い気配。

7月9日(月)

ProjeKct Two「Live Groove」を聴く。

我々印刷屋とか広告屋の特徴はあらゆる業種の得意先と接点が有ることだ、とは言える。昨今景気が悪いなどと言う範疇を超えるのは建設業界であるが、今日は某レンタル建機会社に居てみると、昨年倒産してしまった得意先の方々数人にお会いすることが出来たのであった。数ヶ月ご無沙汰していると、相当印象が変わってしまうらしく、「あれ?晴山さんそんなサーファーみたいな顔色だったっけ?」なんて挨拶を頂き、ついγーGTPを気にしてしまう今日この頃なのである。

7月8日(日)

Soft Machine「6」を聴く。

起床して次女を自転車に乗せて近所の店にサンドウィッチなどを買いに行く。天気も良く、手つかずの日曜日の朝は何となく幸せな気分である。一旦帰宅してから今度は長男に要請で再び自転車にて駄菓子屋に行く。日曜日だと言うのにかなり繁盛していて驚く。
昼近くになって、家庭内でのふろヰ道活動の理解推進の為仙南シンケンファクトリーへ行く。長男が1時間以上のドライヴを嫌がる傾向にあるのだが、実際行ってみると「手作りソーセージ・セミナー」などもあり、日本語の達者なドイツの職人の指導下で腸詰めをしてみたりして長女と長男共相当面白かった様子である。従って本日はソーセージばかり食す羽目になったがまあ良かろう。私はその間水遊びをする次女を眺めつつ広場でぼーっとして過ごす。地ビールも試飲してみたが、日頃如何に癖のないビールを飲んでいるかが良く判る。

7月7日(土)

夜、ふろヰ道の練習テープを焼く。

午後からの子供たちの歯医者の予約をすっかり忘れており、ふろヰ道の練習に遅刻してしまう。スタジオB2に到着した際は既に15分超過。
本日はギターの音が大きすぎてアンプの正面に居た大将軍終始苦悶しつつも、ちゃんと練習して来たらしく自信満々のプロデュースにより”_shinsan”は3回目にして新展開を迎えた。前回の練習に比較すると、メンバー全員終了後に大分すっきりした顔をしており、我々の内部ではある程度の指針が生まれたと言って良いであろう。終了後はcaratoolさんに送って頂き大人しく帰宅。来週末は二日間連続なので体力勝負なのである。

7月6日(金)

King Crimson 「RED」、Pink Floyd 「Wish You Were Here」を聴く。

得意先の商品撮影にギリギリ間に合わせる為、角田まで印刷物のサンプルを届けに行く。帰りに担当者から「仙南最高の店で美味いラーメンを食べ行くように」と言われ、教えられた光華飯店にてワンタン麺を食す。スープが真っ黒で一瞬怯んだが意外にあっさり目で美味であった。いまどきクーラー無し、扇風機の風に吹かれてのラーメンもなかなか良い。しかしお冷をワンカップのコップで出すという愛想は最高だが凄まじい店、真っ赤なベンチが突然あったり、はっきり言って店の佇まいは最高である。
会社の部下が自らプレッシャーを掛けて8月4日までに彼女を見つけるど~!と宣言し、この日の屋外ライヴ・イベントのペア・チケットを購入したらしい(鬼束ちひろ辺りが来仙すると言う)。しかも止せば良いのに私の上司に無理矢理賭けを成立させられた模様。当日は東北アフロディーテ遠征もあり私は不在であるが、まあ性格も稀に見る良いヤツだし、なんとか頑張って欲しいものである。

7月5日(木)

King Crimsonを数曲とYesのTalkを途中まで。

早いものでこのHPも3年を迎えてしまった。丁度3年前は配偶者が次女を授かって悪阻真っ盛りで身動きが全く出来ず、私はしばらくご無沙汰していた家事に忙殺される毎日であった。しかしながら休日に上の二人の子供達を公園に連れて行って適当に遊ばせながら木陰でこのHPの感想文を必死に書き殴っていたもので、当時はそれなりの根性も持ち合わせていたものだな~と懐かしい。無理に考えれば、子供を産もうとする配偶者に必死に対抗して何かを生み出そうとした行動だったのかも知れぬ。
当時から現在まで交流して戴いている方々も多く、飽きずに付き合って下さる事には心から感謝申し上げる次第である。ネットを通じて色んな方々とのお付き合いが生まれたことも感慨深い。「あんたのHPのお陰でこんなに人生が変わっちまったぞ。一体どうしてくれる。」と良く感謝されるのだが、大体あなた私の人生だって全く予想だにしなかった方向に進んでいるのであって、これはもうお互い様なのである。正月早々東京に乗り込んで夜を徹して30人の大宴会に雪崩れ込んだり、突然バンドだーと目覚めて毎週スタジオに出かけてアバンギャルドな音を出してみたりしているのだからね。
年寄りめいた話になってしまうが、この3年間の間に知り合った方々の中には、真意を明かさぬまま消息を絶った方や病気の為に音信不通になってしまった方も居られる。時々、今も元気だろうかと考える。
突然去ってしまった初期同盟の立役者であった副会長は今もたまにはプログレを聴いてくれていると信じたい。何しろ当時から同盟の今後、即ち現在の姿(各地オフ会の開催・円盤の飛ばし方などね)の青写真を描いていたヒトであったのだ・・・99年8月の仙台七夕の日、PINKさんと副会長が来仙され、大将軍や私と会っている最中にLuckyManさんやy_shinさんが携帯に電話を下さったのだが、これは今思えば・・・・非常にまあ不思議なひとときであったとも言えよう。
ともあれ、記念碑的に出不精な私が多少なりともいろんな方々にひっぱり出して戴き(でも今も出不精か?)、日々の生活の中で妙に大きな部分となっているのが、結局こことこの界隈なのであった。
まあ、あとは家庭内の調整だけだな。

