6月30日(金)

Yes 「Yessongs」の前半、及びはみるさんからの頂きモノ「P.G.シングルのコンピ」Disc2を聴く。何だかんだ言ってやはりHere Comes The Floodはエエ曲やなあ。やっぱりFrippと一緒のヴァージョンが好きである。今日は3回聴いた。

このところ冴えない月末が続いている。兎に角出来るモノは無理矢理納品するのが月末だと心得ているので、本日も製本屋&加工屋さんと得意先を行ったり来たりで1日終わる。残念ながら何処に行っても景気の良い話は依然として聞けぬ。まあ旧態依然の仕事から離れて何かに取り掛からねばならんぞーと言った話が出てくるだけ我々も進歩したのかもしれないか。しかしながら帰社してみると、同じセクションの中にでさえ相変わらず危機感とは無縁の人間が見受けられるのにはがっかりするのだよ。

6月29日(木)

再び覚醒作用を目的としてのV.D.G.G.「 Vital」を引き続き聴く。午後より上司と行動を共にした為プログレは自粛。具体的に説明すれば、「チューブ」はOKだが+「ラーベルズ」は不可、と言うことである。

工場とのコンセンサス不足により仕事がギクシャクする。やっぱり半日とは言え休んでしまうとイカンがな。

6月28日(水)

V.D.G.G.「 Vital」を聴く。

昨晩はかせがBBSで教えて下さった筒井康隆の「家」を読もうと探していたのだが遂に発見出来ずやむなく「バブリング創世記」に没頭していた。読み進むうちにこの作品を作者の玄関先で完璧に暗誦したと言う少年ファンの話を思い出し、もし私の家族が内緒で「しあわせ家族計画」に応募していて、TV局からの出題がこの作品の暗記になったりしたらどうしようなどと恐怖に駆られたので「ヒノマル酒場」にチェンジしてウハウハしながら読んだのである。

ところが朝方の夢の中で既に天井が回っており、起床して髭を剃っている内にたちまち眩暈と吐き気が同時にやって来てこりゃ堪らんぜ状態へ突入、遂に朝は出社を諦める事となったのである。これじゃあ車の運転など出来んもんね。
結局午前中ずっと床に伏せてやや回復し、月末と言う事で午後より出社したのであるが、いささかフラフラしたままVitalで無理矢理己を覚醒しつつ1日を終えた。酒も日曜日以降呑んでないから二日酔いではないしなぁ。何だか解らんがやっぱりストレスだべか?土曜日にレコード市も有るようだし、無理してでも行った方が良いだろうか・・・健康は大事だからなぁ。

6月27日(火)

サムライ 「SAMURAI」、Genesis 「Archive」Disc3を聴く。ミッキー・カーティス=ロカビリーの人という認識しか無かった私は無知である。

何故だっ。会社のHPを複数の検索エンジンに登録したのだが、キーワード検索が全く出来ん。
そろそろ中古CD屋に行かないと手に震えがきそうなのだが、昼休みのタイミングをことごとく逃してしまうのである。やはり1時を過ぎてしまうとどうも行きづらい。私も真面目になったもんだ。

6月26日(月)

Fried Egg 「Dr.Siegel’s Fried Egg Shooting Machine」、Genesis 「Archive」Disc3を聴く。

あんた方お若い連中には想像も尽かないだろうが、ちょっと前までは立派な日陰者だったのさ。士農工商SF作家プログレオヤジってな。・・・まあこりゃ冗談だけど。ここに住んでるオヤジが自分の事をプログレオヤジなんて自嘲気味に呼び始めたのはほんの2年前のことだったが、それまではまあ本当に寂しかったみたいだぞ。そりゃあ初めてプログレ聴き始めた頃は周りにも仲間が居たらしいけどな。中学から高校、ましてや会社勤めをする頃じゃ好きどころかバンドの名前だって解らんヤツばっかり増えちまって、そんな話なんかもちろん出来やしねぇ。もっともその頃は本人もJ-POPばっかり聴いてたそうだからその辺はどうでも良かったんだろうけどさ。それにしたって何の因果でまた舞い戻ってしまったんだかねぇこんな所へ。随分と加速度ついちゃって。所帯を持ってからだって嫁さんもしばらく気づかなかったらしいからな。大した役者ぜ。でもなあ、やっぱり誰かと話がしたくなったってさぁ、なかなか居ないんだよなそんな事話せるの。だからね、思い切っていんたーねっとやらほーむぺーじとやらをやってみてエラク魂消たってよ。何でって?実は一杯居たんだとプログレオヤジ仲間が。世の中にひょっとして自分だけじゃないのかって昨日まで信じてた位なのにさ。俺も!俺も!ってどんどんやって来るんだって。だから凄く嬉しかったんだよおそらく。人目を憚らず音楽の話がいくらでも出来るんだから、今まで我慢して来た分取り戻そうって頑張ってたもんなぁ。さぞかし夢みたいなもんだったんだろうさ。毎日楽しくって仕方が無かったんでないの?やっぱりつまんないんだよ、話出来る友達いないとさ。あんた方だってそうだろ?真面目な話、人生180度変わったって言ってたもんなー先週一緒に呑んだ時。俺はね、いくらなんでもそりゃちょっと大袈裟じゃないの?って言ったんだけどね。友達出来て聴く音楽の範囲も随分増えた、なんて面白い事も言ってたな。これがまた不思議なんだが、プログレばっかりじゃぁ無くなったんだなぁ。何でかねぇ。それから、最近じゃぁ家帰ってもぱそこんの前にばっかり居やがるんで、嫁さんと話す時間がどんどん無くなって来ちまったって嘆いてたねぇ。そんなこと嘆いたってねぇ。好きでやってるんだから仕方ねえよなぁって・・・あ、やっぱりつまんなかった?こんな話。

6月25日(日)

日曜日につきプログレはお休み。

給料日前で家計に余裕無し。従って資金ゼロで子供が遊べるところ、と言う事で宮城県中央児童館へ行く。偶然イベント開催中、ボランティアの方々もいらっしゃったので子供たちは工作ものなど指導頂きラッキーであった。
どうもいろいろあって落ち着かない1日となる。

6月24日(土)

昨晩は横浜の窯元発P.Gabrielコンピ「Soなんです・・・」を聴き、相変わらずの音の良さに愕然としつつ寝る。Exposure版「Here Comes The Flood」はやはりCDとレコードでは違う様な。

仙台駅前ではレコードフェアの真っ最中。しかしながら先週は慰安旅行で3日も家を空けたことだし、今週は大人しくせざるを得ないのである。天気も良くないので、近所の笹かま館に散歩に行った他は家の中でうだうだしてしまった。父は寝転んではかせ版プログレ・ビデオを見る。G.G.、UKなど。

6月23日(金)

Nucleus 「We’ll Talk About ItLater」を聴く。Soft Machine・ハザード・プロフィールの元ネタは思ったより格好良い。私にはどっちも良い。Gilgameshも聴く。National Healthよりもテクニカルな印象である。そして何故か急にQuadropheniaが聴きたくなり後半のみ試す。

さっぱり売上の調子が出ない割に昼食時間もままならぬ程の忙しさである。どうも最近はどっか~ん!と重量感の嬉しい仕事が少なくなってきてつまらなんなあ・・なんて言えば現状認識が甘い!お前は大甘!!などと怒られそうであるが、ひょっとしてオンデマンドなる蟻地獄の入り口なのかこれは?「顧客本位」なるテーゼに背中をどつかれる毎日、この言葉はまだ一種脅迫の域を出ていない様な気がしてならぬ。いかんよなぁ。

6月22日(木)

Yes「Talkのライヴ」焼き2CDを聴く。朝からEndless Dreamで頑張るんである。Changesのイントロもエエのお。Nucleusのファーストも聴く。私ったら最近はこのテの音がどんどん好きになってきてるみたい。うふっ。

本日学んだ事。仕事上失敗しない為には、人を信じてはならない時もある、のである。責任感が欠如している私には最も必要な認識かも知れぬ。などと考えが及ぶ事態やら打ちのめされる様な事が起ころうと、夜になって自転車でFractureリフの口笛を吹きながら帰宅する頃には完全に立ち直っている。鍛えられたのか感受性が益々鈍くなったのかは定かでは無い。

6月21日(水)

「マイナーブリティッシュロック入門編」その2を聴く。ううううーむ。2,3を除いて知らないのばっかりである・・・まだまだ修行が足りんなぁ俺。Greensladeもファースト以外ちゃんと聴かんとねぇ。Yes 「The Gates Of Boston Garden」の続きも聴く。Disc2はその昔NHK-TVで放送したものであろうか?ハウのクラップには驚いたもんだ(この当時Yesのサードは未聴)。ああ懐かしい。パトリック・モラーツってこんなに凄かったっけ?

今日も今日とて昼は車内でとんがらし麺。だってだって夏は辛いものに限るのである。しかしながら本日はコンビニで湯を入れた折、勢いが過ぎ激辛スパイスを間違って全部入れてしまったのは失策であった。いつもはせいぜい半分しか使わないのである。墓穴とは言え大悶絶。辛いものはここ数年好んで食しているが、かつて御尻に爆弾を抱えていた身。 そろそろ考えよとの警鐘か。

6月20日(火)

「マイナーブリティッシュロック入門編」その1、Yes 「The Gates Of Boston Garden」を聴く。モラーツの「危機」があったなんて・・・音の良さに二度吃驚である。でもやはり「リレイヤー」収録曲の方がダイナミックに聴こえるのだなぁ。

今日も夏日、湿気が多いのが辛い。気温が上がってくると、毎日の腕立て伏せが億劫になってきてイカンのだ。最近はやり方が悪いのか背中を痛めることも多くなった。回数を加減した方が良いのかも知れぬ。

6月19日(月)

Chris Squire 「Fish Out Of Water」、「マイナーブリティッシュロック入門編」その1を聴く。前者は苦節2年間の捜索にも関わらず発見出来なかった代物であり、まさに感動の一瞬である。予想通りオーケストラの比重が多く、リードベースもぶんぶんイって凄いのである。後者ははかせ特選のオムニバスであーるが、実際にThird Earで手にとって眺めていたものなどが数曲あったりしてマジで感涙なのだ。うーんやっぱり的に納得出来るものが多く、今後の指針として非常に貴重な一枚となりそうだ。

否応なしに現実が始まる。金曜日に電話を下さった得意先も多かったらしく、対応に追われる一日となる。いやー今週は土曜日も仕事だし長い一週間になりそうだわいなどとぶつぶつ言っていると専務から「今週土曜日会社休みだって知ってました?」と聞かれて大いに驚く。そう言えば6月は国民の休日が無いので土曜日一日休みを増やしたんだっけ?会社のカレンダーなんて見ないもんなぁ。何か得した気分である。会社行ってきまーす!ってレコード・フェアにでも出かけて来るかなぁ・・・って言ってみただけであるよ勿論。
昼過ぎ、ローソン某店駐車場にて。車中「とんがらし麺・海鮮チゲ味」のスープを啜っているとオレンジパワー師匠よりTEL。わざわざ17日の御礼との事で恐縮する。私なんぞメールすらも出していないのに。クリムゾンチケットの件、J-WAVE問題、夏が来たらまた二人でオフ会を企てようなどなど。

6月18日(日)

慰安旅行の為プログレはお休み。

怒涛のイベントが終了してしまった虚脱状態のまま一日が過ぎる。
十年振りに訪れた小樽は一層観光地化が進んでいて、北一硝子の建造物など当時の倍以上に増えており面影も無く何が何だか判らんのである。立ち寄り予定もお土産屋だけで後はとっとと買い物して帰ってくれといわんばかりの日程であり、仕方なく従う。滞り無く仙台に到着して外へ出れば、湿気三昧の不快さに早くも北海道のカラッとした空気が懐かしいのであった。

6月17日(土)

慰安旅行の為プログレはお休み。

6時半起床。同室の社員に鼾や歯軋り等で恐れられる人間が居なかった為静かで良かったのだが、テンションが高かったのか熟睡には程遠い。しかしながら本日は移動中心の一日たったのは幸いであった。観光時間以外はほとんどだらしなく意識半ばの開口状態で過ごす。昆布館とやらで昆布スピーカーとやらを試聴。大沼公園で森商店という店の地ビールを飲む。天候も良くこれは相当美味であったのだよ。 そんな訳で呑気に過ごして居る内に5時ホテル到着。持参した土産用のCD-Rを仕分けし(すんませんまだやってなかったの)、一階ロビーへと降りていくと既にT2さんの御姿。ススキノ行きのホテル送迎バスが発着していたものの、私ひとりでは不便だろうとわざわざお迎えに来てくださったのである。有難や。 実は初めて会う方であったが、やはりそこはプログレオヤジの醸し出す独特のムードと目印のタワーレコードの袋により一見して判り申したぞ。T2さんはと言えば、アミューズ誌に載った写真と15㍍先からも容易に判別出来る髭の濃さ から私よりも早く気づいた模様。尚、お勤め先には私のドッペルゲンガーもいらっしゃるとの事である。 早速バスにご一緒して現地へ。車中『プログレオヤジはいかにして鍛えられ小遣いを節約して漁盤資金を創造するか』について実践報告を交換。弁当非支給時の昼食代がポイントなのだが、氏は私よりも一日300円も多く支給されていた。チェッ。だが驚いた事に氏はおにぎり一個110円で済ませ、CD購入費に充てている事も有ると云うではないか。同状況で更にカップ麺を加えてしまう私はまだまだ甘いのか・・・。 支部会開始時刻の40分前にススキノへ到着。折角だからとT2さん、CD屋さんにご案内下さるとの事で、私は二つ返事でついて行く。最初の店(すみません店名失念)にて漁盤・談笑中のH.G.Refさん、オレンジパワーさん&リシュールはかせとやはり会えてしまうところがまた我々ならでは。ご挨拶の後、皆さんにお気遣い頂き念願のThird Earへ向かうとエレベーターの前でパワーさんとばったり。昨年お会いしてはいるものの、こんなに早く再会で出来ようとは思わなかったのである。感涙である。でも時間も無いのでご挨拶の後ちゃんとエレベーターに乗り込み店のドアを開けると、真正面にプログレ新品コーナーがあるので感激してしまった。だってAngeのコーナーとかあるんだもんねぇ。生まれて初めて見たぞこんな所。T2さんが店長のK氏をご紹介下さったので名刺交換。寡黙な方であった(・・・と思ったのは大いなる間違いであったことに3時間後に気づくが)。ちなみに私はNucleusの2CD(Elastic Rock&We’ll Talk About Later)リマスター盤何と2,480円で購入しもうそれだけで満足である。良く見なかったけれどT2さんも何やらゲットされた模様。

いよいよ会場・札幌支部ご用達「高田屋」へ。もう皆さんお揃いである。皆さん「酔っ払う前に!」とすかさず御土産の品を配り始め、私もどエライ数の円盤を頂きもう最初から恐縮である。
そして私の前には紛れも無く、あのy_shinさんがちょっと照れたようにニコニコしながら座っておられるのである。俄かには信じられんのである。しかしここ2,3日のネット上の会話がそのまま繋がっているのでこれは間違いなさそうなのである。実に不思議なのだが、私がy_shinさんのHPや書き込みなどから受ける印象と全く同じ感覚がちゃんと漂ってくるのだ。だが私は相当緊張しており、何だかつまらないことばかり話してしまったのではないかと今では気が気ではなかったりするのである。留守中の弊BBSの状態が気になるだろうと、わざわざその場で画面を見せてくださる心遣いには心から感謝した。しかしながらこの場でじーっとそればかり見ている訳にもイカンのではないかと遠慮がちであった私の態度、これははっきり言って浅はかであった。従ってこの後J-Wave事件にはその後それなりに悩むこととなるのである。折角心配してくれたのにねぇ・・・y_shinさん、すみません。その他御互いのPC環境や焼き物情報の交換など、結局月並みな表現だが、実際に何をどの様に話したのか・・・・興奮の為詳細は良く覚えていない。だが、かつての同志の近況を気遣うそのやさしい笑顔、私は一生忘れないだろう。
ここでまずジャンルカさん、続いてはみるさんによる電話参加があり、私の携帯がみなさんを巡回。おふたり合わせて1時間は話されていたのではないか。これで今回の集会参加者は10人に達したのである。なかなか濃い話も展開されていたらしく目出度い事である。オレンジパワーさんも遂にはみるさんと吟醸酒以外のご相談を出来た模様・・・。さて私のお隣にはbuggyさん、今回の参加者の中では最年少の方で、稀に見る好青年である。なんだかプロレスの話ばっかりしてしまってゴメンナサイ。でも最近あんまり観てない私には大変良い刺激になったのであるよ。持参した焼き物も心から喜んで頂き、窯職人見習としてはこれほど嬉しいことは無いのだ。すると突然右隣にあのH.G.Refさんが登場、私の配偶者の腰の具合、私の体調などについて訊ねられたのである。直前に「おーい晴山さ~ん、Air Cutは上手く焼けたのですか?」と席から声を掛けて頂いていたのではあるが、わざわざ近くまで寄って頂くとは感激である。何しろあのはかせの師匠ともいうべき方である。それはもう固くならない方がオカシイのであるが、何とも優しい語り口で緊張が何となく解れていく。若い方々が多くなってきた最近の弊BBSでのレスなどについて貴重なアドバイスを頂く。オフ会に出席していつも感じるのは、訪問してくださる皆さんの方が、むしろ当事者よりもHPのあり方を真剣に考えて下さっているということなのだ。好きで作っていれば良い、と云うものでは決してないことを痛感する一瞬なのである。更にTangerine Dreamのお話なども伺ったのだが、氏の「癒し」という言葉が印象に残った。氏のお話を聞きながら・・・音楽、そして音楽が取り持つ人間関係が心を癒すという事が本当にあるのだな・・そろそろアルコールが鈍く巡り始めた私の頭の中をそんな感覚がよぎるのであった(H.G.Refさんは御仕事の都合で早々に帰られたが、また是非お会いしたいものである)。そうこうしているうちに10時を回るとThird Year・K氏が満を持して登場と相成った。私の真正面に腰を下ろしたK氏は最初こそ先ほどの印象通り寡黙でニヒルな面持ちであったが、(既に噴火の予兆を見せていた)オレンジパワーさんが、昨年出版された「Young Person’s Guide To~」の批判をスタートすると見事に呼応、お二人の大噴火へと事態は急変したのである。ここに至ってK氏は迫力溢れるデカイ地声で凄く説得力のある持論を展開され始めたのであったが、決して難解ではなく、私自身は目から鱗がドカッと落ちるかの如く爽快な体験をさせて頂いたのである。「裸のラリーズ」の音に対する斬新な解釈、私が未だ考えあぐねていたHenry Cowへのアプローチ方法など、勿体無い程のお話をせしめてしまったのであった。(しかも二次会での後述する場面で判明したが、この方、本当に良い人であったのだ)。 いやーラッキーやなぁと我に帰ればT2さんやパワーさんと実はまともに言葉を交わしていないことに気づく。ああこれはイカン。なんとかしなければ・・・と思うのだがきっかけが掴めないまま時間が過ぎて行く。うーんどうしよう・・ええとそれからもう一人誰か居たっけ?その辺を飛びまわっているのは・・・・おおそうだ。リシュールはかせは例によって随所で思いっきり笑いをとっているのだが、これはこの人一流の気遣い方なのである。実際に会った方ならお分かりと思うのだが、BBSにせよこの様な場にせよ常に周囲の方々に目を配っている、実は大変な人なのであるよ。特にこの日は朝は早いし札幌着いてからもあちこち出没したらしいし、夕方お会いした際は「いやもう体力が・・・」などと述べておられたが、いつもながらの見事な仕切り、本当に頭が下がったものである。
あちらこちらで豪快にはたまたシミジミと話題に華が咲くうちに、早くもラスト・オーダーを告げる無情の声。不肖私の一本締めをもって中締め。この時既に私はアルコールの許容量を超え久々にベロベロ状態であったが、ぼーっとしていたが為に「晴山さんっていつも冷静なのね」と誤解されていた模様である。でも実は何と挨拶したのか半分も覚えていないのね。

折角の機会だから2次会も・・・とやはり全員流れることとなる。(高田屋から2次会会場に至る経緯については、この場で暴露する前にはかせが某所にて告白してしまったので割愛)はかせの学生時代の先輩X氏の店、非常に洒落た居酒屋(?)へと突入。ここから我々の予想を遥かに越えて怒涛の展開を迎えるのであった。このX氏、私の印象では丁度高田文夫をやや強力にした感じであり、はかせへの機関銃の如きツッコミにはいきなり全員圧倒されただよ。要するにこの方もはかせを更に上回るサービス精神の持ち主だったのである。しかしながらこれはまだ序の口であった。やはりはかせの先輩であるY氏が登場、事前のイントロダクションによればかつて某学園祭にてセーラー服姿でドラムを叩きまくっておられたという伝説の人物らしいのである。何故か長髪のカツラを着け、YESのTシャツ姿で現れたその果てしない存在感に我々は息を呑む。はかせを中心とした笑いの渦は回転の加速度をどんどん増して行き、遂にいつのまにかオレンジパワーさんも加わって諸先輩方に加担する様は何とも微笑ましいではないか。はかせは随分心配されていたようだが、でも皆さん心から楽しんでいた様子。ハッキリ言って笑いっぱなしではなかったか。全く心配には及びません。流石に12時を回ってbuggyさんがお帰り、続いてパワーさんがホテルに戻られるというのでy_shinさんと二人でお見送り(パワーさん、握手嬉しかったです)。この直後、K氏が私達を気遣って声をかけてくれたのであるが、その言葉を聞いた時、はかせを心から羨ましく思ったものである。友情、という言葉を久しぶりに思い出した。良い友達に囲まれて、このっ!幸せものっ。

例に漏れず時間はあっという間に過ぎ、このお店も閉店となってしまった。残念ながらy_shinさもそろそろ、T2さんは明日が運動会(起きられた?)ということでお別れである。オレンジパワーさん&はかせのお二人は札幌軍団3氏と共に有名なロック・バー”SATORI”へと引き続き雪崩れ込むこととなった(詳細は某所に過激なリポートが掲載予定)。私も流石に同室の社員に悪いのでここは泣く泣くホテル行きとなる。
y_shinさんとT2さんには本当に申し訳ないのだが、帰りのタクシーの中で一体何を話したのか実は良く覚えていない。ただ時間の経過が恨めしかっただけである。しかし再会を約すことにより、今度はまた新しい目標が出来た訳だ。今度は是非泊りがけでゆっくりお話ししたいものである。
ホテル着は2時(頃?)。何処かでまだ繰り広げられている狂乱を想像しつつ、余韻を楽しみつつ就寝。

6月16日(金)

夕刻、ホテル内の誰も居ない36畳間でFractureを聴く。

今日から北海道である。会社の慰安旅行とは云え、私にとっては各地から終結するプログレオヤジの面々に会うことがメインの行事である事は言うまでも無い。
札幌で宿泊予定のホテルでは超常現象も予定されているらしいが、これには出会わずに済む事を祈ろう。

予想を裏切って函館は暑かった。午後になって元町をうろうろした時刻にはもう既に夏の気候である。
五稜郭公園からジャンルカさんへTEL。昨晩携帯の電波状態により話が出来ず気になっていたのである。図らず初めてお話させて頂いたが、ソフトな物腰は噂通りで、HPそのままのイメージの方なのだ。温かい人柄が受話器越しに伝わってくるかの様である。お仕事中でもあり長話はご遠慮したが、何と今日は福島にいらっしゃるとの事。宮城の隣県ではないの・・・。明日のお電話の件、再度お願いする。
さてバスガイドによれば今回の旅行のメイン・イべント・・・という函館山からの夜景を観る為、夕食後あたふたと一行は出かけたのであるが、登ってみれば霧で下界は全く真っ白である。やはり日頃の行いが不味いんかなぁ。

6月15日(木)

P.F.M. 「Pieces From Mantocore」など。本日午後より上司と行動の為プログレはこれのみ。

やはり1週間4日というのはキツイものがある。朝から晩まで落ち着くこと無くしかも中途半端に仕事を終了せざるを得なかった。来週の月曜日の事は考えない様にしようっと。
9時半頃帰宅すると相変わらず次女が起きていて、「おかあさんといっしょ」のビデオを付きあって観る。急逝した村下孝蔵の「パパはいつもおきている」に涙。本当に哀しい曲である。こんなの観てたら大人になりたくなくなるのではないか。

6月14日(水)

