12月31日(日)
大晦日につきプログレはお休み。
配偶者実家の炬燵がぶっ壊れていたことに漸く気づき、開店草々の電気屋を経由して長女のお供で美容院へ。髪を20cmカットさせ、ついでに自身も散髪。美容院にオヤジが行くのはやはり恥ずかしいものであるが床屋は何処も込んでいて今世紀中は無理らしいので仕方が無い。終了後長女が発熱、休日当番医の小児科に行かせる。という訳であちこちうろうろするうちに20世紀最後の一日も終わる。
12月30日(土)
今日から配偶者の実家に向かうので1月2日まではプログレ関係はお休み、ということになる。しかしながら何時かはと聴くチャンスを窺うのは例年の慣わしであり、早起きして以前買っていたKansas、Anekdoten、Pavlov’s Dogなどのレコードをテープに録音して準備する。
目的地に向かう途中、配偶者にお願いしてHMV駅前店に寄って貰い、スタンプ・ラリーの最後の一個に執念を賭ける。すると何としたことであろうか。試しに覗いたGGコーナーにユニバーサルの紙ジャケあるではないの。てめえこの野郎27日に電話で応対した店員!あるじゃねーかちゃんとほれここに。自分の店で扱ってる商品くらいちゃんと把握しやがれっ。セコい計算するけどあの時点でちゃんと判ってりゃ溜まったポイントで一枚買えたんだよっ。貧乏人の邪魔するんじゃねーっっっ!!!ああでも今日は配偶者の実家に居るからか極めて冷静な私だわイマイチ調子が出ないなぁ。早く年賀状でも片付けて(実家で気を遣って買って戴いた)日高見でも飲もうっと。
12月29日(金)
夜になってから配偶者とQueen三昧。
何だかんだと大騒ぎしながら今年も終わった。暦上はまだ2日あるが、要するに仕事が終わってしまえば後は私にとって付け足しの様なものであり、今日は既に抜け殻状態である。半日会社内の掃除をして終了、会社から請け負っている内職の給金を受け取るのも忘れて帰宅するほどの虚脱具合、早目に就寝。
12月28日(木)
T2 「It’ll All Work Out In Boomland」の続き、Tudor Lodge 「Tudor Lodge」、Gracious 「Gracious!」「Mellow Candle Swaddling Songs」を聴く。はっきり言ってどれもエエですが、T2の暗さが一番好みか。Tudor Lodge収録のMadelineなんて曲も良いなあインストだけど。S&Gにも似たような曲があった様な。
今日あたりは普通挨拶回りを数件、後は机上整理と年賀状書きで終り・・・の筈なのだがやはり目一杯納品やら打ち合わせで終わる。なんて言いながら帰社してみればユニバーサル紙ジャケ追加3枚を車中にキープしているところは我ながら流石である。誰か誉めて。そう言えば、例年仕事納めはFractureで迎えるのが決まりであったが今年は「太陽と戦慄パートⅣ」であったのは何故であろうか。
夜誰も居ない社内で得意先宛の年賀状を書き殴っていると、結局この一年会社の鍵閉めて帰宅する日ばかりだった事を改めて思う。来年はこの辺から脱却したいものであるなあ。
12月27日(水)
「ヴァーティゴのサンプラー1970」及びT2 「It’ll All Work Out In Boomland」(途中まで)を聴く。
後二日で仕事終えなければならぬプレッシャーでフガフガしているのに昨晩降った大雪による渋滞は辛い。しかも前方ではノーマルタイヤで後輪全く回転しないまま走っている大馬鹿者が邪魔をする。既に悪い前兆はあったのさ。
朝7時に山形の外注先を出発、10時に仙台に到着した印刷現物を速攻中綴じ製本の後午後1で秋田から山口に亘る15箇所に航空便で送って今年最後の大物が終了、目出度し目出度しの筈であった。だが製本業者に刷り本確認に行って私が目にしたものは色校正とは似ても似つかぬ仕上がりであり、目の前は当然真っ暗である。この数週間周囲の人間を巻き込みながら私自身珍しく寝る暇惜しんで心血注いだ結果がこれとは余りに情けないではないか。得意先は元よりデザイナーや製版業者に何て言えば良いのか。しかしながら期限は期限、クレーム覚悟で送付の段取りを続行、発注者の元へはお詫び方々見本を届ける。上司と相談した結果、担当であるお前が納得いかないのならやはり刷り直せとの指示を戴いたので年明け次第再印刷に掛かることに決定。
ヤケになってユニバーサルの紙ジャケ意地でも買ったろうとHMVに電話してみると「当店では扱っておりません」との答えが返ってきた。こんな大事な商品売らないで一体何下らないものばかり並べていやがるんだ!貯まったポイントこういう時に使わせろ!言わなかったけど怒ったぞっ。大体なんでこんなに毎日毎日怒らにゃならんのだ。仕方が無いから新星堂に行ってみたら全種山積みで10分間ウハウハ迷ってチューダー・ロッジとT2だけ買う。グレイシャスにも散々苦しんだが取り敢えず今日は自粛(これがイカンのだがな~)、早速T2を聴くと漂う哀愁が今日の暗くせつない心の襞にこりゃまた染みる染みるわ。
12月26日(火)
札幌よりのクリスマス・コンピを聴く。決して素直では無い捻った選曲に聴きながら口元がイヒヒと歪む。
珍しく子供達が起きている時間に帰宅してみれば、先日サンタさんが届けてくれたプレゼントがあった。次女の持ち物となったミニーちゃんの冷蔵庫で一緒に遊んで気がついたがこれは問題だぞ!!!何故冷蔵庫にバナナを入れるのだ?傷みが早くなるではないかっ。一歩引いてこれを黙殺したとしても、私はスパゲッティしかも乾麺を冷蔵する仕業については出る所へ出て異論を唱えても良いぞ。湿度の高い日本ですからね~とか言い訳するなよ。地域差は一体どう釈明するのか?いくら製氷機付きだとか言ったってこんな適当な仕事で玩具売って、将来蕎麦や海苔や靴を冷蔵する子供達を輩出した責任を取ることが出来るのかエエッ!?
12月25日(月)
The Moody Blues 「Every Good Boy Deserves Favour」、UK 「UK」などを聴く。
クリスマスには大方の気になる仕事が終了する事になっていた筈がやはりそこは年末、数々のアクシデントも重なって28日の仕事納めが終了するまでは決して気が抜けない状況に陥ってしまった。ユニバーサルの紙ジャケも拝みたく、年内あと1・2回はHMVあたりに詣でたいところだが果たしてどうなる事か。
12月24日(日)
日曜日につきプログレはお休み。
朝から配偶者第一種運転免許証書換えの為子守、年賀状の制作に取り掛かるも次女の妨害に遭って遅々として進まず。妥協に次ぐ妥協の結果どうにも芸の無い年賀状が生まれる結果となりどっと疲れただけであった。2002年用にはもっとそれなりのデザインのものを作ろうと心に誓ってしこしこと宛名テキストを入力していたところ、何故かファイルの拡張子を変更してしまい85人分の住所データが一瞬の内に消えてしまった。 充実した一日を反芻しつつ日高見の純米酒を呑んで寝る。
12月23日(土)
天皇誕生日につきプログレはお休み。
配偶者方のじいさんばあさんが子供達にクリスマス・プレゼントを買ってやる、と言うので地獄状態のトイザらスに行く。途中飛行機搭乗直前の大将軍の携帯に連絡し、24日の大将軍バンド・京都ライヴにおける会長命令を伝達。必勝(何の?)を祈る。
トイザらスは既に尋常では無い混雑であったが24日は一体どんなことになるのだろうか。勿論私は行かないが。子供達には早々に望みの品を とっとと選んで戴き帰路に着く。昼食の意見が割れて面倒になった為何でも食べられる「すたみな太郎」へ行き40分で全てを処理、帰宅。
12月22日(金)
Gentle Giant 「In A Glass House」を聴く。
だからねえ、その右折車線からいきなり左折するのと道の真中で突然ブレーキ踏むの止めてくれないかなあ。それから何で右折するときに後ろを振り返るの?意味ないじゃん。来年は市街地も一人で回って貰うからね。運転と道順、マジでちゃんと覚えてね。ああそろそろお昼だね。そこの中華料理屋が安くて美味いよ。「大雅」って言うんだけど。あ、でも何かリクエストある?ラーメン?いやあんまり気遣わなくって良いんだよ。俺知ってるんだよ。俺の前では麺党、専務の前ではご飯党って使い分けてるの。まあでもいいか炒飯とかあるし。あ、食べ終わったらHMVにちょっと寄ってっていいよね?5分で終わるからさ。あ、これ?紙ジャケって言ってね。ラーメンと同じでオヤジの好物なのね。音聴かせてねちょっと。ううむやはり既発盤より良いかな~。あ、独り言ねこれ。27日も大分出るからなぁこれは考え時だな。いやいやこれも独り言だから気にしないで運転集中してね。あわわわわほら真横に車居るがなあああ!ちゃんと確認してくれえええ。ほらブレーキ早く踏まな
12月21日(木)
社内作業に忙殺される一日となりプログレほとんど聴けず、の二日目。コピー&ペーストでは無くまあ全く正にどうしようもなくウンザリするほど絵に描いた様な一日。
相変わらずこれでもかこでもかれでもこれでかこここでkkkもかこrrれでも(これでもコピー&ペースト)と迫る来るトラブルに自暴自棄になると思うだろ?ところがドッコイ感受性(感性ではないです念の為)が鈍く成ったのか、或いは自身タフに成ったのは判断難しいながら一応身体上下半身特に下半身と指先は意外に平気であるがこれは痛い何故何故。
12月20日(水)
社内作業に忙殺される一日となりプログレほとんど聴けず。
自立への第一歩として近所4,5件の用事をまとめて頼んだら、何故か10数キロ離れた市街地中心部にまで行ってしまったので「一体何聞いてるんだ!英語は解るのに日本語解らんのかっっっ!!早く戻って来やがれっ。」と電話で怒鳴られた今日の新人。せっかくの初めてのおつかいも血塗られた時間になってしまったがな。しかしながら日々必ず何かやってくれぜ良い谷津だもとい良い奴だ。師走の毎日を楽しく彩ってくれる事にはやはり感謝せねばならんかも知れぬ。
クリスマス納期の仕事が暗礁に次ぐ暗礁、ミスに障害の連続でドラマチックに暗黒へとまっしぐらヒッヒッヒ。大将軍バンド・デビューの聖夜を経て安息の日々がやって来る事を只願うばかりである。
12月19日(火)
Kansas Box Disc2を聴く。一瞬フォリナーかと耳を疑る曲もあったりするので気が抜けぬ。タモリ3「戦後歌謡史」も聴く。微妙にメロディー変えているのが妙。やっぱりこの頃が一番面白かったなぁ。恥ずかしながら「ソバヤ」は初めて。
昨日に引き続き新人が得意先の駐車場にて営業車で後進時に上司を轢きそうになった模様である。いやーあんなに必死にトランクを手で叩いたのは初めてだったなあ。毎日怒るのも気の毒であるがやはり一応注意する。
昼休みにHMVへ行って「ストレンジ・デイズ」を購入。Bad Fingerのバイオグラフィー、Gongの記事などを読む。紙ジャケ作ってる印刷屋さんの記事が一番面白かったりして。
12月18日(月)
Anekdoten 「Nucleus」、「クリムゾンの影」なるオムニバスを聴く。
朝からAnekdotenなど聴かせたのがいけなかったのでしょうか。新人の暴走する勢いが一層華々しい一日で御座いました。朝私は「今日は風邪で具合が悪いのであんまりガミガミ言わないからリラックスしてねうっふん」と宣言しておりましたが、指示致しましたところと全く違う車線に突入した上に再び急激な車線変更をして後続車に急ブレーキを踏ませた挙句「よっしゃああああ!」と気合を入れてサイドを引いたのを見るに及びやっぱりちょっと頭に血が上ってしまいました。「何がよっしゃあだ腐れボケっ。手前交通標識以前に日本語も理解不能になりやがったのかこの薄ら馬鹿めが。人の話に返事して置きながらあべこべな事をやろうとは一体どう言う了見だこの世紀末阿呆。いい加減真面目に運転しねえと折込チラシと一緒に結束してトランクに詰めたるぞ間抜けトンカチ野郎」あああまたやってしまった。でも明日こそはやさしくしてあげようと、心には一応誓うので御座います。とは言うもののこの程度のやり取りで済んでいるからまだ良いのでありまして、何か事が起こってからでは大変です。出来れば運転などさせたくないと申しますのが本音で御座います。
12月17日(日)
日曜につきプログレはお休み。
ここ数日間のドタバタですっかり忘れていたのだが、仙台駅東口のイベントホールでレコード市が開催されていたのを思いだし、家族を適当に騙して出かける。 今回プログレコーナーは無し。家族を放っぽり出してAnekdoten 「Nucleus」1,980円、Kansas 「Two For The Show」1,800円、及びClimax Blues Band 「1969/1972」2,300円の3セット4枚を購入、総て税別で勿論アナログ。会計時にG.ミュージックのマスターに聞けば今回はプログレがバンバン売れたそうな。やはり昨日来れば良かったのだろうが流石に体力なかったので仕方が無かろう。 帰宅後は近所に頼まれたディズニーもののダビングなどで日が暮れる。本日は長男第6回目の誕生日だったので夜は珍しく外食・・・の予定が次女が昼寝から醒めないのと私の体調不良(だったら漁盤するなよ)によりやはり宅食。
12月16日(土)
夜聴こう聴こうと思いながら結局プログレはお休み。
昨晩(今朝?)は4時になって牛乳配達に出かける配偶者と入れ違いに漸く布団へ辿り着いたが直ぐに次女が夜泣きを始めて結局6時まで寝られず。8時半に起床、製版・製版・外注業者と其々電話で打ち合わせの後やっと爆睡。午後になってからお歳暮の手配やら年賀状制作ソフトの購入の為街へ出る。ヴァージンメガストアにて次女と「ジョンの魂」を試聴、DVDで「トイストーリー2」を眺める。
帰宅後はまたしても配偶者が飲み会へ出かけた為内職&子守りのサタデーナイトであった。長男&長女は早々に片付き、次女と遊びながら年賀状を試作。全くこんな便利なものがあるから年賀状の注文が減るのは当たり前、ましてや印刷屋がこんな事やってるんだから尚更であろう。「みんなが寝てから聴くCD」を準備して次女と「大将軍の北の国から」の4回目を鑑賞・・・・何しろあと16回観なければならん。次女にキーワード「はかせのはかば」、「だいしょうぐんきりんじさんまいくれ」など調教。観終わると同時に二人共意識消失 。
12月15日(金)
Anekdotenのライヴを聴く。 会社に12時過ぎまで居ると次の日はやや堪える年齢になってしまった模様で、本日は眠気覚ましに暴力的な音を一日中聴くこととなった。混沌且つソリッドな音で後頭部を殴り続けていなければ、とても眼など開けては居られないのだ。
しかしながら今日も今日とてデザイナーの皆さんを巻き込んでの午前様となってしまった。大幅な変更に加え、私の確認ミスが足を引っ張り入稿2時半、帰宅3時。本当に落ち着くのはクリスマスも終わった頃であろうなぁ。 無事に新世紀を迎えて21馬鹿を高らかに唱和出来る日は、本当にやって来るのだろうか。
12月14日(木)
Kansas Box Disc2を聴く。”Dust In The Wind”はエエ曲やなあ。虎の穴温泉ツアーの夜を思い出すぜ。こっそり言うけど実はあの日初めて聴いたのであった。
先日一度会社に連れて行ってから、出社時に次女が連れて行けと泣き喚く様になってしまったので最近は家をこっそり出て行く事にしている。会社ってそんなに楽しいのだろうか。
話は全く変わるが、私にとって竹輪はどっちかと言えば嫌いな食べ物なのだが、竹輪の磯辺揚げは大好きなのである。これが食べたいが為に海苔弁当を買ってしまうことが良くあるのである。そんな訳で本日も某駐車場で新人と共にカンサス聴きながら文芸春秋のスキャンダル記事を読みつつ、専務の知り合いという弁当屋の「海苔明太子弁当」を食べながら寝る。
12月13日(水)
打ち合わせ、電話多く、プログレまともに聴く余裕無し。King Crimson 「詐欺師箱」の抜粋を少々。
久しぶりにちゃんと昼休みが取れたので、新人と共に本屋へ行き、スタン・ハンセン著「魂のラリアット」を斜め読みする。決してファンの目には触れる事の無いプロレス・ビジネスの裏事情が垣間見れて非常に面白い。超一流の同業者から見たレスラーの極めて正直と思える評価もやはり興味深く、これもまた非常に貴重ではないか。個人的には、今年鶴田死去の翌日、著者が偶然空港で猪木と出会った日の光景が非常に印象的であった。
12月12日(火)
Kansas Box Disc1の途中までを聴く。かっちりした音がなかなか気持ち良いかもしれないっすね。今日は携帯がやたらと鳴り、音楽にさっぱり集中できず。あっ、仕事中だからこれは仕方ないのであった。
近所の方に最近聞いた話である。車の運転中、やたらマナーの悪いドライバーの車と接触しそうになり、相手はあべこべに毒づいてそのまま何処かに行ってしまったそうな。最近昼ご飯食べながらテレビを眺めているとまさしくその男が死んでしまったとニュースで報道されていた。どうやら配偶者に撲殺されてしまったらしい。いやマジで。
教訓は何れか; ①運転マナーは紳士の常識 ②口は災いの元 ③結婚記念日は大切に
12月11日(月)
King Crimson 「Heavy ConstraKction」のDisc1&2 、KIRINJI 「KIRINJI3」を聴く。おお声は確かに懐かしいあの小田和正煮。でも音は洗練度非常に高い。
度重なる新人の無謀運転に遂にキレる。本日は右折車避けようとして平走していた車に気づかず車線変更に挑んだ愚行を始め、一向に得意先の位置等地理を覚えていないことなど其処に至る材料はすべて揃ってしまったのであった。でも帰社してみると上司がそれ以上のテンションに達していたのであった。因果を実感して日が暮れる。
12月10日(日)
日曜日につきプログレは無し。
件のビデオは3回観たが予想通り言語道断の内容であった。しかしながらPANがやや甘いことを除けば、「撮影は勢いで、編集は緻密に」という基本(91年に私が主張していた)を地で行く完成度の高い出来映えであった。まあそんな話は置いといてセンセーショナルやなー充分に。 ここで詳しい内容は死んでも書けぬのだが、配偶者に寄れば「この二人が相当変わっているのは明らかだがその有様をニヤニヤして何度も観返しているあなたもかなり変だと言う事がいよいよ解りましたので明日から実家に帰らせて戴きます」との事である。
12月9日(土)
配偶者が飲み会に出かけたので次女就寝と共にプログレ聴く・・・予定。あ、その前に危険が危ないビデオがあったな。
第13回仙台定例オフ会は12時丁度の待ち合わせからのスタートである。大将軍指定の場所は一番町HMV2階の書籍コーナーであったが、珍しく予定時間を過ぎても大将軍は姿を見せず、悪い事に携帯のバッテリー切れとなっていた私は「これは駅前のHMVと勘違いしていたのか?」と焦りまくり、公衆電話から店に連絡して呼び出しをお願いしてみたのであるが、しばらく後に返って来た店員の答えは「申し訳ありませんが”大将軍”などとおっしゃる方は居られない様です」。
ひょっとして何かあったのだろうかと再び待ち合わせ場所に戻ると果たして其処には巨大化して天井に頭を突っ込んだ大将軍が居た。何の事は無い、着る服を探すのに時間が掛かって遅れただけだった模様である。黒飴オヤジの例もある事だし、このまま縮小拡大を続けて元に戻らなかったらこの人一体どうするのであろうか。扶養家族を3人も抱えているのだからもう少し考えて欲しいものである。一応私からはテレポーテーションを控える様に忠告しておいた。
取り敢えず普通サイズに戻って戴き、昼食はお薦めの「山頭火」なる有名店にて塩ラーメン。恥ずかしながら未体験ゾーンであったが美味。牛テールの味を感じたのは気のせいであろうか。ここでうし君にお電話貰っていた事が判明して返信、有る事無い事プレッシャー掛けたりするのであった。
続いてドトールコーヒーへ移動、気を抜いた(のだろう)また大きくなりつつあった大将軍は椅子とテーブルを1セット破壊して店員に本気で注意を受ける。どうも本人はここ数ヶ月間の各オフ会への出没やツアー、「新世紀プログレオヤジオフ」準備への暗躍などで過去の禊はもう終わった!と勘違いしているらしく、この巨大化は精神的増長の実に解り易い具体化と思われる。今後オフ会に参加される皆さん、油断してはいけませんよ。まだサイト制圧がどうのこうのと言ってます。尤も本人に寄れば「制圧」ってのは大将軍用語で「仲良くなる」と同意らしいのですがどうだかね。
さて今日の議題は以下の通り。
①「新世紀プログレオヤジオフ」準備進行状況報告と意見交換、仙台支部行動予定
②「晩秋のみちのくプログレ温泉ツアー」の反省及び次年度へ向けての妄想
③カンサスライヴ特攻計画の概要
④「あのヤク切れそうなんだけどどうにかならんかもう1回だけ何でもするから」の返答要請
⑤同盟界隈の噂話(これが一番長かったりして)
⑥虎の穴ビデオ第1回作品「大将軍の北の国から」内容及び機密事項の確認
⑦仕事の愚痴
約3時間に亘る実り多い時間であった。現在に至る中では最も真面目な定例会であったことを付け加えておこう。 お別れした後タワーレコードへと吸い込まれる後姿を見送っていたが、予想に反して巨大化は進行していなかった。何でも奥方と待ち合わせしていた模様である。
12月8日(金)
King Crimson 「Heavy ConstraKction」を聴く。
