月末の220円×3枚

jeremy
髙橋竹山

10月31日(月)
仙台市若林区六丁の目・産業道路沿いにあるブックオフ、かつては友人がPink Floydの「原子心母」国内盤を110円でゲットするなど70年代ロックファンにはそれなりの穴場だったのですがねえ。最近では「やる気」があまり感じられず、五輪真弓「冬ざれた街」を発見してからは良い獲物に触れ合う機会が無かったのです。久々に行ってみると中古レコ売り場が「ワゴン2台」分に拡大されていて、220円×三枚を見つけたので購入してみましたよ。
ジェレミーは映画を遠い昔にTVの洋画劇場で多分観ているはずですが、内容はあまり覚えておりません。後年洋泉社ムック「映画懐かし地獄70’s」のみうらじゅん氏のコラムを読んで以来、サントラがあったら聴いてみたいものだと思っていたのでラッキーでした。地味目のインスト比率が高いですが、これ10代の頃聴いてたら切々とした内容にかなりはまったかも知れません。AB面冒頭1曲目が主演男女優のそれぞれのボーカル入りバラードですが、これがまた絶望的に哀しく仕事中営業車を運転中に聴いたりしたものなら即刻早退して家に帰りたくなることでしょう。O.N.J.はまあ手ごろなベスト盤という事ですが、B面の徐倫が冒頭で思いっきり針飛びを起こしていてジャンク品ながら結構残念。高橋竹山、ちゃんと聴いたのは初めてですが、世間で言う「情念」的イメージよりも私は「癒し」を感じまして、現在ヘビロテ中でございます。Brian Mayの”Brighton Rock”を思い出したりして悦に入ったりして。

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