King Crimson 「紅伝説」72~74年あたりを聴く。体調やや低及び営業車内での時間が少ない為プログレも控えめである。

結局本日もCD屋には行けずも、遠征を控えて丁度良かろうと自らを慰む。来週のレコード・フェアでも照準を絞ろう。
弊社HPの試作版を漸くアップロードする。最近個人的に使っているソフトで上手くいかず他のソフトで改めて試みた結果であるが、先月得意先のHPを載っけた時に比べりゃあ簡単で何よりである。デザインその他自分が拘わっている割合は比較的少ないが、今後運営面で時間を割かれることが多くはなるのだろうな。

6月13日(火)

今日こそは懸案の「裸のラリーズ」シリーズに取り組もうとしたのだが、2日連続の寝不足気味の体調により、Disc1の約半分ほどで挫折。人のことを息切れどうのこうのなど偉そうに云えぬ状況を露呈。「’60 Art Rock & Psych Collection Vol.1」で体勢を整え、Anekdotenの「Official Bootleg Live In Japan」Disc1でやや復活。

昨日は実験的に「Bladerunner」関連の怪しいサイトを訪れ、試しにサントラのMP3をダウンロード(約1時間。このようにオフィシャルものだったらその辺のレンタル屋で借りて来て焼いた方が早かったりするが)、同盟運営委員諸氏に教えて頂いたソフトでwave変換し1枚焼いてみたのであった。本日試聴してみたが、やはりメリハリが無くなった様な気はするものの、私みたいにほとんど車内でしか聴かない人間には重宝な形式か。ブート関連などには使いでがあるかも知れない。

6月12日(月)

IF「IF」、Aphrodite’s Childのベストものを聴く。

最近特に休日の時間が過ぎ行くのを早く感じる。しかも終わってみれば大した事をやっておらず翌日がっかりすることも多いのは(考えようであろうが)精神衛生上良くないことではないか。
そう云えば、 このところHMVやタワーにはとんとご無沙汰である。昼休みに中心部に居ないのが大きな原因だが、たまには覗いてみたいものではある。それこそ精神衛生の為ではないか・・・ということで恒例の理由付けも出来た事だし行ってみるかね。
久しぶりに盛岡の弟とTELにて話す。PCによるアナログ取り込みの件を話すと、いよいよとなったらSCSIカードは勿論だが、転送速度の速いHDに交換するしかないんじゃないの、という結論に達した。しかしそれって流行りの格安PCでも買ったほうが早いんじゃあないの・・・。

6月11日(日)

日曜日につきプログレはお休み。

昨晩は子供とうだうだしながら配偶者の帰りを待ちながら焼き物生産しながら「猪木名勝負のダイジェスト」のビデオなど眺めながら夜更かししてしまったので、何と起床したら10時を回っていた。先日Pink Floydの壁生の夢について某同盟会員の方に「しかしまた何であんな夢を」と呆れられたのだが、ああいった「夢のある夢」は中々観る事は無い。数年前には、地球が滅亡に瀕した折、私の大活躍で全世界が救われる予定だったが結局北極から南極まで3回位ズタズタにした挙句自分は核シェルターでのうのうと過ごしていたという無責任な夢に出会ったりしたが、最近はそんなワクワクする夢を堪能することは実に稀なのである。実際今日の明け方に観たのは太白区の仙台・館腰線でその辺のオバさんが運転する軽自動車に追突する夢であった。最も目撃者は偶然居合せた学生時代の友人で、10年ぶりに会うことが出来たのは非常に嬉しかったが。

朝から雨が降っていた。子供たちがボウリングしたい!と騒ぐので出かけたが、次女が向かう途中で寝てしまい、車内にて共に留守番。帰宅後、MP3→WAVEのエンコード方法を探るも解決せず。

6月10日(土)

休日につきプログレはお休み。だが焼き物生産には励む。

自分だけの思い入れで文字を読み間違える事が非常に多くなった。新聞の夕刊を見ていて「小渕元総理の功罪を称える」と言う見出しにぎょっとして良く見るとやっぱり「功績」だったりする。かと思えばTVのテロップに「出頭男逮捕」と出ているのを「”デガシラオトコ”って何だ?」と配偶者と共に首を捻る始末だ。歳をとると勘違いまで年寄りくさくなってくる。

夕刻より配偶者が飲み会の為子供のお守である。みんななかな寝つかず、すべて片付いてやっとPCの前に座れる頃には、もう自分の瞼も重くなっている。

6月9日(金)

「’60 Art Rock & Psych Collection Vol.1」を聴く。Trader Horneの紙ジャケはやはり買っておくべきだったか。Aphrodite’s Childの「雨と涙」って噂に違わず名曲である(恥ずかしながら未聴、であった)。”666″の「エーゲ海」や曲名忘れたが最後の1曲も良かったなぁ。

朝から激しい雨が降っている。入梅前につき寒いくらいである。

自宅でちょっとしたアクシデントが発生し早々に帰宅。

6月8日(木)

昨晩焼いたブツ数点の確認、及び「墓掘人パブロ(?)」を聴く。久々に体験するメロディックで泣けるヤツ。良いね良いね。CP-70のまろやかな音が懐かしい。

会社で取得したドメインの設定に午後から業者がやって来て作業、立会いをする。ところが全部の設定を終了して業者が帰った後、突然サーバーにアクセス不能となりパニックとなる。要するにルーターの再設定が必要だったのに気がつかなかった訳であるが、あたふたしながらもルーターの中身を弄くっている内に今度は突然繋がったので呆然とする。本当はアカウントも一致させなければならない筈だったのが、それには全く触れておらんのだが・・・・果たして良いのだろうか。

小学校3年の長女の友人が、最近心変わりしたらしいのである。以前好きだったと云う男の子に今度は長女がアプローチしようとしたところ、「それだけは絶対止めて!」と怒っていたそうな。それちょっと早いんじゃぁないか君達。それにそんな若い頃から二股かけてはイカン様な気がするんだけどなぁ。

6月7日(水)

Quatermassのブートを聴く。

昨晩Easy CD Creater 付属の”サウンド・エディター”にてCamnelのレコードからのWaveファイルを編集していると珍しくフリーズして呉れた。しかも再起動すると本番モードのスキャン・ディスクまでやろうとしたのでこれには驚いた。ドライブの容量を考えれば優に2時間は掛かるコースである。無視してWindowsを立ち上げれば次の起動時にやはり同じ要請が表示される。仕方がないので成すがままにして寝たが、途中(良く覚えてないのだが)終わったと勘違いしてシステムをやはり無理に終了したらしく気になって早起きして起動してみると状況は何も変わっていないのでまいった。夕刻会社に戻った際に諦めてスキャン・ディスクを完遂して漸く元の状態に戻った模様。PCって云う奴はやはり当人の気の済むまで付き合ってやらないと納得しない生き物らしい。

6月6日(火)

IF 「IF」を聴く。

本日は午後より印刷組合のセミナーがあった事など全く忘れており、朝から非常に慌てる。午前中急いで得意先を訪問して午後より出席。しかし今回は製版関係の某メーカーからの講師によるヨーロッパのイベント報告に終始し、約2時間半中我々の参考になりそうな個所は微々たるものである。しかしながら業界に警鐘を鳴らすコメント、及び出版業界の実績降下、及びネット通販の異常な伸び率は不気味に心に残った。

6月5日(月)

Anekdoten 「From Within」、UK「Night After Night」、Bruford 「One Of A Kind」を聴く。

某東口の中古CD屋に久しぶりに行ってみたのであった。CD&レコードの動きは相変わらず(失礼!)さほど無かったものの、ブレードランナー初回版やエルトポ・ノーカット版の未開封LDがあったりして仰天した。一体何なんだろうこの店は。
気温が高くなって来たからだろうか、顔の黒い連中がやたらと目に付き具合が悪くなる。そう言えば先日もオレンジパワーさんとの待ち合わせの前に時間があったのでパラダイス・レコードでも覗こうかとビルに入ってみたのだが、厭でも2階の渋谷系SHOPがワンサカ入居しているフロアを通り抜けなければならず、異世界に慣れていない私にとって顔黒地獄は辛い経験であった。鬱陶しさがいよいよ限界を超えてしまいそうになり、個性だどうだこうだと言いながら結局黒かったらお前ら皆同じ顔にしか見えんがなふざけた事ばかり抜かしやがって他にもっと一生懸命やる事あるだろうがこうなったら纏めて火でも点けたろかと優しく諭してあげようかと思ったが、やはり一歩間違えれば立派な犯罪者になってしまうし、先日聞いた話では電車の中で携帯電話中の女の子に注意したら痴漢の濡れ衣を着せられた挙句留置場に入れられたというサラリーマンの話もあった様だし結局小心者なんだからと必死にクールダウンしなければならず、とってもとっても疲れるのである。あまり中心商圏を歩かないから免疫が無いのかもしれない。極力土日祝日の昼間は繁華街は歩かない様にしよう。

6月4日(日)

本日は日曜日につきプログレはお休み。昨晩は随分寝た筈なのだがなんだか鬼気迫る夢を見てしまった為朝起きた時はぐったりしていた。仙台にPink Floydがやって来て壁主体のライヴ(壁生)を演るというので同盟関係者が狂った様に大挙して雪崩れ込むのであるが、私自身は仕事やら出産(また!)やら交通事故やらのアクシデントにより、果たして開演に間に合うのだろうか?はらはらという筋立てである。諸々の障害を乗り越えて何とか会場に辿り着けば、そこに展開されていたのは、「In The Flesh?」に合わせてまるで北朝鮮のマスゲームの如く全員一寸の狂いも無い振り付けに踊り狂う観衆(含同盟関係者)の異様な姿であった・・・。
HPのご感想をお寄せ頂いたご縁で最近までメールを頂いていた方が、本日をもって米国へと留学に旅立たれた。丁度今頃は機上の人であろう。近県にお住まいであり、いずれお会いできるのではないかとも思っていたのだが・・・。インターネットという手段があるとはいえ、やはり海外は遠いという感覚、私の様な田舎者にはなかなか拭えぬのではある。ともあれ、今や彼の地から元気な便りをまた頂く事を願うばかりだ。Camel&Caravan、大事に聴きます。あとRIDEもね。メール待ってますよ!

6月3日(土)

本日は休日につきプログレはお休み。

午前中は配偶者がぎっくり腰の治療に出かけたので次女と留守番、内職など。その間Anekdotenを聴こうと思ったが次女には拒否される。
午後より仙台駅前の某カフェテラスにてオレンジパワーさんと会う。今回はパンとお茶、コーヒーを肴に2週間後の札幌上陸の打ち合わせなどを極めて健康的に行った。約2時間半お付き合い頂き、ジャーマン関係のご指導を受けた上、英国のお土産レコード、(リシュールさんが息切れしつつあるという)裸のラリーズ関係ブツ、Kensoモノ、CD-R生メディアなどを大量に頂き恐縮至極である。例によって体調の事など、本業面からのアドヴァイスも多々頂く。年齢的にこの手の話が増えつつはあるなぁ。
2週間後の再会を約した後、私は折角ゆっくりCD屋を眺めることが出来るこの機会を無駄には出来ず、やはり数件ハシゴすることとなる。G.ミュージック本店にてTangerine Dream 「Zeit」1,200円税別、及びDiscnote(私にしては珍しいが)にてIF 「IF」1,680円税別。続いて新星堂にて直前の流れからAmon Duul 「地獄」に悩むが、まだ大丈夫であろうと今回は見送り(これがイカンのだこれが)、配偶者の実家へと向かう。到着後次女と直ぐ風呂、ビール1本で瞬く間に悪夢の彼方。

6月2日(金)

Anekdoten 「Nucleus」を聴く。聴く聴く。

えーとDeすねscvせdbv。いろいとあsリマ市短sdfqwもうds:fわtしおはすでによっぱらら得tいるのでしが本時sル葉灰ぐう社とメズラしく「パる刷」なんかヲ診てます侍女モミて増すエエモンです尾やスみなさい。

6月1日(木)

Anekdoten 「Japan Live」(?)を再び聴きまくる。良い良い。 お陰で昼食時にも脳内で「Karelia」が鳴る鳴る。

予想通り結構アタフタとした一日となる。納品毎にある程度先方への説明等が必要なのでそれなりに時間が掛かるのである。幸いにも今日のところはインストールまで要請されることは無かったが、今後はその可能性も考慮して行動計画を立てた方が良さそうだ。納品先の某社が、G.ミュージック中央本店と同じビル1階上にあった。今後その他の受注物が戴ける様、足繁く通おうと決心する。
本日は営業会議であったが、先月は仕事上のミス等が実は入社以来最も多い月となり、はっきり言って落ち込む(自分が悪いのだから当然ではあるが)。この稼業に就いて十数年、大事な基本を忘れていることに今更ながら気づく昨今。
5月31日(水)

朝からAnekdotenの「Japan Live」(?)を聴く。疲れ果て殺気立った月末にはとても相応しい音である。みるみる内にはまるはまる。澱んだ脳に染みる染みる。お陰で気分もすっきりしたぜ。流石蜘蛛男師匠、ナイスなタイミングのプレゼント!粋な計らいに感謝するのみである。ところでそろそろ冷やし中華の季節、かな~。

不動産協会からのお仕事で契約書式のCD-ROM化というヤツが進行していたのだが、プレスが仕上がって来た為に納品がスタートしたのである。折角のチャンスだと営業自ら地道に訪問し要請あらばインストールもサービスして新規顧客開拓に努めよう!となったのだが、これがまた件数がまあ多いので6月初旬はそれなりに大変な事になりそうであるなぁ。しばらくは中古CD屋にも立ち寄れそうも無い!と言いつつ隙を見ては其処かしこに出没していたのがここ数年来私の誇るべき実績であるが、今回ばかりは果たしてどうであろうか・・。

5月30日(火)

そんな訳で、Pink Floyd 「Wish You Were Here」を当然聴く。如何せんやっぱりカーステレオでは、CDとレコードの明白な違いは私には感じられないのが残念なところ。でも新品のレコードはスクラッチ・ノイズが少なくって良いなぁ~(強がり)。

午前中市中心部を車で走っていると街頭の電光掲示板に「気温30度」の表示が当然の如く煌いていて愕然とする。5月ってこんなに暑かったけ?まだ夏でも無いのに一体これからどうすりゃ良いのだ。クーラーの無い我が家の今後が益々心配である・・・などと言うが、家族みんな暑さには弱いのに、実は私の一存でクーラー買ってない様なものなのだ。”仙台じゃ使うのは大して長い期間じゃないからちょっとくらい無くたって大丈夫だ!大体あんなもの健康に悪いに決まってるのだ”・・・でも自分は仕事中車の中ではエアコンの恩恵に預かっていたりするのである。つくづく鬼オヤジである。

5月29日(月)

King Crimson 「The Construkction Of Light」を聴く。

スパッと復活したかったのだが中々そうもいかぬ。あと一日くらい休みたいところだが、月末故それも無理な相談でありいつも通り出社、幸か不幸か納品モノも少なく、何とか乗り切れるであろうと目算を立てる。
だが何故だ何故だっ。不調故の微弱な判断力の哀しさとは言え、昼休みになると中古屋近辺に引き寄せられるのは性だから仕方ねえ。しかし普段なら決して手を出さない筈のレコード新品・Pink Floyd 「Wish You Were Here」デジタル・リマスター盤アナログ3,480円(税別)を一体何故私は脂汗の浮かぶ右手に掴んでいたのだああああっ!レコードがちょっと軽かったのは残念。いやそんな事言っとる場合じゃ無いのだ。つい先日倹約するぞぅ。などとほざいたばかりではないのか。導師ドウシてくれる。あああ何も洒落言って誤魔化そうとした訳じゃありませんよ。でも私の性格上、一旦欲しいとなってしまえばもはや正常な判断力は何処かへ消えてしまうのである。よって当然失敗することも多い。私の聴く音の対象が最近めっきり狭くなりつつあるのもこの辺に原因があるのではなかろうか。一応反省しておこう・・・一応ね。

5月28日(日)

体調も悪く、プログレはお休み。

どうしたことか喉の痛みなど酷くなる一方で、体もどんどんだるくなっていき、午前中結膜炎になった長女を眼科に連れて行った他は何もする気が起きず、ほとんど一日中床に伏せていた。先週同様熱は大したことはないが、状況からみてやはり風邪なのだろう。寝ても寝てもまだ眠いのは困ったものである。

5月27日(土)

Sylvian&Fripp 「Damage」を聴く。別にこのところ仕事上のミスが重なったから聴いている訳では無いが・・・風邪でボーッとした頭には意外に心地よいSylvianの美声である。

船木がヒクソンに負けてしまった。私としては予想通りではあったのだが、勝って欲しかったことに変わりは無い。高田の2試合を見てもそう思ったが、やはり同じやり方では勝てないのではないか。付け焼刃のヨガなんかやったって駄目だよ。負けたからと言って別に引退する必然性は感じないのだが、ヒクソンを倒すことが出来るのはいよいよ次世代に託された、と見るべきであろう。

5月26日(金)

Atoll 「夢魔」、Caravan 「Cunning Stunts」を聴く。

何てことであろう。今週も金曜日になったら途端に具合が悪くなってしまった。家族の誰か彼かが風邪を引いているという喜ばしくない状況が相変わらず続いているという訳だ。しかも本日は次女の昼寝時間が異様に長かった為夜は12時過ぎても寝る気配が全く無く、漸く片付きそうになっても私も一緒に寝ないと納得しないのである。仕方なく寝かしつけてからPCの前に座る予定であったが、結局次女共々再び目覚める事は無かった。メールの返事、遅れて申し訳ありません。

5月25日(木)

Atoll 「夢魔」&「サード」、Caravan 「Cunning Stunts」を聴く。

ジェスロ・タルBOX探索という大義名分が出来たので、久々に中古CD屋に行く。件のBOX、パワーさんが昨年の秋に所在を確認していたものであるが、このところご無沙汰していたので安否は不明であったのだ。いい加減売れてしまったのではないかと思いきや、どっこいまだ生きていた未開封新品8,490円(ただ上にものを載せていたらしく箱がやや潰れているという難あり)。店の主人に聞いてみると、「良いバンドなんだけどねぇ。誰か欲しい人いたら紹介してね。」との事である。最初にこの店で私が見たような気がしてからもう5年くらいは埃を被っているのではなかろうか・・・。 さて、ついでだからちょっと足を伸ばして他の店にも顔を出してみる。気になっていたManfred Mann’s Earth Bandの13枚組木箱入りBOXも14,800円税別でまだ生存していた。救出してやりたいのはヤマヤマだが如何せん金が無い。でもほぼ一年あまり頑張ったんだからもう少しだけ待っててね。必ず救い出してやるからね。アナログコーナーを覗くとPink Floydのデジタル・リマスター盤のレコードもそのまま残っていて、ダブル・ジャケットの「炎」3,490円税別がおいでおいでをしている。しかし同シリーズの「壁」が2枚組なのに同じ値段なのはどういう訳だろう・・・思わずグラッとくるがここは堪える。来月の札幌遠征を前に少しは倹約せねばならんのだよ。先月私自身が自家用窯欲しさに壱萬円で手放したBOOWYのBOX40,000円税別の前を通り過ぎ、気を取り直してTangerine DreamのBOXを手に取れば、”21st Century Common Man”という不可思議なタイトルの曲名が目に飛び込んできて思わず気持ちが和んでしまうのであった・・・。あーこりゃこりゃ。

5月24日(水)

Caravan 「Cunning Stunts」、「Camel On the Road 1981」を聴く。いずれも新潟の方からの頂きモノである。Caravanについては実際に私が所有しているのはBest盤のみであり、POPさばかりが記憶に残っていて”スリリング”などという形容詞とは無縁のバンドだと思っていたが、それはどうやらとんでもない間違いだった様だ。アナログB面にあたる組曲のダイナミックさは何とも素晴らしいではないか。認識を改めなければなるまい。そしてCamelのライヴだが、やはりまずはAndrew Latimerの流麗なギターに引き込まれる。加えてこのバンドの心地よい緻密なアンサンブルにはいつも感嘆させられるのだ。

出来ることなら裸足で生活したい男である。仕事柄革靴を履いて且つ車に乗っている時間が多いのだが、主に車中では靴を脱いでサンダルに替えている。流石に靴下は履いたままだが。何というかやはり蒸れた気配或いは状態が厭なのである。同様の理由で靴下もあまり好きではないが、ささやかな抵抗として通気性を重視して綿100%の製品以外は履かない事にしている。だがこの選択に起因する問題として靴下の寿命が異様に短くなってしまうことが挙げられる。しかも私は足の裏の感覚が鈍いのか、靴を脱いで部屋に上がる得意先とかで修復不可能な状態に初めて気づき一筋汗を感じる、といった場合が少なくないのである。しかしながら何としても化学繊維の混入した靴下とは付き合いたくないのである。幸いにも、日本人男性の数十%が悩んでいると思われる細菌性皮膚病に悩むことなくここまで来たが、いつその危険に晒されるか解ったものではない。私は夏がやって来ると、常にその恐怖に怯えているのである。

5月23日(火)

Manfred Mann’s Earth Band 「The Roaring Silence」、P.F.M. 「Pieces From Manticore」を聴く。昨日の余韻か。
昼休み、例によって本屋に行くとジャンボ鶴田の追悼雑誌が発売されていて思わず手が伸びてしまう。親しかった記者のレポートなどを読むうちに思わず目が霞む。最後は自ら点滴も拒否したそうである。こういった話は堪らないのである。
月末も近く、いよいよ仕事の具合も煩雑になって来た。考えてみるとCD屋に行くペースが2週間に1回程度までダウンしつつある。3日と空けず出没していた一年前が嘘の様である。給料日が月末なのでここ一週間はいずれにせよ我慢しなければならないのだが。。

5月22日(月)

The Nice 「Elegy」、Triumvirat 「Illusions On A Double Dimple」を聴く。

日中の気温も上がってきた。これから梅雨にかけては例によって結構暑くなるのだろうな。 夕刻の約束に備え、早めに仕事を切り上げ、バスに乗って仙台駅前に向かう。
会議開始の定刻には10分程遅れてしまったが、既にAbeさんは到着されており、まだ閑散とした店内でブランデー片手に網タイツ・バニー娘と談笑しておられた。よって実際は初対面であったにも関わらず、迷わず挨拶することが出来た訳である。今回の密談については、同盟の御意見番として貴重な御意見を頂く事多く、今後の展望についての御意見、そして個人的には弊HPへの温かい助言などを頂いたのは非常に有り難い事であった。更に今回意を新たにしたのは、Abeさん、実は結構悪戯好きということである・・・って何の事?まあいいか。所謂プログレ談義も勿論、その範疇を超えた話も大変心に残るものであったがそいつは内緒である。2時間の会議の後、ペデストリアン・デッキまでご一緒し再会を約してお別れした。おそらくまたお目にかかる事となろう。明日は宣言通り札幌支部に乗り込むとの事である。札幌の皆様、体調は如何なものであろうか。そして関係無いけどススキノにバニー娘は一体何人くらい生息するのであろうか?個人的に気になるところである。

5月21日(日)

日曜日につきプログレはお休み。

昨日時点での降雨予報は60%、果たして朝目覚めると霧雨が降っていたが何と6時には「運動会決行」合図の爆竹が遠くに聞こえて驚いた。長女は熱も引き本人が行くと主張するので、天候についても半信半疑のまま学校まで送っていく。しかし、しかしである。程なく雨脚もどんどん強まり、我々がまさに出発せんとしたその時「やっぱり中止」との知らせが届き、朝4時半起きで弁当を作っていた配偶者は脱力しまくりである。小学校は生徒を登校させてしまった手前(だと思う)無理やり4時間の授業を決行した模様。運動会自体は今度の土曜日に順延となる。長女に引き続き長男が発熱した為、本日は夕方次女と買い物に出かけた他は外出せず終日家の中で過ごす。
夜、Abeさんより電話連絡。24時間後の確認である。何と夕刻仙台某所に登場、私との密談を経て明後日には札幌支部へ殴り込みをかけるとの事なのである。何となく電話を頂くことを予感していたのではあるが、実際話をするのは初めてであってやはり滅茶苦茶緊張したりする。明日は右手と右足を一緒に前に出して歩いて行きそうだ。気をつけよう。

5月20日(土)

休日につきプログレはお休み。

投薬の効果か大分体調が良い。腰と背中の痛みも引いているのだが、昨日は何だか訳が解らず、腕立て伏せのやり方が悪かったのだろうか腕の位置とか腰の高さとか足の開き方とかあるいは回数とかセットの組み方とか・・などと昨晩は寝床でどーでも良い様なことを考えていた。午前中は長男幼稚園への送り迎え、配偶者と長女の病院送迎、次女の子守りなどで終了。長女の受診に行った病院では看護婦さん総出(3人だけど)で次女の面倒を診て呉れたので大いに助かる。人生でこんなに他人に構ってもらえるのは大体3歳くらいまでだろう。今のうちに一杯可愛がって貰うが良い。午後は次女を昼寝に導くべく近所をドライブする名目にて某中古ソフト&ハード屋へ行く。駐車場にて次女と共に少々昼寝。でも折角来たのだからと店内でレコードを眺めてみると、昨年の夏に見たダリル・ホールの「セイクリッド・ソングス」780円がまだ残っていた。この価格でもレコードとなるとやっぱり売れないのであろうか。