我々サラリーマンは基本的に得意先から仕事を頂いている訳である。その様な立場の人間にとって精神の持ち様というのは皆さんもご存知の通り仕事に非常に影響を及ぼすものであり、いくらなんでもこのままでは精神衛生の問題が得意先への対応にさえ飛び火した挙句会社にも相当な迷惑を掛けることになるのは明白である。流れから言って家族への影響も想像したくも無いほど多大であろう。これは決して言い訳では無い。止むを得ない必然なのである。従って私が例によって路上駐車の上国内盤「Heavy ConstruKction」をしぶしぶ厭々駄々をこね購入に至ったのもこれ総て私を囲む小さな環境を守る為故の断腸の思いに起因していた事をここにキーロック、いや記録するのは跡処理上避けては通れない哀しい事実なのである。
新人が他車両の移動中私の営業車のカタチを変えて呉れたので御礼に「Heavy ConstraKction」の映像を観せてあげる。
11月7日(木)
V.d.G.G. 「The Least We Can Do Is Wave To Each Other」、P.F.M.のベスト盤を聴く。
得意先訪問途中、必然性も無くHMVやら新星堂の近くで新人営業マンを巻き込んで昼食の時間と決め、 久々にCDの探索へとむかった。King Crimsonの新譜の確認が主要目的ではあったが輸入盤の姿を見かけることが出来ず今日は決断を見送る。実はV.d.G.G.のBOXをまだ諦め切れずにいるのが理由とも言えるのだが。土曜日にヴァージンでも覗いてからゆっくり考えることにしよう。それにしても紙ジャケやらBOXものやらの大攻勢でこの12月は世のプログレオヤジどもにとっては正に受難の世紀末である。只でさえ仕事に追いまくられ今世紀中正気で居られるかも定かでは無いのに何たる仕打ちである事か。一年通して均一出費にと成る様なリリース・ペース、なあんてのは望むべくも無かろうが、業界の方々にも少しはこっちの身にもなって考えて欲しいものである事よ。あああなんて勝手なことを言っているのだろう!ってそりゃ勿論解ってはいるのだが。
12月6日(水)
UK 「UK」 、King Crimson 「In The Court Of The Crimson King」など。
止むに止まれぬ事情により午前中次女を連れて仕事をする。とは言っても新人営業マンに運転して貰って得意先を訪問・納品も任せてしまっての話なので、何の事は無い、私は次女と後部座席でヘラヘラ遊んでいるだけである。半日くらい休めば良かろうに、とも言われたがやはりこの時期の半日は重いし、大体が一人で車運転させる訳にもいかないのだから仕方が無い。でも今日はバスに2回ぶつかりそうになったのと右折車と接触しそうになっただけで帰って来れたのでご褒美にUKを聴かせてあげた。残念ながら蓮井朱夏の方がウケは遥かに良かった。次女も会社ではオジさんに囲まれ緊張した模様で、昼前にはとっとと寝てしまった。
12月5日(火)
Quatermass 「Quatermass」を聴く。
早めに帰社して原稿書く筈が結局戻り7時となり鬱屈しながらウダウダと書き始めたが見るからに覇気の無い内容となり疲れがどっと出る。まあ帰社時間が遅くなったのと引き換えに某得意先社長からこの業界で生きて行く為の知恵と言うか実に為になる話を聞かせて戴いたのでまあ良しとせねばなるまい。
12月4日(月)
「大将軍のクリスマス」を聴く。
某住宅会社のプラン集の原稿書きが控えていたので早目に帰社したものの結局雑用続きで原稿用紙に向かったのは営業会議が終了した7時過ぎであった。しかも書き始めると「模造石をあしらった南面の外壁の美しさがご家族の虚栄心をご満足させる事でしょう」などと、とんでもない事を書いている自分に慄然とする。
昨晩、風呂のシャワー出湯つまみを捻りすぎて破壊、シャワーが止まらなくなって家族全員で大騒ぎとなっていたが、帰宅してみると直っていて安心する。しかしながら配偶者が修理用にDIY店で購入してきた大型のレンチは3,000円以上したと言う。輸入盤CDなら2枚楽に買えるではないかっ。でも原因作ったのは私だから別に怒ったわけでは無い。
12月3日(日)
日曜日につきプログレはお休み。
タイヤ交換や内職を済ませてから長女と長男を引き取りに配偶者の実家へ再び向かう。隙を見てV.d.G.G.のBOXなどを捜索しに仙台駅前方面に出かけたかったが果たせず。実家近所で買い物などしている内に結局夕方になり、次女がまた発熱したので慌てて帰宅。
12月2日(土)
配偶者の実家からの帰路、UK 「Night After Night」を半分聴く。
長男検査の為仙台西部にある眼科に行く。片目に乱視がかなり入っており、遠視も加わって視力が弱いという事でやはり眼鏡を掛けなければならぬという事である。幼稚園から可哀想であるが矯正可能らしいので1年ほど頑張ることにする。早速眼鏡屋に行き申し込み、引き続き配偶者の実家へ。長女と長男は泊まるというので風邪気味の次女だけ連れて帰る。
夜は配偶者と呑む。行き付けの酒屋推薦・名倉山の純米吟醸、フルーティーな香りが堪らない、値段の割にはなかなか美味い酒であった。宝くじで3億円当たったらプログレを存分に聴ける部屋付きの家を建てる、などと馬鹿話をしながら意識を失い、子供の夜泣きに気がつけば既に明け方で二人とも炬燵で寝ていた。配偶者が先に寝てしまってからヘッドフォーンでCDを聴く予定であったが今回も挫折。
12月1日(金)
諸事情によりプログレはお休み。
年賀状はやや落ち着いて来たが、年末までに数十頁のパンフレットを作成する事になり背筋の寒い今日この頃である。本日も夕刻より打ち合わせ、帰社11時帰宅12時半。次週一杯このパターンの予定。
11月30日(木)
Yes 「Fragile」及びGenesis 「Live rarities 1970-1973」Disc1途中までを聴く。流石に11月の月末なので余裕無し。
行けども行けども納品の繁み一向に減る気配無く愚痴語るも難業の極み引き際鮮やか成らんと欲するも如何ともし難く欲情のまま轍に身横える我が身虫の息に浸り夢見心地へ運ばれ迷子の迷子の子猫ちゃんこの辺り次女余りに弱く 加減乗除の響在りコスモス咲き誇るは懐かしき思い出明日は明日の風邪が噴く出来れば寝坊をだっていつもゴミ持ってってるし月水金。
11月29日(水)
Curved Airのコンピを聴く。
新人は今日も頑張って運転。徐々にではあるが進歩の跡も見えるし、道順も覚えつつある様だ。帰社して上司に報告する。「今日は歩行者13人とバイク・自転車各4台、車は9~10台でしょう。」これは轢き損ね&接触未遂のトータルである。いずれ成長してこの日記見たら本気で怒るだろうな。
昼休みにHMVに赴くが「ヘヴィー・コンストラクション」の輸入盤は無し。 最近CDを買っていないので寂しい。
11月28日(火)
Curved Airのコンピを聴く。
風殊の外強く街路の銀杏の葉は瞬く間に散って仙台の街は末期色いや真っ黄色である。本日の午前中はやや余裕のありそうな具合が予想され事情が許せばCD屋にでもと目論んだものの一旦営業に出て呼び出しあらば犬の如く得意先の元へ馳せねばならぬ典型的展開が待って居る。もはや200mでダブル・スタンプ・ディ中のHMVという地点を右折せねばならぬその悔しさも青春の想い出としてまた愉しからずや。とは無理な強がりの他に在らず給料日前故の神の導きと我が身に云い聞かせ只耐えるのみ。
11月27日(月)
Rush 「Moving Pictures」、Yes 「Relayer」を聴く。
訪問件数1.5倍の日々は一体いつまで続くのか。牛タン1.5人前定食ならばそりゃもう嬉々として挑むのだが、このままでは毎日何かが溜まって行く様で心配だ。しかもこの傾向は営業では無く只の納品マシーンと化する危険性も高いので要注意である。買えれば帰ったで1.8歳の次女が童謡や手遊び歌を一緒の踊れと脅迫する(平日くらいいい加減早く寝ろ)。従ってPCの前に座る頃にはもう目が良く見えない状態になっているのである。私はやっぱりドライ・アイなのだろうか。最近妙に涙脆くなっているのが影響しているのか。
11月26日(日)
日曜日につき日中プログレはお休み。これから何か聴こう。
子供達の自転車の練習を兼ねて家族全員で2km程離れた本屋に行ってみる。靴脱いで板の間に上がるヘンなところである。ここで配偶者のコミックやら何やら買い込んで自宅近所の「鳳園」というラーメン屋に寄ってみると、丁度1周年記念と言う事で特別メニューがあった。「叉焼麺」580円を注文すると何故かゆで卵と冷奴と揚げたての肉詰めコロッケが一緒に出てきた。ラーメン自体はまあまあ、だがコロッケは非常に美味であった。更に近所の公園でしばらく遊ぶ。団栗拾いと滑り台とブランコなど。揺られている内に満腹で眠くなったので帰宅、雑誌を眺めているうちに本当に寝る。
11月25日(土)
「The Beatles 1」、Circus 「Movin’ On」など。
寒くなってくると家族の誰かが風邪を引いている、という状況が普通になってくる様である。子供達は一冬で大体4回転はするし、配偶者と私も2回は巻き込まれる。困ったものである。家族揃って耐性が低下しているのだろうか。
11月24日(金)
「The Beatles 1」を上司から借りて聴く。Pink Floyd 「狂気」のB面と「炎」A面を少々。新人微動だにせず。別にいじめている訳では無いのだが。
昨日の帯広地獄の謝肉祭に続いて今日は札幌よさこいオフである。今回は電話乱入は控えメール乱入に留めたが、某筋の情報によれば埼玉の主婦が突如雪かきに登場したとかで関係者は真面目に驚いている模様である。やはり電話すりゃ良かったな。
11月23日(木)
仙石線で移動中、「太陽と戦慄パートⅣ」を聴く。
オフ会参加費稼ぎの為某マーケティング・リサーチ会社の広告アンケート調査に答える。南町通りの某ビルの一室で拘束時間約1.5時間、謝礼5千円。5ナンバーのワゴン車のTV-CMを7本観て質問に答えるモノで、この手の経験は何分初めてだったのでなかなか面白かった。 終了後久しぶりに「レコード・ギャラリー」に寄りCD数枚を処分、先月のクリムゾン・ライヴの折に斜め前に座っていた店主に感想など訊く。
帰宅後買い物。BBSに大将軍より「今日は日高見」飲む様にとの指令があったので、近所の酒屋さんで吟醸酒を購入。いつもはあまり見かけない社長が居られ、おかみさんに紹介して頂く。「ほら!あの!プログレの晴山さんよ。」・・・え?山田錦ものの出物がそろそろあるらしい。こりゃ楽しみだ。
11月22日(水)
新人同乗、結果としての非情で異常な違法運転に怒りまくりと返す刀の自己嫌悪、プログレ聴く余裕無し。
でもやっぱりクールダウンした夕方帰社時にPink Floydの「狂気」A面を聴かせて様子をみる。私は久々の「虚空のスキャット」にうっとりしていたが反応無し。おかしいなあこんなPOPな作品に。「厭なら言ってね。」と前々から釘刺しているのだが遠慮してるのだろうか。或いはただ単に落ち着いていたのは私だけだったのか。今度はジャーマン・スープレックスで行ってみっか。意外に効いたりして。
某墓石関係の得意先にお邪魔して、待ち時間に社長の息子さんとパット・メセニーやジョン・マクラフリンの話をする。途中出入りの文具業者の営業マンが入って来て驚いた。3ヶ月前にお会いした折と比べて異常に痩せていたのだが、なんと30kg減ったのだと言うのである。以前の体重は多く見積って90kgだから殆ど別人だ。競合関係にある人なのだが何だか人事では無いのであるよなぁこう言うの。
11月21日(火)
Mahavishnu Orchestra 「Birds Of Fire」、Triumvirat 「Spartacus」を聴く。
何だかんだ言って私はカップラーメンとかが結局好きなので経済的事情も踏まえた上でまあ良く食す。歳を考慮すればそろそろこの辺りの生活態度も改めねばならぬはずなのだがどうにも踏み切れない。新日・西村選手も「インスタント食品なんで論外。要は穀物です。」と述べているのだが・・。
某プロレス雑誌を立ち読みすると、その西村選手の先日行われたトーク・ショウの様子が載っていた。印象的だったのは握手に訪れたファンの中で闘病中の中・壮年の方が多かったと言う事実と、師匠・ヒロ・マツダ氏の覚悟に纏わる話であった。
11月20日(月)
昨日「アンパンマン・ベストヒット」に紛れ込ませてレンタルしてきたRainbowのベスト盤を聴く。音は最悪。レコードもこの程度だったのだろうか。ボネット君のヴォーカルが気持ち良いから許す。 加えてクリムゾンの70年代もののオムニバス。夜、Starlessを聴きながら雨のバイパスを走る。
年賀状やらに気を取られてやり残した事が多いことに気づき愕然とする。これって実は本末転倒なのだよなぁ。
11月19日(日)
またしても気がつけば炬燵で寝ていた。今日こそはCD聴こう聴こうと次女が寝るのを待っていていて遂に挫折した故。情けない。
長女の宿題に関する資料を探しに若林区市民センターの図書館へ。引き続き膀胱炎気味の長男を休日診療センターへ連れて行く。「姫ラーメン」太白大橋店(?)にて味噌ラーメン、多大な期待はしなかったがやはりさほど美味くは無し。帰宅後は配偶者の依頼により、幼稚園発表会の父兄の出し物用に図書館から借りてきた某童話を加筆リライト、シナリオ化する作業を行う。ギャグがどの程度ウケるかどうか非常に心配である。
11月18日(土)
昨晩は例によって焼き物聴きながら寝てしまったらしい。朝4時頃牛乳配達に出かける配偶者に炬燵で寝ているところを起こされた。こんなことやってるとまた風邪引いてしまうではないか。
朝長男を幼稚園に送ってから湿疹の出来た長女を皮膚科に連れて行き、治療終了後一旦帰宅してから配偶者の実家へ。遅い昼食後、某得意先・分譲住宅販売開始日ということでチラシの宣伝効果確認の為集客状況を見に行く。本日はちょっと芳しくなかったようで、担当の方も明日に期待しよう、とおっしゃっておられた。もはや祈るばかりである。 帰宅して「東京と戦慄パート4」オフ会に電話乱入。丁度「とんでもないオヤジ」突如登場したところで、異常な盛り上がり具合が受話器から伝わってくる。今後の展開がいよいよ怖かったりして。
11月17日(金)
雨の中70年代のコンピ焼きを聴く。EW&Fの「9月」など。 新人が文句言わないのを良い事に、営業車中でいろいろと聴きまくっているが大丈夫であろうか。プログレ聴く時だけお伺いを立てる様には気をつけてはいるが・・・。
昼食時に市中心部に居合わせたので新人共々HMVに行ってみる。V.d.G.G・BOXもクリムゾン新譜も無し。「Beatles 1」の2枚組アナログが有り持ってみると意外に重く気になる。ZEPで失敗してはいるがやはり懲りないのである。
11月16日(木)
John Lennon 「Imagine」、Eagles 「Hotel California」を聴く。新人に”A New Kid In Town”の歌詞のお話(大将軍の受け売り)などしてみる。でもこの新人は先日までUSA本土に住んでいた男なので大体ヒアリングで解るらしい。
日々いよいよ余裕が無くなってきたところにクレーム処理も加わってこのところ子供に会っていない。2歳前の次女辺りにはそろそろ顔を忘れられているかも知れない。
11月15日(水)
Jun Green氏の「ぷろから」を引き続き聴く。
考えてみれば今年の稼働日は既に1ヶ月を切っている筈だ。出来ればこのことは気にはしたくなかったが事実である。しかも世紀末で有ることは一層余裕の無さを演出しているのである。Fractureが全く弾けないまま今世紀の終わりを迎えることは非常に悔しいがやっぱり駄目そうであるなぁ。
などと考えつつ昼休みにレコード・コレクターズ誌を眺めているとまあある事ある事紙ジャケの発売予定 がびっしりと。呆然としている私の元へ追い討ちを掛けるように携帯に「晴山さん、V.d.G.G.のBOX出ましたよ!」との知らせがはみるさんから・・・。あああ一体どうしたら。ジミヘンBOXは気配も無いし。
11月14日(火)
Rush 「Moving Pictures」の一部と「営業の友」を聴く。
今日は半日だけ新人と一緒。先週後半からほぼ運転を任せる様にしてみたが、何だか自動車学校の教官になってしまった心持。この人交通標識を読まないのである。今日もちょっと目を離している間に「工事中・進入禁止」のサインがあるにも拘わらずしかも「入ってくるなー」とアピールする工事の人が居るにも拘わらず「おいおいおいここは駄目だ~っ!」と叫ぶ私の声を無視してガンガン突っ込む。爽快である。狭い道からの脱出に相当手間取り良い汗かかして貰ったぜ!緊張感が絶えないのは有る意味大切だが年末まで身体が保つのか心配になって来た昨今である。
11月13日(月)
Jun Green氏の「ぷろから」を聴く。新人が車中一緒だがどうせ運転の緊張で何も耳に入るまい。構うものか。UK関係が力入って良いですなぁ。愛がありますよ。「In The Dead Of Night」を初めて歌ってみたがこれは難しいことを痛感した。レコード聴いて歌うのとは違う!しかしまたなんでベース弾きながら歌えるんだろう。大将軍も言ってましたが、是非「By The Light Of Day」つきの完全版を切望します。
さっさと現実に戻らなければならないのだが余韻が消えずぼーっとしたまま一日を終える。夕方になってから急に忙しくなりだして通常モードに復帰したが、年賀状の波状攻撃に早くも気持ちが萎えそうで萎えそうで。
11月12日(日)
7時のモーニング・コールでガバと跳ね起きれば盛岡の寒そうな朝の風景が窓から見える。昨晩は大分呑んだ様な気がしていたのだが、不思議に「残った」感覚が無いのは昨日大将軍から頂いた肝臓を強化する漢方薬故かはたまたストレス大放出故体調が良くなったのか。ただ眠いのは事実である。ぼんやりとした頭に怒涛のカラオケに邁進する「虎の穴」の面々の屈託の無い笑顔をしみじみ思い出す。
折角だから「虎の穴」BBSに大将軍とJun Greenさん、紫さんらが書いて下さった昨晩の主要曲目を記録しておこう(無許可転載)。 「移民の歌」「長い夜」「ハート・オブ・ゴールド」「宇宙の彼方に」「愛はかげろうのように」「イマジン」「ジンギスカン」(振り付)「黒い炎」「ラヴ・ガン」「ウィズアウト・ユー」「オールナイト・ロング」「スピニングホイール」「アメリカンバンド」「紫伝説」「ファンタジー」「アイ・イン・ザ・スカイ」「オールド・ファッションド・ラヴソング」「名前のない馬」「ロクサーヌ」「おやじのロンリーハート」 etc.
集合時間の数分前、支度をしてロビーに降りて行くと既にHawkeyeさんが悠然と新聞を読んでいた。随分前に起床されて散歩がてら飲み物と朝食を調達されたとおっしゃる。予想通りタフな人だ・・・飲み物を勧められて恐縮。しばらくしてみなさんがぼーっとした面持ちで登場するが、真面目に具合悪そうなぶれさんを除き全員比較的元気である。8時回って出発、数カ所で岩手山などをバックに撮影、岩手農場近辺で5cmはある霜柱に関東以北の方々はやはり驚く。私も久々に北国の冬を見た思いである。ここまでは仙台の街でもちょっとお目に掛かれないのである。東北道を一旦北上し岩手山と姫神山を拝んでUターン、これ、大将軍の粋な計らいである。 数カ所のSAでの休憩時にお土産を物色、紫さんは「重いから仙台で買ったら?」の声に動じず林檎を一杯買い込む。どう見ても身体より荷物の方が大きくなりつつあるのにちゃんと帰れるのだろうか。
あっと云う間に仙台へ到着してしまい、24時間の滞在でお別れとなるHawkeyeさんを仙台空港までお見送り。振り返ってみれば音楽の話をほとんどしていなかったなぁ・・・・と別れ際に気づいてももう遅い。固い握手を戴いて後姿を眺めつつ、私は後になってこの手の事に後悔することが多いのだ、とつくづく思う。悪い癖である。 さて残ったメンバーのお昼は・・・再度のリクエストにより今日も牛タンであるが、漁盤の関係もあり駅西側・中央1丁目の「ねぎし」へ。日曜の昼、流石に混んでいて待たされる。「将軍で7人」と予約すると内輪ウケのみでなかなか可愛いウェイトレスには不発。Jun Greenさんと大将軍は生ビールで復活。Junさんこの後一件得意先訪問と言うが本当に行けるのか?2杯も飲んでたぞ。紫さん歯の調子が悪く牛タンのシチューに挑んでおられたが評判も良かった模様。ぶれさんは人ごみに中ったかやや不調となるもCD屋に移動途中でこちらも復活。
全員で怪しげなビル内にあるグレート・ミュージック本店へ。新宿方面等の凄い店を見なれている方々にはちょっと物足りないのでは?と不安もあったりしたが、そこそこに収穫があった方もおられたので良うござんした・・・詳細は秘密である。
そして残念なことにお別れの時はやっぱりやって来るのだ。このような時の雰囲気が苦手なのは何も大将軍だけではないのであって、しかもこちら、見送る側は何だか取り残される様な気がしてしまうのだから困ったものである。2人で見送ったのはまだ幸いであった。一人じゃ堪らんもんね・・・で、皆さんと握手。Junさん一言、「いやー昨日は体調悪いから、と思うてましたがホントに寡黙な人ですネ!」。すんません今度はボケとツッコミの鍛錬してきます。でもJunさんと比べりゃ誰だって無口だぞ~・・・una_masさんは前触無しの熱い抱擁に加え、意表をついてまさかの「ぞりぞり」を擬音付で仕掛けてくださった。最後まで真面目な人であった。みなさん、ありがとうございました。えー来年は「金ちゃんの全曲口だけタルカスをみんなで演ろう」ツアーにでもいきましょう!