7日4日(水)

Jimi Hendrix 「Live At The Filmore East」Disc1のみを聴く。

某設計屋さんを通じて戴いている和菓子屋さんから消耗品の発注を戴いたのだが、同時に新規業者へ出させた同品の見積りがその和菓子屋参の社長からFAXで送られて来たと言うので見てみればこれが相当安い。印刷には様々な手段があって、簡単に言えば(1)手間は掛かるがキレイ⇔(2)キタナイが安い、の両者の価格差は相当なものとなる場合がある。この品物について言えば私のやってきた方法は(1)で、この新規業者の見積りは(2)であった。FAXの主の意図としては「こんな価格を出してくる業者も居るんだからもっと安くしてね。出来なければ業者替えるからね」であろうと踏んだ設計屋さんの担当者と私は、最初の受注時に色再現にかなり時間と労力を掛け、十分な完成度を実現した、と言う自負もあったので「やれるものなら勝手にやってください。」と態度を決めてその旨を伝えたところ、先方の社長から「ゴメン。そんなつもりじゃなかったの。いままで通りやって頂戴ね。」とまたFAXが届いたそうな。だったら一体あの見積りは何だったと言うのだ。
昼休み、牛丼屋の隣にあった古本屋で切通理作「怪獣使いと少年」(税込105円)を購入。何故かその横にはbeatlegのバックナンバーが飛び飛びであるが各号5,6冊ずつ300円で置いてあった。返品モノなのであろうか。

7月3日(火)

Jimi Hendrix 「Electric Ladyland」、Yes 「Time and Words」&「Drama」を聴く。

残念ながら私は「子供の為に」は生きて居らぬ。人生終えて結果としてそうだったならば勿論後悔は無い。しかしながら少なくとも現在の所はそれを目的にはして居ない・・様なのである。
とは言うもの、8時を回って帰宅すれば子供たちは全員寝ていることが殆どで、それには一抹の寂しさを禁じえないのも一方の事実である。人間は結局勝手なのである。大体下手をすると休日しか会えぬ。運が良ければ辛うじてまだ次女がヘラヘラしており、下着姿でお馬さんゴッコにつき合って且つ満足している気持ちはやはり私の大いなる矛盾なのか?そしてゴムの緩んだステテコの間から床に落下した「Drama」の紙ジャケ(税込2100円)について、私自身に一体どう説明すれば良いのだろうか。

7月2日(月)

King Crimsonを聴く。Fractureを3回だけであるが。「3回」ってのが多いなぁ。

営業会議の司会にはそれなりにプレッシャーが掛かるものではある。自分自身の数字が振るわなければ尚更であるが、最近は必要以上に開き直って仕舞っているので勢いで乗り切る(或いは乗り切らせて戴く)具合が続いている。でもまあそろそろ開始時間をちゃんと決めても良かろうと思うんだけどなー。地元では「仙台時間」なんてのがあってこれはまあ司会者が神経すり減らして自律神経失調症に蟻地獄的に滑り落ちる原因となる本当に酷い悪習なのである。そして私は握手と悪習と悪臭については差し障りがあるのでこれ以上書かない事に決めている。

7月1日(日)

自宅→配偶者実家間単身の往路にてREDなどを聴く。

山形県天童市の大町さくらんぼ園へ行く。近所の友人宅に案内が届き、割引予約券を戴いていたのである。昨年同様異様に暑い日となったが、今年は豊作らしく手の届くところにも美味いサトウニシキがまだかなり残っていて元を取ったどころか得をした気分である。すぐに果糖で掌がべっとりする程の甘さである。家族でもう沢山というレベルまで存分に食べて帰って来たが、夕方には全員腹を下していた。さくらんぼにはそう言った効果があるのだろうか。
帰宅すると先日のハゼ釣りで往年を思い出した義父が今度は船釣りから帰って来ており、鰈の塩焼きをご馳走になって帰宅。