5月19日(金)

Quatermass 「Quatermass」を聴く。

配偶者の腰の具合は予想よりも回復が早く、引き続き本日も整体治療に行った為か大分良くなった模様。仕事の合間に夕食の材料でも買おうとスーパーに寄ったところ、料理が出来そうだから心配無い、と配偶者から連絡が入ったのであった。しかしながら入れ替わり長女が風邪で熱を出して日曜日の運動会が危うくなり、加えて私自身の体調も急激に下降線を辿っていった。朝は全くいつも通りに出社したにも拘わらず、皮膚がゾワゾワする悪寒と吐き気、腰・背中と諸関節の痛み。熱は全く無いのだが、丁度風邪の症状に似ている。出入りの用紙業者に聞いてみるとこの類の風邪が流行っているとの事。皆さんもご用心して下さいよ。ひとまず私は市販の感冒薬で様子を観ることにする。時間の経つのが何とも遅く感じられる一日であった。

5月18日(木)

福山産「The Battle」、UK 「UK」&「Denger Money」など。

先日PINK導師よりお知らせ頂いたアミューズ誌の読者欄を見に本屋へ行く。果たして掲載されていたのは前橋市の同年代の方による投書であった。「永遠のプログレ少年でありたい」と語る熱い内容にはやはり胸打たれるものがあるなぁ。「私も家族が寝てから聴いています。」とおっしゃっていると言うことは、同盟関連の記事もしっかりお読みいただいたのだと思いたい。これが新しい読者層の眼に触れてバックナンバーが売れ、プログレ第二弾の特集も、と妄想も果てしなく膨らみ人知れずニヤニヤしているのである。
さて帰宅すれば、配偶者がまたしてもぎっくり腰を発症していた。長男を幼稚園に迎えに行った際、ジャングルジムに迷い込んだ次女を中腰の態勢で連れ戻そうと無理してやってしまった模様。配偶者は取り敢えず整体治療院通いで切り抜けられそうだが、子供たちを放って置くこともできないので久々に主夫業にカムバックしつつある私である。

5月17日(水)

Allan Holdsworth「Road Games」、King Crimson 「The Construkction Of Light」の一部を聴く。

ジャンボ鶴田が死んでしまった。しかもほとんど事故ではないか。昨年の春、元気に米国で第二の人生をスタートすべく旅立ったのもまだ記憶に新しいというのに。
私は決して彼の熱心なファンでは無かった。でも全盛期の試合は勿論観ていたし、「長州を小馬鹿にしていたブロディを本気にさせた男」が絶対的に強かった時代を知っている。死闘の末敗れたが、ブロディを男泣きさせた試合を知っている。今の全日のトップ達にとってある意味では馬場以上に険しい壁だった時代を知っている。馬場亡き後、彼は師匠を追うようにして逝ってしまった。いよいよ昭和のプロレスも消えつつあるのか。

5月16日(火)

King Crimson 「The Construkction Of Light」及びManfred Mann’s Earth Band 「The Roaring Silence」を聴く。

朝からイラストレーターのH氏来社。勿論仕事上の打ち合わせの為であるが、気がつけばついつい漁盤の話などに時間を費やしてしまうのである。最近はバランスウォッシャーがお気に入りで日夜狂った様にレコード磨きに精を出しておられる模様。中古屋は、かつてやしさんが紅伝説を入手された東口のVolume Oneがお気に入りとのこと。再び6月のレコード・フェアでの再会を誓ってお別れ。えーと仕事の話?3分位でしょうかね。
修理に出していたビデオ・デッキが戻って来たという知らせを受けて、昼過ぎに某大型電気店へ行く。最近は江守徹がCFに露出しているこのチェーン店はビデオの場合5年間、最低でも売価の50%の修理保証をするサービスがウリである。ところがカウンターへ行くといきなり1万円超の請求を頂き絶句。先だっての健康診断結果でもコレステロール値が高かったので冷静に過ごさんと自らを戒める日々であったがこれには血圧が上がるのは必至である。要するに応対に出た店員の大ボケだったのであるが、”まごころ保証”とかいうサービスをもっと定着させたいのなら慎重に対応して欲しいものである。ただでさえストレス溜まってるんだから勘弁してくれ給え。ああ吃驚した。
夜、会社に持ち込んだレコード・ジャケットをデジタルカメラで撮って見る。焼き物ジャケ用である。言わずもがな仕事が一段落してからである。しかしながらやはり横着して手持ちで済ませようと思ったのが間違いで、更に照明など条件が結構難しいし、どうしても歪んでしまうのは仕方が無いのであろうか。スキャナー取り込みという方法もあるが、これは会社の機材を使うとなるとかなり時間を食いそうで難しいかもしれぬ。

5月15日(月)

Manfred Mann’s Earth Band 「The Roaring Silence」、Bruford「Gradually Going Tornade」を聴く。

段々と月曜日の朝が辛くなってきて困ったものである。
帰宅後、夕べビデオに録画しておいた桜庭の特集番組を観る。先だってホイスに試合放棄させた例の試合のシーンはほとんど無かったが、終始自然体で生きている日常の姿に大きな感銘を受けた。秋田のお母さんがインタビューで「今日耐えられたんだから明日も大丈夫!と考える子でした。」とニコニコと秋田訛りで答えていたのも印象に残る。

5月14日(日)

休日の為プログレはお休み。でも昨晩はManfred Mann’s Earth Bandの「The Roaring Silence」を聴きつつ寝る。
朝から相変わらず雨模様であったが、ジャスコ多賀城店の遊び場で時間をつぶし(長男がスロットマシンで300枚もメダルを出したらしい。今週宝くじを買わせる予定である)、雨の止むのを待って結局キリンビール仙台工場のお祭りに行く。試飲ビールを2杯だけ飲んだが、やはり屋外の生ビール美味い(様である)。バンドも出演していて、KAYAだかKEZMEだか言うグループがメタル・プログレっぽい演奏をしていてなかなか面白かった。もっとゆっくり観ていたかったのだが、次女が大音量に怯えて泣くのでこっちも泣く泣く諦めた。
蕎麦枕が再起不能になり買いに行く。以前遭った火事の際に日本赤十字社から貰った枕であり、20余り使っていたのでもはや充分天寿を全うしたと言っても良かろう。今日は母の日と言う事で、段差がついていて肩凝りに良く効くという最近流行りの枕を買って貰った。この所平日の肩凝りや腰痛が酷くなって来ている。こんなものでも役に立てば有り難いのである。

5月13日(土)

雨の為1日家に居た。例によって次女が寝た隙に火曜日に入手して来ていたアナログの取り込みなどを行う。私は現在、「Easy CD Creater 」付属のスピンドクターというソフトでWAVEファイルを作っているのだが、最近判明した事に、どうもファイルの最初に必ず「ボツッ」というノイズが必ず入るらしい。焼く前にこの部分を切り取ってやる作業が必要である・・・と言うことに気づいてしまった以上、先週焼いたものも全部ボツではないか。「Air Cut」なんて、試作品だけでもそろそろ二桁に届きそうだ。やれやれ。

5月12日(金)

King Crimson 「The Construkction Of Light」及びNational Health 「National Health」を聴く。

長男が母の日用に幼稚園で書いた配偶者の絵を持って帰って来た。牙が上下に四本描かれていたが概ね評判は良かった模様。

5月11日(木)

営業車に乗る時間がほとんど無く必然的にプログレはお休み。

ええと今日は何してたんだっけああそうだ長男の遠足に配偶者が付き添いで行ってしまったので午前中会社を休んで次女と二人で過ごしたんだったなさぞかしノンビリ出来ただろうと思われるかもしれないが中々どうして1歳3ヶ月の子供と半日一緒に居るのは結構忙しいのだ結局掃除や洗い物アイロン掛けオムツの取り替えやああこれは家事ではないんだけどバランス・ウォッシャーでのレコード磨きの合間に一緒に遊んでいるとあっと気がつけばもうお昼気持ちは平和なのだがこれなら会社で仕事をしている方がよっぽど体力的には楽なのだでもそんな事を考えながら午後になって出社するとたちまち精神的に余裕が無くなってどんよりした心持ちになってしまうのは本当に皮肉だよなぁ得意先との関係上の問題も更に浮上してくるし最近は気が滅入る事ばかりのような気が旅にでも出てーなぁなどと馬鹿なことが頭を掠めてなんだか訳も無く社内を走り回っている内に9時を回っちまったぜ夕刊の週間占いを見ると仕事運金運急上昇と書いてるが本当だろうな。

5月10日(水)

2nd Vision 「First Steps」、King Crimson 「USA」& 「The Construkction Of Light」、Curved Air 「Air Cut」等。
業務一層雑務の如く変容依然と過酷なれども数字益益貧相也。月末危ぶみ当然鬱鬱として猶空元気呑み尽くすばかりの心地一方甚だ穏か為らず。漂うは頭髪寂滅感&腹部膨満感。然れどもγ-GTP減価の誘いに屈しつつ窮地に図らずも心地よい酔い。

5月9日(火)

King Crimson 「The Construkction Of Light」をひたすら聴く。

昨日イラストレーターのH氏より仕事の件で電話があり、その際に仙台駅前で現在レコードフェアが開催されているとの情報を頂いたのであった。しかも最終日との事である。最近は主として焼き物修行に入れ込むあまり肝心の漁盤へ投ずる資金不足から(ドライブ購入が大きい)、中古屋にはあまり出没しなかったこともあり、そろそろあの黴臭い匂いが懐かしくなってきてはいた。ただ今日のスケジュールからするとちょっと無理っぽかったのだが、午前中某得意先にて目の前が真っ暗になる程厭な気持ちを味わうことになったので、こいつは只じゃあおかねぇぞと市中暴走の上昼には会場に着いていたのである。例によって大ホールひとつ使ってのイベントなのだが、今日は午後1時終了とのことで人影は何と5人くらいしか確認できない。あちこちで撤去作業が行われる中、私はやはりレコード中心に漁る。本日は4枚・・・Manfred Mann’s Earth Band 「The Roaring Silence」、Bruford「Gradually Going Tornade」、The Enid「Live At Hammersmith Vol.1」、Allan Holdsworth「Road Games」締めて4,550円也(税込)。相変わらず貧乏性な買い方である。しかも置き場所がいい加減無くなって来ているのにまたレコードを買っちまったんだよなぁ。さてどこに隠しておこうか。
5月8日(月)

King Crimson 「The Construkction Of Light」、 Ill Baretto Di Bronzo 「YS」を聴く。

昨晩は会社に行ける喜びに神経の底から興奮してしまい、3時過ぎまで寝付けなかった。ああなんて俺は会社が好きなんだろうっ。でもお陰で月曜日だと言うのに寝不足である。
夕方営業から帰って来ると、4月の健康診断の結果が到着していた。平静を装って開封してみると、気になるγ-GTPは何と23まで下がっていて大層驚く。何かの間違いではないのか?と真面目に思う。昨年の同時期には98まで上昇していたので信じられない数値ではあるが、ここ一年、まあまあの摂生が功を奏したのであろうか。ここ最近非常にストレスが溜まって(いるような気がす)るのに、尿酸値や血圧、コレステロール値等なども昨年よりも正常値に近づいているのは何だか不思議だ。日々プログレ道に精進しているご褒美であろうか(最近はややペースダウン気味ではあるが)。さあ今日はお祝いに乾杯しようって・・おいおい。しかしながら、最近でもちょっと飲み過ぎると翌日にアルコールが残る気がするし、歳の為か体力が落ちたのか、代謝機能が落ちてきているのか・・。気をつけなければならない事に変わりは無い。

5月7日(日)

G.W.につきプログレはお休み・・焼き物関係のチェックをしつつちょっと聴く。Quatermass、Curved Airなど。

何で家族が寝静まった夜更けに聴けないかというと、母乳で育児進行してきた次女の断乳をこのG.W.の内に断行致しましょうと計画したのが仇になった次第である。一昨晩、昨晩共に敵の抵抗に我々は降伏寸前、昨晩などは元気な様子に付き合いつつ例によって日本酒を舐めているうちに12時を前に此方が見事に陥落しているのである。
先月、この次女に我が乳首をくわえさせんと試みた事があるが、残念ながら未遂に終わっている。平板な胸に疑念を生じたか、はたまた乳毛に食欲が失せたのかは不明であるが、後退りして行くのである。
King Crimson 「The Construkction Of Light」、漸くTUTAYAにて購入。やれやれ。
目覚ましの恐怖から逃れた5日間は儚く終わってしまった。明日からまた日常が始まる。Crimsonを聴き狂いながら、また頑張ろうではないか。

5月6日(土)

G.W.につきプログレはお休み・・まあ、明日があるからネ。

長女&長男の自転車特訓の後遺症による腰痛・筋肉痛に苦しむ。中腰で走り回った為と思われるが、つくづく柔な身体になってしまった事を痛感する。
さて、連休も後2日間となってしまったが、あと1日手付かずで残っているのでまだ心強い。本日は自転車特訓を早めに切り上げ、最近オープンした利府町にある大型SCに行ってみる。東北最大の売場面積を誇るだけあって異様に広い。駐車場で自分の車を探すのも一苦労である。実際一旦一人で荷物を置きに行った際、迷ってしまったではないか。勿論待たせた家族には内緒である。それにしても、これだけの規模を持っていながらCrimsonの新譜を置いていないのはほとんど犯罪と言っても良いだろう。馬鹿な店である。まあでもゲーセンのオープン記念クジで長男が一等賞を引いたので許してやろう。幸薄い当家としては数年前に宝くじ5万円を当てたのに続く快挙である。よって今、その景品・・・新品のビデオデッキにて先日福井から届いた新日プロレスビデオの続きを眺めているのである。

5月5日(金)

G.W.につきプログレはお休み・・・まあ2、3日は・・・ネ。

子供の日と言う事で、長男&長女の自転車を買いに行く。どうせ直ぐ大きくなって買い換えなければならんだろう!とダイシャリンの中古店へ赴いたが、意外に新古車も多く揃えてあり、感心する。結局2台の新古車を購入したが、ほとんど新車一台分の料金で済んだ。ありがたや。自家用車には積めない為配達を依頼、ブツが届くのは月曜日との事だが、それまでに二人とも乗れる様にと午後から自転車の特訓に邁進。過酷なトレーニングを経て長男は何とか形になりそうだが長女の道は険しい模様である。
昼は久しぶりに”びっくりドンキー”でハンバーグを食べる。若かりし頃、盛岡市にあった小さなハンバーグ屋がここまで大きくなるとは予想だにしなかった。それほど思い入れは無いものの、なかなか感慨深いものがある。社名変更直後、某カルト教団が同じ名前にしちゃったのは本当に気の毒な事件ではあったなぁ。しかし休日の昼時に店内に流れる「黒い炎」・「ブラックナイト」・「吹けよ風呼べよ嵐」・「対自核」などなどを聴きながらハンバーグを食すのも妙な気分である。70年代オヤジには非常に良い環境だが。
レンタルCD&ビデオ屋に行き、King Crimsonの新譜を探すが何と置いていない。馬鹿な店である。悔しいのでレンタルした子供のCDに密かにRushの「Chronicles」を混ぜる。

5月4日(木)

G.W.につきプログレはお休み・・・まあ2日目くらいはネ。

昨日遠出した為に子供達は長めのドライブを嫌がり、結局近所のジャスコでお茶を濁すことになる。隣接したSCにCD屋があったので、途中駐車場に荷物を置きに行った際潜入を試みるが激しい雨の為挫折。King Crimsonの新譜入手は明日以降となる。地下の駐輪場では仮面ライダーショーをやっていたが、主役は1号ライダーとV3であった。今時何故だ。クウガなら解るのだが。
帰って来ると昼寝をする次女を見ている内に寝てしまう。泣き声で我に帰れば既に5時を回っていた。夕食後帰宅、9時。

5月3日(水)

G.W.につきプログレはお休み・・・まあ初日くらいはネ。

雨の中、盛岡に出発。さすがに東北自動車道は込んでいる。一関までは断続的な渋滞が続き、睡魔から運転を挫折した私は配偶者と交代(昨晩も3時頃まで夜更かししてしまったもんで。会社のノートPCが突然CD-ROMドライブを認識しなくなってしまい、復旧に手間取ってしまったのである。考えてみれば、システム復旧ソフトがあったのだが、。その手段に気づいたのは作業に入って2時間も経過してからであった。トホホなんだがなー)。実家には12時過ぎに到着。今後の事についてのシビアーな話を挟んで3時間後にはもう帰途につく。何かと忙しいのである。6時前には配偶者の実家へ。東京方面のオフ会への電話乱入の機会を窺うが、子供3人を風呂に入れたりして居る内に時間ばかがり刻々と過ぎ、チャンスを逸してしまった。みなさん、ゴメンナサイ。

5月2日(火)

Qutermass 「Qutermass」、y_shin・Records 「Gentle Giant1976;New Yorkライヴ」を聴く。この当時のGGのライヴはやや定型化している感もあるが、さすがに聴かせどころ盛り沢山の内容ですこぶる美味。

気の利いた会社はとっくに休日に入っている模様で、さすがに道路は空いている。毎日これくらいだと嬉しいのだが。我々は明日から休みという関係上、本日中に処理しておきたい事柄が多く余裕の無い一日となった。Crimsonの新譜は明日発売の予定なので、ひょっとしたらもう入荷していたりして・・とCD屋を覗くのが通例なのだが、残念ながらそんな時間すら無く、明日以降に持ち越しである。休日中プログレをガンガン聴ける保証など勿論無いので、ご馳走にありつけるのは来週になるかもしれない。 夜は得意先のHPアップロード記念に飲み会、という予定もあったが折角だからと得意先事務所で検索エンジンへのHP登録を済ませた頃にはもう10時を回ったのでとっとと帰宅。
帰ってみれば、配偶者が明日の帰省用の土産に蒲鉾を用意したついでに、5月の企画もの商品をまんまと買わされていたので試食。”柏餅風蒲鉾”という商品を”桜餅風蒲鉾”と勘違いして葉ごと飲み込み悶絶していると「去年蟻食った貴方の息子と同じ。さすが親子ね」と配偶者に誉められ、柄にも無く大いに照れる私である。
さて何と明日は同盟HPの一周年である。ここまで発展するとは発足当時予想だにしなかった(ちょっとはしたが)ことであった。それなりにいろんなことがあったが、嬉しく且つ感慨深い。LuckyManさんのご努力と運営委員のみなさんの連帯と気概には本当に頭が下がる。最近BBSにもあまり顔を出していない身としては頭が下がりっぱなしである。遊びに来て下さるみなさんにも心から感謝申し上げる次第。目出度く一年も経過したことだし、今年は何かイベントめいたことも一発やってみたいものだ、と勝手に夢想などしてみたりして。さて、まずは乾杯!

5月1日(月)

焼き物のチェックのため、Mahavishnu Orchestra 「Birds of Fire」、2nd Vision 「First Steps」を聴く。久々にGreensladeなども聴く。残念ながらBirds of Fireで一曲だけ音飛びを発見。しかしウナマスさん、夜明けは近いぞ。

いかに晴れた日でも月曜日は憂鬱なものである。ましてや散々な成績を残した後の営業会議が控えているとなれば尚更だ。兎に角今月こそ頑張ろう。日数が少ないのが辛いところであるが・・・。
昼休みに本屋で某雑誌を立ち読み、ジミー・ペイジのインタビューなどを眺める。何だか途方も無く良く喋るオヤジであるが、やはり昔からのファンとしては逸話のひとつひとつが興味深い。ところで音楽之友社で最近出たらしい日本のロック・フォーク・ムック本を先日見かけたのだが、今日は無かった。何処へ行ったのであろうか。一方やはり窯の状況も気になったのでその類の本を数冊、トラブル関連項目を貪り読むが原因特定出来ず。こちら方面ではなかなか気が晴れない。

4月30日(日)

基本的に思いきりプログレを聴ける日では無いが、例によってPCへのアナログの取り込み作業を行いつつ、Mahavishnu Orchestra 「Birds of Fire」、2nd Vision 「First Steps」などをセコセコと聴く。

天気が良いので次女を自転車に乗せて散歩に行ったり長男の自転車の練習に付き合ったりしている内に何となく1日が終わる・・・なんて書くと良い父親的日曜日の過ごし方みたいだが、その実こう言った行動をしている時間はほんのわずかであり、隙を狙ってはPCに齧りついているのである。
相変わらず自前のデスクトップではCD-Rを焼けない。CDやアナログの読込、CD-RWの消去だけは出来るのだが、焼けない。これは非常に悲しい。特にアナログの場合、会社のノートPCのサウンドカードの音質がイマイチなのでなおさら悲しいのである。最悪の場合ネットワークという手も勿論有るには有るが、それもまた何だかなー、である。ドライブのファームをアップデートしても何も変わらない様子である。まあいつまでもこうしてはいられないので、取り敢えずはアナログの音質には眼を瞑り、ノートPCでしばらく作業をして行く他はなさそうである。

4月29日(土)

休日につきプログレはお休み。

昨晩は福井から届いた新日プロレスビデオを見る。冒頭、「夜のヒット・スタジオ」出演時・Art Of Noiseの映像が出てきて驚く。つい最近見た様な気がするのは何故だ?それにしても、この当時の前田や藤波の脂の乗り切ったファイト振りは本当に素晴らしい。技のスピードや蹴りの説得力には有無を言わせないものがある。木村健吾なんかも結構格好良く、声援も飛んでいるのは今見ると不思議だ。高田vs.B.タイガー戦戦などを眺めると更に隔世の感は強い。当時、UWF(ユニバーサルの方ね)と言えば革新的なプロレスと持てはやされたものであるが、今現在改めて見れば紛れもないプロレスだったりする。高田とマーク・ロコは何しろちゃんとプロレスの「仕事」をやってのけているのである。知っている人が見れば至極当然の流れなんだろうが、プロレスからやや離れ気味&最近鼻につく格闘技志向にちょっとうんざりしつつある私にしてみれば、これはまた非常に新鮮な光景であった。この当時の試合から十数年を経て、特番とは言えゴールデンタイムに返り咲いた新日、あの橋本vs.小川戦は相当危険な賭けであったと痛感するのである。一方、セコンドの船木やライガー、闘魂三銃士らのヤングライオンにばかり目が行ってしまうのは昭和プロレス世代の宿命か。
配偶者が実家近くの美容院に行きたいと言う。子供の64ソフトを購入しようとラオックスを経由して向かう事となったのであるが、私が待ち合わせの時間・場所共に勘違いした為に路上駐車した配偶者は警官に注意されるなど散々な目に遭ってしまったらしい。もはや怒りの尺度的には暗黒の世界はとっくに越えてレッドゾーンも軽くオーバーした趣である。果たして無言のまま車を暴走させ、テンション高く美容院へと突入してしまった。ラオックスの地下で子供が64のデモに溺れるのを良いことに、楽器売り場で嬉々としてFractureを試奏していたなどと口が裂けても云える筈はない。

4月28日(金)

福井産・「The Battle」を聴く。キャプチュードばかり聴いてしまう。思えば比較的最近まで、この前田日明のテーマ曲、Camelのものとは知らなかったのである。前田がこのテーマを使い始めていた頃は、プログレから離れていた時期でもあるし。ジェフ・ベックやEL&Powellの曲にしてもしかり、である。今現在、こういった形でこの曲を聴くことになろうとは、不思議な縁であるなぁ。

月末だ月末だ。てーへんだてーへんだ。4月からこんな売上でどーすんだ。「そろそろ営業管理の仕事もしなさいな。」と指令が出たばかりなのに、自分の売上も管理出来ないんではねぇ。まあでもどん底からのスタートというのもなかなか私らしくて良いかも知れぬ。 昼は例によって全国チェーンのカレー屋に行く。月末と言うこともあり通常より\150高いメニューに手を出す。カレーは好きである。私が高校1年から2年生にかけては、家庭に母親が居なかった為、残った男四人所帯での炊事は当然当番制となっており、カレーの頻度は必要以上に増えた。あの2年間でほぼ一生分のカレーライスを食べたような気もするのだが、今現在もこうして食べているのは、カレーという食物に何か替え難い魅力があるからなのであろう。ってか。

4月27日(木)

2nd Vision 「First Steps」、Pink Floyd 「パルス」など。

昨晩は風呂の中で一瞬眠ってしまった。生まれてこの方40年弱、こんなことは初めてである。危うくセンデロさんや吉沢京子の様な目に遭うところであった。気をつけよう。 だからかどうかは知らないが、今日は朝から頭痛が取れず往生した。背中も相変わらず痛い。朝ちょっと試してみたが内職の機械も依然として調子が最悪である。一日気分が乗らず今日の天気の如く沈みまくった一日であった。普段表情の無い私も今日ばかりは様子が違ったらしく、夕刻になって上司から、「晴山君、今日は機嫌悪いね。」と指摘される始末である。4月になってやるべき仕事が広がり、責任も増えつつある。いささかストレスが溜まり始めているのかもしれぬ。せめて早く眠るよう心がけようかね。

4月26日(水)

野獣王国のライヴを聴く。お初の遭遇であり、バンド名から想像するものとは全く異なる洗練された音であった。確かにハイテクかつプログレである。しかも明るい。

先月会社案内を制作させて頂いた某得意先に行くと、担当していた営業部長と会う。配布先での評判も上々なので、良かったら何処か紹介してくださるとのこと。嬉しい話である。
帰宅して内職をしていると、1時間経って終わる頃には異様に肩から背中にかけて凝っており、堪らんので配偶者にマッサージして貰う。肩と背中に4箇所程筋肉が固まっているところがあるようだ。腕立て伏せの仕方が悪いのだろうか?