全員元気な笑顔でお別れした後、大将軍が自宅まで送って下さるとのことでお言葉に甘える。車中、子供のお土産は何が良かろうかと相談。二人とも近所のコンビニでお茶を濁す事が多いことを互いに告白する(まだ子供が小さいからこの方が喜ばれるのであるいやマジで)。「やれやれ明日からまた仕事だな~」とどちらとも無く呟く内に自宅付近に到着、別れ際無理やりRushを借りる。大将軍、幹事お疲れ様でした。また来年宜しくね。
コンビニで森永チョコボールやデジモンカードを買って帰宅。夜、Jun Green氏制作「ぷろから」を聴かせながら配偶者に行程・状況報告を行っている途中で眠ってしまった様である。
11月11日(土)
今日のプログレ・・・ 異様な集団によるカラオケも含めてなんだか一杯聴きすぎて覚えとらんがな。
配偶者の手により10時20分に突然置き去りにされたバス停の時刻を見ると、到着まで20分以上あったのでバス停2つ分を歩く事にする。バイパスを徒歩横断直前(ここは左折車に轢かれやすく危険である)にはみるさんから電話が入り暫しお話。ありがたや鐘が鳴るなり毛越寺あこれはもっと後ね。運良く時間通りに来たバスで仙台駅前に向かったんであったが、せっかちな私と致しましてはふたつ前で降り鞄抱えて走る。30分余裕あるのにね。
新幹線改札口付近の喫茶店入り口で大将軍の後姿を発見するも見覚え聞き覚えの無い人物が同行していた。その「ワンピース」のゴム人間或いは「ザ・フライ」期のジェフ・ゴールドブラム似の背の高い男、何故かアタッシュケースにUK 「デンジャー・マネー」のレコードを裸のまま携えた男・・・一体だれなのか判らず一瞬私は混乱した。そう、・・・今回のツアーでの最重要人物であったこのお方には大変失礼な話であるが・・・この、この時点ではイキナリビールを呑み始めたとは云え、普通のサラリーマンに見えたJun Green氏が来仙することを私はすっかり忘れていたのである。えらいすんません。席へ導かれると、既にuna_masさんご夫妻が座っておられた。勿論初対面であるがこのお二人について(特に旦那!)はまさに想像通りの風情であり、いみじくも奥様がおっしゃって下さった通りもう既に数年前からの知己の間柄であったかのような錯覚を受ける。そうこうする内にぶれさんも到着、我々周辺は慌しくなってきた。紫さんの姿が見えず一同心配したがやはり徹夜開け、実はぶれさんの持つ鞄の中で仮眠を取っていたのであった。紫さん起床して鞄から這い出すなり実にエネルギッシュで感心感心、ぶれさんはなにやら摩訶不思議なムードを漂わせてはいるものの非常に気さくな方で安心した。程なく一陣の風と共に颯爽と現れたのはHawkeye氏である。数度お電話でお話していたがお会いした方は皆無、到着時にバス停に迎えに行った大将軍も、本人から「えー中肉中背、普通の格好で眼鏡掛けているから直ぐ判りますよ。」と全く役に立たない説明を受けて途方に暮れていたが、やはりその鋭い目つきから一発で捕獲できた模様。
無事全員集合したところで、大将軍が会社の会議中に上司の目を掠めて作成したというツアー行程資料を配布、旅行中の心得(おやつは300円以内etc.)などの簡単な説明を行われ、まずは仙台名物牛舌体験へと駅東口「利久」へと向かう。「虎の穴」関連行事で来仙する方々には避けては通れぬ味である。かつてはあの”千の舌を持つ男”と恐れられた北のリシュールはかせ、”関東の味鬼”の名を轟かすPINK氏のお二方を黙らせた実績もあるこの店、親方の発言は意味不明だったりするけれど味は流石に天下一品、皆さん十分ご満足された模様で大将軍も一安心である。肉厚かつ柔らかな牛タンは仙台でも5本の指に入る筈、機会あらば是非この日記をご覧の皆さまにもご賞味戴きたいところ。 さて腹ごしらえも終わった終わった、いざ北へ。席順は大将軍のBBSで紹介済みなので略。しかし後部座席ではJun Green氏がずーっとずーっとしゃべくり続けており、車内は放っておいても異様に賑やかである。大将軍によれば昨晩7時から1時までやはり同様の状態であったとの事で、今日はもはや疲れて大人しかろーと踏んでいたのだがそれは大将軍にも予測のつかない運命であったと云わざるを得まい。だってだってそれって翌日の3時まで続くのだから。
一路高速道路を岩手へと目指す一行の元へまず届いたのはフルートであった。運転席の携帯がスターウォーズのテーマを響かせ、手に取った大将軍の一声は「おおっ、うしかっ!」。まさかとは思ったが、携帯フルート敢行の模様である。何しろ大将軍、うしくんに「2時~3時」の間に必ず電話する様にと脅迫したらしいのである。酷いオヤジである。しかしああ何と律儀なうしくんであることよ。走行中とのこともあり、最寄のSAに入って折り返しうしくんに電話すると、間もなく携帯から聞こえるぞ鮮明に!宮殿、そして21馬鹿の間奏がっ。至福の調べがっ。見渡せば皆心からの拍手と感動の渦中、una_masさんはじめ目をウルウルさせとるで・・・。うしくん本当にありがとう!18日また頼むで~。
そうこうする内に車は前沢で下車、北東北のカンタベリー地方(と大将軍が呼ぶ)平泉へと侵入である。 各自の生活圏感覚では真冬、人影もまばらな毛越寺の庭園を8人が往く。「いやー秋日和の天気良い日なんてなかなか賑わってるんですよ~。」と訴える私であるが誰も信じてはくれぬ。と、紫さんの携帯にセンデロ師匠から電話である。澄んだ空気と紅葉の美しさのせいだろうか、どうもしみじみとした話に終始していた様な気もするな~。ありがとうございました。
さていよいよ温泉であるが、これは盛岡市郊外に出来ていた最近はやりの町興し系の施設「スパイラル・バーデン」と言うなかなかに洒落たところであった。やや時間が押していたので我々は機敏に露天風呂に向かい身体を温めてからおもむろに「Love Beachみちのく編」の撮影を開始。はにかむ2人と嬉々とする大将軍を押しのける様にJun Green氏がお立ち台に登ると何の躊躇も無く「ヴァージン・キラー」のポーズへ突入、時を同じくしてライトアップされた後光に一同悶絶する中素早く「Boxer」へ移行せんとするも一物だけではタオルが支えきれず撮影は断念。現像不可の写真はやはり撮れないのである・・・ここに至って先程から居た筈の他の客は何処かへ避難したらしく姿は既に無い。 我々もとっとと去る。
ほぼ摂氏零℃の盛岡市内へ到着、宿泊先は駅前の豪華版ビジネスホテルであった。荷物を置いて間もなく「さくら井」なる大将軍ご用達の郷土料理屋へ。盛岡出身の私はおかみさん&娘さんの柔らかなイントネーションに思わず(私だけ)頬が緩む。 大将軍の音頭で遂に果てしない夜に火蓋が切って落とされた。料理は滅茶苦茶美味いわ誰彼構わず突然歌い出すわ携帯は引っ切り無しに鳴るわでこりゃもう大忙しさ!いやーリシュールはかせ・すみままさん・KENちゃん・はみるさん・はじめちゃん・・・電話乱入の方々、どうもありがとうございました。真面目な話相当Highだったため何話したか全く覚えておりません・・・。この間幹事大将軍は走り回りHawkeye氏は刻々濃く話に花咲かせuna_masさんは直立不動で携帯に没入una_mas妻さん呑む!呑む!呑む!紫さんは小さな身体で食いまくりぶれさん椎茸が憎いと泣き私は大吟醸七福神の美味さにむせびその向いではJun Greenさんが見知らぬ電話の主に歌う「Watcher Of The Skies」のイントロ、そして「A Flower?」・・・2時間後料理を食い尽した我々は零下1℃の街並みを眺めつつ中津川付近のワインバーに辿り着いた。
ソムリエはにこにこした良い感じの若者で松ちゃんと呼ばれた。ワインも美味かったでーコッポラ畑のヤツ。あと韓国の濁酒もね。ここで新たに登場したのが大将軍の師匠;「苦離無存」生みの親;盛岡のノイズ王「金ちゃん」である。何とジョン・ゾーン&フレッド・フリスと饗宴もとい競演してCD作っちゃった人なのであった。近々自主制作盤が発売予定であるそうな。みなさんオレンジパワーで買いましょう。やはり筋金入りの人は何処かが違うのであって、かなり興味深いお話を沢山聞かせてくださった。ここで再びはみるさんからTEL、Jun Greenさんに振ると「え~!僕話した事ないから・・・」と一応遠慮するのだが、携帯掴むやいなや「だっ。だっ。だっ。だだっ。」ちゃんと「In The Dead Of Night」のイントロやってくれるところが本当に素敵である。実はこの辺り、風邪の為頭がぼーっとして来ていよいよヤバイかな~と考えていた。カラオケに繰り出す事が決定してちょっと迷ったのだが、この面子での時間の貴重さを逃したくは無いし、また以前カラオケ行って風邪が直ってしまっ経験を思い出して流れに乗ったのである。
カラオケへ向かう道すがら金ちゃんにお話を伺ってみると私の高校時代の同級生の動向などを良くご存知で驚いた。しかも聞けば先程のワインバーはかつて私の同級生が経営していた店だとおっしゃるではないか。縁とは奇妙なものである、と深く感じる。
カラオケ店は映画館通り沿いに位置する、若者が集まるBOXであった。12時近くにいきなり2時間からスタート(更に1時間延長)したのだが、基本的に「英語のみ」の暗黙の了解の中、途切れることなく曲が続くところが我々の恐ろしいところである。ニール・ヤングやらカンサスやら何曲だってみんなで一緒に歌える異様な集団。しかも大将軍&Jun Greenさんはギターソロもハモるし踊るし気がつきゃさっきの店からそのまま持ってきたワインをラッパ呑み。意外なことにHawkeyeさんもガンガン歌う!「大将軍、Fractureは?」「会長、さっきから探しているんですが無いみたいですね。」そりゃそうだ。特筆すべきは既にあちこちで書かれて有名になったが金ちゃんの「移民の歌」であろう。これ、最初大将軍が茶目っ気で私に振ったのだが勿論歌える筈も無くおろおろしているところで金ちゃんが何とオリジナル・キーで歌い始めたという次第。マイク不用の声量には全員只圧倒されるのみであった。
しかしまあ、こう云う時ほど時間経つのは早いものである。明日もあると諦めて3時を前に解散。金ちゃん、是非またお会いしましょう。
大将軍と金ちゃんの抱擁を見た後の記憶が飛んでいる。歩いて帰って来たんだっけ?我に返ると既にホテルのベッドの上、皆さんに頂いたお土産を眺めていた。狂乱の余韻が冷めず4時頃漸く就寝した筈である。
11月10日(金)
Curved Air 「Air Cut」、UK「UK」を聴く。今日は半日原稿書きの為、新人を急遽専務に預かって貰った。よって焼き物チェックも兼ねて若干楽しませて頂きました。いやどうも。
最近仕事用の原稿を書くのに身が入らず、よって出来も良かろう筈が無く悪循環が続いている。これは文章読んで勉強していないと云うのが単純且つ最大の理由なんだろうがなぁ。しかしながら、もう十数年来会社の中でこの手の仕事をやって来ているのは依然私一人、の状態が続いているのにも辟易しているのは事実だ。もういい加減この方面にも若い人材が必要ではないのか。私が居なくなったら一体どーするんだ・・・ってそうなったらなったで当然どうにかするのが会社。 そしてそこまでハッキリしなけりゃなーんにもしないのが大抵の会社と云うものである。
11月9日(木)
諸事情につきプログレはお休みだっー。
営業の新人は霊感が強い様である。昨晩も夢枕に誰かが立ったそうである。以前、朝ゴミを捨てに行ったら側に居た烏に頭に乗られた、という方が居られた。当社には必ずそんな方が一人は居てくれる。それはそうと 営業車中助手席で右足を突っ張る事が多、く本日は遂に足を攣りそうになってしまったではないかっ。注意する事柄が増えると自然に言葉が荒くなってしまうのは私の気性とは言え悪い癖である。気をつけねばなるまい。
今思い出したが、週末の「晩秋の東北ぷろぐれ温泉ツアー」の準備を何もしていない。床屋も時間が遅い為に断られてしまった。せめて乳毛のカット位はしておいた方が良かろうか。
11月8日(水)
Led Zeppelinのセカンド、David Bowie 「The Rise And Fall Of Ziggy Stardust And Spiders From Mars」を聴く。
今日は営業新人教育を専務に委託しヘロヘロと一人で街へ出る。遊びに行くみたいだが仕事である。
昼休み、紀伊国屋書店へ寄る。「なぜ大人になれないのか」なる新書を見つけ、立ち読みして興味を引かれたので購入。少なくとも我々の時代と比較すると現在の子供達は何処か変わっている、と以前から気にはなっていたのだ。この本にも書いてはいるけれど、人と人との関係には異常に敏感で、その対し方はとても「優しく」なっている様に思われるが、一方で突然キレてしまうのは何故なのだろうと思っていた。勿論現在見聞するだけの問題が、人事では無くなるのかも知れない・・・などと心配してこの手の本を買った訳ではない。でも、「思春期における音楽の役割」なんてのはプログレオヤジならずとも実に惹かれる話題ではないか。
11月7日(火)
Led Zeppelinの個人的オムニバスを聴く。「アキレス」・「カリフォルニア」・「聖なる館」などなど、新人教育の一環である(まだ諦めてはいない。が、反応相変わらず無し)。えーとでも桜庭がアキレス腱固めで勝ったのには驚いた。今時のノールール系では珍しい決め技で、大体ここから先が面白いのであるが。
営業新人=ほぼ初心者が運転する車に乗った。下手なアミューズメント・パークのアトラクション以上の緊張感が味わえて嬉しい・・・訳は勿論ありませんが、助手席に乗る事は滅多に無いのでそれだけは新鮮な感覚だ。だがふと見た折にAT車で右足=アクセル/左足=ブレーキの操作状況を目の当たりにしたのは初めてであり、やはり背筋が寒くなった。これは風邪の為では無かった模様。
11月6日(月)
諸事情によりプログレは休止中。
朝からどうも身体がだるいのは風邪と月曜日であることの両方が原因であろう。午後になって次女の熱が39度に達し、長男も発熱がスタートとの知らせが携帯に届いた。我々も気を抜くとイカンかも知れぬ。まあ本日はちょっとした怒りを1点集中させ、営業車・運転席のレバー(シートを倒すヤツね)を引き抜いて破壊したりしている。まだ体力は大丈夫であろう。
11月5日(日)
日曜日につきプログレはお休み。
連休も最終日だが皮肉にも体調がイマイチである。配偶者共々喉の痛みを訴え、次女に微熱の兆候。長女&長男が近所の公民館にポケモンの映画を観に行くのを良い事に、本日は家を出ない事に決める。次女が昼寝に突入したのを見届けると遠い昔NHK-BSで録画していた「マタンゴ」・「電送人間」・「美女と液体人間」の3本立てに取りかかる。2本目の途中で次女が起きてしまったのでTV放送中のプライド観戦に切り替え続きは就寝前に片付け・・・と結局テレビの前に半日居座っていたのであった。大事を取って早目に就寝。
11月4日(土)
Led Zeppelin 「Led ZeppelinⅡ」、Renaissance 「Scheherzarde」、Pink Floyd 「Meddle」などのアナログ焼きを聴く。気がつけば家族は美容院・学校・幼稚園へと出掛け、残った次女も4時起きだったため10時には再び眠ってしまった為、うららかな秋日和の中久しぶりにガンガンスピーカーから音を出して聴く事が出来た。引き続き仕事へ向かう道すがらJimi Hendrix 「Axis:Bold As Love」とYes 「Close To The Edge」を聴く。いずれもMFSLものであるが、従来盤(紙ジャケ含む)とは明らかに違う音で困っちゃうな~っあっと。しかしながら吹けば飛ぶようなシステムの哀しさ、帰宅してヘッドフォーンで改めて聴けばCD盤との違いは更に判り易い模様である。
昨日に引き続きのんびり過ごしていた。午後家族の希望で某家電製品(ただ単に炬燵)を探しに電気屋を回る。隙を突いて「そうそう、パパはちょっと寄るところがあったりしてね。」と中古屋側に路上駐車させて走て探して買って車に戻る。その間2分。でも昨年なら1分、やはり衰えたか。同盟BBSで話題のPavlov’s Dog 「At The Sound Of Bell」のアナログ税込み960円を購入、丁度20%セール中であった。
夜から仕事。某ペットショップのオーナー宅へ伺ってパンフレットの打ち合わせである。同時刻到着予定のコピーライターが遅れた為に早目に打ち合わせを終え帰宅出来たのは喜んで良いのか哀しむべきなのか。
11月3日(金)
文化の日なのにプログレはお休みだ.何故だっ。
遅い朝に「どん兵衛関西版」を食う。実は初めて味わったがやはり美味い。何故にこれを東北では売らんかな。売れないのだろうか。
「全日本剣道選手権」を眺めたりしてうだうだ過ごす。横で観ていた配偶者が「どこでどう決まったか全く判らん」と呟いていたが全くその通りであろう。レベル高いのを条件から外しても剣道の決まり手は一般人には判らんのである。この辺の感覚と使い込んだ防具(特に小手)の良い臭いなどが一応格闘技の筈なのに浸透しない一理由であろうか。
11月2日(木)
Triumvirat 「Spartacus」と「Pompei」の一部、Rush 「Chronicles」Disc1、及びYes 「Close To The Edge」を聴く。
終日雨。今日は新人を上司に面倒看て貰い、一人でふらふらと外回りに出掛ける。昨晩急遽新人歓迎会が催され、焼肉など食べ過ぎたせいか身体が重い。一回り以上年齢の若い食欲を目の当たりにすると体力の衰えを更に痛感したりするものである。既に夕方には朦朧としていた。
自宅に辿り着けば次女が頑固に言う事を訊かないとのことでお仕置き中で配偶者の機嫌が悪く、「え~と実は土曜の夜7時から仕事の打ち合わせが入ったんだけど・・・。」となかなか言い出せぬ内に家族全員寝てしまった。一人Circus 「Movin’ On」を聴く。
11月1日(水)
「キリヤマ隊長!11月です。もう今年も残り2ヶ月であります。」「ん何ッ!?年賀状の注文は出来るだけ受けぬ様に。ところでモロボシは何処へ行った?」「ダイジロウは昼寝してます。ダンはさっきまで其処でカレー食ってましたが突然スプーン持ったまま屋上へ。」「それは前任者と勘違いしているぞッ。早く止めろッッ!」
そんな訳で今日はほぼ一日デザイナーと行動を共にしていたのでRUSHは聴けなかった。
例によって営業会議である。新人を如何様にプログレ洗脳するかが本日の論点となったが、入社以来洋楽の趣味に関するリサーチ不足もあり、来週引き続き様子を覗う他はなかろう、という結論に達したのであった。いずれにせよ慎重に如くべきものは無し。
10月31日(火)
どうにも我慢し切れなくなり、営業車中新人にKing Crimson 「Cirkus」のテープを聴かせるも反応無し。やはり早過ぎたか?
多賀城市下馬(げば)にある薬局から飛び込みでチラシ制作の依頼があり、新人と「下馬っ下馬っ下馬っ下馬っBurning・・・・。」と歌いながら店舗に向かう。一層寒さが募る夕刻であった。因みに曲名正解の方には私の・・・写真を進呈致します。しかし初めてこの業界の内情を聞いたが調剤薬局って儲かるんだなー。青年実業家風の方であったがなかなかに面白いお話を聞かせて頂いた。見積り出すより充実した時間であった。
10月30日(月)
Yes 「Yessongs」を45分聴く。
それなりに忙しい一日、やはり70年代の音が無い一日はツマランなぁと夕方帰社すれば某得意先社長から急に呼び出しがあり、普段ならしぶしぶ向かう所だが二つ返事で出かける。CD(或いはCD-R)の車載はこのところ諦めているので、テープでたまたま在ったYesを貪る様に聴く。ああ私の耳はスポンジの如く。詩的では無い表現ですまぬが他に言い様が無いのである。 帰宅後アナログ情報提供者よりTEL有り。最近出たジミヘンのアクシスMONOはかなり良いらしい。せめて現物を拝みに行きたいものである事だなぁ。
10月29日(日)
何だかんだ言ってプログレに限らず音楽をガンガン聴けないのは辛い。やはりFMから流れるJ-POPだけでは生きては行けぬらしい。昨晩はなーかなか寝ない次女を巻き込んでクリムゾンの「Starless And Bible Black」&「Red」やら「Irlichit」やら聴いている内に根負けして意識を失い、次女共々床上に転がっている所を飲み会から帰って来た配偶者に起こされた模様。日付は変わっていたらしいが正確な時間は不明である。
本日は今年2回目にして最後の芋煮会である。雨も降りそうなので名取川の河川敷/東北新幹線の高架橋下という屋根付の会場で行った。季節柄かつて大好きであった「殻付牡蠣」なども登場したが現在の私はアレルギーの為駄目なので、配偶者が美味い!と絶叫する様を横目で眺めながら、涙を悟られない様注意しつつ火の加減を見るだけである。嫌いなら兎も角好物が食べられないのは堪らない。だが口にしたら最後、間違い無く2時間後には点滴受けながら病院のベッド上である。最近は甲殻類もアレルギーの仲間入りをしつつあるようで、ますます幅が狭くなって来て厭な予感が漂っている。
10月28日(土)
諸般の事情によりプログレはお休み。
私とて帰宅早々に卓袱台を引っくり返したくなる時がある。それは仕事中のくらーい感情を抱えたまま玄関のドアを開けた時である。しかしながら自宅に卓袱台は無く、4人掛けのテーブルは重すぎて腰に悪そうだからぐっと我慢するのだ。大体が仕事の事で家族にあーだこーだと言いたくは無い。そうやってじわじわと何処かに不燃物を溜め込んでいるのだろう。
今晩は配偶者が飲み会の為プログレ三昧・・・と言いたいところだが、何時起きても不思議では無い時間に次女が寝てしまった為ヘッドフォーンで聴くわけにもいかぬ。スピーカーで地味な音量というのはいかにも切ないもので、どうもちゃんと聴いた気がしない。
10月27日(金)
諸般の事情によりプログレはお休み。
午前中子供の検査の為会社を休んで病院に行く。よくもまあこんな所に、と思うような場所にある不思議な病院であった。広瀬川の流れがすぐ側にあり美しい環境ではある。担当してくれたのは顔色の悪くやや洗練度の足りない菅野美穂似の看護婦であった。私は特に看護婦が好きだという訳では無いが(念のため)若い看護婦が多い病院はやはりウケが良いのだろうか。なかなか繁盛している様子である。外来患者用の食堂があったり、「自販機のジュースが温かったぞ」といったどうでも良いような苦情にちゃんと答える掲示板などがあったりしてそれなりに気を遣っているのが見て取れる。病院もいろんな場面でユーザーを意識しないと商売が成り立たない世の中となっているのかも知れぬ。
10月26日(木)
諸般の事情によりプログレは無し。
私は仕事が大好きだ。でも裏山に登る体力は最近無くなって来ているかも知れぬ。どうでも良いけどジミヘンBOXは一体どうなっておるのか。まあ着いたってしばらく聴けないのだが、コレだけ遅いとそりゃあ気になるのである。
今日から営業の新人(25歳)がやって来た。上司は私にそっくりな顔だ!と言うのであるが、ただ東北の田舎の出身で眉毛と髭が濃くイカリ肩で魚介類とラーメンと文章書くのが好きでやや頭髪が薄くて目付きがぼーっとしていると言う材料だけでそんな風に決めつけて良いものだろうか。
初日なので終日FMのJ-POPを聴きながら行動・・・まあその内ね。やたら訪問件数が多く、時間が無いから、と昼休みも与えず昼食は牛丼を5分で食わせて引っ張り廻した。鬼である。
10月25日(水)
Locanda Delle Fate 「Forse Le Lucciole Non Si Amano Piu’」、Brufordのセカンド、及び「苦離無存」。
私は仕事が大好きだ。裏山に登って夕日に思いっきり叫びたいくらい好きだ。一向に届かぬジミヘンのアナログBOXに誓っても良い程大好きだ。だからたまには早く家に帰りたい。
10月24日(火)
「Thrak’n’ VROOOM」を聴く。実はThrak収録の楽曲ヴァージョンは久々である。改めて聴くと結構重くって良いね。”VROOOM”などは同名アルバム収録の方が好きだったりする。しかし思えばTHRaKAttaKに至っては1回半くらいしか聴いておらんのである。所詮私はその程度の人間なのさ。ふっふっふ。
明後日から始まるプログレ自粛月間中の同乗者洗脳工作に関する数々の御意見(主として傾向と対策)を 頂いた。この場を借りて御礼申し上げます。非常に参考となるお考えが多く、良い指針になりました。えーまあ大体2,3週間で結論は出せるであろうし、運悪く上手く行かなければ私自身が無事に聴く為の別の手を捻り出すまでである。
10月23日(月)
Mahavishnu Orchestra 「Birds Of Fire」、Mauro Pagani 「地中海の伝説」を聴く。
朝自宅を出てしばらくすると雨がぽつりとやって来たので、慌てて全速力で自転車を漕いだ。晴男の様な名前ながら私がこのような目に遭う事が実に多いのは何故か。
夕方新人が入社前の打ち合わせにやって来る。さりげなく好きな音楽のジャンルを問うと「盆所美」あたりとの答えである。なるほど。「プログレ」については全く未知の様なので、これはまあ鍛え甲斐があると云うものであろう。
10月22日(日)
日曜日につきプログレはお休み・・・でも朝配偶者が掃除機を掛けている隙にヘッドフォーンで「タルカス」などを聴く。
本日の予定だが、「県民の森のアスレチック」or「交通公園」の二者択一について、長女&長男と相談の結果後者に決定、マクドナルドで昼食調達の上自転車の練習に行く。帰宅後は次女も昼寝したので、プライド10完全版のビデオを観ながらレコード数枚のWAVE取り込みをしながらメールの返事などを書くうちに日が暮れてしまった。今週は土曜日まで仕事である。長い長い一週間の始まりに、サザエさんのエンドタイトルが寂寥感を募らせる。ビールでも飲んで早く寝ようっと。
10月21日(土)
昨晩は一週間終わった開放感も手伝ってかクリムゾン聴きまくり呑みまくりで当然午前様となったのだが、今朝は4時に次女に起こされたりする。週末だからと言って全く油断は出来ない。
本日は長女の学芸会であった。出番予定の10時頃に学校に着き、出演を見届けてから次女を連れてデュープ・ラボへ行ってポジを回収、製版業者に入稿する。まあ休日出勤などと言う程ではない作業量で有り難い。午後は長男&次女を連れて自転車で近所の「笹かま館」で暇潰し。今年何度目かの海底3Dと影絵の映画などを観る。帰ろうかと思ったら長男の自転車の鍵を紛失していたことに気がつき配偶者の救助を待つと言う情けない展開となってしまい今晩は非常に肩身が狭いのである。
10月20日(金)
大英帝国のマイナー・ロック・コンピを聴く。曇り空が薄暗い秋の午後には最適な曲が一杯だ。全く別人が同じ曲をセレクトされているのが面白かったりする。
言っておくが私は相当の悪筆である(前にも書いたっけ?)。半日前に書いた自分のメモが読めぬなど朝飯前である。年度始めの営業会議で「あのぉ~今年のぉ~目標はぁ~キレイな字を~書けるようになりま~す。」などと小学生みたいな事を毎年抜かしているが一向に改まる気配は無い。最近では「晴山さん、これからは他の人に見積り書いてもらったら良いんでないの?」などと得意先に(多分冗談で、と思うが)言われる始末である。しかしながら、FAXで送られて来た私の書いた書類を見て「おおお良かった!私と同じ人がいるッッッ!!」と勇気を奮い起こす某得意先の社長の様に救われる人も実際居るのである。いや別に言い訳するのではないけれど。
10月19日(木)
Curved Air 「Air Cut」を聴く。本日は営業車中での時間が午前中のみだったのでこの有様である。そう言えば昨日、G.ミュージック本店にてこのアルバムの国内盤を見た。私が持っているのは独盤だがシングル・ジャケットなので音の具合共々興味が湧く。・・・インナーには一体何が描かれているのか気になるものである。
どうにも机上でやるべき仕事が溜まってしまったので無理矢理早々に外回りを切り上げて社内に篭る。だが目論見とは裏腹に、予想だにしない邪魔が隙間に忍び込んで来て結果狙った程は片付かないのはやはり人生と言うものであろう。
10月18日(水)
EL&P 「Tarkus」、Soft Mashine 「5」、Flower Travellin’ Band 「SATORI」。
今の内に行っておかねば、と久々に昼休みにG.ミュージック本店に行く。BENの再発アナログなどを見て、やはりインターバルがあると入れ替わりが結構あるものだと実感する。定期的に来れれば良いのだが・・・最早無理な相談である。眺めるだけ眺めて新星堂に移動。プログレコーナーがやや小さくなっていたのは残念である。近頃弊BBSで話題のイ・プーを探すがこれは発見出来ず。何の気なしに「日本のロック」コーナーを覗くと前述の「SATORI」を発見したので思わず購入、1,800円税別。早速試して見たらこれが滅法面白いので2回続けて聴いた。闇雲な情熱と「兎に角新しい事やったろう」的な勢いが清々しい。恥ずかしながら私、ジョー山中については”母さん、覚えていますか”のヒト、という認識しか無かったので、以前「苦離無存」における21馬鹿のカヴァーを聴いた折にはまさにぶっ飛んだものである。このアルバムを聴いていて思い出したのだが、映画「コミック雑誌なんかいらない」の劇中、内田裕也がスナックでホタテ男とセクシャル・バイオレットNo.1の二人に絡まれるシーンがあるが、これって今思えば凄い構図だったんだなぁ。全然関係無い話ですまん。
10月17日(火)
Camel 「Rain Dances」を聴く。
仕事を追いかけるより追いまくられる方が精神的には楽じゃぁ無いかと思っていたが、両方どん底まで経験すればほぼ同じって感じ~♪人間って勝手なものなのね(私だけか?)。
10月16日(月)
Chris Spedding 「The Only Lick I Know」を聴いてみる。ジャケットから自分が想像していたのとこれ程一致したアルバムも珍しい。”Don’t Leave Me”のヘンな構成とLinda Lewisのコーラスが気持ち良い。
金曜日に定時に帰った皺寄せは確かにあった。しかもどうも今日は人気があったらしく電話&訪問要請の多い事。夕方に約束していた面接にも遅れる始末である。
面接に来社した人物はなかなかの好青年であった・・・ということはプログレ自粛の日も近い、という事でもある。
10月15日(日)
フリマ会場への往復時にKing Crimson 「The ConstruKction Of Light」を少々。
先週雨天の為延期になったフリマ会場で一日過ごす。主として子守り。3人の子供を引き連れてジャスコ利府店の敷地内を右往左往していた。販売の仕事は15分ほどやっただけだったが、配偶者がどうしても売れなかった1個10円のグラス・1ダースを長女と共に5分間で売りさばいたので十分貢献したと言えるだろう。父娘が並んで必死に懇願する様が哀れに見えたのだろうか。グラス6個を買って呉れたオバサンはお釣り40円を長女に恵んで下さった模様である。次女が眠ってからは店内で購入した「レコードコレクターズ」をこっそりと読んでいた。合間に隣の店を覗くとCDを売っていて、その中にChris Spedding 「The Only Lick I Know」を見つけて購入。300円也。
4時に終了してみるとほぼ完売状態であった。売上は1万円少々だったらしいが、30年前のタオルなど地獄の様な品揃え、初めてにしては上出来であろう。売上金で日本酒を買って貰い帰宅後酒盛り。応援に来てくれた利府のおんちゃん、ありがとうございました。どうしても出会えなかった大将軍、私達ってとことん縁が無いのでしょうか。
10月14日(土)
休日の為プログレはお休み。
昨晩は帰宅後興奮がぶり返してしまい3時頃までウダウダ過ごしてしまった。普通の時間に起床してしまい眠気は極致、しかも原因は判らないがアレルギー性の鼻炎が始まった模様で鼻水流れっぱなし。午後3時には遂に子供のベッドで昼寝に突入、気がつけば5時を回っていた。今日は昨日やり残した仕事を片付けに出社する予定であったがそんな根性既に無し。
明日は先週各方面にご迷惑を掛けたフリマの予定である。雨天の場合は中止であるが、そうなったらあのガラクタは一体。
10月13日(金)
King Crimson 「The ConstruKction Of Light」、ProjeKct X 「Heaven And Earth」を聴く。予習も最後の悪あがきである。勿論ぎりぎりまで聴いてそのままのテンションで臨もうと企てたのだ。
普段5時の定時に退社する事などあり得ない人間にとって今日の計画は言わば挑戦であるが、昨日周到に準備したおかげで比較的すんなりと抜け出す事に成功する。前回の来日時には事もあろうに秋保温泉にて印刷工業組合の合宿セミナーが泊り込みで開催され、終了後車を飛ばしてもアンコールにさえ間に合わぬという絶望的な状況であった訳で、遂にその怨念が腫らされる瞬間は目前だ。13日の金曜日というお日柄の良さも強い味方である。途中大将軍へ「重要な話もあるから絶対逃げない様に」と連絡を入れる。
ライヴの話はあっさりと済ませたいところだが、KENちゃんがうるさいので一応書いておこう。 電車で会場に向かい、6時45分に到着。3列31番が私の席であった。ステージを確認すると正面にフリップのスツールが見える。先日Abeさんとお話した際に、「フリップは殆ど横向いているから右側の席はちょっとイカン」と聞いていたのでやや不安になる。ステージは小さめな会場だが、非常にシンプルなセットである。左隣には既に縮まった大将軍が緊張した面持ちで鎮座している。
「なんだ君、坊主じゃ無いじゃないか!」
「いえ、かっ会長、これはカツラです。商売柄坊主頭では何かと支障がありまして・・・。」
相変わらず言い訳の姑息な奴である。大体坊主にして済ませようなんて魂胆が甘いのである。
「本当に反省しているのならば剃りたまえ!上も下も。来日していないレヴィンの代役を務めたるぞ!位の心意気を見せてみなさい。」我ながら筋の通った理屈だ、と感心しつつ後ろを振り向くと、真中あたりのミキサー卓から後ろは思いっきり空席である。これは不味い。フリップ翁怒って帰ってしまわんだろうなぁ・・・先日「Road Games」のポスターを貼って貰ったCD屋の店主が私達の前の席に座った。改めて見渡すと客層の7割程度はプログレオヤジの模様。同世代の主婦らしき姿も見える。さて定刻に照明が落ち、おおっ!と言うどよめきの中、メンバーが静かに登場。ブリューは意外にデカイなぁ。髪を短くしたガンはまるでモルモン教の若手ボランティアの様である。中央で手を重ね合わせた4人が気合を入れ、各ポジションに就く。「あれ~会長、みんな頭薄いですね。」「しっ!聞こえるがな。」
KENちゃんが脅すので一応演奏についてもちょっと書く。期待通り”RED”で幕開けである。音は予想していた程大きくは無かったのにはちょっと驚いた。一瞬難聴になったのかと自分の耳を疑ったのだが、終了後大将軍に確認するとやはり音自体押さえ気味だった模様である。論議を呼んだこの曲であるが、やはり旧来の思い入れの強いオヤジ・ファンにとっては何だかんだ言ってもオイシイ一曲目である。power-hさんがおっしゃっていた通り「つかみはOK!」ではなかろうか。我々は既に会場のテンションがレッド・ゾーンに到達しているのを肌で感じることが出来たのである。
以降、正直言ってセット・リストについては既にうろ覚えなので断片的な話になってしまうのだが、「The ConstruKction Of Light」収録のヴォーカル入り楽曲群は非常に出来が良かったのではないかと思われた。会場の反応としてはどうも前作までの曲の方がウケが良いのは残念な気がしたが、この辺の事情に仙台でのチケットの売れ行きの悪さが関係しているのだろうか。実際に演奏が始まってみれば、座席の位置も丁度ブリューとフリップ翁の真ん中といった具合で、翁の左手の指の非人間的動きも捉えられない右手首も目の当たりに出来たのは正直死ぬほど嬉しかった。何しろ「動く初生フリップ」である。10m以内の距離で接する事が出来たのだから39年の人生、もう思い残す事も無い。
私が今回のライヴで尤も注目していたのは”FraKctured”と”Larks’ Tongues In Aspic-PartⅣ”であった。前者はまさにフリップの独壇場で、終盤にエフェクターの切り替えミスがあったもののほぼ完璧な演奏だったのではあるまいか。まあ実に恐ろしい人である。この曲だけはフリップ以外のメンバーを正視することは出来なかった。”太陽と戦慄パートⅣ”はライヴ中盤、後半への興奮を決定的とした曲となった。はっきり言ってスタジオ・ヴァージョンの5倍は良い曲に思われた。マステロットの一撃一撃もいよいよ力強さを増し圧倒的な迫力が心地よい。ふと気がつけば大将軍も通常の大きさに戻って何やら咆哮しているがこれもまあ許そう。
話は前後してしまうが、半ば頃に演っていたProjeKct X (?)っぽいインプロもリズムは新鮮でなかなかのものであった。これは今後のひとつの方向になっていくのだろうか?後は大体各地で展開されたものと同じ内容だったのではなかろうか。”One Time”なんて実は私にとってはどうでも良い曲だったりするのだが、目前で聴くとこういうのもあって良いのだなぁ~と納得してしまうし、”Dinosaur”は大好きだったので無条件に嬉しい。要するにもはや総てを許容出来る精神状態になっているのである。生きてて良かったのである。5月にアルバムが発売された当時に文句を言っていた大将軍もしっかりのめり込んでいるようである。
しかしながらライヴの時間経過は無情なもので、あっと言う間に1時間半も経過していた。実は開演前にトイレに行くのを忘れ、慢性膀胱炎気味の私のには実に冷や汗ものではあったが、アンコールに辿り着く頃には全く気にならなくなっていた。 “VROOOM”で最初のアンコール、この時点でオヤジ総立ち。ブリューの一人”A Three~”(しかし本当に良くこの曲、弾きながら歌えるよなぁ;大将軍/ブリューってやっぱり馬鹿ですね会長。だって普通の人間はこれ絶対出来んです)の後、一旦引っ込んでからブリュー抜きで美しいインプロ、”Elephant Talk”でノリノリさせて貰って遂に終演。ブリューはピックを大サービス、3列目までは届かないぞー。私と大将軍は狂った様にフリップ翁に手を振る。翁、胸に手をあてて我々にお辞儀してくれた(気がした)ので、もうこれだけで今日は満足だ。残念ながらやはり予想通り”Heroes”は無し・・ではあったが、もう良いよ。座席にどっと倒れ込んで心地よい疲労感と余韻を味わう。「いやー良かったですね会長!」と大将軍の爽やかな声がするので一瞥すると早くも反応してやや身長が縮まって行く。「では、出ようか。」そう、これから我々の第二幕が始まるのだ。
ロビーに出ると某得意先のS社長がぼーっと立っていた。何と前回来日した際の会場に間違って行ってしまい、開演に45分も遅れてしまったとの事。笑うに笑えん話じゃなぁ。この方も最涙腺が弱くなったそうで、感動の為目を赤くしていた。「では、先日の見積り早くね!」と急に仕事に話を振る私は鬼。
さて会場近所の某郷土料理屋に入り、いよいよ説教ラウンドである。この辺は端折りたいところだがKENちゃんが怖いのでちょこっと書こう。金曜日の夜と言う事でなかなかの混み具合、だがカウンターしか空いていないとは言えこっちは大人一人+10cmの小動物、あっさりと席につけるのである。
まず君、そのカツラ取ってみなさい。・・・ふあっはっはなるほど宜しい。しかし私も虎刈りでちゃんと仕事してるんだから君もその姿勢でちゃんとやらないとね。禊なんだからね。あ、ビール生ね、ひとつでいいです。こっちは病み上がりの小動物だから気にしないで。・・・だからね、やっぱり関係者は仙台支部として見るんだからね、行儀とか言動には細心の注意を払って貰わないと困るんだよ。私も立場ってものがあるんだから。「人間アースバウンド」とか「北の暴れん坊大将軍」とか言われていい気になっているんじゃあないよ。え?言ったのは私だっけ?良く覚えてないな~・・・あれっ電話?聞けるけど話せない?なるほど身長足らなくって声届かんか。じゃこっち貸して。おお、KENちゃん?いや今やってるよビールお預けで。どうぞご寛大な措置をって。いやそう言われてもねやっぱり心を鬼にしないとね。レポート200枚?君じゃぁないんだからそんなには書けんがな。んじゃまた。さてトイレ行って来るからね。ちゃんと座ってるんだよ・・・あれ、ビール減ってない?親方、ああそうグラスの淵によじ登って飲んでた?君やっぱり妙なところに根性あるんだよなぁ。駄目駄目、風邪直ったばっかりだろ。しかも明日は運動会で走るって聞いてるよ奥さんから。えっ?いやさっき携帯の電話が。まあ不安は解るけどその辺は聞かなかったことにしていた方が君の為にも。ごほっ。ごほっ。大体我々の世代は子供の運動会で変に張り切ってアキレス腱切ったりする連中が多いから気をつける事だ。また電話?ああ、すみままさん、まいどです。やってますよ。ライヴであんまり騒いでウルサイんで1回踏み潰したんですけど直ぐ再生してましたね。やっぱり人間じゃなかったのかな。何となくそんな気はしてたんですけど。あ、ハイハイしっかりと。それではまた。ほーらやっぱりみんな怒ってるらしいぞ。これを機会に真っ当な人の道を教えてやってくれって。良いですか、人間とは「人の間」と書きます・・・・・・などと偉そうな事をとうとうと述べている間に大将軍の姿はどんどん小さくなって行き、終いにはカウンターの上からすっかり見えなくなってしまった。おそらく闇に紛れて500m圏内の自宅へ向かったのであろう。既に12時を回っており、そろそろ眠くなった私は一人で勘定を払ってから、漸く醒めつつあったライヴの興奮をしつこく反芻しながらとぼとぼとぼとぼとぼとぼと家路についた。
10月12日(木)
King Crimson 「The ConstruKction Of Light」、ProjeKct X 「Heaven And Earth」を聴く。Heaven And Earthは結構好みの曲であった。慣れの効果もあろうが、ほとんどちゃんと聴いていなかった「The ConstruKction Of Light」収録のヴォーカル曲も段々良くなって来た。
明日定時に退社する為必死になって仕事を片付ける。気分転換の為、夜仕事途中であったが床屋へ行くと後頭部を見事に虎刈りにされてしまった。帰社してから専務に「晴山さん、ヘンですよ・・・。」と指摘され気づいたときはあとの祭りである。あの床屋は最近私同様身体のアチコチの調子が悪く夕刻以降は仕事が雑になるという噂も聞いていたのだ。体調の悪い者同志が出会うとロクな事が起きないのかも知れぬ。
10月11日(水)
King Crimson 「The ConstruKction Of Light」、ProjeKct X 「Heaven And Earth」を聴く。電話がバンバン掛かって来て各一回しか聴けず。
体調が下り坂の時に限って仕事は容赦無くやって来る。もっとも妙に汗が多いと感じるくらいで熱も無く、会社を休むほどではない事は自分では百も承知の上だが、どうもノラナイのであるなぁ・・・何かあると仕事に集中出来ないこの辺りは、性格上困ったものである。あちこち引っ張りまわされている内に気がつけば10時を回っていた。
10月10日(火)
King Crimson 「The ConstruKction Of Light」、ProjeKct X 「Heaven And Earth」を聴く。今日から気を入れて予習開始である。
仕事中、「太陽と戦慄partⅠ」のリフが「そーんーなーばーかーなっ。」と言う歌詞を伴って脳裏を駆け巡る瞬間が在る。昨日からいやな予感がしていたのだがやはり少々風邪的寒気が始まってしまった。今週末のクリムゾンライヴの事を考えると不安が湧きあがってくる。勿論這ってでも向かうつもりではあるが、やはり良い体調で臨みたいのは山々だからなぁ。
10月9日(月)
体育の日につきプログレはお休み。
朝フリマ会場へ出発する段になって関係方面から「天候不良が予想される為来週日曜日に延期」との報が入り一気に気が抜ける。果たして9時を回る頃には激しい雨となったのだが、昨日あたりから風邪気味であったので却って良かったのかもしれぬ。長女の学芸会用の衣装を求めて「優勝記念バーゲン」真っ最中のダイエー泉店へ行く。帰りがてら今日もヴァージンメガストアに寄らんと企むも駐車場の空きが全く見つからず断念、帰宅後はちょっとした晴れ間に子供達と自転車の訓練を兼ね近所のコンビニに出かけたり、韓国風チヂミ用の干し海老を買いにおつかいに行ったりしている内にみるみるEに日が暮れる。最近は地味な休日が多くなって来ているが(家族はどうか判らないけど)私自身には良い休養になって有り難い・・・などと呑気な事を考えながら夕方にはまた眼前にビールが空いているのであった。
10月8日(日)
日曜日につきプログレはお休み。
昨日の芋煮会の最中、配偶者がPHSを事もあろうにトイレに落っことして使用不能にしてしまった。代替機取得手続きの為に配偶者の実家方面に赴く。途中最近出来た韓国食材屋に寄り義父の好物である豚足やキムチ、チゲの材料をを購入。子供達と本屋などへ行っている内に一日が終わってしまう。
明日はジャスコ利府店で配偶者が出店するフリマの店番である。おそらく相当暇となる予定なので隅っこでFractureのディシプリンでも行っているつもりである。
10月7日(土)
本日は芋煮会につきプログレはお休み。
そんなこんなで今日はご近所6家族合同の芋煮会である。年々堪えて来るのが酒量、今日は9時から火起こし係ってなもんで勿論ビール片手に奮闘しており、気がつけば一日呑んでいたという大変な事態であった。ご一緒のオヤジ連中は大体皆さん一回りは年下でそれは若くってもう私ときたらお恥ずかしい限りで一生懸命火の番する他には無いので御座います。
夜、クリムゾンTokyo/Off会に電話乱入。Abeさんと陰謀を練るところから始まって皆さんと歓談・・・ちゃんと出来たのかな?もはや霊長類状態とはお世辞にも言えない程メロメロだったのでどうも自信が無いのであるが・・・。
10月6日(金)
「深紅王の影」の続きを聴く。Jonesyは良いなぁ。これはいずれアルバムを聴かねばなるまいて。The Moody Blues 「My Song」も泣ける曲だなぁ。実はCD持っているのにさっぱり聴いた事がなかったのである。ああ恥ずかしい。
次週4日間しか稼動しない為やはり今週の仕事は過密である。来週の事を考えると頭が痛い。
明日から3連休であるが、芋煮会や配偶者初のフリマ出店など何だかんだと右往左往することになりそうである。明日十時からのジミー・ペイジ&ブラック・クロウズのチケット予約も強運男の大将軍にお願いしてしまった。その時間私は芋煮会で火起こし係なので電話はヤバイのである。トホホである。
10月5日(木)
夕べ就寝時に突然天井の羽目板裏から落っこちて来た「深紅王の影」を聴く。寝不足の頭にはAnekdotenが爽やかだ。Hatfield And The Northの某曲も改めて聴けば相当アバンギャルドで納得。
ああああなんだか急に忙しくなってしもうた。暇だー!ってブツブツ言ってる状態に比べればそりゃあ有り難いことなのだが、来週のクリムゾンにも暗雲が漂い始めたとあっては穏やかではないのである。大将軍を一人で放っておいては何仕出かすか判らんし這ってでも行かねばならぬのであるが・・・。
昨晩1時に寝て4時に起こされたのが利いて一日眠かった。夜原稿書きに挫折してよろよろ帰宅すると配偶者が「嗚呼薔薇色珍生」を観ながら眼を腫らしていたので隙を見てビール貰って寝る。
10月4日(水)
Gentle Giant 「Last Steps」を聴く。起床すると布団の下からリコーダーの合奏が聞こえてきた。畳を上げると1枚のCDが出てきたので会社に持っ行き聴いた訳である。オーディエンスものと思われるがこの音は有り難く、演奏もややラフな感じも見受けられるとは言え例によって名人芸。
朝から弊HPの掲示板が真っ白けになっていて多いに慌てる。夕方会社で繋いでみても状況は変わっておらず首を捻りながら帰宅すると「ほーくあいって人から電話があったよ」と長女の伝言があった。電話でHNを語るとはやはり凄い人である(嘘。ご心配戴きすみませんでした)。原因について推測をいろいろお聞きする。その後試しに繋いでみるとちゃんと出た。結局原因は判明しなかったのだが、また機嫌を悪くして家出されても困るので一年振りに背景色を地味に変えてやった。
10月3日(火)
Camel 「On The Road 1981」、GuruGuru 「UFO」、Yes 「Close To The Edge」を聴く。
私の対応不足・他業者の参入など諸々の事情で疎遠となっていた得意先から、アプローチが功を奏してか運良く仕事を戴く事が出来た。最近仕事で昂揚感が希薄だっただけに単純に嬉しく、帰宅後ビールの勢いでJimi HendrixのBOX(しかもアナログ)をCD-NOWにオーダーしてしまったのでございます。
一方配偶者は本日異常に忙しかったらしい。4時半に起床、例によって牛乳配達のパートから6時に帰宅すると次女が風邪気味で咳が酷く、長女&長男を学校・幼稚園に片付けた後に小児科、引き続き育児サークル、あっという間に長男の幼稚園→水泳教室への移動の時間となりこれが片付いてほっとする間もなく近所の子供達が集会所で悉く障子を破り捲っていると言うので現場に向い何だか判らないが気がつけば障子紙を近所のD.I.Y.に買いに走り修復に精を出す羽目に叩き込まれ、やれやれと息をつけば長男含む悪ガキどもは夏の終わりを意識しない水遊びに突入、着替えを用意している間に団地のエレベーター内に小便ちびった子供が現れ掃除に走り・・・と言う誠に気の毒な一日であったらしい。しかして、9時を前にしてぼーっと帰宅した私はジミヘンで頭を占領され、疲れ切った配偶者の前でエヘラエヘラと笑う。
10月2日(月)