4月25日(火)

Pink Floyd 「狂気」、National Healthのセカンドを聴く。Brain Damage~Eclipseの盛り上がりには今でも鳥肌を立てることが出来るのである。

懸案の上司得意先のHP、今日こそはアップロードしなければならない。どうもファイル名の重複が原因ではないかと睨んでいたが、実質的に制作した製版業者のサーバーではちゃんと認識されていたので、イマイチ確証がなかったのだが・・・昨日偶然通りかかった某業者・利府のおんつぁんも私と意見が一致したので、制作担当者にファイル名の変更をお願いした。自分でやりゃ良さそうなものであるが、MAC版のDreamweaverなるソフトで取り掛かった関係上、Windowsでは手が出せないのである。実際私のPCではファイルのひとつさえ読み込め無いのだから全くもって不便である。夕刻、修正版のファイルを持って業者がやって来たので早速挑戦してみると、今までの苦労が嘘のようにアッサリとサーバーに載っかってしまったではないか。どうもありがとう利府のおんつぁん!これでゆっくり眠れるぜ。あっ。CD-RWの問題が残っていたか。最近PC9821のご機嫌が非常に悪い。ThinkPad君ばかり可愛がっているせいだろうか。100年振りにセーフモードなんかも見てしまった。SCSIボードを交換した位で素直に焼いてくれる様になるのだろうか・・・いよいよ不安になってきたぞ。

4月24日(月)

Curved Air「 Air Cut」を聴く。Quatermassなんぞも聴く。

何てということだ。4月も今週で終わりではないか。こんな売上げで良いのか?
何てこった。折角血の滲む思いをして買ったCD-RWドライブだと云うのに当家のPCではエラーばかりで全然焼けぬ。会社から持って帰ったノートPCならスムーズだがこれでは何の意味も無い。ひっそりと会社からドライブを借りてきた先週までの状態と全く同じではないか?
糞っ。これは酷い。帰宅早々、機械の故障の為溜まっていた内職を片付けんとすれば20%近くも損紙が出やがるではないか。6畳間の畳一面に名刺が溢れる有様。もはや気が狂いそうである。一体本当にあの機械屋は修理してくれたのであろうか?
あああ、どうしよう。日記以外はしばらく更新していないぞこのHP。早く何とかせねばおろおろ。

4月23日(日)

日曜日につき日中プログレは無し。

昨晩は次女が離乳試験期ということでなかなか寝付かず、終いには狂気じみた泣きに入ったこともあり、図らずも付き合って意識を失った為この日記も更新せず終わってしまったのである。一夜明けると雨の予報も何のその晴天とは言い難くも辛うじて桜を愛でるにはまあまあの天候である。しかしながら我が家族は事もあろうに「名探偵コナン」とやらを朝一番、映画館まで観に行くのである;しかも私と次女は留守番。従って彼らが帰宅後、私は珍しくかつ意味も無く家族を巻き込んでCD屋&PC屋梯子へと逆襲に転ずるのである。それは何故かと云えばそろそろ会社の備品持ち出しに終止符を打たねばならぬ決意の成せる業。10年前に購入したBOOWYのBOXを中古屋へ納め、資金調達しつつCD-RWドライブを求めに走り回ったのであった。某店で目を付けていた内蔵型9821対応は既に無く、大落胆しつつも紆余曲折を経てポイントを使用・半額負担にて某淀橋写真機店の外付けタイプ型落品をそのまた半額で購入した。何、今のところは現行SCSIボードのペースにあわせて等速読み込等速書き込みで行って参りますがな。テスト書き込みには「狂気&動物」でいこうかね。
でもねぇ、改めて思ったけどCDやレコードは出来れば手放さない方が良いです。今回も一応バックアップは取ったものの、寂しい気持ちは必ずどこかにあるのである。皆さん判っているとは思うけど。

4月22日(土)

本日は半日上司と同行、帰社、午後からは完全に内勤によりプログレは無し。

昨日修正が発生して持ち帰った某得意先のHPが再度仕上がった為、午前中訪問して内容確認、引き続きアップロードする予定だったのだが、これがどうしても上手くいかず、手を変え品を変えFTPソフトを替えつつ悪戦苦闘する。冷ややかな視線を感じながら一旦得意先を辞して帰社後も挑んだがどうにもならぬ。要するに間違いなくアップロードはしているのだが指定のURLを入力しても正常に表示されないのである。結局何も原因が解らぬまま一日が終わり問題は解決せず霧が晴れぬ心持である。他人の作ったHPとは言え、この辺りで引っかかっていたのでは不味いではないか。
関係ないけど本日初めて地元では有名なラーメン屋「志のぶ支店」のワンタン麺を食す事叶えり。噂に違わず淡麗にして深い味わいは絶品であった。駐車場の無いのが痛い。

4月21日(金)

イラストレーターH氏に頂いたジョン・レノンのレア・トラック&デモ集焼きを聴く。”GOD”のデモの軽さに慄く。King Crimson 「紅伝説」Disc2をちょっと聴く。

朝から簡易ネットワークの設置の立ち会い。急ぎの入稿処理と重なり頭痛が酷くなる。それにしても社内作業なのにどうしてこうも走り回らねばならんのか。12時に至る頃には精神的&肉体的に既にへとへとである。
一人になって音楽を聴ける時間が無ければとっくに仕事を変えているかも知れない、と思うことが稀にある(家ではそれほど聴けないし)。考えてみればとんでもない会社員であるが、従って午後になり漸く外回りに出ることが出来てほっとするのである。・・・自分を取り戻したのも束の間、NTTがISDNの工事にやって来るというので4時前には帰社。工事やって来た親爺はコピー一体型FAXの仕様を全く理解していない模様で、「このケーブル抜いたらFAXが使えなくなるんでねえの?」と聞く。送信専用だから別にちょっと位大丈夫ですよ、と説明しても「何か恐ろしいことが起こるかもしれねーし。」といった具合で独り言を延々と並べて前に進まないのである。そうこうして居る内にFAX送信が不能となり、仕方が無いので午前中セッティングをして貰った他業者に連絡をとって直接確認をとった筈が、しばらくすると受信専用FAXに”テスト”と誇らしげ書かれたFAXが1枚送られて来て、件の業者の上司から「届きましたか?ああ、良かった!」とTEL。送信ができないんだよっていってるんだけどなぁ。どうしてみんな俺の話をちゃんと聞いてくれないのだろう。この辺は全く謎のまま時は過ぎるが、どこでどうして直ったのか判らぬまま突然アナログ回線が繋がって工事は終了し、引き続き某得意先にHPのデータ納入&PCの使い方指導の為上司に同行。今日はプリンターのコツをちょっと教えておしまい。ああそうとも私は中小印刷会社営業。明日も仕事。

4月20日(木)

All About Eve「Scarlet And Other Stories」、Klaus Shulze 「Irrlicht」を聴く。一日中雨が降っており、この手の音には相応しい一日である。

急ぎのチラシの校正を持って得意先へ訪問すると、一撃の下にレイアウトの前面変更を要求され狼狽する。事前の打ち合わせでは我々サイドにある程度の新規の提案を望んでいるのかと思っていたが、担当者は最初っから自分の現行通りにしたかったのである。これは私の打ち合わせ時の勘違いかとちょっと反省したのだが、一緒に行った上司も同様に捉えていたので、単なる担当者の心変わりの模様。オマケに私が昨日苦労して書いたインタビューもどきの原稿は一瞥もされずに別原稿をいきなり渡される始末である。だったら「晴山さん、ここちょっと考えてみてよ!」なんて言うんじゃないよ。さすがにこの仕打ちには日頃温厚な私も面と向かって激しく文句を言ってしまった。この方とは久しぶりに仕事でご一緒したが相変わらず良くも悪くもエネルギッシュでその勢いには圧倒される。まあでも再び充実した日々が送れそうで今後がちょっと楽しみではあるが。

4月19日(水)

The Nice 「秋から春」を聴く。改めて九州の窯焼き仙人の丁寧な仕事振りに感服。よって思わず「Elegy」も聴く。

午後より会社に営業用のノートPCが入荷。明日の予定だった筈のデスクトップもついでに来てしまい、急ぎの原稿が待っていた私は大いに慌てる。勿論セット・アップしなければならなくなったからである。夜になって使用法の講習会を行い、取り合えず基本的なセッティングを説明、帰宅10時。大した時間では無いが、このところ濃密な時間が続いているせいかなかなか堪える時間である。既に家人全員が例によって爆睡状態にあり、止せば良いのに日課の腕立て伏せやスクワットなどに勤しんでいる内に昏々と時間だけが経って行き、益々眠くなる。会社の内職もパスしてしまいそうである。今日こそメールの返事を書こうと思っていたが、これもまた挫折しそうである。y-abeさん&hasimotoさん、本当に御免なさいそれではお休みな

4月18日(火)

突然嵐の如く忙しくなり、営業車中でも携帯電話が引っ切り無しに鳴り続け、プログレ聴く余裕全く無し。

どうしたことか狂ったようなスケジュールの仕事ばかりどっとやって来た。デザイナーは既にして疲労の色が濃い。私は私で、ようやく会社にISDNやらノートPCやらネットワークやらが導入されるここ2,3日はセッティングに時間を割かれそう、加えて新事業計画の第一歩は遅々として進まず、しかも上司から与えられた宿題は未だ手付かずという最悪のタイミングである。今週は土曜日も仕事、日曜は遥か彼方。

4月17日(月)

オレンジパワー氏サンプルVol.2を聴く。裸のラリーズ、段々慣れて来ました。
昨日の焼き物もチェックする。何と1箇所音飛びを発見。でも2,3日前の絶望的な状況から比較すれば、これくらい笑って許せる範囲である。しかしながら全般的に音量が低い。もっと簡単に調整する方法は無いものか。それから「 Air Cut」の音の悪さには改めて驚いた。一緒に録ってみたQuatermassはまあまあだったが、実際にいつも使用しているリスニングルーム(要するに営業車両の中)でいつものポジション(要するに運転席)で聴いてみると音のこもり具合が凄いのだこれが。両方とも独再発盤の様であるが、UK盤や国内盤はもっと音が良かったのであろうか。気になるところである。

得意先から急に冷たくされる悪夢により午前4時に眼が覚めてしまい、日中眠くて参った。相変わらず小心者である。

4月16日(日)

Curved Air「 Air Cut」を聴く。何故こんなにこのレコードに拘るかと言うと、やはり未CD化だからであろう。WAVEファイルのチェックの為、日中家族を放っておいてまたもや仕方なく聴く。

ああ何て事だろう。デバイス・マネージャーのCD-ROMの設定が音飛びの原因だなんて使用ソフトのヘルプの何処にも書いていなかったぞ!あんまり関係なさそうな所のチェックを1箇所外したら嘘のように音飛びが消えてしまったではないか。こんな事で状況が一変して良いのか?偶然某ライティングソフトの試用版をインストールしてヘルプを見ていて偶然このポイントを発見したから良かったようなものの、下手をすると一生解らなかったかもしれないと思うと怖いことである。・・・と言うかコレ知ったが為の今後のアナログへの傾斜の方が怖かったりして。でもまあ取り合えず20枚余の廃棄物と化した円盤もこれで報われることだろう。南無阿弥陀仏。

しかしながら、いつまでも会社のドライブを休日だけとは言え私物化するわけにはいくまい。所用の為珍しく家族で訪れたヨドバシカメラにてCD-RWドライブを眺めつつ真剣にそう思う。いずれは何とかしなければのう。

4月15日(土)

Curved Air「 Air Cut」を聴く。
休日につきプログレはお休み・・・の予定だったがアナログ→CD-R焼き込み実験の為上記のレコードを聴く。今のところファイル分割ソフトを所有していないので、レコードをかけながら直接焼き込みをする場合は曲毎に一旦録音を停止しなければならない。よって仕方なく全部聴いたのである。
この手法でもやはり若干の音飛びが発生した。参考までにハード提供者の弟に電話で聞いてみると、原因はサウンドカードではなく旧式SCSIカードの転送速度が遅いせいではないか、との指摘を受けた。交換してみるのもひとつの手ではある。折を見てPC屋に探しに行こう。

本日は配偶者が朝の横断歩道の旗当番・長女の授業参観・転任教師の送別会と多忙の為、長男の幼稚園送迎・長女の歯医者付き添いの他は子守りと留守番に終始。夕食のホヤが美味かった。出来ればビールが欲しいところではあったが、直ぐ眠くなってしまいそうなので止めておく。

4月14日(金)

Queen 「QueenⅡ」、Led Zeppelin 「The Best Of Led Zeppelin Volume Two」を聴く。

最近は名刺交換をした際に何故か私の名刺の裏面(こことプログレオヤジ同盟のURLが印刷されている)をちゃんと見てくれる人が増えてきた。ちょっと前ならば喜んでいたかもしれないが、どうもこの日記を書く姿勢に影響が及びそうな気がしてきて心配である。やはり仕事関係で関わる方々の目に触れる、ということになると書き方も遠慮がちになりそうでねぇ。あの名刺裏面の刷り込み、そろそろ止めた方が良かろうか。

4月13日(木)

Led Zeppelin 「The Best Of Led Zeppelin Volume Two」及びAnekdoten 「Vemod」を聴く。

「君、その顔で花粉症ってのは無いだろう?」と言った某得意先社長と打ち合わせ。医療関係者から仕入れてきた情報に基づいた花粉症についての見解をお聞きすることになった。花粉症はストレスによる一種の自律神経失調症であり、ストレッサーを取り除いてストレスの負荷がかかる以前の状態に戻してやることが出来れば治る場合もある、との事である。私の場合3年前からスギ花粉症の症状が出ているのだが、その際の生活環境の変化が怪しいのでは、とも指摘頂いた。だとすると原因は一体何なのだろう。まさかPCじゃぁないだろうなぁ。

4月12日(水)

King Crimson 「73&74コンピ」、Queen 「Queen」及びAnekdoten 「Vemod」を聴く。

世の中で何が美味いったって春先のバリウムほどのものはありませんぜ。最近じゃぁバナナだイチゴだと味わいも様々、いやなに集団検診じゃプレーンと相場が決まっちゃぁいるがこれがやっぱり通の味ってなもんでさ。おまけに綺麗なネエちゃんが発泡剤と下剤もサービスしてくれるし、この時ばかりはいつもなら耐え切れない筈の腹部膨満感もオツなもんだわさ。白いどろっとした甘味をさんざん味わい尽くした後数時間の、あの何とも言えないむずむずっとした下腹部の感触との我慢比べがこれまたまた余禄。一年に1回じゃぁつまらなねぇと思わねぇですかい?ねえ旦那。

昨年の教訓に従い、綺麗なネエちゃんに頂いた下剤は1/2しか飲まなかったのだが、やはりちゃんと効いたと見えて2時間後には第1回目が排出された。そしてそれは夜まで数回に渡って続き、それなりに苦しむ事となった。来年は1/4にしよう。

4月11日(火)

Queen 「Queen」、及びオレンジパワー氏サンプルVol.1を聴く。思えばQueenの映像を初めて体験したのは中学生の頃観たレコ-ド屋主催のフィルム・コンサートであった。当時Queenのファンは99%が女の子で、我々がQueenが好きだ、とカミングアウトするのはなかなか勇気のいる事であった。実際「Liar」のクリップ映像が流れて、フレディーが大写しになる個所では男子の大笑いが起こったほどだったのだ。その後の世界的な成功を思うと当時の女子中学生の慧眼にはやはり驚かざるを得ない・・・というか男子ロック・ファンの眼はほとんど節穴だったのだろうか。

アナログ取り込みの際の音飛びはサウンドカードの問題ではなかろーかと思い立ち、昼休みに泉中央の「パソコンの館」へ行ってみる。サウンドカードには随分種類があるんだなぁ。なんでもいから手軽なブツのひとつでも買って行こう、と店員に聞いたら、「PC-9821などに取りつけられるサウンドカードなどございません。見た事もありません。」と冷たく吐き捨てるように言われすごすごと退散する。でも、まだまだ私は諦めないのである。

4月10日(月)

横浜発「70年代のシングル・コンピ」を聴く。Ange 「新ノア記」も何故か聴く・・・金曜日と同じではないか。

昨晩、ダイレクト・カッティングにてAnge 「新ノア記」のレコードをCD-Rに直接焼いてみたのであった。今日確認してみたが、初っ端に2箇所音飛びがあった他は無事だったものの、音量レベルがやや大きすぎた模様。調整が難しい。やはりCD-RWに焼きながら地道にWAVEファイル化するのが妥当な方法か。
某得意先の社長に、「君、その顔で花粉症ってのは無いだろう?」と言われた。一体どういう意味か?

4月9日(日)

休日につきプログレは一応休み。

4時就寝8時起床。牡蠣肉エキス。朝飯炒飯。砂場と滑り台とブランコ。叉焼麺(.8㍉厚×5枚)@新華。サッポロ・ビアパーティ5㍑樽返却。タイヤ交換。永遠に喋り続ける長男。床屋混雑門前挫折。小川右肩脱臼。ダイレクト・カッティングによる最終手段(→再読込→WAVEファイル分割→ノイズ除去予定)検討と実験。会社にCD-RWドライヴ返却。風呂三人洗髪。昼寝過多で異様に元気な接吻魔次女。

4月8日(土)

内職をしながらAnekdotenを少々。機械の調子が悪く苛々する。

「得意先に良かれと思って夜遅くまで仕事をしたり、休日出勤してどんなに頑張ったことがあろうとも、こっちが思うほど向こうは別に感謝したりしてはいないものなのさ」・・・以前一緒に働いていた先輩が自嘲気味に語っていたことである。朝、例によって甜茶を飲みながら折込チラシをチェックしていてあまり見たくないものに出会った時、そんな事を思い出した。
今日は休日であるが、30分ほど会社に顔を出す。某得意先HPの原稿を纏めている上司の手伝いをする為で、昨日私用により早めに退社してしまった罪滅ぼしである。日中は主に次女と遊んで過ごす。
夕刻より、2家族10人にて大宴会。いろんな事があったので悪酔いする可能性もある(今は大丈夫だが)ので、早めにこれを書いてしまったのである。

4月7日(金)

本日も横浜発「70年代のシングル・コンピ」を聴く。Ange 「新ノア記」も何故か聴く。

得意先への攻め方について上司より注意。最近やや弱気になっている所もあるので反省する。
帰宅すると、配偶者がPTAの会合に出かけ、即子守りとなる。しかしながら珍しく新日の東京ドームの試合を生中継で放送していて、次女のオムツ替えも忘れて夢中になってしまった。厭でも注目せざるを得ない橋本vs小川戦である。気持ちが盛り上がるまま、橋本の入場テーマに何故か踊り狂う長女に「これは大切な試合なのだ。ヘラヘラするな!」と一喝する私はやはり大人げ無いのであろうか?珍しく長期戦の末橋本がまさかの敗北を喫し、プロレスの脈絡では引き分けか勝ちと睨んでいただけに呆然。

4月6日(木)

横浜発「70年代のシングル・コンピ」を聴く。Jimi Hendrixの”Angel”が選曲されているのが嬉しい。ジミヘンはやはり一般的にはPurple HazeやFoxy Ladyで認知されているのだろうが、こんな曲ももっと聴かれて欲しいものである。80年代に近づくほど音質が良くなっているような気がするのは面白い。

決算期の余波が続いており、納期の催促が相次ぐ為、ここ2,3日得意先と会社の往復回数が増える一方である・・・などと言いながら、午後漸く落ち着いた頃を見計らって某得意先担当者に約束していた「USA/Earthbound」のテープ(焼きものには失敗)を届けに行き、ついZEP談義などに講じてしまうのであった。この方、オヤジと言う年齢には程遠い割にはZEP始め70年代ブリティッシュ好きであり、Page&Plant来日時にはわざわざ武道館まで観に行かれ、翌日には感激のあまりレスポールを買ってしまったという熱い若者であった。Zeppelin来日時伝説のライヴを本当に観たかったよなぁ。ブートは聴けてもやっぱり結局ナマには敵わんよなぁ。「いや、あのコンサートは。」なんていう我々よりやや年上の方々の話を聴くのはやっぱり羨ましいよなぁ。観たモン勝ちだもんなぁ・・・と愚痴ともつかぬヨタ話は続くのであった。
自分の意思とは無関係に早く眼がさめてしまう日々が続いており、どうにも眠く身体が重くて参っている。今日は早く寝よう。

4月5日(水)

横浜発「70年代のシングル・コンピ」を途中まで聴く。

今週に入って営業が一人風邪で休んでおり、やや忙しい。でも昼には同盟会員の要請を受け、HMVへ壁生の価格リサーチに行く。ついでに以前より気になっていたZEPのベスト盤CD第2弾を買ってしまう。勿論「カシミール」の映像狙いである。ふと横を見ると、第1弾のアナログ2枚組があり、これにもついつい手を出してしまう。理由・必然性共に希薄である。強いて言えば私がZEPのアナログを今1枚も所有していないことであろうか。でも何時聴くんだ?・・・と言う事で、Led Zeppelin 「The Best Of Led Zeppelin Volume One&Two」計3,880円(税別)也。はかせ一体どーしてくれる。
7時30より某得意先にてHP打ち合わせとインターネットの使い方講座。帰宅9時半。へとへと。

4月4日(火)

P.F.M. 「Pieces From Manticore」、EL&P 「Tarkus」など。

何故かいつもよりも1時間早く眼が覚めてしまった。毎年この時期にはよくある事だが、眠いのに困ったものである。
このところ、仕事上かつては考えられなかった諸問題に直面することが多い。そしてそのほとんどはデジタル化によって制作者エリアのプロとアマの垣根が取り払われた事に起因している。企画・デザインから商売にしている印刷会社は、デジタル化にあたってグラフィック処理に優れている、という理由でMac環境から整備を始めたところが多いのだが、最近になってそれでは片手落ちだという事実に(いまさら、だが)気づいて愕然としている業者も多い。一般のユーザーが原稿データをつくることが多い昨今、世間一般ではWindowsPCが主流であるから頂くデータも ワードやらエクセル、といったものになるのだが、これらのソフトで作成されたデータの99.9%は印刷用のデータとしてはそのまま使い物にならないものであり、多かれ少なかれ我々の手で加工しなければならないことになる。しかしながら所詮印刷を想定していないこれらのソフトによって作られたデータを強引に成形するもんだから無理があるのは当たり前なのである。しかもユーザーはインクジェット・プリンタで出力した蛍光色なぞがそのまま印刷で再現できると当たり前に思っているのでこの辺のコンセンサスを取ることから始めなければならず、これがまた大変なのである。我々印刷業者には既に常識であることが一般ユーザーにとってはまったく未知の世界であり、そのまた逆も多々有る訳で、この辺の問題をさっさと解決していかないことには仕事が前に進んで行かないのだ。実際こうしたことに目を瞑って適当にやってきた同業者はどんどん潰れて仕舞っている。今年あたりが我々業者にとって運命の分かれ道になるだろう。
今日は今年度夏初の営業会議、引き続き社外で番外編(シビアな話)があり、帰宅時間が遅くなってしまった。どうも週末の小旅行以来疲れやすい様な気がする。一体何の為の温泉なのだ。

4月3日(月)

Pink Floyd 「Is There Anybody Out There」を聴く。

今日も今日とてマスクが必需品である。得意先では共に戦う花粉症の同志から知恵を授けられる。
(1)ザジテンよりもトリルダン(現在の処方薬)の方が弱いが効き方には個人差がある。
(2)でも病院の薬よりも紫蘇の葉エキスは効くぞ。
(3)虫じゃぁあるまいし紫蘇の葉ばっかり食べれるか。それよりテンチャが劇的に良い。
(4)もっと勇気を持って立ち向かわなければならない。杉の葉を煎じて飲め。鼻うがいもしろ。
そんな訳で今私はテンチャなるものを飲みつつこれを書いている。ちなみに(3)ネタの提供元は、「デンオンのMCカートリッジはかなり良い。」&「サンスイのアンプはやっぱり良い。」ということも教えて下さった。勿論今日は無駄話ばかりして仕事をしていなかったのでは無い。意外なところから意外な仕事が舞い込んだりしてきて、不思議な1日であった。

4月2日(日)

日曜につきプログレはお休み。

6時起床、長女と二人で朝風呂。8種類の風呂が楽しめるというが貧乏根性でいちいち試しているうちに逆上せそうになり途中で断念する。
チェックアウト後、更に北上して小岩井農場へ。これは誤算だった。入場無料で「おお、これは!」と喜んだのだが、立派に積もった雪でほとんど観たり体験できるものが無いのである。開いているのは売店だけであった。例によって乳製品や木工芸品などを入手、以降あっさりと帰仙。ここで五角の夫婦箸があったので買い、帰宅後はよせば良いのに「まあこれが結婚10周年の記念品ということで・・・。」などと不用意な発言をし疲労困憊した配偶者の怒りを買う。

4月1日(土)

結婚記念日につきプログレはお休み。ひたすら「お母さんといっしょ」や「モーニング娘。」を聴く。

エイプリル・フールだが予てよりの約束、嘘ついて誤魔化す訳にもいかない。諦めて爺婆+家族5人で岩手・志度平温泉へと向かう。途中厳美渓(風は異常に強く危険)、サハラガラス工房(長男が走り回り危険)に寄る。この温泉ホテルは何度か行っていて、サービスはそんなに良くないかもしれないが、あんまり構ってくれないところが気楽で良い。露天風呂からライトアップされた川の流れが見え、雪も降って来たりしてまず風流ではある。
次女大騒ぎの食事を経て皆体力を使い果たし、私だけ盛岡産の大吟醸をちびちび飲っている内にうつらうつら、10時には早くも寝てしまう。

3月31日(金)

Pink Floyd 「Is There Anybody Out There」を遂に聴く。想像以上に完璧なステージ振りを彷彿とさせる音だ。ライヴはやはり旬に限るのか。

私の勤め先は3月決算である。従って本日は期末&月末で見方によっては年内で最も多忙な日と言える。兎に角上げれる数字は何が何でも売上にしてしまう日なのだ。だが昼時になるとやはり新星堂の前に居る。人生、当人にも説明の尽かない事が得てして起きるものなのさ。
さすがに濃密な1日となりいささか疲れた。結果はともあれ、まずは数字の事は一時忘れてゆっくり休みたい。

3月30日(木)

Soft Machine 「Volume1&2」、Anekdoten 「Vemod」を聴く。

昨晩は結局「アナログのパルス」は「One Of These Days」だけに留め、取り扱いが怖いのでCD版に架け替えて聴いた。相変わらず小心者である。「Shine On/CDケース酔っ払って踏んじゃって破壊して泣きながらアロンアルファーで修復事件」の暗い暗い記憶が拭い切れないのである。
さらに同時進行して、買ってきたPC雑誌の付録の体験版ライティング・ソフトをインストールして試しに「Earthbound」を取りこんでみたが、現行のソフトよりも音飛び具合が滅茶苦茶で徒労に終わる。アナログから真っ当なwaveファイルを生み出せるのは果たして何時の日か。
今日も試しにHMVに電話するも、壁生の発売日は未定とあしらわれる。一体どうなっているのか。呆然として帰社すれば、上司から得意先の担当を2,3引き受けて欲しいとの指示。今年に入って営業的には不調続きなので有り難い話である。一方これで漁盤の時間的余裕もますます無くなるか、という不安が心を掠める。

3月29日(水)

Anekdoten 「Vemod」、映画「Underground」のサントラを聴く。「Under~」はどうもBijelo Dugmeの元メンバーが関わっているとのことで、会社の女の子が貸してくれたのであった。うーんバルカンな。

突然春のような天気になってしまって結構なことである。日中車の中はもう暑い位だ。しかしながら花粉の関係上私は窓を開けることが出来ずエアコンを付けているという阿呆らしさ。薬のせいで眠くて仕方が無いから丁度良いが。
帰宅すると配偶者以下家族が皆実家へ行っており閑散としていた。折角だからアナログのパルスでも聴こう。スピーカーから音を出してレコードを楽しめるのは年にせいぜい2,3回である。おお、なんだかだんだんわくわくして来たではないか。ついつい日本酒なんかに手が出そうだが、プログレオヤジ〇訓はともかく導師に怒られそうだから我慢しよう・・・かな。

3月28日(火)

King Crimson 「太陽と戦慄」&「暗黒の世界」のみ。

FloydのBOX、未だ何処にも入荷せず。新星堂に聞けば3月31日から4月1日辺りか、という。エイプリル・フールが絡んでいるのがちょっと心配か。
お世話になっている得意先の社長の身内が亡くなり、夕刻より通夜。上司と共にお伺いする。私はまだ喪主になったことは無いが、やはり段々とそう云う年齢に差し掛かったことを痛感する。

3月27日(月)

Anekdoten 「Vemod」、「夜の原子核倶楽部」、EL&P 「Pictures At An Exhibition」を聴く。

仙台中心部では、最近仙石線の一部地下化に伴い踏切内の線路が封鎖されている為、一時停止の必要が無くなったところが多いのだが、未だどうも慣れぬものである。踏切を徐行して通過するというのはやっぱり妙な感じである。
仙台市内のCD屋各店でFloydの新譜(輸入限定ロングBOX)が本日発売と予告されていたので試しにタワーレコードに電話してみたら、返事を聞くのに随分待たされた。寒い日陰の公衆電話で強風と花粉の猛威に曝されて具合が悪くなりつつあるオヤジからの問い合わせとは知る由も無いのだろうが。そしてこんな時に限って車の窓から煙草の吸い殻を無造作に捨てる馬鹿車を5台も目撃する羽目になり、一層気分は悪化する。たっぷり10分間待たされた挙げ句に「27日というのは現地での発売日なので、こちらに届くのは早くて明日になります。」と間抜けな答えを頂戴した。だったらいい加減な事を書くなよ。 怒りをマスクの内に秘めて得意先を訪問すれば、あちこちにマスクを付けて花粉と戦っている人が居る。嬉しくなって思わず「お互い大変ですねー。」とつい珍しく愛想を振りまくのだが返ってくる言葉は「いや私は風邪です」。やはり慣れぬ事をするものでは無い様だ。

3月26日(日)

日曜日につきプログレはお休み・・・アナログ焼きの依頼物のチェックの為トイレにラジカセを持ちこんで少々聴いた程度である。

昨晩は配偶者に付き合って一杯やりながら「マトリックス」のビデオを観、あまりにも面白かったのでつい呑み過ぎてしまい・・・この日記も書かずそのまま寝てしまったのであった。どうもすみません。
明けて今日は風も強いし、家族共々終日大人しく過ごしていた。本当は休みの日ぐらい花粉から逃れたかった(及び焼き物修行に励みたかった)だけなのであるが。しかしながら買い物などにちょっと外に出ただけでもとの木阿弥になってしまうのは何とも情けないところである。

3月25日(土)

The Niceのコンピ焼きを聴く。

今日は仕事である。天気も厭になる程良く、花粉も例によって景気良くバンバン飛んでいる。症状的にも今シーズン最悪の状態を更新したと言えそうな段階に至り、遂にマスクを買って装着。今の今まで仕事柄避けては来たのだが、このままでは仕事も満足に出来やしないし、どうせどっちみち表情の乏しいオヤジなのでマスクをしようがしまいが大して変わりは無かろう。今日も頭がぼーっとしていて、例によって目薬を鼻にさしてしまう。幸い点鼻薬を眼に差すのは免れたが。

3月24日(金)

Anekdoten 「Vemod」、マイルス・ディヴィス&ジョン・マクラフリン関連、National Health 「National Health」、及びPink Floyd 「Wish You Were Here」を聴く。 Anekdoten、King Crimsonの 「Red」と「Thrak」を合わせた様な音であるが、73,4年頃の Crimsonへの憧憬がここかしこに感じられ微笑ましい。はっきり言って好みである。

朝から雨が降っており、花粉症の症状も和らいだ様に思われ元気に Anekdotenを聴き始めたが、終える頃にはやはりいつもと変わらない状態になっていた。いよいよ薬も替えねばならぬかと病院行きを検討しつつ、某得意先・アレルギーの権威に意見を求めると、「今年の花粉の飛散量が桁違いの為、薬が効かない人が続出しているらしい。」との事。実際この人もほとんど死にそうになって仕事をしている模様で、先だっての連休に至っては一歩も外出できなかったそうである。まだ先は長いと言うのに、我々にはただ耐えるしか道が無いのであろうか・・・。

3月23日(木)

Yes 「Yessongs」を半分、Pink Floyd 「Echoes」、UKの抜粋などを聴く。 実は二日連続で、布団の中でKlaus Schulze 「Irrlicht」を聴いたのだが(una_masさんゴメン。我慢出来なかっただ)、両日とも最後まで辿り着けずに寝てしまった。この手の音には心の底から安心してしまうのだろうか・・。
かつて某得意先が入居していたオフィス・ビルに偶然用事が出来たので行ってみた。一年前の今頃は、ほぼ毎日夜遅くまで狂った様に打ち合わせに奮闘していたものであるが、その得意先が引っ越してからは全く寄らなくなってしまったのだ。トイレや洗面所の鏡が無性に懐かしい。何だか唐突ではあるが、映画「さらば青春の光」の中で、ジミーがかつて自分が最も輝いていたブライトンのあちこちを彷徨う、何ともやり切れない場面を思い出したりしてしまった。そう言えばあの映画を公開時に観た折には、ラストシーンでジミーがバイクごと断崖から落っこちて死んじゃったものだと信じて疑わなかったものだが・・・。さてそうそう感傷に浸ってばかりも居られないのでCDを買いに行く。G.ミュージック本店を覗くと、最近気になるAnekdoten 「Vemod」があったので購入。昨日拝見した高橋さんのHPで”Red”が好きなら大丈夫!」と紹介されていたので迷いは無い。1,400円税別。でも今日は体力無いので聴くのは明日にしよう。

3月22日(水)

V.d.G.G. 「H To He, Who Am The Only One」、マイルス・ディヴィス&ジョン・マクラフリン関連、及びPink Floyd 「Wish You Were Here」を聴く。

2年程前からお付き合い頂いている得意先の担当者のところに久々に挨拶。雑談をしている内にHPの話になったので改めて名刺をお渡ししたら、裏面の「プログレ」という言葉に有り難い反応を頂き、非常に嬉しい思いがしたものである。勿論セールスに行った訳だが、まさか「アースバウンド」や96年のEL&P仙台公演の話が出来るとは思わなんだ。こんな話が出来るんだったら、もっと前からお互い暴露してればねぇーなんて笑って居たのだが・・・私が名刺裏面にここと同盟HPのURLを刷り込むようになって大分経つものの、こちらから敢えてプログレの話をする事は全く無いので、今回の様な事になる。でも今年になって名刺の内容故にプログレ好きの方とお話出来たのは3人目。これはあながち軽視出来ない媒体かもしれない。尤も仕事に繋がっていった試しが無いので、会社には申し訳無い話なのではあるが。

3月21日(火)

本日は焼き物の具合を確認するのみに終始。アナログを取り込んだものについては半分以上が針飛びを起こしており全滅状態である。しかしながらこの針飛びの原因が何であるか、作業状況を振り返りおぼろげながら判ったような気もするから収穫である。
今日は昨日と打って変わって鼻の具合はまあ良い。花粉の量が少ないのだろうか・・・このところ焼き物とスギ花粉の件しか書いていない様だがまあ気にしない事にしよう。

3月20日(月)

昨晩はレコードからwaveファイルを作って焼きこんだ宮殿を聴きながらいつのまにか寝てしまった。長女の誕生祝いにかこつけて少々呑み過ぎた様である。再度焼き具合を今日冷静に確認してみるとやはり音飛びが各所に見られる。ソフトの設定が問題なのか、或いはPCの能力の許容量を超えているのか・・・アナログCD化は苦難の道であることよ。あともうひとつの問題は、焼き修行に頑張れば頑張る程、ネットに関わる時間に影響する、という事であろう。PC一台しかないもんでね。
2,3日前から徐々に調子が悪くなって来てはいたが、今朝は遂に両方の鼻が詰まって悶絶して覚醒する事となった。大体酒呑んじゃった明くる朝は駄目であるが、今日は一日中鼻水出っぱなしで苦しんだ。医者に処方して貰っている薬も花粉の飛散量が多くなると効かないのかもしれない。尤も今日は外で遊びたいという長男のリクエストに応えて半日空港近くの公園に居たのだからどうしようもないのだが。しばらくは憂鬱な日々が続きそうではある。

3月19日(日)

長女と長男のお供で東映に「デジモンアドベンチャー」&「ワンピース」の二本立てを観に行く。天気が良いせいか、思ったより人出も少なく苦労せずに座れたのは有り難い。後者はTV版が平日に放送されているものなので初めて観たが、オヤジには妙に閉塞的なストーリーが息苦しい「デジモン~」よりもよほど面白かった。最近の傾向は良くは知らないが、往年の東映動画の伝統を汲むなかなか優れたアニメではあるまいか。
終映後は配偶者・次女と合流して久々に一番町を散歩し、勾当台公園で鳩に餌をやりながらお握りを食べると言う典型的小市民家族の午後。春も間近を感じさせる陽気であり、次女がコケて顔面を打撲した以外にはさしたる事も無し。
夜は長女誕生日につきささやかにお祝い。勢いで関東オフ会に電話で乱入、ご参加の皆さんとお話しさせて頂く。何とPINKさんの他の7人はお話するのも初めての方々であったが、皆さん以前から知っているような気がするのがまた面白いところ。日頃からお会いしたいと思っている方々とお話出来るのは本当に嬉しいことで、機会をつくって頂いたはみるさんPINKさんには心から感謝する次第である。さて次は・・・実際に会う機会を何とか実現したいものである。

3月18日(土)

通常休日はプログレお休みだが、今日はまあつまみ食い程度には聴いていた。我が家も良い環境になったものだ。
貧乏な私はCD-Rドライブを入手する手立てが無く、会社で隙を見て焼いている間借り窯元なのであるが、実はこの休み中(勿論上司の許可を取り)自宅にドライブを借りてきたのである。無論アナログ焼きを試してみるためである。昨日は張り切って帰って来たのだが、どうも会社のMacで使っているケーブルが合わんのである。SCSIケーブルにいろいろ種類があるなんて知る由もなかったので、非常にがっかりして秋田産の「六舟」という吟醸酒を飲んで寝てしまった。しかも残念ながらあまり美味くなかった。
そんな訳で今日は朝からWAVEファイルづくりに燃えていたので、早速開店早々の「Hard Off」という中古道具屋に行き、まずはジャンク品を漁ってみたが都合の良い変換ケーブルは無い。仕方ないので正規品を探すと2,250円の適当なブツ(中国産だが)があったので、念の為カウンターの店員に確認する。ところが、私が持参したドライブのマニュアル(詳細なイラスト付)を見るとどう見ても間違い無いのだが、この店員は恐らく後で何かあったらヤバイと言うのだろう、決して大丈夫だと言わんのである。「アンフェノールハーフピッチ50ピン」コネクタと「セントロニクスハーフピッチ50ピン」コネクタって呼び方が違うだけで同じものだって事くらい素人の私だって分かるがな。ジャンク品なら兎も角、商品にもっと責任持たなくちゃ駄目じゃないのかエエーッ!?他に店員の姿も見えないしオラーッ!とヒネリの入ったSTFでもお見舞いしてやろうかと頭に血が上った私であったが、長男を幼稚園に迎えに行く時間も迫っており、今日のところは大人しく買って帰ってやった。
難産の末、アナログCD化の修行第1作はイル・バレットの「YS」と英語盤シングルを合体させた1枚としたが、どうも音飛びっぽい個所もあり出来には不満である。書きこみは等速でやっているのでこれ以上どうしようもないし、やはり問題はファイル作成時か。実際書き込み終了後のPCの状態が何時になく不安定な所をみると、この辺りが課題のようである。

3月17日(金)

National Health 「National Health」、P.F.M. 「Pieces From Manticore」を聴く。

珍しく時間に余裕が無い1日となり、息せき切って新星堂に駆け込めば入荷している筈のV.D.G.G.の「精神交遊」は見当たらず、そればかりか「核融合」まで無くなっていた。3日経っていればこれも当然である。教訓を忘れた振りしていた罰か。取り合えず気を取り直し、目をつけていたクラウス・シュルツの「イルリヒト」だけ買って帰る。「核融合」はいずれレコードから焼いてやるんだからいいんだもんねいいんだもんね。
とは言うものの焼き物修行は遅々として進まず。そのレコード焼きにもこの2,3日中に是非挑戦してみたいのだが、どうもドライブ付属のソフトの機能は、(マニュアルを読んだ限りでは)アナログについてはあまり期待できないような気がして不安である。

3月16日(木)

Hatfield And The North 「Hatfield And The North」、National Health 「National Health」、及びKing Crimson 「紅伝説」Disc2を聴く。前者1st2点は想像&期待通りの音で非常に嬉しい限り。「紅伝説」、いつもの事ながら”Fracture”と”Starless”の不完全さが腹立たしい。いずれ完全版と差し替えて焼いたろか、と再び非クリエイティヴな事を考える。

春目前の恒例のドカッと降る雪がやって来た。例によって何処に行っても渋滞だらけで、待つ事の多い1日であった。某得意先では途中の長電話で35分待ち(正直に言うと、この間5分は待たされた会議室でうたた寝しちまったぜ)、東北道宮城インター入り口では事故による通行止めが判らず20分欠伸、帰社目前にして200m先の
交差点でトレーラーが横転しているのが見えず25分ぼーっと座っていた。お陰で普段の半分の件数を訪問しただけで1日終わってしまった。勿論「イルリヒト」までは辿り着けず。
帰宅時、重い雪の為さすがに自転車は無理であった。長靴履いてとぼとぼと帰る。

3月15日(水)

PINKさん、オレンジパワーさんのお土産を聴く。「裸のラリーズ」には発汗悶絶した。こんな音は聴いたことが無いので一体どう対処して良いのか判らない。ひたすら圧倒されるのみ。

今日も何となく新星堂に行ってしまう。しかしまだ「精神交遊」は無い。折角だから壁コーナーを眺めていると、クラウス・シュルツの「イルリヒト」があった。これはTangerine Dreamの流れからちょっと気になっていたのだが・・・まだまだ聴くべきモノが一杯手元にあるではないか、と自制した。
まあこんな事ばかり毎日やっている報いかもしえないが、本日某得意先で担当者と話していて衝撃的な事実を告げられてしまった。初夏に予定されていた物件の広告媒体が他の広告代理店に流れてしまったというのである。うすうす雰囲気は感じていたのだが、実際に事実を聞かされるとそれはそれは力が抜けるものである。理由はいろいろと有るようだが、やはり私の力不足に帰結するものと猛省すべきであろう。繁忙期の連日の残業や休日出勤の蓄積も水泡に帰してしまったのは残念だ。これで取引が無くなるという訳では無いにしても、微妙な立場になってしまったことは間違い無いし、今後の巻き返しを図るには相当の努力と研究が必要だろう。でも、ここでそのまま脱落する訳にはいかないのだ。

3月14日(火)

引き続き、PINKさん、オレンジパワーさんのお土産を聴く。

昼休みに新星堂に行ってみる。実は12日、PINKさんを迎えに行く前時間がちょっとあったので覗いてみたら、何と前から探していたV.D.G.G.の「精神交遊」輸入盤1,600円を壁コーナーに発見、後から行ければ買おうとチェックしていて結局忘れてしまっていたのだった(国内盤レコードは所有しているが、音があまり良くない上に1箇所針飛びがある)。もう無かろうかと心配していた2階の「Progressive Rock」の壁コーナーは幸いにもまだ存続していた。残念ながら「精神交遊」は既に無かったが、これが「核融合」に衣替えしていたので2度びっくりである。数ヶ月前血眼になって探していた頃には仙台のどの店にも見当たらず、私にとってはもう立派な幻のアイテムだあった。だがレコード買っちゃったしなぁー・・・としばし悩む。店員に「精神交遊」について確認すると、今週後半には再入荷する予定と聞き、今回は予約せずまた来ることにした。ついでにこのプログレ・コーナーはいつまで続くのか訊ねると、心外そうに「ずっとですよ!」と答えるではないかいな。更に「ひょっとして売れとるんか?」と聞けば、7時以降にこの壁に張り付いているプログレオヤジ(店員に言わせると”ややお歳を召した会社員”)が最近多いのだそうだ。素晴らしい!タワーやHMVとの差別化戦略の意味合いも強いのだろうけど、仙台在住のプログレオヤジ諸君!どんどん買って壁のディスプレイ面積を増やすのだ!!勿論別にオヤジで無くとも良いぞ!