Yes 「Going For The One」、Curved Air 「Air Cut」を半分、お呼びGuruGuru 「UFO」を聴く。この様な組み合わせで聴くとYesの健全さを再確認出来る。
丁度また西の外れの得意先に納品があったので、店にキープして貰っていた「こわれもの」紙ジャケを回収する。一応店内をチェックしてみたが、EL&P・Genesisなどは見当たらなかった。Led Zeppelinが3枚(Ⅰ/Ⅲ/プレゼンス)があったのみである。Yesに関しては欲が出て「リレイヤー」の心当たり2軒にに電話してみたが既に売り切れであった。これはまあ気長に探すとしよう・・・。
本日は例によって営業会議である。今日から進行役を仰せつかったので、この時間は営業成績によっては拷問となる度合いが更に高くなってしまった。今年もあと3ヶ月、時間の早さに流されぬ様、気をつけないとアカンがな・・・。
10月1日(日)
日曜日につきプログレはお休み。
昨晩は同盟関係者から立て続けに電話をいただき、夜遅くまで話し込んでしまった。1時を回る頃にはお互いに酒が回って呂律が怪しくなり会話が成立していたかどうか定かでは無い。夕べから激しい雨が降っていたので運動会は中止であろうと踏んでいたので安心して夜更かししていたのだが、朝には綺麗に晴れており子供達に叩き起こされる。
今年は長男最後の幼稚園での運動会であり、ビデオ撮影は至上命令である。数年前の長女の折には雨天に祟られ満足に映像が残っておらず、今回もししくじれば配偶者に一生文句を言われ続ける事は明白であった。特に最後のプログラムである「組体操」については園庭の金網によじ登って必死に撮影し、何とか絵だけは残せてほっとする。形が崩れて有終の美を飾るに至らなかったので本人は残念であったろうが。
9月30日(土)
デザイナーと組んで行動の為プログレ遠慮の日。
朝のTVを見ていると(あれ、昨日だっけ?)、シドニーの会場で待機している海外のジャーナリストにインタビューする企画が放送されていた。「このオリンピックで印象に残った日本人選手は?」・・が質問の主旨である。ぼんやり見ていたら、ドイツのオヤジが「Oh!イノキ!」と元気良く答えていて驚いた。しかもマジである。やはり「シュツットガルトの惨劇」が余程インパクト強かったのだろうか。さてもローラン・ボック、今何処。
9月29日(金)
Circus 「Fearless Tearless And Even Less」、Yes 「危機」を聴く。
何故久々にYesを聴いてしまったかというと、以下の如き理由に拠る。
実質的な月末と言う事もあり、例によって本日も車中で私は遅い昼食を摂って居た。仙台西部の彼方、某分譲住宅地である。手洗いに行きたくなり、既に数年前から営業している巨大なショッピンッグ・モールの2階へと足を伸ばしたのであった。ここはどうやって採算と合わせているのか不思議なほど平日は閑散としているのだが・・・さて用事が済んでふと見ればCD屋がある。まあどうせJ-POP専門店だろうが、ひょっとしたら今ならJimi HendrixのBOXやボウイの新譜も拝めるかも知れぬ、或いはYesの紙ジャケなんてあったりして・・・と覗いて見て「あ」の列で私は心臓が停まりそうになった。いやマジで。動悸は激しく高鳴り喉はカラカラ。そうなのである。実に「こわれもの」と「危機」のHDCDが仲良く並んでいる。しかも2枚ずつ!実は、告白するが私はこのブツ持ってなかったのである。しかも昨年から同盟関係者の某氏から捜索願いを出されていて、「海洋地形学」では何とかお役に立てたものの、の2枚だけはどうしても捕獲することが出来なかったのであった。これは千歳一隅、いや億載一遇の好機ではないかっ!取り敢えず一旦車に戻り所持金を確かめると哀しいかな給料日前で全部買う財力は無く、しかも手持ち金は配偶者からの借金である。だがここで会ったが百年目、逃がせば最早出会う事は無いだろう。よって「危機」2枚と「こわれもの」を購入(危機1枚は無論私の分)、残る1枚は「来週必ず来ますから!」と店員に頼み込んで取り置き攻撃である。
でもって再び車中、貪る様に「危機」を聴く。勿論聴き比べた訳では無いが、聴きなれたYesyears版に迫力が数段勝るのではないか。低音も(特にベースのブリブリ)増強されている様だ。これは「海洋地形学」と同印象でやはり素晴らしい(判断基準は”好み”かも知れないが)。まあでもこうなったらもう何があろうと今日は幸せさっ。どんな急な呼び出しがあろうとも二つ返事でホイホイ得意先の所にひとッ飛びだぜ!実際某社長からの電話でただの(しかも自宅の)パソコン初心者指導にもニコニコしながら行ってしまった。ふっふっふ。今日は許してやるさ。でもあれっ?ジミヘンもボウイもやや遠のいていたりして。しまった!EL&Pも見て来れば良かった・・・。
人生の真実;私にお仕事させるなら、紙ジャケ1枚あれば良い。
9月28日(木)
GuruGuru 「Hinten」とTOTO 「Dune」を聴く。
相変わらず行かねばならぬ訪問先は増える一方でもはや印刷物の配達屋の如く一日が過ぎて行く。このまま漫然と流されて行けばもう先が見えているので、必死になって流れに逆らってセールスせねばならず、このバランスがまた難しいのであるよ。まあでもまだまだ数字には直結しないものの、得意先と久々に心踊る様な対話があったりすればそれはもう救いの一瞬となるのである。要するに単純な精神構造なのであろうが。
9月27日(水)
Caravan 「Canterbury Tales」を2/3、Genesis 「創世記」を聴く。
たまに怒るとぐっすり眠れる様であるが一方非常に疲れることが判った。本日は昨日の怒りが尾を引き(自業自得だが)枯れた心境であった。Caravanが秋の空に気持ち良い。
9月26日(火)
クリムゾン紙ジャケのつまみ食い。
怒っていた。シルバー人材センターに発注していた封筒の宛名筆耕を取りに行けば修正頼んでいた筈が連絡ミスで出来ていない。そりゃ尤もだ。でもこっちも悪かろうがここの連中は仕事を受注しているという意識が皆無だからな。今更何を言ったって暖簾に腕押しだろうなぁと考える暇も無く、納期が短すぎると追い討ちの文句を言われたので内部の担当間のコンセンサスを質すとあべこべに説教され30分待たされる。実際私はお年寄りと話すのは好きな方なのだが仕事中に訪れるここは大嫌いだ。おそらくは十数年後の自分の姿をまだ見たくないからなのであろう。エレベーターは通常の半分の速度で運行するし駐車場の管理人が喚いている事は解り難く何度も聞き返す。
やっと脱出すれば赤信号に引っかってばかりである。信号待ちでふと見れば靴底20cmの真っ真っ真っ茶茶茶茶の娘がむしゃむしゃむしゃっとお握りを貪っている姿が目に触れて吐きそうになる。得意先では飼い犬が出てきて背広に鼻汁を垂れる。更に「あ!やっぱりアレも持ってきて」とか突然言われて一日3回も訪問する。引っ切り無しに携帯が鳴る。其処にも何処にも直ぐ来いと連絡が来る。要領の得ない受け答えは氷山の一角。そして何故私の車両のタイヤだけにチョークの跡が一杯あるのか何故3時過ぎなのに私はまだ昼食も摂れないのか何故この担当者は口が臭いのか何故このオヤジは私を捕まえて「名刺屋」と呼ぶのか何故ここの受付のおねえさんはこんなに可愛いのか何故今日も内職が私を待っているのか何故私はこうもせせこましく生きているのか。そして何故こんなに怒らなくてはならないのか終いには全く解らなくなってきて最早気が狂いそうだったりして。どうせ狂ってしまうのならばシド・バレットみたいに何かクリエイティヴなモノを残したいな~と言った気持ちは山々だが生憎今の私には何も生み出すものは無いからやはり正気で生き続けた方が身の為なのだろうか。
夕方になると怒り狂ってばかりの一日に疲れてしまい、自宅を通り越してコンビニで発泡酒(最近はビールでは無いのだくどいけど)を購入して帰宅、配偶者とうーだらうだらと呑む。
9月25日(月)
National Health 「Of Queues And Cures」、Greenslade 「Greenslade」を聴く。
昼休みに本屋で息抜きをするのは私の日課でもあるが、最近気がつくと「仕事がいやになったときに読む本(PHP文庫;税別514円)」などを手にとっていることがあったりするのである。これは良くない傾向なのである。私の場合真面目にそんな本を読むよりもクリムゾンを10分聴いた方がよほど元気が出る筈なのだ。
9月24日(日)
休日につきプログレはお休み。
昨晩は配偶者が飲み会に出かけた直後に次女が夕飯食べつつ睡眠に突入、上の二人の子供もとっとと寝床に追いやってシメシメとプログレ聴く体勢に入った途端に次女再び復活、結局2時まで「おかあさんといっしょ」のビデオをギラギラと観るこの娘について行けず爆睡。お仕置きが不味かったか。しかし今日になってやはり悪戯が過ぎて「さあ、押入れに行くよ」と言うと自ら喜んで入って行く始末である。どうなっているのか。
強い雨の為、仙山線は運休となったりした模様。配偶者が古本屋に行きたいというので付き合ったついでに中森明菜「不思議」300円税別を購入。精米しに外出した他は終日屋内で過ごす。昨日子供と鉄棒で遊んだからか、腹筋と背筋の両方共筋肉痛となりまいった。
9月23日(土)
休日であるが、朝から家族がみんなぼーっとしているのでさりげなくGURUGURUなど聴く。夜は配偶者が近所の友人連中との飲み会に出かけたので夜もプログレ三昧だっ。ふっふっふ。
ふと目を離した隙に、次女が非常に重要なカセット・テープを引っ張り出して一部を完全に伸ばしてしまった。常日頃から良く言い聞かせていたつもりであったが敵もサルモノである。お仕置きに押し入れの中に入れ、泣き叫ぶ声を聞きつつ約20年振りに分解修理を行う。幸いリーダーテープが損傷しただけに留まり一安心、やはりテープはちゃんと巻き戻しておくに限る。肝心の犯人に反省の色が欠けている模様なのがやや問題か。
9月22日(金)
Jimi Hendrix 「Electric Ladyland」を聴く。営業車中の時間が午前中だけだったので聴いたのはこれのみ。
午後より印刷工業組合のセミナー。マルチメディア関連に進出して注目されている会社で中心となって活躍されている方々のパネル・ディスカションが面白かったのである。CM業界に殴り込みをかけたという福島の印刷会社、徹底した地域密着型の営業展開を模索している新潟の老舗、データベースの制作を突破口にeコマース展開を狙う神戸の業者、といった面々であったが皆さんやはり当然営業中心に事業を考えていらっしゃる。乱暴に言えば技術は二の次なのである。印刷業はどうしても製造業的な考えが未だに染みついている部分があるだけに在る意味いい加減意識変革をしなければ消え去るのみ、と脅しを掛けられている気がした聞き手も多かったかもしれない。でもこれが現実なのだ。専務と二人、無言のまま焦燥しつつ帰社。
9月21日(木)
「スイス人によるスイス・ロック特集」のテープ、King Crimson 「Red」を聴く。
不動産書式集CD-ROMの注文が単発であり、納品に赴くと老夫婦で営んでいる不動産屋さんであった。・・・驚いたのはそこにあったPCである。どう見ても4,5年は経過しているワープロ兼用PC(そんなもの初めて見た)だったのだが、何と某事務機屋のセールスマンから今年の4月に40万円とやらで購入したと言うのである。「ワープロしか触ったことがないから」とこの方々の希望があったとは言え、これはちょっとなあ。希望は希望として、PC1台10万円以下で買えてしまう昨今、もう少し別のやり方があったのではないかと思わざるを得ない。さて、どう見たってこの方々には使えそうも無い私の会社の商品は、システムがちょっと動作環境には不適当であると事情を説明し今回は販売を見合わせて帰って来たが、どうにも釈然としないものが残る。
9月20日(水)
King Crimson 「Starless And Bible Black」を聴く。他にはMandrakeやAnekdotenをつまみ食い。
雑事に追われる一方で本当にやりたい事或いはやるべき事が出来ないまま時間が過ぎて行き、一日中歯軋りをして居る。年末が怖い。
怒りの為体調が上向いてきたのを良い事に私は飛び込んだよHMV一番町店。最初に見たのはジミヘンBOXであったのだが、今日のところは目に焼き付けたに留まり、Kのラックで3枚鷲掴み、レジへと直行。取り敢えず内ジャケ確認するも「RED」には少々がっかりである。音はFractureしか確認出来なかったが、現行盤より結構良いのではないか?(特に低音)
帰宅すると最近一歳7ヶ月を過ぎた次女が例によってまだ起きていた。他の二人の子供が眠る二段ベッドを覗くと上部木製の手摺の一部が3cm程削れている。聞けばこの次女が噛み切ったらしい。食物は充分与えているつもりなのだがまだ足らんのか。或いは前世が鼠かビーバーだったであろうか。蟻を食う長男と合わせて心配事がまた増えてしまったか。
9月19日(火)
Jimi Hendrix 「First Rays Of The New Rising Sun」を聴く。今月諦めるBOXへの鎮魂也。だってやはり私はKing Crimsonの紙ジャケを買わねば・・買わねばならぬのだ。紙ジャケは別に直ぐ無くなる訳じゃあ無いし、冷静に考えれば間違った判断の様な気もするが・・・。
今日は異様に訪問先の多くしかも今月で退社する部下の引継ぎ先も加わり今後の気違いじみた日々を彷彿とさせる一日となった。帰宅した頃には既にボロボロ、まだどうもPCの前に座ると軽くはなったが眩暈で頭がはっきりしないのである。皆さんのお言葉に甘えて今日までBBSへの書き込みを控えさせて頂く事にする。
話は前後するが、探索を要請されていたブツ確認の為レコードギャラリーに電話して驚いた。5年以上も埃を被っていたそのブツ・・・Jethro Tullの25周年記念BOXが何と先月売れてしまっていたのであった。あの~惜しかったです・・○●▽◎さん。世は確かに諸行無常。
9月18日(月)
Jethro Tull 「Golden Jethro Tull」、「営業乃友」のチェックなど。
最近月曜の朝は仕事の事が気になって早く目が覚める様になってしまった。雨の日と月曜日はプログレオヤジも憂鬱なのである。しかも午前中この4月に退職した某得意先担当者から呼び出しの電話があり、ご自宅に電話して話をしている内に突然久々に眩暈がしてきて公衆電話から動けなくなってしまった。”やっと春にお別れできて晴れ晴れしていたのに何故今頃しかも(ここに書くのも阿呆らしい)下らん用件でこのクソオヤジ云々・・・”と自らの思念に怒りを募らせて行った結果であろうが、一応大事を取って午後より慎重に行動する。・・・などと言いながら結局数ヶ月振りにレコードギャラリーに寄ったりする。聞けば店主も13日にクリムゾンには行くそうで、盛り上がったついでにホールズワーズ運動のチラシ掲示を依頼。グレート・ミュージック本店にも張って貰うことにする。いずれも量販店では無いが濃い客層だし・・・何票かの役には立つだろうか。
9月17日(日)
日曜日につきプログレはお休み。
昨晩は風呂屋で思わずビールを呑んでしまった勢いで、帰宅後配偶者に私的オムニバス「営業乃友」を無理矢理聴かせるという暴挙に走ってしまった。MandrakeやHatfield And The Northなどは全く問題無いようだが(変拍子も全員ちゃんと揃っていれば良いらしい)、やはり”Fracture”が壁となる様である。
雨も降った関係で、子供達とトランプしてみたりごろごろしてみたりと家の中で過ごす時間が多い一日となった。お陰で村上龍「希望の国のエクソダス」を読了。経済事情音痴の私には全く理解出来ない個所も多かったが、近未来小説として非情に説得力のある作品と思う。
次女が何故か終日昼寝を拒み、予定していたアナログのジャケ数点のデジカメ撮影も焼き物も諦める。
9月16日(土)
通常はプログレ休日の日であるが、配偶者が接骨院に行っている隙に焼き物数点を制作(プログレ外であるが)。少々音をチェックする。
昨日は次女が例によってなかなか眠らずしまじろう三昧の夜であった。しかも2時に寝た筈なのに9時にはもう起きていた。お前は本当に1歳半なのか。
病弱なマスターの床屋へ行く。先月の股関節検査の結果を聞けば、間節の中に水が溜まるという病気だったらしい。原因不明というのがちょっと心配ではあるが、水は自然に抜けて行くであろうと医者も言っているらしく本人も安心した模様。廃業の危機も去り、私はしばらくはここに通う事となりそうである。
長女が学校から帰って来るのを待って名取市のサイクルセンターへ行き本日も自転車の練習。長女もやっと乗れる様になったのだが良くここまで出来るものだと感心する程の凄まじい蛇行運転である。利用者が少なかったから良いもののこれでは危なくていかんのである。当分一般道は無理であろう。
引き続き多賀城市の風呂屋「極楽湯」へ全員で雪崩れ込み長男と露天や泡風呂を一周して帰る。
9月15日(金)
きょうはきゅうじつにつきぷろぐれはおやすみにっきのかんじもおやすみですあさおきるととてもあたまがいたくてきもきもちがわるかったですでもふつかよいだとばれるとはいぐうしゃのひとにおにのようにおこられるのでがまんしていたのですがやっぱり3かいくらいはいてしまいましたはいているあいまにじみへんぼっくすのれあとらっくのかくにんなどをしているとやっぱりほしくなってきてますますぐあいがわるくなりましたひるすぎてからこどもがこうつうこうえんでじてんしゃのれんしゅうをしたいというのでふらふらしながらでかけましたとちゅうでぬけだしてさっぽろのおじさんたちにでんわしましたみんなでくりむぞんをきいていたそうですかえってきておいしいさんまととんじるのゆうごはんをたべたらまたびーるがのみたくなったなあとおもわずいっちゃっいそうになりましたでもはいぐうしゃのひとに「こりないやつだなこのおっさん」とかいわれてしまいそうなのでだまっていましたなんだかやっぱりばれているようなきがします。
9月14日(木)
Hatfield And The North 「Afters」などなど。
一週間が四日で終わってしまうのは良い様だが仕事的には後々響いてくるのが辛いものだ。どうも何事も進展しない内に今週が終わってしまった。来週はなかなか大変そうであるなぁ。
9月13日(水)
Genesis 「Live Rarities 1970-1973」Disc1、Circus 「Movin’On」、Mandrake 「Unreleased MaterialsVol.1」を聴く。Mandrakeは「飾り窓の出来事」ばかり5回聴いていたのであった。イントロのたたみ掛けとメロトロンが最高である。
昼休み、「Wish You Were Here」の紙ジャケを「一応拝みに行く」つもりでHMVに行く。しかしながら例によって国内盤のビニールを視野に入れた時から記憶が飛んでおり、気がつくと車中で付録をウシウシと眺めている自分が居た。おかしい。確か輸入盤購入を宣言していた筈である。(しかも側にはレコード・コレクターズの今月号もある。ジミヘンの表紙が来るべき葛藤を暗示して不気味だ)。今年に入ってデジタル・リマスターのアナログを購入しているし、CDもShine On盤&20bit盤の2枚を所有している。おそらくはこの紙ジャケがプレーヤーに吸い込まれる日はやって来ない様な気がするし、冷静に考えれば何故こんな馬鹿げた買い物をしてしまうんだ、という話になってしまうのだが・・・。某所から聞いた話では、この紙ジャケ企画商品にはプログレオヤジだけに効力絶大なフェロモン性の媚薬が塗り込められているというまことしやかな噂もあるらしい。げに恐ろしきはレコード屋の陰謀也。
9月12日(火)
Mandrake 「Unreleased MaterialsVol.2」、Circus 「Fearless Tearless And Even Less」などを聴く。
新規参入を目指して挑んだ某大手競合の見積もりに見事に玉砕してしまった。かなりの自信を持って臨んでいたし、時間が無いのでデザインも見切り発車してただけにショックはとーっても大きいのである。復活を賭けてしばらくは一生懸命足繁く通おう。担当者は音楽好きだし仲良くなろう。もっと競争相手を研究しよう。えーっとそれからこの荒んだ私の心に元気を取り戻す為に、明日は「炎」の紙ジャケを買いに行こう。
9月11日(月)
Mandrake 「Unreleased MaterialsVol.1」、DAISHOGUNコンピ「轟音くん~ご利用は計画的に」を聴く。Mandrakeは凄い。久々に圧倒される音を聴いた。なんで当時レコード出せなかったんだろう。邪魔したヤツがいたとすればそれはもう犯罪ではないか。さて轟音くんは楽しいぞ。世界の何処にでもハードロック馬鹿が汗流していた熱い時代の記録なのだ。
朝会社の駐車上で、デザイナーの社員と挨拶を交わすとデヴィッド・リンチの本を呉れた。有り難や有り難や。でももう要らんの?真っ当な世界に行ってしまうの?寂しいなあボク。会社で「イレイザー・ヘッド」の話聞いてくれるのこの人だけだったのに。
9月10日(日)
日曜日につきプログレはお休み。
昼前から近所のお宅にPC関係のご相談があるとの事でのこのこと出かける。ファイルの表示具合がオカしくなってしまっているのを何とか出来ないか、というお話だったのだ(最小化ボタンや”閉じる”のX印が妙な形に変わっている。これは初めて見た)。しかしながら何処どうやっても直せず、結局「再インストール致しましょう。いやー何だかんだ言ってもそれが一番手っ取り早いのですよWindowsってヤツは使えば使うほど調子悪くなるって言うしねええっ?まだ一度もやったこと無いんですか良い機会だからやりましょうよ思い切ってスパッとわはははは。」なんてフォーマットに雪崩れ込んだ直後、「あのー住所録なんかも消えてしまうんですよね・・・。」と質問され愕然とするも時既に遅かった。バックアップの確認もせなんだとは全く持って私は非情だ。家族揃って昼食をご馳走になり、私はビールまで頂いたと言うのに、更に事を厄介にしに来たようなものである・・・トホホなのである。
9月9日(土)
休日の為プログレはお休み。
昼からオレンジパワー大将軍閣下と会う。
待ち合わせ時刻に一番町のタワーレコードに到着し、氏の姿を探すが発見出来ず慌てる。10分後に漸く出会う事が出来たが、昨日から反省に次ぐ反省、午前中は仙台市西部の秋保大滝に打たれていたと言う事で身長が90cm程に縮んで居られた。簡単に見つからぬ筈と納得する。痛々しい姿に思わず視界が曇る。
氏のご案内により近所のオープン・カフェテラスへと移動。本日の議題は①今回の爆弾投下についての事情聴取 ②「苦離無存」partⅡの進行状況確認 ③γ-GTP値経過報告 ④パンスト問題解決への討議、などである。若いピチピチした女の子が溢れんばかりにケーキでお茶しており、レコード抱えたオヤジ二人が歓談するには最高の店であった。程なくはかせより大将軍の携帯に電話が入り、議題①について合わせて確認する他、ついでに”家庭内でどうやってPCに向かい且つプログレを聴くか”コツを伝授される。3時間に亘る激論の末、来月13日はクリムゾン・ライヴ終了後に裏口で待機、フリップ翁にプログレオヤジ同盟仙台支部代表として歓迎の接吻を試みる事、加えて12月10日のジミーペイジはやはり観に行くべきであろうと結論した。重要事項決定による安堵からか、3時頃には大将軍の背丈が通常に戻っていたことを付け加えておこう。
来月の再会を約してお別れしバス停に向かう。折りしも「定禅寺ストリート・ジャズ・フェスティバル」参加バンドが演奏を繰り広げている中、大将軍ひょっとして何処かのバンドに乱入しているのではないかと危惧しつつ、丁度来たバスに乗り込む私であった。おしまい。
9月8日(金)
Hatfield And The North 「Afters」とCurved Air 「Air Cut」を聴く。
”インタビュー中のビートたけし氏に飛びかかって関節技を掛けた為暴行傷害容疑で逮捕される”と言う夢を見た。誰かこの夢読んで頂けませんか?ちなみに極め技は”V1アームロック”で最終的には「あのー外れてるんですけど」と側のTVリポーターに自己申告しております。
腕がらみと言えば、ようやく2,3箇所からデザインがらみの仕事のお話を頂いてほっとする。忙しければそれなりに文句を言ってしまう私なのだが、暇なのはもっと厭なんだよ・・・。
9月7日(水)
Yes 「Going For The One」、井上陽水「氷の世界」を聴く。いずれも100円アナログ焼き、そしていずれも相当久しぶり。Yesは「パラレルは宝」の状態がイマイチだったのが残念ではあったが、この曲聴きたいが為に買った様なもんだからね。久々に聴けただけで嬉しいものである。井上陽水は、某大将軍が或る時「このアルバムのバックにはQuatermassのメンバーがおりますぜ。」と教えて下さったので気になっていたのであった。クレジットによれば2~3曲に二人参加している様である。聴いても実は良く判らなかったりするけれど。それにしても「あかずの踏切り」など凄い曲であるなぁ。その昔、「おはようこどもショー」でモップスが何故かこの曲を演っていたことを思い出す。タイトル曲を始め全体に詞もヒリヒリしていて良い。
「Going For The One」が発売された折には、同じクラスの後ろにいたヤツに借りて聴いたのであったが、この男はやたらと「今度のYesはファンキーだぞっ。」と騒いでいたものである。借りてからお前それって一曲目のイントロだけじゃないのか?(それも違うか・・・)と私は抗議したものだ。でもスマンスマンとか言ってカンサスの「伝承」も貸してくれたので許してやった。今は何処かで医者やってる筈だが、果たして大丈夫だろうか。ちゃんと患者の全体の状況を把握して仕事しているのだろうか。余計なお世話だと言われるだろうが非常に心配である。
CD-Rに「永の世界」と書いちまった。自分の心配の方が先であろう。
9月6日(水)
UK 「UK」、V.D.G.G. 「The Least We Can Do Is Wave To Each Other」&「Godbluff」を聴く。
細か~い納品が多く久々にやや多忙となるも受注成果が思ったようには上がらず、私の小さな胸は相変わらずややブルー気味である。
でも今日は早めに帰宅したので、気分転換に久々に焼き物でもやったろかと言う気になる。私のところでは晴れていないと焼き物が出来ない。何故かと言うと窯が外にあるから・・・では無くて雨や雪が降ると自転車通勤の私は焼き物必需品である会社のノートPCを持って帰れないからなのである。しかも準備万端で帰宅しようとも次女が日中昼寝をたっぷりしていたりするとなかなか寝てくれずその窯焼き人の方が根負けして爆睡してしまう、などといった事態もあり、こちらの思うようにばかりいかぬのが悩みの種なのである。従って昨日より「ちゃんと寝ないと成長ホルモンの分泌が悪くなるらしいぞ」と言い聞かせ、配偶者に協力を仰ぎ早めの就寝キャンペーンを始めたのでしばらくは皿焼きも捗るだろうと見通しを立てているのであるが。
まあそんな訳で今晩は100円レコードシリーズ・焼き物の続きを久々に始めたのである。先日古道具屋で買った井上陽水のレコードのノイズが予想以上に酷く、せめて曲間くらいミュートしようかと初めて(!)の試みに挑戦したのだが、曲の所用時間が何処にも記載されていないのも手伝ってか思いの他Wave分割等に時間を食う事に途中で気がついた。うーむ結構時間が掛かるのだなぁ。それにしても・・・アナログ焼きに邁進している方々はみんなこうやって地道にやっているのね・・・と改めて思い知った次第である。
9月5日(火)
「Projekct X」・・・営業面での心配事のため上の空で何だか判らず。日を改めて再度挑む事にする。他にKing Crimson 「In The Court Of The Crimson King」Nucleusをちょこっと聴く。
「プログレオヤジ同盟」HPへのアクセスが50,000を超えた。公開一年ちょっとでこれは正に快挙であろう。発足当時の面々は、私を含め再突入オヤジも多かったので、どちらかと言えばプログレ的にはさほど詳しくない集団ではあったが、ここに至って知識と経験の豊富な皆さんが集まられたのは非常に心強い限りで・・・なんて貢献度が最近特に低い私が偉そうに言えぬのだが・・・やはり感慨深いのである。折角だから発泡酒(最近はビールでは無い)で乾杯し、配偶者に同盟関係の話題などを嬉しそうな顔をして話すが、今朝はパートに行くのに早起きだった為眠くて仕方が無い様子で殆ど相手にしてもらえず。諦めて一人で喜びを噛み締める。
9月4日(月)
「A Psychopathic Medley」を聴く。思わず納得してしまう繋ぎ多し。最後のPink Floyd「21Megamix」は凄い。これ、作るのに相当時間が掛かったのではあるまいか。かなりのファンと思われるが、曲順とか相当検討したのだろうなぁ。「Creation With Felix Pappalardi」も途中まで聴く。2曲(?)で使用されているメロトロンがエエね・・・ってのは的ハズレかも知れないが正直な感想。
昼休みに新星堂に行き、漸く「Projekct X」を購入。今月はコレとCrimsonの紙ジャケ3枚、Pink Floyd 「Wish You Were Here」の紙ジャケ(輸入盤)を買うだけで精一杯であろう。ジミヘンまで手が回るかどうか・・・。来月はCrimsonの仙台ライヴも控えているのである。しかし何である。久々に「プログレッシヴ・ロック特集」なる壁のディスプレイを眺めているのは非常に楽しい。一方でやはりまだまだ聴いていない、或いは聴かねばならない音の多さに呆然とすし、この壁のCDを3・40枚鷲づかみにしてレジに持って行けたらどんなに幸せだろうなぁと浅ましい事を空しく考えたりもするのである。
9月3日(日)
日曜日につきプログレはお休み。
本日も何故か5時半頃目が覚めてしまったが寝床で考え事をしている内に出かける時間になってしまった。午前中は学区民運動会である。同学区の小学校・中学校生及び父兄の合同の運動会なのだが、長女・長男共に出場競技があるのでやはり行かねばならない。
気温は最近にしては低めであったが、風が強いため会場である中学校校庭は競技毎にまるで砂嵐に襲われる如き状況である。ギャラリーもなかなか大変であるのに加え、半分町内会の行事であるかたか、中学生のリレーなども手を抜いて走っているのが明らかで見てる方もダレて来るのである。従って今日も例によって、長女の最後の競技が終わるや否や次女と二人で一目散に自転車で帰って来た。しかしタイミングが悪いもので直ぐ雨にあたり帰宅する頃には二人ともずぶ濡れとなる。
日用品の買い物の為、久々に利府町の某SCに行く。折角だからと言うことで2階の楽器屋に寄り、壁に掛かるGibson・LPの59年モノのレプリカ(約70万円也)をぼーっと眺めていると店員が近づいて来たので少々話をする。初めて知ったが、我々が若かりし頃にお世話になったグレコのギターはもう無いのだそうな。今ではエピフォンがその位置に在るらしいと聞いて驚いた。ギターは勿論買えないので、練習用の安い弦(5set/990円税別)を購入する。「宮殿」の楽譜もあったようなので今度行く時は買って来よう。
9月2日(土)
休日につきプログレはお休みのつもりだったが、何故か5時半頃目が覚めてしまったのでCircus 「Movin’On」などを聴く。
小学校行事でバザーがあり、配偶者がソフトドリンクの売店に携わるというので午前中は次女と留守番、昼近くになって長男を幼稚園で拾って会場に行く。果たして今日も酷い暑さであり、校庭は一体何℃位あったのか考えたくも無い状況であった。昼食を調達している内に長男は行方不明になるわ校舎の陰で次女としゃがみ込んで不味い焼きソバをだらしなく貪っているところに上司の奥さんと出くわすわ直後にはその辺の子供が至近距離から蹴ったサッカーボールに背中を厭と言うほど直撃されるわもはや散々の午後であった。子供3人連れて早々に帰宅。次女が昼寝に入ったのを見計らい、他の子供達は放っておいて「Creation With Felix Pappalardi」などのWave化を行う。ちゃんと自由に楽しめる内に聴けるモノは聴いておかないとね。
9月1日(金)
Camel 「Rain Dances」&「A Live Record(A面のみ)」を一日聴く。アンディ・ラティマーの節回しとヴィブラートはやはり好きです。
夕方営業会議が始まって、終わった。
8月31日(木)
Wishbone Ash 「Argus」を久々に聴く。かつては”Warrior”などが「格好エエー」なんて好きだったのが最近では”Leaf And Stream” の方が気に入っていたりする。枯れて参りましたかな。月末に無い空元気を出そうとP.F.M. 「Return Of Manticore」も聴く。
このところの月末は、「忙しいぞ!俺の邪魔するなー」とヒーヒー言ってるよりも「この場に及んでどうやって数字を捻り出すか」と悩む日の方が多いのである。イカンのである。翌日に控えた営業会議の事を考えて気が重くなるのも毎度の事になってしまった。
昼休みに本屋に行く。64の「マリオ・ストーリー」の攻略本を近所の分も含め3冊購入する様にと配偶者から命令があった為である。ちなみに私は未だ64に触れていない。目が疲れそうでね。最近顔面神経痛が日常化している事もあるので眼精疲労には気をつけていたーいのである。さてついでに先日のPRIDE大会で石沢がどの様な試合をしたのかが気になっていたのでプロレス関係本を立ち読み。間もなく手がワナワナと震えて来て参った。何にもしない内にTKOになっているではないか。一体どうしたんだ石沢!石沢!石沢!
8月30日(水)
Ange 「TOMEⅥ」及び「European Rock Collection Vol.1」なるコンピ盤を聴く。良いですねやっぱり”Sister Jane”。
某業者の担当者の元へTangerine Dreamのレコードを返しに行く。今度はファーストをもう一度貸すように迫る。それからどうもSoft Machineのレコードも持っている(らしい)のでこれも探し出す様強く希望する。アナログのマシーンの音は聴いた事無いもんで。ついでにポール・シュレーダーの流れから三島由紀夫の話へ・・・と言っても作品論などでは無く、以前私が仕事を頂いていた一番町の花屋さんの社長がボディービルをやっていた関係から三島氏と一緒に撮った写真を持っていたという他愛の無いお話。今は無き仙台駅前のX橋沿いにあった「藤原ジム」で知り合ったそうな。三島氏の完全主義者振りを伝えるエピソードも少々聞く。
午後より某設計会社の担当者の元へプロレス情報を仕入れに行く。新日分裂の真偽、全日の今後についての見通しなど。知り合いのバトラーツ関係者が某選手の結婚式に招待されているらしくこの折に詳細な情報を確認するとの事である。
・・・全日の会場では試合前のトレーニングの時間、かつて馬場さんがリングを眺めていた場所の椅子に、現在はハンセン選手が静かに座っているそうである。
8月29日(火)
Caravan 「Blind Dog At St.Dunstans’」を聴く。
てーへんだてーへんだ。何時かは特定出来ないがおそらくはあと1ヶ月の内に営業車でプログレを聴く事が出来なくなってしまうであろう事が判明した。ええと理由はちょっと今書けないが多分これは確実である。通勤時及び平日の自宅では先ず聴けないんじゃぁ、おら一体何時プログレ聴いたらいいだ。私は、今後精神の均衡を一体どうやって保てば良いのか。このHP始まって以来の危機である。いやーこれってプログレオヤジのアイデンティティー・クライシスでんがな~。いや別に最近困っている日記のネタが出来て喜んでいる訳では決して無いぞ。真面目に何か良い方法を考えつかなければ。サノヨイヨイ。
8月28日(月)
Bijelo Dugme 「Ima Neka Tajna Veza」、Goran Bregovic 「Goran Bregovic」を聴く。後者には”Kad Bi’bio”の別ヴァージョンが入っていたので驚いたで。
迂闊であった。夏は自分の中では既に終わっていたので、日焼けについては前回同様無防備であった・・。耐性がついたから脱皮までの期間は短かろうが、今日あたりから再び背中が疼きそうな気配である。非常に馬鹿である。
8月27日(日)
日曜日につきプログレはお休み。
夏休み最後の日曜日という事で当然プールに行く。相当の混雑が予想されたので早めに出かけたが実際到着してみれば大した人出では無くやや拍子抜けであった。上の二人の子供たちも規定の身長(120cm)に達したので名物のウォーター・スライダーに初挑戦する。モノを知らぬ私は上半身起こしたままで臨み途中で停まってしまうなど醜態を晒したが、子供たちは大喜びでそればかりやっていた模様である。
順番待ちで並ぶのに嫌気がさした私は、次女とプールサイドでウダウダししまじろうの指人形などで戯れつつ、「In The Dead Of Night」のイントロに合わせて腹筋出来るようになりたいなぁ・・・などと例によって意味も無い事を考えつつ日が暮れた。ともあれ、長男は突然自転車にも乗れる様になったし、実り多い夏休みだったと言えよう。やれやれ。
89月216日(℃)
Ange 「新ノア記」。
暑い。気温。仕事。腹減った。帰った。聞く。35℃近く。なめとんのかぼくらの地球。
夕食流し込んで漸く一息つき、東京オフ会の宴会中に電話乱入。今回は仙台支部よりオレンジパワー大将軍が派遣されたが、到着早々はみる氏に拉致され例の波動スピーカー砲でKing CrimsonのファーストUK盤と太田裕美の洗礼を受けたとの報告有り。ご苦労様でありました。さて仙台がこんな具合では相当の暑さではないかと心配したが、皆さんお元気であった。ご参加の方々全員と結局1時間近くも話し込んでしまったので、他に乱入を試みた方々にはご迷惑をお掛けしたのではなかろうか。どうもゴメンナサイ。でも盛会で何よりでありました。
8月25日(金)
National Health 「National Health」、Allan Holdsworth 「i.o.u.」&「Road Games」など。
カレンダーの担当者にご挨拶に行く。今回も社員による投票では第一位だったそうで、決定のポイントはまた別のところにあった様だ。そう言った事も含めてのコンペの結果であるのだから仕方が無い。次年度への反省材料を2,3点頂く。
帰宅すると、アンディ・フグの追悼番組が放送されていた。私の中には、良く言われていた様な忍耐とか精神力の強さとかよりも、「ここ一番の負けっぷりの良さ」の方が印象に深く残っている。フランシスコ・フィリオ戦での見事なまでのKOシーンには彼の潔さの美学を垣間見た気がして慄然とした。勝てる相手しか選ばぬヒクソン・グレイシーなどよりよほど立派なサムライに思える。人生の散り際もまさに闘いの果てであり、壮絶であった。合掌。
8月24日(木)
「マイナー・ブリティッシュ・ロック入門編Vol.1」及びThe Tony Williams Lifetime 「Emergency」のDisc1を聴く。
某金融期間・次年度カレンダーの担当者より電話があった。・・・本年は落選であった。3年連続の採用と成らなかったのは誠に残念である。「良いデザインだからコピー等修正の上是非来年も提出して欲しい。」なる言葉を頂いたのは有難いことではあるが、デザインや企画の方向性をチェックするのには良い機会かも知れない。
某得意先を訪問、3万5千円の仕事を受注するのにあーだこーだと1時間半喋り捲っていた。数字だけ見れば営業ベース的には赤字だし、単なる自己満足かも知れぬのだが、何となくぼーっとしていて仕事がやって来る(もっともそんな事は最近稀か)のに比べれば遥かに充実感があるものだ。実に恥ずかしい事かもしれないが・・・最近こんな感覚とは無縁だった故に新鮮である。おお、最近とっても真面目な私。
8月23日(水)
Nova 「Wings Of Love」、The Tony Williams Lifetime 「Emergency」のDisc1を聴く。
突然夏に逆戻りした様な暑さであった。私は先日「仙台はもう秋だ。」と宣言したのだ。勝手なことをしてもらっちゃ困るのである。
売上的に低迷状態がやや続いており、その件で本日帰り際に上司と様々な話をする(勿論叱咤を含む)。日常の営業面の試行、精神の在り方をいよいよ変えねばならぬ、と感じる。
8月22日(火)
Allan Holdsworth 「i.o.u.」&「Road Games」、Triumvirat 「Old Loves Die Hard」、Lisa Ono 「Pretty World」、及びCircus 「Movin’ On」を聴く。
淡々とした一日、可も無く不可も無し。帰宅して間もなく、1歳半の次女を除いて全員爆睡状態に入ってしまい、取り残された私は当然の如く土曜日に入手した夥しい数のアナログ盤からのWAVE取り込みを企てた訳である。だが如何せん次女がウロウロして危険で手が出せぬまま刻々と時間ばかり過ぎて行く。しかも本日、新潟の知り合いの方に頂いた美味そうな日本酒が届いており直ぐ目の前に有ると言うのに、配偶者が「開封した時は必ず味見させろ」と主張した割にはあっと言う間に寝てしまったが為に私はこれにも勿論手が出せぬ。憐れである。
8月21日(月)
NHK-FMのプログレ番組の録音テープ(清水先生編)を聴く。プログレオヤジにとっては、6日間中最も中味の濃い番組に思われた。デメトリオ・ストラトスは凄い。昼休み、車中で横たわりTangerine Dream 「Atem」を聴く。予想通り寝る。
未だ夏の名残か蒸し暑く感じる目覚めであったが、終日霧雨が降り肌寒い一日であった。
某金融期間・次年度カレンダーのコンペの途中経過を聞きにいく。絞り込んだ最後の3点中には残っており、担当者の机の後ろに並べてあったのを見た。いずれも作品のレベルが高いのだが、「来年しか使えないテーマ」を選ん来た他2社の狙いは流石である。今年はどうかなることか。
8月20日(日)
昨晩は結局珍しく配偶者と一緒に例のNHK-FMのプログレ特集を聴く。井上陽水の「氷の世界」で懐柔した後ではあったが。「ホレホレ、あの雑誌に載っていた清水先生のお話だぞ~」なんてね。
聴きながら討議したところによれば、配偶者とプログレの最大の壁はやはり変拍子であったようだ。以前UKの「In The Dead Of Night」のプロモを観ていた際に「この人たち演ってる事がバラバラじゃーん」という感想を頂いていたのであるが、要するにバンドと言うものはリズム的に全員ちゃ~んと同じじゃ無いと何か具合が悪いのだそうである。この辺気持ち良~くなればもう全く大丈夫なのだがなあ。確かに重要なポイントではあるけどねぇ。
長女・長男の自転車の練習の為若林区の交通公園に行く。長男は何となく自力で乗れそうな気配となり安心である。だが長女がイカンがな。
8月19日(土)
休日につき、夕方現在・・まではプログレはお休み・・・あ、朝昨晩のNHK-FMの録音テープを聴いたっけ。
長女と次女の”プールイボ”が酷くなって来ていたので皮膚科へ連れて行き、一旦自宅近くに戻って得意先と打ち合わせの後、再度駅前の病院へ。まだ診察中との事で長男を連れて散歩を試みれば上手い具合に古道具屋があったので覗けばアナログの山。直ぐ飽きた長男に急かされ、井上陽水の「陽水Ⅱ・センチメンタル」&「氷の世界」を買って退散。税込み210円。
診察終了後勾当台広場に向かったのは「24時間テレビ」関係のイベントで、放送局使用のアナログが10枚@1,000円チャリティーにて放出されるという噂を聞いたからである。2時開始で整理券を配っているとの事で受け付けに赴くと「28」と書かれた紙を貰う。5分前に並んだ途端後ろから肩を叩かれ、振り向けば愛・・・もといイラストレーターのH氏であった。「7」番の紙を既にお持ちである。流石だ。既に周囲にはそれと判る面々の集団が集まってきており殺気が漂い始めた頃、係員の説明があったのだが、制限時間20分の入れ替え制との事で当然不満の声があちこちから上がったものである。これは一々選んでいる余裕など無い、と覚悟を決めた。
・・・という訳で本日の成果は以下の通り17セット18枚。
Triumvirat 「Old Loves Die Hard」
Camel 「Rain Dances」
Yes 「Going For The One」
Jethro Tull 「Golden Jethro Tull」
Ian Gillan Band 「Child In Time」
BrandX 「Is There Anything About?」
The Tony Williams Lifetime 「Emergency」
Chick Corea 「Return To Forever」
Billy Cobham 「Life&Times」
Allan Holdsworth 「i.o.u.」(「a.i.o.」じゃないぞ<NHK)
Pink Cloud 「Kutkloud」
Creation With Felix Pappalardi
四人囃子「包」
(以下サントラ)
「Dune」、 「Phenomena」 、「Suspiria」、 「When The Wind Blows(風が吹くとき)」
〆て2,000円丁度を募金箱の中に入れ帰る。会場から出ると配偶者に「あんたらはやはりおかしい・・・。」と誉められた。まるで檻の中で餌箱を漁る禽獣の如く見えたのだと言う。良いじゃないの折角1枚100円なんだからねぇ。
8月18日(金)
Ashra Tempelのファーストを聴く。昨晩のNHK-FMのプログレ番組の録音テープ(フロイド編)も聴く。
例年に違わず今年も秋の朝は突然訪れた。青空も雲も風も一夜にして秋の色へと変わっていた。何しろ私が秋と言えばもう間違いなく秋なのである。しかしながら暑さはまだ容赦してはくれぬ模様で、昼過ぎに照りつける太陽は相変わらず夏にしがみついて居る。 いい加減仕事の流れも平常化しつつあるらしく営業中に受ける携帯での呼び出しも増えつつある。来週はいよいよ仕事も・・・厭でも本格化する事になろう。
8月17日(木)
Triumvirat 「Spartacus」を聴く。当然ながらEL&Pと良く比較されるバンドだが、通して聴いて見るとEL&Pよりもメロディアス且つエモーショナルだなぁ、と思える瞬間が多いのに驚く。全般に曲調が明るくPOPに感じられ、米国ウケが良かったグル-プである事も実感する。引き続き、昨晩のNHK-FMのプログレ番組の録音テープ(Neu!編)も聴く。運転中なので眠れず。
仕事上どうも初心を見失っているなぁ、と省みる事が多くなって来た様に思う。などと書くと随分偉そうではあるが、実際気がついてみると充実感からは程遠いところで仕事をコナシテイルと感じる事の方が日常的である。これはイケナイ傾向なのだろうが日増しに大きくなるこの感情、早いところ何とかせねばなるまい。
焼き物も随分修行を重ねたつもりではいたが、未だにちょっとした見落としでメディアも無駄にする事が多い。例えばONKYOのA/D変換機は良好であるが、これってUSBからの取り込みだけで電源入らなくても使えちゃうので、コンセント繋ぐのを忘れても録音出来るのである。ところがやはり電源入れないといかにも音が悪かったりするのが立派な落とし穴。そんなこんなで懸案の「Earthbound」&「USA」も以前焼き溜めしていたのを全部処分し、折角だからと録り直しを目論んだものの遅々として進まなかったりするのである。ああ言い訳がましい。だが漸く自分でジャケットも作れそうだし(と言ってもデジカメ写真のプリントアウトだけだったりするが)そろそろ何とか格好もつきそうである。
8月16日(水)
Jimi Hendrix 「First Rays Of The New Rising Sun」、月曜日のNHK-FMのプログレ番組の録音テープを聴く。
どう見ても得意先の殆どはまだ休みが終わっていないと言う状況であるが出社。少々の納品を経てやはり午後早くから社内作業となる。
みんな定時で帰ってしまうので上司と二人、5時30分には会社を閉めて帰宅。あんまり早く帰ったので家族全員に異様な驚きをもって迎えられた。
8月15日(火)
お盆なのでやっぱりプログレはお休み。
墓参りの為、大和町なと近隣に赴く。高速道路で二区間なので移動は楽だ。例年のこの時期は厭になる程の暑さに閉口するのが常であるが今年の涼しさはどうした事だろう・・・などと呟いていたら、墓に着く頃には当然の様に気温が上昇していた。例年通り配偶者の本家の座敷で親戚の方々と宴会。風が全く無いのでビールはどんどん汗になって流れ行く。
配偶者の実家に帰宅後、昼寝に入った次女の横で「アントニオ猪木自伝」を読む。大体の事は知っているつもりではあったが、こうやって改めて半生をなぞってみればやはり荒唐無稽な人生である。新日本プロレス旗揚げの辺りで意識を失う。
夜は庭先でバーベキューをする。やはり炭火で焼きながらエビス・ビールで貪る牛タンは格別である・・・ってまたビールを呑んでいるのである。
8月14日(月)
お盆なので本当にプログレはお休み。
いよいよ脱皮が始まった。痒みも加速度がついて来たので、長女に背中を掻いて貰う。車も疎らな団地の駐車場に私のせなかの薄皮が舞う。一夏の想い出と共に。
配偶者と長女を松竹に送り、そのまま配偶者実家へ向かう。近所のSCへ買い物に行き、その間子供たちをゲームセンターへ連れて行く。お菓子キャッチャーへ挑むも、必要以上の投資を経て両替の為離れた隙に見も知らぬ親子に蓄積を奪われてしまう哀しみを味わう。世間では漁夫の利とは言うが、提供する身としては辛いものがある。
8月13日(日)
お盆なのでプログレはお休み・・・のフリ。5時起きで出発したので眠気覚ましにAtollを一発服用したが案の定夢魔へと引きずり込まれ配偶者に運転を交代して貰う。
墓参り第1弾である。岩手県花巻市の北・石鳥谷町へ、母の墓参りに行って直ぐさま仙台に帰って来ると言う無理矢理な日程である。明日は長女の映画、明後日は配偶者関係の墓参りの予定、この連休は以上で終わる筈なのである。