3月13日(月)

PINKさん、オレンジパワーさんのお土産を聴く。

連日の狂宴の疲れか、ぴくりとも動かぬリシュールはかせを残して朝風呂に行く。さほど大きいとは言えないが誰も居ない温泉はなかなか気持ちが良いものである。これで今日仕事が無ければ最高なのだが。でも後から聞いたらはかせは部屋の風呂に入っちゃったそうである。勿体ねー。
得意先へと向かうついでにはかせをタワーレコードまで送り、ここでお別れである。引き続き漁盤に励みながら杜の都を後にするという事であった。さて仕事に戻りこの二日間の充実を噛み締める私であったが・・・ふと我に帰ると帰りに渡す筈であった空港行きバスの乗り場案内のリーフレットを鞄の中に発見し驚愕したのである。”中央通り沿いに駅方向に下りながら、11時開店のグレート・ミュージック本店にてイル・バレットの「TRYS」を最後の土産に帰る”との行動予定から判断し、かの店に向かったが姿は無い。仕方ないのでレジの若者を捕まえ、「TRYS」を買いに来た怪しいオヤジが居たらこれを渡して欲しい、と託してきたが、果たしてバスには間に合ったのであろうか?13時50分の飛行機に無事搭乗出来たことを祈るばかりである。まさかまだ仙台に居ないだろうな。

3月12日(日)

Pink Floyd のBBCもののブートを終日聴く。

朝、早起きして本日のお土産用にと考えていたブツを焼こうと張り切っていたのだが、PCの野郎がどうしてもドライブを認識しないのである。丸々コピーならば出来ようが、コンピ盤を作ろうとすればこれは絶望的な状況なので潔く諦める。最も後で聞けば既に相手が入手済みだった模様なのでこれは却って良かったかもしれぬ。
11時には仙台駅2FにてPINKさんと遭う。待ち合わせに予定していた1Fでは無かったが、お互いウロウロしていて実にタイミングが良かった。あれちょっと間違っていたら会うのに大変だった事だろうけどね。はっはっはまあ良かったなぁーと呑気な二人は早速リシュールはかせの幽閉先である東北道仙台南インター付近の隔離施設へと向かう。しかしどんな罪を犯したのかは知らないがまあ酷いところに閉じ込められたものである。何しろ市中心部から20㌔は離れており、脱走を企てても熊の餌食となるのは誰の目にも明らかだ。いかに日頃熊慣れしているはかせと言えどもそろそろ冬眠から目覚める血走った連中が相手ではひとたまりは無かろう。果たしてこの山荘の入り口には、我々救助隊員の姿を認めて安堵の涙を浮かべている一見生真面目そうなオヤジが佇んでいた。PINKさんはどうも奇抜な風体のオヤジを探していたらし、くしばし本物とは飲みこめなかった模様であるが、いずれにせよ惹かれ合う二人の感動的な出会いの一瞬を共有出来たのは私にとっても貴重な体験である。
さて、仙台味噌が一風変わった風味のラーメンを食した後は仙台駅前を中心に漁盤行脚である。グレート・ミュージック本店→レコード・ギャラリー(ここでオレンジパワーさん登場)→ビート・クラブ→(お茶)→HMV仙台駅前店のお馴染みのコース。はかせはなかなか収穫あった模様。PINKさんはいつもに比べるとちょっと物足りなかったのではなかろうか。今回はあんまり商品動いていませんでしたね(すみません。次回は事前にちゃんとリサーチしておきます)。この間パワーさん、はみるさんが携帯により途中参加。はかせ&オレンジパワーさんとお二人は実際にお話したのは何と初めてである。はみるさんとオレンジパワーさんとの間で交わされた会話は日本酒のことだけ、という意外な展開もまた一興である。夕刻となり駅東口の牛タン屋”利休”で夕食。それにしてもはかせ&オレンジパワーさんの邂逅はやはり想像以上に凄かった。我が未熟を恥じる暇も無い濃密な時間である。実際PINKさんと私は麦飯・牛タン・テールスープの黄金の三点セットをむしゃむしゃやりながら耳を傾け相槌を打つのみではあったが、以前から絶対話が合うだろうと睨んでいたこの二人が展開する話題の数々は本当に興味深いものばかりである。それにしてもあの日本酒は美味かった。今度は味見だけじゃなく飲みてーな(私、車だったの)。例によってああっという間に時間が過ぎてしまい、PINKさんとお別れの時刻となる。駅前ヨドバシカメラにはかせがダッシュしてカメラを入手、オレンジパワーさんが道行く若者たちを次々に捕まえて記念写真を狂った様に撮りまくる。もはや危険なオヤジの集団である。しかもこの間、陰で密かにはかせからオレンジパワーさんに渡ったビデオ・テープはパゾリーニの遺作。なんとも無法地帯ではないか(私も観たけど)。改札口にてPINKさんと手を振ってお別れし、駅前に出て某ピザ屋さんでワイン。しばし談笑の後、オレンジパワーさん宅を経由して七郷温泉へ。既に12時であったが、二人きりになったはかせと私は密室で今後の悪企みに甘い夢を膨らませつつ、夜は更けて行くのであった。

3月11日(土)

本日は土曜日なのでプログレはお休み・・・の予定だったが、上の子供が二人で配偶者の実家に宿泊に行ったので実はちびちび聴いているのである。

昨晩はリシュール博士から届いたビデオを観ていた。(スミマセン。ヘルツォークもまだ途中だってのに) Genesis 「怪奇のオルゴール」のピーガブ完全版は初めてだったのでもう感涙である。朝起きて内職しながら思わず「怪奇骨董音楽箱」を久々に聴いてしまった。
日中は長女を病院に連れて行き、そのまま配偶者の実家へ向かい、例によって近所のショッピング・センターへ買い物に行く。来週の長女の誕生日のプレゼントを早めに贈ってくれるというのであるが、結局長女は決め兼ねて延期、長男&次女がついでに玩具を買ってもらっている。相変わらずラッキーな奴等である。
帰宅すると、既に来仙していたリシュールはかせより元気な電話、早くも盛り上がる。今日は明日に備えて早めに寝よう・・・と日記には書いておこう。

3月10日(金)

P.F.M. 「Pieces From Manticore」、Ptet Shinfield 「 Still」を聴く。

そして修行は続く。今日は読み込み速度を24倍速から6倍速まで、書き込み速度を8倍速から4倍速まで其々落として練習。P.F.M. 「Pieces From Manticore」は、Abeさんもおっしゃっていたが私も「原始への回帰」とセレブレイション」についてはスタジオ・テイクを入れて欲しかった人なのである。よってこの2曲を原盤のライヴ・ヴァージョンと差し替え、更には「幻の映像」&「甦る世界」収録曲は紙ジャケ盤から取り込む(これって意味あるのか?)というコンセプトで同曲目&曲順で(本当に意味あるのか?/Ⅱ)焼いてみることにする。帰宅してCDと聴き比べてみると、私の耳にはまあまあの出来上がりと感じられる。してみると一昨日のブツの気になる音質は一体何だったのであろうか?ちゃんと比べりてみりゃぁ良いものだが、結論は来週に持ち越しでんがな。何しろこの後、配偶者ご用命のDream Theater・・・もといレンタルして来たらしいDreams Come Tureのベストを焼き上げねばならないのである。

3月9日(木)

King Crimson 「In The Court Of The Crimson King」、Banco 「Banco」を聴く。

窯焼き一年生としてはやること成すこと新鮮でなかなか楽しい。友達百人できるかな失礼。昨日焼いたブツの音がどうも気にくわない。気のせいなのかどうか知らないが妙に音がこもっている様に聴こえるのである。丁度会社からCD-Rメディアの買い物を頼まれたので、再びヨドバシカメラに行き資料となりそうな本を物色、立ち読みしてみると、WAVEファイルを作る場合には読み込み速度を早くしてはならん、などと書いているのでこれが原因なんだろうかと思ったりするのだが、一方この辺の事情に詳しいと思われる得意先の方に聞いてみるとそんな事は考えられないと言うし、悩みは深まる一方である。窯焼きの道、予想以上に深かったりして。

3月8日(水)

P.F.M. 「Pieces From Manticore」を聴く。

朝打ち合わせをしていると、いきなり私宛に宅急便でCDがどさっと届いた。東京に居る学生時代の友人からである。半分は有り難いことにマンティコア関連だったので、まさに無上の喜びである。
さて、珍しくあっちだこっちだと立て込む訪問先の合間を縫って昼にはヨドバシカメラに突入してMac用のSCSIカードを購入。ドライブで推奨する賞品の品番が紛らわしく、私が質問した店員も判らずに携帯2本同時に使ってカード&ドライブそれぞれの製造元のサポートへ電話する始末である。時間が無いのでこう言う事態は非常に困るのである。それにしても需要と供給の関係とは言え、Mac関連用品って何故あんなに高いのか。個人的にはWindowsにしていて良かったとつくづく思ってしまうのだ。
なんて呑気な感想を抱いている間も無く、帰社後は早速デザイナーと共にCD-R環境と格闘。何しろ恐れ多い事に、PCの中を抉じ開けて拡張機器を付けるのもMacに触れるのも焼き物するのも勿論初めてである。やたらと緊張するのである。しかしながら何とか大過無くイラストレーターのデータをCD-RWに焼くことに成功した。一息ついた後、「一応テストね。」と我が身に言い聞かせ人知れず生まれて初めて円盤を1枚焼き(1枚は失敗)、喜びにうち震えるのであった。さあさあ、果てしない修行の道が待っているぞ。

3月7日(火)

Locanda Delle Fate 「Forse Le Lucciole Non Si Amano Piu’」、National Health 「Of Queues And Cures」、 Nice 「Elegy」を聴く。

決算期の3月的に仕事がやって来て喜ばしい事である。
会社にCD-R/CD-RWの外付けドライヴが届いていたらしい。夕方Windows・PCにプラグインなどをボコボコとインストールしていたら上司に「このMacにドライヴ付けて。」と言われて初めて気がついた。「つけて。」って言ったって私はMacを触った事が無いし、背面を見るとPCIスロットが空いていないし、勿論SCSIカードも無い模様である。しかしながら私の会社では恐ろしいことにPCのハード面について何か知っているのは私くらいなのである。先月プリンタのコードを2回、ディスプレイのコードでさえ1回買い直した私が!げに恐ろしきは会社也。早速明日は道具を買い物に行かねばならぬ。こうなったら最初のCD-Rは意地でもプログレのCDを焼いてやるぞ。待ってろよこの野郎。
3月6日(月)

The Alan Parsons Project 「The Definitive Collection」Disc2、Locanda Delle Fate 「Forse Le Lucciole Non Si Amano Piu’」を聴く。

以前同僚であった友人が勤めている会社を訪問。パース制作会社だった当時は知っていたが、いまや市内有数のデジタル制作会社に変貌している、という話は聞いていたのだが、実際に御邪魔して社長に時間を頂いていろいろと話を伺ってみると非常に勉強になるし、大きな刺激になった様な気がする。特に異業種集団でデジタル志向の仕事をプロジェクト体制でやって行こう、という動きは地元の状況を考えるとこれから面白いのではないか。我々も急いでこの辺の動きに追いついて行かなければならないのだ。
・・・などと久しぶりに真面目な事を書いて私も満足である。

3月5日(日)

日曜日につきプログレはお休みの予定。

次女を遂に「太陽と戦慄partⅡ」にて踊らせる事に成功した。問題はFractureだな。
最近休日になると洋菓子など甘いものが無性に食べたくなって困るのである。アルコールの消費量が減ったせいであろうか。本日も某ショッピング・センター内のコージー・コーナーなるケーキ屋のショーケースを次女と一緒にもの欲しそうに眺めていて「怪しいオヤジにしか見えないからやめなさい。」と配偶者に注意された。そんな事言われても苺関係がやけに美味そうにみえたので仕方ないのである。しかしながら帰りに買っていこうと言っておきながら結局忘れてしまうところなんざ、実はさほど執着が無いのと記憶力が益々退化している両方の証左なのかもしれぬ。

3月4日(土)

休日につきプログレはお休み。

目一杯寝たせいか気分は上々である。起床後直ぐにモンブラン味のプリンアラモードもむしゃむしゃ食べれたし、胃の具合も回復した模様である。昨晩の不調が嘘の様だが、まあ大事を取って今日は床屋に行く程度にしておいておとなしく過ごす。”もう若くないのだよ”という無言のメッセージだったのであろうか。それにしても、出来れば誕生日以外の日に警告して欲しかったものである。

3月3日(金)

King Crimson 「Cirkus」を聴く。

頼みもしないのに、営業に出る時に携帯の電源を入れると”雛祭り”のメロディーが流れてきた。最近の携帯電話にはどうでも良い様な機能が多い。
まあ雛祭りでもあり、因果関係は置いておいて子供たちの希望もあったので焼肉を食べに行った。疲労感が強かったが、最近週末はいつもそうなので気にしないで居た。ところが途中で眩暈が止まらなくなり、帰宅後は胃の中のものを綺麗さっぱり戻してしまったのである。ああ勿体無い。何だか良く解らないので早々に就寝。

3月2日(木)

King Crimson 「In The Court Of The Crimson King」、National Health 「Of Queues And Cures」、及びPink Floyd 「p.u.l.s.e」の抜粋テープを聴く。

ようやく、仕事したっ!と充分感じることが出来る程度に忙しくなりそうな気配である。その内「何でこんなに暇が無いんだ!」と吼えまくる毎日がやってくるのかも知れないが、ここ1,2ヶ月の状況を思えばそれも仕方あるまい。一方、仕事関係上の応対で相手の理不尽な態度にいい加減逆上し血流が沸騰する。一体何回言えば解るんだこのボケがっ。もういいっ。こうなりゃ今日は早いとこ帰ってガツンと一発21馬鹿にでものめり込んでやるわ。だが如何せん頼まれた原稿書きなども片付けねばならず怒り余ってシャープ・ペンシルの芯をボキボキ折りながら机にしがみついている40歳まであと366日の夜であった。ストレスが 嗚呼ストレスが ストレスが。

3月1日(水)

King Crimson 「21馬鹿シングル」、Bruford 「One Of A Kind」、及びThe Nice 「Elegy」を聴く。

フリップ翁にも困ったものだ。こう毎月新商品が発売されるのでは資金が追いつかぬ。先月は3CD、今月も一気に3枚となると、追っかける方は息も絶え絶えである。せめて紙ジャケは月1枚のペース位が丁度良い様な気がするんだがなぁ。諦めて買い逃したりする事も無いだろうし。などとブツブツ言いながら路上駐車してHMVへと走って「ポセイドンのめざめ」&「リザード」を買わざるを得ない我が身の哀しさよ・・・もう今月は壁ライヴだけにしておこう(いやマジで)。
針のムシロの如き営業会議から逃げる様に帰還すると配偶者が風邪を悪化させていた。久しぶりに子供たちを平日に風呂に入れ、内職やら洗い物やらをしている内にもう就寝時間がやって来る(私は大体その日の内に寝てしまうのである)。どうも最近は1日の経つのが早く感じられる。30代も残すところあと一年を切ろうとしているのに、この調子であっと言う間に過ぎ去ってしまうのだろうか。

2月29日(火)

King Crimson 「Collectors’ King Crimson Vol.1」Disc3、「紅伝説」Disc2&3を聴く。

King Crimsonの紙ジャケ第二弾がひょっとして入荷しているのではないかと考え、例によって車中で昼食を貪りながらHMVに寄ってみるとやはりまだ無い模様。しかしながらここで諦めずに新星堂へ突入するとあったんだなこれが。最も今日が給料日、資金的にも無理があったので「Islands」1枚で我慢のオヤジである。早速確かめたのは例のオーケストラ・リハーサル部分が”ちゃんと”収録されているかどうか、という点で、存在を確認すると大事に自宅に持ちかえって戸棚の中に隠しておいた。

夕刻、来社した業者の方とお話をしたところ、新潟の〆張鶴の吟醸酒は相当有名らしいと言う事が判明した。以前呑まれた際、やはり相当《美味かった》そうである。良いですなー。最近はめっきり弱くなったせいか口当たりの良い日本酒は要注意なのだが。

2月28日(月)

The Nice 「Elegy」、Triumvirat 「Illusions On A Double Dimple」、National Health 「Of Queues And Cures」を聴く。ナイスはやはりEL&Pの偉大さを痛感させてくれる一枚だ。エマーソンがやりたい放題演ってるとは言え、他の二人の力量差を思ってしまう。ともあれ、”America”はライヴでもダイナミックで良いですなー。映像で観てみたいもんである。トリアンヴィラートは想像していたよりも曲調が明るいのでやや拍子抜けしてしまった。National HealthはHatfierdsを聴き慣れている身としてはすーっと入っていけるのが嬉しくもある。だがこの手の音を初めて聴く人にはどう感じられるのだろうか。興味有るところである。

さて今日からまた仕事だ。まだ明日が残っているとは言え2月の数字は情けなかった。来月は決算だし本当に何とかしないとなぁー。なんか呑気に話している様に思われがちだが本人は充分焦っているのである。実際今月はさほど忙しくなかった割には漁盤回数が極端に少ない筈である(金が無かっただけ、という見方のも出来ようが)。威張ってどうすんだ。

2月27日(日)

配偶者が昼寝中にNational Healthの2ndをテープに録音。

水族館に行きたいという長男を騙くらかして近所の七郷温泉に向かったが異常に込んでいて断念し、多賀城市の”極楽湯”なる風呂屋に行く。別に温泉でもないが数種の風呂が楽しめ、結構空いていて便利だ。湯上りに生ビールなんぞ飲んでシャーワセである。ただ日中風呂に入ってしまうとどうもボーッとしてしまっていけない。まあ今日は(いつもか)早く寝ようかね。

2月26日(土)

Yes 「Open Your Eyes」とCurved Air 「 Air Cut」。

本日は土曜日だが仕事だ。得意先も休みの所が多いので、追い込み中の分譲住宅の販売事務所へ激励に行く。先月3人の見込み客を依頼されて何とか紹介したものの結果としては実を結ばなかったり、チラシによる集客も予想を下回るなど担当者としては非常に肩身の狭い状況が続いていたが、漸く残り後1棟!というところまで辿り着いたと聞き、ほっとしたと同時に心から嬉しい気持ちになったものである(気が早いけど)。この上は2月中完売という目標を何とか完遂してほしい。
いよいよ社内でもHPをいじったりする時がやってきそうなので、Frontpage Expressが必要だ!とIE5.1をインストールていたのだが、Frontpage Expressってやつは所謂「完全インストール」でもコピー出来ないことを初めて知った。こんな調子で果たして大丈夫であろうか?

2月25日(金)

V.d.G.G. 「The Least We Can Do Is Wave To Each Other」、「H To He, Who Am The Only One」、及びCamel 「A Live Record」を聴く。

退社後レコード・フェスタへ行く。開場時間をはるかに過ぎていた為か、ここでは必ず会うイラストレーターのH氏の姿は見えず。例によってスタート前から並び、もう爽やかに汗をかいて去って行ったのだろう。開場内は若者でごった返していた。最近はどんどん若い連中が増えて行く。そして例外無く山ほどレコードを抱えて去って帰る。皆金持ちだなぁ・・・私はと言えば、自ら定めた制限時間50分間にレコード三枚を苦労して選び地味にその場を後にした。National Healthの2nd1,800円、Triumvirat 「Illusions On A Double Dimple」500円、及びThe Nice 「Elegy」1,000円、以上税別也。前回不発だったのでまあまあか。Niceはシングル・ジャケ・・・オレンジパワーさん、すみません!教えを破り妥協しました(関係無いけど今日〆張鶴の吟醸酒を売っている店を見つけましたよ)。しかしながら達成感を胸に秘めて我が家の扉を開けると、そこでは同盟用語に言う家庭内葛藤値がほっかほかレッドーゾーンに達していた。Starlessの陰鬱な旋律が脳裏に甦る。それは勿論、私が一旦帰宅後に何の断りも無く自宅から車を持ち去り何処かでふらふら(そう、レコード漁りを)していた事がバレたからである。でもレコード云々はまだ発覚していないので誰も告げ口してはいけないよ。話がますますややこしくなるからね。

2月24日(木)

Formula3 「夢のまた夢」、Area 「Arbeit Mascht Frei」、及びPink Floyd 「p.u.l.s.e」の抜粋テープを聴く。

出社する間際に支給される昼食代がいつもより多いので確認すると、「今日は少しちゃんとしたものを食べなさい。」などと配偶者がのたまうのでどきっとした。・・・まさかBBSでの書き込みを見たんじゃああるめーな。実は、最近多忙により夕食のメニューがあっさりしているので昼でカバーせよ、と言う事であった。ああやれやれっと。
だが昼食は別段いつもと変わったものを食す事も無く、食後の散歩には新星堂を見学に行くと、唐突に「プログレ・キャンペーン」を開催していて(別に安いとか言う訳では無い)、5大バンドは勿論、Amon Duul、Guru Guru、Popol Vuh、Faust、Novalis、Birth Cotrol、Nirvana・・・などなど普段ここで滅多に見ることの出来ないCDが壁面の一角に飾ってあるではないか。ひょっとしてアミューズ効果か?なんてね。でも隣にはセリーヌ・ディオンとかがディスプレイされているのだからやはり異様だ。今日のところは楽しく眺めて大人しく帰って来た。何故って明日はレコード・フェスタ、だもんね。
そう言えば、店内でPink Floydの壁Liveも輸入盤3月下旬、国内盤4月下旬と告知されていた。こっちも準備を怠らぬ様気をつけよう。

2月23日(水)

Banco Del Mutuo Soccorso 「Darwin!」及びPink Floyd 「Total Eclipse」Disc3を聴く。

まあそんな訳で今日も得意先のインターネットのご指導に行く。HPやら何やらデジタル関係ブツの仕事も一層増えて行くだろう。兎に角ととっとと体制を整えねばならぬ。今までの遅れを1日も早く取り戻さねばなるまい。高度な制作物については当面外部のブレーンの助けが必要だし、心当たりにはどんどんコンタクトを取って勉強しよう。出来る出来ないは別として、まずは動いてみなければ何も解らんのだ。

2月22日(火)

King Crimson 「詐欺師箱の抜粋テープ」を聴く。朝からStarlessを聴くのは久しぶりである。

漠とした不安なのである。業界の先が見えないまま時間が過ぎ行く状態となって久しいのである。確固たる指針を持っているのは一握りの大企業のみで、中小の業者はまだ右往左往しているところの方が多いのだろうか。いや決してそんなことは無いだろう。私自身がその流れから取り残されているだけなのだ。情けない事だが、やはりちょっとのんびりし過ぎた様である。

2月21日(月)

四人囃子 「ゴールデン・ピクニックス」、Barklay James Harvest 「Super Golden Radio Show 74」を聴く。

起きてみれば熱は7度を切っていたので諦めて出社。こんなときに限ってどうもパスできそうに無いアポなんぞがあったりするのは困ったもんだ。もっともそう思っているのは本人だけかも知れないが。前日は桃の缶詰と饂飩数本しか食べられなかったので、まだ身体が妙な感じである。でもまあ、ちゃんとプログレ聴けるのだから大丈夫だろう。

2月20日(日)

Pink Floyd 「Wish You Were Here」を聴く。

昨晩はTangerine Dreamのレコードをテープに録りながらロジャー・ウォータースのライヴを観た。幸せな夜であった。
しかし一夜明けるとどうにも具合が悪くなっており、子供たちがギャーギャー騒いでいると言うのに10時ごろまで起床出来ず。もしやと思って熱を計測すればほぼ38度。平熱が35.4度の私としてみれば、世間や配偶者がどう異論を唱えようとも異常な事態に他ならないのである。従って有って無いような予定を即取りやめ、総合感冒薬の世話になり、ひたすら寝る事になった。一日の大半を夢現で過ごしたが、最近はまず無かったことである(少なくともHPを始めてから風邪で寝込んだのは初めてである)。熱はともかく腰痛と食欲減退には参った。だが夜になって何とか落ち着いてきたので、隠れてヘッド・フォーンで「炎」を聴いてみる。数年前、(痔の)手術で入院したときのことを思い出した。おしり以外は全く健康だったので暇を持て余し、入院中、一日3回は聴いたものである。

2月19日(土)

休日につきプログレはお休み。

昨晩は初めて「p.u.l.s.e」アナログ盤に針を落とした。Disc4裏面の3曲だけテープに落としつつ聴き、後はCDに換えて(ヘッドフォーンで)大音量にて浸っている内に、例によって意識を失ってしまった。

次女の誕生日のプレゼントとを買いにイトーヨーカ堂に行った他は大したことはしないまま一日が終わる。最近進出してきたラーメン・チェーン店にて家族で外食。どうして最近のラーメン屋は挙ってコッテリ系に走るのであろう。この辺であっさり味の店を展開すれば相当目立ちそうである。需要は決して少なくないと思うのだが。

2月18日(金)

Deep Purple 「紫箱」の抜粋、Wigwam 「Nuclear Nightclub」、及びArea 「Arbeit Mascht Frei」を聴く。

子供達の為に配偶者の実家から持ってきたファミコンの接続コードが、どうも損傷しているらしくTVに映らんというので、電気屋でコードを探してこいと言う。従って今日も仕方なく某電気屋へ寄る。ついでにCD-R関係もリサーチしつつふと気づけば、TVがたくさんディスプレイされている所に金赤のショーカードに白抜き文字の「プログレ」の文字がたくさん踊っているではないか!こりゃぁ70年代のレアなプログレの画像でも流しているのかと思いきや、要するに”プログレッシブ”という技術形式を使用した新商品を告知するものであった。何でも走査線の密度が従来の2倍となっておりプログレッシヴに絵が綺麗、なんだそうである。けっ。人騒がせな。
予定は未定で決定に非ず、居残り当番は通常通りいつもの時間まで掛かってしまった。さて伝導師より金言も頂いた事だし、パルスのアナログでもお手入れしよう。

2月17日(木)

King Crimson 「Collectors’ King Crimson」Disc1、Genesis 「We Can’t Dance」、及びWigwam 「Nuclear Nightclub」を聴く。

会社でCD-R/RWを購入するというので、HPなど調べていたのだがやはり現物を見るにしくは無かろうと電気屋に行く。YAMAHA製品でMacでもWindowsでも使えるという便利なブツ(しかも安い)を業者のカタログで見たからである。両方で使えるってことはだ。詳述は私の立場もあるので避けるが、まあ何かと便利な事情があるってことさ。しかし悪知恵は実を結ばないもので、残念ながら貧弱なMac関係用品売り場にはそいつは影も形も無かった。それにしてもあの肩身の狭い売り場面積を見るに、時代はWindowsなんだろうかやっぱり。
失意のうちに市内を彷徨い、お約束通り昼休みにはG.ミュージックへ吸い込まれると以前より探していたAreaの”Arbeit Mascht Frei”を発見、自粛の意味を忘却の彼方へ吹き飛ばし次女1歳の記念に即購入。CD1,500円税別也。
という訳で本日は誕生祝いの為早めに帰宅。

2月16日(水)

Pink Floyd 「p.u.l.s.e」を聴く。CDだけんども。

雪も降りいかにもフェブラリーな寒さである。
いやところで、私はつくづく回転系が苦手である。上司からプリンタ・ケーブルを頼まれてヨドバシカメラに寄れば休業日。仕方なく駐車場まで最も苦手とする螺旋車道を上らねばならないラオックスへと突入する事となったが、果たせるかな駐車場に到着した頃にはもはや眩暈による脂汗のお世話になっていた。もう二度と行くものか。
そんな訳で、私は命がけで入手したその糞コケーブルを持って先日PCのセッティングを行った上司の得意先を再び午後より訪問した。今日は①プリンタの設定と②若干の操作説明及び③PCラックの搬入と組立の為である。③に思いの外手間取ってしまった。しかも途中でプラス螺子の頭を潰してしまい大いに慌てる。私は不器用なのである。まあ全くのPC初心者の方が相手だからなんとか適当な事を言ってはいられるものの、実はPCの扱いなど、その素人に毛が生えた程度であり、はっきり言って冷や汗モノなのだ。それにしても印刷屋の業務範囲はどんどん広がって行く。

2月15日(火)

V.A. 「British Rock Symphony」、中森明菜 「Wonder」、King Crimson 「紅伝説」Disc3、及びGenesis 「We Can’t Dance」を途中まで。