盆はなかなかに難しい季節である。私の様に故郷に不義理を重ねている者にとっては、それこそ何時”乗越駅の刑罰”みたいな目に遭っても不思議では無いので、びくびくして帰郷し逃げる様に帰って来る事が多い。だが今のところ、田舎の本家の方々はいつも親切にして下さる。有り難い事なのである。本日も米や野菜を頂いた。子供たちは木登りや蜂の巣を襲撃するなどたっぷりワイルドに遊ばせて貰って帰宅。
8月12日(土)
えー休日につきプログレはお休み。
起床して間もなく、5歳の長男と一緒にデジモンの映画を観に行く事が突如決定してしまった。盆休み中は朝1回きりの上映と言う事で慌てて出発、30分後には某東映系地方館の座席に座っていた。前回の内容と比較すると大分出来が良い様な気がする。音楽も面白い。
「映画に付き合ったんだから今度はパパに付き合いなさい」と言う事で駅東口の中古屋へ行く。長男は車中に待たせていたが、直ぐに飽きて店内にやってきたのでUnivueria Zekt 「The Unnamables」及びJimi Hendrix 「First Rays Of The New Rising Sun」計3,000円税込み(いずれもアナログ;最近は「重量盤」なる言葉に弱い)をさっさと購入して帰る。
午後より馴染みの床屋へ行く。ここの丘サーファーのマスターはいつも必ず何処か身体の具合が悪いヒトなのだが、果たして今日も顔色が悪い。「晴山さん、いよいよヤバイっすよー。」なんて言っている。前回は股関節の調子が以前から悪くて接骨院に通っているのだがどうも良くならない、と言う話を聞いており、「1回大きい病院に行った方が良いんで無いの?」と話していたのであった。先日思い切って国立病院で検査したところ、股関節の軟骨が損傷していて、しかも融解している疑いがある、と脅かされたらしい。まだはっきりとした結果が出ておらず、本人は相当落ち込んでいる様子である。私としても次回から散髪に困るのも厭なので、何とか立ち直って欲しいものである。いつもあちこち調子が悪いと訴えている人ほど、実際は長生きするものだったりするとは言え・・・。
8月11日(金)
Circus「Fearess Tearless And Even Less」「Movin’ On」のB面を聴く。溺れているのである。加えてKing Crimsonのアナログ焼きコンピ盤、更にAsh Ra Tempel のFirstを聴く。昼休みにHMVに走って行って購入したのである。そしてこれはやはり予想通り、昨年の今頃出版された「Young Person’s Guide ToProgressive Rock」に記載されていたレビューとは大分異なる印象ではあった。かなり好みだから良いけど。
部下と仰せられる方が、4月にパソコンを預けられてから未だメールをちゃんと送れないということが突然判明してがっかりする。それどころかテキストの文字列をコピーする方法を質問されて目の前が暗くなる。”ノンノン人形”が突然脳内に木霊する。自分でマニュアル本も買っていた様だし、興味を持って取り組んでいるのだろうと期待して放ったらかしにした私がやはり悪いのである。
6月に北海道へ行った際、仕事用の資料としてデジカメで各所を記録して帰って来ていた。函館の相当景色の良い坂道を上司とふたりで俯瞰撮影しており、先日「深田恭子の新曲のクリップで同じ場所が出てきたぞ!」とその上司が騒いでいたのだが、今日初めてその映像を見た。我々がかつて眺めていたのと全く同じ風景を深キョンが駆け上がって来ると言うものである。久々にミーハーな喜びに浸る事が出来たのは幸いである。別にファンではないけど。
8月10日(木)
V.D.G.G. 「The Least We Can Do Is Wave To Each Other」を引き続き聴く。Vertigoのサンプラー焼きも聴く。
やはりどうも私は物事を”鋭い視点”で考察したり深読みしたり、と言った芸当とは無縁の人間である。自分のHPで偉そうに書いてはいるものの、例えば小津安二郎の「晩春」が”エレクトラ・コンプレックス”に拘りがある、といった解釈は本読んで初めて「おお、そうか!」と思い当たるのであり、、それまでは、小津監督の映画ってのどかで良いな~と脳天気に眺めているだけの情けない有様なのである。
従って斬新な(感じがする)評論とかレビューを読むのは大変好きであり、従って簡単に影響されやすい。大体がコロッと行ってしまうので考え様によっては非常に危ない人格であるとも言える。虚像にも騙されやすいし、実は権威関係にも相当弱かったりして。
8月9日(水)
関東圏から届いたV.D.G.G. 「The Least We Can Do Is Wave To Each Other」を聴く。私もこの音源を所有しているが、それは20年以上前に購入した廉価版国内アナログであり、どうにもコモリがちな音に常々不満であった。しかるに本日耳にした音には思わずため息が漏れたものだ。録音システムも勿論だが、恐ろしきはUKオリジナル也。久々にRefugeesを聴くとやはり名曲だなあと思う。
休み前の受注物が重なったせいか少々忙しくなる。遅い昼食を摂りつつ「猪木寛至自伝」を探しに古本屋へふらふらと入ったが見つからず、伊丹十三「自分たちよ!」と筒井康隆「虚構船団」の文庫各税別100円を購入・・・いつ読めるんだか全く判らん。数年前図書館で「虚構船団の逆襲」を借りてはいるが、本編は読んだ記憶が無いという困ったおじさんである。
昨日から家族が配偶者の実家に行っているのだが、今日も引き続き泊まるとの知らせがあった。普段なら「おお、今日もプログレ三昧」と喜びもひとしおなのだが、こう忙しくってはどうでも良い事になってしまうのだ。
10時を前にヘトヘトになって漸く仕事を諦め、近所のラーメン屋で味噌ラーメン&餃子を処理して地味に帰宅。
8月8日(火)
関東圏から届いたKing Crimsonのアナログ焼きコンピ盤を聴く。
まだこのネタで引っ張るのかと言われそうだが実際日焼けの状況は依然としてイケナイのである。本日に至り、この十数年経験した事の無い痛痒感に変化して来ている。昨日より180度転換し、仕事中はただ立っている様子がどうも細かく踊っているかの如き仕草に見えるらしくこれでは只の挙動不信のオヤジである。家庭にあっては子供たちに触れられるだけで一瞬身体が固まる感覚が過るので出来るだけ目立たない様にしている有様である。
懸案のTangerine DreamのBOXの確認の為、久しぶりに某中古屋へ(ちょっとだけ)寄る。7,000円強税別で果たしてまだ残っていた。ここはやや価格が高めの為か(ex.”紅伝説”輸入盤で10,000円超)在庫BOXやアナログの推移は少ない。Manfred Mann’s Earth Bandの救急箱BOXやフロイドの「壁」や「動物」や「道」関係のデジタル・リマスター・レコードも私が「炎」を購入した当時と様相は全く変わっていない。夏のセール期間中らしかったがアナログを見ている人間は私の他には見当たらないし、まだ当分大丈夫(?)だろうか。定期的に訪れてジミヘンやらバーズ、スティーリー・ダンなど最近の再発盤の重量感を楽しんでいる私は・・・やはり危ないのかも知れぬ。
8月7日(月)
Manfred Mann’s Earth Band 「The Roaring Silence」を聴く。
夕べは日焼けの為寝返りが上手く出来なかった。寝不足である。しかも起床時に厭な予感がしたのだが痛みも本格化している。従って本日は自然な動きがまともに出来ず、まるでジャイアント・ロボの様なギクシャクした動きの一日となってしまった。普段からアクションの硬さを指摘される私であるが、今日は一層異様に見えたことであろう。首も上手く回らず、車の運転もなかなか大変である。やはり日焼け対策はちゃんとしておくべきであった。まあおそらく今年はもう海へ行く事も無い(だろう)から、来年への反省材料と言う事である。
8月6日(日)
日曜日なもんでね。プログレはお休み。
これ書いている今も辛いのは全身の筋肉と日焼けと焼き鳥焼けの痛みである。
本日は子供達の友達一家に誘われて河北町の長面(ナカツラ)海水浴場へと2家族10人にて乗り込んだのであったが、何しろ我々夫婦は山育ちなもんで当然海を甘く見ており、当然の如く帰宅後ヒーヒー言っているのである。日光アレルギーの長女には対策を施して行ったのだが、その他の連中はまるで無防備で真っ赤になっている。明後日七夕を観に行こう、なんて予定を立てているものの、その前に病院に突入せねばなるまいて。
8月5日(土)
近所から借りてきたエアロウォーカーを試しつつKing Crimson 「The Collectors’ King Crimson Vol.3」Disc3を聴く。
そう言えば書き忘れていた。昨日はその得意先での打ち合わせが時間変更となった空きを利用してHMVに寄り、ミュージックマガジン増刊「プログレのパースペクティヴ」を購入したのであったのよ。でも予想通りとは言え、”プログレッシヴ”な音を100枚のCDで紹介すると言う企画であり、私辺りが大好きな言わばプログレへの期待は驚くべき事に見事なまでに完全に注意深く徹底的にこれでもかどうだ参ったかほれほれと言わんばかりに排除されていた。具体的に見れば、この本の云う「プログレ」には例えばEL&PやGenesis、Camel、Caravan、Renaissance、P.F.M.などは存在しない模様である。弊BBSにてご紹介戴いた如く、前説においてEnidを排除して脅しをかけていることからもこの展開は明らかであるし、「ふーんんんん」と思いながら読んでいた。これはあくまでも個人的な好みの問題ではあるが、現時点から判断して別にそんなに先鋭的では無くともプログレって呼んで欲しい気もする今日この頃なのであった。まあ誌面の関係もあるだろうが、これ後世に間違って伝えられてしまう様な・・・。
8月4日(金)
UK 「UK」、Circus「Movin’ On」のB面を聴く。
七夕祭りが近づいて来た。主要道路には他県ナンバーの車両と観光客と露店が溢れ、中心部の交差点では「死後裁きにあう。」の脅し文句による幟がはためく元、儚いアジテーションなどを拝聴出来る有り難い季節である。
今日も今日とて、チラシの打ち合わせへ伺った得意先で担当者の上司を紹介され、仕事に費やす時間のおよそ倍にあたる30分ほどを使用して全日本プロレスの行く末を心配しつつ語り合うのであった。やはり今年が勝負であろう、と言うのが我々の結論。「世界最強タッグリーグ戦」は一体どうなってしまうのだろう。
8月3日(木)
Jimi Hendrix 「The Jimi Hendrix Concerts」、2nd Vision 「First Steps」及びNova 「Vimana」など。
朝一番で某業者から紹介戴いた新規開拓先を訪問。受付けにご近所顔馴染の主婦の方が出てこられたので仰天する。広告担当者と面談するも後半ほとんどはBeatlesの話ばかりで終わる。何をやっておるのか。
午後、最近受注が滞っている得意先のプログレ担当者を訪れ、King Crimsonのライヴへの期待と不安を散々語り合った上仕事の話は全くせず帰ってくる。一体何をやっておるのか。
8月2日(水)
P.F.M. 「Pieces From Manticore」を聴く。Nova 「Vimana」も聴く。
某得意先担当者のところへ、以前お借りしたTangerine Dreamのレコードを再び借りに行く。CD-R化に挑む為である。ただし今回は2枚のみ。本日初めて知ったのだが、このレコードの持ち主はこの担当者の以前からの友人で、昨年白血病で急逝した方なのであった。もしお元気ならば丁度私より10歳年上である。Tangerine Dreamのレコード10数枚は数年前この方に無理矢理売りつけられたらしい。音楽の幅が非常に広い人だったと云う。
このレコード、前回バランス・ウォッシャーでちゃんと洗っていた筈であるが、良く見てみるとまた黴が生え始めている模様。内袋に菌が付着していたのだろうか。お試し版も丁度無くなりそうだったので、近所の某オーデイオ店に赴き200ml購入、ついでにフォノ・イコライザー・アンプの性能と価格の話を聞く。 ベーシックで5万円、ハイエンドで12万円前後との事である。やっぱりオーディオ・テクニカの7千円のヤツじゃあ駄目ですかね、と訊ねるとお店の方は答え辛そうであった。納得して帰る。
8月1日(火)
P.F.M. 「Pieces From Manticore」を聴く。Circus「Movin’ On」のB面もまたまた聴く。この辺りのスティックさばきがやはり好きなんであるなあ。昨日も似たような事書いたっけ。
朝からなんだかんだと血圧が高くなりそうなことばかり続く妙な一日であった。
朝、営業出よーかいなと思う間もなく、飛びこみで某地元広告代理店より見積り依頼の電話があった。これがまたいい加減な話で、色数やサイズの想定もせずに「適当な、ありがちな(本当にそう言いやがった)体裁で大体の見積もり」を出して下さい」とおっしゃるのである。何だよありがちってのは。ふーんそうかそうか、仕事上のお付き合いがあるのなら兎も角、初めて電話する業者にそんな聞き方するのね。素人さんなら勿論話は別だが、あんた達は自分の得意先にそんな「大体の」見積もり提出して商売やってるのかいな。だから去年みたいに私のところのお客さん潰しちゃうんでないの?基本的には短気とは言え、大抵の事は我慢する私だってね、そんな事言われたから「そんな条件では見積りは出せません」なんて無意味に突っ張ってしまったではないかいな。しかも怒りに任せて送ったFAXにはサイズ書き忘れるしお蔭様で夕方までテンション上がりっぱなしである。おまけに夕方には携帯にHP検索中の得意先社長(PC超初心者)から「晴山さん、”メールフレンド”の”メ”ってどう入力するんだっけ?」なんて電話が入るだよっ。誰か何とかしてくれ。仕方が無いから「海猫」聴いて気を鎮めたけど。
7月31日(月)
Circus「Movin’ On」のB面を聴く。やはり濃密さではB面か。フルートとドラムもまた結構である。Hatfield And The North 「Afters」のテスト焼きも聴く。
このところ暑いので昼食は営業車内で摂る事が多い(しかも後部座席で)。相変わらず汗を掻きながら辛いものを食べていたりするのではあるが。よって本日も「チャルメラ海鮮塩味」とおにぎりとモンブラン風味のプリンを貪っていたのであるが、ふとした弾みで傍らに置いていたノートPCにカップ麺の残りスープが比較的大量に撥ねてしまい、非常に慌てたのである。6ギガは下らないWAVEファイルにカビが腐って・・・いや仕事上重要なデータが間一髪危ういところ、文字通り冷や汗ものであった。ああ真面目に気をつけねばならぬ。
7月30日(日)
昨晩は深夜寝床の中でCircus「Movin’ On」のテスト焼きを聴く。CDウォークマンでアナログ焼きを聴くのはなかなか良い。キンキンした感じが無くなるのが良い。
本日は10時頃まで寝かせて戴いたのでゆっくり休む事が出来たような気がする。その後おもむろにレコードジャケット数枚を(会社から無断で持ち帰った)デジカメで撮影し、配偶者を美容院に送り届けてから子供たちとその辺をうろうろして過ごす。夕方遂に次女が眠りに突入、子供たちも外に遊びに行ったので、ここぞとばかり懸案のレコード3枚分のWAVE分割を行う。ええと同盟関係者の皆さん、やっとこれが出来るようになりました。どうもどうも。でも依然として、スクラッチノイズの除去に関しては、音質を保持する自信が無いので手をつけていないのである。
夕食後は近所の子供も交えて花火。ビールも呑んでしまったし眠くなるのが早そうである。長州vs大仁田の結果を見届けることが果たして出来るのだろうか。
7月29日(土)
引き続きCircus「Movin’ On」のテスト焼き、及びTriumvirat 「Illusions On A Double Dimple」を聴く。久々に聴いたが明るくって驚いた。
土曜日ともなると最早へとへと、となる具合が定着してしまった様子である。通常の週末は社内で机に座っている事が多い筈なのだが、今日は結局夕方まで方々走り回っていたので尚更だ。比較的元気に活動してはいたものの、7時近くになって帰社する頃には眠くてどうしようもないのである。最近非常に多いパターンとは言えこの時点でほとんど紙工農りょくが泣くなっ手いルのえ
7月28日(金)
Circus「Movin’ On」テスト焼きを聴く。メロディー・ラインが暗くてまさに私好みである。B面のコーラスも良い。全くの的ハズレかも知れないが(ヴォーカルは別として)前期V.D.G.G.に雰囲気が似ている様な気もする。Keali’i Reichel 「Melelana」も聴く。たまにはこの様な音楽も良いかも知れない。
余談だが私の場合テスト焼きと言うのが非常に多い。これはCD-RWに焼いたところで実際にチェックする手段が非常に限られていることと、元来短気なのでWAVE作ってはせっかちに焼きまくる結果である。ちなみに欠陥品は現在只捨てるのみ。コースターにもならんし、何か良い利用法は無いものだろうか。
市西部からの帰社時にマハビシュヌの「火の鳥」少々。 Circusを朝から聴いている時に良い予感がしたのだが、本日はしばらくお会いできなかった得意先の経営者お二人とお話することが出来た。なかなか思うようにお会いする事が出来ず気になっていたのである。まあ仕事に直結する面談内容だったとは言えまいが、なかなか(私は)楽しい時間を過ごせた様に思う。でも、得意先と面談していて精神的に救われる瞬間というのは実際確かにあるものなのだ。
7月27日(木)
Crimson Grand Children Of Japan 「苦離無存」を聴く。
時間には余裕がある筈なのに精神的にゆとりが無い為か一日中何をしていてもイライラする事になる。CD屋も横目で眺めて通り過ぎるだけなのである。もっとも手元に聴くべきものが沢山あるのでわざわざCDを購入する状況では無いのだが、やはりたまには中古CD屋の黴臭い匂いを嗅がねば体調にも響きそうだ。
帰宅してからも夕飯食べて内職やってからふと気づけばもう10時を回っている。ぼーっとする時間が無くなってから久しく、只懐かしい。
7月26日(水)
King Crimson 「The Collectors’ King Crimson Vol.3」Disc3を聴く。今回の「21馬鹿」はややおとなしめだなぁ、とようやく感じる。最近どうもますますものの感じ方が鈍い様である。
昨晩から長男が嘔吐するなど具合が悪く、近所で流行っているおたふく風邪ではないかと訝っていたのだが、本日病院に行ってみると只の食べ過ぎと便秘による症状だった模様。人騒がせな奴である。
雨の中ノートPCを持って自転車で帰宅するのはなかなかに難しい。従ってWAVE取り込みや焼き物は2日間お休みである。
7月25日(火)
King Crimson 「The Vrooom Sessions 1994」。Vrooomの前段階と言うよりは80’s Crimsonの続きの様であるなぁ。更に聴いたHead 「Red Dwarf」はあまりクールな感じはしない。どちらかと言えばエモーショナルな音に思われる。
某金融機関のカレンダーのコンペ作品を再提出に伺う。今回は目出度く受領戴いたので、後は結果を待つばかりである。果たして今年はどうなる事か。
昨晩は家族全員が配偶者実家に疎開したのを良い事にレコード3枚のWAVE取り込みに励んでいた。首尾に満足しビールなどを呑んだばっかりに気をつけていた筈のNHK-FMの日本サイケ特集を立派に聴き逃しvb耳耳耳耳耳耳耳巫女も熊ハマノ野も差ささささ者xjm p-る根目失礼次女が邪魔を爆睡に及んだのであった。最近は呑むとあっと言う間に眠くなって困る。
7月24日(月)
午前中はProjecKt Four 「The Roar Of P4」、お昼よりRisa Potters 「Take Me Away」。酷暑にProjecKt関係を聴くのは熱いお茶を戴く様なものであるが、これはこれで健康に良いのかも知れぬ。Risa Pottersは穏やかな季節向きと思うが、Traveling Manみたいな曲は今でも泣けるものである。
関東地方は38度まで気温が上がる、と朝のTVで見てげげっとなったが、ここ仙台も盆地じゃぁ無いのが救いとは言えやはり今年は例年よりは暑い。平日は飲酒を控えている私であるが、今日は思わずビールに手が出てしまいそう・・・ってもう既に飲んでたりするのである。「脆弱な意志は何かを生む(かも知れなかったりして)」は私においては最近座右の銘であるが、ちょっと今年の夏は気をつけよう。
7月23日(日)
休日につきプログレはお休み。だが買い物ついでに何気なくThe Nice 「エレジー」を聴く。
ええと何だっけな。おおそうだ。昨晩はザ・ピーナッツの「エピタフ」なんぞ聴きつつ枕を濡らしたのであった。それとは関係無いが起床すればやはり二日酔い気味であった。
子供とプール行く約束なんかするんじゃなかったと大いに後悔する。だが約束を破る訳にも行かず、配偶者実家近くの水の森市民センターの温水プールに行く。子供が日光アレルギーであり、下手に屋外プールに出かけると後々病院通いで大変な事になるのである。久しぶりにちゃんと泳いだらそれなりに疲れてしまった。しかも長女による溺死体の真似、などの芸を見せられている内にどうしようもなく眠くなりプールサイドでうつらうつらとし、監視員の若者に「ちゃんと子供をみなさい!」と注意される有様である。まあでもおかげで今日はぐっすり良く眠れそうであるなあ。
7月22日(土)
King Crimson 「The Collectors’ King Crimson Vol.3」Disc3を聴く。
朝から泉方面で打ち合わせ、続いて栗生方面のご迷惑をお掛けした得意先に謝罪に伺う。えー愛子バイパスを”洋服の青山”T字路より旧道に向かって橋近くの「バックス・テイル」というペット・ショップです。仙台方面の皆さん、是非遊びに行ってくださいませ。
午後より社内処理の予定であったが、急遽受注した分譲住宅チラシの素材撮影の為デザイナーと共に利府方面へ。県民の森や現地近所のSC,教育施設などをデジカメで撮る。途中仙台漁盤中のやしさんにTEL、初めてお話する。仕事がなければ(あっても中心部に居れば)お会いできたのだが・・・夜も予定がある、とのことで(デートか?)同盟仙台支部総会への出席も今回は難しいとの事で、残念ではあるが対面は次の機会、と言う事になったのである。では待ってるで。
5時過ぎに帰宅予定だったのだが、土壇場でPCのトラブルがありやや遅れ、総会開催予定10分を過ぎても現地に到着出来ず大いに慌てる。走った走った。しかしながら大将軍は何時もの様ににこやかにお出迎え下さり恐縮する。
大将軍行きつけの日本料理店”鳳山”なる落ち着いたお店にご案内頂いたのであるが、大将軍がやや体調不良とのことでしばし禁酒中により今回は私だけ恐れながら一人呑むという展開になってしまった。しかしご本人も某所で述べれている通り酔っ払いにテンションを合わせて下さり、いつもの様に楽しいひとときを過ごさせて頂いた訳である。最近顕著な傾向はプログレ以外の話題が多くなって来ている事であろう。本日も仕事の話題や老後の人生設計などについて非常に参考となるお話を聞かせて頂き、私としては大変参考になったのであった。例にとって音源関係も供給頂いた。遂にあの苦離無存の日本人カバー集も、である。(これ、早速聴いちゃったのであるが、以前のヴァージョンよりも遥かに音質が向上しており、大将軍の意気込みがひしひしと伝わる入魂盤である)加えて未CD化ブツ数枚の焼き方などの大命も発令頂いたので、この夏は予想以上にHOTになりそなワ・タ・シ。
また今回は関東支部の音質追及コンビ・はみる氏&REFUGEE氏、そしてすみままさんの電話乱入を頂いた、前二氏とは約40分に渡りお話する事となったが、聞けば昼12時よりこの時点で約8時間に渡りクリムゾンを中心とした聴き比べを敢行していた模様。その体力と情熱、鬼気迫るものがあるではないか。ところではみるさん、黒龍美味かったっす。すみままさんは書き込みから密かに察していた通り、溌剌としたお声にやや疲れ気味のオヤジ二人は大いに勇気づけられるのであった。お三方、お忙しいところどうもありがとうございました。
さて、ウーロン茶で胃がダボダボになってしまっていた大将軍であるが、へべれけの私ともう一軒お付き合い頂けると言う事で、二人とも未だ未体験であった国分町のロック喫茶&バー「ピーターパン」へ雪崩れ込む。しかながら意外にプログレ臭は薄く(70年代ロック全般対象の様だが、所謂ニューロック・プログレは少ない模様)ちょっと拍子抜けの感もあった。リクエストでもすりゃあ良かったのだろうか。この辺でバリバリとプログレ談義に華が咲いたが如何せんタイムアップ、12時も回ってお別れとなる。では次回、体調万全で日本酒で行きましょうね大将軍!