朝も早々から一気に落ち込む打ち合わせがあり自信を喪失する。立ち直りを期して昼には通りすがりの中古CD屋へ吸い寄せられ350円・中森明菜 「Wobder」(”不思議”入り)を購入、白日夢的世界に漂うも、前向きな立ち直り法とは言い難く鬱々とした気持ちは晴れない。そりゃ当たり前である。さて今日も「p.u.l.s.e」アナログ盤の光具合など眺めながらTangerine Dreamでも聴いて東北の寒い夜を過ごそう。
PC間のアドレス帳・通信課金ソフトやアップ・ロード・ツールなどの移植も終了した。不便なく使えそうな状態に辿り着いてようやくひと安心・・していると何とはみるさんよりお電話を頂く。(勿論用件がちゃんとあっての事であるが、これは5分で終了)音源やレコードを巡るあれやこれやの話題に、ついつい時間の経つのもすっかり忘れて話込んでしまった。いやどうもすみませんでした。さすがに実際に言葉を交わすのは初めてということで緊張したが、やはりこう言った時間の楽しさは何事にも代え難いものである。

2月14日(月)

Wigwam 「Nuclear Nightclub」を聴く。全く未体験であった。大層なタイトルに身構えていたのだが、ライナーにも有るとおり10ccっぽいと言おうか、POPで聴きやすいので驚いた。音の柔らかさも含めて、何か懐かしい感じのするバンドである。

バレンタインなどと言っても、もはや長女位しかアテにはならない。あと数年もすれば世間の喧噪とは全く関係のない一日になるであろう。あ、次女がいたか。
昨日届いたパソコンと格闘する。設定など面倒な事は弟が総てやっていてくれたので簡単に使えるのだとタカをくくっていたが、なかなかどうして神は私を試される。外付けのHDDやモデムやらの接続んはとまどうし、何よりディスプレイが簡単に言うことを聞かず参った。電話で訳を聞くとウィンドウ・アクセラレータなんてものがあったのだと初めて知る始末である。ともあれ、いい汗かいて漸くインターネット接続まではこぎ着けた。CPUのクロック周波数が今の3倍、メモリが同4倍あるせいか今までよりは相当快適なのが嬉しい。後は現行マシンからのデータ転送をどーするか悩むところである。これだけの為にケーブル買うのもなあ・・・ってセコイか。

2月13日(日)

日曜日につきプログレはお休み。

朝、盛岡在住の弟よりPCが届く。CD-Rがっ!と騒いでいながらHD容量1.2GB(残400MB)という情けない兄を哀れに思って自身の改造PCをわざわざ送ってくれたのである。持つべきはPCに強い兄弟だぜぐっすん。もっともディスプレイとCD-Rドライブは自分で調達しなければならないのだが、ディスプレイは現行一体型Can-Beのを無理矢理使ってしまう事にしても、残念だが焼き用ドライブは家計状況から考えるとまだまだ実現が難しいだろうなーっ。

2月12日(土)

本日も引き続きプログレは・・・日中はさておき、夜はTangerine Dreamのレコードの録音を久しぶりに再開、本日はRicochetとRubycon。この辺りになると大分聴きやすくなっているが、でもやっぱりAlpha Centauriが一番好きなのである。1枚につき2度録音している為1日2枚が限度か。

長男がたまには遊園地に連れて行けと騒いでおり、今日は天気がまあ良かったので当家には珍しくも根性を出して八木山ベニーランドへ向かう。だが目的地が見えて来て初めて観覧車の動きが全く無い事に気づく。行き慣れぬ哀しさ、我々は冬季休業中という事態を予想だにしていないのである。しかしながら隣接した八木山動物公園に試しに行ってみると子供は無料期間中、是幸いとばかり突入するのであった(何しろ入場料からしてまるっきり違うのである)。この寒い中だというのに家族連れが多いのには驚いたが、やはりみんな正直なモノで最も込んでいたのは暖房の良く効いた爬虫類館であった。

2月11日(金)

本日は建国記念の日につきプログレ関係はお休みである。

昨晩は就寝間際に「パルス」のレコードを眺めたりしていたので、Soft Machine のサードのデジタル・リマスター盤(2LP)のレコードを4,200円で購入した夢を見た。もっとも今の所そんなモノは存在し得無いが。

長男が昨日からどこかへ連れて行けと騒いでおり、天気も冴えないし風邪引きが4人も居たので室内で遊べる所、と言うことで家族でボウリングに行く。最近のボウリング場は就学前の子供でも楽しめるように配慮されており、子供もたくさん来ている。私は次女と共に檻に囲まれた幼児用遊戯スペースで時間をつぶしていた。
このところ休日のPC活動がやや困難になりつつある。諸兄に習い、私も平日以外は沈没した方が賢明かもしれない。

2月10日(木)

Mahavishnu Orchestra 「Birds Of Fire」、幸運男謹製極東家族楽団 「地球空洞説」を聴く。F.E.F.B.は不勉強故名前も作品も初めて聴いたが、当時を偲ばせる真摯なプログレであり、四人囃子同様この辺実は大好きなのだ。

朝、長男がトイレット・ペーパーで遊んでいた為に水洗トイレの排水口が詰まり朝から大パニックに陥ってしまった。便器から使用後の水がジワジワとせり上がって来る様はまさに恐怖以外のナニモノでもない。処理に手間取ってもう少しで会社に遅刻する所であった。文字通りクソガキである。出社すればしたで私の些細なチェック漏れから工程にパニックを引き起こす始末である。要するにお騒がせな親子なのであった。
気を鎮める為、本日も引き続きアミューズを2冊購入する。
救いは昨日不在配達通知を持って郵便局に行きPink Floydの「パルス」アナログ4枚組を受け取った事である。しかしだ。去年の夏に仙台で見かけた時はこんなもの一体誰が買うんだなんて思っていたのだが・・・人生本当に解らんもんである。それにしても横で今井美樹のどーでもいい様なドラマ見ている配偶者とっとと寝ないかなぁ。早く写真集見たいのだけど、諸事情によりあんなブツを今まともに見られたら何言われるかわかったものでは無いのだ。

2月9日(水)

King Crimson 「Collectors’ King Crimson」Disc2&3、Hatfield And The North 「The Rotters’ Club」を聴く。

得意先廻りの合間を見て本屋に飛び込み「アミューズ」を3冊購入する。1冊は自分で読む為、1冊は友人に贈呈する為、そして1冊は部屋の何処かへ隠す為。まるでジョン・レノンになった気分である(嘘)。配偶者は掲載された私の写真を観てたっぷり2分間笑ってくれた。こんなに喜んで貰ったのは結婚以来数える程しか無い。日頃家族のために何もしてやっていないので、心から良かったと思う。さて、記事についても同盟HPのコンンセプトに賛同して下さった方が関わっているだけあって、程々のプログレオヤジ諸氏には評判が良いようである。今後のプログレ環境整備に良い影響を与えるのではないか。
日中は某家電店でパソコン購入のお遣い、夕方より上司のお供で某得意先のパソコンのセット・アップに行く。最近のPCは最初からOSがHDに入っているんだなぁー。知らなかった・・・ラクになったもんだ。という訳でセット・アップは片手でも出来る筈であったがインターネット設定に躓き約30分ロス、非常に慌てる。原因は非常に簡単であったが、ここでは割愛。いつの世でも真実はひとつである。さて何とこの得意先の社長、気を遣ってキムチやら焼き肉の出前(!)をとって下さった。しかも本場の人が料理しただけあって冷めても旨いのに大変驚く。しかしながらこちらは仕事中とあってやはり8時を回ればいつまでもお邪魔している訳にもいかず泣く泣く辞して帰社。

2月8日(火)

広島産「Primus Best」、King Crimson 「Collectors’ King Crimson」Disc1、Wishbone Ash 「Argus」、2nd Vision 「First Steps」 及びKing Crimson 「In The Court Of The Crimson King」を聴く。いやーなんかいっぱい聴いちゃって幸せ(仕事は?)。
Primusは激しい。激しく尚且つ美味しいリフの洪水である。それにしてもこのテンションはタダモノでは無い。ただ者では無いのだが今日はやや体調が悪かったので元気な時にもう一度聴かねばなるまい。ところでCollectors’ のDisc1はやはり「アブセント・ラヴァー」あたりに比較すると幾分大人し目に感じられるのは私が未熟者だからであろうか。でもやっぱりクリムゾンは良いなぁーと今日も今日とてエピタフで日が暮れるのであった(仕事は?)。

朝からどうも身体がだるく、早めに手を打っとこうと会社近所の内科へ行き、いつもの注射といつもの白血球検査といつもの薬。軽い風邪であるが用心の為である。何しろ明日はアミューズを纏め買いせねばならないのである(仕事は?)。
次女が二段ベッドの梯子から落下。ますます注意事項が増える。

2月7日(月)

クラプトンのベストを聴く。実は私、クラプトンはクリームとデレク・アンド・ドミノスしか知らないと言うほとんど60年代の人なのであった。土曜日にあった友人から焼き物を貰ったので聴いてみたのである。オトナの音楽だぁー(誉めているのである)。でも精神的にガキな私にとって”レイラ”のアンプラグド・ヴァージョン等は何か居心地が悪い様である。

姿勢がどんどん悪くなっているのか、腕立て伏せのやり方が悪いのか、背中が始終痛い。朝、起きるのが辛いときもある。昔、小田和正氏が30代半ばの頃のインタビューでそんな事を言っていたのを思い出す。「なんと爺臭い事を。」と笑っていたものだが、いよいよ人事では無くなってしまった。おお、そうだ。ブリッジをメニューに加えれば改善するかも知れぬ。

2月6日(日)

本日は日曜日につきプログレはお休み(今の所は)。

昨日、飲み会前に2時間&帰宅時に1時間歩いたせいか左足の薬指にマメが出来ていた。柔な身体になったものである。

本日は配偶者の両親がやってきて次女の初の誕生日(本当は10日ほど先なのだが両親の仕事の都合による)即ち一升餅背負わせて転んだら目出度しの儀式、の前祝いをやって呉れるというので朝から準備で忙しい。私は昨晩放蕩している関係で比較的かいがいしく手伝う。
子供は異様に育つのが早く、二段ベッドの梯子も軽く登るようになってしまった。PC、ささやかなオーディオ製品、CDやレコードなどの安全対策が急務である。

2月5日(土)

夜、自宅への帰路途中Wishbone Ashのベストを聴く。

午前中は配偶者が長男の幼稚園行事に出席の為次女と留守番。以後、雛人形の追加部品購入、葛岡募園へ墓参りを経て夕刻より飲み会出席の為国分町へ行く。今日は学生時代の下宿で一緒だった連中及びその友人、という悪友連中5人との会合である。この面子で集合するのは実に十数年振りである。世話役の男は長女がインフルエンザで緊急入院したというのに2歳の長男を連れて根性でやって来た。有り難いやら申し訳ないらや皆恐縮ものであったが、実にこの男、20年前と全く変わらずニコニコしているのである。ともあれ全員極端に要望が変化する事も無く、不思議な程に以前の印象のままである。まずは目出度しであった。
内一人は音楽業界(ソフト部門)で生きており、プログレを含めた現在の状況を聞く。全体としてはやはりティーンエイジャーをメイン・ターゲットとして市場が構成されている事が業界の方向性を決定している様である。商品から見たハードとソフトの関連、あるいは将来の話も興味深いものであった。
①DVDオーディオの展望
②ネット配信による音源提供への取り組み姿勢
などなど、業界サイドからの意見を聞くことが出来たが、実際の処この業界も結構厳しいらしい。何処もかしこもなりふり構わない仕掛けも辞さず市場を開拓するのに必死なのだ。ついでに③何故サンプル盤が(最近特に)中古屋で見受けられるのか、といった疑問も氷解。
その他旧悪のバラし合いなど話も弾み気が付けば仙石線も終電の時刻、11時58分初の電車で最寄りの駅に到着したが、いつもはタクシーをつかまえるところ、音楽を鑑賞しつつ徒歩で帰宅を目論む。コンビニで電池を買い、CDウォークマンにてPhenixなど慣らしつつ外灯もまばらな工業地帯をトボトボと歩き、自宅に着けば1時を回っていた。

2月4日(金)

King Crimson 「Collectors’ King Crimson」Disc2,3を聴く。90年代ラインナップでの”Three Of A Perfect Pair”もなかなか。

午後より当社の所属する工業団地の組合の新年会があり、初めて出席。地元にはお馴染みの吉川団十郎氏による「筋書きの無い人生」という講演で氏の波瀾万丈半生がたっぷり1時間半拝聴出来たが、やはり元DJ、飽きさせず聴かせてくれる。前向きな人生論で嫌みも無く、心から楽しめた。特に岩手県人のアイデンティティの秘密、なんていう話は個人的には面白かったのである。「ああ宮城県」も久々に聴きました。この団地の新年会では、例年坊さんや医者のつまらん説教を聞かされるのが常だったらしい。私は運が良かったのだろう。

2月3日(木)

「Hammill Original Remaster Sampler Vol.2」を聴く。「Collectors’ King Crimson Vol.2」のDisc2もせっかくだからちょっと聴く。

とは言うものの、酒呑んで夜更かしが堪える歳になったのは否定しがたい。加えて止せばいいのにカラオケで”Burn”なぞ歌ったせいか喉も痛い。何とか早めに仕事を切り上げてふらふらと床屋に行ったはいいいが、すっきりとした気分で帰宅して初めて”節分だから早く帰ってきてね”と言われていた事を思い出す始末。速やかに子供達と豆まきの儀式は行ったが後の祭り。鬼の心持ちが乗り移った配偶者は怒りの余り寝てしまった。これは誰が何と言おうと私の自業自得であろう。

2月2日(水)

「Hammill Original Remaster Sampler Vol.1」を聴く。

憂鬱な気分を吹き飛ばすには新譜を購入するのが一番である。従っていつもの様に路上駐車の上HMVへとダッシュして「Collectors’ King Crimson Vol.2」を購入。でも何だかんだで聴くのは明日になるのである。
さて今日は学生時代の同級生3人で会う。出張で数年振りに来仙した友人がいた為だ。バンド&自主8㎜映画制作グループの仲間、今や県施設出向中の高校教諭・外食デリバリー産業の営業幹部・印刷屋である。幸い体型も相変わらず(肝臓は弱くなったが)今も個性の強い連中であった。仕事で遅れそうだという一人の職場に”酔っぱらって乱入するぞ”と脅しをかけ無理矢理引っぱり出すところなど学生当時の手口と全く同じである。しかもいい加減飲んだ後カラオケに繰り出してオヤジ3人でBeatlesを歌いまくるなんてホント世代ね。最後には”秋の気配”あたりに収束するのはバンド活動時代の刷り込みである。それにしても、昔の友人達と話しているとまるでその頃のエネルギーが蘇ってくるような気がするから不思議だ。

2月1日(火)

「Hammill Original Remaster Sampler Vol.1」を聴く。本日は原稿書きなど社内作業が多く、車中プログレ時間はほんの僅かであった。

上司の仕事でCD-ROMを制作しており、たまたま今日は私も付き合って得意先を訪問してみたのだが、痛感したのはいわゆる”印刷屋”の仕事はいよいよ消えつつあるという事である。CD-ROMの内容は不動産契約書式のテンプレートであり、得意先はファイル形式を書式のカスタマイズが可能なWORDに指定してきた。つまりもう印刷屋は要らぬ、と言っているのと同じ事である。今後益々この様な傾向は強まって来るのであろうし、乗り切れない会社は置いて行かれるだけなのだ。

1月31日(月)

「Hammill Original Remaster Sampler Vol.2」とWishbone Ash 「Argus」を聴く。Queenの音の鮮明さには驚いた。LaylaはリマスターCDよりもデジタル・リミックスCDの音が好きで良く聴いていたのだが、UKオリジナルの音は少なくともリマスターCDの音とは全く違うような気がする。と言うわけで選曲も有り難いし、配偶者も子供と一緒に爆睡してしまった様子なので、今「Jet」など聴きつつこれを書いているのであった。

そりゃぁ私も営業の端くれであるからして、自分の得意先に他の同業者が見積もりを提出する、などと聞けば心穏やかでは無いに決まっている。しかも新規参入業者は必ず冗談みたいな価格で突撃してくる事になっている。弱肉強食度が日々厳しくなるこの業界、従来の市場は広がる気配はゼロ、他者のお客さんを奪い取るか全く新しい商品で新たな市場を開拓していくかもうこの商売諦めるか、何れかの道しか無いのだ。最も得意先のしがらみやらつき合いやらの理由はあるとは言え、付け入る隙を与えてしまった私の対応にも問題は有る訳で、この辺は充分反省しなければならぬ。今週が正念場であろう。

1月30日(日)

アイロン掛けをしながらKing Crimson 「Epitaph」Disc1を聴く。バスと地下鉄の車中、昨日届いていた「Hammill Original Remaster Sampler Vol.1」を聴く。ジャケットにまず感激。

躾は確かに主の責任である。しかしながら、トイレに座ってトイレット・ペーパーが全く無い、という状況に遭遇した際の絶望感を事も有ろうに家長に幾度と無く味わせてくれる様な一家の態度はいい加減改めなくてはなるまい。芯がからからと回る虚しい音はもう聞き飽きたのだ。如何にウォシュレット装備とは言っても、乾燥機能の無い設備では用を足してそのまま出ることは出来ないではないか。
学生時代の友人が来仙するというので会いに行く。昨年11歳も年下の伴侶を得たという非常にお目出度い男である。これ本人が見たら相当怒るだろうが、かなり個性的な男なのでまさか結婚しようとは私も配偶者も考えもしなかった。従って知らせを聞いたときには天地がひっくり返る程驚愕したものだ。結局、世の中というのは良く出来ているのだ。

1月29日(土)

昔作っていたオムニバスのテープを聴く。Jimi Hendrix、Asia、John Lennon、ユニコーンなどが混在している。3年程前の好みが判って面白い。他、BBCのZEPも聴く。

土曜日ということでデスクワークに専念しようと思うのだが、結局は大した事も出来ないまま夕刻になってしまうのが常。企画書も手を触れずに挫折。通信教育の課題も残ってしまったが、これは来週に何とかしよう。週末になると意志が弱いのである。
帰宅すれば本日は配偶者が飲み会とのことで、子供3人の面倒をみるだけでぐったりしてしまった。だから勿論NHK教育TVにてJimi Hendrixの番組を放送している事に気づいたのは終了5分前だったのだ。一体どうしてくれる。もはやJimiは亡くなっていたではないか。さぞやシアトルに帰りたかった事だろう。「Here My Train Comin’」を久しぶりに聴いたからかやっぱりそう思ってしまうのだ。何れにせよ動物園に記念碑とは恐れ入るぜ。Jimiもさぞ喜んでいることだろうな。そう言えば、最後にエリック・バードンが「ブレード・ランナー」のロイ・バッティの台詞を引用していたような・・・。

1月28日(金)

Pink Floyd 「Oakland”77」Disc2、Arti+Mestieri 「Tilt」、Mahavishnu Orchestra 「Birds Of Fire」を聴く。夕べ「ジャズ・ロック」の本を読んだらこの通りである。2nd Visionも聴きたかったのだが、車中にテープが見つからず。

6時より某得意先にて打ち合わせがあり、ラッシュを避けて早めに向かったら30分も早く着きすぎた。夕暮れの本屋の駐車場でTangerine Dream 「Alpha Centauri」を聴いて心を鎮めていたら、昨晩聴いたのと違う管楽器の音色が聞こえてきて驚いた。隣りの車中でフルートを練習しているオヤジが居たのである。家で吹くと怒られるのだろうか(勝手な推測)。私がFractureを練習して「もっと楽しい曲をやれ。」と注意されるのと同じだ。こんな人には妙に親近感が湧くのである。(勝手な思いこみ)。
話は全く変わるが、最近次女が夜更かしで困っている。私のPCは居間に置いてあるのだが、テーブルに胡座をかいてこの日記を書いていると必ずキーボードに悪戯するので寝るまで待たなくてはならない。無理に入力でもしようものなら¥p;¥5++9=6+*99/*という具合になってしまうからである。従って敵が眠りこけるのをしたすら待って再度PCに向かう頃にはこちらが睡魔に襲われているという按配で甚だ困った事にな851-+*,0

1月27日(木)

Pink Floyd 「Oakland”77」Disc1、UK 「Reaching For THe Light」を聴く。いずれもブート。

昨晩はTangerine Dream 「Phaedra」を微かに耳に入れながらフロイド本を読む。やはり「パルス」のアナログが気になり始めてガバッと飛び起きてCD-NOWにアクセスして価格を確認すると、税・発送料込みで57.56㌦であった。”在庫わずか”の表示にしばし葛藤する。しかしながら昨日見かけたパラダイス・レコードの店頭品よりは確かに安いと来たもんだ。考えどころではあるが、しかしなぁー。昨年の夏PINKさんの入手されたブツを拝見したときにはここまで魅力的な商品には感じられなかったんだが。これじゃぁ”Shine On”を時期はずれに探し狂った時と全く同じ状況ではないの。

それにしても寒い。更に北の、-34.9度なんていう環境の方々には申し訳ないが、-5度でも私には充分寒い。行きも帰りも氷点下で自転車は結構な冷え方が楽しめる。
さて本日は引き続きフロイド本の仲間である「ブリティッシュ・ジャズ・ロック」も買ってしまった。これも面白い。でもジャンル分けって難しいもんだなーとつくづく感じるものである。「アースバウンド」も見方によっては確かにジャズ・ロックだもんな。
1月26日(水)

Pink Floyd 「The Wall」、及び「Total Eclipse」Disc4を聴く。

「ストレンジ・デイズ」編フロイドの本が気になって来たので伝道師及び側近の方々にご意見を求めた所、決してイカン本では無いとの事も解ったので早速購入する。直後に「パルス」アナログ9,580円と遭遇したのは何かの因果か。

夕刻より得意先である某建築設計会社の新年会へ出席の為国分町へ。ここの社長は相変わらずお茶目である。社員の方数人とお話していたが、隣りにサイン関係の業者の方が居て、名刺交換してしばらくは「印刷業もこれから大変だから、もっとデジタル・コンテンツやらないとね。」「ごもっとも。」みたいな真面目な会話を展開していたが、ふと気がつけば私の名刺裏面の刷り込みに「プログレってあの音楽のプログレ?」と突っ込まれ、あれよあれよと言う間にプログレ談義となり果てぬ。かつて青春時代に燃えていた”プログレオヤジ予備軍”と踏んだ私であった。同年代でドラム経験者とのことで、「マイケル・ジャイルズとブラッフォード、及びカーマイン・アピスとジョン・ボーナムの各共通点」といった話題に当然シフトしてしまい、あっと言う間に退屈になる筈だった2時間が過ぎてしまった。神よこの偶然に感謝します・・って終わってみれば名刺戴いた方は3人だけ。営業に来たつもり(ホントか?)なのに、プログレオヤジ同盟の勧誘してどうすんだ。でも折角街に出てきたんだし、久々に夜のグレート・ミュージックなんぞに寄り道、アナログ眺めて帰宅。

1月25日(火)

Led Zeppelin 「The Song Remains The Same」Disc1、「BBC Sessions」、及びPink Floyd 「The Wall」(途中まで)を聴く。Zepは久しぶりである。BBCと比較すると「The Song~」のCDの音の悪さが耳につくものの、やはりライヴものは良いなぁ。必死になってコピーしていた頃をああ懐かしく思い出すぜ。

昼休み、例によって郊外の某書店駐車場にて弁当を食べ引き続き立ち読み。「ストレンジ・デイズ」を眺めていたら、「コレクターズ・クリムゾン Vol.2/Now In Store」の文字を発見し逆上する(今振り返ると本当にそう書いてあったのか自信は無いが・・)。てっきり2月2日発売と安心しており、しかも自粛中だったので大いに葛藤。しかしながら不意打ちされた動揺も手伝った為「一体何を馬鹿みたいに悩んでいるのだ。何を隠そう私は泣く子も黙るプログレオヤジではないか。結婚10周年のプレゼントがどうしたって言うのだ。私を呼んでいるクリムゾンのCDと一体どっちが大事なのかは一目瞭然。考えるだけ無駄ではないか。そうだそうに決まっている*。」と開き直ってHMVに確かめてみる。何とやはり2月2日発売である、と女子店員が面倒くさそうに教えてくれた。空回りした疲労感だけが残ってしまった。でも「ポセイドン」以降3作品の紙ジャケの3月発売告知が出ていたし、まあいいか。
夕方、上司の得意先社長の弟さんがインターネットについていろいろ教えて欲しいというので泉方面のご自宅に訪問。メールの設定なんてしばらくやった事も無いのですっかり忘れていて、可成りの冷や汗ものであった。関係ないけど漬け物はとっても旨かった。
*注13)勿論決してそんな事は無い。 

1月24日(月)

Tempest 「Tempest」「Drive You Mad」及び「Total Eclipse」Disc4を聴く。それから「Fracture」も少々。
Tempestをちゃんと聴いたのはほぼ2年振りである。何しろBBCのLiveでの”Foyer Of Fun”は大好きである。しかしながら、どっちがホールズワーズでどっちがハルソールなのか未だに確信が持てないところが情けない。ブルースっぽいフレージングが垣間見え、一回ソロの出だしを間違うがハルソールではないかと思っていたりはするのだが・・・。

著作権を巡るトラブルが先方のご好意により穏便に決着しそうで有り難い。正直言って結論が出ないまま年を越してしまっていたので気が気ではなかったのである。久しぶりに気持ちが軽くなり、その勢いでCD屋に足が向きかけるが、レコード・フェアの事もあり、必死に思い留まる(実はまだ諦めてはいない)。やはり金曜日あたりに照準を絞るべきであろうか。

1月23日(日)

本日は日曜日につきプログレはお休み。

昨晩観た映画が悪かったのか、寝入りばなに聴いたTempestの「Drive You Mad」が強烈だった為か(最も1曲目しか覚えちゃいないが)、起床すると完全な二日酔いであった。ここまでのものは久しぶりである。お陰で本日は殆ど半日を無駄にしてしまった。いやーやはりだんだん無茶は利かなくなって来ている様である。真面目に気をつけよう。

1月22日(土)

珍しく元気に起床したので、P.F.M. 「甦る世界」などを朝から聴く。折しも蒲生海岸にある得意先へ納品に向かい、梅田川の水面に陽朝日が眩しく映えるのを眺めつつ「新月~原始への回帰」の狂おしいリフレインを耳にしていると厭でも目が覚める。

忙しいんだか暇なんだか実に曖昧な典型的土曜日の一日を終えて帰宅すると配偶者が「鉄道員(ピエトロ・ジェルミじゃなくて降旗康男のヤツね)」を一泊でレンタルしてきており、付き合って観る事になってしまった。ロジャー・ウォータースやらマッカートニーのライヴやら途中まで観ていながらなかなか再開するチャンスがやって来ないブツがいっぱいあるというのに、である。やれやれ。しかしながらこの映画、主人公の異常に勤勉な性格を始め、日本人が泣いて喜ぶ設定がてんこ盛りである。ブツブツ言いながら斜に構えて眺めていた私も(アルコールが入っていたせいか)不覚にも涙してしまったではないか。

1月21日(金)

「Total Eclipse」Disc4、Strawbs 「Grave New World」及び「Hacyon Days」Disc1など。今日は営業車中で過ごす時間が長かったので最近には珍しくたくさん聴けた。

そんな訳で夜が明けると吹雪であった。出社して、今季初の雪かきを行う。不意を突かれたた為か遅刻者続出である。Beetleで前車両に追突する女子社員すらあった。
もっともこの悪天候は営業的には辛いのだが、中古レコード・フェアには格好の条件である。「太陽と戦慄PartⅡ」にて気持ちを盛り上げつつ得意先を巡りながら徐々に会場へと接近する。果たして正午丁度に駐車場で既に獲物を抱えたイラストレーターのH氏(何故か必ず居られる)に出会うと、思ったより人出が少ないとの情報を得た。お見受けした所CD、アナログ合計して20枚は下るまい。一度に持って帰ると奥さんの目が厳しいので、車中などに隠しておいて数度に分けて運んでいるらしい。「いやーまた買いすぎちゃって・・・。」と微笑むH氏、例によって爽やかにコレクター道を邁進しておられる(ちなみにこの方はプログレとは無縁)。
さて、約40分にわたり漁盤に勤しんだが、結果一枚も手にせず虚しく会場を出た。前回に比較すると残念ながらプログレ関係、はっきり言って不発であった。オフィシャルはもとよりブートもイマイチ。Floydものもおおっ!と言えるのは無かったのではないかなぁーPINKさん、パスして正解だったかも。Yes紙ジャケも発見出来ず。ただ、相変わらずブートは安いかもしれない。
諸事情により漁盤に思い切れない経済状況が自制を働きかけたという事もまああるにはあれど、悩むべき対象に出会えず終い、というのはちょっと寂しいものである。

1月20日(木)

「Total Eclipse」Disc3、Strawbs 「Grave New World」を聴く。何となく温かく、敬虔な気持ちになる。

昨晩はまたもやTangerine Dream 「Alpha Centauri」を聴きつつ眠りに落ちた。いよいよ緊縛もとい呪縛されつつあるのか。
分譲住宅の件で得意先に紹介しなければならない3人の内、承諾貰ったのは一人だけでしかも部下。非道上司である。あと2人おらんかーっ。期限は21日なんだけどなぁ。ううう・・・明日なんか永遠に来なければ良いんだっ。

1月19日(水)

「Total Eclipse」Disc3、Hatfield And The North 「The Rotters’ Club」を聴く。

紫さんのご用命「海洋地形学」を某書店郊外店にて入手。指令も出た事だし、古くから伝わる「出会った時が買い時」の格言も頭を掠めたので早めに手を打った。後は明後日の中古市でんな。
帰宅してみれば、弊HPのアクセスが20,000を超えたと言うことでBBSにご祝辞の数々を戴いており恐縮する。同盟HP同様、いろんな方々に支えられているのだと実感する瞬間である。まあ相変わらずこんな事をやっておりますが、まだまだ宜しくお願い致します!それから、メール戴いたy-abeさん、いつもいつもありがとうございます。

1月18日(火)

「Total Eclipse」Disc3、Yes 「Open Your Eyes」を聴く。

昨晩はTangerine Dream 「Alpha Centauri」を聴きながら意識を失った。この頃のシンセ使ってないと言う音もなかなか宜しく、スーッと眠りに入れる。ところどころ、Pink Floydの「神秘」を思わせるシークェンスがある。「Atem」よりもややこっちの方が好きである。今晩は「Zeit」で就寝してみようかね。
仕事関係では、先週あたふたとしていたトラブル処理も漸く収束の気配となり、一息つけそうである。こいつはやっぱり、21日からのレコード・フェアには行くべきだという天の思し召しであろう。
帰宅後、メール作成に夢中になっていて次女を泣かせてしまった。3人目にして初めて父親をちゃんと慕ってくれる子供である。「気をつけないと上の二人と同じになっちゃうよ。」と配偶者にも警告されているし、気をつけようーっと。

1月17日(月)

何と本日は午前中から原稿書きの為社内缶詰状態となり、プログレはちょっとPink Floyd 「Total Eclipse」Disc2の続きを聴いただけに留まる。今週はどうも不吉な幕開けだなぁ。

得意先から、分譲住宅の未販売物件についてプレッシャーを掛けられる。よって、今週中にある程度脈の有る知り合いを3人紹介しなければならないのである。久々に心から困っているのである。
昨日神に召されたと思われたファービー人形だが、本日試しに底部分を開けて電池を入れ替えてみると、何と復活してしまった。電池が抜けていた様子は無かったのだが、どこか接触不良でもあったのだろうか。人騒がせな奴だが、まあせっかく生き返ったのだから良しとしよう。取りあえずは(可哀相な気もするが)再び次女の相手をして貰えそうである。

1月16日(日)

家族全員が昼寝している最中にHatfield And 「The North The Rottera Club」を密かに聴く。

先日、長女の同級生の父親が自分の車のトランクの蓋に脳天を直撃されて頭を割った。まさに飼い犬に手を噛まれたようなものである。病院に行ったら、バッチン×2と針を打たれたそうである。最近、裂傷には縫うのでは無くホッチキスの如きもので処置をするらしい。昨日抜糸の予定であったが、配偶者が本人に会ったら「抜針」であると訂正されたそうな。流石に頭だったので意外なほど出血したらしい。実は私も仕事中良く頭をぶつけるので気をつけよう。
先月買ったばかりのファービー人形が次女の手で床に数回叩きつけられ天寿を全うしてしまった。目を見開いたまま息絶えていたので閉じてあげたが、何と1ヶ月未満の生涯。不憫である。

1月15日(土)

本日は休日につきプログレはお休み。

宿泊時の子供達へのお土産をすっかり忘れていた事に気づいてしまった。「会社に忘れてきた」と言う事にして、長男の幼稚園のお迎え時間前に本屋へ行き、「たのしい幼稚園」と「りぼん」を購入(要するにお土産なら何でも良いのである)。最後に「りぼん」を手にしたのは陸奥A子等の時代だから相当久しぶりである。ついでに「レコード・コレクターズ」も買う。この雑誌のBeatles・アルバム特集も今回が最後となってしまった様で、何となく寂しい気もする。更に「アミューズ」誌も眺めた。26日発売号の最終頁にはプログレ特集記事の予告が載る筈なので、早くもその辺りが楽しみである。以上宣伝。

1月14日(金)

Gentle Giant 「In A Glass House」、「K.B.F.H.のライヴ」など。今日はひたすら眠く、Floydは運転中相当危険との判断からこの選択となった次第。

6時50分、松島の海に日の出を眺めながら朝風呂を戴くという幸せな目覚めであった。これで休日だったならそれはそれで素晴らしいのだが。
出社するなり私の配慮不足から得意先及びコンサルタントの方に多大なご迷惑をお掛けした事態が判明し、その収拾の為寝不足には非常に辛い一日となった。だがミスはやはりミス、海より深く反省する次第である・・・。
先日ギターの話で盛り上がった得意先の方と昼食をご一緒する。本日はレスポールのオリジナル’58年型の音の特徴などをお聞きし、愛器の写真も拝見。”The Song Remains The Same”をE・12弦ギターで弾くのが何故難しいと言われていたのか、ご教示により疑問が氷解。いずれ会社にギターを持ってきて昼休みに弾いてやる、等ととんでも無い事を聞かされたのでその折りは狙ってお邪魔しよう。

1月13日(木)

Pink Floyd 「Total Eclipse」Disc2の続きとAnge 「新ノア記」。ちなみに、仙台市若林区荒井・七郷地区の皆様、近所に私が昨年末にOPENチラシを担当した”Ange”というパン屋さんが頑張ってますんでどうぞご贔屓に。

近所の家に遊びに行った次女(約11ヶ月)が、そばを歩いていた1歳女児の胸ぐらをいきなり掴んで玩具を奪い取って泣かせたそうである。想像以上にタフ&ワイルドな性格に育ちつつあるので、以後気をつけねばなるまい。
本日は会社の泊まりがけ新年会である。昨年も同会場で、配偶者が臨月だったのにかこつけて泊まらないで帰宅したのだが罰が中たったのか凍結した坂道でスピンしたという苦い経験をしているので、今年は大人しく宿泊することにした。
こういう場では当然カラオケもせにゃならんのだが、そろそろ演歌やら何やら年齢相応の曲も歌える様にならんとなぁ・・。歌えるモノが見つからず誠に不便である。さて就寝時は社長・専務との3人部屋であった。宴会後はとっととみんな早く寝るだろう、と言う私の密かな予想を覆して種種雑多な話題に1時過ぎまで盛り上がってしまったではないか。ああああのーあしたも仕事なんですけど。しかも大分飲んじゃったんですけど。

1月12日(水)

Pink Floyd 「Total Eclipse」Disc2を途中まで。

出社して製版業者と打ち合わせを始めた途端にクラッと軽い目眩がした。これが前触れで2,3日経つと立派に風邪を引いているというパターンが多い。用心して今日は早く寝よう。
これ書きながらTangerine Dreamの 「Atem」を録音しているのだが、遙か昔、高校生の頃に聴いたイントロを覚えていたのに我ながら感心した。レコードを貸してくれた友人は香を焚きながら聴いていたのを思い出す。

1月11日(火)

連休中横浜から届いたPink Floyd 「Total Eclipse」Disc1のテープを聴く。やはり聴いたことの無い音源があるのでわくわくする。BBC関連もオフィシャル化すりゃあ結構面白いのになぁー。

某得意先へお邪魔して打ち合わせ中に「ところで、プログレオヤジなんですってね。実は私もそうだったりして!」なんてお話を戴き、仕事そっちのけで話に華を咲かせてしまったのである。名刺裏面に此処とプログレオヤジ同盟のURLを刷り込んでから久しいが、こういった場面でお仲間に会うのは実にお初の事であり、いささか意表を突かれたのであった。この方は昨年秋口からのお付き合いであったが、そんなそぶりは全く見せなかったので勿論ノーマークであった。聞けばスティ-ヴ・ハウとジミー・ペイジのファンとの事。究極のプログレはZEPであると譲らない方で、ギターのコレクターでもあり、現在は4本を所有、ギブソンSGのダブル・ネックもちゃんと持っている人である。長年疑問であった12弦のチューニング方法を初めて教えて戴いたほか、名古屋在住中の”シナモン”体験話などを聞かせて頂き私にとっては実り多き打ち合わせであった。さて今度”クラップ”でも教えて貰おうかいな。

1月10日(月)

本日はプログレ聴くチャンス無し。

プログレオヤジ革命講座(2)を読んではた!と思い出した。20代の頃も私は今と同じ様な仕事をやっていた。当時の得意先には引越屋さんなどもあったりして、3月の繁忙期などチラシなんぞをせっせと作っていた訳である。そんな折に自分が担当したチラシのデザインをそっくり盗用した業者が出てきて、その得意先から「何とかしてよ。」と苦情を聞かされた私は(まだ血気盛んだったものである)よっしゃ!とばかりその運送業者の元へと怒鳴り込んだのである。「社長に話があるんでーぃ!」なんて格好つけたは良いが、冷静になって周りを見ると、目つきの妙に鋭いソリコミを入れた若者がたくさん立っているし、応対に出たオヤジは「ねぇあんた、ウチの社長がどんな人か知っとるの?」なんて凄んでいるのである。「どんな人って・・・あのぉどんな人・・・なんですか?」「奥*▼○◎。」要するにマル暴関係の事務所だったのね。この時点で漸く事態を飲み込んだ私だったが、肝心の話をしないで帰る訳にもいかないではないか。おそるおそる事情を話すと、「あれは印刷屋が勝手にやったんや!」という事で話は終わってほっとする始末である。血気盛んな20代とは言え、当時から小心者だった私があべこべに卑屈に謝りながらこの方々から逃れたのは言うまでもない。ところが後日件の得意先にこの事を報告しに行くと、「えーっ。ホントに行ったの?」なんて言って笑っているのだ。この人、ヤバイ会社って知っていたのである。そしてこの時から私は少し大人になった・・と一応思うのだが。

話は全く変わるが、朝ふと思い立ち一番町の某オーディオ店に電話して聞いてみると、「バランス・ウォッシャー」があると言うではないか。ファンシー・グッズが欲しいという上の子供2人をダシにして早速行ってみることにする。
私の用事は5分で済んだが、子供が欲しいと主張する物が全く見つからない。滅多に繁華街のそんな店に出入りする事のない田舎物の親子3人、折しも成人式関係であろう振り袖姿の土人娘がわさわさとがに股で闊歩する一番町をふらふらと彷徨い、結局はいつも立ち寄る郊外の玩具屋に行く羽目となる。連休最終日はいつもの如く疲労感を残して終了した。
だが懸案のTangerine Dreamのレコード10枚録音もそろそろ始めなければならない。まずは「Alpha Centauri」からである。これ、実は高校生の頃小遣いはたいて買ったのだが、さっぱり解らず、挙げ句の果てに火事で焼けてしまったという私にとっては悲運のレコードなのである。あれから20年余、許容出来るまで成長したのであろうか。

1月9日(日)

本日も家族移動時の車中、微音量にてUK 「Night After Night」を聴く。

正月に配偶者がザ・モールにて次女のまあまあ可愛いエプロンを買ってきていたが、もう一着あっても良いのではないかと言うことになり買いに出かけた。まあそれがどえらい混み方であり何じゃこりゃと思ったらバーゲンを開催中で全くもって何も知らない平和な家族である。
親戚が子供用のテレビデオを呉れると言うので洋酒を一本持参して引き取り、近所の配偶者の実家へまたまた参上。義母より蜜柑一箱の買い物頼まれたのを良いことに中古CD屋へ寄り道をする。何も買わずに帰って来たが、Pink Floyd 「Shine On」のBOX(輸入盤)18,000円やP.F.M. 「甦る世界」紙ジャケ1,800円等を確認。Yes紙ジャケは未だ出ず。
TVを眺めているとゲーリー・オブライトに訃報に仰天する。冥福をお祈りする他はない。それにしても最近若いレスラーが急死することが多く、本当に驚かされる。無我・西村選手のその後も心配だ。

1月8日(土)

山形へ行く道すがら微音量にてGiltrapさんのテープを聴く。B.J.H.など。

定義山へ安産の御礼参りに行く。次女が生まれて10ヶ月も経っていると言うのにすっかり忘れていたのである。相変わらず不信心を絵に描いたような家族であることよ。往路仙台駅前でどう見てもプロレスラー!の風貌のオヤジがぬーっと歩いており、信号待ちで改めて眺めてみると冬木選手であった。年末にゴミと一緒にトラックで連れ去られたと聞いていたが、後楽園ホールからここまで運ばれて来たのであろうか。
定義山ではお約束の油揚げと味噌おにぎりを食す。ここの油揚げは揚げたてで非常に旨いのである。これだけは忘れる訳にはいかぬ。ところで今日も昨日に引き続き異様に暖かい日で雪も非常に少ない。本当に今は1月なのであろうか。
帰宅後、懸案のタンジェリン・ドリームのレコードの録音をいよいよ開始しようと開けて見たら、盤面にカビが生えていたり、予想以上にコンディションが酷い。コレでは聴けぬぞ。はみるさんに教えて戴いたバランス・ウォッシャー等、早急に対策を練らねばならんようである。(まだ買ってなかったのかって?・・・スミマセン)

1月7日(金)

King Crimson 「Larks’ Tongues In Aspic,partⅡ×?」のテープを聴く。

今日も今日とて3連続の寝不足である。2時に眠りについた筈なのに5時には目が覚めてしまったーわおわおぉーんなんてまるで老人ではないか。一体何故だ?誰か知らせてくれ給ふことなかれ。オマケにどんな理由か教えて欲しいもんだが、昨年末のどの平日に比べても市中道路が混みに混んでいた。従って私が這々の体でグレート・ミュージック中央本店に到着したのは昼休みもほぼ終わりに近い時間では在ったのでゆっくり眺める時間はとってもじゃないが確保出来ず、朦朧曖昧模糊とした脳味噌で懸案の2枚を手にしてよろよろとビルの外に出た訳である。ちなみにこの狭いビルには消費者金融業者が数件入居しており、エレベーターでご一緒する方々には勉強させられる。えーとええとそれで、その2枚ですけんど、All About Eve 「Scarlet And Other Stories」及びBarclay James Harvest 「In Concert 1974」の2枚、10%割引で2,700円税込み也。
とっとと昼御飯を処理せねばならなかったのであるが時間も無いし、いつも通りすがりに寄るベーカリィで適当に中味の無いパンでも買ってと思ったが、扉を開けた瞬間寝不足のせいだろうか普段は食欲を催す筈のバターやラードの匂いに吐き気を催したので急遽隣の喜多方ラーメン屋に乱入、しかしながら更に胃の腐に異常を覚える羽目になったことには隣の席に癌グロ女子高生の集団がネギラーメン啜りつつ此の世のものとは思えぬ低脳な会話を弾ませていたのであった。今は冬休みであり、日頃此の手の集団と相まみえる経験が無い田舎オヤジだけに印象は強烈である。何しろ全く完全に可愛くは無いのである。もっとはっきり言えば実際SFXにしか見えんのである。ファッションには時代の反発=同世代以外の感覚的無理解が付きものでんがなと諭されても敢えて私はそう言うで。しかも我々がかつて知っていたこの世代の知能はもう少し高級だった筈だが、携帯でわざわざ相談する内容を理解するには私などおおよそ解脱10回くらいしないくては足らないんではないかと落ち込ませる会話をしているのだ。もっともこんな感想を今頃抱くのは大間抜け大至極ではあるが、5分後に届いた醤油麺をその内の一人の後頭部に丼ごとリンスしてやりたい衝動に駆られ、震える右手で丼を抑えるのにまた力を使い果たしてしまった。まあいつもの事ではあるけどね。私の娘が高校生に成る頃にはこの流行は過ぎ去っているとは思うが甚だ心配だ。娘二人の内一名は天然地黒なもんで。

1月6日(木)

Pink Floyd Pink Floyd 「Delicate Sound Of Thunder」のDisc1&2を聴く。

新年になると、同級生や学生時代の友人からメールを貰うことが多い。年賀状にメール・アドレスを入れる人がやはり増えている為でもあろう(今年は入れなかった。只単に忘れただけである)。懐かしい声が聞こえて来て近況を想像すると、やはり現在の自分の生きている姿勢(主として仕事関係)を振り返る事になってしまうのである。自宅に居ながら仕事上の気が重いメールを書かねばならぬと言えばなおさらである。今俺はこの場所でこんな事ばかりやっていて良いのか?他にもっとやるべき事があるのでは無いか?自分は狭い世界に温々と安住し過ぎた様が気がしてきてならない。一歩外界に出た時に今の自分は果たして社会で通用するのだろうか?もっと他の新しい地平を求めずにこのまま定年を迎えたその時に納得して退職していけるのだろうか?・・・なーんてこんな事ばかり考えてしまうのは、最近プログレの聴き方が足りないからなのだろうか。そう言えば中古CD屋へも行っていないし・・・と云うお決まりの誘導にもイマイチ力が入らなかったりして。
帰宅するとアミューズ編集部よりメールがあり、来月掲載予定のインタビュー記事の校正を明日送って下さるとの事。やや元気が出る。

1月5日(水)

King Crimson ”Fracture”など。午前中は年始挨拶の為の集団行動により勿論プログレなど聴ける訳が無い。従って午後より少々、あくまでも基本に忠実な男である。

仕事始めが嬉しくて仕方がなかったせいか夕べは床に入ってから全く寝付けず、漸くうとうとし始めたのは5時頃であった。そこまで起きているんだったら本でも読んでいれば良かったのだ。ただ布団の中で悶々としていただけだったのは殆ど人生の無駄遣いとい云ったものである。しかもお陰で今日は始終頭がぼぅっとしており、営業会議では折角じっくり準備していた筈の内容とは全く違う話をしてしまった。新年早々阿呆な話である。

1月4日(火)

あれよあれよと言う間に休みも最終日である。夜3人の子供を風呂に入れていると、もう戻ってくることのない6日間の重さをひしひしと感じてしまう。本を一冊読むわけでも無く、プログレ聴くでも無く、一昨日迷子を一名保護した以外は善行を施すこともなくただ終わってしまった。半強制的とは言え結構子供達と接する時間は長かったと思うのだが、配偶者に言わせればおそらくまだまだ根本的に態度が悪い、という事になってしまうのであろう。

1月3日(月)

此処に至って曜日の感覚が既に無い。

夕刻いよいよ自宅に帰ったものの、出来る事と言えば年賀状を出し損なった方々への返事をしたためる位であり、家族は酔っぱらう家長を無視して寝床に入ってくれたのでここで初めて2,000年代初のプログレを聴く・・・筈だったがアルコールの廻りが予想以上に早く、David Bowieの”Time”を聴き始めて直ぐに記憶が途切れている。

1月2日(日)

引き続きプログレ初めはお預け。

午後よりイトーヨーカ堂へ初売りに行く。昨年に比べれば人出は少ないと感じていたが、実は中心部ではなかなかの混雑で在ったらしい。

あんまり暇なので配偶者実家の父と連れだって、近所に出来た書店&スポーツ屋へ行く。輸入CD500円均一セールをやっていたのですかさず覗き、David Bowie 「A Lad Insane 」 及びGENESIS 「We Can’t Dance」を買う。引き続きスポーツ屋に行ってみると、以前米通販番組で見かけたAero-Fitが置いてあった。馬鹿にしていたのだが、実際に10分試してみると十分な有酸素運動が出来るらしくヘロヘロと成る。NASAが開発に絡んだというだけあってなかなかの優れモノかもしれぬ。

1月1日(土)

プログレ初めはお預け。

配偶者の実家と言うことで、普段は放って置く子供の措置も気に掛けたりしていたりする。ただ、この辺りの事情も手伝って飲み過ぎることもなく逆に良いかも知れぬ。
大崎八幡宮に初詣。不況の為か人出が少ないように感じられる。露店の状況は相変わらずだが、かつては人混みを掻き分けて・・・という感で在ったのが嘘のようである。
次女が思ったよりお利口でなかなか宜しい。
やはりゴロゴロしていることが多く、体重の増加が早くも気がかりである。