7月21日(金)
The Police 「Message in a Box」Disc4を聴く。
おお何て事だ。どうもすみませんでした。昨日まるで人事の様に書いていたクレームの原因は私にあったのである。要するに得意先の方が指定した折り込みエリアを鵜呑みにしてそのまま折り込み業者に伝達していたら、何とその店舗周辺だけぽっかりとその指定エリアから外れていた、という酷い話だったのである。しかも昨日、休日だしな~と敢えて直接報告はしていなかったのだが、その間上司が全て処理してくれていたのだった。従ってしばらくは頭が上がらないのである。もう何でも言う事訊きますっ。身体で払えって言うなら払いますっ。
従って朝からやや落ち込み気味、加えて急遽朝入ったチラシが夕刻やっと校了した矢先に無期延期になるなどこれはもう一方的に消耗する一日であった。
7月20日(木)
休日の為プログレはお休み。焼き物のチェックなどは少々。
朝ゆっくり起きて髭を剃っていると会社の専務より電話があり、本日オープンする店舗の折込チラシがよりによって店舗周辺にだけ折り込まれ無かったらしい、とのクレームがあったとの事で大いに慌てる。取り敢えず会社に行き明細等調べてみたが手続きは間違い無くされているし、尚且つ折り込み業者は当然の如く休みであり状況は確認出来そうもないのである。困った困った。今夜は心配で眠れそうも無いし、仕方が無いから焼き物にでも精出そう。
一番町近く、柳町通りで大日如来のお祭りがあり、何故か毎年行っているので今年も家族で出かける。パラダイス・レコード前のベンチで子供たちにお好み焼きや掻き氷などを与え、隙を見て店内を物色するが、直ぐに配偶者が戻って来たのでKing Crimsonの「新世代への啓示」UK盤アナログ4,000円を確認するに留まる。その近所にオーディオ専門の中古屋が有るのを発見した。今日は休業であったがなかなか面白そうである。
7月19日(水)
The Police 「Message in a Box」Disc3、King Crimson 「The Collectors’ King Crimson Vol.3」Disc3を聴く。
クリムゾンBOXが発売になることをすっかり忘れてしまっており、今朝弊BBSに戴いた書き込みを見てはた!と思い出したと言う有様である。最近はCD屋に行くよりもCD-R屋に出現する方が多い私、何だか本末転倒であるなぁ。それにしても、あっという間に3回目のシリーズとなるこのブツ、次回の予定の方が楽しみだったりして今回はいまいち乗らなかったのだが、やはり「仕方ねぇなあ」とブツブツつぶやきながらも例によって路上駐車→横断歩道を走る→某ビル6階のHMVへ階段を駆け上がる(予定だったがEV使用)→ブツ鷲掴み→ダッシュで営業車に戻る→ケースのビニールを破る→CDプレーヤーにセット・・・この間約8分。ちょっと前は5分で出来たのだが暑さの為動きがやや鈍いのである。それにしても賞与で貰った小遣いも先日のONKYO製品とこのBOXでお終いである。やれやれ。さて最初に72年のライヴから聴いたが音の良さに驚く。アースバウンド・クリムゾンのライヴでこんなに音が良いのは初めてである。いやー嬉しいなあ・・と次のケースに手を掛けたところ、勢いがつき過ぎて何とケースの背の連結部が破損。この折、私の胸中を去来した感想は当たり前だが《まさか。そんな馬鹿な》であった。しかしながらネタに困ることが多い今日この頃、その次に涌き出た感情は「これは日記に書ける!」であった。最近ではこの展開を持って多少の不幸には耐えられる身体になった様な気がするのである。一体私はどんな人間になろうとしているのか。話を元に戻すと、イアン・ウォーレスのライナーは非常に面白かった。これまた余談ではあるが終盤にバンド崩壊の過程を「一本の藁で瘤が砕ける駱駝云々・・・」というメタファーで表現していたが、これと全く同じことを昨晩の”火曜サスペンス劇場”中で斎藤由貴が言っており、これはひょっとしてアチラでは相当ポピュラーな諺なのであろうかなどと思いを巡らしながら「太陽と戦慄Ⅰ」のリフ入りのインプロに没頭する暑い午後であったりして。ええと今日仕事したっけ?。
7月18日(火)
The Police 「Message in a Box」Disc2、「Strikezone Records Omnibus」を聴く。CANがなかなかいいCANじ。失礼。
昨日のPC再インストールのダメージで本調子では無い。打ち合わせの為に得意先へ行っても担当者が二日酔い気味で全く話に成らず日を改める事になるなど何だか良く判らない事が起こる。
某金融機関のカレンダーのコンペ作品を提出に伺ったのだが、写真の出が良くない為に直しとなった。コンペでありながら直させて頂けるのが有り難いところであるが、ここ2年連続して頂いてはいるものの真価が問われるのは今年であろうからデザイナーも相当プレッシャーを感じている事であろう。、私も昨年のことがあるので著作権問題には慎重にならざるを得ず、今回はレンタルポジを多用する事になりそうである。
7月17日(月)
The Police 「Message in a Box」Disc1、King Crimson 「In The Court Of The Crimson King」を2回聴く。
まあ私のオーディオ道具は吹けば飛ぶようなモノであるが、レコードをCD-R化した際に、「こんな筈では無いのだああああ」と一生懸命頭の中でイメージ修正しながら聴くのには最近ほとほと疲れていたのだ。従って昨日購入したSE-U33HUBが予想以上に健闘していたのは非常に嬉しいのである。うひひひひなのである。本日は朝からエピタフを聴いて、「ああこのメロトロンは本当に綺麗だなあ」などと十年一日の如く感じ入っていたのであった。
ところが調子に乗って昼休みに営業車中でWave編集などしていると、Cドライヴの空き容量が何時の間にやらほとんど余裕が無くなっており、編集不可能の状態になっていたのである。しかも止せば良いのに不要ファイルを除去しようと考えたのが運の尽き、結局この折の不手際が祟って夕刻より一切を諦めて再インストール・・・と相成ったのはこれは良いとして、社内最後の一人となり漸く終了して一息つく間もなく巨大な雷の音がする。慌てて自転車に飛び乗り家路に着いた途端に土砂降りとなり、幽鬼の成りで帰宅。アナログに現を抜かした天罰かも知れぬ。
7月16日(日)
日曜日につき通常は当然プログレはお休みであるが、ちょっとだけTrilogyなど聴く。
町内会の全体掃除の為朝から側溝と格闘。季節がらそれなりの汗を掻く。続いて玄米の精米、ついでに某五反田の店から届いている筈のCDなどを宅急便事務所に引き取りに行く。精米序で荷物を開いて中身を確認、帰宅してちょっと舐める。
お中元送付の消化に市中心部へ行く。ついでにラオックスに寄って見るとONKYOのSE-U33HUBが何と半額で出ておりふらふらと買い求めてしまう。はみるさん、お応え聞く前に暴走してしまいました・・・ゴメンナサイ。果たしてアナログの取り込み状況はこれで少しは好転するのであろうか。
7月15日(土)
土曜日につきまあプログレはお休みと言う事で。リシュールさんの書き込み、レココレ誌の立ち読みの影響は明らかであるが、本日は自家用車で移動中、Derek And The Dominos 「Layla And Other Assorted Love Songs」を密かに一日聴いていた。Laylaは勿論、個人的にはBell Bottom BluesとLittle Wingのカヴァーが大好きである。
結局のところ昨晩は気がつけばJimi Hendrix 「First Rays Of The New Rising Sun」を聴きながら2時過ぎまで内職仕事に勤しんだのである。早いところ寝てしまえば良いのだろうが、最近は休日に出来るだけ仕事をしたくは無いのだ。
起床して内職の続き、午前中は床屋と子供たちの送迎にて終了、午後より配偶者の実家へ。風呂、夕食など全て済ませて帰宅。
7月14日(金)
The Police 「Message in a Box」Disc1。StrikezoneRecords 「Omnibus」を聴く。
暑い暑い暑い湿気が湿気が湿気が眠い眠い眠い腹減った腹減った腹減った賞与賞与賞与何故今日何故今日何故今日でもまあいいかいいかいいかしかしかしかし帰宅後内職内職内職側で配偶者ビール飲みたい飲みたい飲み飲飲飲みたいついでにトイレットレットレットペーパー閉店間直のスーパースーパースーパースーパードライはあんまり好きくないでだったら一番搾り搾り搾り搾り搾った身体が欲しい欲しい欲しいんだ明日エアロフィットフィットフィットでフィットネスああここちょっとまともな展開だってだってだってなんだもんだって眠い眠い眠
7月13日(木)
Gilgamesh 「Gilgamesh」、P.F.M.「Pieces From Manticore」を聴く。
前述した通り私は頑固者であるが、組んで仕事をしているデザイナーも輪を掛けた頑固者である。得意先が2色でねっ!と指示しているデザインに対して「これは4cカラーでなくては意味が無い。費用対効果から考えりゃぁ印刷料が無駄だ。」という理屈で強引に色数増やして提案してしまう人である。本日のプレゼンはややビビッていた営業担当者の思惑をよそに上手い方向に転がった有難い例であった。まあたまにはこの様な事もあって良かろう。
7月12日(水)
NHK-FMの録音テープを再び聴く。昨日某BBSに書いてしまった感想は演歌2曲をごちゃ混ぜにしていた様である。12時間経つとこうも記憶があやふやになってしまうのか。これは非常に不味いのである。
しばらくサボっていたヒンズー・スクワットを一昨日から再開するとあっという間に下半身が筋肉痛となり、階段の昇降に倍の時間が掛かる事となった。足腰が弱るのは斯くの如く瞬く間である。この夏こそは頑張って続けてみるべ。
7月11日(火)
昨晩のNHK-FMの録音テープを聴く。これははっきり言って面白かった。朝から悶絶であった。「海猫」は確かに間違い無く演歌なのだが漂う雰囲気は明らかにプログレ、救い様の無い歌詞、素晴らしい。「水があっ。冷たいよぉ~」なんて既にもう関係が終了した筈の男から突然電話された日にはあの娘は一体どうしたら良いのだ。布施明の悪夢の如きリフレインは脳裏にこびり付いてしまったし、マンドレイクはちゃんと聴かずばなるまい。目標が増えて私にとっては良い事である。Supertrampのセレクションの続きも聴く。アレンジとか音の捉え方が凄いと思う。
私は頑固者なのである。もっと得意先の好み通りのものを提案出来ればウケも良いのであろうが、ついつい「好き好きと正否は別だ。このオヤジ今度こそ吃驚させてやる。」などと意地張って狙うものだから結局起動修正する事となるのである。いい加減突っ張らないで相手に合わせる術を覚えた方が身の為だぞ、という内なる声もやや聞こえてくる毎日なのであるが、これは性格だからもう如何しようも無いのである。いよいよ駄目だとなれば、これはもはや商売替えをする他は無い。
7月10日(月)
Isotope 「Illusion」、Ange 「Vu D’un Chien」を聴く。Supertrampのセレクションも聴く。King Crimson 「Larks’ Tongues In Aspic PartⅣ」も聴く。これは最近の日課。
某得意先担当者(昨年パンクラスでご一緒したヒト)とTV観戦したK-1仙台大会の感想を交換。誘導尋問に引っかかり18日に女子プロレスを観に行く約束をしてしまう。だって安いんだもん。余計なお世話かも知れないが、大人1,000円の入場料で団体経営が成り立つのであろうか。
帰宅後内職しながら「FraKctured」を聴いていると、長男がやって来て「どうしてパパの聴く音楽には歌が無いのか」と質問する。言われてみれば最近はインストものが多いのだが、演奏を「伴奏」では無いと意識し始めたのは一体何時のことだったのであろう。
7月9日(日)
昨晩は10時には家族が全て就寝したので、居間でヘッドフォーンを使ってレコードを聴いた。Greensladeのファースト、大将軍から米国土産に頂いていた「暗黒の世界」などである。レコードで聴くFractureは個人的思い入れだけからとは言えそれはそれはまた格別である。スピーカーから聴ければ尚良いのだが。
次女は基本的には風邪であった。元気に見えるが食欲がやや弱い。
本日は配偶者も巻き込み、懸案のビデオテープ倉庫などの整理を行った。埋もれていたβテープ200本の所在も一応確認。最もβデッキは今の所死んで居るので一体何時観る事が出来るのかは定かでは無い。合間に”Larks’ Tongues In Aspic PartⅣ”に合わせて腕立て伏せをすると次女にもウケた模様である。ただ、その他の子供は放ったらかし。
7月8日(土)
休日につきプログレはお休み。いまのところ1分以上は聴いて居ない。
朝から台風の影響で横殴りの雨である。次女の調子が悪く、朝から2回嘔吐があり病院に連れて行く。今週は子供会の行事などが多く、あちこち引っ張り廻された為かなり疲れているらしい。1日の大半眠っている所を見るとやはり体力が落ちているのだろう。
長男が退屈だと言うので、レンタルビデオ屋に行く。子供のビデオ&「おかあさんといっしょ」などのCDに紛れMike Oldfield 「Heaven’s Open」(Hergest Ridgeも未だ未聴と言うのに!)、Allan Holdsworth 「Secrets」も何食わぬ顔で一緒に借りる。
帰宅後、先週購入していたIsotope 「Illusion」とAnge 「Vu D’un Chien」を漸くカセット・テープに録音する。来週営業車中で聴く為である。更に「おかあさんといっしょ」及び「いないいないばぁ」のCDに続きHoldsworthとOldfieldも焼き物にする。メールも10通位書く。おお、こうやって見ると何と充実した1日であろう。子供は放ったらかしだけど。
7月7日(金)
King Crimson 「The ConstraKction of Light」、 UK「UK」を聴く。Yes 「海洋地形学の物語」も少々。
朝営業車に乗り込んで携帯の電源を入れると、頼みもせんのに「七夕」のメロディーが流れ始め、本日も多忙の予感に気が立っていた私は「この野郎、仙台七夕は8月じゃ!」と大人気なく怒鳴ってしまった。携帯に絡んで一体どうしようと言うのか。馬鹿である。直後の訪問先で転勤してきた初対面の係長が盛岡に12年も居られたと聞き、懐かしさの余り朝からついつい長話をしてしまった。阿呆である。だが、盆が近づいてくると妙に故郷が懐かしくなるのだ。
得意先を辞して駐車場へ向かう道すがら、正面からどう見ても私の大好きな筋のごつい人が歩いてきたのだが、このプロレスラーの方が覆面をしていなかったのと私自身が一瞬にして舞い上がって居た為、「あのー、○○さん」或いは「えーと、ライガーさん」のどちらのアプローチが一体正しいのだろうと小心者的に悩んでいる内に獣神さんは遠くに行ってしまった。またもや間抜けである。でも実際どちらがファンの正しい態度なのだろうか。そう言えば、午後になって某得意先担当者から「今日のK-1のチケット余ってるんだけど買わない?」という連絡もあった。居残り当番故無理な相談でありお断りする事となったが、本日は格闘技に縁のある一日であった。
7月6日(木)
King Crimson 「The ConstraKction of Light」、「Genesis Archive」Disc1を聴く。
仕事上の懸案事項が片付きつつあり、精神的に楽になったのか。先週不慮の半日欠勤となった日以来どうもパッとしない体調が続いていたが、本日は非常に元気に過ごせた。久しぶりに腕立て伏せも再開する事が出来たのは何よりも嬉しい事なのである。
7月5日(水)
King Crimson 「The ConstraKction of Light」、「Genesis Archive」Disc2を聴く。
得意先にパンツ1丁で訪問し拍手喝采を受けて売上も倍増、という全く実際には役に立ちそうに無い夢を見た。昨晩、筒井康隆の「おれは裸だ」を寝入りばなに読んだ為であろうか。しかしながら疲れているのか、毎日見る夢は最近ちゃんと覚えているのだが、どうにもシンプルなものばかり増えて来た様な気がする。
昼休みも全く無い様な1日だった筈なのに夕方気がついてみればMike Oldfield「Hergest Ridge」1,790円税別が手元にあった。どうやらHP2周年記念と言う事で自分にプレゼントしたらしい。まあ良かろう。
7月4日(火)
Squire/Sherwood 「Conspiracy」とNucleus 「Elastic Rock」を聴く。
起床時の状態から完全に目が覚めるまで随分時間が掛かる様になってしまった・・・気がする。雑務がどんどん増え、どうも気持ちが前向きにならない状態で仕事に行く日が多くなって来ているのだ。ところが、営業車中でSquire/Sherwoodを聴き進めていく内にだんだんと爽やかな気分になっていくのだからまあ単細胞・・・いやいや、音楽の力は偉大だ。ついで本日初めてお会いした某不動産会社の常務と60年代音楽話で盛り上がった後は相当Highになっており、元気良く1日を終えてしまった。毎日こんな具合だったら楽しいのだがなぁ。
土曜日に買ったレコードをまだ聴いていないのを思いだし、帰宅後にまずテープに録ろうと企てたのだが、またもや寝ているはずの次女が起きだしバランスウォッシャーで洗っただけで断念。無期延期となる。
7月3日(月)
EL&P 「裏Royal Albert Hall」、Utopia 「Defaced Music」及びColosseum 「Those Who Are About To Die Salute You」を聴く。EL&Pはオフィシャル作品の加工方法がわかって面白い。Utopiaは笑えると同時にこの人たちの真面目さが垣間見れ、ちょっと怖い気もする。10年以上前、日本にもBOXなる似たようなコンセプトのバンドがあり、私にしては良く聴いたものである。懐かしいのお。
昨晩連れの方々に頂いた牡蠣肉エキスのせいか極めて元気に起床。しかしながら急激に上昇した気温を湿度により時間が経つにつれて体調・精神状態共に下降していく。夕刻に営業会議が待ち構えているとなれば尚更である。例によって会議では順調にプレッシャーが蓄積された。
しかし、先日某ディーラーに行った際聞いた話だが、その旧知の担当者の置かれた状況など考えれば私の悩みなど子供染みたものであろう。 数ヶ月前から販売店の営業時間が10時まで延長されてから睡眠時間が一気に減って身体はもうガタガタ。会社側はある程度の年齢の管理職に対しては、ついて来れない人はいつでも辞めてネ、という腹らしい。要するにリストラであるがそれにしても方法があまりにも残酷ではないか。
7月2日(日)
日曜日につき・・・久しぶりに山形へ足を伸ばしたのでカーステレオの前面右スピーカーで「Absent Lovers」を何気なく聴く。
以前からの予定とは言えこんなに暑くなりそうな日に山形へサクランボ狩りツアーとは自殺行為気味ではある。果たして往路のそれなりに混雑、我々近所の7家族総勢30人相当の集団が天童市内の農園に到着したのは日も相当に高く昇った昼近くであり、しかも実際に脚立に昇って獲物を確保する作業は想像以上に体力を使う仕業であった。至る所網に覆われている為であろう、収穫出来るポイントは蒸風呂効果も手伝って異常な温度に達しており、オヤジ連中は瞬く間に脱水症状→ビール飲みたい症候群へと以降。しかも配偶者集団が考え出した行程はこの後市経営による天童温泉(入浴料大人200円)へと繰り込むことであり、飼い殺し状態の運転者達は行程処理後もはや抵抗力をも失なったふりをして一路仙台を目指す事となる。
従って、帰宅後のオヤジ連中は抑圧された喉の乾きを発散すべく、半ば当然の成り行きで近所の居酒屋へと・・・砂糖に群がる蟻の如く運命づけられるのであった。ああやれやれ。
7月1日(土)
休日につきプログレはお休み。
子供を学校や幼稚園に迎えに行っているうちに時間が無くなり、昼過ぎケンタッキー産のジャンク・フードを車中にて貪りながら(しまった営業車では無かった。マニュアル車でドリア食うのは非常に難しいことを学習)「全日本レコード祭り」会場へ向かう。例によって若い連中が多い。今回は控えめにIsotope 「Illusion」1,000円及びAnge 「Vu D’un Chien」800円(いずれもレコード;税別)で終了。やや物足りないので近所の中古屋に寄ってColosseum 「Those Who Are About To Die Salute You」1,200円税別のCDも買ってしまうのであった。制限時間が平日同様1時間以内という状況下、振り返れば諦めたブツは相変わらず数知れず相当地味な収穫であるが、まあ良しとしよう。そう言えばレコード漁盤中何気なく顔を上げればレコード・ギャラリー店主と眼が遭い、「明日もやってるよ」とお言葉を頂くが流石に二日連続は難しいであろうなぁ。
帰宅して幼稚園の夕涼み会、私は撮影係であるがカメラとビデオのストラップを胸元でクロス気味にその辺をウロウロする様は決して格好良いものでは無く、ご近所の旦那衆に「晴山さ~ん!流石やっぱり似合ってますねぇ」なんて声を掛けられるのは不本意の極みである。しかも次女が騒ぎ始めたので近所のコンビニに連れて行った合間に抽選が行われ、長男が確率1/150にてPTA会長賞(打ち上げ花火セット)を当ててしまったとあっては何の為に写真機新調したのやら・・・やはり宝くじを買わせよう。授与の際に「花火は誰と?」との質問に「パパと!」と答えたらしいので早速今夜は近所の公園にて打ち上げ。何やら結構危険な花火もあり、近所の子供たちが大挙して集まって来て保護者がうろたえる場面の方が多かったりして。